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ベルトルト「僕たちは」ライナー「馬鹿だった」
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- 1 : 2013/12/08(日) 21:43:11 :
- すぐ終わりますよ多分……
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- 2 : 2013/12/08(日) 21:45:18 :
- 僕たち3人は人類に勝った。
しかし………
今この世界にいるのは
巨人と僕達3人だけ…………
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- 3 : 2013/12/08(日) 21:47:40 :
- 今僕たちは壁の上に座っている……
夕日が…綺麗だ……
なんて素晴らしい世界なんだ
でも楽しくない。
わかっていた
人類の負け
ということは
この世界に僕たちはしかいなくなるということを
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- 4 : 2013/12/08(日) 21:51:49 :
- アニ「静かだね」
賑やかな同期……いや人を殺した今
とても静かだ…
ライナー「これから毎日こんな日がつづくのか…」
ライナーはため息をつく。
今は冬。
とても白い息が夕日で赤く染まる
そしてまた静寂が訪れる……
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- 5 : 2013/12/08(日) 21:53:57 :
- ベルトルト「殺さなきゃよかったの……かな??」
静寂を破りベルトルトは話だす。
アニもライナーも反応しない。
ベルトルト「はぁ……」
深いため息をついた時だった
ライナーは口を開く
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- 6 : 2013/12/08(日) 21:57:00 :
- ライナー「今更後悔してもどうにもならない。前を向いて歩いていくしかない」
ライナーの目はまっすぐ前をむいている。アニも僕も。
そんなこと言っといて本当にこれから歩むべき道なんてわかんない。
だって………
その道がないから。
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- 7 : 2013/12/08(日) 21:59:26 :
- ベルトルト「この世界には僕達3人……」
ライナー「わかってる」
何がわかってるんだ……
ライナーにはこれから歩むべき道があるの…?
口を閉じていたアニも口を開く
アニ「進むべき道などないってことわかってて言ってるのかい?」
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- 8 : 2013/12/08(日) 22:01:50 :
- アニの口調はキツかった。
ライナー「ある。俺には確かに見える。」
まだライナーは前をずっと見据えている。
アニ「そうかい……」
落ち込んだようにアニはそういうと立ち上がった。
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- 9 : 2013/12/08(日) 22:04:11 :
- どうなるんだろう(((o(*゚▽゚*)o)))
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- 10 : 2013/12/08(日) 22:05:25 :
- アニ「私にも自分が歩む道が見えている。」
壁のギリギリ落ちないか程度のところにたつアニ
アニ「死ぬという道が。
人間どんな道を歩もうとも
誰でもその道の最後には
死へのたった1本道があるんだよ
別れ道もない
逃げ場もない。
ライナー。あんたもその道が見えているんだろう?」
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- 11 : 2013/12/08(日) 22:07:38 :
- アニ「そしてベルトルト。
あんたは道がないんじゃない
見えないんじゃない。
見ようとしてないだけさ。
死というものを恐れて。
私は恐れない。
さようなら」ニコッ
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- 12 : 2013/12/08(日) 22:08:31 :
- 今までで一番の笑顔をして
アニは
落ちていく。
どこまでも
どこまでも
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- 13 : 2013/12/08(日) 22:10:23 :
- ライナー「はぁ……」
ライナーの口から深い長いため息が漏れる
ベルトルト「!?」
空からたくさんの白い光が2人の元に降りてくる。
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- 14 : 2013/12/08(日) 22:12:49 :
- エレン「なぁ……ベルトルト、ライナー。
俺はお前達を許さない。
今死んでも、アニと同じように地獄行きだろうな。」
白い光は同期や教官の顔を写し出す
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- 15 : 2013/12/08(日) 22:18:01 :
- アルミン「でも……
3人は訓練兵卒業の時メッセージをかかなかったし、受け取らなかったよね
そのメッセージ……見てほしい…
今更だけど3人にはいろいろ感謝もしてた。」
ジャン「強制するわけじゃねえ…
それ見ても見なくてもいい。」
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- 16 : 2013/12/08(日) 22:20:41 :
- そう言って白い光は動き出す
そして、メッセージのある場所に連れてこられる。
そこには
僕たちへの感謝の気持ち
そして目立ったのは
"友達""仲間"
という文字。
あれ…
なんで……
目から涙がでてくる。
ライナーもだ。
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- 17 : 2013/12/08(日) 22:22:51 :
- その瞬間アニの言っていた道が前に開ける。
歩み出すか
ここで
立ち止まるか。
ライナーは歩み出した。
死への道を
僕を待つことなく
そして死んでいく。
ブレードで心臓を突き刺して。
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- 18 : 2013/12/08(日) 22:24:41 :
- あたりに血が広まる。
すぐそばにはライナーの死体。
白い光は消えることなくその場にいる。
ベルトルト「ねぇ……
ごめんなさい。
本当に
ごめんなさい」
なんで……
涙が止まらない
足が動かない
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- 19 : 2013/12/08(日) 22:27:20 :
- 道は見えているのに
どうして……?
やっと……
少しづつこの道を歩む。
手にブレードを持つ。
でも今度は手が動かない。
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- 20 : 2013/12/08(日) 22:29:18 :
- 手が震える
視界が揺らぐ
どうして………
どうして僕は………
こんなに美しい
そして
残酷な世界に
うまれてしまったんだろう…………
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- 21 : 2013/12/08(日) 22:29:30 :
- ーENDー
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- 22 : 2013/12/08(日) 22:34:55 :
- 何が書きたかったんだろう…w
僕は今歩むべき道を選んで前に進んでる。と、思ってる
時にはゆっくり。
時には早く。
そして今は、まだたくさんの別れ道があるし、逃げ場だってある。
でも、最終的に、行き止まりにたどりつく。
それが死。
それを受け入れなければ道は見えなくなる。
受け入れたものだけだ死というものを見れるのでは…ないかな
と思いました。
はいwすみませんww
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- 23 : 2013/12/08(日) 23:13:42 :
- 良かったよ
-
- 24 : 2013/12/08(日) 23:14:22 :
- >>23
あざーす!
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- 25 : 2013/12/08(日) 23:54:33 :
- http://www.ssnote.net/archives/4511
シリーズというものではないが僕の思ったこと。
これは…まぁ友達というものについて?笑
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- 26 : 2013/12/09(月) 12:12:23 :
- ユミル「なんであいつは…」
http://www.ssnote.net/archives/4530
オルオ「兵長に悩みはないんですか?」リヴァイ「あるわけないだろ」
http://www.ssnote.net/archives/4516
エレン「嫌いな人が多い俺と」ジャン「少ない俺」
http://www.ssnote.net/archives/4511
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