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コニー「俺の知ってる事」

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  1. 1 : : 2013/10/01(火) 13:48:29
    4作目。コニサシャです。ネタバレはしない予定ですが、ほんのりあったらすみません。


    俺はコニー・スプリンガー。優しくて強くて頼れる男。そんな俺が、皆が知らなくて俺が知ってる事を教えてやる。それは、

    コニー「サシャのおっぱいはでけぇ」
    ライナー「ぶっふうぅー!」
    アルミン「わ、ら、ライナー。汚い…」
    ライナー「す、すまん」
    クリスタ「こ、コニー///食堂でなんて事言うの!サシャも怒りなよ、恥ずかしかったよね」
    ユミル(天使…)
    サシャ「え?何でですか?」
  2. 2 : : 2013/10/01(火) 14:03:21
    コニー「おまえら何でそんな騒ぐんだよ。おっぱいなんて女なら誰でもあるだろ」
    サシャ「そうですよ、普通の事です」
    クリスタ「た、確かにそうかもしれないけど…///」
    ライナー(結婚しよ)
    コニー「でもなぁ、お前のは大きすぎるんだって。もうちょっと痩せろよ」
    サシャ「え…でも食べる事はやめられません!」
    コニー「そんなの脂肪の塊だろ。立体起動とかで動きにくくなるって」
    サシャ「確かに…そうかもしれませんね」
    コニー「そんな理由で巨人に食われちまったら馬鹿らしいぜ!」
    サシャ「そうですね…ははは」

    俺は優しい。だから気付いた事はすぐに言ってやるし、心配もしてやる

    ジャン「つーかコニー、何で知ってるんだよ?まさかもうやったのか?」ニヤニヤ
    コニー「?何をだ?」
    ジャン「だからーアレだよアレ!お前ら付き合ってんだろ?」
    ユミル「…ジャン、それ以上クリスタの前で言うな」
    コニー「?お前の言ってる事はわかんねーけど…食堂に入る前に…

    サシャ「さぁ!今日もたくさん食べましょう!」
    コニー(こいつ、おっぱいでけぇな)
    サシャ「コニー?どうかしたんですか?」
    コニー「えい」むにっ
    サシャ「…コニー?」
    コニー「めっちゃでけぇ!やわらけぇ!」

    …みたいな事があってだな」
    サシャ「あー、ありましたね」
  3. 3 : : 2013/10/01(火) 14:05:01
    行開けたほうがいいよ
  4. 4 : : 2013/10/01(火) 18:29:59
    >>3
    すみません、折角アドバイスいただいたのですが、長くなりそうなので詰めさせていただいてます。開ける所は開けますので…

    クリスタ「///」
    ユミル「はあっ!?お、お前、何してんだよ!?」
    ジャン「い、色々とおかしいだろ!?」
    ベルトルト(馬鹿って何しても許されるのかな…)
    コニー「?何がおかしいんだ?」
    ジャン「だ、だから、普通は…っ!だああぁっ!もういい!」
    クリスタ「サシャ、嫌な事はハッキリ嫌って言った方がいいよ?」
    ライナー(天使)
    サシャ「…食べる事を我慢するのは、嫌です!」
    ユミル(…)
    コニー「わけわかんねえよ、サシャ、行こうぜ!」
    サシャ「はい!」


    付き合ってからする事?結婚か?まだはやいだろ…それにおっぱいと何の関係もないしな

    サシャ「コニー、明日の休みですが…」
    コニー「あー、明日休みか、おにごっこしようぜ!」
    サシャ「あ、あの…」
    コニー「皆も誘うか!楽しみだな」
    サシャ「…そうですね」ニコッ
  5. 5 : : 2013/10/01(火) 18:43:50

    俺はコニー・スプリンガー。かしこくてイケメンで非の打ち所がない男。そんな俺が知ってる事は、サシャが好きな事は、俺が好きな事。

    例えばおにごっこ、それに早食い、それから木登りや教官にイタズラする事だ!

    サシャ「前は木登りで負けましたからね…次は徹底的にコニーを狙います!」
    コニー「あー、前はクリスタが全然登れなくて、ユミルが勝手に立体起動装置持ち出して来たよな」
    サシャ「ズルはいけませんよねー」


    俺とサシャが付き合ったのは、多分成り行きだと思う。気が付けばいつもサシャがそばにいた。まぁ、成績だって近かったし、何か育ってきた環境もちょっと似たような感じだったし?母ちゃんも、嫁にするなら似たような奴の方が上手くいくって言ってたし。

    サシャ「コニー…当てられてますよ」
    コニー「え!?マジかよ…」
    教官「…」
    コニー「え、ええと…ははは(全然わかんねえ…!)」
    サシャ「答えは…ですよ」
    コニー「さんきゅ、答えは…です!」
    教官「よろしい」
    コニー「サシャ、お前すげえな」
    サシャ「たまたまですよ」
    コニー(そうだよな、まぐれだよな。にしてもラッキーだったぜ…)

    サシャと一緒にいると、こういう事がよくある。こいつ、かなりラッキーな奴なんじゃね?と思う。俺と同じぐらいバカなのに、教官が当てる所は答えがわかるんだからな、すげえぜ!

  6. 6 : : 2013/10/01(火) 18:51:18
    教官「未だに壁については、わからない事が多く…」
    サシャ「コニー…壁の外を、はやく探検してみたいですね」
    コニー「安全になってからな」
    サシャ「色々、見てみたいです…コニーと…」


    俺が生まれた時には、もうすでに壁があった。母ちゃんも村の皆も、誰も壁がいつできたか知らなかった。勿論俺は壁の外に何があるかわかんねぇ。教官の眠くなる話を聞いたり、本で見て想像するだけだ。

    コニー(授業、つまんねー。はやく立体起動の時間になんねぇかな)
  7. 7 : : 2013/10/01(火) 19:44:15
    俺はコニー・スプリンガー。天才で皆の人気者だ。そんな俺が知ってる事は、
    サシャは俺の心が読めるって事だ


    サシャ「コニー、今はやく授業終わればいいなと思ったでしょう」
    コニー「は!?何でわかったんだよ?」
    サシャ「ふふ、何ででしょうね」
    教官「では、ここまで」
    アルミン「教官、質問が…」
    コニー(ふぅ、やっと終わったぜ。終わってからも勉強とか、アルミンはやっぱすげえなあ…)

    サシャ「良かったですね、コニー!次はコニーの好きな立体起動ですよ」
    コニー「何で俺が立体起動好きなの知ってんだよ」
    サシャ「それぐらいわかります」フーッ
    コニー「お前その顔やめろ、ムカつく」コチョコチョ
    サシャ「ふふっはっははっ!コニー!くすぐったいです、ふふっ」
    クリスタ(…)

    ラッキー、今日はジャンと同じ班か。あいつをつけたら、点稼げそうだな…やっぱり俺って天才だぜ!

    サシャ「コニー、同じ班ですね!負けませんよ!」
    コニー「お、サシャも同じ班か」
    サシャ「もう、気付かなかったんですか!?」
    クリスタ(…)
    ユミル「クリスタ、やめとけ。おせっかいだ」
    クリスタ「…でも」
  8. 8 : : 2013/10/01(火) 20:14:47
    ザシュッ…ザシュッ…

    コニー「っちくしょー…結局サシャに負けちまったか…」
    サシャ「ふふふ、甘いですよ、コニー」
    コニー(でもまあ、点は稼げたかもな)

    サシャは立体起動がうまい。っつーか、そういう勘が働くのか?でも、いい嫁になりそうだな。母ちゃんが、嫁は強くなくちゃいけねえ、って言ってたし。

    アニ「あんたら、野生児みたいだよね…」
    サシャ「そうですかね?」

    若い奴は、大体兵団に行く。村を守るために、過疎化しないように、女は子供をいっぱい産んで、育てなきゃなんねえ。サシャなら、自分で獲物も獲れるし、強いんだから家族だって守れるだろ

    コニー(母ちゃん、喜ぶだろうな。俺がサシャを連れて帰ったら…)

    ライナー「お、おいコニー」
    コニー「ん?何だよ!」
    ライナー「お前…その、やったのか?サシャと、色々…」
    コニー「はぁ?ジャンにも聞かれたけど、何なんだよ?」
    ライナー「だから、その…キスとか…」
    ライナー(今後のクリスタとの参考までに…)
    コニー「はぁあ!?きすぅ?」
    ライナー「ど、どうなんだ…?」
    コニー「あー、サシャから、よくされるなぁ…ほっぺたにぶちゅぶちゅーって」
    ライナー「ほ、ほっぺた…?」
    コニー「ああ、母ちゃんみたいだろ?」

    何でライナーはそんな事聞くんだ?大体、キスなんて愛情表現だろ。クリスタだって馬を撫でながらキスしたりするし。母ちゃんは俺たち兄弟皆によくキスしてた

    ライナー「唇には…しないのか?」
    コニー「あー…サシャから言われた時はするなあ。何で唇がいいのかわかんねーけど、あいつ嬉しそうだからさ」
    ライナー「は?」
    ベルトルト(もしかしてコニーは…何もわかっていないのか…?)

  9. 9 : : 2013/10/01(火) 21:20:05
    ユミル「ほんっと馬鹿だなこいつ。ライナー、聞くだけ無駄だ」
    コニー「な、何だと!?」
    ベルトルト「否定できないね…」
    サシャ「コニー!お昼ご飯ですよー!そんな所で何してるんですかー!?」
    ユミル「ほら。呼んでるぞ」
    コニー「…」


    またバカにされちまった…

    アルミンとサシャは言ってた

    アルミン「僕のおじいちゃんは…政府の口減らしで…」

    サシャ「私のいた所も、人が増えてきましたから…開発しないといけないらしくて…」

    皆死にたくない。皆生きていたい。だから皆、安全な内地に行きたい。巨人が来る前、村の皆は言ってた。巨人なんか来ない、50メートルの壁は越えられないって。でも巨人は入ってきた。皆どんどん、内地を目指した。本当に人口が増えたのかってくらい、村は過疎化した

    ジャンは言った

    ジャン「俺は内地に行きたい」

    こいつはすげえ正直だ。誰だって内地に行きたいに決まってる。仕事を探して住んだり、親戚を頼ったり、憲兵を目指したり、どうにかして内地に行こうとする。母ちゃんだって、本当は内地に行きたかったはずだ。昔はあそこだって内地だった。でも、今は違う…

    マルコ「王のそばで…」

    本当か?本当に政府は正しいのか?なら、なんで人が増えたのに俺の村は過疎化した?

    俺は…馬鹿だから、何にもわかんねえ。きっと、マルコの言う通り王ってのは偉大なんだろうな。俺が教わったのは、獲物の獲り方、と言ってもサシャみたいな狩猟じゃねえけど。それから、挨拶は大事。ガキのあやし方、遊び方、巨人は怖いって事。家族は守らなきゃいけない大事な存在だって事。それと、頑張って生き延びる事。

    母ちゃんも、村の皆も、馬鹿だったんだな…だからこのくらいしか教えてもらえなかったんだ。

    サシャ「色々な物を、見てみたいです…」

    あいつだって、内地に行きたいに決まってる。そしたら、家族で内地に住めて、安全な生活ができるんだ…
  10. 10 : : 2013/10/01(火) 21:23:56
    サシャ「コニー、食べないんですか…?」
    コニー「なぁ、サシャ…俺さ、時々、俺がアルミンみたいに頭が良かったら、って思うんだ」
    サシャ「何言ってるんですか、コニーは今のままでじゅうぶん素敵ですよ」
    コニー「そ、そうか…?」
    サシャ「はい!」ニコッ
    コニー(あれ?俺、何考えてたんだっけ…)

    俺はコニー・スプリンガー。素敵すぎて皆に求められる男。そんな俺が知ってる事は、サシャはタイミングがいいって事だ。
  11. 11 : : 2013/10/01(火) 21:46:52
    勝手に過疎化してしまってすみません。エレンとアニの指摘した矛盾を入れようとしたんですが、コニーには難しすぎました…


    サシャ「あの、コニー…明日の事なんですが…」
    コニー「あぁ、おにごっこだよな!サシャは女子を誘ってくれよ」
    サシャ「…わかりました」
    コニー「おーい、ライナー!ベルトルト!」
    サシャ(…行ってしまいました…)
    サシャ(…よし、私もコニーのために誘わないとだめですね!)
    サシャ(…コニーの…ために…)


    アニ「え?おにごっこ?」
    サシャ「はい!明日の休み、どうですか?」
    ミーナ「楽しそう!アニもやろうよ!」
    アニ「私は…」
    サシャ「決まりですね!」
    アニ「…」


    サシャ「あの…明日は、おにごっこになりました…」
    クリスタ「誘えなかったんだね。」
    サシャ「はい…でも、おにごっこもきっと楽しいですよ!」
    クリスタ「サシャはそれでいいの?」
    サシャ「え…コニーは、おにごっこ好きですし」
    クリスタ「でもサシャは、デートに行きたかったんじゃないの?」
    ユミル「もういいじゃねえかクリスタ。こいつは好きでこんな事やってんだよ」
    クリスタ「でも、」
    サシャ「いいんです!私は…私は、

    コニーが幸せなら、それでいいんです…」
  12. 12 : : 2013/10/01(火) 22:36:15
    ジャン「今日も疲れたぜ…」
    マルコ「はやくお風呂行こうか」
    ジャン「しっかしよぉ、お前がサシャの胸を普通に触るなんて思わなかったぜ」
    コニー「は?」
    マルコ「ジャンは絶対できないよね」
    ジャン「当たり前だろ、ミカサに殺されるっつーの」
    コニー「?なんでミカサなんだ?あいつおっぱいなさそうじゃねえか」
    ジャン「…」

    あれ?なんで皆固まってるんだ?

    ベルトルト「ねえコニー、コニーはサシャだから触ったんだよね?」
    コニー「当たり前だろ?あいつのがでかかったんだから」
    ライナー(大きかったら誰でも触るって事か…?)
    ベルトルト(本当にサシャの事好きなのかな…?)

    ライナー「そ、そういえば、クリスタは可愛いよな!」
    ベルトルト「アニの方が美人だよ…」
    ライナー「コニー、お前もサシャの事可愛いとか思うだろ?」
    コニー「は?」

    何言ってんだこいつら。可愛い…可愛いと思うかって言われてもなぁ。村の皆は、赤ちゃんとか、兎とかを可愛いって言ってたな。クリスタは花を可愛いって言うし…そういえば、クリスタもアニも小さいよな…

    コニー「あいつは可愛くないだろ(俺よりでけぇし)」
    ジャン「え!?」
    マルコ「…」
  13. 13 : : 2013/10/01(火) 22:52:20
    コニー「あ、そう言えば、俺、風呂あがりにサシャと約束があるんだった!」
    ライナー「そうか、楽しんで来いよ!」
    コニー「?明日の話するだけだぞ?それにサシャはいつも俺に勉強させようとするんだ」
    マルコ「コニー、勉強も必要だよ」
    ベルトルト「明日はデートするの?」
    コニー「デート?明日はおにごっこだ!女子も来るからさ、お前らも来いよな」
    ベルトルト「…」
    マルコ「…」
    ライナー(クリスタクリスタクリスタクリスタクリスタ)
    ジャン(ミカサミカサミカサミカサミカサミカサ…)


    クリスタとアニかあ。ああいうのを可愛いっていうんだな。ひとつ勉強になったぜ!でも、アニはわかるけど、クリスタってあんまり兵士向きじゃねぇよな…

    サシャ「コニー、遅かったですね」
    コニー「悪い、ライナーたちと話しててよ。つーかユミルとクリスタもいたのか」
    ユミル「いちゃ悪いかよ」
    サシャ「どんな話ですか?」
    コニー「あのさー、クリスタってなんで訓練兵になったんだ?」
    クリスタ「え?」
    コニー「だってお前、弱っちいし、俺より小せえし…」
    ユミル「おいコニー…馬鹿でも言っていい事と悪い事があるだろ…」
    クリスタ「ゆ、ユミル、本当の事だから…」
    コニー「あれだろ?こういうのを、可愛いっていうんだろ?」
    ユミル「…は?」
    コニー「だーかーら、クリスタは可愛いって話をしてたんだよ」
    クリスタ「え…」
    サシャ「…」
    コニー「ユミル、何か怒ってんのか?」
    サシャ「…あの…コニーは、言葉の選び方が、下手なんです。正直すぎる所もあって…だから、ごめんなさい…」
    クリスタ「サシャが謝る事ないよ!」
    ユミル「まあ…サシャが謝ってるわけだし、許してやるよ。クリスタは可愛いしな」
    コニー「?」
    クリスタ「そ、それでね、明日の話なんだけど…」
    サシャ「もういいんです!!」
    クリスタ「え?」
    サシャ「明日は、ユミルとクリスタとアニとミーナとミカサが来るみたいです!ではコニー、おやすみなさい!」
    コニー「お、おう…おやすみ…」
    ユミル「…お前、もうちょっとしっかりしろよ…」


  14. 14 : : 2013/10/02(水) 07:42:58

    クリスタ「やっぱり…見てられないよ」
    サシャ「本当に、大丈夫ですから、」
    クリスタ「でも、今までデートした事ないんでしょ!?サシャはデートしたいんでしょ…?」
    サシャ「コニーがそれを、望まないなら、私も望みません。今のままで幸せです」
    ユミル「…もう寝ようぜ」
    クリスタ「ねぇ、私たち友達だよね…?本音で話してよ…」
    サシャ「…っ」
    クリスタ「サシャ…」
    サシャ「わ、私が、本音で話した所で、コニーの気持ちは変わりませんから…」
    クリスタ「何言ってんのよサシャ!耐えるのがそんなに偉いの!?本音を隠すのがいい事なの!?いつもの元気な、笑顔のサシャはどこへ行ったの…?」
    サシャ「…ぅ、ひっく…っ、」
    クリスタ「コニーが気付かないなら、サシャが気付かせてあげないと。」
    サシャ「…そうですね、私が、頑張らないと」
    ユミル「…頑張れよ」
    アニ(全部丸聞こえだ…協力した方が良さそうだね…)
  15. 15 : : 2013/10/02(水) 10:28:19
    アルミン(サシャも大変だな…)
    マルコ「どうしたんだい、アルミン?」
    アルミン「いやー…コニーの事を考えててね…」
    マルコ「あー…あれは手強いね…」
    アルミン(最近クリスタはサシャとコニーばかり見ていた)
    マルコ「協力するの?」
    アルミン「うん。サシャには昔、助けてもらったからね」
    マルコ「へぇ。わかったよ。俺も協力しよう」
    アルミン「助かるよ。じゃあまず…」
    マルコ「え!?」


    アルミン(クリスタ、覚えてるかな?僕達が付き合い出した時、君はお姫様みたいに、何も知らなかったよね)

    クリスタ「アルミンは、どうして唇にキスするの?」
    アルミン「え?」
    クリスタ「アルミンは、どうして服を脱がせようとするの?この服、まだ綺麗だから、着替えなくて大丈夫だよ?」
    アルミン「…」

    アルミン(ユミルとサシャに頼んだら、口の悪いユミルに変わって、サシャが色々とクリスタに教えてくれた)

    クリスタ「あ、アルミン…ご、ごめんね、私、何も知らなかったの…///」
    アルミン「いや、僕も…焦ってしまってごめん。ゆっくり進んでいこう」

    アルミン(クリスタ…君は、サシャを助けてあげたいんだね…)
  16. 16 : : 2013/10/02(水) 14:35:08
    サシャ(クリスタに色々教えた時の事を思い出します…)

    クリスタ「明日はデートに誘いなよ、ね?」
    アニ(…)

    サシャ(アルミンも苦労してたんですね…でも、コニーに私が教えるのは、ちょっと恥ずかしいですね)

    ユミル「明日はもうおにごっこの約束しただろ。次の休みでいいじゃねぇか」

    サシャ(我儘ですが…コニーに、自分から気づいてほしいって、思ってしまいます…)

    アニ「…あのさ、明日、用事あるから行けないんだけど…。ミーナも」
    ミーナ「え!?」
    ミカサ「私も…できれば、自主練に時間を使いたい…」
    ユミル「…なぁクリスタ、私らも予定あったよな。サシャ、女子は全員遊べないみたいだ」
    クリスタ(??)
    サシャ「み…皆さん、ありがとうございます…」
  17. 17 : : 2013/10/02(水) 17:55:04
    マルコ「…えぇと…皆のエロ本、見せてくれないか?///」
    ジャン「お、お宝交換か?やろうぜ!」
    マルコ「ち、ちなみに僕のは、これだ…///」
    ライナー「い、意外と凄いな…」
    マルコ(は…恥ずかしい…///)
    ジャン「俺のはこれだ」
    ライナー「俺のコレクションも凄いぞ…」ドサッ
    ベルトルト「…」ドサッ
    ジャン「べ、ベルトルト…凄ぇ…!」
    ワイワイ

    マルコ(アルミンに頼まれたからしてるけど、これって本当に意味あるんだろうか…)

    アルミン「まず…エロ本暴露会をしてほしい」
    マルコ「え!?なんで!?ていうかアルミンはやらないの?」
    アルミン「コニーには性知識が必要だ。それに僕は活字で妄想タイプだからね、コニーだったら寝ちゃうでしょ」

    アルミン「コニー、コニーは参加しないの?」
    コニー「だって…俺、全然わかんねぇし…」
    アルミン「わからないなら、教えてあげるよ。サシャだって、望んでるかもしれないよ…?」
    コニー「?サシャも、望んでる?」
  18. 18 : : 2013/10/02(水) 18:12:29
    俺はコニー・スプリンガー。運動もできてスタイルもいい(身長は除く)皆から一目置かれる男。そんな俺は、知らない事が多かった

    サシャ「コニー、おはようございます」
    コニー「おはよう」

    俺は今、猛烈に眠い!
    昨日の夜アルミンとの勉強、それからエロ本で学んだ事。性知識と、人前で胸を触るのは良くないって事。好きな女と、付き合ってからやる事。好きな女は、可愛いと思う事。昨日の夜、アルミンから言われた、


    アルミン「え?コニー、まだデートした事ないの?」
    コニー「ああ。」
    アルミン「行ってきなよ。サシャ、喜ぶよ」

    デートに誘う事。


    コニー(でも、絶対おにごっこの方が楽しいぜ…)
    サシャ「あ、あの…コニー、今日、皆来れなくなったみたいで…」
    コニー「まじかよ。男子も皆やる事あるって」
    サシャ「あ、では…」
    コニー「じゃあ教官にイタズラでもしに行くか!」
    サシャ「…は、はい…」

    テクテク…

    コニー(サシャ、何か元気ねぇな…さっきから一言も喋らねぇし)
    サシャ「…」
    コニー(そう言えば、アルミンが、デートに誘えば喜ぶって言ってたな)
    コニー「なぁ、やっぱデート行こうぜ!」
    サシャ「え!?」
    コニー(あれ?喜ばねえぞ…?)
    コニー「嫌なのか?」
    サシャ「い、嫌なわけないじゃないですか!行きましょう!」ニコッ
    コニー「おう!サシャは笑顔が一番似合うな!」
    サシャ「えっ…///」

    サシャ、喜んでるみたいだ。やっぱアルミンは何でも知ってるんだな。笑顔になったって事は、嬉しいって事だろうし…デートって凄いんだな!
  19. 19 : : 2013/10/02(水) 19:21:23
    えぇと…どこに行けばいいんだ…?そう言えば、昨日の夜…


    ジャン「お前らデートした事ねーのかよ!」
    マルコ「ジャンもないだろ」
    ジャン「…っ、まぁな。でも、どうするかぐらいは知ってるぜ」
    コニー「まじかよ。どうすんだ?」
    ジャン「そりゃあ、プレゼントだろ」
    コニー「プレゼント…?」


    プレゼントか…そう言えば俺は、あいつに何かあげた事ってなかったな…


    ジャン「例えば、アクセサリーとかだな。」
    ライナー「花とかどうだ?」
    アルミン「相手の事を思って選ぶのは楽しいと思うよ」
    ライナー「花を持ったクリスタ…可愛いすぎる…」
    コニー「…可愛い…?」
    アルミン「可愛いって言うのは、動物や小さいものもだけど…笑顔とか、その人を愛しく思って…」
    コニー「???」
    アルミン「…ごめん、うまく説明できない…でも、コニーもわかると思うよ」


    アルミンは、デートは俺がリードした方がサシャは喜ぶって言ってたし…


    コニー「アクセサリーと、花か…」
    サシャ「どうしたんですか?コニー、はやくレストランに行きましょう!」
    コニー「よし!花屋に行くか!」
    サシャ「え!?(ご飯…)」
    コニー「サシャ、競争だ!」ダッシュ
    サシャ「え!?ちょっとコニー、待って下さいよー」


    クリスタ「…行ったね」
    ユミル「あぁ」
    アルミン「良かったねクリスタ」
    クリスタ「うん!サシャが喜んでくれて良かった。アルミン、協力してくれたんだね」
    アルミン「少しだけね。」
    クリスタ「ユミルもアルミンも、ありがとう」
    アルミン「…じゃあ僕は、今日一日図書室で勉強するけど、ユミルとサシャを尾行したらだめだからね」
    ユミル「お前…あますぎねぇ?」
    アルミン「そうかな?」
    クリスタ「…そっかあ…残念だね、ユミル…」
    アルユミ「…」
    クリスタ「??」
    アルミン「…クリスタ、あのね…」
    ユミル「アルミンが、今日一日図書室っつー事は、つまり私らが尾行してもわからないって事で、」
    クリスタ「???」
  20. 20 : : 2013/10/02(水) 20:18:40
    俺はコニー・スプリンガー。仲間想いの熱い男。そんな俺でも、花の事は全然わかんねぇ!


    「いらっしゃいませー」
    コニー(花屋なんて、初めて入ったぜ…!)
    サシャ(コニーは、何を考えてるんでしょうか…?)
    コニー(大体、サシャは花なんかで喜ぶのか?花なんて食えねーぞ)
    サシャ「あのー…コニー?ここで何するんですか?」
    コニー「(まぁ適当に安いやつでいいか) これ下さい」
    サシャ「?誰かにあげるんですか?」
    コニー「え?お前いらねーのか?」
    サシャ「!!!」
    コニー(???)
    サシャ「ほ、本当に、私にくれるんですか…?」
    コニー「?他に誰がいるんだよ?」
    サシャ「う、嬉しいです!コニー、ありがとうございます!」ニコッ


    ドキッ…

    あれ…?何だこの感じ?そういえば、俺はサシャが笑うと嬉しい。こいつは、飯以外でもこんな顔するんだなぁ。なんつーか、サシャの笑顔って、ほっとするっつーか、愛しい…?


    コニー「おっちゃん、これとこれとこれもくれ!」
    サシャ「え、ちょっとコニー、大丈夫ですか!?多すぎますよ」
    コニー「…嬉しくねーのか?」
    サシャ「も、勿論嬉しいですよ!」ニコッ


    あー、そっか…俺はサシャの笑顔を、もっと見たい。つーか、ずっと見ときてぇぐらいだ!きっとこれが、愛しいとか、可愛いとかなんだろうな…


    コニー「よし!次は、アクセサリー屋だ!」
    花屋「まいどありー」
    サシャ(コニー、どうしちゃったんでしょうか…?)
  21. 21 : : 2013/10/02(水) 21:08:28
    コニー(うっ…アクセサリー屋って、目がちかちかするんだな…)
    サシャ(コニー、目ぱちぱちしてて可愛いです…)
    コニー「お、これなんかどうだ?」
    サシャ「えっ…こ、これは…派手すぎませんか?」
    コニー「んー?そうかぁ?ほら、似合うぞ」ピトッ
    サシャ「え、そ、そうですかね…///」
    コニー「すみませーん、これください」
    サシャ「悪いですよコニー、ここは私が払います!」
    コニー「え?それじゃあプレゼントにならねぇだろ?」
    サシャ「…コニーは、私にプレゼントしたかったんですか?」
    コニー「あぁ。」
    サシャ「…!すっごく、すっごく嬉しいです!」ニコッ


    良かった…サシャがよろこんでくれて。こりゃあ皆に感謝しねぇとな!


    コニー「俺、お前の笑顔が大好きだ!サシャって可愛いんだな!」
    サシャ「え、な、何を言ってるんですか…///」
    コニー「ほら、つけてやるよ…」
    サシャ「コニー、髪結んだ事あるんですか?」
    コニー「は?んなもんねぇよ。…と、できた!」グッチャアァ
    サシャ「ありがとうございます。でも、こういう大きなリボンって…クリスタとかの方が似合いませんか…?前にコニーは、クリスタの事を可愛いって言ってましたし…」
    コニー「あー」


    あれ?サシャ、嬉しそうじゃねぇな…なんでだ?それに、クリスタの可愛いと、サシャの可愛いは全然違えし、サシャにリボン、似合ってて可愛いんだけどなあ…


    コニー「クリスタは、兎みたいで可愛いだろ?」
    サシャ「はい…」
    コニー「お前は、リボンが似合ってて、笑顔が可愛い!」
    サシャ「!!!///」
    コニー「可愛いの種類が違うんだって。俺は、お前の悲しそうな顔、見たくねーな。」
    サシャ「…///」
    コニー「なぁ、どうやったら笑顔になるんだ?飯でも行くか?」

    サシャ(コニー、私、幸せです…幸せすぎて、ご飯の事、忘れてました…)
  22. 22 : : 2013/10/02(水) 22:10:50
    てくてく…


    サシャ「ここが私のオススメの店です」
    コニー「すっげー!個室じゃねぇか!しかもめっちゃお洒落だ!」
    サシャ「そうでしょう」ドヤァ
    コニー「お前のその顔、何か腹立つぜ」
    サシャ「えっ…」アワアワ
    コニー「でも、なーんか可愛いんだよなぁ」
    サシャ「…っ///コニー、私がAセット頼みますから、Bセット頼んで、後で半分こしましょう!」
    コニー「それいいな!すみませーん」
    サシャ(今日はなんだか…恥ずかしいです)
    コニー「AセットとBセットください」
    「はーい」
    サシャ(でも、とっても幸せです…)


    あー、そう言えば、あの事謝らねーとな…でも、わかってからって…なんか言いにくいな


    コニー「あー…サシャ、あのさ、前は悪かったな」
    サシャ「?何の事ですか?」
    コニー「その…おっぱい触っちまってよ」
    サシャ「いいんですよ!ただの脂肪ですから!」
    コニー「違うんだって!俺、勉強したんだ、こんな風に、触っちゃいけねぇって…」むにっ
    サシャ「…コニー?」
    コニー「でも、アルミンが、サシャも望んでるかもって言うから…」
    サシャ(な、なんだか、ドキドキします…///)
    コニー「お前、こういう事、したいのか…?」
    サシャ(ドキドキしすぎて、心臓が破裂しそうです…///)


    目をつぶるサシャ。睫毛長いんだな…つーか、こいつの顔、こんな近くできっちり見た事なかった。綺麗な顔してんだな。えーと、これから、どうするんだっけ…?

    サシャ「…コニー?」


    だぁあああっ!昨日いっぱい勉強しすぎて、肝心な所を忘れちまったー!

    コニー「えーと…また今度な」
    サシャ「はい…///」
    コニー(忘れたなんて言えねー!)
    サシャ「///」
    コニー「…俺はさ、おっぱいなんて脂肪とか、赤ちゃん育てるためのもんだと思ってたんだ」
    サシャ「…」
    コニー「だけどさ、勉強してわかったんだ。俺は、お前のだから触りたいと思う」
    サシャ「…コニー///」
    コニー「付き合うとか結婚とかって、家族を作って守るためだと思ってた」
    サシャ「そんな気はしてました…」
    コニー「けどよ、俺は、お前といたいと思った。サシャといると楽しいし、お前の笑顔は可愛いし、愛しいとか、こういう事だと思う」

    コニー「だから、サシャ

    俺は、お前が好きだ」
  23. 23 : : 2013/10/02(水) 22:12:42
    サシャ「ーっ…」ポロポロ
    コニー「え!?え、何で泣くんだよ!?」
    サシャ「…馬鹿ですね、コニーは」
    コニー「悪かったな」
    サシャ「私がなんで、泣いてるかわからないなんて…」ポロポロ
    コニー「泣かせるつもりは、なかったんだよ…」
    サシャ「嬉しいからに、決まってるじゃないですか…」


    「お待たせしましたー」
    コニー「ほら、サシャ。食おうぜ」
    サシャ「…どうしましょう、コニー」
    コニー「え?」
    サシャ「幸せすぎて、お腹がいっぱいになってしまいました…」
  24. 24 : : 2013/10/02(水) 22:14:25
    俺はコニー・スプリンガー。世界で一番幸せな男。そんな俺は、知らなかった事が多かった。


    クリスタ「お帰りー楽しかった?」
    アルミン「まさかクリスタに意味を教えるのに一日かかるとは…」
    ユミル「お前、その髪型どうしたんだ?」
    サシャ「へへへ、可愛いでしょう」


    大事な所でど忘れしちまったり、恋愛についてはまだまだ勉強しねぇとわからない事だらけだ。それに、幸せすぎて腹がいっぱいになるのもよくわかんねえ


    クリスタ「ぐちゃぐちゃだよ?くくり直してあげようか?」
    サシャ「だめです!これはコニーがくくってくれたんです!」
    ユミル「ほぉー…」
    サシャ「コニー、今日はありがとうございました!今度の休みも、楽しみにしてますね」
    コニー「ああ。」


    こいつの笑顔は、世界で一番可愛い。おにごっこも楽しいが、デートもおもしれえって事がわかった


    コニー「サシャ」
    サシャ「え?何ですか?」

    ちゅ

    サシャ「///」


    俺はコニー・スプリンガー。俺の知ってる事、それは、

    サシャがめちゃくちゃいい女だって事だ!


    おしまい
  25. 25 : : 2013/10/02(水) 22:50:23
    おまけ

    コニー「でも、本当に俺なんかでいいのか…?」
    サシャ「何言ってるんですかコニー。コニーがいいんです!」
    コニー「でも、俺は馬鹿だし…」
    サシャ「それは、これからたくさん知れるって事ですよ。いっぱい勉強しましょう!」

    サシャには何度も何度も救われた。落ち込んだ時も、こいつがいたから笑顔になれた。大切な、守りたい存在っていうのを知った。

    サシャ「コニー、良かったですね!」


    おかげで、10位以内に入れた。内地に行ける条件はそろった。
    巨人は怖い、内地に行きたい。でも、


    大切な存在ができた俺は、調査兵団に入った


    怖いさ、死にたくねぇし。でも、俺に守りたい人がいるって事は、皆にもいるだろ?そいつを、守るために、安全な生活を巨人のいない場所で、してほしいから。だったら、巨人を駆逐するしかねえだろ?


    皆、壁の外の事を知らないんだろ?だったら俺と同じじゃねぇか。これから知ればいい。


    サシャ「色々なものを見てみたいです…コニーと…」

    俺は馬鹿だけど、忘れられなかった。だからさ、叶えてやりてぇんだ。あいつの笑顔を、ずっと見ていたいから


  26. 26 : : 2013/10/03(木) 00:16:57
    コニーもサシャも素敵すぎ!
    乙です。
  27. 27 : : 2015/03/27(金) 22:43:57
    か、可愛すぎる!
  28. 28 : : 2015/06/18(木) 18:54:32
    や、ヤバイ!!
    可愛すぎる´о`

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