不審者「た、大変なんだよ!君のパパが車にひかれて…!」

幼女「ええ!?ぱぱが?」

不審者「そうなんだ!ボクは君のパパの会社の人で、とにかく病院に急ごう!車に乗って!」

幼女「あ、は…」

不審者「……どうしたんだい?さ、早く…」

幼女「…」

幼女「あの、その前に聞きたいことがあるんですけど」

不審者「な、なにかな?(あれ、なんか様子が…)」

幼女「…父の会社、所属部署、仕事内容、名前は言えますか?」

不審者「はっ?」

幼女「私が父の娘ということを知ってるということは、父とは少なからず関係をもっていた、ということですよね?なら答えてください。会社名所属部署仕事内容そして父の名前をフルネームで。さあ、さあ!」

不審者「ち、ちょっとまっ」

幼女「あれ、答えられないんですか?どれ一つとして答えられないなら私は貴方を不審者と判断し、防犯ブザーを鳴らして逃げようと思います。どうなんですか?本当は父の同僚ではないんじゃないですか?」


不審者「な、なん…っ」

不審者(こんなん予測してねーよ…!)