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キリト「孤独の剣士」
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- 1 : 2016/04/26(火) 16:29:24 :
- 今回短編です。
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- 2 : 2016/04/26(火) 16:37:37 :
- この作品の時系列はSAOに閉じ込められて1年半が経った頃からを執筆していきます。
文才が欠けていますが、それでもいい方は閲覧ください。
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- 3 : 2016/04/26(火) 16:53:28 :
- ───時々、声が聞こえるんだ。懐かしくて、そして悲しい声が。いつも俺の中でその声は囁いている。「ありがとう」と感謝の言葉が聞こえる時もあれば、「憎い」という怨念の言葉も聞こえることがある。
この声は何処で聞いたのだろう。現実世界で聞いた言葉なのだろうか。それともこの『空想世界』で聞いた言葉なのだろうか。
「考えなくても、答えは目の前にあるだろう?」
そうだ。もう分かっていたはずだ。この声が誰の声なのかも、何故様々な言葉が囁かれていたのかも。
忘れていたんじゃない。『忘れたかった』。そんな言葉が自分の中で浮かび上がって、この声を消そうとする。
「俺は本当に最低だ。」
その言葉を放つと、目の前にある迷宮区へと足を運んで行く。
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- 4 : 2016/04/26(火) 17:20:44 :
キリト「.....」ダッダッダッ....グサッ
敵モブ「グァァァァァ」パキィン
キリト「.....ふぅ.....戻るか......」
キリト「それにしても.....今日はやけにモンスター少なかったな....」
キリト「.....もう少し先まで行こうか......っと思ったけど....どうやら俺より先に先客が居たようだな。」
アスナ「.....良く分かったわね。」
キリト「......それで、血盟騎士団の副団長様が此処で一体何をしてる?」
アスナ「ボス部屋へのルートを探しているのよ。」
キリト「.....そうか。んじゃあ帰るわ。」タッタッタッ....
アスナ「ちょっと待ちなさいよ。」シュッ...
キリト「......俺に用はないだろ。.....って、用があるからそのレイピアを抜いてるんだろうけどな。」
アスナ「.......簡潔に言うわ。私とデュエルをしなさい。否定権は無いわ。」
キリト「.....何故俺がデュエルをする?」
アスナ「.......あなたがどれ程の実力を持っているかを確かめるためよ。」
キリト「.....する意味がないデュエルなんてしないからな。」
アスナ「.....なら......あなたをデュエル....いや、戦わせるわ。無理矢理ね!」ダッダッダッ
キリト「.......勘弁してくれよ.....」
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- 5 : 2016/04/26(火) 17:44:03 :
- アスナ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ザッ...
キリト「......」スッ.....スッ.....
アスナ「くっ.....隙有り!」ザンッ
キリト「......」シュッ.....シュタッ
アスナ「.....戦いなさい。....あなたが剣士なら!」
キリト「........副団長様にどんな事があったか俺は知らないが、俺は絶対戦わない。絶対に。」
アスナ「......なら死になさい!戦えない剣士なんてこの世界には要らないわ!」シュゥッ......
キリト「.....俺はもう.....人は傷つけたくないんだよ......」
アスナ「それは私も同じよ....でも .....もうビーターのあなたを排除するしか道がないのよ.....」
キリト「なら....殺せ。今まで俺のことを恨んできた奴の分まで、全て俺にぶつけろ。」シュッ......ガタッ
この声の正体。それは今まで俺と出会ってくれた人達の声だった。温かみのある声。けど、その声を俺は絶望へと変えた。
『お前がビーターって事を隠してたから.....俺の仲間がっ....全部お前のせいだ!』
そうだ。全て俺のせいだ。隠していたことで、多くの命が失われた。俺と出会わなければ、こんなことにはならなかっただろうに。
俺は孤独だ。誰とも分かち合うことも、笑うことも出来なかった『孤独の剣士』だ。
せめて、誰かと分かち合いたかった。分かち合って、笑って、楽しく過ごせるような日々を送りたかった。
キリト「.....最後に言わせてくれ。....俺と出会ってくれてありがとう。....この世界を救ってくれ。頼む。」ザッ.....グサッ....
アスナ「......っ!?」ダッダッダッ
キリト「来るな!.......これ以上.....俺に情を移すな。」
アスナ「でも......これじゃあ死んじゃうよっ.....」
キリト「いいんだよ。これで。.......最後に君と会えて良かった。......俺と出会ってくれてありがとう。そして.....」
───さようなら
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- 6 : 2016/04/26(火) 17:55:18 :
- 短編すぎるし文才無さ過ぎやろ!というのは置いておいて下さい。
別ルートも考えてありますが、読者様から「別ルートが見たい」と言われるまでは別ルートは執筆致しません。申しわけない。
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- 7 : 2016/04/26(火) 21:41:20 :
- 別ルート見たい
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- 8 : 2016/04/27(水) 20:38:10 :
- コメント乞食め
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- 9 : 2016/04/27(水) 22:47:32 :
- コメント乞食め、確かにそうです。
僕みたいな目立たないSS作者はこういうことをするしかないんです。
やはり6のコメントが不快でしたね。本当に申し訳ありません。
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- 10 : 2016/06/26(日) 08:35:17 :
- 別ルートはよ~
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- 11 : 2016/09/23(金) 18:20:06 :
- はよ!
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- 12 : 2016/09/23(金) 21:04:44 :
- 放置か?
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