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エレン「あの子可愛い」 アルミン「言うと思った」

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  1. 1 : : 2015/12/20(日) 21:50:42
    注意事項

    ・エレンがチャラい
    ・学パロ
    ・エレンがチャラい
    ・ネタ要素あり
    ・原作のエレンさんはいない
  2. 2 : : 2015/12/21(月) 01:38:09
    期待してます
  3. 3 : : 2015/12/21(月) 14:01:58
    >>2

    ありがとうございます!
  4. 4 : : 2015/12/21(月) 14:58:02
    あれは数ヶ月前の事だ。



    一年が終わり、始まりを迎えた時だった。
    僕は親友の彼と共に新年を迎え、その日の朝食の材料を買いに向かったのだ。



    アルミン「やっぱり外は寒いね」



    エレン「ああ、そうだな。できれば外には出たくない」



    この時期であれば当たり前な問いかけに当たり前な返答を返す、何気無い学生の一コマだろう。
    そんな中、隣の彼が意味の分からぬことを言い始めた。



    エレン「ん…?この気配は…」



    彼が振り返る。
    いや、わかった。彼がこの台詞を言う時は必ず…。



    エレン「あの子可愛い」



    アルミン「言うと思った」



    やはりこれだ。
    このやり取りを何十回してきただろうか。



    アルミン「ん?でもあの子親と一緒じゃないかな」



    エレン「まじかよ。…でも浮かない顔だな」



    そう言われてよく見てみる。
    低身長で童顔、だかしかし出る所は出ていて引っ込む所は引っ込んでいる。
    そうだね、同学年辺りだろう。
    風に抵抗する事なく流れる艶やかな金髪は綺麗な顔に似合っている。
    なるほど、これは今までの子達とは比べ物にならないね。



    アルミン「眠いんじゃない?こんな時間だし」



    エレン「そうかもな、あーあ。親付きじゃなきゃナンパしてんのに…」



    アルミン「うん、あれは惜しいレベルだよ」



    こんなくだらない会話をした、もうすぐ受験を控えた中三の冬。

  5. 5 : : 2015/12/21(月) 15:23:41


    そして現在。まさかあの子が同じ高校だったなんて……。



    「クリスタ・レンズです。よろしくお願いします」



    エレン「よろしくね」



    クリスタ「はい」



    アルミン「(なんか固い子だな…)」



    エレン「クリスタはどこの中学から来たんだ?」



    アルミン「(もう会話してるし…)」



    全く、手の早い奴だよ、君は。



    新しい環境ゆえ、皆が静かにする中、彼らは会話を続けていた。
    そして担任は僕達に軽い自己紹介をさせる。



    アルミン「アルミン・アルレルトです。背も小さく、顔も童顔だが、僕は男だ!!!以上!」



    「はははっ、面白い奴だな」



    「男か…だがそれもいい」



    「えっ、怖いわお前」



    僕の独特な自己紹介に教室はざわめきに包まれる。
    それでいい。初めの掴みというのは大事だ。



    エレン「エレン・イェーガーだ。よろしく頼む。特技は街中で可愛い女の子を見つける事だ」



    「これまた個性的な…」



    「ほう、中々良い目をしているな」



    「だからお前は何なんだよ」



    彼もまた、独特な自己紹介を済ませる。その後は至って普通と言えるだろう。
    彼女、クリスタも普通だった。
    朝のSHRも終わり、一時限目の授業が終わった後、僕とエレンの周りに人が集まってきた。

  6. 6 : : 2015/12/21(月) 21:17:37

    「ねえねえ、家どこなの?」



    「趣味は?スポーツとかやるの?」



    色々な人が同時に話しかけてきた。
    だがその中にクリスタは居らず、彼女はというと、一人で読書を嗜んでいた。
    その後、授業が終わるたびに囲まれ、質問まみれの一日となった。
    一緒に帰ろうと、エレンを見かけた時だった。彼は既に彼女を落としに行っていたのだ。



    エレン「クリスタ、一緒に帰らないか?送って行くぞ」



    クリスタ「ごめんなさい、帰りは一人で帰ります」



    撃沈だったようだ。しかし見事に断られたな…。ドンマイ、エレン。
    そうしている内に彼女は教室から去って行ってしまった。
    思ったよりもガードが固いようだ。



    エレン「ちぇ、やっぱりそう簡単には行かねえか」



    アルミン「当たり前だよ。君は女の子を何だと思ってるのさ」



    エレン「女の子は女の子だ。何言ってやがるアルミン」



    アルミン「はいはい、帰るよ」



    エレン「ちょっと待てよ、俺は高校生にもなって野郎二人で帰るなんてごめんだぞ」



    アルミン「はいはい、帰りますよー」



    エレン「おい」



    そう言って彼の体を無理矢理引っ張って行く。
    そうして校門を出て直ぐの所で女子にしては高身長で艶やかな黒髪の女子と出会った。



    アルミン「ちょっと待って。…もしかして君…ミカサかい?」
  7. 7 : : 2015/12/21(月) 21:53:45

    ミカサ「……アルミン?」



    アルミン「ミカサ!久しぶり!!」



    ミカサ「ええ、本当に久しぶり。八年振りくらい?」



    アルミン「ああ、もうそんなに経つのかぁ。そりゃあ八年もあれば綺麗になってるよなぁ」



    ミカサ「ふふ、アルミンは少し大人になった」



    アルミン「本当?全く背は伸びてないけど…」



    ミカサ「大丈夫、アルミンだって男の子だから必ず伸びる」



    アルミン「はは、ありがとう。そう信じておくよ」



    久しぶりの再会にテンションが上がる二人。だがしかし、ほったらかしにされている男が一人。



    エレン「おい。俺は空気かよ」



    アルミン「ごめんごめん。つい、ね」



    ミカサ「エレン…!」



    エレン「よう、ミカサ。久しぶりだな」



    ミカサ「ええ」



    「「…………」」



    アルミン「(えっ、終わり??)」



    サシャ「ミカサー!置いていきますよー!!」



    ジャン「お前、声でけえよ」



    マルコ「はは、いいじゃないかジャン。元気なのは良いことだよ」



    ミカサ「あっ、ごめん!今行く!それじゃあね、久しぶりに会えてよかった」



    アルミン「またねー」

  8. 8 : : 2015/12/22(火) 02:44:05
    期待してます
  9. 9 : : 2016/01/03(日) 02:26:20
    期待

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OORer-20

薄氷

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