四獣を宿した者達
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- 1 : 2016/02/17(水) 20:33:06 :
-
2作目です
http://www.ssnote.net/archives/43568
こちらもよろしくお願いします。
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- 2 : 2016/02/17(水) 21:29:42 :
ー ??? ー
キン
カン
カキン!
ザザザザザザ
「くそっ!強いな……」
「…くっ……次で決めるよ!」ダッ
「やれるもんなら殺ってみろよ」ニヤッ
「あっ待て!…………くそ!」ダッ
「やぁ!」キン
「これでどうだ!」ズバッ
「ぐっ…………カハッ……」
「やったね!エレン!」クルッ
「……」ニヤッ
エレン「バカッ!よそみするな!」
「落ちろ!」ゴォォォ
「ガウッ…………」ヒュゥゥゥゥゥ
エレン「フリーダ!…………くそっ!」ダッ
「…………自ら落ちたか……まぁいい……この身体ももう駄目だな……」スタスタ
エレン「フリーダ!」ヒュゥゥゥゥゥ
フリーダ「エレン!なんで!」ヒュゥゥゥゥゥ
エレン「うるせぇ!とっとと手を出せ!」スッ
フリーダ「っ!」パシッ
エレン「…………安心しろ……オレがクッションになって衝撃を吸収する……」ギュ ヒュゥゥゥゥゥ
フリーダ「そんな!(それなら私が!)ピカッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ピカッ
「おい?今光らなかったか?」
「そうか?」
ドゴォォォォォォォン
「うわっ!」ビュォォォォォ
「なんだよこれ!」ビュォォォォォ
「飛ばされる!」ビュォォォォォ
ビュォォ
「すげぇ風だったな……」
「中央都市のほうからだ……」
「なんかあったのかな……」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 中央都市 ー
「なんだよこれ…………」
「世界樹が………凍ってる!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 100年後 ~
「このようにして世界樹は突如凍りついてしまい、それを今調査してるんだろ?………わかった?コニー」
コニー「おう!悪いなマルコ!」ニカッ
マルコ「まぁわかってくれればいいけど………」
「たくっ!嫌になるっての!調査なんかして何が出てくんだよ………」
「そう言わないで………頑張ろ?ユミル」
ユミル「さっすが私のクリスタ!いい子ちゃんだな!」ワシワシ
クリスタ「痛いよユミル………」プクー
マタヤッテルワヨ……ユミルモナンデアンナハカイヲヨブオンナトナカヨクスルノカシラ?
ユミル「うっせぇぞ!ゴラァ!!」クワッ
クリスタ「………ごめんね……私なんかといるせいで……」
ユミル「悪いのはクリスタじゃねぇさ……」
クリスタ「でも…「うわぁぁぁぁ!!!」……なにっ!?」キョロキョロ
ユミル「あっちの方だな……」ダッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ユミル「どうした?」
マルコ「氷を採掘してたら…………ひっ人が……」ユビサシ
エレン(氷の中)
ユミル「よくやった!マルコ!!」
マルコ「え?……」
ユミル「これはすげぇ発見だ!これがあればもう他の国にバカにされねぇ!!」
サシャ「そうですよ!ただでさえ四獣がいなくてバカにされてるんですから!」
コニー「これがあれば‼」キラキラ
「騒がしいぞ!」
マルコ「キースマスター!」
キース「ん…………これは!」
ユミル「マスター!これを掘りましょう!」
キース「うむ…………だが絶対に傷つけるな!」
「「「はい!」」」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 5 : 2016/02/17(水) 22:38:52 :
マルコ「もうすぐ……」グググ
ユミル「コニー!もっちょいそこ削れ!」グググ
コニー「おう!」ガキッ
マルコ「うわっ!」スポン
ユミル「ひゃっ!」スポン
クリスタ「抜けたね……」
ユミル「あぁ!これでやっと……」
キース「とりあえずそいつはギルドの医務室に……」
マルコ「ハッ!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 医務室 ー
エレン「んん…………」パチッ
マルコ「起きた!」ガタッ
エレン「…………ここは……」
マルコ「大丈夫?君名前は?」
エレン「………エレン……エレン・イェーガー………それ以外はわからない………」
マルコ(記憶喪失………)「そう………僕はマルコ!マルコ・ポッド!よろしく」
エレン「よろしく………それでここは?」
マルコ「ここは僕達のギルド" 朱雀の翼 "だよ」
エレン「朱雀の翼?」
マルコ「そっか………じゃあこの世界について説明するね……ここはひとつの大きな大陸。
海に囲まれていて海は渦で船が出せない世界から孤立した場所。
南は" 火の国 "
西は" 氷の国 "
北は" 風の国 "
東は" 雷の国 "
に別れていて中央には世界樹がある」
エレン「ここは?」
マルコ「ここは火の国だね……そして………
4つの国には四獣がいる
南は朱雀
西は白虎
北は玄武
東は青龍
そして世界樹には麒麟がいると言われている」
エレン「ここに朱雀が?」
マルコ「うん…………本当はね………」
エレン「?」
マルコ「四獣がそれぞれ別れてから約300年が過ぎている………けど100年前から朱雀をもつ者が消えた」
エレン「朱雀をもつ者?」
マルコ「四獣の力はとても強いため人の中に居るんだ……それらの者は絶大な力を得る……
でもそれ以外に一人、特殊な者がいるんだ…
" 予言の巫女 "それは世界に破滅が訪れる時に生まれ破滅を阻止するため各地の四獣を集め世界を救う存在。
でも予言の巫女が生まれる=破滅だから余り良く思われてない……このギルドに居るんだ…………予言の巫女が………」
エレン「………そうか……」
マルコ「しめっぽくなっちゃったね……あっ!でもこの世界には妖精が居るんだ!」
エレン「妖精?」
マルコ「それだけじゃない……この世界は3つに別れてるんだ……
僕達の住む下界
神様や天使の住む天界
そして悪魔の住む冥界
それらを繋ぐのが世界樹なんだけど……」
エレン「どうした?」
マルコ「100年前世界樹が凍りついて天使達が下界に来れなくなった……
そのせいで悪魔達は下界に攻め込んでいるんだ」
エレン「それってヤバイんじゃ!」
マルコ「うん…………でも妖精が力を貸してくれる」
エレン「妖精が?」
-
- 6 : 2016/02/17(水) 23:09:24 :
マルコ「僕達は元々魔法を使える……でも自然のものは出来ないけど……」
エレン「自然のものって?」
マルコ「火や風とかだよ……僕達は精々自己強化ぐらいしか出来ないよ……それを使えるのは四獣を宿した者だけだ……
でも魔力は誰にもある、妖精は目に見えないけど妖精は悪魔と戦う時に剣などの武器を強化してくれるんだ……
まぁこれは見せた方がはやいね」
エレン「じゃあ見せtコンコン……なんだ?」
マルコ「はーい」
クリスタ「こんにちはマルコ……」ガチャ
マルコ「クリスタ!どうしたの?」
クリスタ「彼の様子を見に……」
マルコ「エレン!彼女はクリスタ・レンズ」
クリスタ「よろしく………」ペコッ
エレン「オレはエレン………よろしくな」
マルコ「で、予言の巫女だ」
クリスタ「マルコ!?」
エレン「ふーん………こいつが……」ジー
クリスタ「っ!…………」
エレン「別にマルコとかわんねぇけど……」
クリスタ「えっ?………私予言の巫女だよ?……
破滅をもたらすんだよ?……」
エレン「別に破滅をもたらすのはクリスタじゃないよ」ニコッ
クリスタ「………そっか………」ニコッ
マルコ「ふふ……(よかった……)
エレン「あっ!マルコ!実際に見せてくれよ!」
マルコ「じゃあ外に出ようか」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
マルコ「よしっじゃあ行くよ!」キィィィン
マルコ「せい!」ズバズバッ
マルコ「………どうかな……」
エレン「すげぇ!剣が光ってた!」
マルコ「うんこれは妖精の魔力を剣に宿すんだけど……」
クリスタ「動きは妖精の魔力で動くから力を入れなくても出来るの………でもその代わり使った後妖精の魔力が抜けるまで動けないの」
「だからここぞ!って時に発動すんだよ」
エレン「お前らは?」
ユミル「私はユミルだ」
コニー「オレはコニー!よろしくなっ!」ニッ
サシャ「サシャ・ブラウスです」
エレン「エレンだ……よろしく……」
ユミル「……」ジー
エレン「なんだよ……」
ユミル「いや…(これが世界樹にいたやつ……)
マルコ「君達がここに来るなんて珍しいね」
ユミル「マスターからだ………悪魔が攻めて来る……戦闘準備しとけ」スタスタ
コニー「じゃぁなー」フリフリ
サシャ「また!」フリフリ
エレン「………」フリフリ
マルコ「悪魔が………」
クリスタ「うぅ………」
マルコ「クリスタはいいよ………大事な時期なんだから……」
エレン「大事な時期?」
マルコ「クリスタは四獣集めに行くから……」
エレン「(……四獣か…)クリスタ……四獣集め……オレも行っていいか?」
マルコ「エレン!?」
エレン「オレも悪魔と戦うよ……」
マルコ「………」
エレン「オレに戦いを教えてくれ!」
マルコ「わかった………」
クリスタ「マルコ!?」
マルコ「でも条件がある………」
エレン「条件?」
マルコ「絶対に死なないこと………いいね?」
エレン「あぁ」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 8 : 2016/02/19(金) 22:01:52 :
キース「ここだ!」ザッ
エレン「ここに悪魔が………」
ユミル「なにも悪魔だけじゃねぇさ………」
エレン「え?」
コニー「あぁ!当然魔物もいるぞ!」
サシャ「そう言えばエレンの魔法って………」チラ
エレン「わからない………」
ユミル「おいおい………大丈夫なのか?それで」
マルコ「大丈夫だと思うよ」ヌッ
ユミル「きゃっ!………マルコ………驚かせんなよ………」ギロッ
マルコ「ごめんごめん………エレンの剣技を見たけど剣技ならマスター並みだよ」
コニー「なっ!?マスター並みって!」
キース「そこ!うるさいぞ!」
マルコ「すみません!」バッ
キース「………この扉を開ければ魔物達がいる!マルコ!皆に貴様から何か言っておけ!」
マルコ「………そうだな……僕から言えることは1つ!」
マルコ「勝って……生きて帰ろう!」バッ
オォォォォォォォ!!!!!!!
ギィィィィ
マルコ「突撃開始!!!!」ダッ
悪魔「キェェェ!!!」ダッ
カン
キン
カキン!
「ぐわっ!」
ズバッ
悪魔「キヤァァァ!!」バタッ
悪魔「ギェェ!」ブン!
エレン「フッ!」キン
悪魔「ギュイ!」ブン!
エレン「ハア!!」ズバッ
コニー「ぐっ!」カタカタ
悪魔「ギギギ」ニヤニヤ
エレン「せい!」ズバッ
コニー「すまん!助かった!」
「来たぞ!!!」
ズシィィィィン
トロール「グォォォォォ!!!!!」
マルコ「トロールか………最悪だな!」ダッ
キース「まったくだ!」ダッ
コニー「オレらも援護に行くぞ!」ダッ
エレン「了解!」ダッ
トロール「グォォ!」ブォォォン!
マルコ「行くよ……『身体変化・白鳥』!」ブォォ
<身体変化・白鳥>
自分の背中に白鳥の羽が生える魔法。
魔法使用時は空を滑空でき空から相手を切り裂きながら飛行する。
ヒュン
ズバッ
ヒュン
ズバッ
トロール「ガァァァァ!!!!」
キース「そう喚くな……唾が飛んで……」キィィィン
キース「汚いだろ!!!」ズバァァァァ
トロール「ギャァァァァ!!」ドクドク
マルコ「まだまだ行ける!」ヒュン
トロール「ギリッ!」ダンッ
キース「なんだと!」キョロキョロ
マルコ「あの巨体でここまで速く動けるとは………」キョロキョロ
ダンッビュン
ダンッビュン
ダンッビュン
ドシィィン
トロール「ガァァァァ!!!」ブォォォン!
マルコ「後ろ!(しまった!)」クルッ
ガキン
エレン「しっかりしろ!良く見れば目で追える!」カタカタ
トロール「グゥゥ!」ダンッ
ダンッビュン
ダンッビュン
ダンッビュン
トロール「」ビュン
マルコ「!?そこだ!」ズバッ
トロール「ギャァァァ!!」
キース「フッ…………」ニヤッ
マルコ「見える………僕にも見える!」
エレン「ほらな?………それじゃあ!」
キース「反撃開始!!!」ダッ
-
- 9 : 2016/02/19(金) 22:41:26 :
エレン「ハア!!」ブン!
マルコ「シッ!」ズバッ
キース「ふん!」ドゴォォン
トロール「ガゥゥ!!」ギロッ
ユミル「私達を忘れんなよ!」ズバッ
コニー「へへへ………」ニヤッ
トロール「グギィィ!!」スッ
ビュン
トロール「ゴゥゥ!!」ドスッ
サシャ「私の友に攻撃させません!!」ギュゥゥ
ビュン
トロール「ガァァァァ!!!!」ドスッ
ユミル「食らえ!私の最強魔法!『旋風』!」ビュン
<旋風>
身体を強化して風のように素早く動き、相手とすれ違い時に両手の小刀で肉を細かく削ぎ落とす。
スパスパスパスパスパ!
トロール「ギャァァァァ!!」
ユミル「肉取れて少し痩せたか?」ニヤッ
トロール「オォォォ!!」ブォォォン!
サシャ「その目をもらいます!『千鳥弓』」ビュン
<千鳥弓(ちどりきゅう)>
2本の矢を放ち鳥のように操作する。
使用者の魔力次第で操作できる矢の数が異なり
千本になると、鳥の大群のように見える。
トロール「ギュェェァァ!!!」
サシャ「これで目は見えませんね」ニヤッ
コニー「隙あり!『猿爪』」
<猿爪(モンキークロー)>
使用者の爪を強化し、猿のように素早く動き敵の懐に入り込む。
コニー「食らえ!オレ様の30連乱れ引っ掻き!」ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
トロール「ギャァァァァ!!」ブンブン
コニー「ちょっ!待て!落ちる!」グラグラ
トロール「ゴォォ!!」スッ
エレン「コニー!はやく降りろ!」ダッ
コニー「ほいっ!」ピョン
トロール「フッ!」ドガァァァァ
ユミル「自分の顔ごとコニーを叩くつもりだったか…………」
コニー「危なっ!」ビクッ
エレン「これでトドメだ!」キィィィン
エレン「『トライアングルスラッシュ』」ズバズバズバッ
<トライアングルスラッシュ>
これは魔法ではなく"妖精剣技(スキル)"
上から左斜め下、左下から右下へ切り払い、右斜め下から上へ三角形を描き切る。
トロール「ガ…………ゥゥ………」ドシィィン
キース「…………討伐完了だな」
マルコ「…………死者は?」ゼェゼェ
ユミル「ハァ………ハァ……1人もいない……」
キース「…………ではこれより!ギルドに帰還する!」
「「「……ハッ!」」」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 11 : 2016/02/20(土) 12:46:03 :
ー 朱雀の翼 ー
クリスタ「みんな!おかえりなさい!」
ユミル「ただいま私のクリスタ!」ワシワシ
クリスタ「あぅあぅあぅ」
エレン「ハァ………疲れた……」グデー
マルコ「休んでる暇はないよ!明日には四獣集めに行くんだから!」
エレン「ハァ!?明日!?」
クリスタ「そうだよ!はやく荷物準備してね!」ニコッ
エレン「ハイ……」トボトボ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
エレン「明日か………」スタスタ
キース「不満か?」
エレン「うわっ!………キースさん……」
キース「今夜は貴様の歓迎会だ」ニヤッ
エレン「え………でもオレ明日には……」
キース「今日共に悪魔達を討伐した………それだけでは仲間になれんのか?」
エレン「………」
キース「貴様はもう朱雀の翼の仲間だ」ニッ
エレン「はい!」ニコッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 夜 ~
マルコ「それでは!エレンの入団を祝って!」
「「「乾杯!」」」
コニー「いやぁ今回はエレンに助けられた!」
マルコ「僕もエレンがいなかったら死んでたよ!」
エレン「そんな!オレなんて………」
ユミル「いやっ!お前は凄い!これならクリスタを任せられる!」
クリスタ「えぇ!ちょっとユミル!」アセアセ
エレン「???」
ユミル「クリスタを幸せにしてくれよ!」ポンポン
エレン「?おう??」
クリスタ「なっ!エレンまで~」ポカポカ
マルコ「あはは」ニガワライ
「やめろ!芋女!!」
サシャ「」モグモグガツガツモグモグガツガツ
コニー「止まってくれよサシャ!」
ユミル「おい!コニー!とっととその芋女堕とせ!」
コニー「これ以上締めたらサシャが死んじまう!」ギュゥゥ
サシャ「」ガツガツガツガツガツガツ
マルコ「痛い!痛い!サシャ!それは僕の腕だから!」ズキズキ
コニー「やめてくれ!オレサシャを殺したくねぇ!」ギュゥゥポロポロ
サシャ「」ドスッ
ユミル「ゴフッ……こんの芋女ぁぁぁ!!」ブチッ
ワイワイガヤガヤ
クリスタ「………」
エレン「ここから出るのは寂しいか?」
クリスタ「ううん………1人じゃないから………」
エレン「でも皆と会えなくなるのは寂しい」
クリスタ「…………うん……」
エレン「大丈夫………皆クリスタを忘れないさ」
ユミル「そうだぞ!私達がクリスタを忘れるなんてあるわけないだろ?」
クリスタ「うん…」
マルコ「大丈夫!安心して四獣集めに行きな!」ポンポン
クリスタ「うん!」ポロポロ
エレン「ふふふ」ニコッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 翌朝 ~
-
- 14 : 2016/02/21(日) 08:06:33 :
- saoは好きですが、アニメしか見てないので説明はわかりませんがsaoのソードスキルがモチーフです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クリスタ「みんな…………行ってきます!」ニコッ
エレン「行ってきます」フリフリ
ユミル「ちょっと待て!」ガシッ
エレン「ん?」
ユミル「クリスタに変なことしたらぶっ殺すかんな」ボソッ
エレン「変なことって?」
ユミル「…………まぁお前なら大丈夫か……」
マルコ「エレン!君はまだ武器を持ってないだろ?」
コニー「だからこれ!」つ剣
エレン「…………いいのか?」
サシャ「私達が以前採掘してきた鉱石で作ったんです‼」
ユミル「……大事にしろよ?」
エレン「うん…………ありがとう!」ニコッ
キース「気を付けろよ…………」
クリスタ「はい!」
エレン「じゃあな!」フリフリ
マルコ「……寂しくなるね」
ユミル「……あぁ」
キース「…………ユミルよ……今日は泣いてもいいぞ……」
ユミル「……うぅ………クリスタ………」ポロポロ
マルコ「よしよし」ナデナデ
コニー「サシャ!飯食いに行くぞ!」ダッ
サシャ「肉!肉を食べましょう!」ダッ
キース「ハァ…………空気の読めん奴らめ……」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 15 : 2016/02/21(日) 18:17:04 :
~ 2日後 ~
エレン「せい!」ズバッ
悪魔「ギェェ!」バタッ
クリスタ「ありがとう!エレン!………私…戦いは得意じゃないから………」
エレン「いいよ別に……オレが無理言って付いてきたんだ……これくらい当然だよ……」
クリスタ「……でm「誰か助けてくれぇぇ!!」……なに!?」ビクッ
エレン「誰かが悪魔に襲われてる!」ダッ
クリスタ「え!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
「ヒェェェ!許しとくれ!」
悪魔「アギャギャギャギャ」ケタケタ
「ヒイ!」ビクッ
エレン「ふっ!」ズバッ
悪魔「ギャッ!」バタッ
エレン「ふぅぅ……あんた大丈夫か?」
「お前さん後ろ!」
エレン「え?」クルッ
悪魔「ゲゲゲゲ!」ブン!
エレン「しまっ!」
ビュン
悪魔「ガゥ!!」ドスッ
クリスタ「ハァ………ハァ………」つ弓
エレン「クリスタ……」
悪魔「グググ………」ギロッ
クリスタ「ヒッ!」ビクッ
エレン「…………」ズバッ
悪魔「ア?…………」バタッ
「………助かったわい……」
エレン「いえ………」
クリスタ「お怪我は?」
「こんなもん!屁でもないわい!」
クリスタ「はぁ……………」
「じゃが、お前さんの剣………」チラ
エレン「ん?」
「ほぉ…………ダイヤで加工しとる……いい剣じゃな……」ニッ
エレン「まぁな……」
「お前さん方にはいずれまた会うじゃろ………またの~」スタスタ
クリスタ「…………なんか不思議な人だったね」
エレン「クリスタ……お前戦えたのか?」
クリスタ「ごめん…………でも悪魔と目が合うと怖くて……手が震えて当たらないから……」
エレン「…………別に無理して戦わなくていい」スタスタ
クリスタ「あっ!待ってよ」ダッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 1週間後 ~
クリスタ「着いたね!」
エレン「ここが雷の国か…………」
クリスタ「うん…………青龍を仲間にしよう!」
-
- 17 : 2016/02/21(日) 23:49:00 :
エレン「青龍はどこにいるんだ?」
クリスタ「多分この国一番のギルド" 青龍の尾 "にいると思う……」
エレン「何処にある」
クリスタ「ん~あっちだね」スタスタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 青龍の尾 ー
クリスタ「すみませ~ん………」ギィィ
「はいはい?」スタスタ
エレン「青龍に会いたい」
「…………無理ですね」
エレン「何故だ」ギロッ
「青龍は我が国にとって大切なものですので、見ず知らずの貴方に会わせる事は出来ません」
クリスタ「私…予言の巫女なんです………青龍の力が必要なんです!」
「予言の巫女………だったら尚更会わせる訳にはいきません」
エレン「予言の巫女に付く事は世界を救う事だ………それが出来ないと?」
「世界を救いたいなら勝手にやっててください………私達も忙しいんです………帰って下さい」
クリスタ「そんな………」
エレン「………だったらこのギルドで一番強い奴と戦って、勝ったら付いてきてもらう」
「貴方が?……プッ………いいですけど勝負になりませんよ?」
エレン「で?一番強いのは?」
「私ですが………私が勝ったらそれなりの対価をくれるんですよね?」
エレン「………何を賭ければいい?」
「その剣………なかなか高く売れそうなんで」ニヤッ
エレン「いいだろう………オレはエレン・イェーガー」
ヒッチ「私はヒッチ・ドリスよろしくね~鴨くん」
エレン「………」ギロッ
「またそんな賭け事を………いい加減にしろ!」
ヒッチ「ゲッ……マルロ……」
マルロ「すみません………こいつには私がちゃんと言っておきますので」ペコッ
エレン「いや………いいよ」
マルロ「ですが………」
エレン「オレがこいつに勝って青龍にあうだけ
だから」
ヒッチ「何それ?まるで私が弱いみたいじゃん……」ギロッ
エレン「………あんた強いの?」
ヒッチ「なめてんじゃねぇぞ………」ギロッ
マルロ「………でしたら2vs2で?」
クリスタ「えっ?私は!」オロオロ
エレン「やってやんよ………」
クリスタ「エレン!?」
エレン「対人なら死ぬことはない………こいつらで経験詰んどけ」ボソッ
クリスタ「うん…………」
マルロ「会場はこちらに「敬語じゃなくていいよ」………わかった………」
マルロ「付いてこい」スタスタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 18 : 2016/02/22(月) 12:27:35 :
ー 演習場 ー
マルロ「それでは…………」カチャ→大剣
「始め!」
クリスタ「い…………行きますね……」ギュゥゥ
ヒッチ「殺す!」ダッ
エレン「やってみろ!」ダッ
ヒッチ「喰らえ!」パンパン
エレン「シッ!」キンカン
ヒッチは銃を撃つがエレンに全てふさがれる
マルロ「ふん!」ブォォォン!
マルロは死角からエレンを攻撃したが……
クリスタ「やっ!」ビュン
マルロ「チッ」ダンッ
クリスタの矢をかわす為に跳ぶ……しかし
エレン「ハァ!」ドスッ
エレンの追撃を受ける
マルロ「くぉっ!」
ヒッチ「マルロ!」
マルロ「」ゴロゴロゴロ
マルロ「ぐっ………」フラフラ
エレン「あとはあんただけだ………」ギロッ
ヒッチ「………やってやんよ!!」ダンッ
ヒッチ「『弾丸雨』」カチャ
< 弾丸雨(バレット・レイン)>
空から無数の弾丸を雨のように降らせる魔法
エレン「クリスタは下がってろ……」キィィィン
クリスタ「うん…………」スッ
エレン「『回円剣』」
< 回円剣 >
剣を円のように回し、敵の攻撃を防ぐ
エレン「」カンキンキンカンカンキンキン
ヒッチ「うっそぉ!!」
エレン「クリスタ!」
クリスタ「えい!」ビュン
ヒッチ「…………何処狙って……なっ!?」クルッ
エレン「……」カチャ
魔法が終わり、降りてきたところをクリスタが狙撃するが矢は外れたが、
ヒッチが矢に気を取られている隙にエレンはヒッチの背後に回り込む。
エレン「終わりだ」カチャ
ヒッチ「…………」ギロッ
「そこまで!」
ヒッチ「クソッ!」
エレン「約束通り青龍に会わせろ」
「いいよ」
ヒッチ「なっ!あんたなんで出てくんの!」
「私が青龍使いの……」
アニ「アニ・レオンハートだ」
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- 20 : 2016/02/22(月) 16:48:16 :
エレン「…………エレンだ……」
クリスタ「クリスタ・レンズです!よろしくお願いします‼」ペコッ
アニ「よろしくクリスタ」ニコッ
エレン「…………オレにはなしか?」
アニ「あんた愛想悪いから」
エレン「人のこと言えんのかよ…………」ジトー
アニ「何?文句でもあんの?」ギロッ
「そのくらいにしとけよ」
アニ「…………ライナー……ベルトルト……」
ライナー「ライナーだ。よろしく」
ベルトルト「ベルトルトです」ペコッ
エレン「………で?青龍さんは付いてくんの?」
アニ「私は予言の巫女が来たら付いて行くつもりだったよ」
「ダメだ!」スタスタ
ライナー「………ナイル……」ギロッ
ナイル「青龍が居なくなれば我が国は不利になる!軍事的にも青龍は必要だ!」
ベルトルト「アニは道具じゃないぞ……」ギロッ
ナイル「ふん!私よりも弱い癖に何を言う」
アニ「予言の巫女に付き世界を救う事は私達四獣の使命だ……邪魔しないでくれない?」
ナイル「こいつが予言の巫女だと言う証拠がない限り私は認めん!」
ライナー「魔力を感知出来る者は全員わかりますよ」
ナイル「魔力感知が全てではない!」
エレン「………あんた魔力感知出来んの?」
ナイル「ふん!私よりも弱い奴に答える義理はないな」
エレン「感知出来ないんだ」ニヤッ
ナイル「黙れ………私を怒らせたいか?」
エレン「魔力感知も出来ない癖に何いってんの?」
ナイル「………いいだろう……貴様達も私に生意気な口を聞けんよう力の差を見せてやる」チラ
ライナー「………」ギロッ
ナイル「3人でかかってこい」
エレン「それじゃあ………遠慮なく!」ダッ
ライナー「『部分強化・腕』」
< 部分強化・腕 >
腕を重点的に強化し、鉄以上の硬度を得る。
本来全身を強化する物を一ヶ所に集めた為並大抵の事では崩れない
ライナー「『地崩岩拳』」 グラグラ
< 地崩岩拳 >
強化した腕で大地を殴り地面を岩に変える魔法
岩は殴った時の衝撃で宙に浮き、それを投げる事で遠距離攻撃も可能
ベルトルト「『重力魔法・軽』」
< 重力魔法・軽 >
対象の重力を操作する魔法。
しかし、魔力を激しく消費する為基本操作出来るのは自身の体重の分を足すか減らす事のみ
ライナー「………軽くなったな」ニヤッ
ナイル「『部分変化・銃』」
< 部分変化・銃 >
自分の一部分を銃に変化させる。
銃の弾は自身の鉄分を変化させる為、無駄うち出来ない
また、銃でもスナイパーライフルからランチャーまで色々バリエーションは豊富
ナイル「ランチャー………」カチャ
ライナー「いけ!」ブン!
ライナーは岩をナイルに投げつけるが………
ナイル「ショット!」ドゴォォン
ベルトルト「くっ!『重力魔法・重』」
ドゴォォン…………パラパラ
ライナー「すまんベルトルト……」
ベルトルト「いや………いいよ……それよりも彼は?」キョロキョロ
ライナー「さぁ………」
ナイル「どうせ私に恐れをなし逃げたのだろう?お前達も逃げていいぞ?」ニヤニヤ
エレン「誰が逃げたって?」スッ
ナイル「なっ!」クルッ
ナイルは声がした方向を向くと剣をナイルに向けたエレンの姿があった
ライナー「オレ達でも魔力が感知出来なかっただと!?」
エレン「終わりだな」カチャ
ナイル「ギリッ!」
-
- 23 : 2016/02/22(月) 22:24:02 :
「そこまで!」
ナイル「私は…………私は負ける訳にはいかんのだ!」ダッ
エレン「なっ!」
ナイル「『部分変化・スナイパーライフル』」
ナイル「お前は邪魔なんだよ!」パァン
クリスタ「え…………」
エレン「クリスタ!!!」
アニ「『ボルト・ライフル』」バチバチ
< ボルト・ライフル >
電気の銃弾で対象を狙撃する魔法
鉄等を避雷針にする事で貫通性が高まる
バチバチバチ
ナイルの弾とアニの銃弾がぶつかり相殺する
ナイル「チッ………もう一発!」カチャ
エレン「させるか!」ドガァ
ナイルはもう一発撃とうとするがエレンに蹴り飛ばされる
ナイル「うぅ………」パチッ
「何をしてる………」
ナイル「マスタージーク!」
ジーク「…………ナイル……今の一部始終を見せて貰った……」
ナイル「っ!」
ジーク「アニちゃんは道具じゃないよ……君はもっと他人を信頼しなさい」
ナイル「黙れ!元々お前がこんな生温いやり方だから他国になめられるんだ!」カチャ
ジーク「………」
ナイル「いくらあんたでもこの距離ではかわせないだろ………」カチャ
ジーク「確かに………銃がおでこについてるからな………でも……撃たせなければいい」
ナイル「っ!………死ね!」カチャ
ジーク「少し『眠ってろ』」ビリビリ
ナイル「」バタッ
エレン「………何が……」
ジーク「ナイルが迷惑をかけたね」
クリスタ「いっいえ!」
ジーク「世界を救う為だ……アニちゃんをよろしく」
クリスタ「はい!」
ジーク「ただ…………出発は明日にしてくれないか?」
エレン「何故?」
ジーク「アニちゃんとはしばらく会えないだろうから」
エレン「…………わかった」
ジーク「ありがとう…………皆!今日は宴だ!」
オォォォォォ!!!!
ライナー「ありがとう!」ペコッ
クリスタ「えっ?えっ?」
ベルトルト「………ナイルは自分の為にアニを道具として利用しようとしてたから………」
アニ「ありがとね……」スッ
クリスタ「ううん!私もアニに助けて貰ったもん!」ギュニコッ
アニ「………どういたしまして」ニコッ
ベルトルト(あぁ………幸せだ………)ホッコリ
ライナー(天使が2人おる………)ホッコリ
エレン「…………」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 24 : 2016/02/22(月) 23:22:10 :
ライナー「………アニがいないと寂しくなるな~」
アニ「あんたにはベルトルトが居るでしょ」
ベルトルト「やめてよアニ………そう言う噂立ってるんだから………」ズーン
アニ「…………ごめん……」
クリスタ「3人は仲が良いんですね?」ニコッ
ライナー「まぁ…………」
ベルトルト「幼馴染だからね」
アニ「いつも私とライナーで突撃してベルトルトが援護してたから………」
ライナー「アニがいないと火力不足だな………」
アニ「そこはライナーが頑張れば良いでしょ?」
ライナー「鬼!アニの鬼!お前の分をオレがカバー出来るかっ!」
ベルトルト「端からライナーには」
アニ「期待してないし」
ライナー「うぉぃぃぃ!!!!」
クリスタ「ふふふ」ニコニコ
ベルトルト「ふふ…………」
アニ「…………フッ……」
ライナー「はっはははは!!!!!!!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー グラウンド ー
ジーク「…………いいぞ………」スッ
エレン「………行きます!」ダッ
エレン「せい!」ブン!
ジーク「ダメだ」スッ
エレン「くっ!」ブン!
ジーク「踏み込みが甘い!」ドガァ
エレン「がっ!」ドサァ
エレン「…………クソッ……」グッ
ジーク「ホレッ」ポイッ
エレン「これは?」
ジーク「お前は案外コレが一番合うかもな」スッ
エレン「…………」ダッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 1時間後 ~
ジーク「…………フゥ……なかなか良いんじゃないか?」
エレン「ハァ………ハァ………あ……あり……がとう……ござい……ま…し……た」フラッ
ジーク「おっと……」パシッ
エレン「ハァ………ハァ………」
ジーク「……無理させたかな?」
エレン「いえ………」
ジーク「改めて………ナイルの事はすまなかった………あいつには処分を」
エレン「大丈夫ですよ………あの人は変われる」
ジーク「…………わかった……君の言葉を信じよう」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 翌朝 ~
アニ「それじゃあね……」
ライナー「………元気でな……」ポロポロ
アニ「泣くなよ…………あれ?……」ポロポロ
ベルトルト「アニも泣いてるじゃないか」ポロポロ
アニ「うっさい……グスッ………」ポロポロ
ライナー「ズズッ…………じゃあな」ポロポロギュッ
アニ「ライナー!ベルドルドォ!」ダキッ
ベルドルド「気を付けてね」ポロポロ
アニ「うん………」ポロポロ
ナイル「…………じゃあな」
エレン「ん………これは貸しだかんな」
ナイル「貸しは返すさ………利息もつけてな」ニヤッ
エレン「フッ………そうかい」
ナイル「…………風邪引くなよ」
エレン「おう……」
ジーク(君を信じて良かったよ…………エレン・イェーガー君)
クリスタ「では…………」スッ
アニ「…………皆……」
アニ「今までお世話になりました!」ペコッ
ジーク「頭をあげなさい………私達はいつでもアニちゃんを待ってるよ」ニコッ
アニ「はい!」
ナイル「………アニよ……」
ライナー「ナイル!?」ギロッ
ナイル「今まですまなかったな」ペコッ
アニ「えっ?」オロオロ
ベルトルト「ナイル……さん……」
ナイル「お前が帰って来るのを待ってるよ」
アニ「はい…………皆……行ってきます!」ダッ
クリスタ「アニ!」
エレン「おせぇぞ」
アニ「ごめん…………」
皆……私……頑張って世界を救うよ……
アニ「行こう!」ニコッ
-
- 26 : 2016/02/23(火) 15:36:32 :
~ 5日後 ~
アニ「もうすぐで風の国だよ」
クリスタ「うん…………」ビクビク
エレン「…………どうした?」
クリスタ「…………この近くって……」
アニ「あぁ………あの噂の……」
エレン「何だよそれ?」
クリスタ「この辺りで魔力が感じられない女の子が居るって……」
アニ「魔法が使えなくても魔力は誰にでもあるのに…………」
エレン「魔力を感じられないのは死体だけ……」
アニ「そっ!だからその子は幽霊だって噂なんだよ」
エレン「それってどんな子なんだ?」
クリスタ「背は私よりも低い位で……黒髪に金髪が混ざったような……」
エレン「あんな感じの?」チラ
「…………」
クリスタ「そうそう…………………え?……」サァァァ
アニ「魔力が感じられない…………」サァァァ
「…………」チラ
クリスタ「ヒィ!」ビクッ
アニ「こっち見たよ!」ビクッ
エレン「普通の女の子だろ?」スタスタ
アニ「ちょっ!あんた!」
クリスタ「ダメだよエレン!呪い殺されるよ!」
エレン(呪い殺されるって…………)スタスタ
エレン「…………」ジー
「…………」ジー
エレン「…………」ジー
「…………」ジー
エレン「…………」ジー
「…………」ジー
アニ「いや何か言いなよ」スパーン
エレン「…………痛い……」
「…………」オロオロ
アニ(ハッ!…………ついツッコミで来てしまった…………)ジリジリ
「…………大丈夫ですか?」オロオロ
エレン「…………」コクン
「…………」ホッ
クリスタ(あれ?……なんか思ってたのと違う……)
アニ(…………普通の女の子?………でも魔力を感じられないし………)
エレン「…………君………名前は?」
ヒストリア「ヒストリアです…………」
エレン「オレはエレンだ…………それで君はいつからここに?」
ヒストリア「わからない………でもずっと前からだと思う…………」
エレン(だったら迷子ではないか)
ヒストリア「…………名前しか覚えてないです」
クリスタ「エレンと同じ……?」チラ
エレン「記憶がないの?」
ヒストリア「………」コクン
エレン「…………オレもだよ……」
ヒストリア「!?」
エレン「名前以外覚えてない………でも君を見てるとほっとけない………」
ヒストリア「…………」
エレン「…………オレは君とあった事がある気がする………」
クリスタ「えっ!?」
エレン「ヒストリア………オレと一緒に来い」
ヒストリア「………いいんですか?」
エレン「行く宛も無いんだろ?」
ヒストリア「…………ありがとうございます…」
エレン「行こう」スッ
ヒストリア「はい!」ギュ
アニ「ハァ………」
クリスタ「まぁ仕方ないか…………」
ヒストリア「…………あの………」
エレン「ん?」
ヒストリア「……お兄ちゃんって呼んでもいいですか?」
エレン「………いいよ」ニコッ
ヒストリア「お兄ちゃん!」ニコッ
エヘヘオニイチャンオニイチャン!
クッツクナヨアルキニクイ
エヘヘ
クリスタ「ハァ………」トボトボ
アニ「ハァ………」トボトボ
エレン「そう言えば………」
アニ「…………何」ギロッ
エレン「ヒストリアから普通に魔力感じられたぞ?」
クリスタ「え?…………じゃあ」
アニ「ヒストリアは幽霊じゃない?」
エレン「………」コクン
クリスタ「…………よかった~」ホッ
アニ「幽霊と旅するかと思ってたよ…」ホッ
エレン「バカじゃねぇの?」
ヒストリア「?」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 28 : 2016/02/23(火) 19:04:03 :
ー 風の国 ー
エレン「…………ついたな」
クリスタ「玄武が居るのは確か" 玄武の甲 "って言うギルドだよ」
ヒストリア「お兄ちゃん!沢山お店がある!行ってもいい?」
エレン「迷うなよ」ナデナデ
ヒストリア「はーい!」ダッ
クリスタ「元気だね~」ニコニコ
エレン「元気すぎだろ」
「うおっ!」ドンッ
ヒストリア「きゃっ!」ドンッ
「いててて…………」
ヒストリア「すみません!」ペコッ
「餓鬼が…………」ギロッ
ヒストリア「うぅ……」
「ちょっと…………やめなよ……」オロオロ
「うっせぇ!………この餓鬼はオレにぶつかってきたんだぞ!」
ヒストリア「すみません…………」
エレン「少しやりすぎだろ」ギロッ
「あぁん?…………保護者さんの登場か!」ケラケラ
クリスタ「大丈夫?ヒストリア…」ギュ
ヒストリア「うぅ………」ウルウル
「オレは玄武の甲の精鋭なんだ!オレにぶつかった罪は重いぜ!」
アニ「玄武の甲………だったら話しははやいね」
エレン「あぁ………玄武に会わせろ」
「はあ?何いってんだ?」ケラケラ
「ジャン!この人達は四獣集めの方々だよ!」
ジャン「んな訳ねぇだろ?アルミンお前はもっとましな嘘をつけよ」
アルミン「バカ!青龍のアニさんも居るだろ!」
ジャン「げっ!マジだ!」
アニ「ん?…………あぁあんたら確か………」
「ここで何をしてるの?」
アルミン「ミカサ!」
ミカサ「アルミン………この人達は…?」
アニ「久しぶりだねミカサ」
ミカサ「アニ!?…………久しぶり………アニがいてライナー達がいないと言うことは四獣集め?」
アニ「正解………ついてきてもらえる?」
ミカサ「勿論………元々そのつもり」
ジャン「待てよ!オレ達これからクエストに行くんだぜ?」
ミカサ「…………そうだった……」
アルミン「じゃあ皆で行くのは?」
ジャン「ハァ?お前何言って「私は賛成」………よし!お前ら足引っ張んなよ!」
アニ「どうする?」
クリスタ「いいんじゃない?」
ミカサ「では行こう」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 29 : 2016/02/23(火) 19:23:51 :
- 誠に勝手ながら
作品を見やすくするため
コメントを非表示にさせていただきます
なお、コメントは励みになりますのでこれからもコメントよろしくお願いします。
-
- 30 : 2016/02/24(水) 00:16:17 :
ミカサ「ふん!」ズバッ
エレン「…………終わったな……」カチャ
アニ「案外楽だったね」
ジャン「ケッ…………足引っ張りやがって!」ギロッ
アルミン「………ごめん……」
クリスタ「ジャンはどんな魔法使うの?」
ジャン「オレはスピードアップだ」
エレン「…………サポートか?」
ジャン「両方だな………サポートはこいつだ」
アルミン「僕の魔法は身体能力の強化だよ」
ミカサ「あの………」
エレン「あ?」
ミカサ「刀が刃こぼれしてしまった………ので
帰りに鍛冶屋によりたい」
アニ「私の短剣もそろそろ手入れしなきゃダメだったんだ………私からもお願い」
エレン「いいよ別に………」
ジャン「ここからだと距離あるから今日は泊まりだな」
クリスタ「了解!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 夜 ~
エレン「ふぁ………ヒストリア!ちょっと夜風にあたってくる」
ヒストリア「気を付けてね」フリフリ
エレン「ん…………」フリフリ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
エレン「……ん?……あれって………」
アルミン「またダメだったな………」
エレン「となりいいか?」
アルミン「あ……エレン…………だっけ?」
エレン「おう…………覚えとけよ?」
アルミン「ごめんごめん」
エレン「どうしたんだ?」
アルミン「……僕は自分で言うのもあれだけど
結構強いんだ………でも」
アルミン「僕は悪魔と戦う時に、情けをかけて殺せない………そのせいで何度も迷惑をかけた……」
アルミン「僕は弱虫だ………戦えない」ポロポロ
エレン「それが普通だ………」
アルミン「え?…………」
エレン「普通殺せないよ………オレ達が狂ってるだけだ………」
アルミン「………でもこの世界じゃ狂わないと生きていけない………」
エレン「お前は一番人間らしいな…………そうやって迷って答えをだせ………人間は成長できる」
アルミン「…………ありがとう……」
エレン「いつまでもウジウジしてんなよ」スクッ
アルミン「あのっ!………」
エレン「ん?」
アルミン「僕と友達になってくれない?」
エレン「友達でいいのか?」
アルミン「へ?」
エレン「いやっ!忘れてくれ………て言うか忘れろ///」
アルミン「うん?……」
エレン「じゃあな!」ダッ
アルミン「あっ!………………」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 翌朝 ~
ミカサ「では行こう……この辺りは死神が出るから気を付けて」
ヒストリア「死神?」
アルミン「この辺りの噂さ………死神を見た者は誰1人として帰って来ない………」
クリスタ「怖いね………」
エレン「………………っ!?誰だ!」クルッ
「あれ?ばれた?」
エレン「…………」ギロッ
「ん?…………お前……」
アルミン「エレン………こいつ………」ブルブル
エレン「死神…か………」ジリッ
死神「フッ…………まさかお前に会うとは……」
ミカサ「何を言ってる!」
死神「エレン…………だっけか?……
オレはお前を知っている」ニヤッ
-
- 32 : 2016/02/24(水) 11:07:54 :
エレン「なに!」
死神「まぁお前達に恨みはないが…………冥王からの命令だ……その餓鬼をよこせ」
ヒストリア「」ビクッ
クリスタ「ヒストリアをどうするつもり!」
死神「そいつを欲しがってるのはオレじゃねぇ……どうするつもりかは知らんよ」
ミカサ「くっ!」ジリッ
ジャン「…………ここには四獣が2人いるんだ……
引いた方が身のためだぞ?」
死神「オレは何度か四獣を狩った事があるんだよ………」ニヤッ
ジャン「チッ!」
死神「…………その餓鬼差し出したら見逃してやる」
エレン「ふざけるな!………お前らヒストリアを連れて逃げてろ!」カチャ
クリスタ「でも!」
エレン「はやく行け!」
アニ「…………ごめん!」ダッ
死神「…………やっぱお前のこと好きだわ」ニヤッ
エレン「は?」
死神「100年前に会ってんだぜ?………オレ達」
エレン「…………100年前……」
死神「なんだ?覚えてねぇのか?」
エレン「………オレに昔の記憶はない!」ダッ
死神「それは残念だ………まぁ戦いながら昔話でもしてやるよ!」カチャ
エレン「ふっ!」ブン!
死神「それ!」ブン!
エレン「っ!」チリ
死神の突き攻撃がエレンの頬をかする
死神「成長したな………前はかわせなかったんだぜ?」
エレン(…………なんだ……この頭痛……今の攻撃……やっぱりどこかで!)ズキズキ
死神「今回はお前だが……前はお前の仲間が足止めしてたんだ」
エレン「ぐっ………」ズキズキ
ザザザザザザザ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
『エレン!はやく逃げて!』
『ここはオレ達に任せろ!』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ザザザザザザザ
エレン「あぁぁ!!!」ズキズキ
死神「思い出したか?」
エレン「あぁぁ………」ポロポロ
そうだ…………なんでこんな大事なこと………
思い出した…………オレの仲間………
ザザザザザザザザ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 34 : 2016/02/24(水) 16:02:30 :
ズバッ
悪魔「ギュェェェ!!!」ドサッ
エレン「これで依頼達成だな!」
「いや~エレンに任せっぱなしで悪いな!」
「そう思うんだったらトーマスも強くなりなよ?」
トーマス「そんな簡単に強くなれたら苦労しねーよ………て言うかミーナもエレンに任せっぱなしだろ!」
ミーナ「なっ!トーマスの癖に生意気言うな!」
「おいやめろよ………」
「ミリウス………このバカどもに何言っても無駄だ」
トーマス「おい!ナック!お前今バカって言ったな!」
エレン「トーマスは魔法を使わずに突進する
脳筋だろ?」
ナック「あぁそうだったな」
ミーナ「プププ」
トーマス「なっ!ミーナだって魔法ばっか使って敵に近づきもしないだろ!」
エレン「それもそれで問題だよな」
ミーナ「ガーン………ひどいよエレン!」
ナック「本当のことだろ?」
ミーナ「ぐぬぬ………」
ミリウス「なぁ………もう行こうぜ!ここ死神が出るって噂だろ?」
「そうそう………ここはオレの縄張りなんだよ」
エレン「!?」クルッ
ミーナ「死神!?」クルッ
死神「………まぁここから出ていこうとしてたし……1人生け贄として差し出せば他は助けてやる」ニヤッ
エレン「…………本当か?」
死神「あぁ」ニヤニヤ
エレン「…………オレが行く……お前達は逃げろ」
ミーナ「そんな!」
死神「…………決まりだな……」スッ
エレン「はやく行け!」ダッ
死神「それ!」ブン!
エレン「カハッ!?」ズブッ
死神の突きがエレンの左肩を貫く
エレン「くっ!」プルプル
死神「レイピアだと相手のつぼを狙えんだよ………便利だろ?」ニヤッ
エレン「…………クソ………」
死神「さて………終わりだな」スッ
「まて!」
エレン「っ!バカ!なんで戻ってきた!」
トーマス「リーダー置いて行くほどオレ達は腐ってない!」
ミーナ「私達もやるよ!」
ナック「エレンはさがってろ!」
エレン「はぁ!?5人でやった方がいいだろ!」
ミリウス「今のお前じゃ足手まといだ!さっさと逃げろ!」
死神「…………最高だよ……」
トーマス「あ?」
死神「今までのやつは生け贄を差し出し逃げていくクズばっかだった………」
死神「お前達みたいに戻ってきたやつははじめてだ!気に入ったよ!」
ミーナ「最悪ね………死神に気に入られるなんて………」
死神「ふはははは!!!特別だ!痛みがないよう殺してやる!」
ナック「狂ってやがる………エレン!逃げろ!」
エレン「でも!」
ミリウス「今まで死神について情報はなかった!お前は今回の事を報告するんだ!」
ミーナ「私達の覚悟を無駄にしないで!」
エレン「っ!…………すまない!」ダッ
ミーナ「逃げきってね………」ニコッ
死神「さぁ!行くぞ!」ダッ
でもオレはつい振り返ってしまった………
そこに写ったのは………
死神「まず1人」ニヤッ
トーマス「ゴフッ!」ドサッ
ミリウス「トーマス!!」
死神「2人目………3人目」ニヤッ
ミリウス「え?…………あ……」ドサッ
ナック「グフッ…………クソッたれ……」ドサッ
死神「ラスト」クルッ
ミーナ「…………」チラ
死神「死ね!」ダッ
ミーナ「~~~~~~」パクパク
ミーナ「」ドサッ
最後にミーナが何を言ったかわからない
でもオレは皆のお陰で生き残れた…………
ーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ザザザザザザザザ
-
- 35 : 2016/02/24(水) 18:07:22 :
死神「…………思い出したか?」
エレン「少しだけな……」スッ
死神「そうか……………よ!!」ブン!
エレン「………」スッ
死神「ふっ!はあ!」ブン!ブン!
エレン「シッ!」キン
死神の攻撃を全てかわすエレン
エレン「せい!」ブン!
死神「ぐおっ!」ダンッ
エレン「お前は必ず倒す!」ブン!ブン!
死神「くっ!(攻撃がはやくなってやがる!過去を思い出したからか!?)」キンカン
エレン「はぁ!」ブン!
死神「っ!」ダンッ
エレンと距離をとる死神
死神「……すまなかった…」
エレン「は?」
死神「正直お前がここまでやるとは思ってなかった………………だから……」スッ
死神「オレも本気でやろう」カチャ
エレン(二刀流!?)
死神「さぁ………踊ろうぜ!」ダッブン!
エレン「なっ!(はやっ!?)」キン
死神「まだまだぁ!!!」ブンブンブンブン
エレン「くっ!」カンキンカンチリキンチリ
死神「どうしたぁ!かわしきれてないぞ!」ブン!
エレン「うるせぇ!」キン
エレン「オレはまだまだやれる!」ブン!
死神「おっと………」ダンッ
エレンのカウンターが避けられる
死神「だったらこれをうけてみろ………」
死神「『千羽斬鳥』」スッ
< 千羽斬鳥 >
千の小さな斬撃をはなつ技
斬撃のスピードは弾丸よりも速い
エレン「ガッ!」スパスパスパスパ
死神「どうだ?」
エレン「…くそ…………がぁ!!!」ダッ
死神「フッ…………そうこなくっちゃ」ニヤッ
エレン「ふん!せい!あぁぁ!!」ブンブンブン!
死神「フッ………」キンカンキン
死神「今度はオレだ!」ブン!
エレン「くっ!」スッ
ガキン!
エレン「な…………」
エレンは死神の攻撃を防ぐが、剣が折れてしまった
死神「残念…………」ドガァ
エレン「ゴフッ!」
死神の蹴りでエレンがふっとぶ
エレン「ガハッ…………そん……な………」ドサッ
死神「前回はお前の仲間が邪魔したが…………今度こそ終わりだ」スッ
エレン「…………」
クリスタ「エレン……」プルプル
アニ「くっ…………」プルプル
ミカサ「…………」プルプル
ジャン「クソッ!…………」プルプル
アルミン(ダメだ…………皆怖くてエレンを助けに行けない……)プルプル
ヒストリア「お兄ちゃん!!」ダッ
ミカサ「行ってはダメ!」ガシッ
ヒストリア「だったらお兄ちゃんを助けてよ!」ポロポロ
ミカサ「っ!…………それは……」
アルミン(………誰か………………助けてくれ!)グッ
エレン『お前は一番人間らしいな…………そうやって迷って答えをだせ………人間は成長できる』
エレン『いつまでもウジウジしてんなよ』
アルミン(……違うだろ!………誰かじゃない!
僕が行かなきゃダメなんだ!)スクッ
ミカサ「アルミン?」
アルミン(今行くよ………エレン!!)ダッ
死神「じゃあな……」ブン!
カキン!
死神「なに!」フラッ
アルミン「大丈夫?エレン」
エレン「………信じてたよ……アルミン」スクッ
アルミン「ふふふ…僕だってやれるんだ!」ニコッ
-
- 36 : 2016/02/24(水) 18:48:03 :
ミカサ「アルミン……」
ジャン「………チッ!アルミンの野郎………おい!」
クリスタ「なに!?」ビクッ
ジャン「………オメェ弓得意なんだろ?………これをあの、死神に突っ込んでった死に急ぎ野郎に渡せるか?」つ剣
クリスタ「………やってみるよ……」ギュゥゥゥ
クリスタ(エレン………私達にはこれくらいしか出来ないけど………受け取って!)パッ
ヒュン
エレン「!?」パシッ
エレン「………これは……?」
アルミン「ジャンの剣だ………」
エレン(飛んできたってことは…………クリスタか)ニヤッ
死神「…………まさか2度も邪魔されるとは………
前回と同じだな……」
エレン「前回とは違う……」
死神「なに?」
エレン「オレは逃げないしお前を倒す!」スッ
アルミン「…………行こう親友」カチャ
エレン「あぁ……合わせろよ!」カチャ
死神「…………おもしろいじゃねぇの……」ニヤッ
アルミン「『身体強化・2倍』」ダッ
< 身体強化・2倍 >
身体能力を2倍まで上昇させる魔法
魔力次第で3倍・5倍等とあげられるが無理をすると体が崩壊する危険な魔法でもある
死神「来い!」ダッ
エレアル「混合剣技・『アクセル・ダンス』」
< アクセル・ダンス >
2人息ぴったりで左右から相手を攻撃する連携技
エレン「ふっ!」ブンブンブン!
アルミン「せい!」ブンブンブン!
死神「くっ!(二刀流でも捌ききれない!)」カンキンカンカンキンカンカン
エレアル「「はぁ!」」ブン!
死神(左右からの挟み撃ち!これをかわせばっ!)ダンッ
死神「お前らで相討ちだ!」ニヤッ
エレン「ふっ!」グググ
アルミン「てい!」ブン!
死神「なに!?」
エレンとアルミンは無理やり剣の軌道を変えた
アルミン「いくよ!」キィィィン
エレン「『Xブレイド』」キィィィン
< X(クロス)ブレイド >
2人の剣を交差させて放つ技
威力は相当であり、大岩も切り裂けるほど
死神「ガフッ!」ズバァァ
エレン「ハァ………ハァ………どうだ!」ギロッ
死神「ふふふ…………ははははははは!!………オレの負けだな………」ニヤッ
アルミン「ははははは…………やった………やったぉぁ!!!」
死神「エレン………お前達はすげぇよ……ここまで来たんだ………死ぬなよ」ニッ
エレン「死神が言う台詞じゃねぇぞ………」ニヤッ
死神「フッ…………それもそうだな…………」ドサッ
エレン「…………」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ヒストリア「お兄ちゃん!」ダキッ
エレン「ヒストリア………心配かけたな………」ナデナデ
ヒストリア「お兄ちゃんが無事でよかったよ」ギュゥゥゥ
ジャン「…………見直したぜ………アルミン」ニヤッ
アルミン「ありがとう」ニコッ
ミカサ「アルミンはすごい……とてもすごい!」
アルミン「あはははは…………」
アニ「ただのチビじゃあなかったって事か……」
アルミン「………アニにチビって言われたくないな………」
アニ「…………調子に乗るんじゃないよ」ギロッ
アルミン「ごめんごめん」アハハハハ
ジャン「あっ!エレンてめぇ!さりげなくオレの剣パクってんじゃねぇぞ!」
エレン「仕方ないだろ…………オレの剣折れたんだから………」
ミカサ「だったら鍛冶屋に頼むといい」
クリスタ「そう言えば鍛冶屋に行く予定だったね………忘れてた」
アルミン「じゃあ行こっか?」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 鍛冶屋 ー
-
- 38 : 2016/02/25(木) 19:10:52 :
ミカサ「お邪魔します…………」ガチャ
「ん?…………おお!お前さん達は!?」
クリスタ「…………あの時の……」
アルミン「え?知り合い?」
エレン「雷の国に行くに、途中に一度助けた事がある」
「あん時は世話になったのぉ」
クリスタ「あの…………お名前は?」
ピクシス「む?言っとらんかったか………ワシはドット・ピクシスじゃ!」
クリスタ「ピクシスって!あの伝説の鍛冶屋の!?」
エレン「………そんなに凄かったのか」
ピクシス「ほっほほ………して?今日は何のようじゃ?」
ミカサ「刀の手入れを………」スッ
アニ「私のもよろしく………」スッ
ピクシス「すぐに終わらせるからちと待っとれ」スッ
エレン「なぁ………」
ピクシス「ん?なんじゃ?」
エレン「オレの剣を打って欲しい」
ピクシス「…………お前さん……以前の剣は?」ジロ
エレン「折れた……」スッ
ピクシス「あの剣がここまで………いったい何をしたのかね?」
ヒストリア「お兄ちゃん死神と戦ったんだよ!」
ピクシス「なんじゃと!?死神と戦うとは!」
ヒストリア「なんか………ズバァァァンって感じで凄かったんだ!」キラキラ
ピクシス「死神と戦い生きて帰るとはのぉ……」
エレン「それで?打ってくれるのか?」
ピクシス「うむ………その剣を溶かし、さらに強く硬い剣を作ろう」ニヤッ
エレン「よろしく頼む」スッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ピクシス「…………これでどうだ?」スッ
エレン「…………いいな……名前は?」
ピクシス「< ジョーカー >…………とだけ言っておこう」
エレン「ジョーカー…………」
アニ「ジョーカーの意味って…………」
アルミン「切り札だね」
ピクシス「ほれ!お前さん方のも終わっとる!」スッ
ミカアニ「ありがとうございます」
ヒストリア「お兄ちゃんかっこいいよ!」キラキラ
エレン「ありがとな……」ナデナデ
ジャン「オイ!そろそろ出ねぇと日が暮れちまうぞ!」
ミカサ「そうね………今日はありがとうございました」ペコッ
ピクシス「いやいや!また来るといい」
クリスタ「それでは!」スッ
ピクシス(ジョーカーの意味は切り札……そして絶対的な強さ………)
ピクシス(果たしてこれが凶と出るか吉と出るか………楽しみじゃよ、エレン・イェーガー)ニヤッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ヒストリア「えへへ…………今日は楽しかったね!」ニコッ
エレン(…………オレはこの笑顔を守りたい…………だが、何故そう思う?)ナデナデ
ヒストリア「どうしたの?お兄ちゃん」キョトン
エレン「いいや何でもよ………(何でもいい………ヒストリアさえ守れれば……)」ニコッ
ヒストリア「変なお兄ちゃん!」ギュッ
「…………やっと見つけた………襲うか?」
『いやまだだ……奴らは氷の国に来る……その時にやるぞ』
「…………チッ!わかった……」スッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 40 : 2016/02/25(木) 20:54:10 :
ー 風の国 ー
アルミン「それじゃあここでお別れだね」ニコッ
ミカサ「え?私はマスターに報告しないと……」
ジャン「オレ達が報告しとく……とっとと四獣集めて世界を救えよ!」
ミカサ「アルミン…ジャン……ありがとう」ダキッ
ジャン「おっふ///」
アルミン「元気でね」
ミカサ「うん……」ポロポロ
アニ「私ってもしかしてあんな感じだった?」
クリスタ「あ~………ええと…「あんな感じでボロボロ泣いてみっともなかった」…エレン!」
エレン「事実だろ?」
アニ「」イラッ
ヒストリア「アニさんが泣くとこ……見てみたい」
エレン「アニ………」
アニ「あぁん?」ギロッ
エレン「今すぐ泣け」ギロッ
アニ「はぁ?泣くわけないじゃん」
エレン「ヒストリアが見たがってる………泣かないんなら泣かせる」ポキポキ
アニ「あんたが私を泣かせる?……プッ………出来るわけないでしょ?」ポキポキ
エレン「」バチバチ
アニ「」バチバチ
ヒストリア「えっ?えっ?」オロオロ
ミカサ「2人とも何をしてるの?」キョトン
アニ「ちょっとこのバカを締めるだけさ」ギロッ
エレン「やれるのか?……そんな身長で?………なんならしゃがむか?ん?」
アニ「こいつっ!」ブチッ
クリスタ「ちょっ!アニ!?落ち着いて!」ガシッ
エレン「クリスタ……そのまま抑えてろ」スッ
クリスタ「エレン!?何するつもりなの!?」
ヒストリア「お兄ちゃん………私もういいから………」ポロポロ
エレン「!?」オロオロ
ミカサ「………エレンの意外な一面を見た…」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
~ 4週間後 ~
ー 氷の国 ー
ヒストリア「ついた………」チーン
クリスタ「なんで…………あんなに………山が……多いの…………」バタッ
エレン「ヒストリア……おんぶしてやる」スッ
ヒストリア「ありがとお兄ちゃん………」スッ
アニ「大丈夫かい?クリスタ……」
クリスタ「ちょっと………無理かも…………今日は休んでいい?」ウルウル
ミカサ「あれは私達でもきつかった……今日は休むといい」ニコッ
クリスタ「ありがとう」ウルウル
エレン「クリスタ…白虎はどこに?」
クリスタ「…………" 白虎の爪 "ってギルドだよ…………悪いけど私は無理かも……」キュー
エレン「何言ってんだ?とっとと歩けよ」スタスタ
アニ「あんたさっきの会話聞いてた?」
エレン「あぁ今日は休むんだろ?」
ミカサ「そう………だかr「休むなんてギルド着いてからでいいだろ?」………え?」
エレン「ん?オレ変なこと言ったか?」キョトン
クリスタ「………この体力バカ……」ズーン
エレン「ヒストリア……何の事かわかるか?」
ヒストリア「ううん……」
エレン「だよな?」キョトン
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 白虎の爪 ー
-
- 42 : 2016/02/26(金) 19:57:59 :
クリスタ「失礼します………」ギィィィ
「ほら来た!だから言ったろ!」
「チッ!うるせぇぞクソ眼鏡」ギロッ
「リヴァイ………予言の巫女が来たんだ………」
リヴァイ「うるせぇ……」
クリスタ「あの…………私名乗ってないし、来るのをわかっていたような……」
ハンジ「ああそっか!私はハンジ・ゾエ!魔法は予知能力さ!」
アニ「聞いたことあるね…………ぼったくりのハンジ……」ジロ
ミカサ「確かその人の未来を予知した後、膨大な額の請求をするたちの悪い占い師……」ジロ
ハンジ「いや~それほどても…………」
ハンジ「あるね!」ドヤァァ
リヴァイ「誉めてねぇ」スパーン
ハンジ「ゴフッ!ナイスツッコミ!」
「……あそこで漫才をしているのがリヴァイ………リヴァイは白虎さ」ニコッ
リヴァイ「エルヴィン………何度も言うようだがオレは漫才してるつもりはねぇ」ギロッ
エルヴィン「すまんな………」
クリスタ「あの…………四獣集めの件なんですけど………」
エルヴィン「あぁリヴァイ………行ってこい」
リヴァイ「了解だ」スタスタ
クリスタ「」パァァァ
アニ「…………まさかここまですんなり行くとはね…」
エレン「まぁはやいに越したことはない……」
クリスタ「うん!うん!」パァァァ
リヴァイ「…………てめぇら……何か勘違いしてねぇか?」
クリスタ「え……」
リヴァイ「オレは自分より弱い奴の旅に同行するつもりはねぇぞ……」
クリスタ「…………え……」サァァァァ
リヴァイ「これはてめぇらの力を見るだけだ」
クリスタ「」チーン
エレン「…ハァ…………行くぞ……」スタスタ
アニ「まったく…傷つくよ………」トボトボ
ミカサ「この世界は残酷だ……」トボトボ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
リヴァイ「てめぇら四獣宿してんだろ?…………どこまで出来る?」
アニ「どういう意味だい………」
リヴァイ「…………は?………」
ミカサ「………私にはわからない…」
リヴァイ「……第1形態にもなれねぇようじゃあ戦うだけ無駄だな」スタスタ
アニ「なっ!ちょっと待ちなよ!」ガシッ
リヴァイ「ふん!」ブン!
アニ「ぐっ!」ヒュゥゥゥゥ
ミカサ「アニ!?」
リヴァイ「少し力を入れただけでこの様だ」
アニ「ガフッ!…………」ドサッ
エレン「ふっ!」ブン!
リヴァイ「はぁ」ドガァ
エレン「ぐっ…………」ザザザザザザ
リヴァイ「フッ…………」スタスタ
エルヴィン「ダメだったようだね……」スタスタ
ミカサ「!?……はい………」
エルヴィン「君達はしばらくうちの者達と依頼をこなすといい」
アニ「………それに何の意味があんの…」
エルヴィン「彼らはリヴァイと依頼に行っているんだ………皆君達よりも強いよ」
エレン「…………わかった………」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
エルヴィン「では紹介しよう………」
ミケ「ミケ・ザカリアスだ」
ミカアニ「「よろしくお願いします」」ペコッ
ディルク「ディルク・レイスです。よろしくお願いしますね」ニコッ
クリスタ「よよよろしくお願いします!」ペコッ
ヒストリア「よろしくです!」ニコッ
ディルク「…………よろしく……」ニヤッ
エレン(!?…………こいつ……)ギロッ
ディルク「ふふふ………では行きましょう」ニコニコ
クリスタ「はい!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 43 : 2016/02/26(金) 23:06:19 :
ー ??? ー
クリスタ「あの~……」
ディルク「はい?」ニコニコ
クリスタ「まだですか?………もうずいぶん歩いたと思うんですけど………」
ディルク「…………そうですね……ここなら誰もいません………シ!」ドゴォ
クリスタ「ゴッ!………え?……」ドサッ
ディルク「ひひひひひひ」ニタァ
ヒストリア「ヒッ!」ビクッ
エレン「逃げろヒストリア!」ダッ
ディルク「逃がすかよ!」ガシッ
ヒストリア「いやぁ!!」ジタバタ
エレン「てめぇ!」ブン!
ディルク「おっと!」タンッ
エレン「くっ!………ヒストリア!!!」ダッ
ディルク「ったくしつけぇな………」スッ
ヒストリア「お兄ちゃん来ちゃだめ!」
ディルク「おら!」ドガァ
エレン「ぐっ!………」フラフラ
『オイ!まだだと言ったろ!』
ディルク「いいじゃんかよ~いい加減人間のふり疲れた」
エレン「てめぇ……何者だ…………」ギロッ
ディルク「ディルク・レイス…………ただの悪魔だよ」ニタァ
クリスタ「く…………どうしてこんな事を……」
ディルク「冥王の命令だ…………歴史の神ヒストリア・レイスを連れてくる事………」
エレン「…………歴史の………神……だと?」フラフラ
ディルク「こいつの頭の中には何十万もの史書がある」ギチギチ
ヒストリア「ぐう………うぅ……………」プルプル
エレン「っ!?いい加減ヒストリアを放せ!」
ディルク「しつこいなぁ………ねぇ!こいつ殺していい?」
ヒストリア「なっ!ダメ!」ジタバタ
ディルク「うるさいなぁお前に聞いてないよ」ドゴォ
ヒストリア「ゴフッ!………ガ……」ピクピク
エレン「ヒストリア!!」ダッ
『我々は冥王さまからこいつの尋問もやるよう言われてる……この餓鬼は脅しの材料になる』
ディルク「拐えって事?」
『あぁ………殺すなよ?』
エレン「くそが!」ブン!
ディルク「それ!」ドゴォ
エレン「ガッ!…………」バタッ
ヒストリア「お兄ちゃん!!」ポロポロ
ディルク「殺してない♪殺してない♪」ガシッ
『オイ…………何人かこっちに来ている…………ずらかるぞ!』
クリスタ「……待っ………て…………」プルプル
ディルク「無~理♪」シュン
クリスタ「う…………うぅ………………」ポロポロ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
…………リ…………タ…!
……リスタ!
ミカサ「クリスタ!」
クリスタ「ミ……カサ?」
アニ「大丈夫かい!アイツとヒストリアは!」
クリスタ「ディルクって人が……悪魔で………」
ミケ「……お前達から邪悪な匂いがしたと思って来てみれば………モブリット!」
モブリット『はい!』
ミケ「エルヴィン達に連絡を!」
モブリット『もうしてますよ!』
ミカサ「今の………声?」
ミケ「モブリットの魔法は脳内通話だ………………だがまずいな……一旦帰るぞ!」
ミカサ「エルヴィンさん達は!?」
ミケ「ここは一本道だ!いれば必ずすれ違う」
アニ「………ほら行くよ……肩貸すよ」スッ
クリスタ「ごめん…………っ!?……」フラッ
ミカサ「大丈夫……私達が支える」ガシッ
クリスタ「…………ありが……とう…」フラフラ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 44 : 2016/02/26(金) 23:09:49 :
余談
ディルク・レイスは原作にもチラッと登場している…………チラッとだけ
-
- 47 : 2016/02/28(日) 12:35:53 :
ー 白虎の爪 ー
エルヴィン「………ディルクが……」
リヴァイ「チッ!アイツは前から気にくわなかったが………」
クリスタ「………エレン……ヒストリア………」
アニ「あんたのせいじゃないよ」
「おーい!兄貴!!」フリフリ
「やっと終ったぜ!」フリフリ
リヴァイ「イザベル!ファーラン!」
イザベル「ん?ん?なんだこのお通夜ムードは?」キョロキョロ
エルヴィン「実はな…………」
~~~~~~~~~説明中~~~~~~~~~
イザベル「あんの野郎!!!」ブンブン
ファーラン「ちょっ!一旦落ち着け!」ガシッ
イザベル「はーなーせー!!!」ジタバタ
リヴァイ「ファーラン………」
ファーラン「…ハァ…………わりぃな」クビトン
イザベル「」バタッ
エルヴィン「…………それで確かにヒストリアは歴史の神と?」
ヒストリア「はい………」
リヴァイ「神が悪魔に拉致される…………まずいな」
エルヴィン「モブリット!すぐにギルドマスター達に連絡を!」
モブリット「了解です!」
エルヴィン「………これから全ギルドで冥王を倒しヒストリアを救出する」
リヴァイ「…………四獣宿したやつは来い」スタスタ
アニ「…………」スタスタ
ミカサ「…………」スタスタ
エルヴィン「私はマスター達を迎えに行く………『瞬間移動』」シュン
< 瞬間移動 >
その名の通り目的の場所に瞬間移動する。
便利に見えるがその場所を記憶し、魔力も大量に使用する
ハンジ「モブリット!私達は武器の調達!ミケも手伝って!」ダッ
モブリット「はい!」ダッ
ミケ「ハァ………」ダッ
クリスタ「エレン…………私を……一人にしないでよ……」ポロポロ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
リヴァイ「お前達には第1形態にはなってもらう」
アニ「第1形態って?」
リヴァイ「四獣の一部を体に纏う……見せた方がはやいか……ふっ!!」ゾォォォォォ
ミカサ「………すごい……」
リヴァイ「………お前の技をうってみろ」スッ
ミカサ「…どうなっても知らない」
リヴァイ「いいからはやくしろ」
ミカサ「『カマイタチ』」ズバッ
< カマイタチ >
風の斬撃を撃つ。切れ味は凄まじい
リヴァイ「はあ!!」ブン!
ミカサ「………うそ……私の技が……」
アニ「腕振っただけで技を相殺するとか……」
リヴァイ「………威力はわかったろ?」
アニ「こんなのが出来るのかね……」
ミカサ「……エレン達を助ける為にもやるしかない!」グッ
リヴァイ「フッ………」ニヤッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 48 : 2016/02/28(日) 12:42:21 :
皆さんに魔法のアンケートを取りたいと思います!
・技名
・説明
・使用者
です!よろしくお願いします‼
-
- 49 : 2016/02/28(日) 12:58:07 :
- 技名 サンダーボール 説明 雷の玉を相手にめがけて打つ大きければ大きい大きいほどダメージが上がる相手をしびれさせることがある 使用者 アニ
-
- 50 : 2016/02/28(日) 15:07:24 :
ー 冥界 ー
ヒストリア「ん…………んん……」パチッ
ディルク「おっ!目が覚めた?」
ヒストリア「え?…………ここどこ?……」
ディルク「ここはね~なんと冥界なのです!」
ヒストリア「冥界!?お兄ちゃんは!お兄ちゃんはどこ!」ガタガタ
ディルク「縛ってるので暴れても無駄だよ?」
ヒストリア「お兄ちゃんはどこにいるの!」
ディルク「いるじゃ~んほら!君の隣に!」
ヒストリア「え?」チラ
エレン「」
ヒストリア「お兄ちゃん!?」ガタッ
ディルク「これからヒストリアちゃんには質問をします!」
ヒストリア「…………質問?」
ディルク「ヒストリアちゃんが嘘をつけばエレン君にお仕置きします!」
ヒストリア「なっ!?」
ディルク「第1問!ヒストリアちゃんは何者ですか?」
ヒストリア「記憶がないからわからないわ」プイッ
ディルク「は~い!エレン君にお仕置き!」
ヒストリア「ちょっと待って!本当にわからないの!」ガタガタ
ディルク「エレン君起きてないし………水責めで起こしましょう!!」ガシッ
ヒストリア「やめて!お願いだから!」ガタガタ
ディルク「じゃあまず10秒!」ジャバ
エレン「………………………ゴバッ!?ガボカボ」ジタバタ
ディルク「ひひひひ!!起きた!起きた!」
エレン「ガハッ…………てめぇ……」ギロッ
ディルク「違う違う!嘘ついたヒストリアちゃんが悪いんだよ!」パッ
エレン「ふざけんな!!」ガタガタ
ディルク「縛ってるのに動けるわけないじゃんwwwバカじゃないの?www」
ヒストリア「お兄ちゃん!」ガタガタ
ディルク「もぉーうるさいなぁ!次のお仕置きは20秒ね!」
ヒストリア「そんな!?」
ディルク「第2問!君は何処から地上に来たの?」
ヒストリア「記憶がないの!本当よ!」ガタガタ
ディルク「はいお仕置き♪お仕置き♪」ジャバ
エレン「ゴバッ…………ゴボゴボガバッ!」ジタバタ
ヒストリア「やめて!!」ガタガタ
ディルク「はい!20秒!」ジャバ
エレン「プハッ!…………ゲホッゲホ……」
ヒストリア「お兄ちゃん!」ポロポロ
ディルク「ひひひひひ!!まだまだいくよ!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 53 : 2016/02/29(月) 17:04:31 :
ー 中央都市 ー
エルヴィン「今日集まってもらったのは他でもない!冥界に突入する!!!」
ザワザワ
エルヴィン「指揮は私がとり、皆には隊ごとに別れてもらう!」
キース「1番隊隊長キースだ!!」
ジーク「2番隊の隊長ジークだ!」
ダリス「3番隊隊長ダリス!!」
エルヴィン「全員隊長の指示には必ず従え!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 1番隊 ー
ユミル「ハァ………めんど……」
マルコ「そんな事言わずに頑張ろ?」
コニー「まっ!オレ様がいれば100人力だけどな!」ドヤァ
サシャ「100人力って何ですか?」キョトン
キース「えぇい!うるさいぞ貴様ら!」クワァ
コニサシャ「「すみませんでした!!」」ペコッ
ユミル「………さすがはマスターだな……」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 2番隊 ー
ヒッチ「チッ!まじめんどいわ~」イライラ
マルロ「何をそんなにイラついている!」
ジャン「見てるこっちがイライラすんだよ!
このクソテンパ!!」
ヒッチ「ハア!?これテンパじゃねぇし!オシャレなんですけど!!」
アルミン「ちょっと!」
マルロ「なんで貴様はすぐ喧嘩する!!」クワァ
ジャン「んな事言っても!」
ヒッチ「仕掛けた向こうが悪いんだし!」
アルミン「君が喧嘩を!」
マルロ「買わなきゃいいだろ!」
ナイル(………似た者同士……)ハァ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 3番隊 ー
ライナー「………これは何だ……?」
イザベル「放せよ!」ジタバタ
ファーラン「絶対嫌だ!」ガシッ
イザベル「オレは今すぐ戦いてぇ!」ジタバタ
ファーラン「ダメだ!」ガシッ
イザベル「たーたーかーうー!!」ジタバタ
ファーラン「………リヴァイにチクルぞ」ボソッ
イザベル「チッ…………ごめんなさい……」ペコッ
ファーラン「」イラッ
ベルトルト「………ライナー……あの人達どうしよっか?」
「気にしなくていいと思うよ」ヌッ
ライナー「ぬぉぉぉぉ!!!!!」ビクッ
ベルトルト「!?…………ビックリしたぁ……」ホッ
「ごめんね?………私はペトラ・ラルです」ペコッ
ベルトルト「あっよろしくお願いします」ペコッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
エルヴィン「君達にはエレンとヒストリアの救出を」
リヴァイ「…………了解だ。エルヴィン」
アニ「私の力を見せてやる!」グッ
ミカサ「私もだいぶ強くなった…………はず……」
クリスタ「エレン……ヒストリア……今助けるから!」グッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 54 : 2016/03/01(火) 16:03:05 :
ディルク「もう一回聞くね?君は何者?」
ヒストリア「お兄ちゃんを何処に連れていったの!」
ディルク「冥王様に言われてね……別室にいるんだ」
ヒストリア「……お兄ちゃんを解放して…」
ディルク「君が質問に答えればね?」
ヒストリア「…………リ…………ス」
ディルク「え?何だって?」ニヤニヤ
ヒストリア「私はヒストリア・レイス!歴史の神よ!!」ポロポロ
ディルク「大・正・解!!!」ニタァ
ヒストリア「もういいでしょ…………お兄ちゃんを解放して…………」ポロポロ
ディルク「なんで?」
ヒストリア「……………………へ?…………」
ディルク「ヒストリアちゃんは覚えていたのに覚えていないふりをしてたでしょ?だからお仕置きだよ?」
ヒストリア「違う!あの時は本当に覚えていなかったの!」
ディルク「ふーん…………わかったよ。君の言葉を信じよう」ニコッ
ヒストリア「じゃあお兄ちゃんは!」パァァァ
ディルク「お仕置きでーす!!!」ニタァ
ヒストリア「……そん…な…………どうして……」
ディルク「お仕置きしないとつまんないもんね!」ニコッ
ディルク「まぁ特別にエレン君のお仕置きはやさしくやる事にするよ!」スタスタ
ヒストリア「っ!?待って!!」ガタガタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 中央都市 ー
エルヴィン「それでは作戦どうりに!」スッ
エルヴィン「前進せよ!!!」ダッ
オォォォォオオ!!!!!
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ディルク「ねぇエレン君……ヒストリアちゃんに会いたい?」
エレン「……あぁ…」
ディルク「今ここに人間達が攻めてきてる……それを君が追い返せば会わせてあげるよ」ニコッ
エレン「お前の事は信用しない」プイッ
ディルク「でもやる価値はあるでしょ?人間にヒストリアちゃんを奪われる位なら殺すよ」
エレン「…………わかった……やろう」
ディルク「君ならそう言ってくれると信じてたよ」ニコッ
エレン「チッ!」
ディルク「さぁこっちだ」スタスタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
エルヴィン「…………おかしい……」
キース「お前もそう思うか…」
ジーク「これだけの人数が攻めこんでいるのに雑魚しか出てこない……」
ダリス「何かしらあるかもな……いや、あるな」
エルヴィン「…………モブリット、全員に気をつけて進むように言ってくれ」
モブリット「了解!」ビビ
ハンジ「エルヴィン!冥王城が見えてきた!」
エルヴィン「全員戦闘態勢!」
モブリット『全員戦闘態勢!』ビビ
エルヴィン「突撃せよ!!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 冥王城・前門 ー
頭が痛い……頭のずっとずっと奥深く……
パァァァ
懐かしい光り……希望の光り………
頭の中にかかってた靄が晴れる………
懐かしい記憶が溢れだす……喪った記憶が蘇る
エレン「………お前の力を貸してくれ……」
ディルク「あ?なに言ってるの?」
エレン「ヤってやる!!」ボォォォォ
-
- 55 : 2016/03/01(火) 19:47:21 :
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
アニ「………ミカサ……エレン達を隠すとしたら何処に隠す?」タッタッタッ
ミカサ「………他の誰かに見つからない………例えば鍵の掛かった部屋とか?」タッタッタッ
クリスタ「でもここに来るの始めてだから部屋なんてわからないよ?」 タッタッタッ
リヴァイ「チッ………別れて捜索だ」タッタッタッ
アニ「了解………行くよミカサ」タッタッタッ
ミカサ「うん」タッタッタッ
クリスタ(………この人と二人………気まずいな~)ハァ
リヴァイ「誰だ!?」スッ
クリスタ「え?え?」キョロキョロ
リヴァイ「…………そこか……『氷槍』」ペキペキ
< 氷槍 >
氷でできた槍。
投げる事も出来る為、近接でも遠距離でも使える。
「!?」ダンッ
リヴァイ「ほぅ………今のをかわすか……」
仮面の男「……悪いが帰ってもらうぞ」ボォォォォ
リヴァイ「(あれは炎……まさかこいつ)……朱雀か!?」
仮面の男「ご名答!」ボォォォォ
リヴァイ「くっ!」ダッ
仮面の男は炎で攻撃するが、リヴァイはギリギリ回避する。
クリスタ「え?…………あ……え?」
リヴァイ「てめえはアニ達を呼んでこい!」ダッ
仮面の男「…………」スッ
リヴァイ「『氷人形』」ペキペキ
< 氷人形 >
沢山の氷の分身を作りだす。
しかし、分身とは言っても自分で操作するため
使用者の情報処理能力や、反射神経等が要求される。
分身「」スッ
分身「」スッ
仮面の男(囲まれた……氷だから何処からでも出てくるか……なら)スッ
リヴァイ「させるか!」スッ
分身「」ダッ
分身「」ダッ
仮面の男「『球炎』」ドカァァ
< 球炎 >
炎の球を地面に叩きつける技
叩きつけられた炎の球は、大きくなり使用者の周りを回転する。
(NAR⚪TOのネジの回転をイメージして下さい)
分身「」ジュワァァァ
分身「」ジュワァァァ
リヴァイ「チッ!……『氷槍』」ペキペキ
仮面の男「ふっ!」タン タン
仮面の男は氷槍をバク転しながらかわす。
仮面の男「……どうした?もう終わりか?」
リヴァイ「んなわけねぇだろ……『第1形態』」ゾォォォォォ
< 第1形態 >
四獣の一部を身に纏う。
朱雀=羽
青龍=尻尾
玄武=甲羅
白虎=前足
リヴァイ「『氷爪』」ダッ
< 氷爪 >
纏った爪で攻撃する。
攻撃した箇所は凍ってしまう。
仮面の男「『第1形態』」ゾォォォォォ
仮面の男「『鳳仙烈火』」ボォォォォ
< 鳳仙烈火 >
朱雀の羽を振り、炎の弾を飛ばす。
一度に出せる弾は決まっており、1~5つまでとなっている。
リヴァイ「はぁぁ!!!」ブン!
リヴァイは炎の弾をすべて切り裂く。
リヴァイ「オレをなめるな!!」ブン!
仮面の男「………は?……」ガシッ
リヴァイ「なっ!?………くっ!」グッグッ
捕まれた腕を動かそうとするが、仮面の男のあまりの力に動かない。
仮面の男「第1形態までしか出来ねぇ癖に調子に乗んじゃねぇぞ」ギロッパッ
リヴァイ「くっ!」ザザザザ
仮面の男と距離をとるリヴァイ
仮面の男「…………『第2形態』」ゾゾォォォォォォォ
-
- 56 : 2016/03/03(木) 23:18:58 :
クリスタ「こっち!こっちだよ!」タッタッタッ
アニ「………リヴァイさんが呼ぶほどの敵が居るとは思えないんだけど………」タッタッタッ
クリスタ「でも、実際にそう言われたんだから!………あっ!そこを曲がったとこだよ!」タッタッタッ
ミカサ「………私達の仕事はないと思う………≪ビュン≫……え!?」
クリスタ達の前を、何かが高速で横切る。
アニ「………な……嘘だろ……」
飛んでいった方を見ると、そこには壁に打ち付けられたリヴァイがいた。
クリスタ「なんて怪我……………今治療します!リヴァイさん!」スッ
リヴァイ「ガハッ………逃げろ……アイツはヤベェ………ゲホッゲホッ……」
仮面の男「………」ゾゾォォォォォォォ
ミカサ「クリスタ!私とアニで時間を稼ぐから、リヴァイさんを連れて逃げて!!」ザッ
クリスタ「なっ!?そんな事したらミカサ達が!!」
アニ「無理はしないしヤバくなったらすぐに逃げるよ………」スッ
クリスタ「お願い………生きて帰って来て……」ガシッダッ
仮面の男「………退け……退いたら見逃してやる」
ミカサ「………私には退けない理由がある!」
アニ「仲間を無事に逃がさなきゃいけないんでね………!」ダッ
仮面の男「退けない理由………オレにもある」パシッ
アニ「なっ!?」グッグッ
ミカサ「アニ!!……チッ!…『第1形態』」ゾォォォォォ
< 第1形態 >
両腕に甲羅を盾のように纏う
甲羅は半分に割れていて、片腕に半分ずつ纏っている
ミカサ「……『月華桜乱』」カチャ
< 月華桜乱 >
全方向に無数のカマイタチを放つ
カマイタチは操作する事もでき、全方向に飛ばす振りをして操作し、不意討ちする事も可能
仮面の男「………『救炎』」ボォォォォ
アニ「下がってな………炎と風じゃあ相性が悪い………『第1形態』」ゾォォォォォ
< 第1形態 >
腰に尻尾を纏う
尻尾の先端は剣となっていて、雷を纏わせる事で更に切れ味が増す
アニ「『サンダーボール』」バチバチ
< サンダーボール >
雷の玉を相手に目掛けて撃つ
大きければ大きい大きいほど威力も上がり、相手を痺れさせることがある
アニ「特大だよ!!!」ビュン
仮面の男「………『豪炎』」ボォォォォ
< 豪炎 >
大きな炎の球を放つ
サンダーボール同様、大きさと威力が比例する
ドゴォォォォォン
モクモク
ミカサ「アニ!?………クソッ!煙が邪魔で見えない!」ダッ
ドカァァ
ミカサ「ぐっ!」パシッ
様子を確認しに行こうとしたミカサに、何かが飛んでくる
ミカサ「え………アニ?」
飛んできたのはアニだった
ミカサ「アニ!しっかりして!」ユサユサ
アニ「」
ミカサ「アニ!!!!」ユサユサ
アニ「…………ゲホッ!ゲホッ!……ミカサ…逃gドカァァ」
ミカサ「カハッ!」ヒュゥゥゥゥ
ミカサは仮面の男に蹴り飛ばされる
仮面の男「………大人しく寝てろ」
アニ「ぐっ!…………く……そ…………」 ドサッ
仮面の男「………」チラ
ミカサ「」
アニ「」
仮面の男「フッ…………」スタスタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーー
冥王城・内部
アニ・レオンハート 戦闘不能
ミカサ・アッカーマン 戦闘不能
リヴァイ・アッカーマン 戦闘不能
ーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ー 冥王城前 ー
-
- 57 : 2016/03/03(木) 23:21:33 :
- すみません!更新ペースがこれから遅れると思います!
今の時期、勉強辛い (T_T)
ジュケンナンテナカッタ……
-
- 59 : 2016/03/06(日) 00:01:34 :
クリスタ「ハァ………ハァ………」タッタッタッ
ハンジ「あれ?クリスタ??」
クリスタ「ハァ………ハァ………ハン……ジ………さん……」
ハンジ「一体どうしたの?………なっ!?リヴァイ!?!?!?」
クリスタ「仮面の男が突然現れて………リヴァイさんが……」
エルヴィン「そいつは今何処にいる?」
クリスタ「ミカサとアニが足止めを……」
ハンジ「冥王城に入ってからリヴァイ・ミカサ・アニの三人同時に戦った?」
クリスタ「一度もありませんでした」
ミケ「スンスン…………見つけた!三人の匂いが付いてる!」
エルヴィン「場所は?」
ミケ「3番隊に向かってるな……」スンスン
ハンジ「モブリット!」
モブリット『四獣使い三名を倒したヤツがそっちに向かってる!無理に応戦しないでくれ!』ビリビリ
エルヴィン「ハンジ、モブリットは3番隊のサポートへ」
モブハン「「了解!!」」ダッ
エルヴィン「クリスタはリヴァイの治療を」
クリスタ「はい!」
エルヴィン(…………誰も死ぬなよ…)
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 3番隊 ー
『四獣使い三名を倒したヤツがそっちに向かってる!無理に応戦しないでくれ!』ビリビリ
イザベル「四獣使い三名って!兄貴も倒されたのか!?」
ベルトルト「そんな……アニが………」
ライナー「落ち着けベルトルト!アニ達を倒したヤツがこっちに向かっ来てるんだ!」
ファーラン「どうするよ、イザベル?」
イザベル「決まってんだろ!!兄貴の仇はオレがとる!」
ファーラン「ハァ………これだから戦闘バカは……」
イザベル「んだとゴラァ!!!」クワァ
ファーラン「そう怒るな……バカにしたわけじゃない」
イザベル「………チッ!」
ファーラン(この反抗期が!いちいち舌打ちしやがって!!)イラッ
ペトラ「あははは………落ち着いて下さい」ニガワライ
『皆!ヤツがすぐそばまで来てる!気を付けろ!!』ビリビリ
ライナー「く…………よりにもよって怪物と戦う事になるとは………」
ベルトルト「今日はついてないね………」
ペトラ「…………私は報告に行ってきます」ダッ
ファーラン「…………イザベル……」
イザベル「おう!………『千里眼』」ギョロリ
< 千里眼 >
遠くの物を透視出来る魔法
人体も透視でき、相手の弱点や傷口を正確に見る事が出来る
イザベル「…………いた!……あれ?消えた……」
ファーラン「……どの辺りにいたんだ?」
イザベル「えぇと……あそこだから……多分アイツは今…………」
仮面の男「お前の後ろにいるよ?」ボソッ
イザベル「なっ!?」バッ
仮面の男「ふっ!」ドカァ
ファーラン「ガフッ」ヒュゥゥゥゥ
イザベル「ファーラン!…………クソが!」ダッ
仮面の男「遅い!」ブン!
イザベル「ぐっ!」ガッ!
仮面の男「何処を見てる?」シュン
イザベル「後ろ………いつの間に!」クルッ
仮面の男「とろいな………」シュン
イザベル「こっちか!」クルッ
仮面の男「残念」シュン
イザベル「こっち!」クルッ
仮面の男「ハズレ」シュン
イザベル「ぐぬぬ………バカにするな!!」ブン!
仮面の男「つまんな………」バキッ
イザベル「ゴフッ!」ドサッ
仮面の男「次はお前達だ」クルッ
ライナー「くっ!………あれやるぞ………」
ベルトルト「ライナー…………やるんだな!?今………ここで!!」
ライナー「あぁ!!勝負は今!!ここで決める!!」
-
- 60 : 2016/03/06(日) 00:02:15 :
ライナー「『部分強化・腕』」ピキピキ
ライナー「『地崩岩拳』」ドゴォォォ
ライナー「『岩石浮遊』」フワァ
< 岩石浮遊 >
対象の岩を"一定時間"浮遊させる魔法
岩を浮かせられる高さや重さなどは決まっている
ベルトルト「『目標・重力中心』」バチバチ
< 目標(ターゲット)・重力中心(グラビティポイント) >
目標を重力の中心点にする魔法
しかし、自身が『重力対象』をかけた物にしか
効果はない
仮面の男「ん?…………なんだ?」ビリビリ
ベルトルト「『重力対象』」バチバチ
< 重力対象 >
重力中心をかけた物に反応させる為の魔法
この魔法をかけた物は、重力中心をかけた物に反応し吸い寄せられる
岩ビリビリ
ベルトルト「『重力魔法・重』」
岩ググググ
ベルトルト「いっけぇぇぇぇ!!!」バッ
岩ゴゴゴゴゴゴ
通常の倍の重さになった岩が、仮面の男目掛けて落ちていく
ライナー「コレがオレ達の連係技!」
ライベル「「『岩石流星群』」」
< 岩石流星群(がんせきりゅうせいぐん) >
通常の倍の重さの岩に落下スピードを上乗せして、対象に流星群のように降り注ぐ強力魔法
山の4分の1を削る程の威力
仮面の男「(これはまずいな)………『第1形態』」ゾォォォォォ
仮面の男「『鳳仙烈火』」ボォォォォ
ドガァァ(岩の半数が砕け散る)
仮面の男「『救炎』」ギュルギュルボォォォ
ドゴォォォォォオオオン!!
ライナー「…………やったか?」
ベルトルト「…………なっ!?」
仮面の男「………今のは危なかった…………ヒヤヒヤしたよ」
ライナー「…チッ!……クソッたれが!」ダッ
ベルトルト「ライナー無茶だ!」
ライナー「うぉぉぉぉぉ!!!」ブン!
仮面の男「動きが単調だ」スッ
ライナー「クソッ!」ブン!
仮面の男「…………隙が有りすぎ」ドゴッ
ライナー「ガハッ」ヒュゥゥゥゥ
ベルトルト「ライナー!!」ガシッ
仮面の男「………」スタスタ
ベルトルト「くっ!」ギロッ
イザベル「うぉぉぉ!!!」ブン!
仮面の男「おっと………」スッ
ファーラン「ベルトルト!ライナーを連れて逃げろ!」
ベルトルト「え…………ですが………」チラ
ライナー「ぐ…………うぅぅ………」ズキズキ
ベルトルト「っ!…………すみません!!」ダッ
ファーラン「…………へっ!仮面野郎……掛かってこいよ?」スッ
仮面の男「…………」
イザベル「来ないんならこっちから行くぞ!」ダッ
イザベル「オラァァ!!」ブン!
仮面の男「…………」スッ
イザベル「てい!ふん!おりゃ!」ブン!ブン!ブン!
仮面の男「…………」スッスッスッ
ファーラン「そりゃ!」ブン!
仮面の男「っ!…………石投げとかバカじゃねぇの?」スッ
ファーラン「」ニヤッ
イザベル「隙あり!!」ドガ
仮面の男「しまっ!………」ガッ!
仮面の男「ぐっ!…………ゲホッゲホッ」
イザベル「お前の傷口を殴った!ダメージはデカイぞ!…………ついでに」ニヤッ
仮面の男「…………これは……」ジュゥゥゥ
ファーラン「オレの魔力を練り込んだ印を付けた……お前はもうオレの攻撃をよれられない」ニヤッ
-
- 66 : 2016/03/08(火) 21:33:11 :
ファーラン「それ!」ブン!ブン!ブン!
ナイフ フワァ
ファーラン「『小剣包囲斬』」スッ
< 小剣包囲斬 >
大量のナイフが全方向から飛んでくる魔法
ナイフは全部で29個あり、逃げられない
仮面の男(………ナイフに囲まれた?)
ファーラン「もう逃げ場はないぞ」ニヤッ
ファーラン「死ね!」バッ
ビュンビュンビュンビュン
仮面の男「チッ!『救炎』」ボォォォォ
ジュゥゥゥ
ナイフ ドロォ
ファーラン「ナイフを溶かすとかありかよ…………えげつねぇ威力だな」
仮面の男「傷口目掛けて大量のナイフ飛ばす方がえげつねぇよ!」ダッ
ファーラン「おっと!お前はオレに近づけねぇよ!」バッ
仮面の男「ぐおっ!」ザザザザ
ファーラン「っ!」ザザザザ
ファーランに近づこうとするが、仮面の男は体が飛ばされ近づく事が出来ない
仮面の男「………なんだ今のは?」ギロッ
ファーラン「教えるわけねぇだろ………イザベル!もういいぞ!」
イザベル「よっしゃ!行くぞ!」ダッ
イザベル「せい!」ブン!
仮面の男「おっと」ヒョイ
ファーラン「」ニヤッ
イザベル「」ギュルン
仮面の男「なっ!?」ドゴッ
イザベルの拳は、仮面の男の傷口に吸い込まれるように軌道を変えて炸裂する
イザベル「おっ!当たった♪当たった♪」
仮面の男「ガハッ……(今の……アイツが何か仕掛けたな……)」ギロッ
ファーラン「へっ!」ドヤァ
仮面の男(ナイフや拳は吸い込まれるように
オレはアイツに近づけなかった……吸引と反発
つまりアイツの魔法は……)
仮面の男「" 磁力 "………か?」
ファーラン「…チッ!……気づいたか」
仮面の男「ナイフの時は気づかなかったが、そいつの拳が飛んで来たとき体が拳に引き寄せられた」
ファーラン「ふーん………で?」
仮面の男「お前の魔法はどちらか一方じゃなく両方に作用する。さっきオレとお前が反発した時お前も飛ばされたろ?」
ファーラン「………よく見てるじゃねぇの」
仮面の男「ちなみにその魔法はS極とN極を決める物で、決められる上限がある」
ファーラン「…………正解……だが、それがわかっただけじゃあ対応出来ねぇぞ!イザベル!!」
イザベル「せいや!」ブン!
仮面の男「」ニヤッ
ファーラン「ふっ!」バッ
イザベル「あれ?」スカッ
ファーラン「なっ!?てめぇ何しやがった!」
仮面の男「原因がわかってて何も対応しないわけないだろ?」
イザベル「え!?印がねぇぞ!?」
ファーラン「んなわけねぇ!あれはオレじゃなきゃ解除出来ねぇ!」
仮面の男「あぁ……あれね?」
仮面の男「燃やしたよ」ニヤッ
ファーラン「……は?…」
仮面の男「………」ボォォォォ
イザベル「ファーラン!」
ファーラン「………これは……」
炎の剣に囲まれるファーラン
仮面の男「もう逃げ場はないぞ………だっけ?」ニヤッ
ファーラン「っ!?」スッ
仮面の男「『火剣包囲斬』」バッ
< 火剣包囲斬 >
大量の火の剣が飛んでくる魔法
威力・数・貫通性全てが『小剣包囲斬』を上回る
ビュンビュンビュンビュンビュンビュン
ファーラン「くっ!」ギロッ
仮面の男「………」
イザベル「ファーラン!!!!!」
ズバズバズバズバ
イザベル「そんな………ファーラン……」ポロポロ
ザッ
仮面の男「………来たか……」
「…………」
仮面の男「アルミン」ニヤッ
アルミン「」ギロッ
-
- 67 : 2016/03/08(火) 21:33:41 :
イザベル「え?」
アルミン「…………君は……」
仮面の男「………」
アルミン「っ!…………」クルッスタスタ
イザベル「あ………」
ファーラン「」
アルミン「大丈夫………気絶してるだけだよ」
イザベル「う………うぅ………よがっだよぉぉ」ポロポロギュ
アルミン「………さっきベルトルトに会ってね……増援に行くよう言われたけど……」キョロキョロ
アルミンが見回すとそこは、一面何もない平地となっていた
アルミン「………決して楽観視してた訳じゃないけど……これは………」
イザベル「……オレも戦う…ファーランと兄貴の仇をとるんだ……」スクッ
アルミン「いや……ファーランさんは怪我人だ……下がっていて……」
イザベル「でも……」
アルミン「状況は思っていたよりも酷いらしい……ここは僕に任せて他に行って下さい」
イザベル「………ここは任せた!」ダッ
仮面の男「………行ったか……」
アルミン「………君は何故こんなことをしているの?」
仮面の男「アルミンは気づくか………やっぱり魔力を感じてわかったのか?」
アルミン「うん」
仮面の男「フッ…………アルミンは魔力感知能力が人一倍高い……魔力で誰か特定出来るのか……」
アルミン「うん………ねぇ……もうこんなこと止めよう?今ならまだ間に合うよ…………エレン」
仮面の男「…………ダメだ」パカッ
エレン「まだダメだ」
アルミン「…………そう……なら僕は……親友として君を止める!」ザッ
エレン「…………こいよ……アルミン……」
-
- 69 : 2016/03/09(水) 13:03:38 :
ー 冥王城前 ー
クリスタ「…………もう大丈夫です」スッ
リヴァイ「…………すまん」
エルヴィン「リヴァイ……もう大丈夫なのか?」
リヴァイ「だいぶよくなった」スクッ
エルヴィン「なら病み上がりですまないが仮面の男に向かってくれ」
リヴァイ「了解だ」ダッ
エルヴィン「やはりそう簡単にはいかないか」
クリスタ「どういう事です?」
エルヴィン「君も知っているだろ?100年前の人間と悪魔の大戦争を…………」
クリスタ「はい…………でも確か100年前は人間側が勝ったんじゃ………」
エルヴィン「あぁ…100年前は伝説の戦士達
『 ボザド特戦隊 』
がいたからな」
クリスタ「私も聞いたことあります……冥王城を崩壊させた伝説の戦士達……」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー ??? ー
ディルク「ヒストリアちゃ~ん」
ヒストリア「………エレンさんは何処」ギロッ
ディルク「記憶が戻るとお兄ちゃんからエレンさんか~」
ヒストリア「あんたに関係ないでしょ」
ディルク「ダメだろ…………実のお兄ちゃんにあんたなんて言っちゃ……」ニヤッ
ヒストリア「っ!あんたなんてお兄ちゃんじゃない!」
ディルク「ガーン……お兄ちゃんショックだわ
……まぁ可愛い妹にお兄ちゃんから朗報があるんだけど……」
ヒストリア「……なに?」ギロッ
ディルク「エレン君なんだけどね…………死んだよ」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 3番隊 ー
アルミン「『身体強化3倍』」ゾォォ
エレン「3倍……それが限界か?」
アルミン「ああ!」ブン!
アルミン「はぁぁぁ!!!」ブン!ブン!
エレン「なかなか速いな」パシパシ
アルミン「全部止めてる癖によく言うよ!」ブン!
エレン「おっと」ヒョイ
アルミン「てやぁ!」ブン!
エレン「鈍い!」バキッ
アルミン「ぐっ!」ヒュゥゥゥゥ
アルミン「だったら………『身体強化5倍』」ゾォォォ
エレン「5倍までいけるとは………いや」
アルミン「ぐっ!………うぅ………」ズキズキ
エレン「限界を越えた………(あれは危険だな……)」
アルミン「あぁぁぁぁ!!!!」ドゴッ
エレン「くっ!」サッ
アルミン「うぉぉぉぉぉ!!!」ブォォン
エレン「チッ!………ふっ!」ドゴッ
アルミン「ガッ!」ヒュゥゥ
ドゴォォォン
アルミンはエレンに殴り飛ばされ建物に衝突する
ー ??? ー
アルミン「ぐ…………」パラパラ
「………誰だ」ギロッ
アルミン「え?」クルッ
「ここに何の用だ」
アルミン「…………別になんでもないよ……」チラ
エレン「」スタスタ
アルミン「…くっ……身体強化!…」スッ
「!?待て!」
アルミン「なに…」
「………貴様は何がしたい?」
アルミン「僕は………親友を、仲間を守りたい!」
ザザザザ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
『私は友を………仲間を守りたい!』
ーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ザザザザ
「フッ…………その魔法といい目といい……アイツに似ている」
アルミン「え?」
オーガ「我の名はオーガ!貴様に力を与えよう………我と契約しろ」
アルミン「…………エレンを止められるなら……悪魔に魂を売ってやる!」
オーガ「気に入ったぞ………」ピカッ
オーガは赤紫色の光になるとアルミンの中に入っていく
アルミン「………凄い力だ……これならいける!」グッ
エレン「…………」ギロッ
アルミン「さぁ……第2ラウンド開始だ!」
-
- 71 : 2016/03/11(金) 14:06:53 :
アルミン「はぁぁぁ!!!」ゾォォォォォ
アルミン「ぐっ!」ズキズキ
エレン「!?(魔力が大きすぎる!アルミンじゃ耐えられない!!)」
アルミン「ぐおおお!」ダッ
エレン「(アルミンには悪いがこの勝負、早めに終わらせる!)『第1形態』!」バサァ
アルミン「なっ!」↑
エレン「『鳳仙烈火』」ボォォォォ
アルミン「うわっ!」サッサッサッ
アルミン(クソッ!遠距離攻撃方がない僕じゃあ空にいるエレンに攻撃出来ない!)サッサッ
オーガ『魔力を凝縮し放つのだ!』
アルミン(そんなの出来るわけ……)
オーガ『ええい!我を信じろ!』イラッ
アルミン「あぁもう!!どうにでもなれ!」キュィィィン
アルミン「はっ!」ヒュン
エレン「!?」サッ
アルミン「本当に出来た……」
オーガ『フッ………魔力の弾…『魔弾』とでも言っておこう』ニヤッ
エレン(今の攻撃……オーガの入れ知恵か?)
アルミン「っ!」ズキズキ
エレン(!!もたもたしてられないか!)シュン
アルミン「速っ!?」キョロキョロ
エレン「ふっ!」ドゴォ→腹殴り
アルミン「カハッ!」ヒュゥゥゥゥ
壁に打ち付けられるアルミン
エレン「っ!」バキッ→膝蹴り
アルミン「ゴフッ!」
オーガ『今の膝蹴り……スピードを上乗せし、威力が上がっていた……恐らくかなりの威力』
アルミン「グッ……」ボロボロ
エレン「終わりだアルミン………その体じゃもう戦えない」
アルミン「…………僕は君を止めるまで終われない……」スクッ
エレン「っ!………いい加減にしろ!死にたいのか!!」
アルミン「フフ………やっぱりエレンは優しいね……僕は君を助けたい……だからここで君を倒すんだ!!」ダンッ
オーガ『ゆくぞ!!』ゾォォォォォ
アルミン「『牙王放拳』」ゾォォォォォ
< 牙王放拳 >
凝縮した魔力を放つ我
魔力は拳の形をしていて威力は凄まじい
(ワン〇ースの火拳の赤紫版をイメージしてください)
ゴォォォォォ!!
エレン「オレはもう戻れない……だからせめて………」ザッ
エレン「『第2形態』」ゾゾォォォォォォォォ
< 第2形態 >
第1形態とは違い全身に四獣の魔力を纏う
しかし反動は大きい為、実力のない者が使用すれば命に関わる
エレン「」ダンッ
ゴォォォォォ!!
エレン「」キッ
ズゾゾゾゾゾゾ
アルミン「なっ!?」
オーガ『牙王放拳を切り裂いた………だと?』
エレン「」シュン
ドゴォォォ→蹴り
アルミン「ゴッ!?」ヒュゥゥゥゥ
エレン「」シュン
アルミン「う…………ああ………」ボロボロ
エレン「『豪炎』」ボォォォォォォ‼
オーガ『まずい!避けろアルミン!!』
アルミン「うう………」
ボォォォォォォ
オーガ『アルミンはやくしろっ!!!』
アルミン「が………ク……ソ…」
ドゴォォォォォン
アルミン「う…………え?…」パチ
ペトラ「大丈夫!?」
アルミン「うぐ…………あなたは?」
ハンジ「間に合って良かったよ」ニコッ
アルミン「ハンジさん………」
オーガ『貴様ら………今の攻撃をどうやって避けた?………しかもアルミンを救出するなど…』
ペトラ「へっ!?誰???」キョロキョロ
ハンジ「…………君がオーガか……フフフフ…ペトラの魔法を使えばあんなこと簡単さ!」ドヤァ
-
- 72 : 2016/03/11(金) 14:07:22 :
ペトラ「私の魔法は『糸』なんです」
アルミン「糸?」
エレン「糸でアルミンを引っ張り安全な場所まで移動させた…………か?」スタスタ
ハンジ「げっ!なんでここに!?」
エレン「こんなものでオレを足止め出来ると思うなよ」スッ
人形ボロボロ
ペトラ「あぁ!!アリスちゃん!」
エレン「やはりお前の人形か」
ハンジ「ありゃりゃ……ばれてる……」
ペトラ「…………よくも……よくもアリスちゃんを!!!」スッ
ペトラ「『操り人形』」
< 操り人形(カラクリ・ドール) >
糸を使い人形を操る魔法
上級者になると糸を付けるだけで人形が勝手に動くようになる
人形「」ダッ
エレン「邪魔」ボォォォォ
ペトラ「あぁぁぁぁ!!!!」
人形ドロドロ
ハンジ(蝋人形を炎使いに向かわせちゃダメだよ……)
ハンジ「でも時間稼ぎはするよ……アイツが来るまで」スッ
ペトラ「…………はい……」スッ
エレン「……」ダッ
ハンジ「っ!(速い!)」バッ
エレン「ふっ!」ドゴ→蹴り
ハンジ「ぐっ!」ヒュゥゥゥゥ
エレン「!」ブン!→殴り
ペトラ「ガッ!(ガードしたはずなのに!)」ヒュゥゥゥゥ
エレン「もう終わりか?」
ハンジ「あぁ…………もう時間は稼いだ」
エレン「は?どういう事だ?」
「こういう事だ!」バキッ
エレン「ぐっ!」ザザザ
エレン「あんた…………なんで……」
「やられたらやり返すもんだろ?」スタスタ
ハンジ「やっと来たか…………」
「リヴァイ」
リヴァイ「フッ………」
エレン「チッ!」
リヴァイ「おい」スッ
アルミン「え?」
リヴァイ「その魔力よこせ。どうせ今のお前じゃ使いこなせねぇ」スッ
アルミン「っ!…………エレンをよろしくお願いします」スッ
ゾォォォォォ
リヴァイ「………」ゾォォォォォ
エレン「…………あんたじゃオレには勝てない……前の戦いでわかったろ?」
リヴァイ「フッ………『第2形態』」ゾゾォォォォォォォォ
エレン「!?」
リヴァイ「今度のオレは一味違うぞ」ニヤッ
-
- 74 : 2016/03/12(土) 19:53:07 :
エレン「チッ…………」ギロッ
リヴァイ「来ないならこっちから行くぞ! 」ダッ
リヴァイ「『BOOST』」シュン
< BOOST >
自身の魔力を凝縮し加速する
エレン「『BOOST』」シュン
リヴァイ「らぁ!」バキッ→殴り
エレン「はぁ!」ドゴッ→蹴り
リヴァイ「がぁぁ!!」ゴンッ→頭突き
エレン「くっ……あらぁ!!」バキッ→殴り
ハンジ「………見えるかいペトラ?」
ペトラ「………いえ」
アルミン「………危険だ」
ハンジ「え?」
アルミン「あの二人、お互いの攻撃の衝撃を自分の攻撃に上乗せしてるんです」
ペトラ「えっと?………つまり?」
アルミン「ペトラさんは右肩を押されるとどうなります?」
ペトラ「ん~………左肩が前に出る?」
アルミン「えぇ………あの二人……攻撃をガードしないんです」
ハンジ「まさか……」
アルミン「相手の攻撃を受ければ必ず何処か反動で前に出ます……そして反動で出た腕または足を勢いを殺さずそのまま攻撃に移るんです」
ハンジ「そうする事によって攻撃の威力はどんどん大きくなり、スピードも上がる」
アルミン「でもそれは相手の攻撃を必ず受ける事によって出来る事……この勝負は……」
ハンジ「タフな方が勝つ…………か……」
リヴァイ「そろそろ諦めろ!」ドゴッ
エレン「そっちこそ!」バキッ
リヴァイ「もう限界なんだろ!!」バキッ
エレン「はぁ!?まだまだやれるっての!」ドゴッ
リヴァイ「嘘……つけ!」バキッ
エレン「限界なのはそっちだろ! 」ドゴッ
リヴァイ「うる……せぇ!」ガッ
エレン「遅い!」ドゴッバキッ
リヴァイ「ぐっ!…………ハァ………ハァ………」
エレン「お前の負けだ」ギロッ
リヴァイ「………てめぇ……かなり連戦してるのに……何故…息一つきらしてない?……」
エレン「一つ教えてやる………四獣の特徴だ」
リヴァイ「特徴……だと?…」
エレン「あぁ……・青龍はスピード・玄武は防御力・白虎は攻撃力……そして…………」
エレン「朱雀は再生能力だ……覚えておけ」
リヴァイ「体力まで回復出来んのかよ……」
エレン「お前は病み上がりで体力が無いんだ……この勝負……必ずオレが勝ってた」
リヴァイ「チッ!………」
エレン「そもそもあんた……ここに来たとき魔力空だったろ?」
リヴァイ「…………あぁ……」
エレン「オレをなめすぎだ……勝てるとでも思ったか?」
リヴァイ「いや………お前の体力を削って後は他のやつに任せようかと思ってたが……」
エレン「…………」
リヴァイ「どうやら無駄だったらしい……」
エレン「………ここは危険だ……アルミン達に運んでもらえ」スタスタ
リヴァイ「…………敵の心配してんじゃねぇよ…」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 77 : 2016/03/14(月) 18:48:20 :
ディルク「…………」
『良かったのか?』
ディルク「………あぁ……最高の気分だ」ニヤッ
『その様子でか?』
ディルク「チッ………うるせんだよクソ悪魔!」
『………まあいい……それより客が来たみたいだぞ?』
ガチャ
「おい」
ディルク「ん?……エレン君か…」ニヤッ
エレン「約束だ……ヒストリアに会わせろ」
ディルク「いいよ!いいよ!会わせてあげる!」
エレン「ヒストリアは何処だ?」ギロッ
ディルク「ここに居るよ……」ニヤッ
エレン「………はやくしろ」イライラ
ディルク「それでは……」スッ
ディルク「ご対~面!!!」ガチャ
エレン「…………え?……」
扉のさきに、オレの望む人は確かにいた…
ヒストリア「」
剣に貫かれ、息絶えたヒストリアが…
ディルク「うぷぷぷぷ……感動の再会だね」ニヤニヤ
エレン「どういうことだ……」
ディルク「僕はヒストリアちゃんに会わせると言ったよ?………でも、生きたヒストリアちゃんに会わせるとは言ってないよ僕?」
エレン「…………」
ディルク「どお?どお?悲しい?絶望した?」
エレン「なんで………なんでヒストリアを殺した!」
ディルク「実の妹をこの手にかけるなんて最高じゃない?……それにね…ヒストリアちゃんは自ら死を望んだんだよ?」
エレン「は?……そんなわけ…!」
ディルク「君が死んだって言ったら泣いて泣いて……殺して欲しいって言うから望み通り殺してあげたんだよ……僕ってやっさしい~!!!」
エレン「…………このッ……」
エレン「ゲス野郎ぉぉぉぉッ!!!!!」ゾゾォォォォォォォォ
ディルク「あはっ!いいね!」ダッ
エレン「うらぁぁ!!!」ブン!
ディルク「おっと!」サッ
エレンはディルクの左肩に殴りかかるが、簡単に避けられてしまう。
ディルク「忘れたの?君じゃ僕に勝てないって!!」ブン!
エレン「前とは違う……オレは…」サッ
エレン「お前を殺すっ!!!!」ドゴッ
ディルク「カハッ!」
エレンのカウンターがディルクの腹にはいる。
ディルク「ぐっ………」ギロッ
エレン「奥義……」スッ
ディルク「やばっ!」サッ→ガード
エレン「『炎帝連剣舞』」ボォォォォォォ!!!!
< 炎帝連剣舞 >
相手と自分を炎で囲み大量の炎剣で相手を串刺しにする。
炎剣は囲んでいる炎から無限に出てくる他、一度に何十本も飛んでくる為、回避出来ない。
ディルク「なっ!」キョロキョロ
エレン「死ね!」バッ
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
ディルク「ぐがっ!!!」ザクッ
ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク
ディルク「ああぁ………そんな……僕が…負………ける…なん…………て……」ドサッ
エレン「………」
ディルク
エレン「チッ……」スタスタ
『待て』
エレン「!?」クルッ
ディルク?『待て……朱雀の子よ…』
エレン「………誰だ!」ギロッ
ディルク?『ククク………オレか?……オレはサタン……』
サタン『七大罪のサタンだ』ニヤッ
-
- 78 : 2016/03/14(月) 22:19:57 :
- サタン 別名、ラース 憤怒の罪
-
- 79 : 2016/03/15(火) 21:06:49 :
- 余計なことかくなks
-
- 81 : 2016/03/16(水) 12:59:57 :
エレン「ふざけるな!七大罪は全員死んだ!」
サタン『あぁ…確かにオレ達は死んだ……だからこうして契約者の体を借りなければ話す事すら出来ない』
サタン『だが契約者が死んだ今、この体はオレの物となり!』
サタン「憤怒の罪、サタン様の復活だ!!」
エレン「くっ!(今七大罪と戦うのはまずい!……でもこいつを野放しにするわけには…)」
サタン「フッ…そう悩むな……今回は準備運動、30秒だけ相手してやる」ニヤッ
エレン「あんまりオレをなめるなよ…」ギロッ
サタン「では………いくぞ!」ヒュン→魔弾
エレン「」サッサッサッ
サタン「はっははは!いいぞいいぞ!もっとオレを楽しませろ!」ドゴッ→殴り
エレン「ぐっ!」バッ→ガード
サタン「ほらっ!これをやるよ」ポイッ
エレン「………これは」っジョーカー
サタン「ククク……」
エレン「キッ!」ダッ ブン!ブン!ブン!
サタン「フッ」ニヤニヤ サッサッ
エレン「なめやがって!」ブン!ブン!ブン!
サタン「甘い!」ドゴッ→殴り(カウンター)
エレン「カハッ!」
サタン「ほう………今のを耐えるか」
エレン「…おい………もう30秒過ぎてるぞ……」
サタン「悪いな……お前を殺したくなった」ニヤッ
エレン「………クソが…」ギロッ
-
- 82 : 2016/03/16(水) 14:01:04 :
- 期待
-
- 83 : 2016/03/16(水) 20:29:50 :
エレン「ふっ!」ブン!→剣
サタン「………遅いな」ガシッ
エレン「っ!」
サタン「さて………死ぬか?」ギロッ
エレン「『幻剣』!!」ズバッ
< 幻剣(ファントムブレード) >
ジョーカーの柄の半分を取り魔力を込めることで刃が出現する
サタン「ぬぅ!?」ポタポタ
エレン「はぁぁぁ!!!!」ズバズバズバズバズバズバズバ→剣(二刀流)
サタン「ぐぬぁぁぁ!!!!」
エレン「あぁぁぁぁ!!!!」ズバァァッ‼
サタン「く………カハッ……」
エレン「ハァ………ハァ………ハァ………ハァ………」
サタン「ぐっ………ククク……くははははは!!」
エレン「ハァ………ハァ………何笑ってやがる!」ギロッ
サタン「いい………最高だ!!よくここまでやった!そんなお前に敬意を込めてオレの全力を見せてやる!!」
エレン「なっ!?今までは全力じゃなかったのか!?」
サタン「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
サタンが魔力を貯めだすと大地は割れ、暴風が吹き荒れエレンは吹き飛ばされない為、剣を地に刺し耐える
エレン「くっ!」ザザザザ
サタン「はぁぁぁっ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドゴォォォォォンッ!!!!!!!!
サタン「……待たせたな…」ギロッ
サタンの全力の姿は筋肉が限界まで膨れ上がり服を引きちぎるほど、目は白目を向いておりとても正気には見えない
エレン「な……なんだよ………それ……」
その姿を目の当たりにしたエレンは恐怖した
サタン「……安心しろ……楽に殺してやる」ニヤァ
戦わなくてもわかる程の圧倒的な力の差に
エレン「くっ!」ダッ
エレンは一旦距離を取ろうとするが……
サタン「逃がさんぞ」サッ
一瞬で距離は縮まり逃げられない
サタン「『怒り玉』」キィィィン
< 怒り玉(ラスボール) >
サタンの魔力が凝縮された玉
大きさはエレンの顔一つ分であり、威力は山を簡単に消し去る程
エレン「っ!?」
エレンはサタンが一瞬で目の前に現れた事に動揺し、『怒り玉』に反応する事が出来なかった
ドゴォォォォォン!!!
『怒り玉』によって地面は抉れ、何も残っていなかった
サタン「フッ……消し飛んだか……」
「それはどうだろうね?」
サタン「貴様っ!?何故ここにいる!?」
「めんどいけど……ケニー隊長の命令だし」
サタン「……ケニーは死んだろ?今なら許す……そいつをこっちに渡せ……" トラウテ "」ギロッ
トラウテ「…………」
-
- 84 : 2016/03/17(木) 06:48:25 :
トラウテ「バカなやつ……」クルッ
サタン「……なに?」ギロッ
トラウテ「フッ…ケニー隊長は生きているよ」ダッ
サタン「なっ!待て!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 冥王城・王の間 ー
「ゴフッ!…………貴様……」ギロッ
部下「ハーデス様!危険です!」
ハーデス「黙れ!!…………何故だ……何故また裏切る!」
「…………」
ハーデス「人間である貴様の裏切りを許しここに置いてやった恩を忘れたか!」
「…………うるせぇな」ズバッ
ハーデス「が…………ケ……………ニ………」ガクッ
部下「ハーデス様!!」
ハーデス
部下「貴様!」ギロッ
「邪魔だ」ドスッ
部下「」バタッ
トラウテ「連れて来ましたよケニー隊長」シュタ
ケニー「あぁご苦労さん」
トラウテ「……殺ったんですね?」チラ
ハーデス
ケニー「あぁ…エレンを回収した今、もうここに用はない」スタスタ
トラウテ「………」スタスタ
部下「ぐ…………誰か……死神が………死神ケニーが生きていた……ハーデス様も殺された………誰か伝えてくれ………誰か……いないの…か?」
部下 ガクッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 85 : 2016/03/18(金) 00:44:26 :
- 期待‼
-
- 86 : 2016/03/20(日) 23:18:02 :
~ 数分後 ~
リヴァイ「ついに来たな…」
エルヴィン「あぁ……冥王ハーデス!必ず倒そう!」
キース「……開けるぞ」スッ
ギィィィ→扉
ジーク「これはっ!?」
ダリス「……死んでおる」
リヴァイ「なに?」
ダリス「冥王ハーデスは既に死んでおる」
エルヴィン「いったい誰が……」
アルミン「あっ!?皆さん!この悪魔、まだ息があるようです!」
ジーク「本当か?」
アニ「かろうじてって所かな……多分もう…」
ダリス「生きていればそれで良い。ジーク」
ジーク「『メモリー』」キィィィン
< メモリー >
相手の記憶を読み取る事が出来る魔法
1年以上前の記憶は読み取れない
部下「が………あ…あぁ…」
ジーク「………なるほど…」
キース「どうだ?」
ジーク「ハーデスは部下である" 死神 ケニー "に殺されている」
ジャン「ちょ、ちょっと待てよ!死神は確かに死んだんだ!!」
アルミン「そうですよ!あの時ちゃんと確認しました!」
ジーク「ケニーの魔法は『死』らしい」
リヴァイ「チッ……無駄足だったって訳か」
クリスタ「あの……エレンが居ないんです……」
リヴァイ「なに?」
ジーク「エレンはケニーに連れ去られている」
アルミン「そんなっ!?」
ミカサ「嘘……エレンは強い、のでやられる訳がない」
ジーク「だったら自分で確かめな…『インプット』」キィィィン
< インプット >
自身の見た、聞いた、触れた記憶を相手に体験させる
だが、一度に体験させられるのは五感の内2つだけ
アルミン「な……そんな……」ポロポロ
ジーク「わかったろ……」
ダリス「今回は完全に無駄足だったな…………帰るぞ」スッ
エルヴィン「……そうだな…何時までも敵の本拠地に居座るのは得策ではない」
ジーク「お前達……強くなりたいか?」
アルアニミカ「「「なりたいです!!」」」
ジーク「フッ…だったらオレのギルドまで来い…各ギルドマスター達もだ」スッ
エルヴィン「我々までか?」
リヴァイ「チッ…うるせぇな……とっとと行くぞ」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 87 : 2016/03/20(日) 23:28:18 :
ー 青龍の尾 ー
ジーク「来たな」ニヤッ
アニ「……懐かしいね…」
ジーク「こっちだ…来い」スタスタ
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ー 供物庫 ー
アルミン「あの……ここは?」
ジーク「ん~……あっここじゃない?」ガサゴソ
アニ「あ~……供物庫だよ、色んな物がある」
ジーク「おっ!あった!あった!」っ万華鏡
エルヴィン「……それは?」
ジーク「世界の記憶だ……これはオレの『記憶』の魔法がある事で本当の力が発揮される」
ジーク「『ムービー』」キィィィン
< ムービー >
自身の魔力を万華鏡を通し、壁に映し出す
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
-
- 88 : 2016/03/20(日) 23:30:34 :
- ここからは一部のキャラが凄くキャラ崩壊しますので、ご了承下さい。
続きは明日投稿する予定です。
-
- 89 : 2016/03/21(月) 14:44:53 :
108年前、人類は七大罪を討伐すべく冥界に乗り込んでいた
悪魔「いいぞ!そのまま囲んで逃がすな!」
「クソッ!」ダッ
悪魔「逃がすかよ!」ブン!
「リコ!」ダッ
ズバッ
「ぐっ……」
リコ「ハンネス隊長!」
ハンネス「……全員よく聞けぇぇ!!!」
ハンネス「あと少しであいつらが助けに来る!それまで絶対に死ぬな!」ビリビリ
「あ、あの方達が……」
「こんな所で…死んでたまるか!!」ダッ
「行くぞぉぉ!!」ダッ
悪魔「ひ、怯むな!掛かれぇぇ!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
悪魔「ハァ………ハァ………ついに追い詰めたぞ…」
リコ「フッ……貴様らの敗けだ」
悪魔「あ?ハッタリか?」
リコ「ハッタリなんかじゃない……本当だ」
悪魔「オレ達悪魔も随分となめられたな…こいつを殺せ」
悪魔「はい!」ニヤァ
リコ「………」ギロッ
悪魔「へへへ………死ねぇぇ!!」ブン!
ドゴォォォォォン!!!
悪魔「な、なんだ!何が起こった!」
チャッチャッチャッチャッチャチャ~♪
悪魔「何処だ!何処から音が流れている!?」
特っ選隊♪特っ選隊♪
ハンネス「ついに来たな」ニヤッ
ザッ
ザッ
ザッ
ザッ
ザッ
悪魔「眩しっ!………誰だ貴様らは!」
「うぉぉぉ!!!!」
グンタ「グンタっ!」ビシッ
「ハァァァケッケッ!」
エルド「エルドォ!」ビシッ
「ハァァァ!」
イアン「イアンッ!」ビシッ
「ホォォォ!!」
ミタビ「ミタビッ!」ビシッ
特っ選隊♪特っ選隊♪
「ハァァ………」スッ
オルオ「あっ!オルオォ!」ビシッ
グンタ「みん」
エルド「な」
イアン「そ」
ミタビ「ろっ」
オルオ「てぇ~!」
「「「「「ボザド特選隊!」」」」」ビシィィ!
ヒュゥゥゥ
悪魔「」ポカーン
ハンネス「ま、待っていたぞ……」
-
- 90 : 2016/03/24(木) 16:29:56 :
悪魔「な、何だこいつら?」
グンタ「おぅおぅ………クズがこんなにも」
オルオ「フッ…グンタ………一瞬で片付けてやれ」ニヤッ
グンタ「おうよ!」スッ
イアン「全員避難した方がいいぜ!」ニヤッ
リコ「はぁ………」
ハンネス「はやく避難しろ、リコ!」
リコ「は、はい!」タンッ
エルド「よし!もういいぞ!」
グンタ「へへ……喰らえ!『グンタウルトラファイティングボンバー』!!」スッ
< グンタウルトラファイティングボンバー >
魔力を放出し比較的広範囲を爆発させる技
ドゴォォォォォン!!!
グンタ「フッ……終わったぜ!」ニッ
オルオ「よくやった!褒めてやろう!」
リコ「これは……悪魔が消えてる?」
ハンネス「あいつらはふざけてこそいるが実力はNo2のチームだ」ニッ
リコ「噂以上に凄い」
「おいおい!なんだよこれ!」
ハンネス「!七大罪!!」
「あ?…フッ…オレは暴食の罪ベルゼブブ!」
「嫉妬の罪レヴィアタン」
「怠惰の罪ベルフェゴール」
「強欲の罪アモン!」
「色欲の罪アスモデウス」
エルド「あ?5人しかいねぇぞ!」
ベルゼブブ「うっせぇ!色々あんだよ!」
ミタビ「ふざけるな!七大罪は7人でこそだろ?」
オルオ「まぁ落ち着け……フッ…七大罪が5人、ちょうどいい!」
グンタ「隊長?」
オルオ「あっちも5人!こっちも5人!まさしくフェア!」
イアン「じゃああれをやるんですね!隊長!」
オルオ「おう!順番決めは公平に……」
「「「「「ジャンケンだ!」」」」」
アモン「……オレ達をなめてるのか?」
ジャンケンポイ!アイコデショイ!アイコデショイ!アイコデショイ!
オルオ「オレが一番だな!」
イアン「チェ!つまんねぇの!」
グンタ「隊長!頑張って下さい!」
オルオ「さぁ!君達からも一人出して貰おう!そいつと勝負だ!」
ベルゼブブ「じゃあオレが殺してやるよ……全員な!」ピキピキ
アモン「キレてるな……」
レヴィアタン「キレたあいつは全身の骨を折ってから殺す……楽しみね」ニコッ
オルオ「フッ……では始めよう」ニッ
ベルゼブブ「あぁ………殺してやるよ!!!」ギロッ
-
- 91 : 2016/03/24(木) 17:03:31 :
- 期待ww
-
- 92 : 2016/03/25(金) 09:24:45 :
リコ(次はいったいどんな技を見せてくれるんだ?)
オルオ「行くぞぉぉ!!」ダッ
ベルゼブブ「来いやぁぁ!!」ダッ
ベルゼブブ「オラ!」バキッ
オルオ「グハッ!」メキメキ
リコ「え?」
ベルゼブブ「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!」バキッボキッゴキッドガッバキッ
オルオ「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」ボロボロ
リコ「弱っ!!」
オルオ「ぐぉぉ………」ボロボロ
ベルゼブブ「あとは首の骨だけだ………呆気なかったな」ニヤッ
リコ「まずいっ!」ダッ
イアン「待ちな!」ガシッ
リコ「……何?」ギロッ
ミタビ「助けに行く必要はないぜ!」
リコ「何バカな事言って………!!」キョロキョロ
グンタ「」ニッ
エルド「」ニッ
ミタビ「」ニッ
イアン「」ニッ
リコ(なんだ?………この状況でもあの人が勝てると信じてるのか?)
ハンネス「フッ……あいつはそんなに弱くねぇよ。信じてやれ」ポンッ
リコ「………はい」
ベルゼブブ「それじゃあな………死ね」スッ
オルオ「クックックックックックッ……」
ベルゼブブ「あ?何笑ってやがる?」
オルオ「ふはははははははははは!!!貴様はもう終わりだ!」ニヤッ
ベルゼブブ「プッ!まだ勝てると思ってるのか?無理!無理!お前はここで死ぬんだよ!」
オルオ「それはどうかな………『チェーーーンジッ』」ピカッ
ベルゼブブ「」グニャァ
オルオ「」グニャァ
レヴィアタン「………なんだあれは?」
アモン「さあな?」
ベルフェゴール「」ブルブル
アモン「どえした?」
ベルフェゴール「ベルゼブブがヤバい」
アモン「?」クルッ
ベルゼブブ「が……あぁぁぁぁぁ!!!!!!」メキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキ
アモン「!?なんだあれは!」
オルオ「フッフッフッ………この勝負!私の勝ちだ!!」
リコ「いったい何が起こったんだ?」
グンタ「あれが隊長の魔法『ボディチェンジ』だ」
イアン「と言っても入れ換えるのは傷だけだがな!」
エルド「つまりあいつは今、全身の骨が折れているのさ!」
ミタビ「最高だぜ!隊長!!!」
イアン「隊長かっこいい!!」
オルオ「よし!お前達には後でチョコレートパフェを奢ってやろう!」
エルド「よっしゃぁ!!」
グンタ「隊長!どこまでも付いていきます!!」
-
- 93 : 2016/03/30(水) 12:57:26 :
- 期待
-
- 94 : 2016/04/10(日) 18:15:03 :
ベルゼブブ「ぐ………くそぉ………」
オルオ「ん?すまなかったな!今楽にしてやろう!」スッ
ベルゼブブ「この………このベルゼブブ様が!………こんな人間ごときに!!」
オルオ「では………さらばだ!!」ゴキッ
ベルゼブブ
アモン「なっ!?………嘘だろ?」
レヴィアタン「………次は私が行くよ」ギリッ
ベルフェゴール「………気を付けろ……あいつらはヤバい」
レヴィアタン「言われなくても……」スタスタ
グンタ「お疲れ様です!」ペコッ
オルオ「うむ……それで?次は誰だ?」
ミタビ「オレが行かせて貰います!」ザッ
イアン「けっ!はやくしろよ!」
ミタビ「わかってらぁ!」タンッ
レヴィアタン「………あんたが相手?」
ミタビ「ちぇ!誰が相手かと楽しみにしてたら女かよ!」
レヴィアタン「あんまりなめるんじゃないよ!」ダッ
ミタビ「」ドスッ→殴り
レヴィアタン「カハッ!(な………いつの間にっ)」
ミタビ「へっへっへっ」
アモン「どういう事だ!?」
アスモデウス「レヴィアタンの魔法は『受け流し』……物理攻撃は通らないはず!」
レヴィアタン「あんた………いったい何を……ドゴッ…ガッ!」
ミタビ「チッ………はやく終わらせないと…」チラ
イアン「」ギロッ
ミタビ(あいつ一番最後だから機嫌悪いんだよ…)スゥゥ
ピタッ
ミタビ(『時間止め』)
< 時間止め >
使用者が息を止めている間、時の流れを止められる
ミタビ(じゃあな…)ブン!→剣
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アモン「!?」
ベルフェゴール「………」
レヴィアタン(首から上なし)
イアン「やっと終わったか………次!」ギロッ
グンタ「はいよ!」タンッ
ミタビ「ハァ………ハァ………」
グンタ(時間止めはかなり体力使うんだっけ?)
ミタビ「後は頼んだ」タンッ
グンタ「へへっ!任せときなぁ~!」ニッ
ベルフェゴール「………次…オレがやる」スッ
アスモデウス「まて……オレがやる」
アモン「お前が?」
アスモデウス「ここらでお遊びはいい加減にしろってとこを見せてやりたい」
アモン「頼んだぞ」
グンタ「お?次はお前か?」
アスモデウス「」スッ
グンタ「ん?」
アスモデウス「消えろ、ぶっ飛ばされんうちにな」ニヤッ
-
- 95 : 2016/04/10(日) 22:07:01 :
- ヤムチャですねわかります
-
- 96 : 2016/04/11(月) 21:55:51 :
- 期待
-
- 97 : 2016/04/20(水) 00:06:33 :
グンタ「ふ~ん………威勢だけは一人前だな!」ニヤッ
アスモデウス「ほざけ」
グンタ「『グンタ………』」スッ
アスモデウス「一瞬で殺してやるよ!」ダッ
アスモデウス「『兎・翔脚拳』!」タンッ
< 兎・翔脚拳(と・しょうきゃくけん)>
大きく飛び上がり空中から相手に踵落としを喰らわせる
踵落としは自身の体重を上乗せしているため中々の威力
グンタ「『キィィィックッ!!!』」ダンッ!
< グンタキック >
魔力を足に集め相手を蹴り飛ばす
体中の魔力を全て集めているため威力は爆発的に上がっている
バキィ!!
アスモデウス「ぐぉぉぉ………オレが…オレが蹴りで負けただと!?」プラーン
グンタ「あらら~ん?もしかして骨折れちゃった??」
アスモデウス「………くそ……ここまで強いとはな…正直なめてたぜ」
グンタ「へっ!オレたちゃ天下のボザド特選隊だぜ?」
アスモデウス「フッ……オレの完敗だな………殺せ」
グンタ「安心しな」
アスモデウス「え?」
グンタ「オレはじわじわと殺すのが好きなのよ~ん……だ・か・ら♪」
アスモデウス「あ、あぁぁ」ガクガク
グンタ「もっと楽しもうぜ~♪」ニタァ
イィィィィィヤァァァァァァァ!!!!!!
ベルフェゴール「あ、悪魔………オレ達以上の悪魔だ………」
アモン「なんてやつだ……クソッ!…オレが…この七大罪のアモン様が!………に、人間ごときを…ぉ…ぉ………恐れているのか?」ガクガク
イアン「あーあー……また始まったよ…」
エルド「あいつ普段は優しく最高に紳士なのに……」
ミタビ「変なスイッチ入ると性格悪くなるんだよな~……ハァ…」
オルオ「全く……あいつにも困ったものだな」
グンタ「あらら?もう終わり?」
アスモデウス
グンタ「………ハァ……ツマンナ」
グンタ「隊長!終わりましたよ!!!」
オルオ「お、おう!じゃあ次な!!」アセッ
エルド「ん?オレのばんか?」
グンタ「頑張れよ!」
エルド「言われなくても!」ダッ
ベルフェゴール「…………」
アモン「………お前は少し休んでろ………次はオレが行く」ザッ
ベルフェゴール「!?!?!?」
アモン「そう焦るなよ………"生きて帰ったら何かしら奢れよ"」ニッ
ベルフェゴール(アモン………それは……)ポロポロ
アモン「」ザッ
エルド「」ザッ
ベルフェゴール(死亡フラグだろ……)ポロポロ
-
- 98 : 2016/04/28(木) 14:17:26 :
エルド「すまんが早めに終わらせるぞ」スッ
アモン「そう簡単には殺られねぇよ!」ダッ
エルド「遅いな」シュン
アモン「なに!?」キョロキョロ
エルド「ふんっ!」ドゴッ
アモン「ガハッ!」ドサァァ
エルド「お前はオレのスピードについてこれない……お前の敗けだな」
アモン「………今回はな」ニヤッ
エルド「いや………お前に次は…」スッ
エルド「ないっ!!」ズバッ
アモン
エルド「………フッ…」スタスタ
-
- 99 : 2016/05/26(木) 23:17:41 :
- もっとエレンチートにしてほしい最終的には7大罪全員の力とかw
-
- 100 : 2016/05/27(金) 22:32:21 :
- >>100げっと
-
- 101 : 2016/05/27(金) 23:08:26 :
イアン「よし!やっとか!」ダッ
ベルフェゴール(アモン………皆……)
イアン「さぁ……はやくやろうや」ニヤッ
ベルフェゴール(オレもそっちに逝くよ)ポロポロ
イアン「本当は楽しみたいが……これも任務なんでな………瞬殺してやるよ」ザッ
ベルフェゴール「あぁ………楽に頼むよ」スッ
イアン「てめぇ……戦う前から諦めるとはなにごとか!!!!」クワァ
ベルフェゴール「………とっとと殺せ…」
イアン「じゃあ望み通りに殺してやるよ!!!!」シュン
イアン「らぁぁぁ!!!!」ドゴォ
イアンはベルフェゴールの左に高速で移動し、そのがら空きの腹部に全力の一撃を叩き込む。
ベルフェゴール「カハッ」ヒュゥゥゥ
イアンの強力な拳で殴り飛ばされ、壁と強く衝突する。
その衝撃で、ベルフェゴールの内臓はグチャグチャになり、絶命した。
イアン「もうちょい骨のあるやつかと思ってたんだがな………勘違いだったらしい」クルッ
???「だったらオレとヤるかい?」スッ
イアン「!?」
その、人とは思えない低く、そして冷たい声に驚き振り替えるがそこには誰も居らず、
???「遅いんだよ」ドスッ
後ろから声がしたが、イアンが振り返るよりもはやく、首に手刀を入れられ気をを失った。
-
- 102 : 2016/06/04(土) 09:55:02 :
- 期待
-
- 103 : 2016/06/11(土) 16:36:37 :
- 放置
-
- 104 : 2016/08/21(日) 06:45:41 :
- 放置かよ
シネゴミ
-
- 105 : 2017/09/12(火) 18:15:46 :
- まだ?
-
- 106 : 2017/10/17(火) 20:30:48 :
- オルオ「放置」 エルド「かよ」 イアン「ふざけ」 グンタ「んなよ」 ミタビ「死ね」 作者「ス,スイマセンデシターー!!」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
-
- 107 : 2018/05/21(月) 02:41:17 :
- 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
-
- 108 : 2018/12/08(土) 15:56:14 :
- マジで放置ですな…ハァ…(´・ω・)
-
- 109 : 2020/05/26(火) 11:02:31 :
- 荒らしは無駄な労力です。
頭わるいんでしょうね
続きは書かないのでしょうか?
- 著者情報
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