乞うは幸せ
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- 1 : 2016/03/23(水) 09:59:55 :
- 「放置しない」と「馬並みの速度更新」が口癖のゲーマーです。
アニの誕生日SSです!1日遅れてしまいました。
すみません。かけもち沢山作ってしまい今、更新が滞っている状態なのに作っちゃいました。本当に申し訳ありません。
コメントはこちらでもしても問題ないです。
いちを作っています
感想→http://www.ssnote.net/groups/1953/archives/5
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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- 2 : 2016/03/23(水) 10:53:40 :
- 期待‼
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- 3 : 2016/03/26(土) 10:36:58 :
- 期待ありがとうございます。
書き溜めというものをしたいと思います。
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- 4 : 2016/03/28(月) 15:38:19 :
- 力・・・力は鍛えるほどだけつくと言われる。
しかし手に入れられない力なども存在する
”巨人化の力だ”
この世界には巨人という生き物がいる。
そしてその巨人は人間を食べると言われてる
しかし巨人は知能もなくそして人間と変わりなく死ぬ
しかしうなじを斬られないと死にはしない
そしてうなじ以外を斬られても再生する
そしてその名の通り巨大だ。
高いのは20Mもあると言われている
そしてそんな巨人もものともせず倒す者もいる
”アッカーマン”
そしてその巨人になれる者もいる
”イェーガー” ”レイス”
そしてその事を知っている者もいない。
壁というものに巨人から守られているため興味のないものもほとんどだ。
そしてアッカーマン家もレイス家もイェーガー家も巨人の事など人間を食べる憎い巨人というほどでしか思っていなかった。
そして巨人の味方になる者もいるとも思ってなかった
”レオンハート家”
巨人の力を持ち、巨人側の人間だ
それは誰にも知られる事はなかった
そして今日、レオンハート家に一人の女の子が産まれた
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- 5 : 2016/03/28(月) 15:39:35 :
- その子はお母さん譲りの金髪のかわいい女の子だった。
そして5年後に母はなくなった。
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- 6 : 2016/03/28(月) 17:14:23 :
- 死因は暴行による出血死だった。
ゴミを捨てる青年達に注意したところ逆上をされ殴り殺されたのだ。
その青年達は逃亡し、まだ捕まっていない
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- 7 : 2016/04/03(日) 17:28:17 :
- 怒りと憎しみが込みあがってきた
そして父は娘に全てを託した。
まだ幼き娘に。
まずは力だ。母みたいに逆上されても倒せるほどの力を持ってもらいたい。そしてただひたすらと格闘術を教え続けた。
そして強くして青年達にやり返しなども思いついたがそれは単なる思いつきにすぎた。
ある日父は娘に注射を打った。
異常は特に起こらずただ腫れが引くのが遅かったというだけだった。
果たしてその注射が何だったのかも当の本人も分からない。
しかし打った後の父の言葉は今でも残っている
「この世界を滅ぼせ。お前には力がある。全人類が恐れる物になりそして全人類に一生忘れられぬ恐怖を・・・」
これが娘の覚えている最後の言葉だ。
その後、父の遺体が見つかった。
原因は不明だそうだ
娘は親戚に預けられ、すくすくと元気に育った。
そして親戚の父が娘の格闘術を見て兵士になってはどうか?といった。
娘は迷ったが訓練兵になることを決意した。
『憲兵団になるために』
この世界には3つの兵団が存在した
調査兵団・駐屯兵団・憲兵団
調査兵団は壁外に遠征しにいく兵団
駐屯兵団は壁の補強及び警護を務める兵団
憲兵団は城壁内での警察業務をする兵団
憲兵団には成績10位以内の者しか入れないが
憲兵団になると内地の暮らしが待っているので殆どの人が憲兵団を目指していた
娘、アニ・レオンハートもそのうちの一人だった
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- 8 : 2016/04/09(土) 18:28:48 :
- そしてアニの行った訓練兵団には親と関わりの持った知り合いもいた。
そして同じ意志を持つ者
ライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバー、ユミル
クリスタ・レンズ本名、ヒストリア・レンズ
私たちは皆と違う、人類が一番恐れる物が私たちである事。
全人類から嫌われている事。
ベルトルトとライナーが人類を絶望に追い込んだ事。
そして次は私の出番だ。
訓練兵の間だけ私は人間として生きられる。
だけどそんなのはいらない感情。
人間と関われば関わるほど最期が胸が締め付けらるほど苦しい
だけど私は今を大切にしたい。
だから私に幸せを下さい。
人の命を奪う事しかできないこんな私に幸せを
だけどそんなのは叶わぬ夢。
ただ、ただ普通に訓練兵を過ごしていたい。
何も起こらず平然と過ぎて行ってほしい。
だけど彼を見るたびに、エレン・イェーガーを見るたびに今を生きる必死さを見るたびにこんな自分が醜(みにく)く見えてしまう。
だけどそんな自分にも誇りはある。
格闘術を披露する時だけ誇りを感じる事が出来る。
そして幸せを感じる事が出来る。
今は亡き父から教わったこの格闘術を披露する時だけ。
だけど所詮私は最低な人間に過ぎない。
同期のマルコ・ポットに泣きながら助けを求められてもただ見捨てて今を生きている。
調査兵団が苦労して生け捕った巨人も見捨てた同僚の立体起動装置で殺し。
そして今、調査兵団の者を殺している。
もちろんこれは全て予定した通り。そしてあの馬鹿も巨人化した。だけど格闘術では負けない。その自信がある。だから勝ったなのに
なんで・・・人間なんかに負けるんだろう。
私は全てを出し切っただろうか?
。
ただ自分の無力さを痛感して、今までやってきた事を振り返ってぽつりと涙を流す。
それを人類最強の兵士は見た。
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- 9 : 2016/04/10(日) 08:47:38 :
- つhttp://www.ssnote.net/archives/45045
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