このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
君の名と生き様に花束を
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- 1 : 2016/03/26(土) 23:00:55 :
- もう3作目になると…何も言うまい…。あとは僕の残骸でも見ていってやってください。
どーもリルンで(ry←ここまでテンプレ
今回は進撃のシリアスに挑戦したいと思います!亀更新注意!涙が出なくても文句は無しでお願いします!
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- 2 : 2016/03/26(土) 23:01:41 :
- あと、最新話のネタバレ入るので注意
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- 3 : 2016/03/26(土) 23:12:42 :
- エレン「遺書……ですか…」
エルヴィン「ああ、今回の作戦では、エレンよりも優先して守る物があるんだ。それを守るための囮として使う事になる」
エレン「俺はいいですけど…」
エルヴィン「毎回毎回、大役を任せてすまない。これも人類のためだ。分かってくれ」
エレン「団長に頼まれたら断れませんって。俺も嫌々やってるわけでもないんですし」
エルヴィン「そうだったらいいのだが…。」
エレン「今回の作戦は、シガンシナ区の奪還でしたっけ?」
エルヴィン「まあ、もっと大きく言えば、ウォールマリアの奪還だな。人手が足りない今、この作戦を成功させるのは困難を極める」
エレン「そうですよね…。でも、無理難題を押し付けられても、クリアしてきた調査兵団ですよ!?成功しますって」
エルヴィン「そうだと、いいんだがな」
エレン「じゃあ俺、遺書書いてきますね」
エルヴィン「ああ、大事な時間を取ってしまってすまなかったな」
エレン「いえ、大丈夫です。では」
エレン「遺書かぁ…」
エレン「(何書けばいいのかな…)」
エレン「ライナー達に勝ったとしたら、俺は人類の英雄か…」
エレン「(なんか重苦しいな…)」
エレン「ライナー達、今何してるかな…?」
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- 4 : 2016/03/27(日) 21:09:17 :
- 和解することは出来ないのか...
エレン...和解出来ないとしても頭の片隅には置いといてくれ...
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- 5 : 2016/03/27(日) 22:29:06 :
- >>4 ヨッシャァァ!(高音)コメありがとうごさいます!和解は難しいですね…。少なくとも、僕のストーリー上では、ですが。最新話ではアルミンが……おっと、ネタバレ言ったらあれですね。
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- 6 : 2016/03/27(日) 23:12:06 :
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エレン「一応は書けたかな…?」
エレン「えっとこれをー…団長のところに持ってけばいいのかな?」
エレン「団長、遺書書き終わりました。」
エルヴィン「エレンか、入れ。」
エレン「はい。」
エレン「遺書、預かってもらっていいですか?」
エルヴィン「ああ、構わんが…。何かあるのか?」
エレン「いえ、特には」
エルヴィン「そうか、ならいい」
エレン「では俺は用が済んだのでこれで」
エルヴィン「ああ。また」
エルヴィン「(エレンはなるべく死なせたくないのだが…)」
エルヴィン「(まあ死ぬというのは、最悪のケースだ。深く考えすぎだな)」
アルミン「今回の作戦、シガンシナ区奪還だってね。聞いたよ」
ミカサ「私たちの……故郷……」
ジャン「かなり大掛かりな作戦なんだろ?なんたって、ウォールマリアの奪還も作戦に含まれてるんだって?」
コニー「最悪、この中の誰かが死ぬかもな…」
サシャ「コニー、縁起の悪いこと言わないでください!」
ジャン「でも、あり得るぞ?この中じゃなくて、エレンが死ぬかもしれないんだ」
アルミン「エレンは……僕たちが命を懸けてでも守ろう!」
ミカサ「エレンが死んでしまったら、私は生きる意味がない。ので、私も命懸けで守ろう。」
エレン「よっ、みんな」
ジャン「エレン…」
コニー「今度の作戦、いけそうか?」
エレン「まあ、それなりにな。硬質化も上手くできるようになってきたし」
アルミン「あんまり無茶しないでよ?エレンが倒れたら本末転倒だからね」
ミカサ「エレン、今は自分を最優先で考えて」
エレン「あぁ、みんなありがとな」
サシャ「みんな、生きて帰れるといいですね…」
ジャン「お前もそんな事言うんじゃねえよ…」
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- 7 : 2016/03/27(日) 23:36:30 :
- コメント出来なくてすいません
ずっと見ていました
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- 8 : 2016/03/28(月) 05:56:54 :
- >>7 すみません、コメ催促してるみたいでしたかね…。でもコメを貰えるのは嬉しい限りです!
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- 9 : 2016/03/28(月) 23:28:37 :
- リヴァイ「エルヴィン、今回の作戦の事なんだが…」
エルヴィン「どうしたリヴァイ、何でも聞いてくれ」
リヴァイ「もしエレンが死んだら、どうするつもり何だ?」
エルヴィン「そうさせないために、対策を考えてはいるのだがな…。今思い付いている中で一番有効なのは、エレン自身が鎧の力を超えているという仮定の上で成り立っているのだが、エレンが鎧を駆逐するというものだ」
リヴァイ「シガンシナまでは馬で行くんだよな?」
エルヴィン「ああ、そうだ」
リヴァイ「つまりは、エレンよりも馬の命の方が大切って訳か。だがエレンも死んだら人類の生きる道筋が途切れ、人類は破滅の道を歩むということか」
エルヴィン「まあ、そうなるな」
リヴァイ「俺も全力を尽くすが、それでも無理だった場合、地下室だけ見て帰ってくることにするか?」
エルヴィン「相手側もそれなりの準備をしてると考えると、そのまま帰してくれるというのは可能性が限りなく少ない。地下室だけ見て帰るというのは最悪のケースとして考えることになる」
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- 10 : 2016/03/30(水) 23:21:45 :
- エレン「多分団長は、俺の力を買い被り過ぎだ。過度な期待をしている気がする。期待が大きいほど、反動は大きい」
ミカサ「エレン、自分の力を信じて?エレン自身の事は、エレンがよく分かってる。団長も分かってくれると思う」
アルミン「そうだよエレン、人を助けられるだけで、十分人に誇れる力なんだ。期待せざるを得ないだろう」
エレン「そうか?俺はそうは思わないぞ?」
アルミン「作戦の途中で分かると思うよ。自分の力の偉大さが」
ミカサ「エレンは十分強い。もう私が守る必要がないくらいに。でも、油断はしてはいけない」
エレン「あぁ、色々ありがとな。お前らが親友で良かったよ」
アルミン「僕のセリフ、取らないでよ」
エレン「ははっ、悪りぃな」
ミカサ「(昔のエレンとは全く違う。いつも冷静で、自分の地位を低くして、謙虚なエレンは、昔のエレンからは想像出来なかった)」
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- 11 : 2016/03/31(木) 23:29:11 :
- 作戦開始日
僕は死を覚悟して、仲間に最期となってしまうかもしれない挨拶をした。
「どうか、僕が死んでも、悲しまないでくれ。死んでしまったら、その悲しみも分かち合えなくなってしまうから。」
そう言って、僕はその場を去った。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンジ「開門!30秒前!」
いよいよだ。今日、俺たちの故郷が帰ってくる。
きっとできる。そう思えばきっと、叶うはず。
死んだ仲間のためにも、誇れる功績を修めなければ。
マルコ…、お前は、何を思って死んだんだ?
お前には助けてもらってばっかだったよなぁ…。
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- 12 : 2016/04/01(金) 23:46:48 :
- ライナー「まさかエレンが巨人になるとはな…」
ベルトルト「どうするライナー?このままじゃ…」
ライナー「俺たちにとって脅威になり得るなら、消すだけだ」
マルコ「なあライナー、ベルトルト。一体何の話をしてるんだ…?」
ライナー「!?」
ベルトルト「あ、いや、その…」
ライナー「い、いや、冗談だよ」
マルコ「こんな状況で冗談が言えるのか!」
ライナー「くっ!」
アニ「何やってるんだい!あんたらが蒔いた種だ、あんたらで処理しなよ」
マルコ「アニ!この二人が……」
アニ「悪いねマルコ、私もこっち側なんだ」
マルコ「!?」
ライナー「ベルトルト、やるぞ」
ベルトルト「ライナー正気か!?」
ライナー「やるしかないんだ!」
ガシッ
マルコ「な、何するんだ!!」
ライナー「アニ!俺たちが抑えてるから、マルコの立体起動装置を外せ!」
アニ「はぁ?何で私が!」
マルコ「アニ!やめてくれ!頼む!」
ライナー「アニ!こいつは知っちゃいけない事を知ってしまったんだ!消すしかない!」
アニ「……仕方ないね。やってやるよ」
マルコ「ライナー!誰にも言わないから!命だけは!命、だけは…」
ガチャガチャ
ドンッ ドンッ
ライナー「マズい!巨人が近づいてくる!」
アニ「外し終わった!」
ベルトルト「アニ、すまない。君を巻き込んでしまって」
アニ「いいよ、あんたらに死なれたら困るし」
ライナー「よし、そのまま投げるぞベルトルト!」
ベルトルト「うん!」
マルコ「ライナー…、何をする気だ…?やめろよ…?やめろって言ってるだろ!」
ライナー「じゃあなマルコ」
マルコ「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
ガブ
グジュ
ビチィッ
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- 13 : 2016/04/03(日) 23:35:26 :
- エルヴィン「開門!始め!」
エルヴィン「進めーー!!!」
エルヴィン「これより、シガンシナ区、及び、ウォールマリア奪還作戦を開始する!!」
エルヴィン「前進せよ!!」
エレン「無事、着いたみたいだな」
ハンジ「エレン!穴を塞ぐぞ!」
エレン「分かりました!今行きます!」
ミカサ「エレン、無理しないでね」
エレン「あぁ、お前らもな」
アルミン「気をつけて、必ず塞ぐんだよ」
エレン「わかってる!じゃあ行ってくる!」
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- 14 : 2016/04/10(日) 02:46:01 :
- もしこの作戦が失敗したら
ここまで積み重ねてきたものが水の泡だ
だから期待を裏切らないように慎重に
大胆に!!!
エレン「はぁぁぁああああ!!!」
ガリッ
ゴォォォォォォォォン!!!!!!
ハンジ「行けたか!?」
エレン巨人「ウガァァァァァァ!!!」
シュー……
ピキピキィ…
ハンジ「よし!くっ付いてる!」
シュー…
エレン「ぷはっ…やったか?」
よかった…
無事、塞がったようだ
肩の荷が下りたところに襲いかかってくる悪魔
だよな…相場が決まってるよな
派手にやるじゃねぇか
ライナー
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- 15 : 2016/04/18(月) 00:32:09 :
- おうおう、派手にやるじゃねぇか
ライナー「ウガァァァァァァ!!!!!」
くっ!いきなりかよっ!
エレン「ォォウウウアアアア!!!!」
決まったか!?
ライナー「オオオオオオゥゥゥ!!」
チッ、防いだか
ライナー「(マズい、このままではスタミナが切れる!!)」
エレン「ウガァァァァァァ!!」
そろそろスタミナ切れだろっ!!
お互いな
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- 16 : 2016/04/24(日) 01:26:46 :
- エレン「(ハァ……ハァ……)」
ライナー「(ハァ……くっ…)」
そこには救世主という死神が佇んでいた。
ハンジ「全員!"雷槍"用意!!」
カチャカチャ
エレン「(来たか…遅いぞ……)」
ライナー「(何だよ…あれ…)」
ハンジ「全員!放て!!!」
ドッッッッカァァァァァァァン!!!!!
十数本の雷槍が、ライナーの首元で散った。
派手なノイズをばら撒きながら。
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