ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

貴女と過ごした時間

    • Good
    • 5

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/06/04(土) 21:28:15
    素敵な恋とは一体どんな恋なのだろうか


    お互いが愛し合うことが許された恋が世界で一番素敵な恋愛なのだろうか


    どんな形で人を好きになれば報われ、幸せになることができるのだろうか


    このお話は一人の男の物語である


































    SSを読者の皆様に気持ちよく読んで貰うために、作品が終了するまでコメントを制限させて頂きます。  

    コメントを貰えると本当に嬉しいです  
    しかし、途中で貰ったコメントを非表示にするのは心が痛みます。  

    ですので、作品が終了するまではこちらにコメントを頂けると嬉しいです!  

    http://www.ssnote.net/groups/347/archives/5  
    作品の感想
  2. 2 : : 2016/06/04(土) 21:29:30
    ある街に一人、あまり目立たない男がいた





    モブリット「ん~」




    男の名前はモブリット・バーナーと言い、あまり目立たない大学生である

    彼は人前で強く意見を口に出したりしない控えめな性格をしていた





    モブリット「・・・」



    モブリットは今日も意味もなく散歩をしていた

    彼はこれがやりたいという趣味や夢はなかった

    自分が誰かの為に全力を出せる日は永遠に来ないと自分で決めていたのだ






    ペトラ「モブリット~!」


    モブリット「ペトラさん?」




    そんなモブリットにある女が声をかけた
    最近、モブリットの同級生であるオルオと付き合い始めたペトラという人である
  3. 3 : : 2016/06/04(土) 21:29:53
    ペトラはアルバイトの帰りだったようだ
    モブリットに話しかけたのは帰り道を散歩していた姿を見たからだそうだ




    ペトラ「また散歩してたの?」


    モブリット「えぇ、散歩すると気分が落ち着くというか、何というか」


    ペトラ「ふふ、モブリットらしいね」



    ペトラはそう言うと笑顔を見せてくれた
    モブリットとペトラは同じ大学で一緒によく過ごしていたのだ





    モブリット「オルオは?」


    ペトラ「オルオは単位とりに大学で講義受けてるよ、まだ卒業できるだけの単位とれてないからね」


    モブリット「オルオらしいね」





    大学で講義を受けてるオルオの姿を想像すると少し、笑えてしまったモブリットであった

    そんな彼にペトラは問い掛けた
  4. 4 : : 2016/06/04(土) 21:30:20
    ペトラ「モブリットはどこか旅行に行くの?」


    モブリット「旅行に・・・んー」


    ペトラ「卒業旅行ぐらい行ってきなよ!なんなら一緒に行く?」


    モブリット「そうですね・・・・・・ちょっと考えておきます」


    ペトラ「も~!一緒に行くからね!3人で一緒にいこ!」







    話を進めてくれるペトラにモブリットは苦笑した

    でも、彼女の気持ちが素直に嬉かったのも真実であった

    その後、モブリットとペトラはすぐに解散した

    モブリットは少し、気持ちが高ぶっていた
    卒業旅行に一緒に誘って貰えたのが嬉かったからだ






    モブリット「卒業旅行か・・・」








    この卒業旅行で彼は本気の恋をしることになる

    その後、何度もペトラとオルオを含めたメンバーで卒業旅行の打ち合わせをした

    大学生活の楽しみの1つだからか、彼等はお金は盛大に使ってやろうと決めたのだ

    彼等は大きな船で外国まで旅をするという旅行を選んだ

    船の上で美味しい料理を食べ、綺麗な海を眺めながら船旅を楽しむつもりでいたのだ
  5. 5 : : 2016/06/04(土) 21:30:55
    卒業旅行の前日、モブリットから衝撃の連絡がかかってきたのだ





    モブリット「え?」




    電話越しにオルオが体調を崩した連絡が入ってきた

    流石にモブリットとペトラの二人だけで旅行に行くのはオルオに悪いと思い

    ペトラとオルオは本気で謝罪をモブリットにした

    埋め合わせで別の日に旅行をしに行くことになったのだが、今回の旅行はモブリットが一人で行くことになってしまった








    モブリット「運が悪い・・・ですね・・・・・・はぁ」






    モブリットは大きなため息をついた
    そんな彼だが、卒業旅行のお金は振り込んでしまっていたから一人で満喫しようと考えていた
  6. 6 : : 2016/06/04(土) 21:40:11
    モブリットは大きな船の一室で休んでいた
    友達と一緒にいく約束をしていた卒業旅行を一人で過ごしている






    モブリット「・・・」




    モブリットはただ一言、小さな声である言葉を呟いた






    モブリット「むなしい」






    モブリットの心の声である
    さっきから何度もペトラとオルオから謝罪のメールが送られてくる

    モブリットはしっかりと謝ってくれたから怒ってなどいない

    さらにはオルオの体調を気遣い、早く休むべきだと何度も言っていたのだ





    モブリット「(せっかくだからな、船の中でも見て回るか)」




    モブリットは船の中を探索しようと部屋をあとにした。
  7. 7 : : 2016/06/04(土) 21:40:38
    大きな船だからか、お金を持ってそうな人達が多くいた

    そんな中を一人の大学生が歩き回っていると場違いと思ってしまう気がした




    モブリット「(あ~これは本気で寂しいな)」



    モブリットは自分がおかれている状況にどんどん寂しさを感じていった







    モブリット「(でも、せっかくだからな・・・ちょっとぐらい、あの映画みたいな感じに・・・)」



    モブリットは自分が好きな映画を再現するかのように船の先端へ向かって歩いていく


    モブリット「(これ、オルオとペトラがいたら絶対に写真とってたな)」


    モブリットは少しだけ微笑んでいた






    モブリット「おぉ」


    モブリット「凄い・・・映画みたい」




    目の前に広がる大きな海を進んでいく船に乗っている自分が小さいと感じてしまう

    目の前に広がる海はモブリットを夢の世界へと運んでいくような、そんな気持ちにさせてくれた




    「おー!黄昏てるね~!大学生?」


    そんな時、モブリットに声をかけてきた女性がいた
  8. 8 : : 2016/06/04(土) 21:41:14
    モブリット「あっ、えっと!」


    「あはは!ごめん、ごめん!若い男の子が一人でタイタニックをイメージしてたから声をかけたくなってね!」

    自分が考えていた世界を当てられたことにモブリットは恥ずかしくなっていた


    モブリット「す、好きなんです!ああいう純愛な・・・その、憧れてて!」


    「はははっ!そんなに説明しなくても大丈夫!私も大好きだよ!」


    モブリット「あの、えっと!」


    「あぁ、私の名前はハンジ!ハンジ・ゾエだよ」


    モブリット「ハンジさん!えっと、モブリット・バーナーって言います!」


    ハンジ「モブリット君か!宜しくね!卒業旅行か何かかな?」


    モブリット「えぇ、ちょっと寂しい卒業旅行です」



    モブリットは自分がここまできた経緯をハンジに説明した

    初めて出会ったのにモブリットはハンジに自分のことを伝えるのに抵抗がなかった





    ハンジ「あちゃ~そりゃ寂しいね」


    モブリット「運が悪くて、まぁ、仕方ないですけどね」


    ハンジ「ん~モブリット君さ、良かったら私と一緒に旅行を楽しまない?」


    モブリット「え?」


    ハンジ「いや、40過ぎたおばさんと一緒に旅行って詰まんないかもしれないけど、実際、私も一人で旅行しに来たからさ」


    ハンジ「まぁ、私もちょっと色々あったんだけどね」




    ハンジはモブリットに自分のことを語り始めた。
  9. 9 : : 2016/06/04(土) 22:34:47
    ハンジは既に結婚しており、子供もいる
    しっかりと働き、家事も仕事も手を抜かずにやっている立派な女性であった


    しかし、ストレス発散がしたくなり、一人で旅行をさせて貰っていたのだ


    モブリットが卒業旅行で過ごそうと思っていた場所にハンジの旦那と子供が暮らしていたのだ


    ハンジは旅行の帰りにモブリットと出会うことができたのだ






    ハンジ「まぁ、結婚生活も長くなれば愛なんて潮干狩りが出来るんじゃないかってぐらいにカラカラだけどね」


    モブリット「その例えは・・・ちょっと難しいですね」


    ハンジ「あはは!モブリット君はツッコミの才能がありそうだね!」


    モブリット「あ、ありませんよ!」


    ハンジ「ダメだ、私は君が気に入った!良かったらさ、夜とか寂しかったら食事とか話し相手になるよ!」




    モブリットはハンジの好意にドキドキしてしまっていた

    40を過ぎた女性には全く見えない女性、女性としての魅力を持ったハンジにモブリットは心をいぬかれていた


    モブリット「よ、宜しくお願いいたします!僕もハンジさんとお話したいです!」





    モブリットは自分の気持ちに素直に従った
  10. 10 : : 2016/06/04(土) 22:35:21
    モブリットとハンジはすぐに仲良くなることができた


    ハンジ「モブリット、知ってたかい?この辺には鮫がいっぱい、いるんだよ」


    モブリット「何で知ってるんですか!?えっ!?何で!?」


    ハンジ「まぁ、私の勘だ」


    モブリット「勘なのに知ってるって言ってたんですか!」


    ハンジ「ぶっふ、やべっ・・・モブリット君の真剣なツッコミ・・・やべっ」


    モブリット「僕はツッコミ担当なんですね」


    笑いをこらえるハンジにモブリットはおちょくられてる気がしたが、全く嫌な気持ちにならなかった




    ハンジ「モブリット君は本当に面白いね、君みたいな人と結婚する女性は幸せだよ」


    モブリット「えぇ?そんな事ありませんよ!」


    ハンジ「結婚したら尻に敷かれるタイプだろうけどね」


    モブリット「そこは否定できません」





    自分と結婚した人が幸せだと言って貰えた事がモブリットにとって、この上ない幸せな言葉であった

    モブリットは少しだけニヤけてしまっていた。
  11. 11 : : 2016/06/04(土) 22:35:53
    楽しいと感じる時間はあっという間に過ぎてしまう

    モブリットとハンジは話し込んでいたら夜になってしまっていた




    ハンジ「ん~お腹減ってきたね、晩ご飯にしないかい?」


    モブリット「そうですね!実は僕もお腹減ってました」


    ハンジ「はははっ!よし、なら私のオススメを食べに行こうか!」




    ハンジはそう言うとモブリットを連れて自分のオススメの料理を食べに行こうと船の中を歩き出した


    自分の横を歩くハンジに、モブリットは少しだけ目線をやってみた



    モブリット「(肌・・・凄い綺麗・・目もキリッとしててカッコいい・・・でも、笑う姿は可愛い)」


    ハンジ「ん?どうかした?ん、もしかして私の顔に何かついてるかな?」


    モブリット「あっ、えっと、その!」


    ハンジ「顔が赤いよ?大丈夫?」


    モブリット「だ、大丈夫です!」




    自分でも顔が赤くなってるのが感じれていた

    自分の顔を除き込んできたハンジに、モブリットは再びドキドキしてしまっていた



    ハンジ「おっ!ここ!」

    モブリット「(うわ・・・高そうなお店だ)」

    ハンジがオススメする料理は値段の良い、今まであまり見たこともないお肉料理であった

    モブリットは船の中にある店を見た時に財布の中身が心配になっていた
  12. 12 : : 2016/06/04(土) 23:05:23
    ハンジとモブリットは向かい合う形で席についた

    モブリットはなれない雰囲気に少しだけ焦ってしまっていたのだ




    ハンジ「ん~ふふっ!緊張してるね」


    モブリット「いや、なんと言うか、こんな高そうなお店で食べたことないので」


    ハンジ「社会人になって恋人ができたらさ、こういう所で食事するだよ~?」


    モブリット「こ、恋人なんか!自分には出来ませんよ!」


    ハンジ「えぇ?ないない、君には絶対にできる!」


    モブリット「いや・・・自分には、本当に・・・」


    ハンジ「モブリット君はさ、自分に自信がないみたいだけどさ」


    ハンジ「中々カッコいい顔をしてるのにね、あっ、頬っぺたとかむに~って触りたくなるけど」


    モブリット「カッコいい顔なんてしてませんよ(頬っぺたむに~か・・・してもらいたい)」




    モブリットは自分の欲求に素直になりたいと本気で感じた




    ハンジ「でも、いいよ、モブリット君はこれから色んな人との出会いで恋をしていくんだからさ」


    モブリット「あの、差し支えがないなら・・・その」


    ハンジ「ん?」


    モブリット「ハンジさんの旦那さんのお話しとか、聞きたいです」


    ハンジ「あ~私の夫ね!名前はエルヴィンって言ってね、まぁ、会社の中では有名な旦那かな」


    ハンジ「ただ、まぁ・・・結婚生活も長くなるとね、愛なんて本当にないよ」


    ハンジ「話すことなんて簡単な挨拶だけさ!朝起きたらさ、おはよう、行ってきます・・・それだけさ」


    モブリット「・・・」


    ハンジ「誕生日もさ、プレゼントの1つもないよ!私が買ってくれ!欲しいって言わないと・・・って、こんな話をしてたら暗くなっちゃうね!」


    ハンジ「よし!モブリット君の好きなタイプを聞き出そうかな!うひひっ!」




    ハンジの言葉にモブリットは直感で感じていた、この人は「寂しい」のだと

    誰よりも頑張っている人だからこそ、寂しさも強くなってしまうのだと感じた
  13. 13 : : 2016/06/04(土) 23:06:00
    ハンジ「モブリット君は将来、優しい人と結婚するイメージがあるなぁ」


    モブリット「優しいって言ったら、ハンジさんみたいな人とですね!」



    モブリットは自分でも恥ずかしいことを言っていると感じたが、素直な気持ちを伝えたいと思っていた



    ハンジ「私が優しい?いやいや、私は優しく何かないよ!」


    モブリット「優しいですよ!ハンジさんに話し掛けてもらえて本当に嬉かったです」


    ハンジ「あはは!こんな若い子に喜んで貰えるなら私もまだまだ捨てたもんじゃないな!」


    ハンジは笑いながらモブリットに話しかける、この笑いが大人の余裕なのかもしれない




    ハンジ「おっ!きたよ、さぁ、モブリット君は成長期なんだからモリモリ食べなさい!」


    モブリット「す、凄い・・・こんなお肉初めて見た」




    モブリットは今まで見たことない料理に驚いた。
  14. 14 : : 2016/06/04(土) 23:06:39
    初めて食べる肉料理にモブリットは心から驚いたのだ

    口の中に入れた瞬間に溶けるような肉にモブリットは感激していた





    モブリット「美味しいです!」


    ハンジ「あはは!」


    モブリット「?」



    モブリットを見ていたハンジは急に笑い始めた

    モブリットは突然のことに首をかしげていた



    ハンジ「あ~モブリット君は本当に可愛いな」


    モブリット「えぇ?」


    ハンジ「君と一緒にいると若返るよ!私が結婚してなかったら絶対にほっとかないのにな」


    モブリット「ハンジさんと結婚してたら、毎日めちゃくちゃ楽しかったと思います」


    ハンジ「はははっ、いや~照れるね」




    モブリットは自分の言葉に顔を赤くするが、ハンジは余裕の表情で笑っている

    そんな中、食事をしているとモブリットは少しだけ悔しくなっていた

    だが、モブリットは食事が終わるまでハンジを1度も照れさせることが出来なかった





    ハンジ「モブリット君は純粋だね、羨ましいよ!君と結婚する相手が」


    モブリット「・・・結婚ですか」



    食事を終え、雑談してる時にハンジが羨ましいとモブリットに言ってきたのだ
  15. 15 : : 2016/06/05(日) 00:49:31
    モブリット「結婚できたら・・・毎日、寝てしまうまで話してたいです」


    ハンジ「おぉ、いいね、手とかニギニギしながらね」


    モブリット「それ、いいですね!手とかマッサージしてあげたいです」


    ハンジ「あ~、それは喜んでくれるよ!」




    ハンジはそう言うと自分の手を触り始めた
    その表情がどこか、寂しげに見えていた



    ハンジ「私の手、ボロボロだね~昔はもう少し綺麗だったんだけどね」


    自分の手を見ながら、ハンジは自分の年齢を気にするような言葉を発したのだが・・・



    モブリット「綺麗ですよ!今まで見てきた女性の中で一番!大学にもいませんでしたよ!!」




    モブリットはレストランの中で大声で叫んでいた

    その現場に周りにいた人達は驚いた様子を見せるもの、喧しいと思い睨み付ける人に別れた



    ハンジ「モブリット君、ちょっと!声が大きいよ」


    モブリット「だって、本当に!俺!」


    ハンジ「わかった!ちょっと場所!場所を変えよう!」




    ハンジは慌ててモブリットを連れて会計を済まして出ていった

    こんな時にモブリットは自分の食べた分を払おうとしたが、ハンジは待ってる時間が恥ずかしいから自分で全てを支払ったのだ
  16. 16 : : 2016/06/05(日) 00:50:22
    ハンジは慌てていたからか、モブリットの手を握ったまま走っていた

    久しぶりに走ったハンジは船の外にでた時には息をきらしていた




    ハンジ「はぁ・・・はぁ、何年ぶりだ・・・こんなに走ったのは」


    モブリット「その、ハンジさん」


    ハンジ「ん?」


    モブリット「て、手を・・・」


    ハンジ「あ~!ごめん、ごめん!握ってたよ!でも、モブリット君が悪いんだぞ」


    モブリット「え?」


    ハンジ「あんな大勢がいる中で・・・ふふっ、そんなに私って若い子に負けてないのかな・・・ははっ!」



    怒っているのか、笑っているのかが分かりづらいとモブリットは感じた

    だが、ハンジの見せてくれる笑顔はモブリットにとって一生【守っていきたい】と思えてしまうのだ




    ハンジ「どうかした?」


    モブリット「ハンジさんの手・・・暖かくて、柔らかくて、何というか、不愉快でしたら、本当にごめんなさい!」


    モブリット「でも、ずっと握ってたい・・・そう思えてしまうほど」


    モブリット「何だろ、そう思えました・・・本当に幸せでした」



    照れ臭いのを隠しながら伝えるモブリットを見ていたハンジは心の中で沸き上がる感情があった




    ハンジ「(結婚しなきゃ良かった・・・私、この子と結婚するべきだったわ)」





    歳の差は恋愛に関係ないと誰かが言っていたのは知っていた

    けれど、自分がその立場になってみなければ分からないと感じる

    そして、ハンジとモブリットは結ばれてはいけない恋をしてしまっている




    ハンジ「・・・」


    モブリット「(この人を幸せに・・・この人がいてくれるだけで、絶対に幸せになれる)」


    ハンジ「(こんな気持ちになったの何十年ぶりだよ、はぁ~ドキドキしちゃうだろ)」


    モブリット「ハンジさん、その・・・」


    ハンジ「ちょっと散歩しよう、夜の海は凄く綺麗なんだよ!」




    ハンジはモブリットと一緒に船の外を歩き始めた

    夜の海は綺麗で、もの寂しげで、二人を隠してしてしまうようだ
  17. 17 : : 2016/06/05(日) 00:51:05
    真夜中の海は少しだけ怖いと感じていた幼い頃、ハンジは今の旦那とデートをしていた頃を思い出した

    何もかもが新鮮で、一生愛し続けていける自信もあった

    仕事をし、家事をこなして生きている自分を支えてくれる素敵な旦那と思っている



    ハンジ「(たくっ、神さまが存在するならさぁ、もう少し早く出会わせてくれよな)」


    モブリット「その・・・ごめんなさい」


    ハンジ「え?何が?」


    モブリット「よくよく考えると・・・凄く迷惑なことしちゃいましたよね」


    モブリット「ごめんなさい!自分、ちょっと冷静になれなくて」


    ハンジ「迷惑じゃないよ、大丈夫!でも、あれだね・・・こんな40過ぎた女を可愛いとか言ってくれたのは凄く嬉かったよ」


    モブリット「いや!本当に言ってます!僕もあんなに男として褒めて貰えたの・・・初めてで嬉かったです」





    世界は中々、難しいようにできている
    素敵な人と出会うキッカケは色々な所にある





    ハンジ「モブリット君、良かったらこれ!」


    モブリット「何ですか?」


    ハンジ「私の連絡先だよ」


    モブリット「え!?」


    ハンジ「うん、私達は絶対に付き合えない、でも、素敵な友達になれると思うんだよね」


    ハンジ「モブリット君の相談とか絶対に私は乗るからは!特に恋人とかの話が聞きたいね!」




    ハンジは心から思ったことがある
    この男の子、モブリット・バーナーには絶対に幸せになって欲しいと・・・
  18. 18 : : 2016/06/05(日) 00:51:47
    モブリット「ハンジさん、良いんですか?」


    ハンジ「私もね、モブリット君とはこれからも連絡をとっていきたい」


    ハンジ「私の旦那と子供がいるけど、いつか遊びにきてくれよ!私の家族と一緒にバーベキューとかやろう!」


    モブリット「ふふっ、楽しそうですね!」




    夢膨らむ話にモブリットは心が満たされていた

    そして、あることに気が付くのだ







    モブリット「(あ・・・そうか)」





    モブリット「(これが、これが・・・この感情がそうなんですね)」





    モブリット「(悔しいですね、本当に・・・)」





    モブリット「(本気で人を好きになったのに、叶わない・・・でも、不思議と幸せです)」




    モブリット「(何故か・・・生まれかわったから絶対に会える気がする)」










    輪廻転生という言葉を一度は考えたことがあるだろう

    どんな時にこの言葉を考えるかは分からない

    だが、人が輪廻の輪を通り、生まれかわってきた時には愛した人と幸せになれたら素敵だと思う。
  19. 19 : : 2016/06/05(日) 10:25:23
    モブリット「あっ、お金!」


    ハンジ「ん?さっきの?奢りだよ!」


    モブリット「ダメです」


    ハンジ「いやいや、そんな真面目な顔で即答されても困るよ」


    モブリット「しっかり払います!凄く高かったですし」





    モブリットの真面目な性格が火を放った
    ハンジは何度も何度も奢るから良いと言っているのだが、モブリットは納得してくれない





    ハンジ「困ったなぁ」


    モブリット「自分もです!しっかり払います」


    ハンジ「いいって、あんまり言うと困っちゃうよ、私が・・・」


    モブリット「でも・・・悪いですよ」




    悲しそうな、悪いことをしたと感じるモブリットの表情は捨てられた子犬のようなつぶらな瞳をしていた

    ハンジはそんな瞳のモブリットの気持ちを無駄にはできなかったので・・・・・・
  20. 20 : : 2016/06/05(日) 10:25:47
    ハンジ「よし、ならお金の代わりに私のお願いを聞いてくれ!」


    モブリット「お願いを・・・ですか」


    ハンジ「そうそう!」


    モブリット「それなら、う~ん、100歩譲って・・・はい」


    ハンジ「よし、なら私の部屋に行こうか!」


    モブリット「(大丈夫かな、入って・・・)」




    真面目なモブリットは女性であるハンジの部屋に男があがるのはダメなのではないかと感じていたが・・・





    モブリット「(いい匂いでいっぱいだろうな)」





    頭の中はハンジのことでいっぱいだった。
  21. 21 : : 2016/06/05(日) 10:26:11
    ハンジの部屋につき、中に入るとハンジが使っているだろう香水の匂いがした

    ハンジの側にいると良い匂いがすると思っていたモブリットには、良い匂いの招待がわかった気がした




    ハンジ「ちょっと散らかってるけど、ゆっくりしていっておくれ」



    そう言うと、ハンジはソファに腰掛けた
    そんな彼女にモブリットは自分が何をしたら良いのかを聞くタイミングを考えていた




    モブリット「・・・」


    ハンジ「何々?女の部屋に入るのは初めてかな?緊張する?」


    モブリット「あっ、えっと・・・その」


    ハンジ「あははっ、別に緊張しなくていいよ!お願いも対したことじゃないしね」




    そう言うと、ハンジはモブリットが聞きたかったことを簡単に言葉にするのであった




    ハンジ「よし、じゃあ~」


    モブリット「(何をしたらいいんだろ)」




    ハンジはモブリットにとってハードルの高いお願いをするのであった。
  22. 22 : : 2016/06/05(日) 12:12:36
    ハンジ「手のマッサージしてよ!それがいいや!」


    モブリット「・・・・・・ん?」


    ハンジ「手のマッサージ!」


    モブリット「(手のマッサージって、ハンジさんの手を握れる・・・しかも合意の上で・・・)」




    ハンジの手に触れていいという現状にモブリットは冷静ではなくなっていた




    ハンジ「ほれほれ、モブリット君の大好きな!マッサージをしてくれ!」


    モブリット「えっ、ちょっ・・・本当に、良いんですか・・・旦那さん、大丈夫ですか?」


    ハンジ「別に不倫してるわけじゃないし、手のマッサージでガタガタ言うような旦那じゃないと思うから大丈夫さ」



    そう言うとハンジはモブリットの目の前に右手を突き出した

    モブリットは恐る恐る、ハンジの右手を包むように握ってマッサージをし始めた




    モブリット「(柔らかい・・・何だろ、ドキドキする、指も綺麗)」


    ハンジ「あ~モブリット君、マッサージの才能あるんじゃないの」


    ハンジ「マッサージやる人とかになったら人気者かもね」


    モブリット「始めたばっかりですけど、気持ち良いですか?」


    ハンジ「うん、気持ちいいよ・・・モブリット君の手は温かい・・・ポカポカする」





    そう言ったハンジの顔をモブリットは不意に見てしまう

    大人の色気というか、難しくて説明できないが、モブリットはこの人の為なら何でもしたいと感じていた
  23. 23 : : 2016/06/05(日) 12:13:07
    ハンジ「私の手、ガサガサでしょ?」


    モブリット「どこがですか!?綺麗だし、柔らかいし、すべすべだし!何なんですか!」


    ハンジ「いやいや、君が何なんだ」




    モブリットからの熱い言葉を受けたハンジは、冷静にツッコミ返した

    だが、本音を言ってしまうと嬉しい気持ちが生まれてきていた





    ハンジ「(こんなこと旦那にしてもらえた事あったかな・・・共働きで仕事大好きな旦那だからな)」


    ハンジ「(こんなに熱心に・・・・・・)」





    自分の手を優しくマッサージしてくれてるモブリットを見て、ハンジは癒しと愛情を感じていたのだ




    モブリット「ハンジさん、ごめんなさい・・・凄く馬鹿な質問しても良いですか?」


    ハンジ「私が答えれる質問なら何でも答えるけど?」


    モブリット「・・・ハンジさんに、とって何ですけど・・・・・・僕って、その、男性として魅力的に・・・その・・・」


    ハンジ「・・・」




    モブリットの照れくさそうに、それでも知りたいという表情を見た時、ハンジは自分がモブリットに一人の女性として好意を持って貰っていることに気が付いた
  24. 24 : : 2016/06/05(日) 12:52:03
    素直な気持ちを伝えていいのか、伝えない方が彼のためなのか、ハンジは真剣に悩んでいた



    モブリット「・・・」




    真剣な眼差しで見つめてくるモブリットに対して本当の気持ちを伝えたい気持ちが強くなっているが、伝えることで彼のこれからの人生に影響を与えてしまうかという恐れもあるのだ




    ハンジ「私さ、夢があってさぁ」


    モブリット「夢ですか?」


    ハンジ「似合わないけど、ちょっとした夢があったんだ」





    人としての夢は人それぞれ違うと言う
    けれど、男も女も絶対に考える夢があり、共通してることがあると感じる

    ハンジの夢もその一つだと誰もが思うだろう、けれど、小さな幸せを手に入れるのが人としての夢なのではないだろうか




    ハンジ「好きな人と毎日、一緒に話したりさ、仕事の事を相談しあったり」


    ハンジ「毎日、1回は抱き締めてもらいたいとか、色々あったんだよね」


    モブリット「・・・」


    ハンジ「結婚した当初は幸せだったよ、毎日甘えたし、甘えてきてたし・・・でも、時間が進むに連れてさ」


    ハンジ「愛情が感じられなくなってきてさ・・・ちょっと寂しい」


    モブリット「ハンジさん」


    ハンジ「・・・・・・モブリット君はさ、これから色々な人と出会っていくんだよ」


    ハンジ「その出会いの中でさ、大好きな人と出会って・・・心が満たされるような素敵な女性と出会えるよ」


    ハンジ「その時はさ、その人を絶対に幸せにするのと・・・」


    モブリット「するのと?」


    ハンジ「絶対に自分から手を話しちゃダメだからね」






    繋いだ手を自分から離してはいけないと伝えるハンジに、モブリットは悲しさと出会うのが遅かった現実が許せなかった




    ハンジ「(これが一番考えた中で満点回答の答えだよ、あー!神様の馬鹿野郎!)」




    ハンジは頭の中でもっと早く出会わせて欲しかったと怒っていた。
  25. 25 : : 2016/06/05(日) 18:10:56
    モブリット「・・・あの、ハンジさんが良かったら」


    ハンジ「うん、なになに?」


    モブリット「ハンジさんと一緒にいれる時間は出来るだけでいいので、一緒に過ごしたいです」


    モブリット「その、本当にごめんなさい」




    モブリットは今まで生きてきて、こんな感情になってしまったのはハンジだけであった

    だからか、旅行が終わってしまうと連絡をとる手段は携帯だけである

    さらには結婚されているからこそ、ハンジには人生の相談しかできないだろう



    モブリット「・・・」



    その感情がモブリットを動かしていたのだ




    ハンジ「そんなことか!全然いいよ!なんなら後で散歩しようよ!」


    モブリット「は、はい!ありがとうございます!」






    旅行が終わるまででいい、モブリットは旅行が終わるまで自分の気持ちを大切にしていこうと考えたのだ
  26. 26 : : 2016/06/05(日) 18:11:15
    ハンジ「モブリット君、まだマッサージしてくれるのかい?」


    モブリット「しますよ、肩凝り過ぎですよ」



    手のマッサージが終わると肩を揉んでくれというハンジのお願いにモブリットは全力を尽くした




    ハンジ「(ヤバイかもしれない・・・眠い)」



    ハンジは睡魔と真剣勝負をしていた
    けれど、マッサージは気持ちよく、ハンジは毎日でもしてもらいたいと感じていた





    モブリット「やっぱり仕事大変なんですね、そう言えば、ハンジさんは何をされてるんですか?」


    ハンジ「私は医者だよ」


    モブリット「ん?」


    ハンジ「お医者さんだよ」


    モブリット「え?」





    ハンジは自分の職業を答えたが、モブリットは身近な人に医者をやっている人がいないので驚いた




    ハンジ「医者だよ!こう見えても医者なの!」


    モブリット「か、カッコいい」




    モブリットは似合っていると思った
    ハンジに自分の感じたことを伝えると、ハンジは嬉しそうに微笑んでいた

    モブリットはハンジの肩を揉みながら思っていた

    将来、自分が結婚することができた時、こういうふうに仲良く過ごしていきたいと・・・
  27. 27 : : 2016/06/05(日) 18:11:38
    マッサージを辞めて外に出てみるとさっきよりも星が綺麗に見えていた



    ハンジ「あ~楽になった!」


    モブリット「なら良かったです」


    ハンジ「モブリット君は不思議な男の子だね、何でだろうね」


    モブリット「いや、何が不思議なのかわかりませんけど・・・」




    二人で話していると、いつもよりたくさん話している自分がいると感じる

    実際、モブリットもハンジも普段より話している

    初めて会ってすぐの二人は簡単に仲良くなれてしまうのは運命なのか、定めなのか・・・





    ハンジ「それにしても、本当に楽しいね」


    モブリット「何がですか?」


    ハンジ「モブリット君の反応が初々しいからさ、マッサージお願いした時の照れた顔とか可愛いかったよ」


    モブリット「うっ、か、可愛くはないです」


    ハンジ「いやいや、可愛いって、顔真っ赤にしちゃってさ!」


    モブリット「もう辞めてくださーーい!!」



    ハンジの弄りにモブリットは顔を真っ赤にして抗議したが、ハンジはニヤニヤしながら続けるのであった
  28. 28 : : 2016/06/06(月) 19:48:27
    ハンジとモブリットは船の上で何日も一緒に過ごしていた

    お昼や夜ご飯は必ず一緒に食べていた
    ハンジにとっても、モブリットにとっても心が休まる相手になっていたのだ




    モブリット「・・・今日が最後になってしまいますね」


    ハンジ「そうだね、でも大丈夫!ほら、お金貯まったら遊びにおいで!約束したしね!」





    楽しい時間は必ず終わりがやって来る
    どんなに楽しい時間でも、時が進むに連れて必ず過ぎ去ってしまうのだ




    ハンジ「そんなに悲しまないでよ!ほら、世界は広いし、大きいけど一生会えないって訳じゃないんだからさ!」


    モブリット「そりゃあ・・・そうですよね」






    限られた時間の中で、モブリットはどうしてもハンジにお願いしたいことがあった

    けれど、その言葉を伝えるのに勇気を持つことができずに踏み出せないでいた
  29. 29 : : 2016/06/06(月) 19:48:53
    モブリット「・・・」


    ハンジ「・・・そう言えば知ってた?」


    モブリット「何をですか?」


    ハンジ「今日は夜にパーティーがあるんだよ、まぁ、毎日のようにパーティーはやってたんだけどね」


    ハンジ「今日のパーティーはダンスが主な目的で開かれるんだけど、モブリット君、良かったら一緒に踊ろうよ!」


    モブリット「ダンス!?僕、1度もやったことありませんよ!?」


    ハンジ「そうだと思った!ははっ!大丈夫!私がしっかりリードしてあげるからさ!」



    ハンジからの誘いに、頭の中が真っ白になってしまったモブリットは何と答えたらいいのか分からずにオロオロしていた

    けれど、憧れの女性と一緒に踊ることが出来るなんて自分の人生でこの先にあるだろうか・・・





    モブリット「お、お願いします!」


    ハンジ「よし!決まりだね!最後の思いで作りだ!」



    ハンジは嬉しそうに、優しい笑顔をモブリットに見せてくれたのだ



    モブリット「ハンジさんは、ダンス得意なんですか?」


    ハンジ「ん~旦那が教えてくれたんだよ」


    モブリット「旦那さんですか、凄いですね」


    ハンジ「凄いか、ん~まぁ、確かに格好いいとは思ってたよ」


    モブリット「・・・羨ましいです」


    ハンジ「当時はね!今はただのオッサンだけどな!ははっ!!」


    モブリット「・・・ふふっ、でも、ハンジさんは旦那さんのこと大好きなんですね」


    ハンジ「え?なになに?どうした?」


    モブリット「ハンジさん、旦那さんの格好いい話をされてる時、凄い素敵な笑顔になってます」


    ハンジ「え~ないない!」



    ハンジは自分の頬っぺたをペタペタと触りながら否定する

    けれど、モブリットにはわかっていた
    旦那である男がどれだけ素敵な人で、お互いをしっかり想い合っていることを。
  30. 30 : : 2016/06/06(月) 22:02:44
    夢を忘れそうになった時に、私たちは何を思い出して生きているのだろうか

    同じレールの上を歩けると思い、楽しい時間を過ごしていた




    モブリット「緊張します・・・こんな服着たことありません」


    ハンジ「あはは!似合ってるよ!」


    モブリット「・・・ハンジさん、めちゃくちゃ綺麗です」


    ハンジ「だろ~?一番、格好いいのを借りてきたからね!」


    モブリット「似合ってます!本当に!」




    このまま好きという気持ちを持ち続けていいのなら、気持ちは海の底に沈めてもいい

    この気持ちを切り落としたくない、この気持ちが本当の自分なんだと思う




    ハンジ「モブリット君もさ、いつか運命の相手と踊ることがあったらさ」


    モブリット「ハンジさん?」


    ハンジ「私が教えてあげたダンスで、しっかりリードしてあげるんだよ」

    綺麗なドレスを着て真っ直ぐな瞳で見つめながら答えてくるハンジに、モブリットは見とれながら、悔しさを隠しながら「はい」と答えるのであった








    ハンジ「さぁ、モブリット君!踊ろうか!」

    スッと手を差し出してくれるハンジ、モブリットはその手を握りながら初めてのダンスに挑戦するのであった
  31. 31 : : 2016/06/06(月) 23:00:47
    モブリット「よろしくお願いします!」


    ハンジ「よろしくお願いします!!うん、楽しもう」




    ダンスが初めてのモブリットに、ハンジは様々なことを教えてくれる

    腕の位置がどこなのか、足のステップといった動かしかたまで丁寧に教えてくれていた





    モブリット「おっ、ととっ?」


    ハンジ「はい、残念!こっちだよ~」


    モブリット「(難しいなぁ)」


    ハンジ「あはは!難しそうな顔しない!こういうのは楽しめればいいんだから」


    モブリット「は、はい!」




    そう言いながらモブリットはハンジが教えてくれた事を頭の中で何度も繰り返しながら出来るようになるために努力した




    モブリット「(1、2の3!)」


    ハンジ「おお!できたね!」


    モブリット「コツが掴めてきました!」




    モブリットは元々、運動神経が良かったからか、ハンジが丁寧に教えてくれたダンスを吸収し始めていたのだ



    モブリット「ほっ」


    ハンジ「上手い、上手い!ははっ、やべっ!楽しいなぁ!」


    モブリット「ハンジさん!」


    ハンジ「なになに?」


    モブリット「ありがとうございます!」






    ハンジとの出会いで、モブリットはかけがえのない大切なことを学んだのだ

    本気で人を好きになるという、人間が生きていく中で必要な最も大切な感情を知ることができたのだ
  32. 32 : : 2016/06/06(月) 23:37:10
    ハンジ「ありがとうございますって、お礼言われる程のことでもないよ!」


    モブリット「そんなことないです!よっ!」


    ハンジ「うぉぉ、モブリット君、めちゃくちゃ上達しちゃったな!」


    モブリット「ハンジさんが教えてくれたからです!」




    ハンジが教えてくれたのはもちろん、簡単な動きのダンスである

    それでも、ハンジが真剣に教えてくれたことに対して全力で応えたいと思っていた

    モブリットは大学生活よりも、ハンジと一緒に過ごす時間が一番輝いてる気がしていた






    ハンジ「いや~疲れた、疲れた、ちょっと休憩しようよ!」


    モブリット「そうですね、流石にちょっと疲れちゃいましたね」



    長い時間、楽しく踊っていたが流石に疲れてしまった二人は、椅子に座り休んでいた



    モブリット「ハンジさんって本当に凄いですよね」


    ハンジ「ん?」


    モブリット「ダンスも上手ですし、教えるのも上手です」


    ハンジ「んー、もしかしたらダンスの先生になれたかもな!あはは!」


    モブリット「なれると思いますよ!ははっ!」





    ハンジと一緒に過ごすことができる最後の日、モブリットはどうしてもお願いしたいことがあったのだ

    勇気を出して言葉に出してみる、この時、モブリットは今までで一番緊張してしまっていた
  33. 33 : : 2016/06/07(火) 17:10:56
    モブリット「ハンジさん!あの、お願いがあるんです」


    ハンジ「なに?私にできることかな?」




    人は幸せになりたいと思い、長い道を歩いていく

    幸せになれる理由は人ぞれだろう

    自由であったり、名誉であったり、地位であったり、愛であったり・・・





    モブリット「写真を・・・一緒に、写真を撮ってくれませんか」



    ハンジ「写真か!別にいいよ!」



    人は長い旅の先に待っている終わりまで、何を想い、誰と一緒に歩いていくかで変わってくるのかも知れない

    この長い旅の道を照らす光を求めてさ迷っているのかも知れない






    モブリット「ありがとうございます!やった!えへへ」


    ハンジ「その笑顔は反則だな、まったく!あっ、すみません!写真撮ってくれませんか!」


    ハンジは近くにいた船のスタッフの人に声をかけてくれた

    スタッフの人は笑顔で写真を撮ってくれる





    「はい、もっと近付いてください!ほら、お兄さん、照れてないでもっと近くに!」



    モブリット「は、はい!」


    ハンジ「あはは!モブリット君、顔が真っ赤だね!可愛い!にししっ」


    モブリット「可愛くないです!」






    今夜最後の時間、最高の恋心を寄せた相手と共に過ごす最高の時間

    カシャッという携帯のカメラの音が二人の耳に入ってくる




    「二人とも顔が真っ赤になってますよ、でも、素敵な写真です」


    ハンジ「あはは!ありがとうございます、助かりました!」


    モブリット「ありがとうございます!」






    顔を真っ赤にした笑顔の写真、モブリットとハンジはそれを見てまた笑いだした

    これ以上、何を求める必要があるのか
    叶わない恋も素敵じゃないかと二人は心から感じていた
  34. 34 : : 2016/06/07(火) 20:57:53
    抱えていた大きな気持ちという荷物がなくなっていく日は必ずやってくる






    ハンジ「それじゃあ、モブリット君、旅行を楽しんできてね」


    モブリット「はい、ハンジさんも家族にお土産しっかり渡すんですよ」





    船旅が、終わり二人にとっては別れの時間がやって来てしまった

    ハンジはここで自分の家に、モブリットは目的であった旅行をしにいく




    ハンジ「私が教えてあげた場所は絶対に行った方がいいからね!嘘じゃないから!」


    モブリット「わかってますよ!絶対に行きます」



    色褪せることない、美しい思い
    どれだけ時が進もうと二人は忘れない

    幸せになるために人は前に進んでいく
    子供が親から飛び立っていくのと同じ感情かもしれない

    何度も飛ぶことをやめ、何度もさ迷いながら進んでいく

    その先にある【幸せ】という【未来】がある場所へ辿り着くまで、人は歩いていくのだ








    ハンジ「それじゃあ、またね!また連絡してね!彼女と一緒の写真、絶対に送ってくれよ!ばいばーーい!!」


    モブリット「本当にありがとうございました!また、絶対に連絡します!」






    ハンジとモブリットは手を降りながら自分達が進むべき道を進みだした

    モブリットは少しだけ立ち止まり、後ろを振り返ってみた







    モブリット「・・・」



    先程、手を伸ばせば届きそうな場所へいた女性は人混みの中へ消えていってしまった






    モブリット「・・・・・・ハンジさん」







    モブリットはまた前を向いて歩き始めた
    心が砕けそうになることは必ずある、この先、モブリットは社会の荒波の中を生きていかなければならない


    その時、何度も躓き、立ち止まり、進むことを恐れてしまうだろう


    それでも、今回の思い出はモブリットにとって力を与えてくれる


    まだ見ぬ先にある、自分の幸せがある場所まで歩いていく力になるだろう
  35. 35 : : 2016/06/07(火) 20:58:36
    モブリットはハンジが絶対に行った方がいいと言ってくれた場所を目指して歩いていた

    見たことない街並みに、モブリットは自分が生きていた世界は小さな世界であったと感じていた




    モブリット「(わぁ、綺麗な家だ、ネットとかでしか見たこともないからな)」


    モブリット「(ハンジさんも、こういう家に家族と一緒に暮らしてるんだろうな・・・想像すると素敵だな)」







    ハンジが家族と一緒に素敵な家で暮らしてる姿を想像すると、モブリットはどことなくせつないような、嬉しいような気持ちになるのであった




    モブリット「この辺だよな、ハンジさんが教えてくれた場所って」


    モブリット「細い道ばっかりで、観光客もいないし」


    モブリット「特にこれといって何も・・・・・・えっ・・・凄い」




    ハンジが絶対に行った方がいいと教えてくれた場所、あまり観光客は行かないであろう細道を通った先にある絶景






    モブリット「ハンジさん、本当にありがとうございます・・・ですね」









    朝日が過ぎ、大きな青い空と海が見渡すことのできる場所


    地元の人しか知らないであろう、素敵な場所へ立っているモブリットは、海と空の絶景に心を奪われていた






    モブリット「・・・・・・いつか、ハンジさん・・・」


    モブリット「ハンジさんみたいに、一緒にいて楽しくて、ドキドキして」


    モブリット「ずっと一緒にいたいと思える人と出会ったら・・・自分・・・」


    モブリット「ここで、プロポーズします」














    モブリットは海から聞こえる波の音と、空を飛んでる鳥の姿を見ながらここに来れたこと、ハンジと出会えたことに感謝していた


    彼は大人になり、ハンジとまた再び出会うことになる


    でも、それはもっと、先のお話しである・・・
  36. 36 : : 2016/06/07(火) 20:59:16
    ハンジ「(あー楽しかったな)」



    ハンジは久しぶりに見える我が家を目指して歩いていた

    モブリットと過ごした時間は忘れていた昔の自分を甦らせてくれる、そんな素敵な時間であった


    ハンジ「(不思議だよな・・・初めて会った時に名前を言うときに・・・)」


    ハンジ「(私、ハンジ・ゾエって名乗っちゃったよ、本当だったらハンジ・スミスって名乗るのに)」


    ハンジはモブリットに名前を名乗る時、結婚する前の名前を言った自分に正直驚いていた

    旦那である、エルヴィン・スミスと出会った時の感情が甦ってくる、そんな気持ちがあったからかもしれない




    ハンジ「あ~れ!?」


    エルヴィン「迎えにきたぞ、荷物は俺が持ってやる」


    ハンジ「ぶっははっ!どうしたの?寂しかった?」


    エルヴィン「ふっ、私よりもお前と俺の子供は寂しいようだ」


    エルヴィン「俺が作ってやった飯は不味くて食えないと言われたよ」


    ハンジ「あはは!やべっ、エルヴィンの料理を不味いって言うなら、あの子、めちゃくちゃグルメだよ!」


    エルヴィン「その通りだ・・・時にハンジ、素敵な出会いでもあったのか?」


    ハンジ「え?」


    エルヴィン「凄い楽しそうな表情だぞ」


    ハンジ「そうだね、私もまだまだ捨てた女じゃないってことがわかったよ、見てみなよ!こんな若い男の子からアプローチ受けたんだから!」


    エルヴィン「ほう、中々、男前で可愛い顔をしてるな」


    ハンジ「将来、絶対に有望だよ!彼女が出来たら写真送ってくれってアドレス教えといたよ」


    エルヴィン「そうか、いつか家に招待してあげたらどうだ」


    ハンジ「約束しておいたよ、エルヴィンも絶対に気に入るからさ!おっ!ちょっとは嫉妬した!?ねぇ、ねぇ!!」


    エルヴィン「当たり前だ、それでも、お前が気に入った子だからな、絶対に素敵な子なのはわかるよ」





    幸せな環境が続いていると、人はそれが当たり前にあることだと思ってしまう

    忘れてはいけないだろう、幸せな場所へ辿り着くまでに歩いてきた道を忘れてはいけない





    ハンジ「さぁ~て!今日は腕によりをかけて晩御飯を作るよ!」


    エルヴィン「あぁ、宜しく頼むよ」







    ここにも素敵な笑顔がある
    どんな場所でも、人は笑顔で過ごしていた方が幸せだろう

    生まれてきた世界が残酷ならば、人は支えあいながら生きていくのだろう

    誰かが言っていた

    世界にはいくつかのレールが存在しており、全く別の世界もあると・・・
  37. 37 : : 2016/06/07(火) 20:59:42
    大きな壁に守られている世界がある

    壁の外に出てしまうと、強大な力で命を奪おうとする存在がいる



    モブリット「ハンジさん、聞きましたか?アルミンの話を」


    ハンジ「海とかいう話だろ?商人でも取り尽くせない塩があって、見たこともない生き物もいるみたいだね」


    モブリット「リヴァイ兵士長もその話を盗み聞きしたみたいですね、俺も見てみたいって言ってましたよ」


    ハンジ「あと少しなんだ・・・あと少しで、この世界の真相をしることができる」


    ハンジ「今まで死んでいった仲間に・・・ちゃんと話してやりたいんだよ」


    モブリット「取り返しましょう、私達になら絶対にできます」


    ハンジ「あぁ!その通りだ!さぁ、モブリット!そろそろ寝ないとリヴァイに蹴り入れられちゃうよ!」


    モブリット「さっきのエレンとジャンですね・・・ジャンは今も掃除してましたよ」




    いくつかある世界の一つ
    その一つには幸せを掴むために命を簡単に落としてしまう世界もある

    それでも、神様や女神は存在しているのかもしれない






    モブリット「ハンジさん、何があっても取り返しましょう」


    ハンジ「モブリット?どうかした?」


    モブリット「・・・いいえ、ハンジさん!お休みなさい!ゆっくり休んでください」


    ハンジ「あぁ!モブリットもな!お休み!」






    愛する人を守る権利を与えてくれた
    モブリットは心から決めていることがある

    どんなに大きな、強大な力が襲ってきたとしても、命を懸けて守ると決めた人と出会うことができた





    モブリット「(ハンジさん・・・命に懸けて守ってみせます)」





    モブリット「・・・・・・」






    モブリット「全てが終わったら、終わったら伝えますよ」








    モブリット「私の気持ちを」











    何度も諦めかけた幸せ
    その幸せを手にいれる1歩まで近付いている

    悲しみや恐怖に支配されるのは終わりにしてみせる

    モブリットは全てが終わったら伝えたい気持ちがある

    握り締めた手を絶対に離さない
    そう思える相手と出会うことができ、思い会える世界だ

    だからこそ、彼は残酷な世界を生きている
    どんな世界で生まれてきたとしても、彼等は見えない力で出会うことになるのだろう








    モブリット「ハンジさん、大好きです・・・ははっ、照れてしまいますね」






    この言葉を伝えれるその日まで、この男は闘い続ける、愛する人を守るために


    それは、どんな世界でも変わらない


    モブリットもハンジも幸せになる権利があるのだから・・・・・・




















    貴女と過ごした時間
    Fin
  38. 38 : : 2016/06/07(火) 21:18:07
    素晴らしかったです!
    流石ですね(^^)
  39. 39 : : 2016/06/07(火) 21:40:46
    執筆お疲れさまでした(^^)
    モブリットを通して、EreAni&88★さん自身の
    未来へ進もうとする覚悟や希望がひしひしと伝わってくる、とても素敵な作品でした。
    ありがとうございました。
  40. 40 : : 2016/06/07(火) 23:50:36
    ラヴだよぉ~c(・ω・c)デデーン(笑)さん
    コメントありがとうございます!
    読んでもらえて嬉しいかったです!コメントありがとうございます!

    数珠繋ぎさん
    コメントありがとうございます!
    何だかモブハンを書きたい!ってなった時に元々考えてたネタを書いていたら、どんどん自分も頑張らないとダメだ!ってなってましたw
    読んでもらえて嬉しいです!コメントありがとうございます!
  41. 41 : : 2016/06/12(日) 19:03:46
    SAIKOOOO!!!!!!
  42. 42 : : 2016/06/12(日) 19:08:27
    最高
  43. 43 : : 2016/06/12(日) 21:03:19
    名無しさん
    コメントありがとうございます!
    THANK YOU!!w

    エレン・アッカーマンさん
    読んで頂きありがとうございます!そしてコメントもありがとうございます!
  44. 44 : : 2016/06/18(土) 20:33:03
    (執筆終了したのに気づかなかった俺馬鹿...)
    最高でした!!!
    モブハンいいですね!俺もいつか書こう(笑)

    次回作期待してます!!
  45. 45 : : 2016/06/19(日) 01:37:59
    刹那さん
    コメントありがとうございます!
    モブハン楽しんで貰えて光栄です!刹那さんのモブハン楽しみに待ってますね♪
  46. 46 : : 2016/07/22(金) 08:19:15
    自分もこんな恋をしてみたいですよね……
    乙です( ´∀`)
  47. 47 : : 2016/07/22(金) 21:53:58
    名無しさん
    コメントありがとうございます!
    恋いいですね、自分もSS書いてて爆発しろ!って思うときがありますw
    コメントありがとうございました!
  48. 48 : : 2016/08/03(水) 22:06:05
    エレアニさんのSSは素晴らしいですね❗
  49. 49 : : 2016/08/03(水) 23:34:35
    アルミン・アルレルトさん
    コメントありがとうございます!読んで頂けて本当に嬉しいです!そう言って頂けると励みになります。少しでも楽しんで貰えたら嬉しいです!ありがとうございました。
  50. 50 : : 2016/10/04(火) 17:14:37
    久々にnoteにきて、師匠のモブハンが読めて幸せ(*^^*)
    そして涙が出ました……
    うん、すべての行動がモブリットらしい、本当に。
    師匠のお話を読むと優しい気持ちになるなぁ(*^^*)
    切ないけど清々しい!
    素敵なお話をありがとう(^-^)

  51. 51 : : 2016/10/04(火) 18:51:18
    88師匠
    お久しぶりです!お元気でしたか!?
    読んで貰えて本当に嬉しいです!モブリットなら絶対にこういう優しい感じだと思ってますw
    そう言って貰えて本当に感謝しかありません!本当にありがとうございます!またお暇な時に語りましょうね!!コメントありがとうございます!
  52. 52 : : 2020/10/26(月) 13:51:27
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
ani45

EreAni&88★

@ani45

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場