辛い訓練の息抜きに 進撃！漫才兵団
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- 1 : : 2016/05/17(火) 21:44:05
- ネタが思いつき次第投降するので不定期です。
コメントいただけると嬉しいです。
荒らしでなければ、悪コメもオケです。
それでは、はじめます。
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- 2 : : 2016/05/17(火) 22:05:42
- キース「ええ、急ではあるが、貴様等に休息をやる」
キース「しかし、ただの休息ではない」
キース「貴様等が巨人に顔を合わせた時に逃げない、その精神力を養う為のものであって、楽しむだけの物ではないと理解して欲しい」
キース「貴様等の体も人類の財産であるから、体はこの休息でしっかりと休めるがいい」
キース「そして、この期間に貴様等には漫才をしてもらう！」
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- 3 : : 2016/05/17(火) 22:09:59
- 期待です
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- 4 : : 2016/05/17(火) 22:13:36
- コニー「教官が何を言ってんのかわかんないのは、俺が馬鹿だからじゃないよなぁ」
ユミル「黙っててくれ、馬鹿」
キース「期間は明日からの二日間、運が良ければ今日合わせ、二日の準備期間が取れるが、早い奴は明日には発表してもらう！」
キース「短い準備期間ではあるが、兵士である以上、どのような場面でも対応しなくてはならない」
キース「健闘を祈る」
一同「ハッ!!」
キース「(毎年恒例の漫才祭、実は私も楽しみだ)」ウズウズ
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- 5 : : 2016/05/17(火) 22:17:22
- アルミン「教官は何を見ようとしているんだ…」
エレン「いや、ただの漫才だろ」
アルミン「そういう事を言ってる訳じゃないんだけど…」
エレン「だが、やるからにはやってやる…駆逐してやる…みんなの腹筋を…一人残さず…」
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- 6 : : 2016/05/17(火) 22:26:12
- 翌日、、、
キース「貴様等にはあえて言わなかったが、この漫才祭では、貴様等の漫才につい点数をつける」
キース「点数の良かったペアには褒美をやる！そして、その点数をつける採点者は、この人達だー！」
サシャ「(ご褒美ってなんでしょうか？食べ物でしょうかねぇ)」
アニ「(あのおっさんテンションたかいな…)」
キース「まずは一人目を紹介しよう、一人目はこの方」
キース「調査兵団団長！エルヴィン・スミスだぁー！」
エルヴィン「君たちの活躍に期待している」
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- 7 : : 2016/05/17(火) 22:31:32
- キース「そして、二人目はこの方」
キース「笑ってくれるかは不安だが、調査兵団兵士長！リヴァイ・アッカーマンだぁー！」
リヴァイ「馬鹿言え、俺はもともとよく笑う」
キース「そして、三人目はこちら」
キース「調査兵団の分隊長！ハンジ・ゾエだぁー！」
ハンジ「みんな、よろしくねぇ」
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- 8 : : 2016/05/17(火) 22:40:15
- キース「そして、最後にこの私」
キース「貴様等の教官であり、父のような存在であるキース・シャーディースだぁー！」
キース「改めてよろしくぅ！」
キース「持ち点は一人２５点満点は百点で、得点の高かったものの優勝だぁー！」
一同「ウェーイ」
キース「それでは、クジ引きで最初のペアを決める」
キース「最初のペアは〜〜〜」
キース「エレンとジャンのペアだぁ！」
キース「仲の悪いと言われる二人がペアを組み漫才をする、どんな笑いを見せてくれるのか期待だー！」
キース「それでは、舞台にあがってください」
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- 9 : : 2016/05/18(水) 00:12:34
- エレン「いきなり、俺たちの番か」
ジャン「最悪だ、一番だなんて、帰りてぇ」
エレン「敵前逃亡は死罪だぞ」
ジャン「アハハハハ」
キース「それでは、エレンさん、ジャンさん、漫才を始めてください」
パチパチパチパチ
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- 10 : : 2016/05/18(水) 00:19:51
- エレン「エレンでーす」
ジャン「ジャンでーす」
エレジャ「コンビ名は馬の巨人でーす」
ジャン「エレンさん、最近ファミレスで働きたいなぁって思うんですよ」
エレン「へぇ〜、俺は最近、鬱陶しい馬が喋りかけてきて迷惑してるんですよね〜」
ジャン「おい」
エレン「なんだよ」
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- 11 : : 2016/05/18(水) 00:24:06
- ジャン「頼むから、普通にやってくれ」
エレン「仕方ないなぁ、やってやるよ」
ジャン「じゃあ、はじめから」
エレン「その日、人類は思い出した」
ジャン「おい」
エレン「なんだよ、普通からだし、始めからだろ？」
ジャン「いや、そうだけどさぁ、普通に漫才をしてくれ」
エレン「仕方ないなぁ」
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- 12 : : 2016/05/18(水) 00:28:45
- ジャン「エレンさん、最近、ファミレスで働きたいなぁって思うんですよ」
エレン「憲兵にならないのか？」
ジャン「そういう現実的な話はいいんだよ」
エレン「でも、(「俺は誰よりも現実を見てる」)って前に言ってただろ？」
ジャン「もう、見れてなくていいから進めてくれ」
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- 13 : : 2016/05/18(水) 00:30:45
- ジャン「エレンさん、最近、ファミレスで働きたいなぁって思うんですよ」
エレン「お前には向いてねぇよ」
ジャン「あぁん？じゃあ、やってやるから俺の接客テク見てろよ」
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- 14 : : 2016/05/18(水) 00:33:21
- エレン「ウイーン」
ジャン「何名様でしょうか？」
エレン「三人です」
アルミン「やぁ、ジャン」
ミカサ「…」
ジャン「何で三人になってんだよ」
ジャン「漫才だから、ミカサとアルミンは帰ってくれ」
エレン「お前ケチだな」
ジャン「やり直し」
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- 15 : : 2016/05/18(水) 00:36:08
- エレン「ウイーン」
ジャン「何名様でしょうか？」
エレン「四人です」
ライナー「元気でやってるかー？」
ベルトルト「や、やぁ」
アニ「どうも」
ジャン「何で増えてんだよ」
エレン「三人なのが悪いのかと思って…」
ジャン「やり直し」
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- 16 : : 2016/05/18(水) 23:21:28
- エレン「ウイーン」
エレン「シガンシナ区出身エレン・イェーガーだ」
エレン「ジャン・キルシュタインはいるか！」
ジャン「なんだそのノリは」
エレン「タイマンを申し込んだのはお前だろ？」
ジャン「全然そういう意味含んでないから、しかも、なんかノリが古い」
ジャン「客としてこい」
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- 17 : : 2016/05/18(水) 23:24:05
- エレン「注文の多い料理店だなぁ」
エレン「もういい、俺がやる」
ジャン「なんでそうなる」
エレン「上手な接客を見て勉強しろ」
ジャン「お前が出来る訳がねぇだろ」
エレン「俺を誰だと思ってんだ？」
エレン「斉藤さんだぞ」
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- 18 : : 2016/05/18(水) 23:27:24
- ジャン「いや、違うだろ」
エレン「とにかく変われ」
ジャン「ウイーン」
エレン「申し訳ありませんが当店では動物の入店を禁止しております」
エレン「特に馬は厳禁しております」
ジャン「殺すぞ、俺は人間だ」
ジャン「全然ダメじゃねーか変われ」
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- 19 : : 2016/05/22(日) 20:31:04
- エレン「ういーん」
ジャン「何名様でしょうか」
エレン「一人です」
ジャン「お一人様あちらの席へどうぞ」
エレン「うっし」
ビュイーーーン
ジャン「お客様！店内での立体機動の使用は
ガッシャーン
ジャン「てめぇふざけんな！」
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- 20 : : 2016/05/22(日) 20:33:01
- エレン「いや、席が遠かったから」
ジャン「いや、歩いていける距離だろ」
エレン「馬に乗ればよかったか…」
ジャン「こっち見んな」
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- 21 : : 2016/05/22(日) 20:35:26
- エレン「ピンポーン、ピーンポーン」
ジャン「ご注文は？」
エレン「チーハンと馬刺しで」
ジャン「馬刺しはおいておりません」
エレン「」ジー
ジャン「こっち見んな」
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- 22 : : 2016/05/22(日) 20:38:00
- エレン「じゃあ、チーハンだけで」
ジャン「かしこまりました」
一分後、、
エレン「ピンポーン、ピーンポーン」
ジャン「はい、どうされましたか？」
エレン「遅い」
ジャン「いや、一分しかたってませんよ？」
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- 23 : : 2016/05/22(日) 20:40:37
- エレン「俺なら一分で用意出来るって言ってんだよ」
ジャン「やってみろよ」
エレン「一分まってろ」
一分後、、
エレン「お待たせしました」
エレン「人参とキャベツです」
ジャン「俺は馬じゃない」
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- 24 : : 2016/05/22(日) 20:46:19
- ジャン「変われ、そして待ってろ」
七分後、、
ジャン「お待たせしました、チーズハンバーグです」
エレン「いただこう」
エレン「くさっ」
エレン「ピンポーン、ピーンポーン」
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- 25 : : 2016/05/22(日) 20:49:51
- ジャン「今度はなんだ」
エレン「獣くさい」
ジャン「言いたい事は分かった、死ね」
ジャン「全然ダメじゃねーか、お前やる気あんのか？」
エレン「あるに決まってんだろ、なんだよ人のせいみたいに言いやがって」
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- 26 : : 2016/05/22(日) 20:52:44
- ジャン「てめぇ、ふざけんなよ」
エレン「お前がふざけんな」
アーダ コーダ アーダ コーダ
エレジャ「んー」チュ
エレジャ「えへへへへー」
エレン「悪かったな、すまんが、トイレはどこにあるんだ？」
ジャン「あっちだ」
エレン「ありがとな」
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- 27 : : 2016/05/22(日) 20:55:37
- ジャン「以外と良い奴だったな」
バシャバシャバシャ
ボーエッ ボーエッ ボーエッ
ジャン「てめぇ今何洗いやがった！」
エレン「馬との接吻だ」
ジャン「お前とはもうやってらんねぇよ」
エレジャ「どうも、ありがとうございました」
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- 28 : : 2016/05/22(日) 21:08:18
- キース「さぁ！一組目のペアの漫才が終わりました」
キース「気になる点数の方を聞いて行きましょう！」
エルヴィン「20点」
リヴァイ「5点」
ハンジ「18点」
キース「私は22点だと思っている」
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- 29 : : 2016/05/22(日) 21:12:56
- キース「リヴァイ兵長の点数が厳しいが、評価の理由を聞いてみよう」
リヴァイ「ああ、理由はだな」
リヴァイ「ただ、最後のキスが不愉快だったからだ」
キース「何ともキビシー」
キース「そして、エレンジャンペアの合計点数は」
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- 30 : : 2016/05/22(日) 21:19:29
- キース「65点だー！」
キース「微妙な点数だが、最後まで残れるのかー？」
エレン「ジャン…やっちまったな…」
エレン「あれ？ジャンは？」
アルミン「ああ、ジャンならミカサにエレンの唇が…って言われながら連れて行かれたよ」
エレン「ジャン…なんか…ごめんな」
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