この作品は執筆を終了しています。
ジャン「・・・今日はマルコの命日。」アルミン「うん・・・」
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- 1 : 2016/02/14(日) 09:06:07 :
- *友情的なものを書く予定です!
ジャン「マルコが亡くなってから、ちょうど1年が経ったな。」
アルミン「・・・そうだ、ジャン。君とマルコと僕が作ったタイムカプセルを開けようよ!」
ジャン「あぁ、確か食堂の裏に埋めたよな。」
アルミン「うん。3年前にさぁ、突然マルコが【タイムカプセルを作ろう】なんていうから…」
アルミン「君とマルコは仲が良かったけど、僕はその頃、マルコとほとんど話したことなんてなかったよ。」
ジャン「・・・」
アルミン「・・・いこっか。」
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- 2 : 2016/02/14(日) 10:25:56 :
- ジャン「・・・まて、アルミン。」
アルミン「ん?」
ジャン「ま…マルコは、ほんとは」
ジャン「死んでいない・・・」
アルミン「な…何を言うんだよ。ジャン、冗談を言うなんて君らしくないよ。」
ジャン「これは、本当の話だ。」
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- 3 : 2016/02/14(日) 10:30:58 :
- ジャン「マルコは、今、病院だ。」
アルミン「う・・・うそでしょ?」
ジャン「いや・・・。病院で、あいつは植物状態になっているんだ!」
アルミン「ど・・どうして、みんなにその事実をつたえなかったの?ねぇ、どうして・・・」
ジャン「話せば長くなるが…教えよう。」
ジャン「…あの日のことを」
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- 4 : 2016/02/14(日) 10:58:21 :
- 期待です!
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- 5 : 2016/02/14(日) 11:26:39 :
- >>4さん、ありがとうございます。
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- 6 : 2016/02/14(日) 12:42:36 :
- ジャン「とても暑い夏の頃だった・・・」
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ジャン「マルコ!ここの問題教えてくれないか?」
マルコ「…自分で解いて。」
ジャン「……わかったよ。」
ジャン(いつもなら、教えてくれるのに。)
その日から・・・マルコの様子がおかしかった。
俺が、早くマルコの相談に乗っていたら
マルコは絶対、助かっていたはずだ。
それから・・・3週間後、マルコから相談してきた。
マルコ「ジャン。話があるんだけど、いいかな?」
ジャン「別に・・・かまわないぜ。」
マルコ「ほんと?ありがとう!」
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- 7 : 2016/02/14(日) 14:07:53 :
- うおっ!勉強してたら新作が…………
とりあえずお気に入りっとポチッ
期待
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- 8 : 2016/02/14(日) 14:12:03 :
- まだ7レスなのに新着見る度に上がってたから運命かと思って来てみました
ジャンの話の続きが気になります
期待
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- 9 : 2016/02/14(日) 14:16:26 :
- 期待です!
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- 11 : 2016/02/14(日) 22:50:44 :
- ジャン「・・・で、話ってなんだよ?」
マルコ「・・・」
ジャン「おい!マルコ?」
マルコ「・・・ごめん。」
マルコ「実は・・・僕、いじめられているんだ。」
ジャン「・・・」
ジャン「おかしい・・・」
マルコ「…何が?」
ジャン「どうしておまえみたいな、お人良しがいじめられてしまうんだ!?」
マルコ「ジャン・・・」
ジャン「俺が今すぐに・・・いじめたやつを倒しにいく!」ダッ
そう・・・マルコはいじめにあっていたんだ。
全く・・・なんでいじめが存在するのだろう?
マルコは、いじめられていることを今まで、だれにもいわなかったらしい。
なんで・・・最初に俺に相談したんだ?
いじめは、マルコが植物状態になってしまった原因のひとつだな。
マルコ「ジャン・・・待ってよ。僕がいじめられるようになった経緯を話すから。」
ジャン「…わかった」
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- 12 : 2016/02/14(日) 23:05:36 :
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【昼休憩】
オラッ、バコン、フンッ
マルコ(・・・だれかが、殴れられている。)
マルコ(…ミーナ?ミーナだ・・・)
マルコ(助けないと。)
あの時ミーナを助けなかったら・・・僕は、いじめられることはなかったと思う。
ミーナは…グルだったんだ。
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- 13 : 2016/02/15(月) 23:22:36 :
- マルコ「おいっ、君たち…ミーナをいじめるな!」
そのときは、ただミーナを助けたくて必死だった。
モブ1「・・・」
モブ2「・・・あなたは、マルコ・ボット。」
モブ1「マルコさん、この女の正体を暴いてください!」
モブ2「私たちは・・・こう見えて、被害者なんです!」
僕はその時、その言葉の意味を理解できなかった。
だから、ミーナを殴っている人たちの言うことに耳をかたむけなかった。
…この判断が、のちに大きな後悔を残してしまう。
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- 14 : 2016/02/15(月) 23:35:01 :
- マルコ「…ミーナを離せ!」
モブ1、モブ2・・・君たちの気持ちを分かってあげられなくてごめん・・・
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- 15 : 2016/02/16(火) 23:30:29 :
- ミーナは、仲間を殺したんだ。
・・・直接手は下さずにね。
つまり、巨人に食わせたんだ。
その仲間が食われるとき笑っていたらしい・・・
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ジャン「そうだったのか。まさかミーナが・・・」
マルコ「うん・・・ぼくもびっくりしたよ。」
ジャン「それで・・・マルコはミーナにいじめられたのか?」
マルコ「ジャン!早とちりはよしてよ。ミーナ自身は僕をいじめてはいない。でも、命令したのは・・・」
ジャン「ミーナなのか?」
マルコ「うん・・・じゃ、話の続きをするから。」
ジャン「わかった。」
続きの話は…俺の想像をはるかに上回るものであった。
マルコ・・・よく、今まで一人で耐えてきたなと思うよ。
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- 16 : 2016/02/17(水) 21:07:46 :
- 【マルコ回想シーン】
ミーナを助けた僕は、みんなからの反感を買った・・・
その日から、僕に対するいじめが始まった。
靴隠し・私物を破損・無視など。
・・・どれもばかばかしいものだった。
でも、僕の心は傷ついた。
そんなとき、ライナーは相談に乗ってくれた。
【マルコ回想中断】
ジャン「おい・・・ライナーはたしか1年前に・・・」
マルコ「うん・・・自殺して亡くなったよね。」
マルコ「ライナーには、ほんと感謝している。いつも僕を励ましてくれた。」
マルコ「・・・ライナーは、僕のために命を落としてしまったようなものだよ。」
ジャン「・・・」
ジャン「・・・そうだったのか」
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- 17 : 2016/02/19(金) 16:31:29 :
- 【マルコ回想再開】
ライナーはいつも僕を助けてくれた・・・
[またいじめられたら俺を頼れよな]ニカッ
この言葉を僕は決して忘れない。
・・・・・・・
ある日から、いじめのターゲットは僕からライナーになった。
・・・その時僕は、心の中でほっとしてしまった。
僕は助かったんだ…と。
ライナーのいじめは僕の時よりもひどかった。
それでも、ライナーは顔色一つ変えず生活していた。
それをよく思わなかった、いじめっ子たちは・・・
ある行動に出た・・・
それは・・・ライナーの親友≪ベルトルトを利用する≫
ことだった。
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- 18 : 2016/02/20(土) 18:11:28 :
- いじめっ子たちにそそのかれたベルトルトは、ライナーのことを無視するようになってしまった・・・
そのことはライナーにとって、かなりのダメージだった。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・
ライナーは、自ら命を絶った。
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- 19 : 2016/02/21(日) 09:11:06 :
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マルコ「その事実を知った奴らは、僕に罪をなすりつけ・・・ぼくが、またいじめられているんだ・・・」
ジャン「全く・・・なんてひどい奴らだ。つみをひとになすりつけるなんてよ…」
ジャン「マルコ・・・話はもう終わりだろ。俺が奴らをやっつけてやる。」ダッ
マルコ「ま、待ってよジャン!・・・行ってしまったか・・・・・・」
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- 20 : 2016/02/22(月) 22:36:01 :
- いじめってこえーよな・・・・
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- 21 : 2016/02/24(水) 21:40:34 :
- >>20 ですよね・・・陰湿ないじめは本当に恐ろしいです…
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- 22 : 2016/02/26(金) 22:14:34 :
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ジャン「おいっ!お前らか・・・マルコをいじめたのは」
モブ1「・・・そうだっ、文句でもあんのかよっ!」
ジャン「…あるに決まっているだろ。なんd」モブ2「しょうかないだろっ!!」(涙目)
ジャン「!!!」
モブ2「・・・出てけよっ」ボソッ
ジャン「・・・」
モブ2「…でてけっ!!」
ジャン(…どういうことだ?)
ジャン(・・・マルコは、何か誤解されているのか?)
ジャン(それとも・・・)
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- 23 : 2016/02/27(土) 14:23:29 :
- ジャン(とにかく…マルコに話をしよう)
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ジャン(…マルコがいない。どこにいるんだろう?)
ジャン(2時間、探したのに・・・)
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・・・俺がマルコを見つけたときは、もうあいつは、訓練所の屋上から飛び降りていた。
・・・なぜ、飛び降りたのかはわからない。
ただ・・・何かしらの原因があるだろう・・・
モブ2が言っていた意味は、なんだろう…
アルミン「…そうだったんだね・・・」
アルミン「ジャン・・・・・・・」
ジャン「・・・ん?」
アルミン「タイムカプセルに…何か秘密があるんじゃないかな・・・」
ジャン「…かもしれないな。よし・・・行くか」
アルミン「うん」
*タイムカプセル編は別の機会で・・・
終わり(ひとまず)
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- 24 : 2016/02/27(土) 18:18:40 :
- 続きはいずこに?
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- 25 : 2016/04/05(火) 05:29:51 :
- 今、いじめ流行ってます(いじめくじ)
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