この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
進撃のマギカロギア
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- 1 : 2016/06/07(火) 07:58:12 :
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このssは進撃キャラがTRPGのマギカロギアをプレイしてみたss・・・ではなく、マギカロギアの世界観でssを書きます。一言で言うと、マギカロギアパロの進撃の巨人ssです。
[簡単な説明]
・現パロ&魔法
・中二
・メインキャラは魔法使い
・中二
・悪い魔法使いと戦ったりする
・中二
・中二
・一部オリキャラあり(単なる脇役です。重要な部分はほぼ進撃キャラです。)
とりあえずこれだけ頭に入れておいてください。需要あるのかなこれ・・・
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- 2 : 2016/06/07(火) 08:04:07 :
- マギカロギアのルールブックのサンプルシナリオ【花嫁にブーケを】のネタバレを含みます。
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- 3 : 2016/06/07(火) 15:11:26 :
- [6月2日 木曜日]
私はミカサ・アッカーマン。・・・とは言ってもこの名前は本当の名前ではなくかりそめの名前。実は私は普通の人間ではない。魔法使いだ。いえ、正確に言えば前は普通の人間だった。とある出来事により魔法使いとして目覚めた私は、普通の学生として過ごしつつ魔法の修行をしている。
マリー「ミカサさん!」
ミカサ「・・・こんにちはマリー。」
彼女は近所に住んでいるマリーという女の子。将来の夢はパティシエールになることという事とても女の子らしい夢を持っている。
マリー「ねぇ、ミカサさん聞いて?」
ミカサ「どうしたの?」
マリー「今度の日曜日、お姉ちゃんが結婚するの。」
ミカサ「え、ハンナさんが?」
ハンナさんはマリーのお姉さんで確か元警察官だったはずだ。そういえばお付き合いしている人がいると聞いたような気がする・・・
ミカサ「そう、おめでとう。」
マリー「でも・・・」
ミカサ「でも・・・?」
マリー「ううん。なんでもない。」ニコ
ミカサ「?・・・そう。」
マリー「じゃあ私もう行かないとだから!!」ダッ
ミカサ「あ・・・」
マリーのご両親は確か彼女が小さいときに亡くなっていた。・・・二人きりの血縁だ、もしかしたらハンナさんの結婚に寂しさを感じているのかもしれない。
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- 4 : 2016/06/07(火) 16:31:24 :
- [同日 夜]
ジャン「あーあ・・・エレンの野郎がミスしなければあの試合勝ててたのによー。」
アルミン「まぁまぁ、別にエレンだけのせいじゃないでしょ。僕も足引っ張っちゃったからなぁ・・・」
ジャン「いやアルミンは・・・・・・あ、うん。」
アルミン「・・・えぇー?そこは否定するところじゃない?」
ジャン「・・・・・・お前が言うか?」
アルミン「言うこともあるよ・・・・・・あれ?」
ジャン「なんだ?」
女の人「う、うぅ・・・・・・」
アルミン(具合でも悪いのかな?)
女の人「いやああああああああーっ!!!!」
めきっ
アルミン「え・・・・・・?」
そのとき僕は確信した。
121年と179日生きてきたけどこの出来事はこれからも絶対に忘れないだろう。・・・・・・いや、忘れる事なんて出来ない。
悲鳴をあげた女の人が、めきめきと音を上げながら色とりどりの薔薇へと変容する様は、僕の脳裏に焼きついてしまったのだから・・・。
ジャン「・・・・・・・・・!!おい、あいつ・・・・・・」
アルミン「へ・・・・・・?」
????「・・・・・・」スッ
ジャン「あいつ、今のに何か関わってるんじゃないか?」
アルミン「う、うん・・・・・・」
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- 5 : 2016/06/07(火) 17:36:24 :
- [同日 市立図書館]
リヴァイ「来たか・・・」
エレン「は、はい!」
リヴァイ「今日お前に来てもらったのは他でもない・・・現在この町で発生している“人が薔薇に変化する”という事件についてだ。」
エレン「・・・・・・それって。」
リヴァイ「あぁ、魔法災厄だ。」
エレン「魔法災厄・・・」
リヴァイ「これは〈豊かなる歪みの緑〉という禁書 の仕業だ。そこでエレン、お前には・・・」
エレン「もしかして・・・禁書の回収ですか!?」
リヴァイ「あぁ。というか最後まで話を聞け。」
エレン「す、すみません・・・」
リヴァイ「お前には・・・いや、お前らには〈分科会〉を結成してもらう。」
エレン「よっしゃああああああー!!!」
リヴァイ「うるせぇ。」
エレン「ごめんなさい。・・・・・・あの、ところで他の人は・・・」
リヴァイ「・・・お前の知り合いばかりだ。」
エレン「それって・・・」
リヴァイ「ミカサ、アルミン、ジャン・・・そしてエレンの四人で分科会を結成してもらう。」
エレン「知り合いばっかりじゃないですか!!!」
リヴァイ「言っただろう?」
エレン「あの!もしかしてリーダーは俺ですか!!!」
リヴァイ「そうだ。」
エレン「よっしゃああああああー!!!」
リヴァイ「ところで聞くが・・・エレン、今魔力はどれだけある?」
エレン「魔力ですか?えっと・・・5です。」
リヴァイ「・・・・・・・・・」
エレン「・・・・・・・・・」
リヴァイ「おい・・・低くないか?」
エレン「すいません・・・調子良くなくて・・・」
リヴァイ(エレンではなくジャンをリーダーにするべきだったか。・・・まぁいい。)
リヴァイ「一応お前をリーダーに指名しておくが、1人で突っ走りすぎるなよ。」
エレン「はい。」
リヴァイ「というよりも大事な事を決める時はアルミンに任せた方がいいんじゃないか?」
エレン「俺も・・・そう思います。アルミンは他のやつより年上だからしっかりしてるし。」
リヴァイ「ところで今回の事件・・・“ハンナ”という人物が関わっているようだ。」
エレン「ハンナ・・・・・・?」
エレン(あれ、そんな名前確かどこかで・・・・・・)
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- 6 : 2016/06/07(火) 19:34:22 :
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ガチャ
ハンジ「やっほー!!!呼ばれて飛び出てハンジさんだよぉー!!!」
エレン「!?」
リヴァイ「帰れ。」
ハンジ「もぉ!そんな冷たいこと言わずにさ、ね!聞いてよ!!」
リヴァイ「要件をさっさと言え。」
ハンジ「実はね・・・このssを読んでくれてる方々にちゃんと説明がされてないなーって思って出てきました!」
リヴァイ「おい・・・何の話だ。」
ハンジ「まずは禁書 についてね。」
リヴァイ「おい無視するんじゃねぇ。」
ハンジ「禁書っていうのは強大な魔力を持ったものだよ。書って付いてるけど意思を持ってて喋ったりするよ。・・・で、意思を持ってるんだけど大抵ロクな事考えてないからね!だから魔法災厄っていう事件を禁書が起こしてしまうんだ。」
リヴァイ「結構ざっくりした説明だな。」
ハンジ「その禁書を集めるのが我々魔法使いの使命だよ!」
エレン「俺は今回初めて仕事します!」
ハンジ「うんうんそうだったね・・・!ところで、なぜそんな危険なものが野放しにされてると思う?」
リヴァイ「元々は大法典 で管理されていた。・・・だが10年ほど前に起きた事件のせいで世界中に散らばった。」
ハンジ「ピンポーン!!大正解!!」
リヴァイ「常識だこんなもんは。」
ハンジ「次は・・・書籍卿 について、かな。書籍卿は・・・」
エレン「敵です!」
ハンジ「うん、そうだね。禁書の力を私利私欲の為に利用する悪の魔法使いだよ。」
リヴァイ「書籍卿と戦うのも俺たちの仕事の1つだ。」
ハンジ「もしかしたら今回の魔法災厄も・・・ね。」
エレン「まさか書籍卿が?」
ハンジ「可能性の話だよ。・・・あ、禁書について1つ説明し忘れた事があった!」
リヴァイ「・・・断章 か。」
ハンジ「そう!!禁書もね・・・我々に回収されたくないから1箇所に留まらないんだよ。3つくらいに分かれて隠れてしまうんだ。」
リヴァイ「おそらく今回も既に分かれているだろうな。」
ハンジ「今回集める事になるのは〈豊か〉〈歪み〉〈緑〉かな。」
リヴァイ「その3つの断章をエレンたちには日曜日までに回収してもらう。」
エレン「はい。」
リヴァイ「日曜日になったら儀式魔法による禁書の封印を行う。」
ハンジ「それまでに断章全部集めないと、禁書との対戦の時に禁書が強くなってしまうからね。」
エレン「はい!」
ハンジ「さて・・・とりあえずはこんなところかな?」
リヴァイ「明日四人でもう一度来てくれ。」
エレン「わかりました。」
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- 7 : 2016/06/07(火) 21:22:11 :
- [6月3日 金曜日]
マリー「・・・・・・」テクテク
????「マリーちゃん。」
マリー「!!」
????「お姉さん、もうすぐ結婚なんだってね、おめでとう。」
マリー「あなたはいったい・・・それにどうしてその事を知って・・・」
????「はい、これはプレゼントだよ。お姉さんに渡してくれる?」
マリー「薔薇の・・・花束?」ガサ
ふわっ
マリー「わっ!花弁が・・・」
????「じゃあね。」
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- 8 : 2016/06/07(火) 21:23:39 :
- イェーガーたちによるイェーガーのためのイェーガーマギカロギア
期待です^q^
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- 9 : 2016/06/07(火) 22:43:41 :
- >>8
ありがとうございます
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- 10 : 2016/06/07(火) 22:44:58 :
- [同日]
リヴァイ「ハンナの妹のマリーが断章に憑依された。」
ミカサ「!?」
アルミン「それって・・・!」
エレン「ミカサ・・・どうしたんだ?」
ミカサ「何故、マリーが・・・」
ジャン「なんだ知り合いか?」
ミカサ「えぇ、家が近所でよく話をしたりしている。」
エレン「あぁ、
だからハンナって名前に聞き覚えがあったのか・・・」
アルミン「えっと・・・今回の魔法災厄は確かハンナさんって人が関係してるんでしたよね?」
リヴァイ「そうだ。」
アルミン「その妹に断章が憑依したって事は・・・」
ジャン「・・・他の断章もハンナって人、もしくはその関係者に憑依してる可能性があるって事か?」
リヴァイ「その可能性はある。」
ガチャ
ハンジ「呼ばれて飛び出てハンジさんだよー!!!」
リヴァイ「呼んでねぇ。」
ハンジ「はい!今回は“憑依”について説明します!」
アルミン「ハンジさん・・・どこ見てるんですか?」
ハンジ「ちょっと画面の向こう側をね!」
ミカサ「画面・・・?」
ハンジ「禁書がいつくかの断章となって隠れるって話はしたよね?そのほとんどが人間に隠れてしまうんだよ!その状況の事を“憑依”と言うよ!」
アルミン「断章は人間などに憑依して誘導する事で魔法災厄を引き起こします。」
ハンジ「あれ・・・?」
アルミン「ちなみに、憑依には“憑依深度”というものがあって、0~4の数値で表されます。」
リヴァイ「0なら断章の影響はほとんど無い。1になると断章の影響力が発生する。」
アルミン「2~3まで行くと普段ならしないような不自然な行動になってしまいます。4まで行ってしまうと・・・」
ハンジ「憑依された人の魂は完全に無くなるよ!!あっぶねー!仕事取られたかと思った!!」
アルミン「つまり憑依深度が4になった時点で手遅れって事です。」
リヴァイ「憑依を解除するには断章に【魔法戦】を挑むしかねぇ。」
ハンジ「あああああ!仕事取られた!」
エレン「魔法戦・・・!!じゃあリーダーの俺が!!」
リヴァアルジャン「待て待て待て。」
エレン「え?」
リヴァイ「てめぇ自分の魔力を見てから言え。」
アルミン「基本君には戦闘させたくない。」
ジャン「この脳筋バカが。」
ハンジ「はい!ちょっとストップ!」
リヴァイ「なんだいいところだったのに・・・」
ハンジ「その前にハンジさんみんなのこともっと知りたいなぁ・・・」
アルミン「えっとつまり・・・ステータス公開をしろって事ですか?」
ハンジ「そういうこと!」
エレン「え、じゃあ・・・俺から。」
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- 11 : 2016/06/08(水) 00:24:37 :
- エレン「俺はエレン。
実践者 の書警 で力の領域の魔法使い。」
ハンジ「そうなんだー。まぁ知ってるんだけどね。」
リヴァイ「魔法使いの世界は身分に厳しい。基本的に身分が高いやつらの言うことは絶対だ。」
ハンジ「例えばエレン、ミカサ、アルミン、ジャンの四人は全員実践者なんだけど、この実践者っていうのは七つある階級のうちの上から五番目・・・あまり高くないね。」
リヴァイ「だが実践者になる事で1つ変化が起きる。・・・ミカサ。」
ミカサ「・・・・・・不死身になります。」
ハンジ「そうだねぇ、最近ミカサもなったばかりだったよね。」
リヴァイ「では階級が同じだった場合どうやって上下関係を決めるのか。・・・アルミン。」
アルミン「“経歴”で判別します。上から書警 、司書 、書工 、訪問者 、異端者 、外典 の6つあります。」
ジャン「俺も書警なんだがな。・・・なんでエレンがリーダーなんだよ。」
アルミン「書警は禁書による魔法事件を解決するための訓練を受けてるから・・・禁書回収と魔法戦のスペシャリストなんだよね。」
ミカサ「私は訪問者。」
アルミン「訪問者は元は普通の人間だったけど・・・何らかの原因で魔法に接触して魔法が使えるようになった人達の事だよね。」
ジャン「なぁ、1ついいか?」
アルミン「なに?」
ジャン「なんで説明口調?」
アルミン「・・・ちなみに僕は司書だよ。」
ジャン「司書は魔導書の専門家で魔導書の知識を活用して仲間を助ける奴らの事だよな・・・・・・!?俺も説明口調に!?」
エレン「・・・てわけで上の人には逆らえないんだよな。」
リヴァイ「このよく分からない説明はいつまで続くんだ・・・」
ハンジ「まぁまぁ!みんな初任務なわけだし細かいところもしっかり確認しておこうよ!・・・てなわけで、次は領域についてだよ!領域というのは」
リヴァイ「魔法には様々な種類があるが大まかに6種類の分野に分けられる。その中で最も得意な分野が自分の領域となる。」
ハンジ「ちょっと遮らないでよー!!ちなみに6種類の分野は[星、獣、歌、夢、闇]って感じだよ。」
アルミン「僕は星、ミカサは歌、ジャンは獣の領域の魔法使いだよ。」
ハンジ「よし、次は君たちの細かいステータスを公開してもらおうかな・・・」
[かりそめの名前]
社会で生活するための名前。
[年齢]
そのまんま!説明不要だよね?byハンジ
[魔法名]
魔法使いとしての名前。
[攻撃力]
これもそのまんま!byハンジ
[防御力]
これもry byハンジ
[根源力]
どれだけ魔力を内包できるかを表した数値。元型と呼ばれる魔法生物を一度に何体まで制御できるかも表している。
[特技]
魔法使いとして得意な魔法の力。
[魂の特技]
自分だけの特技。その魔法使いから見た世界の本質。
[魔力]
いわゆるHP
[蔵書 ]
いわゆる魔法の事。
[真の姿]
魔法戦の時に真の姿を解放することができる。
【アンカー】
後で説明するよ!byハンジ
ハンジ「こんな感じで表にしてあるから。・・・全員分一気にいくよ・・・・・・どどん!!」
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- 12 : 2016/06/08(水) 07:18:30 :
- [かりそめの名前]エレン・イェーガー
[年齢]15
[魔法名]紅蓮の弓矢
[攻撃力]3+1=4
[防御力]3
[根源力]3
[特技]自由、炎、怒り、大地、未来
[魂の特技]熱
[魔力]5
[蔵書 ]緊急召喚
周囲にいる精霊を呼び出す。騎士召喚 (炎)
攻撃に優れた騎士と呼ばれる元型 と契約し使役する。攻則
攻撃力が一点上昇する。火球
巨大な火の玉で敵を蹴散らす。魔弾
どこまでも敵を追尾し、決して止まることのない魔法の矢。書刑
エレンの使用する呪文に対して抵抗判定にマイナス2の補正がつく。
[真の姿]????
【アンカー】
モーリス(クラスメイト)・・・興味(3)
ハンナ・・・興味(1)
[かりそめの名前]ミカサ・アッカーマン
[年齢]15
[魔法名]癒しの旋律
[攻撃力]3
[防御力]3
[根源力]3
[特技]旋律、恋、花、雨、迷い
[魂の特技]約束
[魔力]9
[蔵書 ]緊急召喚 騎士召喚 (旋律)幸運
何かに失敗したときに3回までやり直す事ができる。回復
癒しの調べで傷を治す。呪毒
相手の魔法に対する抵抗力を低下させる。火花
魔法の火花を生み出し、敵を傷つける。
[真の姿]????
【アンカー】
ラブ(クラスメイト)・・・支配(3)
マリー・・・興味(1)
[かりそめの名前]アルミン・アルレルト
[年齢]121(見た目15)
[魔法名]大海の楽園
[攻撃力]3
[防御力]3
[根源力]3
[特技]海、天空、希望、波、勝利
[魂の特技]楽園
[魔力]8
[蔵書 ]緊急召喚 騎士召喚 (天空)裁断
対禁書専用攻撃魔法。容赦なくページを斬り裂く。分析
仲間の防御結界を強化する。支援
誰か別の人物が使う魔法が起こりやすくなる。沈黙
魔法が発生しにくくする。
[真の姿]????
【アンカー】
ハウル(ペンフレンド)・・・尊敬(3)
謎の人物・・・宿敵(1)
[かりそめの名前]ジャン・キルシュタイン
[年齢]15
[魔法名]霊眼の狼
[攻撃力]3
[防御力]3
[根源力]3
[特技]叫び、牙、追憶、情熱、静寂
[魂の特技]闘争
[魔力]9
[蔵書 ]緊急召喚 騎士召喚 (追憶)騎士召喚 (叫び、)返呪
敵の呪文を乗っ取り、自分がそれを操作する。雷鎖
雷の罠を用意しておく。霊眼
どんな隠蔽魔法をも見通す強力な魔眼。
[真の姿]????
【アンカー】
ジル(クラスメイト)・・・恋愛(3)
謎の人物・・・宿敵(1)
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- 13 : 2016/06/09(木) 21:04:24 :
- エレン「・・・・・・」
ミカサ「・・・・・・」
アルミン「・・・・・・」
ジャン「・・・・・・」
エレン「ちょっと待て!!!なんだそのお前らの魔力!!!!」
ミカサ「びっくりした・・・まさかエレンだけずば抜けて低いと思わなかった。」
アルミン「ほんとだよね・・・」
ジャン「いやそこじゃねぇだろ!?!!!?」
アルミン「え?」
ジャン「お前100歳超えてたのかよ!!!!」
アルミン「うん。」
ジャン「まじかよ・・・その見た目で?嘘だろ・・・」
アルミン「こんなの別に普通だと思うけどなぁ。」
ハンジ「実践者だからね・・・ちなみに私もリヴァイも見た目ほど若くはないよ。」
ジャン「それはさすがに知ってますけど・・・アルミンのは初耳だ。」
エレン「俺たちは知ってたぞ?」
ミカサ「多分知らないのはジャンだけ。」
ジャン「はぁっ!?」
アルミン「うーんまぁ言ってなかったしね。それにジャンとはここ一年のあいだに知り合ったから。」
ジャン「・・・そういえば、なんでそんなに生きてるのに実践者のままなんだ?昇格はしないのか?」
アルミン「僕別に身分とか地位とかに興味ないからさ・・・不死身ならそれでいいかなって。」
ジャン「まぁお前・・・貧欲そうだもんな。」
アルミン「よく言われる。」
ジャン「逆にこの歳でなんで中学性やってんだお前・・・」
アルミン「ふふふ、ちょっとね。」
ジャン「なんだよそれ・・・」
ハンジ「じゃあ“アンカー”について説明するよ!そもそも、この魔法が存在しないとされている世界で魔法使いたちが生きていくのは難しい事なんだよ。アンカーは魔法使いにとって命綱のようなものだよ。普通の人間・・・愚者 や他の魔法使いと運命を結んで無理矢理現実世界に留まっているんだ。
だから大切にしないとね?・・・もしアンカーを全員失ってしまったら、消滅 してしまうよ。」
リヴァイ「・・・お喋りはそのへんでいいな。お前たちには予定通り分科会を結成してもらう。」
ハンジ「あ!!!分科会の説明するの忘れてたよ!!!!分科会とは・・・」
アルミン「大法典 の魔法使いたちが禁書を回収するために結成するチームのことです。」
ハンジ「あぁ!!大法典の説明もしてないよ!?大法典とは・・・」
リヴァイ「大法典とは禁書を取り締まり、魔法を一般世界から隔離することに努めている学派だ。大法典以外の学派の奴らは書籍卿・・・つまりは悪い魔法使いだ。」
ハンジ「私の仕事取らないでくれる!?」
エレン「そんなこんなで俺たちは分科会を結成して禁書を回収したり書籍卿と戦ったりするんですよね!」
リヴァイ「そうだ。」
ハンジ「ねぇ無視しないで!!!!」
ミカサ「・・・あの。」
エレン「ん?どうした?」
ミカサ「マリーに取り付いた断章・・・私に任せてほしい。」
エレン「は!?」
ジャン「ミカサ・・・本気か?」
エレン「なに言ってんだ俺が・・・」
アルジャン「エレンは黙ってて・ろ」
エレン「なんだよ・・・」
ミカサ「マリーは私の知り合いだし・・・私が助けてあげたい。」
エレン「でもミカサはあまり戦闘向きじゃないだろ?」
ミカサ「それでも・・・やらなければいけない。」
アルミン「・・・・・・うん、ミカサに任せようか。」
アルミン(正直エレンに任せるよりはマシだ。)
エレン「なぁ、何もミカサじゃなくても・・・ジャンだって書警じゃねぇか!」
ジャン「だな、俺がやろうか?」
アルミン「いや・・・・・・今回の魔法災厄にもし書籍卿が関わっていた場合、ジャンに頼みたいんだ。」
エレン「はぁ!?俺は!!」
アルミン「魔力5だろ!?」
エレン「そうだった・・・」
アルミン「僕の魔法は対禁書向きだし・・・ジャンに頼むしかないんだ。」
エレン「じゃあなんだ・・・俺は今回出番無しか?」
アルミン「うーん・・・」
ミカサ「先のことは置いておいてとりあえず今はマリーに憑依した断章に集中したい。」
ジャン「・・・だな。」
アルミン「マリーちゃんにどんな断章が憑依しているかも調べておかないと・・・」
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- 14 : 2016/06/16(木) 12:46:04 :
- [同日]
町の遙か上空。アルミンは重力から解き放たれ、自由に空を飛んでいた。
お天道様にはなんでもお見通し・・・と、何かで読んだ。
確かにそうだ、ここはいろいろなものが見える。
アルミン(ハンナさんの妹・・・マリーちゃんの事が知りたい。)
【調査判定】
特技:天空→6(成功)
アルミンがそう念じるとマリーの情報が自然と頭に入ってきた。
マリーは、謎の人物に手渡された断章〈豊穣〉に憑依されている。
〈豊穣〉
憑依深度:0
攻:4
防:2
魔:6
魔法:呪毒
特技:悪意
アルミン(マリーちゃんに憑依しているのは・・・断章〈豊穣〉か。・・・よかった、まだ憑依はそこまで進行していない。・・・けど、攻撃力が高いな・・・ミカサで凌げるかどうか。)
アルミン「さて・・・・・・・・・」
ビューン
ハンジ「やっほー!」
アルミン「うわっ!?」
ハンジ「なにしてるの?」
アルミン「なにって・・・調査ですよ!」
ハンジ「調査について説明しに来たよ!」
アルミン「唐突ですね!?」
ハンジ「まずこのss・・・プレイssじゃないと言ってますが振るべきところではしっかりダイスを振っています!!」
アルミン「え!?」
ハンジ「さっきの特技判定も失敗する可能性があったよ。」
アルミン「よかった・・・成功して。」
ハンジ「まぁとりあえずなんか成功したなーとか思っとけばいいから!」
アルミン「そんな適当な・・・じゃあダイス振る意味無いですよね?」
ハンジ「・・・・・・・・・」
ビューン
アルミン「あ、ちょっと・・・」
アルミン(逃げたな。)
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- 15 : 2016/06/17(金) 20:32:35 :
- アルミン「・・・と、いうわけでミカサ・・・頼んだよ。」
ミカサ「わ、わかった。」
人気の無い路地裏に、ミカサたち分科会のメンバーと、断章に憑依された少女マリーがいた。
ミカサ「マリー・・・」
マリー「ミカサさん、話ってなんですか?」
ミカサ「・・・あなたに憑依した断章を回収しに来た。」
マリー「・・・・・・・・・」
ミカサ「断章〈豊穣〉は、私・・・《癒しの旋律》が必ず回収してみせる!!」
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