エレン「お前は普通だよ」
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- 1 : 2015/12/25(金) 22:08:15 :
- この話は54の話です
後更新は遅いです(多分)
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- 2 : 2015/12/25(金) 22:39:03 :
- エレン「別にお前は普通だよ、バカ正直な普通なヤツだ」
ヒストリア「・・・」
エレン「さて、と...あぁー、なんだ」
ヒストリア「?」
エレン「お前なんか遊び、知らねえか?」
ヒストリア「?遊び?」
エレン「あぁ、特に何かが必要じゃない遊び」
ヒストリア「・・・しりとり?」
エレン「・・・あ、あぁーそう言えば遊びだったなそれ」
ヒストリア「・・・バカにしてる?」
エレン「いやしてねえよ」
スタッ
エレン「よいしょっと」
ヒストリア「・・・おじさんみたい」
エレン「うっせ、と言うかやっぱお前の方がクリスタより良いな断然と」
ヒストリア「・・・私のどこがいいの?」
エレン「あ?どこがいいのって、だからお前のその素直なところって言ってんだろ」
ヒストリア「・・・皆はクリスタの方がいいって言ってた」
エレン「?そうなのか?」
ヒストリア「・・・うん」
エレン「へぇー、変なヤツら」
ヒストリア「・・・エレンが変だと思うんだけど」
エレン「俺は変じゃねえ、と言うかクリスタの方が良いってどこ見てんだよそれ」
ヒストリア「・・・優しいところ?」
エレン「俺はお前がクリスタだった時は嫌だったけどな、ずっと笑顔で人形かと思ったぞ」
ヒストリア「・・・失礼すぎるよエレン」
エレン「そうか??それに比べればお前なんて全然ましだけどな」
ヒストリア「・・・エレンだけだよ、気持ち悪いなんて言ったの」
エレン「?そうなのか?」
ヒストリア「・・・うん、逆に今の私を皆は気味悪がってる」
エレン「?クリスタの時よりはだいぶマシだろ。ただ落ち着いてないだけだろ今のお前は」
ヒストリア「・・・そうかな?」
エレン「あぁって、それもそうだかしりとりしようぜ、どうせ暇だし」
ヒストリア「!いいよ」
エレン「んじゃ、まずは俺の名前エレン」
ヒストリア「・・・それ、終わっちゃうよ?」
エレン「あ、そうだった、ん、が付いちゃだめなんだよな?」
ヒストリア「うん(・・・もしかしたら)」
エレン「よし、じゃあしりとりの、り、からだ」
ヒストリア「・・・リンゴ?(エレンなら...)」
エレン「ごか、ご、ゴキブリ!」
ヒストリア「っ、汚い...」
エレン「っはぁ!?汚くねえよ!あれは気持ち悪いんだよ!?」
ヒストリア「どっちみち汚い...(私の...)」
エレン「うっせえ、ほら、り、だよ」
ヒストリア「・・・リス(居場所に...)」
エレン「す、すスカスカ...」
ヒストリア「・・・」
エレン「なんだよ!?その顔!?」
ヒストリア「言葉じゃん...それ(なれるかも...)」
エレン「あーわかったよ、スカンク」
ヒストリア「・・・なにそれ」
エレン「動物だよ、アルミンに教えてもらった
」
ヒストリア「へぇ、そうなんだ(・・・何となく、楽しい、そんな感じ)」
エレン「あぁ」
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- 3 : 2015/12/26(土) 02:54:59 :
- 期待
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- 4 : 2015/12/26(土) 17:35:17 :
- エレン「ほら、次クだ」
ヒストリア「・・・く?」
エレン「あぁ、クだちなみにだが降参するんならんつけろよ?」
ヒストリア「!それはいや」
エレン「?なんでだよ」
ヒストリア「エレンなんかに負けたら私バカになる」
エレン「あ?なんだそれ、と言うかお前さりげなく俺の事ばかにしてるだろ、それ」
ヒストリア「気のせいだよ」
エレン「絶対気のせいじゃあねえ…、ほら早くしろ」
ヒストリア「…エレンってせっかち」
エレン「うっせぇ、ったくお前素直すぎるだろ…」
ヒストリア「…素直なところがエレンは良いっていったんじゃん、嘘だったの?」
エレン「嘘じゃねえよ…今のは褒めただけだ」
ヒストリア「…そう、なの?」
エレン「?あぁ」
ヒストリア「・・・やっぱりエレンは変わってるね」
エレン「??そうか?」
ヒストリア「うん、エレン以外の皆は私に気を使って話してる、でもエレンは全然気を使ってない、だから私も疲れずに普通に話せる」
エレン「…そうか、良かったな」
ヒストリア「!うん…ぁ、ありがとう」
エレン「!あぁ、ってお前」
ヒストリア「?」
エレン「良い顔できんじゃねえか」
ヒストリア「??」
エレン「?お前自分で笑ってた事気づいてねえのか?」
ヒストリア「!私、笑ってた?」
エレン「?あぁ、普通にニコって」
ヒストリア「・・・」
エレン「なんだよその顔!」
ヒストリア「い、いやエレンの口からニコっなんて聞かないし似合わないし…」
エレン「うっせぇ」
ヒストリア「・・・」
エレン「…お前やっぱ普通に笑えてるよ」
ヒストリア「!そ、っか…私にはわからないけど」
エレン「…まぁ、いつかは気づくだろ」
ヒストリア「…うん(…やっぱり私の居場所はエレンのところかもしれない…)」ドキ、ドキ
ヒストリアはエレンと話していると楽しい、そう思った
・・・トリア
ヒストリア!
ヒストリア「!な、なに?」
エレン「なにじゃねえよ何回呼んだと思ってんだよ」
ヒストリア「!ごめん」
エレン「!あぁ、まぁ別にそこまで気にしてねえけど」
ヒストリア「?」
エレン「…いや、なんでもねえ」
ヒストリア「??教えてよ」
エレン「なんでもねえって」
ヒストリア「・・・」
エレン「…わかったよ、教えるよ」
ヒストリア「!」
エレン「…ただ、凄い申し訳なさそうな面したからよ、そこまで怒ってねえと言うか、ただこっちは心配しただけだからそんな面すんなよって思っただけだよ…」
ヒストリア「!!心配…!?」
エレン「あ?あぁ、何かおかしかったか??」
ヒストリア「…今までヒストリア・レイスで心配なんてされた事ないから、その…嬉しかった…」
エレン「!あぁ、そう言えばお前昨日話したなお前の過去」
ヒストリア「…うん」
エレン「…えっとまぁ、なんだお前が思ってるほどあいつらはそこまでお前の事怖がってないと思うから安心しろよ」
ヒストリア「…え?」
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- 5 : 2015/12/26(土) 17:35:30 :
- エレン「今は皆余裕っつうものがねえからな他人に当たったりしちまうんだよ、まぁ、だからと言ってお前の事を怖がってないってのも嘘だろうけど」
ヒストリア「…そうなんだ」
エレン「あぁ、ちなみにだが俺はお前の事全然全く怖くねえけど」
ヒストリア「エレンは巨人も怖くないしね」
エレン「?俺も普通に巨人怖いぞ?」
ヒストリア「えっ?」
エレン「何でそんな驚いた顔してるのかしらねえけど俺だって巨人怖いぞ?駆逐してえけど」
ヒストリア「…あれ、そうだったんだ」
エレン「?あぁってお前から見た俺ってなんだよ…」
ヒストリア「…今は少し変わったけど訓練兵の時は巨人を倒す為に死に急いでた様にしか見えなかった」
エレン「!あぁ~、そう言えばよくジャンが言ってたな俺の事死に急ぎ野郎って」
ヒストリア「…うん、まぁ人の事言えないけど」
エレン「?お前も何か死に急いでたりしたのか?」
ヒストリア「うん、私はエレンと少し違うけど」
エレン「?」
ヒストリア「私の場合は皆の役に立って早く死にたい、そう思ってた」
エレン「…思ってたって事は今は違うのか?」
ヒストリア「…うん、まぁ…」
エレン「へぇ~、良かったじゃねえか」
ヒストリア「うん」
エレン「んで、その生きたくなった?って言うのか?理由はなんなんだ?」
ヒストリア「…それはエレンだよ」
エレン「…は?」
ヒストリア「私はついさっきまで特に生きていても仕方がないそう思ってた、でもエレンにさっき普通のヤツだって言われた時もしかしたらエレンなら私の居場所になってくれるかもしれない、そう思ったの」
エレン「…あ、あ~、えっとなんだ、つまり、なんだ…?」
ヒストリア「…つまりエレンが私の生きる糧、ううん違う私はエレンの場所に居たい、そう思ったの」
エレン「へぇ~、そうなのか」
ヒストリア「うん(絶対意味わかってないよね、エレン)」
エレン「良かったな生きる目的みつかってよ」
ヒストリア「うん、と言うかエレン意味わかってる?」
エレン「あ?あぁわかるぞつまりお前は俺の隣に居たいんだろ?」
ヒストリア「!うん(あれ、意味わかってる…?)」
エレン「そんぐらい俺にもわかるぞ?お前俺がバカだと思ってるだろ?」
ヒストリア「うん」
エレン「…素直すぎてちょっとは遠慮しようぜ」
ヒストリア「…うん」
エレン「…よし」
ヒストリア「?」
エレン「そろそろ晩御飯作るか」
ヒストリア「?うん」
エレン「よし、おいヒストリア」
ヒストリア「ん?」
エレン「手伝え」
ヒストリア「!え、私できエレン「できなくても手伝え」ギュ
ヒストリア「!っちょっ…」
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- 6 : 2015/12/26(土) 17:35:58 :
- トリップ、付ける事にしました
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- 7 : 2015/12/26(土) 17:57:55 :
- 台所
エレン「よし、準備だ」
ヒストリア「何作るの?」
エレン「あ?あぁ~、スープとパンでいいか」
ヒストリア「…いつもどおり?」
エレン「あぁ、いつも通り、だな何か食べたいもんでもあんのか?」
ヒストリア「…特にはないけどいつも同じだから」
エレン「あぁ~、そう言う事か、う~ん…、仕方ねえ兵長に怒られるかもしれねえけどオムライスにするか」
ヒストリア「!材料あるの?」
エレン「あぁ、卵とえっとたまねぎ、人参油あるから平気だろってお前オムライス好きなのか?」
ヒストリア「!うん、何でわかったの?」
エレン「いや、お前顔に出てたから」
ヒストリア「…そうなんだ(…そんなに顔にでるのかな?私)」
エレン「うん、ってあれ?」
ヒストリア「?」
エレン「お前昨日料理作ってたじゃねえのか?」
ヒストリア「…あれはただミカサに焦げないように見といてって言われただけ」
エレン「・・・まじ?」
ヒストリア「まじ」
エレン「…仕方ねえまずは器具、だしてくれ」
ヒストリア「?うん、わかった」
エレン「よし、全部あるな…んじゃあ、まずはヒストリア」
ヒストリア「ん?」
エレン「包丁持て」
ヒストリア「?うん」ッス
エレン「んで、って包丁の持ち方違う!」
ヒストリア「!え、エレン?」
エレン「あ?なんだよ」
ヒストリア「い、いやいきなり後ろから触ってきたから…///」
エレン「お前こんぐらいで照れるなよ…、ほら!ちゃんとこう持て!」
ヒストリア「!う、うん…(…エレンの手ゴツゴツしてる)」
エレン「よし、じゃあ実際に人参切るぞ」
ヒストリア「!うん」
エレン「ここをこうやって」
ザクッザクッ!
ヒストリア「!できた」
エレン「おっ、初めてにしてはよくできたな」
ヒストリア「そう、かな?」
エレン「おう、んじゃ次やれよ」ッサ
ヒストリア「ぁ…」
エレン「ん?どうした?」
ヒストリア「…も、もうちょっと一緒にやってくれない?」
エレン「あ?なんでだよ」
ヒストリア「…まだ、一回しかやってないし」
エレン「…よし、わかった今日はお前にすべて叩き込む」ッス
ヒストリア「っえ?」
エレン「お前何か危なそうだしな今日は一緒にやる」
ヒストリア「!うん」
エレン「んじゃやるぞ」
ヒストリア「うん(…楽しい)」
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- 8 : 2015/12/30(水) 23:13:10 :
- 期待してます
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- 9 : 2016/08/24(水) 16:24:47 :
- 続きはまだですか?
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- 10 : 2016/08/24(水) 16:38:28 :
- 楽しみにしてるから早く書いてほしい・・・
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- 11 : 2016/09/03(土) 19:27:57 :
- き、期待してる~~~
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- 12 : 2016/09/03(土) 19:52:48 :
- 放置?
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- 13 : 2016/09/03(土) 20:13:04 :
- 楽しみが一気に吹っ飛んだな。コリャ
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- 14 : 2016/09/03(土) 20:25:59 :
- ずっと待たされるのか・・・
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- 15 : 2016/09/03(土) 20:57:21 :
- ヒストリアは楽しそうだよなぁ
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- 16 : 2016/09/03(土) 21:14:20 :
- 続きが見たいわ・・・
原作が進んだら書くのかな?
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- 17 : 2016/09/03(土) 21:36:15 :
- 期待
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- 18 : 2016/09/29(木) 21:53:38 :
- 早く書いてほしい
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- 19 : 2016/09/29(木) 22:10:13 :
- 放置だ(´⊙ω⊙`)
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- 20 : 2016/09/29(木) 22:31:28 :
- 楽しみにしてるのになあ
お願いする
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- 21 : 2017/02/16(木) 15:33:49 :
2人の楽しい時間を見たいです。
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- 22 : 2017/04/19(水) 06:48:34 :
- 期待です。
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- 23 : 2017/08/09(水) 07:12:02 :
- ヒストリア可愛いね
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- 24 : 2017/08/09(水) 08:34:41 :
- 最近放置多いです。
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- 25 : 2017/08/09(水) 09:55:07 :
- 頑張って!!
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- 26 : 2017/12/15(金) 06:40:29 :
- 作者頑張れ
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- 27 : 2018/07/30(月) 17:52:03 :
- 期待してる。
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- 28 : 2020/01/07(火) 22:28:26 :
- 楽しいムードが•••。
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