はいたい
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- 1 : 2016/04/24(日) 14:46:04 :
- オリジナル短篇集
『はいたい』
注意
すべてフィクションです、現実とはまったく関係がありません。
非道徳、冒涜、虚無、揶揄などの要素を含みます。
心理的にえぐるような描写があるので、危なさそうなら避けてください。
R-15扱いでおねがいします。
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- 2 : 2016/04/24(日) 14:46:33 :
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- 3 : 2016/04/24(日) 14:49:36 :
- 今朝、病気のおばあちゃんが死んだ。
飲酒運転してた車にひかれたようだ。
にんちしょうだとかいってたような気がするな・
両親がうれしそうで、いつもよりぼくと話してくれて
なぜだか分からないけど、おかねがどうこういってたな。
ご飯もごうかですごく美味しかったし。
久しぶりに、ままとぱぱと一緒にねれて。
うれしいはずなのに。
なぜか
ねえ
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- 4 : 2016/04/24(日) 14:53:38 :
- わたしは、誰より自分だし、人間のはずなのに。
あなたは私を人じゃないって言うんだ。
そんなはずはない。わたしはきっと知っている中で一番優しいし、人間だし、素晴らしいはずだ。
そうだ、そうだ、そうだ・・・
その後、自分以外を正当に評価できないだけだと知って、より自己正当化に回ったという。
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- 5 : 2016/04/24(日) 15:01:13 :
- 俺は、いわゆる中二病というやつかもしれない。
ふと気が付くと、死についてかんがえている。
電車が通過するのをみて、ロープをみて、乱暴な運転をするトラックをみて。
生きたいとは思えないし、死にたいとも思えないけど。
それでも死には人一倍興味があった。
それで、電車のホームで待つことにした。
ただ、好奇心だった。
人の死を目撃してみたかっただけなのに。
『それを目撃してしまった』
ぼーっと線路を見てたら、反対側のホームから40代くらいのおじさんが線路におりて、覚悟を決めたように線路の上に寝た・・・
すぐに電車がすごい勢いで警笛を鳴らしながらオジサンの上を引き咲いて行った。
電車は急停車したけれど、オジサンはゴロゴロと転がっていて
上半身は血まみれになりながらもちゃんとくっついていて、下半身はまるで肉のはなの用に、花びらの用に名状しがたく散っていた。
おれは、、こんなのをみて、吐き気を覚えると同時に。
虚無的な悦楽を感じていた。
そんな自分が嫌で。
ビルの頂上へ
そして・・・
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