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もしかすればあったかもしれない そんな未来の物語

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  1. 1 : : 2015/12/14(月) 19:46:41





    ここはどこだ?





    真っ暗で、自分自身も見えやしねぇ





    地下はいつでも暗かった





    だが、こんな闇は初めてだ





    先の見えない恐怖にも、周りに誰もいない孤独にも





    慣れているはずだった





    なのに何故だ…





    何故俺は動けない?





    何故こんなにも一歩を踏み出すことが怖い?










    何故……こんなにも寂しい…?







  2. 2 : : 2015/12/14(月) 21:01:57





    声が聞こえない





    音も聞こえない





    誰かいないのか?





    助けてくれ





    俺を、この闇から出してくれ






    なあ………





    イザベル、ファーラン





    ああ…





    そうだったな





    お前らは、もういない





    だから俺は、独りなんだ





    だから俺には前が見えねぇんだ





    お前らは俺にとって、光だった





    失って初めて気づいた





    俺はお前らがいないと進めねぇ





    頼む





    戻ってきてくれ





    何も出来なかった俺を恨んでいい、憎んでもいい





    だからもう一度、その声を聞かせてくれ…





    独りは………寂しいんだ…









  3. 3 : : 2015/12/15(火) 19:20:06






















    リヴァイ「…!」



    イザベル「兄貴!おはよ!」



    ファーラン「珍しいな、お前が一番遅く目覚めるなんて」



    リヴァイ「…少し夢を見ていた。……それよりイザベル、お前は毎朝男子寮に来るのはやめておけ」



    イザベル「別にいいだろ?」



    ファーラン「一応生物学上はお前も女子なんだからさ」



    イザベル「何言ってんだ?」



    ファーラン「………はぁ」



    イザベル「なっ!?なんでため息つくんだ!?」



    ファーラン「いや…もういいよ」



    イザベル「なんだよ…なあ、兄貴〜、いいだろ?」



    リヴァイ「だめだ………いや…」



    ファーラン「?」



    リヴァイ「だめだが…今日だけはもう少しここにいてもいい」



    イザベル「ほんとか!?やった!ありがとう兄貴!見ろよ!ファーランのケチ!」



    ファーラン「おいおい…急にどうした?あんまり甘やかすなよ?」



    リヴァイ「…俺がいて欲しいと思っただけだ」
  4. 4 : : 2015/12/15(火) 21:04:10
    イザベル「兄貴どうしたんだよ?具合でも悪いのか?」



    ファーラン「やけに大人しいというか…。大丈夫か?」



    リヴァイ「ああ。大丈夫だ。すまねぇ」



    イザベル「なんで謝るんだ?」



    ファーラン「本当にどうした?」



    リヴァイ「ただお前らがここにいることを確かめたいだけだ」



    イザベル「……」



    ファーラン「……」



    イザベル「兄貴、俺たちずっと一緒だぜ?」



    ファーラン「当たり前だろ?お前がいなきゃ、俺たちは生きてこられなかったかもしれないんだからな」



    リヴァイ「………」



    イザベル「兄貴…?」



    ファーラン「リヴァイお前…」



    リヴァイ「あ?」





    イザベル「なんで…泣いてんだ?」


  5. 5 : : 2015/12/15(火) 22:11:03
    リヴァイ「…!」



    ファーラン「何があった?」



    イザベル「聞かせてくれよ。俺たち兄貴の力になりたいんだ!」



    リヴァイ「お前ら……」



    ファーラン「ほら、言ってみろよ」



    リヴァイ「…夢を見た」



    イザベル「…………」



    リヴァイ「お前たちが死ぬ夢だ」



    ファーラン「…………」



    リヴァイ「お前たちがいなくなって…俺の世界は真っ暗になった。進むことも、戻ることもできなかった。…っ怖かった…」



    ファーラン「リヴァイ」ギュ…



    イザベル「兄貴」ギュッ…



    リヴァイ「…!」



    ファーラン「俺たちはちゃんと、お前の隣にいる。こんなふうに、手だって繋げる」



    イザベル「兄貴の手、あったけぇよ」
  6. 6 : : 2015/12/16(水) 17:42:24
    ファーラン「確かに昨日の壁外調査は危なかった。だけど、お前が駆けつけて、俺たち二人とも、助けてくれただろ?」



    イザベル「あの時の兄貴、最っ高にかっこよかったぜ!」



    リヴァイ「…なら、お前らはちゃんと隣にいるんだな?」



    ファーラン「ああ!」



    イザベル「当然!」



    リヴァイ「…ありがとうな」



    イザベル「よしっ!兄貴も元気になったことだし、訓練行くぜ!」



    ファーラン「おう!」



    リヴァイ「待て」



    イザ・ファー「?」



    リヴァイ「その前に、掃除だ」



    イザ・ファー「はぁぁぁぁぁ!?」




    「兄貴細けぇよ〜」
    「口じゃなく手を動かせ」
    「イザベル、真面目にやらないと終わらないぞ」
    「ファーラン、拭き残しだ」
    「…真面目にやっても終わりそうにないな…」










    もしかすればあったかもしれない



    そんな未来の物語




    〜END〜
  7. 7 : : 2015/12/16(水) 22:59:16
    以上で終了になります
    閲覧ありがうございましたm(_ _)m
  8. 8 : : 2015/12/16(水) 23:01:08
    乙!

    次回作にも期待してます!
  9. 9 : : 2015/12/17(木) 17:17:12
    直方正典さん
    閲覧ありがとうございました

    期待に応えられるよう頑張ります!

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Nyuuyokuzai

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@Nyuuyokuzai

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