845年

グリシャ「エレン! お前はまた喧嘩をしたのか!?」


エレン「アイツらが悪いんだ!!
俺の親友のアルミンをいじめるから!」


グリシャ「うるさい! だからと言って!!
暴力を振るって良い理由なんてないんだ!!」


エレン「!! 俺は…っ!!
アルミンを守ろうとしただけじゃねぇか!!」


グリシャ「親に向かってその口の効き方は何だ!!」


エレン「うるせ~!! クソジジィ!!」


クソジジィ「なっ!? エレン!!
お前なんか! 勘当だ!! 出て行け!
二度と家には帰ってくるな!!」


エレン「ッ!? そ… そうかよ!!
だったら、出てってやるよ!!」ダッ!


カルラ「……」ボーーー


カルラ「……! エレン!!」バッ


ガシッ!


グリシャ「カルラ!! 追うな!!」


カルラ「でも! でも!!」


グリシャ「アイツはもう…… 私達の子ではないんだ!!」


カルラ「!!」ガクリッ


膝から崩れ落ちるカルラ…


ミカサ「………」呆然


ミカサ「! エレン!」ダッ!


グリシャ「……! ミカサ!」




 エレンの部屋


エレン「………」ガサゴソガサゴソ!


荷物をカバンに詰めるエレン…


〈エレン!!!


エレン「! ミカサっ!?」


ミカサ「お願い!行かないで!!」


エレン「…… これだけは無理だ…。
父さんの気持ちが変わらない以上な…。」


ミカサ「そんな……!?」


エレン「…… なら、約束しよう!
ミカサが付けてるマフラーに誓う!
もし、俺たちがまたどこかで出会ったら!
その時、言いたい言葉がある…
どうだ? 約束してくれるか?」


俺は…、お前の事が━━━━━。


ミカサ「うん! 約束する!
絶対に誓う!!」マフラー ギュッ


エレン「フッ… ありがとう!
じゃあな、ミカサ… また出会う日まで…。」スタスタ


好きなんだ!!━━━━。


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それから数週間後に超大型巨人が攻めてきた…

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そして、847年


アルミンとミカサは訓練兵団へ入団する。