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エレン「オレとエレナの物語」

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  1. 1 : : 2016/03/07(月) 15:23:36
    オレには双子の妹が居た

    名前はエレナ・イェーガー

    妹と言っても顔はかなり似ていると言った方がいい

    小さい頃から仲が良く一緒によく遊んでいた

    カルラ「暗く成る前に帰って来なさいよ?」

    エレン「わかってるよ、エレナ早く行こうぜ」

    エレナ「いいけど、ミカサとアルミンは?」

    エレン「なんか用事があるらしいぞ」

    エレナ「へぇ~、わかった、んじゃ行こうか」

    エレン「あぁ」

    同じ家族であるミカサ、そして親友のアルミンが居ない時はよく二人で遊んでいた、とても仲が良かった



    だが、そんな関係はある日一瞬にして壊れていった
  2. 2 : : 2016/03/07(月) 16:05:31
    な、何が!?
    期待です
  3. 3 : : 2016/03/07(月) 16:23:57
    西暦845年

    エレン「お前本当に行かないのかよ?」

    エレナ「うん、用事あるし」

    アルミン「仕方ないよエレン」

    ミカサ「用事があると言っている、無理に引き留めるのはよくないこと、エレン」

    エレン「…わかった」

    エレナ「うん、じゃ」

    ガチャ

    タッタッタ

    エレン「・・・」

    アルミン「ははっ」

    エレン「なんだよ?」

    アルミン「エレンって本当エレナの事好きだね」

    エレン「!は、はぁ!?」

    ミカサ「妹なんだから好きなのは当たり前」

    エレン「あ、当たり前なのかよ」

    アルミン「(それはミカサの基準だけどね…)」

    スタ、スタ、スタ

    カルラ「あら?エレナは?」

    エレン「!なんか用事あるとか言ってたぞ?」

    カルラ「あら、そうなの珍しいわね貴方達いつも一緒に遊んでたのに」

    ミカサ「・・・彼氏か誰かできたのかも」

    エレン「!!?はぁ!!?」

    アルミン「ミカサ、エレンが怒るからあまり言わないほうがいいよ?」

    エレン「!?怒るってなんだよ!?」

    ミカサ「・・・確かに」

    エレン「なんなんだよお前ら…ってそれよりアルミンあの本早く見してくれよ」

    アルミン「!うん、いいよじゃあ外行こうか」

    エレン「あぁ!」

    ミカサ「・・・」

    スタ、スタ、スタ

    カルラ「暗く成る前に帰って来なさいよ~?」

    エレン「わかってるよ!」

    バタン!

    カルラ「・・・はぁ~心配だわ…」



    エレナ「えっと、あの」

    定員「はい?」

    エレナ「これ、ください」

    定員「はいよ」

    エレナ「!ありがとう」

    定員「誰かにあげるのかい?それ」

    エレナ「うん、兄に」

    定員「なるほどねぇ、喜ぶといいねぇ」

    エレナ「!うん、じゃ」

    定員「はいよ」

    スタ、スタ、スタ

    エレナ「(柄じゃないかもしれないけど……こんなので喜んでくれるかな?)」

    兄エレンへのプレゼントというのは花だった

    エレナ「(…まぁ、いっか多分喜んでくれるよな)」

    スタ、スタ、スタ



    川辺

    ポチャン…

    エレン「…はぁ~壁の外に出てぇ…」

    ミカサ「・・・調査兵団なんかに絶対入らせないから」

    エレン「!?はぁ!?」

    アルミン「まぁそりゃ…壁の中にいるだけで100年ずっと平和だったしね、下手に外に出るより壁に中に居た方が安全だし、下手に外に出て巨人を招き入れたなんて言ったらいったいどうなるか…」

    エレン「それってようするんいビビりって話じゃねえか」

    アルミン「うん、…でも本当にそれだけなのかな?」

    エレン「自分の命賭けるんだ、俺らの勝手だろって話だよな」

    ポチャン

    ミカサ「絶対駄目」

    エレン「あ?」

    ミカサ「ダメ」

    エレン「・・・そう言えばお前この前よくも親にばらしたな!」

    アルミン「!?えぇ!?」

    ミカサ「協力した覚えはまったくない」

    アルミン「・・・で、どうだった?」

    エレン「そりゃ…喜ばれはしねぇけど…」

    アルミン「…そりゃそうだよ…」

    エレン「!?お前も反対なのかよ!?」

    アルミン「え、だって危険だし…」

    エレン「ックソ壁の外に行きたいって言うのはオレとエレナだけかよ…」

    ミカサ「絶対行かせないから」

    エレン「あ!?」

    アルミン「確かに僕も外に行きたいって気持ちはあるよ…確かのこの壁の中は未来永劫安全だと信じ切ってる人はどうかと思うよ…、100年壁が壊されなかったからといって」

    アルミン「今日壊されない保証なんてどこにもないのに…」

    エレン「お前…縁起でもないこと言うなよ…」

    アルミン「え、だって…」

    ミカサ「その話はおしまい、とりあえずエレンもエレナも外になんか絶対行かせないから」

    エレン「なんなんdドォン!!!!

    エレン「!!?」

    アルミン「な、何だ!?」

    ミカさ「ッ!?」

    エレン「じ、自身ってやつか!?」

    あれ、見て見ろよ!!!

    なんだ、あれ

    アルミン「・・・え?」

    エレン「と、とりあえず行ってみよう!」

    ミカさ「ッ・・・」

    タッタ

    カラン、カラン

    エレン「すっげえ揺れてんな…(こんなの初めてだ…)」

    タッタッタッタッタ

    アルミン「・・・!!?」

    エレン「?アルミン?」

    ミカサ「?」

    ダッ

    エレン「お、おい何が見えるってんだよ!?(何で皆固まってんだ?)」

    タッタ
  4. 4 : : 2016/03/07(月) 16:24:06
    エレン「!!」

    ミカサ「・・・・・・・・・!?」

    アルミン「そんな・・・!!」

    ドクン、ドクン、ドクン

    エレン「・・・あ・・・・・・・・やつだ…!」

    アルミン「あ・・・あの壁は・・・50・・だぞ・・・!?」

    エレン「巨人だ・・・」




    スタ、スタ

    エレナ「ふぁ~ぁ…(家帰ったら何しようかな…)」

    スタ、スtドォォォン!!!!

    エレナ「!!なに!?」

    チラッ

    エレナ「!?煙…!?(壁の外に煙!!?)」

    バキッバキッ…

    エレナ「!!ぇ…あれって…!!きょ、巨人…!?」

    この時、私は知りもしなかった、今まで仲が良かった関係が一瞬にして崩れるなどと

    エレナ「と、とりあえず家に!!」

    ダッ



    ドオオオオオオオオオ

    エレン「・・・」

    アルミン「あ・・・ありえない巨人は最大でも15mのはず…50mの壁から頭を出すなんて―――」

    エレン「!!?動くぞ!!?」

    ゴオオオオオオオオオ

    アルミン「!?何をしようtドオオオオオオオオン!!!

    エレン「ぅぁ!!!!」

    ミカサ「ッ!!!?」

    アルミン「うああああ!!?」

    エレン「・・・ッ!!?」

    ヒュゥゥゥゥゥゥ

    ドオオオオオオオオオオオン!!!!

    エレン「     」

    ミカサ「    」

    アルミン「っか…壁に・・・穴を空けられた・・・!?」

    ひッ・・・!!

    アアアアアアアアアアアアアア!!!

    わあああああああああああああああ!!!

    きゃあああああああああああああああああああ!!

    アルミン「!!!!ふ、二人共!!逃げろぞ!!早くしないと次々に巨人が入ってくる!!」

    エレン「!!」

    ダッ!!

    ミカサ「!?エレン!?」

    アルミン「!!?」

    エレン「壁の破片が飛んでった先に家が!!(きっとエレナも母さんも言えに居る!!!ックソ!!!)」

    ミカサ「ッ!!」

    ダッ

    アルミン「!?ミカサ!!ッ!!(あ、あれ…)」

    ブルブルブル…

    アルミン「ハァハァハァ…!!(ふ、ふふ震えてる!?)うぅ・・・・!!もう・・・ダメだ・・・終わりだ!!」


    ダッダッダッダッ!!!

    エレン「(エレナ!!母さん!!!)」

    チラッ

    きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

    エレン「(家に…当たってるわけがない!!)」

    エレン「ッ・・・・!!ハァハァ!!」

    ミカサ「ハァハァ!!(そんな・・・)」

    エレン「(とっくに逃げてるに決まってる!!)」

    タッタッタッタッタ

    エレン「(あの角を曲がれば・・・いつもの家が・・・)」

    タッタッタッタ!!!!

    エレン「!!は・・・(いつ・・・もの・・・)クッソ!!!!!」

    ダッ!!!

    エレン「!!エレナ!!母さん!!!!」

    ガラッ

    エレン「かあ、さん…?」

    ミカサ「!!」

    ピクッ

    カルラ「・・・エレンかい?」

    エレン「!!ミカサ!そっちをモテ!!この柱をどかすぞ!!」

    ガシッ!!

    エレン「行くぞ!!せーの!!」

    ググググググ!!

    ズシン!!!ズシン!!!!

    エレン「!!!?」(何の音だ!?)」

    チラッ

    エレン「ッ・・・・!!!」

    カルラ「・・・?」

    ミカサ「・・・・・・・・・・・・・・」

    ズシン、ズシン

    エレン「!!ミカサ!!急げ!!」

    ミカサ「わかってる!!」

    カルラ「!!え、エレン!!」

    エレン「!!なに!?」

    カルラ「え、エレナはどうしたんだい!?」

    エレン「!!」

    ミカサ「!!」

    エレン「そ、そうだ…母さん、エレナは!?」

    カルラ「!?家には着てないよ!?」

    エレン「!!!!!?」

    ミカサ「ッそ、んな…!!」

    カルラ「ッ!!母さんのことはいいから早くエレナを探しなさい!!」

    エレン「ッ!!エレナも探すけど母さんも逃げようよ!!」

    カルラ「母さんの足は瓦礫に潰されてここから出られないの、とても走れない、わかるだろ?」

    エレン「ッ!!俺が担いで逃げるよ!!」

    カルラ「ッ!!どうして母さんの言うこと聞かないの!!最期くらい言う事聞きないさないよ!!」

    エレン「ッ!!最期って…!!」

    ズシン、ズシン

    カルラ「!!いいかい!?母さんはもう駄目!!でもエレナは助かる希望がある!!もう一回言うよ!?エレナは探せば助かる希望は十分ある!!」
  5. 5 : : 2016/03/07(月) 17:30:15
    エレン「!!希望ってなんだよ!!?」

    カルラ「親にとってはね自分の子供は宝なのよ!!自分の命なんかよりずっと大切な存在なの!!いいかい!?母さんのことはもう見捨てて早くエレナを探して!!これが母さんの最期の頼みなの!!あの子を助けてあげて!!」

    エレン「そんなぁ…」

    カルラ「いいかい!?兄としてあの子を守ってあげて!!貴方とあの子とミカサ貴方達が助かれば母さんの命なんてどうでもいいの!!だから早く行ってエレナを助けてあげて!!母さんの最期の願いなの!!お願い!!!!!!!」

    エレン「ッ・・・・!!」

    ミカサ「いや・・・だ!!」

    ッス

    ミカサ「!?エレン!!?」

    エレン「・・・ミカサ、エレナを探しに行くぞ…!!」

    ミカサ「!!?何を言ってるの!?おばさんgエレン「俺はエレナを助けにいく…兄として…母さんの願いの最期の願いをかなえる!!」

    ダッ!!

    ミカサ「ぇ・・・」

    カルラ「・・・ミカサ、お願い」

    ミカサ「!!」

    カルラ「母さんのことはもういい、お願い逃げて…もう巨人がすぐそこまで来てるの…お願い!!!!!」

    ミカサ「!!・・・ッ!!」

    ダッ

    カルラ「・・・ありがとう、エレン、ミカサ…(…エレン、貴方には最悪な選択をさせてしまってごめんなさい…エレナ、貴方はきっと…多分勘違いをしてしまうのだろうけど…)」



                愛してる

    ズシン、ズシン

    巨人「・・・」

    ッス

    ガシャ、ガシャ

    ガシッ

    カルラ「ぁ…ぃ、ぃか、ないで…(ごめんなさい…エレン、貴方に苦な選択をさせたはずなのに私hグシャッ




    タッタッタッタ

    エレン「ハァハァハァ!!」

    ミカサ「・・・」

    ポタ、ポタポタポタ

    ミカサ「!!(エレ、ン…)」

    エレン「エレナ!!エレナ!!!」



    数分前のこと

    タッタッタッ、タ…

    エレナ「そんな…か、壁が…、壊された…(あ、れ…足が…)」

    ブルブルブル…

    エレナ「うご、かない…(何で…!?)ックソ!!」

    ドンッ!!

    エレナ「動けよ!!動け!!」

    ドンドン!!

    エレナは足を動かそうと叩くがずっと震えたまま動かない

    エレナ「ックソ!!!!(なんで・・・なんで!!)」




    タッタッタッタ

    エレン「!!!!エレナァァァァ!!!」

    ミカサ「!!」



    エレナァァァァァ!!

    エレナ「!!エレン!!!ミカサ!!!」

    タッタッタッタッタ!!

    エレン「ハァハァハァ!!見つけた!!早く逃げるぞ!!」

    ガシッ

    エレナ「!!母さんは!?」

    ミカサ「!!」

    エレン「ッ!!母さんの話は後だ!!今は逃げるぞ!!」

    エレナ「!!嫌だ!!母さんを助けるまdエレン「エレナ!!!!」

    エレナ「ッ!!」

    ズシン、ズシン

    ミカサ「!早く行こう!!」

    エレン「あぁ!!エレナ行くぞ!!」

    エレナ「・・・」

    タッタッタッタッタ




    アルミン「!!エレン!!エレナ!!ミカサ!!」

    エレン「・・・よう」

    エレナ「・・・」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「!(…おばさん…)」

    アルミンはおばさんが居ない事を察し、何も言わなかった


    エレン「・・・」

    エレナ「・・・ねぇ」

    ミカサ「!」

    エレン「・・・なんだよ」

    エレナ「・・・そろそろ話してよ、何で母さんが居ないの」

    エレン「・・・わかった、話す」

    エレナ「・・・」

    エレン「最初オレとミカサは家に向かったんだ…母さんを助けようと」

    エレナ「・・・」

    エレン「…でも、家は潰れてた、しかも母さんは家の瓦礫の下敷きになってた」

    エレナ「!!!!」

    エレン「母さんは生きてた、でも瓦礫に足を潰されて動けなかった…」

    エレナ「・・・瓦礫に足を潰されてただけだろ?」

    エレン「!」

    ミカサ「!!」

    アルミン「・・・」

    エレナ「・・・なんで…なんで!!母さんがここに居ないんだよ!!!」

    ガシッ!!

    エレン「・・・」

    ミカサ「!!エレnエレン「オレが母さんを見捨ててお前を助けに行ったからだ…」

    エレナ「ッ!!!・・・は?」
  6. 6 : : 2016/03/07(月) 17:30:23
    エレン「母さんはもう動けなかった、助けれたとしても母さんは足を潰されて走れなかった、そこで母さんは最期の願いとしてお前を助けてやってくれって…そう願った…」

    エレナ「っな、なんだよ、それ…つまり助けられた命をエレンは見捨てたのか…?私を助けて…?」

    エレン「・・・あぁ」

    ミカサ「ッ・・・」

    アルミン「・・・」

    エレナ「・・・なんだよ、それ!!!!!」

    フォン!!!

    バキッ!!!!

    エレン「ッ・・・」

    ドサッ

    ミカサ「!!!エレnエレン「いいんだ…ミカサ・・・」

    ミカサ「ッ!!でmエレン「・・・」

    エレナ「なんだよ、それ…助かる確率が高かった方を選んだってことかよ…?」

    エレン「!!それは違う!」

    エレナ「何が違うんだよ…」

    エレナはエレンを睨みながらそう言った

    エレン「オレは母さんの最期の願いとしてお前wエレナ「ッ!!お前が母さんを担いで逃げれば良かっただけの話だろ!!!」

    エレン「っ・・・それ、は…」

    エレナ「ッ!!こんな花買わなければよかった!!!!」

    バサッ!!

    ミカサ「!!」

    アルミン「!!」

    エレナ「何で私なんか助けたんだよ!!母さんの最期の願い!?何でいつも反抗してたくせに最期の時だけ母さんの願いを叶えてんだよ!!お前は!!」

    バキッ!!

    エレン「ッ!!・・・」

    ミカサ「!!そr

    エレナ「母さん助けて私を見捨てれば良かっただろ!!なんなんだよお前は!!!」


    エレン「!!俺はお前が兄として大切だったかrエレナ「兄として大切なら何で今私がこんな傷ついてんだよ!!」

    エレン「っそれ、は・・・」

    エレナ「最悪だよお前!!!!死ね!!死んじまえ!!」

    ミカサ「!!!おmガシッ

    ミカサ「!!エレン「・・・」

    エレナ「お前なんかに助けられた命なんかいらねえよ!!気持ち悪いんだよ綺麗事ばかり言いやがって!!兄として大切だからお前を助けた!?ふざけんなよ!!お前は誰も助けられてないんだよ!!お前のせいで私は今すっげえ気持ち悪い!!お前なんかに助けられてすっげえ気持ち悪い!!死ね!!!死ね!!」

    バキッバキッバキッ!!!

    エレン「ッブッ!!クッ!!」

    アルミン「っちょ!!?」

    ミカサ「!!!!!」

    フォン!!

    ガシッ!!

    ミカサ「!!?エレン!!?」

    エレン「いいんだ…ミカ、サ…」

    エレナ「ハァハァ!!お前なんかもう家族でもなんでもねえよ!!最低最悪な野郎だ!!クズ野郎だ!!お前が変わりに死んじまえば良かったんだよ!!何で母さんが死ぬんだよ!!」

    ドゴッ!!

    エレン「ッブ!!?」

    ビチャビチャ…

    ミカサ「ッ・・・!!」

    エレナ「ハァハァ…絶交だ」

    エレン「!!」

    アルミン「ぇ・・・」

    ミカサ「え・・・」

    エレナ「お前なんかもう知らねえ、ミカサ、アルミン行こう、こいつとはもう関わらないほうがいいよ」

    ガシッ

    ミカサ「なっ!!あnエレン「ハァハァ…行け…ミカサ、アルミン…」

    アルミン「!!?何言ってnエレナ「ミカサ、アルミン、こいつもこう言ってるし早く行こう気持ち悪いから」

    エレン「早く行け…」

    ミカサ「ッ!!わか、った…(ッチ…仕方がない…)」

    アルミン「…うん…(…なんで…なんで…?)」

    スタ、スタ、スタ、スタ



    エレナ「あぁ…最悪な気分…」

    ミカサ「・・・(…おばさん…何で…)」

    アルミン「(何でこうなっちゃたの…?エレナ…君はエレンに助けられたのに…なんで…?)」

    エレナ「・・・はぁ~…(・・・最悪、何であんなやつと同じ顔なの…?…ックソ…)」





    エレン「・・・(母さん…ごめんなさい…エレナ、助けられたけど…助けられなかったよ…)」

    お、おい?大丈夫か?君

    エレン「!あ、はい…(…いや、謝ってる暇なんてない…、エレナと家族に戻れないとしたら…オレは…!そうだ…兄としてあいつを死ぬまで影から守ればいいのか…)母さんの大切な存在を死ぬまで守ればいい…」

    エレン「(そうだ…そうすればいい…そして最終的に誤解を解ければそれでいいか…)…ごめんなエレナ…」



    この日を境にオレとエレナの関係はなくなった、完全になくなった
  7. 7 : : 2016/03/07(月) 17:32:23
    ここからやっと始まって行きますね

    あぁ…疲れた(>_<)
  8. 8 : : 2016/03/07(月) 17:41:24
    設定

    エレン 15歳

    エレナ 15歳

    ミカサ 15歳

    アルミン15歳

    他・・・

    ですね

    エレンがエレナの兄と言ってもたったの数分です(一卵性とか二卵性とかよくしらんが)
  9. 9 : : 2016/03/07(月) 18:58:19
    そしてあれから2年経った

    オレはあいつを守るためにそして巨人を駆逐するためにたくさん頑張った

    頑張ったと言っても筋トレが主にだが



    ザッ、ザッ

    訓練兵入団式

    エレナ「・・・」

    アルミン「・・・」

    ミカサ「・・・」

    ザッ

    キース「おい、貴様」

    アルミン「!!ハッ!!」

    エレナ「!」

    ミカサ「・・・」

    キース「貴様は何者だ!?」

    アルミン「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」

    キース「そうか!バカみてぇなだな!!親がつけたのか!?」

    アルミン「!祖父がつけてくれました!!」

    キース「アルレルト!貴様は何しにここに来た!?」

    アルミン「人類の勝利の役に立つためです!!」

    キース「そうかそれは素晴らしいな!!貴様は巨人のエサになってもらう、三列目後ろを向け!」

    グイッ

    アルミン「・・・!!」

    ザッザッ

    キース「!おい、貴様」

    エレナ「!ハッ!」

    キース「貴様は何者だ!?」

    エレナ「シガンシナ区出身エレナ・イェーガーです!!」

    キース「!!そうか良い名前だな!!親がつけたのか!?」

    エレナ「はい!そうです!」

    キース「イェーガー貴様は何しにここへ来た!?」

    エレナ「!巨人を駆逐するためにここへ来ました!!」

    キース「そうか!!良い目標だな!!(・・・イェーガー、か・・・もう一人のイェーガーは・・・)」

    チラッ

    エレン「・・・?(…うまくいったみたいだなエレナ…)」

    キース「・・・四列目前を向け!!」

    ザッザッ


    エレナ「よし!うまくいったねアルミン!」

    アルミン「う、うん…そう、だね…(・・・エレン…)」

    チラッ

    エレン「・・・」

    アルミン「・・・はぁ」

    エレナ「?」

    ミカサ「・・・」







  10. 10 : : 2016/03/07(月) 21:54:50
    期待!
  11. 11 : : 2016/03/08(火) 15:20:47
    期待です
  12. 12 : : 2016/03/08(火) 15:34:54
    修正

    エレナ「よし!うまくいったね!アルミン!」
               ↓
    エレナ「よし!うまくいったな!アルミン!」

    です、基本エレナは男口調です
  13. 13 : : 2016/03/08(火) 17:36:47
    ザッザッ

    キース「・・・おい」

    エレン「!っは!」

    アルミン「!(エレン…!)」

    チラッ

    エレナ「・・・」

    アルミン「…(…だめか…)」

    結局あの日、シガンシナ区が破壊されてからエレンとの関係は何も変わることはなかった、あの日からエレンの事に関しては一切の会話はなかった

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・はぁ…」

    エレナ「?どうしたんだよさっきから溜息吐いて」

    アルミン「・・・いや、なんでもないよ」

    エレナ「・・・そうか」


    キース「貴様は何者だ!?」

    エレン「シガンシナ区出身エレン・イェーガーです!!」

    ん?おいさっきイェーガーって聞かなかったか?

    あぁ、聞いたな

    あの二人って似てるよね


    アルミン「(っちょ…!)」

    エレナ「ッ・・・」

    アルミン「(っ怖ぃ~!!)」

    ミカサ「・・・(…はぁ…疲れる…)」


    キース「!イェーガー!貴様は何しにここへ来た!?」

    エレン「巨人を一匹残らず駆逐するためです!!」

    キース「そうか!せいぜい巨人の餌にならないようにな!!」

    ガシッ

    エレン「!はい!!(…巨人の事もそうだが…)」

    チラッ


    エレナ「!・・・」


    エレン「(母さんとの約束、絶対守らなきゃいけねえしな)」


    エレナ「ッチ…」

    アルミン「!?え、エレナ?」

    エレナ「なんでもない…(ッチ何が巨人を一匹残らず駆逐するだ…臆病者め…)」

    グッ…

    ミカサ「・・・(…ねぇ、エレン)」

    チラッ


    エレン「・・・」


    ミカサ「(…どうして私達の敵は巨人なのにエレンも敵にまわさないといけないの?どうして…?人間は味方じゃないの…?)…この世界は残酷だ…」

    エレナ「!どうした?ミカサ」

    ミカサ「・・・なんでもない、それよりエレナその男口調やめて、みっともない」

    エレナ「?は?」

    アルミン「・・・(…きのせいかもしれない…ううん、気のせいじゃない、胃が凄く痛い…)」


    エレン「(向こうは全員うまくいったみたいだな…)オレもうまくいった…」

    あんた、さっきから一人で何言ってんだい…?

    エレン「!なんだ?」

    アニ「あんただよ、あんた…」

    エレン「・・・お前、誰だ?」

    アニ「・・・私はアニ、アニ・レオンハート」

    エレン「・・・お前、なんか強そうな面してんな」

    アニ「・・・あんた初対面の人に向かってそれはないんじゃないか?」

    エレン「え、だってお前すっげえ顔怖いぞ・・・」

    アニ「・・・あんたのその悪人面には言われたくないけどね」

    エレン「うるせぇ」

    アニ「・・・ねぇ、あんたさ」

    エレン「なんだよ」

    アニ「・・・あっちの子と家族か何か?」

    エレン「・・・あぁ、多分な」

    アニ「?多分??」

    エレン「・・・なんでもねえよ」

    アニ「ふ~ん…」

    チラッ

    エレナ「・・・」

    アニ「・・・(…可愛い顔してるわりに凄い怖い面してるな…)」

    エレナ「!」

    チラッ

    アニ「!・・・あんたの家族らしき人、怖い面してるね」


    エレン「・・・昔はあんな面してなかったんだけどな」

    アニ「?」

    エレン「・・・いや、なんでもねえよ、それよりあまり喋らない方がいいぞ、教官に追い出される」

    アニ「…あんたもね」

    それから無事通過儀礼が終わり皆は男子寮、女子寮へと行った


    男子寮前

    エレン「・・・さて(…筋トレでもするか)」

    スタ、スタ、スタ

    アルミン「エレン」

    エレン「!アルミン」

    アルミン「久しぶり、こんな所でなにしてるの?」

    エレン「なにって筋トレだよ」

    アルミン「・・・いいの?」

    エレン「?なにが?」

    アルミン「・・・エレナとの関係」

    エレン「…あぁ、別にいいさ、俺は母さんとの約束を守るだけだしな」

    アルミン「・・・そっか」

    エレン「あぁ」

    フッ、フッ、フッ

    アルミン「・・・エレンは凄いね」

    エレン「?あ?」

    アルミン「だって、あんなにエレナに嫌われてるのにそれでも君はエレナを思い続けられる、凄い事だよ」

    エレン「・・・あいつはオレの本当の最後の家族だしな」

    アルミン「・・・エレナはエレンの事家族って思ってなくても?」

    エレン「あぁ、それでもオレにとってあいつは大切な家族だ、俺の妹だ」

    アルミン「・・・ねぇ」

    エレン「なんだよ…」

    アルミン「前から思ってたんだけどさ」

    エレン「?あぁ」

    アルミン「・・・妹って言っても生まれた時、たったの数分しか違わないじゃん…」

    エレン「!い、いいだろ!別に母さんがそう言ったんだから」

  14. 14 : : 2016/03/08(火) 17:36:52
    アルミン「!ははは、なにそれ」

    スタ、スタ

    ッス、ッス

    エレン「!アルミン」

    アルミン「僕も一応やっておこうって思ってね体力全然ないし」

    エレン「・・・そうか」

    アルミン「うん」

    と話をしていた時に

    スタ、スタ、スタ

    アルミン

    アルミン「!」

    エレン「・・・」

    エレナ「…アルミン、行こうミカサが待ってる」

    アルミン「え、でmエレン「行ってやれよ、アルミン」

    アルミン「!」

    エレナ「早く」

    アルミン「う、うん…」

    スタッ

    アルミン「…じゃあ」

    エレン「あぁ」

    エレナ「・・・アルミン」

    アルミン「!う、うんじゃあまたね」

    エレン「あぁ、じゃあな」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「・・・はぁ…(…眠くなってきたな)」


    スタ、スタ、スタ

    エレナ「・・・アルミン」

    アルミン「!ん?なに?」

    エレナ「・・・あいつに話しかけんな」

    アルミン「え?」

    エレナ「あいつに話しかけんな、碌な事にならねえぞ」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    アルミン「・・・うん(…一応、覚えてはいたんだねエレナ…)」

    エレナ「・・・(ックソ…あいつの事は忘れねえといけねえのに…)ッチ…」

    スタ、スタ、スタ

    ミカサ「!エレナ、とアルミン?」

    エレナ「それで、ミカサどこにいくの?」

    ミカサ「どこって、女子寮」

    アルミン「え、僕入れないんだけど」

    エレナ「えっ、女子寮かよ…」

    ミカサ「うん」

    エレナ「(ッチ…)」

    アルミン「!あ、じゃあ僕エレンの所行ってるから」

    エレナ「!?あ、おタッタッタ

    エレナ「ッチ…」

    ミカサ「エレナ、女の子が舌打ちなんてだめ、汚い」

    エレナ「なんだよ…保護者かよ…」

    ミカサ「保護者じゃない、私はエレナの家族、そしてエレンの家族」

    エレナ「・・・なんであいつまで入れるんだよ…」

    キッ

    ミカサ「貴方にとっては家族じゃないかもしれない、でも私にとっては家族、それだけ」

    エレナ「・・・そうかよ…(…アルミンもミカサもエレンエレンって…!!)ッチ…」

    ミカサ「・・・エレナ」

    エレナ「!!な、なんだよ…(目怖い…)」

    ミカサ「その言葉使い汚いって何回言わせるの?」

    エレナ「っ!わ、わかったよ…」

    ミカサ「・・・そう、聞き分けのいい子は好き」

    エレナ「・・・(十分保護者じゃねえか…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ミカサ「・・・」

    エレナ「にしても、部屋に行ってなにするんだよ?まだ寝る時間じゃねえだろ?」

    ミカサ「寝床を確認するだけ」

    エレナ「…ふ~ん」

    ガチャ

    ミカサ「・・・あそこ」

    エレナ「・・・」

    スタ、スタ、スタ

    ミカサ「んっ・・・」

    エレナ「よっと」

    ギシィ…

    エレナ「・・・皆居ないな」

    ミカサ「うん、多分皆は今話してるか何かしてるかだと思う」

    エレナ「それなら、私達も行った方が良いんじゃないか?これから訓練兵として生活していくんだし」

    ミカサ「・・・なるほど、わかった、行こう」

    エレナ「うん」



    エレン「・・・」

    タッタッタ

    アルミン「エレン!」

    エレン「!アルミン!お前なんで」

    アルミン「何か二人は女子寮に行くらしくてそれで僕は入れないからってことで抜け出してきたんだ」

    エレン「抜け出して来たって、お前エレナとミカサのこといいのかよ?」

    アルミン「うん、別に平気だよ、女子とじゃあんまり会話もなりたたないし」

    エレン「・・・そうか」

    アルミン「うん」

    エレン「そういや」

    アルミン「ん?」

    エレン「お前、寝床俺の横だったな」

    アルミン「!うん!そうだよ」

    エレン「・・・何というか、悪いな」

    アルミン「え?」

    エレン「いや、だって、ほら・・・」

    アルミン「あぁ、別にいいよ何もしてこないから」

    エレン「・・・そうか?」

    アルミン「うん、するとしたらエレンに向かってじゃない?」

    アルミンはそういいながら苦笑いした

    エレン「っ…それはそれで勘弁してほしんだが…」

    アルミン「あはは…」

    ちなみにだが男子が女子寮に入っていけないと言う事ではなく、女子寮の寝室に入ってはいけないと言う事だけです

    なぁ

    エレン「!」

    アルミン「ん?って、君って」

    コニー「おう!俺はコニー・スプリンガーだ!」

    エレン「あぁ、教官に頭掴まれてたやつか」

    コニー「頭掴まれてたって…」

    アルミン「あはは…僕はアルミン・アルレルト、わかるよね?」

    コニー「おう!えっと、二人は確かシガンシナ区出身だったよな!」

    アルミン「う、うん」

    エレン「あぁ」
  15. 15 : : 2016/03/08(火) 18:45:08
    コニー「ちょっと教えてもらいたい事があるんだ!」

    エレン「?なんだ?」

    アルミン「?」

    コニー「!超大型巨人って見た事あるか!?」

    エレン「!あぁ、あるぞ」

    アルミン「うん、あるよ」

    コニー「!!本当か!?」

    エレン「あ、あぁ」

    アルミン「う、うん」

    コニー「どんな顔だったか覚えてるか!?」

    エレン「ん、皮膚が殆ど無くて口がでかかったな」

    コニー「!!ウォール・マリアを破った鎧の巨人は!?」

    エレン「それも見た(…あんな事がなければエレナと母さんは…)」

    アルミン「!コニー、ちょっと抑えてくれるかな?」

    コニー「!す、すまん」

    エレン「・・・いや、大丈夫だ」

    コニー「そ、そうか」

    カン、カン、カン

    コニー「!夕飯の時間だ!!」

    ダッ

    エレン「もうこんな時間か」

    アルミン「うん、そうだね行こうか」

    エレン「あぁ」

    スタ、スタ、スタ、スタ



    食堂

    エレナ「アルミン遅いな」

    ミカサ「うん」

    スタ、スタ

    エレナ「!来t」

    ミカサ「?・・・!」

    スタ、スタ

    アルミン「あれ、二人共なにしてんの?」

    ミカサ「食べる席取ってた」

    アルミン「そうなんだ、ありgエレナ「おい・・・」

    アルミン「!」

    エレナ「なんでそいつが居るんだよ…」

    エレン「・・・」

    アルミン「何でっtエレナ「お前どっか行けよ、邪魔」

    エレン「…そうか、じゃ、アルミン」

    アルミン「えっ、あ、うん…」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「…さて、食おうぜ!」

    ミカサ「・・・ちょっと待って」

    アルミン「!ミカサ?」

    エレナ「?」

    ミカサ「アルミン、エレン連れてきて」

    アルミン「!え、それhエレナ「!何でだよ!」

    ミカサ「エレンは私達と食べないと一人になる」

    エレナ「!?あいつが一人になろうがどうでもいいだろ!」

    ミカサ「どうでもよくない、エレナがそこまで嫌なら私がエレンのところで食べる」

    エレナ「ッ!?」

    アルミン「っちょ(何で喧嘩腰なの!?)」

    エレナ「・・・ッ、わかったよ…ミカサがそこまで言うなら…」

    ミカサ「!」

    アルミン「!」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「アムッ、モグモグ…(…さて、明日から訓練だ…食べてちゃんと寝なきゃな)」

    スタ、スタ

    エレン「?」

    ミカサ「エレン、一緒に食べよ」

    エレン「ッ!?は、はぁ!?」

    アルミン「エレン、食べよ」

    エレナ「・・・」

    エレン「(おいおい、どういうことだよ…)」





    エレン「・・・」

    エレナ「モグモグ・・・」

    ミカサ「アムッ、モグモグ」

    アルミン「モグ、もg…(…うん、やっぱ無理、なにこの空気)」

    エレン「・・・」

    エレナ「モグモグ…なんだよ…」

    エレン「!」

    アルミン「!?(あれ?)」

    ミカサ「!!(話しかけた!?)」

    エレン「い、いや…」

    エレナ「ッチ…モグモグ…(・・・ッ…クソ…ペースが乱れる…)」


    アルミン「…ねぇ、ミカサ…」

    ミカサ「!なに?」

    アルミンはミカサに小さい声で話しかけた

    アルミン「…エレナってさ、本当にエレンの事恨んでるのかな…?」

    ミカサ「?どういう事?」

    アルミン「…いや、だってエレナの顔…」

    ミカサ「?」

    チラッ

    エレナ「モグモグ…」


    アルミン「…なんか、変じゃない?」

    ミカサ「…変というか、どこか寂しそうな顔?」

    アルミン「…?寂しそうな顔?」

    ミカサ「…うん」


    エレナ「モグモグ…(ックソッ…ムカつくはずなのに…!)」

    エレン「・・・(話しかけられた!?)」

    エレナ「!何だよ…」

    エレン「!い、いや…」
  16. 16 : : 2016/03/08(火) 18:45:15
    エレナ「・・・(クソッ…気持ち悪い…)」

    エレナはエレンの事が憎くて仕方がないはずなのになぜか心の中はポカポカと温かい気持ちになっていた

    エレナ「ッチ…」

    ギロリ…

    エレン「!(睨まれた…)」

    エレナ「…ハァ…」


    アルミン「何か疲れてるね・・・」

    ミカサ「…そりゃあ久しぶりだし…」


    エレナ「(この気持ち悪いのは何なんだよ…!!)」

    ッス

    ボトッ

    エレナ「ぁ」

    エレン「!」

    ミカサ「あ」

    アルミン「!?」


    エレナ「ッ!!///」

    エレン「・・・」

    エレナ「!!な、なんだよ!!」

    エレン「!いや…」

    エレナ「ッ!!///(ックソッ!!)」


    アルミン「…ねぇ」

    ミカサ「モグモグ、ん?」

    アルミン「…なんか、本当に恨んでるのか微妙になってきたんだけど…」

    ミカサ「・・・うん、確かに」


    エレナ「クソッ…(最悪だ…ムカムカするしモヤモヤするし…)」

    ッス

    エレン「!」

    エレナ「(パンは落とすし…まぁ、問題ないかゴミがついたぐらいだ)」

    ッスッス

    エレナ「あnガシッ

    エレナ「!?」

    ミカサ「!!?」

    アルミン「   」

    エレン「待て」

    エレナ「!!な、なんだよ!?」

    エレン「そのパン貸せ」

    エレナ「!?は、はxバシッ

    エレナ「ぁ・・・」

    エレン「こっちのパンと交換だ」

    ッス

    エレナ「・・・」

    エレン「アムッ、モグモグ」


    ミカサ「…アルミン、私ここから逃げたい」

    アルミン「っちょ、やめて…僕も逃げたい…」


    エレン「モグもg!!(…やっちまった…)」

    エレナ「ぁ・・・ぁ・・・///(さっきのパン…かじりかけ…ッじゃねえよ!!」

    バン!!

    エレン「!!ムグッ!?ごほっごほっ!!」

    エレナ「!!て、てめぇ!!何私に触ってんだよ!!」

    エレン「あ?触ってって…パン落ちたから交換しただけだろ…」

    エレナ「そういう問題じゃねえんだよ!!何勝手に触ってんだよ!!気持ち悪ぃな!!」


    アルミン「ちょっとまずい…?」

    ミカサ「・・・うん」


    エレン「!ぁ、あぁ…悪い」

    エレナ「ッ!!」

    バチン!!!

    ミカサ「!!」

    アルミン「!?」

    エレン「・・・」

    エレナ「ハァハァ…!!」

    タッタッタッタッタ!!!

    エレン「・・・」

    ミカサ「え、エレン…?」

    エレン「…大丈夫だ」

    アルミン「…エレン、わかってると思うんだけど…」

    エレン「…あぁ、俺に今追う資格はねぇよ…(…そうだ、第一あいつはオレの事を憎んでるんだ…ックソ…)舞い上がってみたいだ…悪ぃ…」

    ミカサ「!そんなことはない」

    アルミン「そ、そうだよ、というより元々はエレナが…」

    エレン「…確かにあいつが勘違いしたまんまだけど…それでもオレが悪いんだ…いや、あいつが一番苦しんだ…仕方ねぇよ(…少し話せて舞い上がっちまった…クソッ…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・うん…(…きっとエレナは…)」



    女子寮

    エレナ「ッチ…(…まだモヤモヤしやがる…)」

    ッス

    エレナ「・・・あいつの手暖かかったな・・・!!(何言ってんだ!!)」

    ドスッ!

    エレン「…クソッ…」
  17. 17 : : 2016/03/08(火) 18:46:52
    はたして本当にエレナはエレンの事を恨んでいるのでしょうか?
  18. 18 : : 2016/04/24(日) 20:02:07
    この物語もう続きないんですか?
  19. 19 : : 2016/05/02(月) 20:17:01
    まだですか?
  20. 20 : : 2016/07/30(土) 23:35:56
    最初でエレンの気持ちを考えてないからエレナ嫌い
  21. 21 : : 2017/01/02(月) 03:58:10
    あんた、うるんさいんだけど…


    エレナ「!!」


    当たり用のない、発散のしようがない感情をぶちまけようとエレナは壁を蹴った、すると運が悪かったのかそこには人がいた、髪の毛を後ろに束ねた金髪の女が


    アニ「・・・聞いてんのかい?」


    エレナ「!あ、あぁ…えっと、悪い…ちょっとイライラしててな…」


    アニ「・・・!…あんたって確かさっきの通過儀礼の時に巨人を駆逐するだとか、そんな事を言ってたやつ、だっけ?」


    エレナの顔を見ては先程の通過儀礼を思い出したアニは自分のベッドからエレナのベッドへ移り、言った


    エレナ「!え、あぁ、そうだけど…って、そういえばあんたはなにも聞かれてなかったな…」


    アニ「・・・色々とあったからね、・・・それよりさ、あんた」


    エレナ「?」






    アニ「・・・あんたってさ、エレンイェーガーってヤツと仲、悪いらしいね?」


    エレナ「ッ!!」


    壁に腰掛けては膝に手を乗けてはそう言ったアニ、そしてその名を出された事によりなのかエレナは途端に冷静とした表情から獣のような、酷い表情になってはアニの胸倉を掴んだ


    エレナ「黙れ…ッ!!その名前を出すな…ッ!!」


    アニ「・・・・・・できるだけ私はこういう面倒な事にツッコむ気は全然ないんだけどね…一つ、言いたい事があるよ・・・」


    エレナ「・・・なんだ…」


    胸倉を掴まれても何一つ微動だと動揺しないアニにエレナは少し警戒しつつも聞いた





    アニ「・・・あんたさ、そんな私情の感情を挟んだまま巨人を倒す事なんてできる、そう思ってんのかい?」



    エレナ「ッ・・・!!」


    あまりにも正論すぎる言動、そしてなにもかも見透かしたようなその水色な瞳、また透かしたその態度、これら全てがエレナの逆鱗に触れたのか胸倉を掴んでいた右手を放しては左手を引いては放った、だが・・・



    アニ「あんた、兵士になる資格ないよ」


    エレナ「っっえっ!!?」



    当たると思ったその左の拳は見事空振りし、しかもその左手は見事に捕まれ、そのまま足払いなのかわからないがベッドへ叩き落とされた、しかもその叩き落とされた事に足されそのままお返しとしてなのか胸倉を掴まれては壁に叩きつけられた


    エレナ「ッグッ…ッ!?」


    アニ「あんたみたいな私情で動く自分勝手な人間はここにはいらないのさ・・・今もこうやって忠告しただけでこのザマ・・・」


    エレナ「ッ・・・」


    アニ「・・・あんたに一つ忠告しておくよ…」


    エレナ「・・・なんだよ…ッ」


    アニ「・・・ここに来た以上、仲間同士で争ってなんかいたら」





      巨人なんか倒せもしないしただ無駄死にするだけだよ



    エレナ「・・・知るかよ…私の命だ…私がどう使おうと勝手な事だろ…」


    何かが心に引っかかっているのかエレナはそう言っては俯いた、そんなエレナを数秒見てはアニは手を離した


    エレナ「・・・くそ…」


    アニ「・・・そうだ、後一つ言っておきたい事があるんだけどさ」


    エレナ「・・・なんだよ、まだあんのかよ…」


    アニ「…あぁ、こっちの方が大切そうだからね、あんたのこれからのここでの私生活で」


    エレナ「?」


    アニ「・・・今、私がさっきあんたからやられそうになった事、教官に報告したらどうなるか、それぐらいの事ならあんたでも想像できるよな?」


    エレナ「・・・っ!!お、おまえ!!」


    エレナはそう言ってはまたしてもアニの胸倉を掴もうとした


    アニ「・・・はぁ…」


    エレナ「っ!!」


    またしても同じ事を繰り返そうとなんとかエレナは慌てて踏み留まった、そんなエレナをアニは溜息を吐いた




    アニ「・・・・・・あんたを見てると、つくづくあの男の気持ちが私にはわからないね…」


    エレナ「・・・あ?」



    アニ「・・・いいや、なんでもないさ…ただ・・・」



        あんたはいつか後悔する日が来るんだなって思ってさ



    エレナ「・・・ッなんだよ…それ…ッ!」


    いつか後悔する日が来る、この言動にエレナは酷く心が震えた、いつか後悔が来る、この言葉にエレナの頭の中ではあの日の事が思い浮かぶ、親を、母親を死なせてしまった事を・・・そして何故か脳裏にちらつくエレンの存在を


    アニ「・・・・・・そうだね…一つ言えるとしたらこんな腐りきった残酷な世界でいつまでもいるとは思わない方がいい、そう言えばいいかな…」


    アニはそう口に出してはベッドから下へ降りブーツに履き替えた



  22. 22 : : 2017/01/02(月) 03:59:08
    エレナ「っ・・・な、なんなんだよ、それ・・・」


    アニからのその脅しなのかわからない心を潰されそうな謎の恐怖にエレナは動揺しては聞いた、エレナ自身、いつも保っている男気の表情は消え、ただの弱い、女に戻っている事を知らずに




    アニ「・・・・・・だから、いつまでもこの平和が保たれるなんて思わない方が良いって言ってるんだよ…、私よりあんた自身の方がよくわかってそうだけどね…」


    アニはそう言ってはどこか冷たそうな、他人事のようなそんな表情をしていた、だがエレナはそんな事に気が付く事もなく頭の中に流れるのはあの日の壁が壊され巨人に食い殺されていく人達の光景だった、そしてその光景を思い出しては手足が震えている事に気が付いた


    エレナ「・・・っ…」


    アニ「・・・それじゃ、私は用事があるから…」


    震えているエレナを見てはアニはそう言い寝床から出て行った、今回は運が良かったのかわからないがエレナとアニしかいなかったのか一気に寝床は静かになった



    エレナ「・・・ッ・・・ッ!!」


    余程アニからの言動が効いたのかエレナは布団に包まってはベッ布団を何回も叩きつけた、どうしようもない無力感、そしてどうしようもない怒り、・・・そして悲しみ



    エレナ「・・・」


    思い出すだけで振るえる手足にエレナは唖然とした、こんな状態で巨人とどう戦うのか、戦えるわけがない、巨人を駆逐する以前の問題でなにもできない、とてつもない無力感が脳、体を襲う



    エレナ「・・・なんなの…」


    皆の前で大声で巨人を駆逐する、そう宣言した筈なのにこの様、それを思い出してはどれだけ自分がバカな事をしたのか、それに気づいたエレナは体が熱くなるのと同時に目元が熱くなり頬を涙で濡らした事に気が付いた、そしてそんな事を思っている時に頭に何かが乗った事に気が付いた


    エレナ「・・・誰…」


    ・・・私


    エレナ「(・・・ミカサ…?)・・・なに」


    自分が泣いてる事がばれないようにエレナは布団越しに聞いた


    ミカサ「・・・エレンがエレナにさっきは悪かったって、これ…」


    エレナ「・・・え…?」


    布団の隙間から見えた物、それはパンだった



    ミカサ「・・・私はやめた方が良いって言ったんだけど・・・でも、エレンが渡しておいてくれって言った…だから今エレナにこうやって渡しに来た・・・」


    エレナの脳裏に浮かぶのは先程のエレンとの久しぶりの対面、そして先程の自分に聞かされたあの目つきの悪い金髪女からの言動だった



    アニ『・・・・・・そうだね…一つ言えるとしたらこんな腐りきった残酷な世界でいつまでもいるとは思わない方がいい、そう言えばいいかな…』




    エレナ「・・・いい、いらない…」


    ミカサ「・・・そう、なら私が食べる事にしよう…」


    食べる、そう口に出したかった、だが心の中でそれを否定した、理由は簡単エレンからもらった物だから、食べてはいけない、と、それを受け取ってしまうと何かが壊れてしまいそうな、そんな気がした、・・・だがそれと同時に心は何故か物凄く、痛んだ、締め付けるような、そんな痛みが


    エレナ「っ・・・」


    ミカサ「・・・ふぅ、ご馳走様でした、・・・それじゃエレナ、私はそれだけだから食事に戻る事にする・・・・・・もしこれたら来て・・・」


    エレナ「・・・うん…」


    ミカサはエレナからのその久しぶりの素直な反応に驚きつつも優しく微笑み食堂へ行った




    エレナ「…っ…なんなの…?お母さん…」


    謎のわけのわからない心を締め付ける痛み、苦しみに耐えエレナは涙を流しては母親、カルラを思い出していた、笑っている時、怒っている時、と今までの思い出を・・・そしてそのカルラとの思い出の中には必ず微笑んでいるエレナとエレンがいた、そしてそのエレンの笑みを見ては余計に心が苦しくなる、カルラとの思い出など全て弾き飛ばすぐらいの痛みが、心を締め付ける


    エレナ「っっぅ…ぁ…」


    そして次に思い出すのはエレナ自身がエレンを地面に叩きつけてはボコボコにし、苦しみ、泣いているエレンの姿だった


    エレナ「っっぅ…ぁ…ぁ…」


    息が苦しい、息がうまくできない、胸が刺されたような痛みが走る、また目元は熱くなり涙が次々と溢れる事がわかる、そして段々と意識が薄れる事がわかった。


    エレン…


    そう、一言口に出してはエレナは気絶した、涙を流して…
  23. 23 : : 2017/01/12(木) 17:54:38
    続きまだ?
  24. 24 : : 2017/01/12(木) 23:38:30
    食堂


    アルミン「って事があったよ」


    エレン「へぇ~、お前らも色々あったんだな」


    アルミン「あはは…エレン程じゃないけどね」


    エレン「俺だって特に何かしてたっtただいま」


    アルミン「あっ、お帰りミカサ」


    エレン「・・・あいつ、どうだった?」


    ミカサ「・・・いらないって、だから私が食べた」


    エレン「・・・そっか」


    半分期待、半分予想していたのかエレンは気まずそうに頭を掻いた


    アルミン「・・・残念だったねエレン」


    エレン「っ!は、はぁ?い、いやこんな事わかってた事だろ?」


    ミカサ「・・・」


    アルミン「…そう、だけどさ・・・」


    エレン「・・・そういや、あいつ様子どうだったんだ?」


    ミカサ「!・・・少し、女の子に戻ってた」


    エレン「は??」


    アルミン「・・・??女の子に戻ってた??」


    ミカサ「アムッ、モグモグ、うん…私が寝床に行く前になにかあったのかわからない、でも…話してみたら久しぶりに男口調から女口調に戻ってた、気がする・・・?」


    アルミン「へぇ・・・」


    エレン「・・・なぁ、アルミン」


    アルミン「!ん?」


    エレン「・・・男口調だとかさっきからなんの話してんだ?」


    アルミン「え、さっきの時気づかなかったの??」


    エレン「あ、あぁ…オレも緊張してたからよ、全然覚えてねえ…」


    ミカサ「・・・エレナはあの日、エレンと大喧嘩してから口調が男口調に変わった、理由は知らない、ただ女の子がそんな口調、しかもエレナのあの見た目、かなり反しすぎてるから治せと言っても治らない、たださっきはたまたま女口調に戻ってた、あのまま女口調になってくれれば良いのに・・・」


    ミカサはそう言いながらスープをゴクゴクと飲んでいる


    エレン「・・・男口調で具体的にどんな感じなんだ?」


    アルミン「どんな感じって言われても…う~ん…結構乱暴な口調って所が良いかな…とりあえずエレナ自身の見た目が見た目だからミカサの言う通りかなり見た目に反してる事は確かだね」


    アルミンはそう言いながら苦笑い、ミカサはミカサでブツブツと何か言っている


    エレン「・・・そっか、俺がいない数年でだいぶ変わったみたいだな、あいつ…」


    エレンはそう思いながらふと頭の中で想像した


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    エレナ『お~い!!エレ~ン!!一緒に訓練しようぜ~!!』


    エレナ『お~い!!こっちあいてるぞ~!!エレ~ン!!』

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    エレン「・・・確かにあいつの口調に似合わねえなかなり」


    アルミン「あはは…その顔からしてだいぶ酷いの想像したらしいね…」


    ミカサ「・・・ねぇ、エレン」


    エレン「あ?」


    ミカサ「・・・また、一緒に行動できたりしないの…?」


    アルミン「!」


    エレン「・・・オレは確かにお前らと組んだりしたいとは思ってる」


    ミカサ「!だったrエレン「でもそんなのお前らが良くてもあいつにとっちゃ仇が一緒にいるようなもんなんだぞ?」


    ミカサ「!!」


    アルミン「っちょ、え、エレンそこまで・・・」


    エレン「・・・そこまでいかなかったとしてもそのぐらいはあいつは思ってる筈だ…例えそう思ってなかったとしてもそれぐらいオレの事は嫌いな筈だ、じゃなきゃあそこまで嫌わねえよ」


    ミカサ「!さっき一緒に食べてた時そんな反応しtアルミン「・・・それって、本当にそう、思ってるのかな…?」


    エレン「?」


    アルミン「あ、いや、ミカサの言いたい事と同じなんだけどさ…さっき僕とミカサはエレンとエレナの二人の様子を見てたんだけどさ…」


    エレン「・・・あぁ」


    アルミン「・・・本当の意味で嫌がってたふうには見えなかった、よね?」


    ミカサ「・・・うん」


    エレン「・・・なんかの見間違いとかだろ」


    エレンは表情を暗くし俯いてはそう言った


    ミカサ「そんなわけはない・・・あれは・・・」


    エレン「・・・」


    アルミン「・・・ねぇ、エレン一つ聞いていいかな…?」


    エレン「・・・なんだよ」


    アルミン「…ずっと前から気になってたんだけどさ…どうして、エレンはエレナに誤解を解こうとしないの…?」


    エレン「?は?解こうとしないって…あいつが…嫌がるからだろ…」


    ミカサ「っそれhアルミン「…エレン、それってお互いの為になってな


    流石に痺れを切らしたのかアルミンはそう言おうとした時だった

  25. 25 : : 2017/01/12(木) 23:38:38
    おい・・・


    エレン「!!」


    アルミン「!?」


    ミカサ「!エレナ・・・?」


    何か擦れたような枯れた様な低い声が背後でした、そして振り返るとそこにはエレナがいた、そしてそのエレナの視線はアルミンでもなくミカサでもなくエレンに向けられていた、余程何か異質だったのか先程までにぎやかだった雰囲気は何処かへ消え食堂は殺伐とした空気が立ち込めている


    エレナ「・・・聞いてんのか?」


    エレン「!!・・・あぁ…オレだよな?」


    流石のエレンもこの空気を察したのか体を後ろに向け立ち上がった、そしてエレナと向き合った、殺伐としているせいか皆は息を飲み固まっている


    エレナ「・・・あぁ…そうだ、お前だエレン・イェーガー…」


    エレン「・・・」


    そして一方でエレンは目の前にいるエレナに驚いていた、それは殺伐やら雰囲気じゃなく、口調に驚いていた、ミカサ達が言っていた通り本当に男口調になっていたからだった、そしてそんな事を考えていると


    ッス


    エレン「!」


    エレナ「・・・今から私と一対一の決闘をしろ!!!」


    エレン「っ!?」


    アルミン「っ!!?hムグッ!!?」


    ミカサ「・・・」


    拳を前に出されたかと思いきや突然の決闘の申し込みにエレンは冷や汗を掻くと同時に唖然とした、そして思わずエレナを見てしまった、エレナの瞳は何か闘志に燃えているのか緑色の瞳は酷く輝きを帯びている、そしてそんなエレナの突然の決闘に周りはざわついていた


    エレン「・・・それは一体どういう事だ?」


    エレナ「…どういう事もなにも決闘は決闘だ!!」


    エレン「・・・言い方が悪かったな、この決闘になんの意味があるんだ?」


    エレナ「…この決闘にはーー」


    エレン「!!」


    アルミン「・・・?エレン…?」


    ミカサ「・・・?」


    突然聞こえなくなった会話にアルミンとミカサはエレンを見た、エレンは酷く驚いたような表情をしている


    エレン「・・・わかった」


    エレナ「・・・ついてこい」


    アルミン「っ!?え、エレン!?」


    ミカサ「・・・?(…エレナ?)」


    二人が突然歩き出した事に周りはざわつく、そしてアルミン、ミカサも動揺した


    エレン「悪い、アルミン、ミカサ、こいつと二人で用事があるからよ」


    アルミン「え、エレガシッ!!み、ミカサ・・・?」


    ミカサ「・・・とりあえず様子見…」


    アルミン「!う、うん…」


    食堂から出て行く二人をミカサ、アルミンは見守っていた、そして当然他の皆は再び動き出すと各自集まり二人について会話を始めた



    あの二人って同じ家族、同士だよね…?


    意味わかんねぇよなあの二人・・・


    あの二人はなんなんでしょう・・・?モグモグ…


    あんたは食うか喋るかどっちかにしろよ…


    一部変な人達もいたが皆が皆二人の会話で持ち越しだった
  26. 26 : : 2017/01/13(金) 03:24:37



    スタ、スタ、スタ…


    エレナ「・・・」


    エレン「・・・」


    エレナがエレンを連れだした場所、そこは訓練所内でかなり人気がない場所だった



    エレン「・・・ここで、やるのか…?」


    エレナ「・・・あぁ、そうだ」


    丁度今日は満月が出ている日なのか丁度雲と雲の間から出た満月の月の光はエレン、エレナと互いに照らした、そしてその光によって二人の緑色の瞳は輝きを増す



    エレン「・・・一つ、いいか?」


    エレナ「・・・なんだ」


    エレン「・・・決闘って言っても一体何をするんだ?」


    エレナ「…そんなの、決まってんだろ…」


    エレナはそう言っては袖を捲り拳を前に出した


    エレナ「一本抜きの真剣格闘勝負だ…!」


    エレン「・・・お前の条件は…?」


    エレナ「・・・私が勝った場合アルミンとミカサにはもう話しかけるな」


    エレン「・・・俺が勝った場合は?」


    エレナ「…お前が勝った場合は…」



            アルミンとミカサと一緒にいる事を許可する


    エレン「・・・それ、お前はどうするんだ…?」


    エレナ「・・・負けたら負けだ、大人しくする事にする」


    エレン「・・・?」


    エレンはエレナにそう言われ頭の中に疑問が浮かんだ、あれだけ毛嫌いしていた筈なのにそんな勝負事でそんな簡単に割り切れるものなのか、と


    エレン「・・・こんな勝負でお前の何かが変わるとは思えないんだけどな…」


    エレナ「・・・生憎アルミンとミカサ、いや・・・特にミカサがうるさいからな、お前の名前ばかり言って言って、吐き気がする・・・」


    エレン「・・・じゃあ、なんdエレナ「お前を入れる事によってミカサが大人しくなるからな、アルミンも」



    エレン「・・・お前は?」


    エレナ「あ?」


    エレン「・・・俺自身がいるよりよっぽどミカサがオレの名前を言って騒いでた方が良いんじゃねえのか?」


    エレナ「・・・さっきからなんなんだよお前・・・ッ?」


    交渉の筈が自分の事ばかり話されるエレナはいい加減頭にきたのかそう言った、明らかに雰囲気が変わった事に気が付いたエレンは息を飲んだ


    エレン「・・・オレにはわからねぇな、どっちみち自分に負担が来るのによ…」


    エレナ「っ!!自分が確実に勝てるみてぇな言い方してんじゃねえよ!!」


    エレンの余裕ぶり、またはなにか誤解したのかエレナは気に障り大声を上げた、そんなエレナにエレンは驚愕するも
  27. 27 : : 2017/01/13(金) 03:24:43
    エレン「・・・わかった、お前がこれで良いんなら始める」


    エレナ「!…あぁ、とっとと来いよ!」


    エレンが攻撃体制に入った事にエレナは何故か、微笑み、言った


    ちなみにルール説明だが一本抜き真剣格闘勝負、これは両者共に互いに一発でも顔に拳を入れた時点で勝ちという事になる


    エレン「…?(…なんであいつ、笑ってんだ…?)」


    エレンもエレナが微笑んでいる事に気が付いたのか疑問が浮かんだ、とそんな事を考えているうちに


    エレナ「お前からやらねぇんなら私からいくぞ!!」


    エレン「!?」


    エレナの掛け声と共に我に戻ったエレンは猛スピードでタックルしてくるエレナにエレンは思わず避けそうになるも足を引っかけた


    エレナ「っぐ!?」


    エレン「っぁ…!!」


    避けるつもりがつい足を出してしまった事に気が付いたエレンはやってしまった、と勝負をしている事にも関わらずつい手助けをするようにしてしまった


    エレン「っお、おい、大丈夫か?」


    エレナ「!!・・・てめぇ、舐めてんのか・・・?」


    エレン「!!」


    自分が何をしているのか、それに気づいたエレンは我に返りやられる、そう思い顔の目の前に腕を持ってきてガードの体制に入った、そしてエレンの直感が当たったのかその数秒後にはとてつもない痛みが腕に走った


    エレン「ッ!!ぐっ…(っ痺れる・・・ッ!!)」


    エレナ「・・・よくその体制から防ぐ事ができたな、おい!!」


    エレン「っ!!」


    胸倉を掴まれたと思いきや目の前で思いきり大声で叫ばれた事、そして凄い久しぶりの互いに息が当たるぐらいの距離感についエレンは動揺してしまった


    エレナ「てめぇ・・・私との勝負、忘れてんじゃねえよな…?」


    エレン「!!わ、忘れてねぇよ…ッ!ただ、反射的にそうなった・・・だけ、だ…ッ」


    数年前と変わらない顔、少しだけ大人びた表情にエレンは呆気にとられつい目線を逸らして言った


    エレナ「ッ私が話ししてんのにどこ向いてんだよ!!」


    エレン「っぐッ!!?」


    目線を外していたのが気にくわなかったのか掴んでいた胸倉を放しかと思えば回し蹴りを放ってきた事にエレンは急いで腕でガードした、だが思った以上に蹴りの威力が強いのかエレンは少し吹き飛ばされた


    タッタッ


    エレン「・・・いてぇ…ッ(・・・エレナの奴、鍛えてたのか…?)」


    並の素人じゃない蹴りの威力にエレンはそう思った


    エレナ「・・・ッチ、これも防がれたか・・・ッ」


    エレナ自身よほど自信があったのか舌打ちしエレンを睨んだ
  28. 28 : : 2017/01/13(金) 04:06:57
    エレナ「…おい、いつまでも突っ立ってねぇで早く攻撃してこいよ!!」


    エレン「!(・・・そういや、なんでこんな勝負オレ受けちまったんだ…こいつを殴るなんて無理だろ・・・ッ)」


    いくら嫌われていようともエレンにとってエレナは大事な家族で双子の妹、殴れるわけがなかった


    エレン「・・・くそッ…」


    エレナ「・・・お前まさかこの気に及んで私を殴れねえなんて舐めた事考えてんじゃねえだろうな」


    エレン「!!」


    見透かされた、そう思ったエレンは驚きのあまり固まってしまった、そしてそんなエレンに気づいたエレナは


    エレナ「・・・ッ…舐めるのも、いい加減にしろぉぉぉ!!」


    エレン「っ!?(やb)」


    近距離からの突然の拳の振り下ろしに対応できなかったエレンは防ぐ暇もなく手ごと顔に当たり吹き飛んだ


    ドサッ!


    エレン「っぐ・・・ッ(っくそ…ッ!!)」


    エレナ「はぁはぁ…ッ」


    運悪くエレナの拳はエレンの顎に当たったのかエレンは脳震盪を起し動けないでいた、一方でエレナは拳が当たった事に驚きつつ手に残る衝撃に茫然としていた、だがすぐに意識を取り戻しエレンの元へゆっくり歩みよった


    スタ、スタ・・・


    エレン「っ・・・!!」


    エレナ「はぁはぁ・・・これで次こそ顔に・・・ッ!!」


    勝てる、そう確信したエレナは拳に力を入れエレンの顔に放った、そして当たる、そう思っていたエレナだがその拳は掴まれた


    エレナ「っ!!な…ッ!?」


    エレン「っおらぁぁッ!!」


    ぎりぎり脳震盪が治ったのかエレンはそのまま一気に立ち上がり手に力を入れエレナを吹き飛ばした


    エレナ「っぐっぅッ!!」


    突然の事に対処できなかったエレナは足を崩し地面に転がり込んだ、そしてその転がり込んだ所隙を見逃さなかったエレンは急いで駆け寄り起きられないようにと押さえつけた


    エレン「はぁはぁ・・・ッ!!」


    エレナ「っ!!ぐっ・・・!!この、野郎…ッ!!っ放せぇぇぇぇぇぇッ!!」


    なんとか大声を上げ起き上がろうとするもエレンに上から押さえつけられなにもできない、互いに全身全霊で力を入れ合っているのか変な音が響く、筋肉の悲鳴のような


    エレン「はぁはぁ・・・ッここで、離したらお前、暴れるからな…ッ!!」


    エレナ「っこの、野郎・・・ッ!!!」


    エレン「っ!!?」


    ただ押さえつけるだけで何もしてこないエレンに腹が立ったエレナは渾身の一撃として頭をエレンの頭に向かって振りかざした、そして見事互いに額が当たりゴチッ、と変な音が鳴り響いた
  29. 29 : : 2017/01/13(金) 04:07:05
    エレン「っ~~~~~~~ッ!!」


    エレナ「っ・・・ッ!!」


    互いに声にならない程の痛みがあったのかエレンは白目を向いたまま地面に横たわり暴れている、そして一方でエレナも痛たかったのか目から涙を垂らしていた、互いに先程の小競り合いで体力をかなり使い果たしたのか寝転んでいる、そして汗と共に土埃が舞い肌が黒く染まる


    エレン「っっっ!はぁはぁ…ッ!!(っ・・・エレ、ナの野郎・・・ッ!!本気、で頭突き、しやがって・・・ッ!!)」


    エレナ「はぁはぁ・・・(・・・っくそ…ッこんなんじゃ終わらねぇじゃねえか…ッ)」


    横目でエレナを睨むエレン、そして中々決着が付かない事へのもどかしさからエレナはエレンを睨んでいた


    エレン「ハァハァ…ッ(・・・こうなったら…ッ)」


    殴れもなにもできない、そう判断したエレンは急いだ方がいい、そう思い立ち上がった、だがそれはエレンだけじゃなくエレナもだった


    エレナ「ハァハァ…ッ(今・・・あいつは弱っている…ッならこれが最後・・・ッ)」


    エレナはエレンより体力がなかったのか、または精神的な面で体力の消耗が早いのか既にがたがきていた、そこでエレンを倒すのなら今しかない、そうエレナは判断した


    エレン「ハァハァ…ッ(・・・殴るわけ、にはいかねぇ・・・なら、これしかねぇだろ…ッ!)」


    エレナ「ハァハァ…ッ(・・・!今しかねぇッ!!)」


    エレンが俯き弱っている事に気が付いたエレナはここだ、そう思いエレンに再度拳を振り下ろした


    エレナ「(これで、最後だ・・・ッ!!)」


    エレン「っ・・・(ここだ・・・ッ!!)」


    だがエレナが拳を振り下ろしてくる、それがわかっていたエレンはぎりぎりでエレナの拳を避けた


    エレナ「っな…ッ!!(っなん、で…ッ!!)」


    拳が当たらなかった事に絶望、そして今度こそ殴られるそう思ったエレナは悔しさのあまり涙が出そうになっていた


    エレン「ハァハァ…ッ!!(・・・これで、いいだろ…ッ!!)」


    そして一方でそう思いながらエレンがした事、それは・・・


    パチンッ!!!!!!!


    エレナ「・・・・・・えっ・・・?」


    エレン「はぁはぁ・・・(・・・これなら…ッ良いだろ…ッ!)」


    エレンがやった事、それは思いきり力を入れた全身全霊の平手打ちだった
  30. 30 : : 2017/01/13(金) 19:44:53
    エレン「っはぁはぁ・・・」


    ドサッ…ッ


    体力の限界からかエレンはその場に膝付いた、そしてそんなエレンに対しエレナは立ち尽くしたまま茫然としていた


    エレナ「・・・?」


    頬に残るのは鈍い痛みではなく何かで擦ったような骨に響く痛みではなかった、その感覚にエレナは理解ができていなかった、エレナ本人は殴られた、そう思っていた筈なのに何故か痛くなく、単純に頬がヒリヒリと痛いだけだった


    エレン「ハァ…ハァ…ッ(・・・これで、少しは効いただろ…)」


    エレナ「・・・??」


    みまだ理解できないエレナは背後にいるエレンを振り返っては見た、そして数秒見た後に自分の頬を触った、ヒリヒリ、ジンジンと痺れるような痛みが走る


    エレナ「・・・っ…ッ・・・これ」


    エレン「・・・?」


    エレナ「・・・っっおまえ…ッ今、何したんだ…ッ?」


    頭が混乱でも起こしているのかまたは殴られず平手打ちされた事に対しての怒りからなのかエレナは息を荒げてはエレンの元へ歩みよった


    エレン「・・・っ、引っ叩いたんだけdエレナ「そうじゃねえ!!!!」


    エレン「!」


    エレナ「・・・お前…ッなんで殴らなかったッ!!!」


    エレン「っぐ!!?(っ…)」


    跨ぐように乗っかられては胸倉を掴まれ乱暴に揺らされてはそう言われた、体力がない分抵抗のしようがない事にエレンは舌を巻いた


    エレナ「・・・っなんなんだよ…ッ私は弱くて戦う理由にもならねえってかッ!!?」


    エレン「っぐぅ…ッっそんな、こと…ッ一言も言ってねぇだろうがッ!!」


    一方的に言われている事に対して我慢がきたのかエレンはそう言った


    エレナ「・・・っじゃぁ、なんなんだよ…ッ!!てめぇはなんで私に攻撃しねぇんだよ!!?殴らねえんだよ!!?女だからか!!?女だから手を出せねえか!!?」


    エレン「っ・・・」


    家族だから、妹だから、だから手を出せない、そう喉の底から言おうとした、だがエレンは言えなかった


    エレナ「・・・ッ!!理由も言えねえのかよッ!!」


    攻撃すらもしてこずただ一方的にこちらから攻撃する、そしてその挙句には少し手を出してしまったら心配する、そんなエレンにエレナは激怒していた、こちらは真剣に、本気でやっているのに対し向こうは煽るような事ばかりする、しかもその最後のチャンスの時には殴りもせず平手打ち、屈辱以外の何ものでもなかった、そんな惨めな事にエレナは悔し涙を流していた


    エレン「っ・・・オレは…ッ」


           お前の事なんか、殴れねぇよ…


    頑張って、頑張って頭の中で整理した結果、この言葉しか出なかった、このたったの一言でさえもかなり勇気を振り絞って、そして言った


    エレナ「・・・・・・っ…お前にとって…私は殴る価値すらないクズって事か…?」


    エレン「っ!!ちげぇyエレナ「うるさい!!!」


    エレン「!」


    今まで低い声を出していた筈が突然の高い声にエレンは驚いた


    エレナ「ハァハァ…私がクズだなんて事ぐらい・・・一番私がわかってるよッ!!!!」


    エレン「・・・」


    涙をポタポタと垂らしてはそう大声を出して言うエレナにエレンは黙った
  31. 31 : : 2017/01/13(金) 19:44:59
    エレナ「ハァ…ハァ…」


    エレン「・・・オレは…」


    エレナ「・・・?」


    エレン「・・・・・・オレは少なからずとも、お前の事を家族だって思ってるから…だから殴れねぇんだよッ!!」


    喉が張り裂けそうなぐらいにエレンはそう大声で叫ぶように言った、これぐらいで言わないとエレナには伝わない、そう思ったからだった、


    エレナ「・・・っ!?」


    エレン「ハァハァ…お前はオレの事もう家族でもなんでもねぇ、ただの他人、いや、他人以下のクズでしかねぇヤツだって思ってる!!・・・でも、それでもオレにとってはお前家族なんだよ!!大切な双子の妹なんだよ!!だから殴れねぇんだよ!!」


    息を切らしながらエレンは精一杯今まで心に沈めていた事を全て吐き出した、そして吐き出してはただやってしまった、というなんとも言えない喪失感が沸き出てきた、エレナからはなんの反応も返ってこず、沈黙が続く



    エレナ「・・・」


    エレン「ハァハァ…(・・・やっちまった…ッ最悪だ…ッ)」


    俯いたまま何も言わないエレナにエレンはただ反応が欲しくエレナを見た


    エレナ「・・・・・・もぅ、いい…」


    エレン「・・・は?」


    突然立ち上がったと思いきや言った事はたったのその一言だけだった、そんなエレナにエレンは思わずそんな反応をした


    エレナ「・・・・・・もぅお前の勝ちでいい…」


    エレン「っえ、あ、おい!!?」


    そう言っては顔を隠し走り去ってしまったエレナにエレンはその場に座ったまま唖然としていた、そしてそこへ


    ・・・エレン


    エレン「!!おまえら・・・!」


    アルミン「・・・」


    ミカサ「・・・エレン、大丈夫?」


    突然背後から見知った声で呼ばれ驚いたエレンは後ろを見た、そこには二人暗くした表情で森の中から出てきたアルミン、ミカサだった


    エレン「!あ、あぁ…ただ、汚れちまったけど…」


    エレンはそう言いながら立ち上がり服についた土を叩いた


    アルミン「・・・なんか、よくわからない泥仕合だったね…」


    エレン「!・・・あぁ、なんにもできなかったな・・・」


    ミカサ「・・・とりあえず戻ろう」


    エレン「・・・あぁ」


    アルミン「・・・うん、そうだね…」


    三人はそれから教官にばれないようにとなんとかして訓練所から寮へ戻った
  32. 32 : : 2017/08/12(土) 16:22:08
    続きを見たい
  33. 33 : : 2017/09/21(木) 22:22:46
    ええssや〜
  34. 34 : : 2017/10/05(木) 07:04:25
    きーたーいー
  35. 35 : : 2017/12/23(土) 21:45:48
    期待!
  36. 36 : : 2018/01/04(木) 11:27:38
    期待


  37. 37 : : 2018/03/26(月) 16:56:23
    ベルトルトがムスカ大佐と手を組みました
  38. 38 : : 2018/03/26(月) 20:45:52
    放置???
  39. 39 : : 2018/12/10(月) 21:27:07
    おもろいから続きみたいがまだですかい
  40. 40 : : 2019/03/07(木) 04:01:05
    コレ見てると
    イライラしてくるので
    期待はしません

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