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ユミル「自分のためだけに生きたい…あの時、あんなに願ったのに…」

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  1. 1 : : 2015/12/29(火) 23:36:33

    ユミル主役です。



    10巻までのネタバレ入れまーす。



    捏造入れまくります。


    安定の文章力のなさ←重要


    亀より更新おそい←重要




    以上がオーケーな形のみお進みください。
  2. 2 : : 2015/12/29(火) 23:41:06
    あたしはなにをやろうとしているんだろう。




    自分でもわかんねぇ。




    なんでこんなこと言い出すのかが。





    あの時、あんなに願ったはずなのにな…
















    『もし生まれ変わることができたなら…
    今度は自分のためだけに生きたい』






























    ーウトガドル城













    ユミル「コニー。ナイフを貸してくれ。」










    傷つけられそうなものを持っていたコニーに声を掛ける。












    コニー「ほらよ。…なにに使うんだよ、それ…」











    コニーが憔悴しきった顔で尋ねてくる。












    ユミル「まぁ…そりゃ…これで戦うんだよ。」











    ドクン。





    心臓が今までよりも少しだけ大きく脈打つ。




    皆がなにすんだ、こいつ。という顔で見ている。




    そりゃぁそうだろうな。




    こんなちんけなナイフを持って戦うとか言ってるんだから。















    ライナー「ユミル?何するつもりだ?」












    ………




    昔の事が頭によぎる。












    ユミル「さぁな。自分でもよくわからん。」







    本当に。




    自分がよくわかんねぇよ。







    やめるなら今のうちだ。






    わかってるけど勝手に体が進んでいく。
  3. 3 : : 2015/12/29(火) 23:51:54
    期待ですっっ!!
  4. 4 : : 2015/12/30(水) 00:51:03
    >>3


    こんなにも早くコメントが…

    ありがとうございます!

  5. 5 : : 2015/12/30(水) 00:51:28




















    15歳の時のことだったな。









    一生忘れるもんか。









    あの時、私は…
































    大勢の人の幸せのために死んであげたんだ。




















  6. 6 : : 2015/12/30(水) 01:21:42
    すごく期待です!頑張ってください!
  7. 7 : : 2015/12/30(水) 09:08:43
    期待ですっ!
  8. 8 : : 2015/12/30(水) 12:16:58
    >>6.>>7さん


    またまた期待コメが…!

    ありがとうございます!

    少しずつですが更新していきます。
  9. 9 : : 2015/12/30(水) 12:22:15



    ー60年前











    私は壁外の村に住んでいたんだ。




    私の村の住民は少し特殊な奴らが多かった。




    巨人との意思疎通できる能力をもっているんだ。



    といっても普通に人間と会話するみたいに簡単ではないけどな。



    村の住民の2割くらいの奴らがこの能力を持っていた。



    私もその能力の持ち主の1人だった。





    この能力があとあとあんなことになるなんて思ってもなかった。





    私はその村でもまぁお偉いさんの末っ子として生まれたんだ。




    私には兄弟が5人いた。








    あの時のあたしは今のあたしとは全然違った。




    例えるなら…そうだな、クリスタ見たいな奴だった。




    今の私からは想像もできねぇ。







    『いい子ちゃん』








    自分でいうのもあれだがこの言葉がぴったりなやつだったと思う。




    そりゃ、そんな子になるために自分を押し隠したりはしていたけど、そこそこ楽しかった。




    私と仲良くしてくれる人がいたから。



    私を慕ってついてきてくれる人がいたから。




    親や兄弟からも可愛がってもらえたから。





    でも、やっぱり幸せは長続きはしないもなんだな。





    一瞬で握り潰されてしまうんだから。




  10. 10 : : 2015/12/31(木) 23:18:53
    ある日そいつらはやって来たんだ。




    その日の昼




    ユミル「なぁ、父さん。なんで村の人たち皆に集合がかかったの?」




    隣にいた父さんに声を掛けた。


    父さんの顔が強張っていたのが気になった。


    なにか悪いことが起きてしまった、この世の終わりのような顔をしていたんだ。



    あの時、あとであんなことになるのがわかっていたら、私はどうしていただろう…




    ユミル父「……すぐにわかるさ。」




    悪い予感しかしなかった。



    <おい!〜!



    ユミル父「ユミル、すまない。父さん、仕事の人に呼ばれてしまったから先に広場まで行っておいてくれないか?」




    ユミル「分かったよ。」





    私はお父さんと一度別れて広場まで向かった。





    「ユミル姉さん!」




    後ろから声を掛けられる。


    私の家の近所の子で、私より3歳年下だったはずだ。




    この子も能力を持っていた。




    ユミル「どうしたんだい?」



    「広場まで一緒に行こうよ!」



    ユミル「あぁ、いいよ。」





    私たちは他愛も広場まで歩いていく。


    この後、私の日常は崩れてしまった。
  11. 11 : : 2016/03/01(火) 02:57:43

    「姉さん…最近あの子と会えてないんだ…寂しいよぅ…」


    隣で泣きそうな顔で呟いている。
    あの子、とはもちろん巨人のことだ。

    この子は周りとなかなか馴染めなくていじめられていた様な時期もあった。
    だから友達も私以外には殆どいない感じだった。
    だから巨人はこの子の唯一の共だたった。

    ユミル「…どーしたもんかねー。あいつはあんたのこと大好きだったからねー。」

    巨人は、私たちの村の村人のことは襲ったり、食べようとはしなかった。
    私たちは意思疎通もできるから仲良くはなれた。

    でも、能力保持者では無い人たちからしたらやっぱりこわいんだろう。

    "巨人には近寄るな!"

    ずっといわれ続けてきたことだ。
    でも子供がそんな言いつけ聞く訳もなくこっそり話していた。
    そして仲の良い巨人をつくっていた。
    この子もその1人だ。
  12. 12 : : 2016/03/01(火) 18:49:08
    ユミル「ったく…んな湿っぽい顔してんじゃねぇよ。あいつが戻って来た時にそんな湿っぽい顔してんじゃ嫌われんぞ。
    あいつならどうせそこらをほっつき歩いてるんだろ。」

    「そう…なのかな?」

    ユミル「そーだ。だから笑え!」コチョコチョ


    「ちょ…姉さんやめて…フフフフ…くすぐった…グフフフフ…」


    ユミル「やっと笑ったな」


    「うん、もう大丈夫だよ。」


    少しの罪悪感にかられる。
    私は嘘をついた。


    私はあの時、あいつが殺されるのをみたんだ。
  13. 13 : : 2016/07/06(水) 23:37:53


    昼間に少し離れたところまで散歩していた時のことだ。


    木の上に登って辺りをなんとなく見つめていたら、遠くから砂埃がみえた。


    ここからでもみえるくらいの砂埃…
    わけがわからなかった。
    あれだけの砂埃がたつとしたら、相当な馬の数が必要なはずだ。

    どこからあんな人が…

    気になった私はもう少し上の方まで登って見てみることにした。


    驚いた。

    馬にのった人大勢の人がこちらへと向かってきていたのだから。

    唖然としていたら、あいつ…あの女の子の仲の良い巨人がそちらへと向かっていった。


    …!そうだ!巨人は元々は人を食うんだった…
    そして、より人が多い方へと向かっていく…


    止めようとして声をかけとうとしたが、すでに遅かった。


    でも巨人なら倒される事はないだろう、と思っていた。


    …人が空をとんでいる!?


    ほんとうにそう見えたんだ。
    人がクルクルと宙をまっている。

    え…待てよ。
    あいつら、あの巨人のうなじの部分に回ってねぇか…?

    危ない!と思った時にはもうダメだった。


    どこからか来た人間によってあっけなく殺されてしまった。





  14. 14 : : 2016/07/06(水) 23:48:41
    あん時のことを私は誰にも話せなかった。


    話していた方が良かったのか…


    ずっと悩んでいた。


    「…さん…!
    姉さんってばっ!」



    ユミル「うおっ!いきなりなんだよ。びっくりするじゃねぇか。」


    「だってずーっとぼーっと考え事してて話聞いてくれないんだもん。もうついたよ?」



    考え事をしていて気づかなかったが、もう集会所に、ついていた。

    多分ほとんどの村人が集まっているのだろう。

    そして、集会所の中央にあるステージには、誰か知らない男達が立っていた。


    そして、その隣にはお父さん達が立っていた。



    私はもう嫌な予感しかしなかった。



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