ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

生まれ変わっても

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/05/26(木) 20:12:16
    転生パロでエレミカです

    記憶があるのはエレンのみ

    亀更新でいきます

    セリフによる構成がほとんど無いので読みにくい、しかも文章能力が乏しいので読んでいてイラつく事もあると思います

    作者はノミの心臓な為、荒しや暴言は勘弁してほしいです

    それでも良いという心の広い方だけ読んで下さい

    似た作品があったならごめんなさい
  2. 2 : : 2016/05/26(木) 20:30:42
    いつの頃からか気が付いた


    私の心にはぽっかりと大きな穴が空いてしまっている


    その大きな穴に風が吹き抜けると心が冷える……寒い……


    大好きなお父さんやお母さんに抱きしめられても幼馴染みのアルミンと一緒に遊んでいても私を好きだと言ってくれるジャンの心に触れてもその大きな穴は塞がらなかった……


    それは二度と塞がる事は無く、時が経つにつれどんどん大きくなり、いつか私自身を呑み込んでしまう事だろうと感じている
  3. 3 : : 2016/05/26(木) 20:44:36
    優しい両親のもとに生まれ、友達もでき、自分を好いてくれる人さえいる


    泣きたくなる位に幸せな人生……


    ……なのに……何かが足りない……


    ……逢いたい…………ずっと一緒にいたい……


    ……誰に?


    ……思い出せない……


    唐突に湧いてくる感情がいつも私を苦しめる


    きっと心に空いた大きな穴の元凶はこの感情にある


    でも私にはどうする事もできない


    助けて欲しい……


    お父さん……


    お母さん……


    アルミン……


    ジャン……




    …………レ……ン…………


    …………
  4. 4 : : 2016/05/26(木) 21:16:49
    期待
  5. 5 : : 2016/05/27(金) 21:31:29
    期待ありがとう
  6. 6 : : 2016/05/27(金) 21:51:16
    母さんが思い病気にかかり、遠く離れた町の大きな病院に入院することになった


    それに伴い俺は高校の転校を余儀なくされる


    以前通っていた学校では喧嘩ばかりしていて友達と呼べる奴なんてだれ一人としていなかった、転校は俺にとってとても晴々しいものだ


    俺には前世の記憶がある


    それを一度学校の奴等に言った事があった


    その時は手を叩いて笑われ、以後俺は変人扱いされた


    別にテメー等に理解される事を求めちゃいねー……


    でも確かに俺にはあるんだ……


    巨人に支配されている世界の記憶が……


    自由を手にする為に戦い、全てを失った悲しい記憶が……


    鮮明に覚えている……


    目の前で巨人に殺される母さんの姿……


    救えなかった親友の命……


    そして俺の腕の中で冷たくなるミカサの姿を……

  7. 7 : : 2016/05/27(金) 22:05:36
    死ぬ間際、ミカサは俺に好きだと言った、それは家族としてのそれではなく、一人の男としてずっと俺の事が好きだったと……


    気付いてやれなかった、ずっとミカサと一緒に過ごしてきたのに俺に対するミカサの気持ちを……


    気が付かなかった、ミカサに言われて初めて気付いた自分の気持ちを……


    俺は涙を流していた


    そんなミカサの想いを今更知っても……


    そんな自分の想いに今更気が付いても……俺にはもう何もできない……


    ミカサの想いに答えてやる事ができない……


    だってお前はもう……
  8. 8 : : 2016/05/30(月) 20:04:46
    だから俺は誓った


    もしも生まれ変わり、来世というものがあるのならばその時は必ずミカサを見つけ、俺の気持ちを伝えると、今度は必ずお前を幸せにしてみせると……


    確固たる決意を持って二度と動くことのないミカサの顎を持ち上げ俺は口づけをした、何度も何度も……生まれ変わってもまた出逢えるようにと……この絆が千切れぬようにと……


    物心が付いた時から俺にはこの記憶があった、だからずっと探していた、どこに行っても常に道行く人を目で追っていた


    俺は見つけないといけない


    ミカサがこの世界にいるかなんて確証はどこにもない、でも絶対に見つけてやる


    そして俺はとうとうミカサを見つけたんだ
  9. 9 : : 2016/05/30(月) 20:08:21
    期待!
  10. 10 : : 2016/05/30(月) 21:15:54
    引っ越し先の部屋に荷物を運び終え、時間を持て余した時、明日から世話になる学校の校舎を見に行こうと思った


    午後の3時を過ぎた頃で帰宅する生徒がゾロゾロいた、鬱陶しいと思いながらも人をかき分け校舎を目指す


    学校が見えてきた時、校門の前で佇む一人の少女の姿が目についた


    俺は心が奮えた……


    さらさらした綺麗な黒髪に透き通るような白い肌、見た者の心を魅了してしまうような黒い瞳と長い睫毛……


    間違いないミカサだ!


    「ミカサ!!」


    俺はミカサの名を叫び駆けつけるとミカサの手を取り強く握った


    「やっぱりミカサだ!やっと見つけた!やっと……」


    目頭が熱くなり溢れ出そうになる涙を必死に堪える


    歓喜に震える俺の手を振り払いミカサは言い放った


    「あなたは誰?」


    「えっ?お前……俺の事……」


    「……知らない、あなたなんて……」


    ミカサは俺を覚えてはいなかった……


    やっと見つける事ができたのに……


    あの時のミカサの想いにやっと答えてやる事ができると思ったのに……


    絶望に近い感情が心を駆け巡ると同時に誰かが背後から俺の肩をポンポンと叩いた


    「おい」


    振り返るとそこに居たのはジャンだった


    「ジャン……」と俺が言うよりも早くジャンの強烈な鉄拳が炸裂し俺は勢いよく吹っ飛ばされた


    「テメー!ミカサの手を握ってやがったな!!このストーカー野郎が!!」


    倒れる俺に追い討ちで殴りかかる


    「テメー!自分が何をしたか分かってんのか!あん!?」


    反抗する心の余裕なんて俺には無くただひたすら殴られ続けた


    「やめてジャン、私なら大丈夫、これ以上やったら停学になってしまう」


    「チッ」とジャンが舌打ちをするとミカサが「帰ろう?」とジャンの手を取りミカサとジャンは俺の視界から消えていった
  11. 11 : : 2016/05/30(月) 21:16:42
    期待ありがとうございます
  12. 12 : : 2016/05/30(月) 22:12:36
    以前一人で帰宅している時、男性の集団に襲われた事があった


    強引に腕を掴まれ路地裏に引きずり込まれた


    3人の男に囲まれナイフを首元にあてられると「おとなしくしてないと死ぬぞ」と脅し、私の服を剥ごうとする


    どうやら集団で私を姦そうとしているらしい……


    恐怖に震えたがこんな形で絶望に落とされれば私の心の大きな穴による寒さや苦しみも少しは紛れるんだろうか?などと考えてしまう自分はそうとう参っているんだと思う


    結局それは分からなかった


    偶々私が路地裏へ連れて行かれるのを見たジャンが男の集団をやつけて私を救ってくれたからだ


    ジャンは「大丈夫か?怪我は無いか?」と聞き
    「大丈夫」と答えると「良かった」と言い私を抱きしめた


    感謝はしている、でも心配して抱きしめてくれるジャンに何も感じないのを申し訳なく思った


    それからジャンは一人で帰るのは危険だから今度からは俺が一緒に帰ってやると言う


    私は大丈夫だと断るけど納得してくれない


    だからその日も校門の前でジャンを待っていた


    先生の説教が長引いているんだろうか?


    少し退屈していると「ミカサ!!」と知らない男性に私は名前を呼ばれた
  13. 13 : : 2016/05/31(火) 00:01:05
    悪人面で鋭い目付きのその男性は私に近づくと私の手をぎゅっと握ってきた


    「やっぱりミカサだ!やっと見つけた!やっと……」と言う彼に心当たりはなかった、全くの知らない人


    私は手を振り払った


    「あなたは誰?」と聞くと「え?お前俺の事……」と驚いた顔を見せた


    「……知らない、あなたなんて……」と答えると彼は凄く悲しそうな顔をした


    知らないものは知らない……でも……


    私の心は何かを感じでいた、それが何かは分からないが……


    きっと前に男性に襲われた時のトラウマや恐怖による感情なんだろうと自分を納得させた


    この辺りは治安が悪い、また私を襲いかかろう
    としている男の本能を私が察して怯えているのだと


    でも大丈夫……


    遠くからジャンがこっちに向かって走って来るのが見えたから


    ジャンは後ろから「おい」と彼の肩を叩き、彼が振り返ると同時に殴った


    吹き飛び倒れた彼に跨がり何度も彼を殴り付けた


    見ていられなかった、抵抗せずに殴られ続ける彼の姿を……


    私は停学になってしまうからとジャンを止め、帰ろう?とジャンの手を取りその場を去った
  14. 14 : : 2016/06/03(金) 21:15:48
    エレン以外は記憶覚えてないの!?

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場