アルミン「誕生日！」ヒストリア「おめでとうございます！」エレン「リヴァイへi((………さん」

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アルミン「誕生日！」ヒストリア「おめでとうございます！」エレン「リヴァイへi((………さん」

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1 : EREN POTTER : 2015/12/25(金) 23:27:49

ヒストリアが女王になって少し落ち着いた頃の話で、日にちを操って12月頃にしてます
2 : EREN POTTER : 2015/12/25(金) 23:29:26

リヴァイ兵長の誕生日ssです！
今日中に終わらせるの無理かな？
3 : EREN POTTER : 2015/12/25(金) 23:30:33

コニー「あー、この頃寒いよなー」

ジャン「そりゃそうだろ、外雪降ってるしな」

サシャ「12月後半ですしね」

ミカサ「……冬は苦手」

ヒストリア「確かにミカサ冬苦手そうだね、というか寒いのが苦手そう」

アルミン「あ、そういえばしってる？12月25日ってある神様の誕生した日なんだよ」

ジャン「そうなのか？初耳だな」

アルミン「まあ、これもその……古そうな本で読んだからね」

ヒストリア「禁書ってこと？」

アルミン「うーん……どうなんだろ、でも、知られてない本だと思うよ」

エレン「……12月25日って言えばリヴァイ兵長の誕生日だよな〜」

…………………。
4 : EREN POTTER : 2015/12/25(金) 23:31:48

アルミン「………へ？」

エレン「え？」

コニー「そう……なのか？」

エレン「知らなかったのか？」

ジャン「いや！普通しらねぇだろ！」

ミカサ「エレンと違って私達は兵長のことをあまり知らない」

エレン「俺だってそんなにしらねぇよ……」

ヒストリア「誰からリヴァイ兵長の誕生日聞いたの？」

エレン「ハンジさんだよ」

アルミン「あー、そういうことね」

サシャ「今日って何日でしたっけ？」

ミカサ「12月23日」

ジャン「明後日じゃねぇか！」

コニー「どうする？」

エレン「何が？」

アルミン「祝うかってこと？」

ヒストリア「でも、あのリヴァイ兵長だよ？」

コニー「だよな〜、子供じゃねぇんだしさ〜」

アルミン「迷惑だって言われるかもね」アハハ……

エレン「……プレゼント」

サシャ「え？」

エレン「……正直さ、今忙しいからパーティーとかはできねぇし……プレゼントあげたらいいんじゃねぇか？」

アルミン「それもそうだね」

サシャ「プレゼントだけだったらそんなに騒がないですもんね！」
5 : EREN POTTER : 2015/12/25(金) 23:33:01

コニー「でも何渡すんだ？」

ミカサ「……掃除用具」

ジャン「あー、いいな」

サシャ「やっぱり紅茶じゃないですか？」

アルミン「いいね！」

エレン「……木のマグカップ」

ミカサ「え？」

ジャン「はぁ？木のマグカップ？」

サシャ「どうしてですか？」

エレン「……取っ手を持って紅茶とかを飲んでもらうため」

アルミン「あー、確かにリヴァイ兵長っていつも独特の持ち方してるけど……」

ヒストリア「というかなんでリヴァイ兵長はカップをあんな持ち方してるの？」

エレン「……子供の頃のトラウマが原因」

ミカサ「子供の頃のトラウマ？」

エレン「まあ、いろいろあったらしいんだよ、それ以降カップの取っ手を持って飲めてないんだってさ」

ヒストリア「ちょとまって！いろいろあってって……一番気になるところ略さないでよ！」

コニー「てか、なんでエレンは知ってんだ⁉︎」

サシャ「またハンジさんから聞いたんですか？」

エレン「いや、これは俺が直接本人に聞いた」

アルミン「そ、そうなの？」

エレン「だって、気になるだろ！」

コニー「そうだけどよ」

サシャ「それでどうして兵長はカップの取っ手を持たなくなったんですか？」

エレン「……まあ、簡単に言えば、まだ地下にいた子供の時に必死になって手に入れた、中身の入ったカップを飲もうとして取っ手を持った時に、その取っ手の部分がカップの本体の方と離れて割れちまったんだよ……その後からそのトラウマで持たなくなったって聞いてる……」

アルミン「そんなことがあったんだ……」

ヒストリア「そ、そんな些細なことで？」

エレン「……兵長は地下で相当苦労してたってことだろ」

ヒストリア「だ、だったらなおさら誕生日を祝ってあげないと！」

ジャン「そうだな」
6 : EREN POTTER : 2015/12/25(金) 23:33:49

アルミン「プレゼントは結局どうするの？」

サシャ「紅茶と木のマグカップをプレゼンすればいいんじゃないですか？」

エレン「そうだな！そうしようぜ！」

アルミン「木だったら割れて壊れることもないからね！」

エレン「あぁ！」

ヒストリア「なら早速買いに行こう！」

ジャン「王女様が行っても大丈夫か？」

ヒストリア「平気平気！」

ミカサ「ヒストリアに近づく不届き者は吹き飛ばす」

コニー「怖いこと言うなよ」

アルミン「まあ、大丈夫だよ、ミカサもジャンもいるしね」

エレン「よし！じゃあ行くか！」
7 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:24:52

結局25日に終わりませんでした……！
すみませんリヴァイ兵長！！！！
でもすぐに書き終わりますから！！！！
8 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:26:43

街

エレン「先に紅茶買いに行こうぜ」

ミカサ「うん」

テクテク

ヒストリア「ここになら売ってるかな？」

コニー「うーん、どんな奴好きなんだろうな？」

エレン「味も重要だけど香りも重要だぞ」

アルミン「うーん、みんないいと思ったものを一つづつ持ってきたらいいんじゃない？」

コニー「そうするか〜」
9 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:27:18

数分後

エレン「持ってきたか？」

アルミン「うん、これとかどう？」

コニー「これは？」

エレン「おお、コニーが持ってきたやついい香りすんなー」

コニー「だろ〜！」

ミカサ「いい香り」

サシャ「いいですね！」

アルミン「じゃあ紅茶はコニーが持ってきたやつで決まりだね！」

ヒストリア「よし！次は木のマグカップを買いに行こう！」
10 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:28:04

日用雑貨屋

エレン「木のマグカップ4種類ほどあるが……どれがいいんだろうな……」

アルミン「大きさは普通くらいのがいいとして……木目あるやつ綺麗じゃないかな？」

ジャン「そうだな、木目のあるものだとこれとこれか……」

サシャ「あとは形ですね」

エレン「マグカップ型かティーカップがたかだな……、俺的にはさっきから言ってたように木のマグカップがいいんだよな〜」

アルミン「そうだね、木の場合ティーカップよりマグカップの方がいいね」

エレン「だろ？」

ミカサ「ならマグカップの方で決定」

ヒストリア「よし、買おう買おう！」
11 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:30:39

ーーーーー
ーーー
ーー
ー

帰ってきた

ジャン「明後日のいつ渡すんだ？」

エレン「うーん、周りの人もあげ出すと思うしその時でいいだろ」

アルミン「そうだね〜」

コニー「誰が渡すんだ？」

ミカサ「ヒストリアでいいと思う」

サシャ「そうですね！女王様直々に渡しましょうよ！」

ヒストリア「う、うん！わかった！」
12 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:31:23

12月25日

昼頃の食堂

コニー「兵長今日見ないな〜」

ヒストリア「会議があるからそっちに行ってるんだよ」

ジャン「お前はいかなくていいのか？」

ヒストリア「うん、私はいかなくていい会議だから」

ガチャ

リヴァイ「」テクテク

ハンジ「あ、リヴァイ！ちょとこっち来て！」

リヴァイ「あ？なんだ」テクテク

ハンジ「えっとね……はい！これプレゼント！誕生日おめでとう！」

リヴァイ「……ああ、そういえばそうだったな」

ハンジ「やっぱり忘れてる〜」

リヴァイ「うるせぇよ」

ハンジ「まあまあ、自分の生まれた大切な日なんだから。プレゼントの中身みてよ」

リヴァイ「………ハンカチ？」

ハンジ「うん、真っ白な綺麗なハンカチだよ〜……ほら、しばらくは蒸発しない…消えない血を浴びただろ？リヴァイのハンカチも汚れてると思ってさ……」

リヴァイ「あぁ……すまない…ハンジ」

ハンジ「いいってことよ！」
13 : 空山零句 : 2015/12/26(土) 00:32:06

期待です！リヴァイ誕生日・・おめでとう！
14 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:32:07

兵士「あ、あの！兵長！俺からも！」

「誕生日おめでとうございます！」

「私からもあります！」

「受け取ってください！」

リヴァイ「⁉︎」

ハンジ「あぁ、みんなに今日がリヴァイの誕生日だってどこからか広がったみたい……」アハハ…

リヴァイ「どこからだよ……」

ハンジ「さあね」

兵長！俺のも！

リヴァイ兵長！受け取ってください！

誕生日おめでとうございます！

兵長！兵長！

リヴァイ兵士長！

エレン「…………。」

アルミン「すごいね…」

ヒストリア「流石だね……」

コニー「まあ、もとから英雄みたいな存在が今回の出来事でもっと活躍してたからな〜」

ジャン「だな〜」

ヒストリア「わ、私達も渡しに行く？」

サシャ「そうですね〜」

ミカサ「行こう」
15 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:36:53

ヒストリア「あ、あの兵長！これ！みんなで買いに行ったんです！受け取ってください！」

リヴァイ「…お前らからもか？」

サシャ「はい！」

ヒストリア「リヴァイ兵長！誕生日おめでとうございます！」

ジャン「おめでとうございます！」

コニー「おめでとうございます！兵長！」

サシャ「おめでとうございます！」

ミカサ「おめでとう…ございます」

アルミン「おめでとうございます！リヴァイ兵長！」

エレン「……おめでとう…ございます……その…リヴァイ………さん…」

リヴァイ「！……。」

アルミン「え、エレン？」

ジャン（兵長を『さん』づけで呼んだ⁉︎）

ミカサ（エレン？）

ヒストリア「エレン？いきなりどうしたの？」

リヴァイ「………」
16 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:37:35

エレン「その……図々しくてすみません……でも…あの……リ、リヴァイさんは……いつも名前で呼ばれてないなって思ったんです……」

アルミン（あ……確かに……みんな兵長かリヴァイ兵長って呼んでるよね）

エレン「エルヴィン団長やハンジさん達上官の方は名前で呼ばれますが……俺たち部下はいつも『兵長』って読んでるので……、リヴァイさんだってその…『だだのリヴァイさん』じゃないですか」

ハンジ「エ、エレン？」

ジャン（死に急ぎやろぉおおお！！！！兵長に『だだの』っておい！）

エレン「だってそうじゃないですか？確かに兵長は兵長でいいのかもしれないけど…、『人類最強』とか、『兵士長』とか『英雄』だとか……それもそれでリヴァイさんを表す言葉なのかもしれない……だけど…、リヴァイさんだって人です、『だだの1人の人間です』……だから……今日くらいは……名前で呼ぼうと思ったんです……だめ……でしょうか？」

……………………………。

リヴァイ「………いや………悪くない」フッ
17 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:38:26

アルミン（笑った！）

ヒストリア「これで二度目！」

ミカサ「ヒストリア口に出てる」

ヒストリア「あ……」

コニー「また笑った！」

ジャン「お前は思いっきり全部声に出してんな！おい！」

ハンジ「……いい部下に恵まれたね、リヴァイ」フフッ

リヴァイ「そうだな……」

アルミン「あ、リ、リヴァイ……さん…。僕たちからのプレゼントあけてみてください」

リヴァイ「あぁ……」

ハンジ「……！へぇ〜いいじゃないか」

コニー「紅茶と木のマグカップです！」

ハンジ「どうして木のマグカップ？」

エレン「これで取っ手持って飲めるでしょう？割れないですから！」

ハンジ「……！あぁ…そういうことか……」

リヴァイ「…まあ確かにな」

ヒストリア「め、迷惑でしたでしょうか？」

リヴァイ「……いや、感謝する……ありがとう」

ミカサ（この人が言う言葉は……ひとつひとつ暖かい気がする……」

サシャ「ミカサ、最後の方声に出てますよ〜」

ミカサ「！！！！」

アルミン「フフッ……」（ミカサも少しづつ打ち解けられてるかな？）
18 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:39:00

ハンジ「よし！じゃあ今日はリヴァイの事を兵長っていうの禁止ね〜、みんな『さん』づけでよんでね〜」

「リ、リヴァイ兵長の事を『さん』呼びか……」

「なんか新鮮……」

「リヴァイ……さん」

リヴァイ「なんだそれ……意味がわからん」

エレン「いいじゃないですか、今日くらいは『だだのリヴァイさんで……』……ね？」

リヴァイ「………まあ……そう……だな……」

ヒストリア「じゃあ改めて！！！」

「「「「「リヴァイさん！！！誕生日！！！！おめでとうございます！！！！」」」」」

END
19 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:39:33

終わりましたァァァァアアアアア！！！！めちゃめちゃ急いで書きました！！！！頑張りました！！！！
20 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:41:30

リヴァイ兵長本当に……本当にお誕生日おめでとうございました！！！！あなたが生まれてきてくれたこの日に！あなたを生んでくれたクシェルさんに感謝します！！！！大好きですよ！！！！そして25日中にss書き終わらなくてすみませんでしたぁ！！！！
21 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 00:48:49

>>13
空山さん！読んでくださりありがとうございます！！！！期待もありがとうございました！！！！
22 : アダムくん : 2015/12/26(土) 12:59:20

お疲れっす
23 : EREN POTTER : 2015/12/26(土) 16:21:12

>>22
ありがとうございます！
24 : 名無し : 2019/07/25(木) 09:30:52

素晴らしい物語をありがとう！

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EREN POTTER

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