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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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『童心に戻った才能たちは命を落とす』

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  1. 1 : : 2015/11/13(金) 06:17:57
    皆さんはどんな作品が好きですか?

    僕はみんなが笑顔になるハッピーエンドのお話が好きです

    そんな僕が書いたこの話をどうぞお楽しみください。


    ※練習として推敲なしで投稿しています。ここの表現おかしいなぁとかそういったご意見は優しく生卵の黄身を箸でつまむように優しく指摘していただけると嬉しく思います
  2. 2 : : 2015/11/13(金) 06:18:13
    「んだよっ・・・」

    正直今の状況が全くわかっていない

    何処までも白い個室、部屋には何もない、どうやってここに来たのか、どうしてここにいるのかすらわからない

    見たところ扉すらないように見えるこの部屋の中で超高校級の野球選手の桑田 怜恩は目を覚ました

    「みょーに現実感がある夢だな」

    自分の体温や発言が現実のように感じる

    右の頬を抓ってみると 痛みを感じた。

    「いった…え、マジなん?」

    鈍い痛みを発する右頬を軽くさすりながら立ち上がる

    『桑田 怜恩起床確認直ちに遊戯へと移行します』

    何処からか聞こえてきたその音に心臓を高鳴らす

    辺りを見渡しても何もないただの純白
  3. 3 : : 2015/11/13(金) 06:18:31

    ポケットの中に何かかさばったものを感じ手を伸ばす

    「紙?」

    ポケットの中に入っていたのは4つ折りにされていた紙


    『ミナサマニ ”ゲーム” ヲタノシンデモライマス

    ゲームハ4ツ

    ・カクレンボ

    ・アッチムイテホイ

    ・タケトンボ

    ・ナワトビ』


    「なんだこれ…」

    読みづらい文で顔をしかめる

    ゲームと4つの名称
  4. 4 : : 2015/11/13(金) 06:18:46
    『桑田 怜恩 ゲームを選択せよ』

    タイミング良くまた声が聞こえた


    「んじゃ、あっちむいてほいか?」


    ほとんど何も考えずに呟いてしまい、しまったと少し後悔したが


    バチッっと後ろで音がして体が躍り上がったときにはもう遅かった


    視界が暗くなる中オレは自分の命が終わったと感じた
  5. 5 : : 2015/11/13(金) 06:19:12








    目が覚めるとオレは椅子に縛り付けられていた

    肘は曲げられるがそれ以外は拘束具によって動かすこともできない

    さらに数十センチ前は仕切りのような壁があり圧迫感を拭えない


    「なんだっつぅんだよこれは…」

    震える声で呟く

    「桑田君?桑田君ですか?」

    壁から声が聞こえる

    「その声・・・舞園ちゃん?」

    「そうです!舞園です!これっていったい」

    話を続けようとする彼女の言葉は目の前の壁が動く音にかき消された


    目の前の壁は少しずつ動いていきお互いの姿が見える位置まで移動した

    そこにはオレと同じように縛り付けられた超高校級のアイドルである舞園 さやかの姿があった
  6. 6 : : 2015/11/13(金) 06:19:29
    『それではゲームを始めます』

    天井から声がする

    『合図はこちらでします。じゃんけんの勝敗が決まった後10秒間時間を設けます 10秒後勝者はさす方向を決めてください

    敗者は逃げる方向を決めてください』

    上下左右に鉄板のようなものが用意される

    『尚、プレイヤーがさされることが終了条件です』

    どちらかが死ぬまで終わらないということか

    死にたくはないが殺したくもない

    『そして、勝負がつかない場合5分ごとに電流を流します。致死には至りませんが強烈な痛みを生じますのでご注意ください』

    勝負がつかない?そんなことってあるのか?

    「あいこです!桑田君あいこにしましょう」

    「あ、あいこか」

    金切り声でオレに叫んでくる彼女とは正反対にかすれた声で答える

    口の中が渇いて不快な気持ちになる
  7. 7 : : 2015/11/13(金) 06:19:53
    『それでは1分後開始します』


    「あいこにしましょう、その間に何か2人共脱出できる方法を考えましょう」

    「おっ・・・おう」

    彼女以上の提案をできなかった俺は彼女の提案にのることにした

    『それでは始めます じゃんけんぽん』

    お互いに握った拳を出す

    一瞬だけ彼女が裏切るのではないか?とはさみの形を作ろうとする自分の手を抑えた

    それは彼女も同じだったようでほっとした表情を浮かべる

    どうしてこんなことしなきゃいけないのだろう 何か俺たちはしてしまったのだろうか

    その間にも流れる『じゃんけんぽん』

    機械的に前に出す拳

    彼女の表情を盗み見ると何かを考えているのだろう俺の事を見つつも目は焦点があっていない


    『3分が経過しました』

    その情報も耳に入らない

    何か助かる方法

    方法は
  8. 8 : : 2015/11/13(金) 06:20:13



    『残り時間1分となりました』


    その発言で目の前の彼女の表情が引き締まる

    きっと俺もそんな顔をしているのだろう

    経過した4分間は長くも短くも感じた


    一定のリズムで発せられる開始の声に力のこもった拳を突きだす


    『残り時間30秒』

    刻一刻と迫る放電の合図に恐怖を感じる

    彼女の表情を見るに何も思いついてはいないのだろう下唇はきつく噛んだせいで血が流れている

    汗と鼻水と涙が混ざった液体が口に入るが気にせずにオレも必死に思考を回転させる


    『残り5秒』

    きっとこれが放電前最後のじゃんけん


    『じゃんけんぽん』


    俺はきつく目を瞑り拳を突きだした
  9. 9 : : 2015/11/13(金) 06:20:38


    「ひっ」

    軽い悲鳴を聞き目を開けると

    彼女の手ははさみの形を作っていた

    「…どうして」

    「裏切ると思ったからですよ!!!!!痛いの何て嫌じゃないですか!!!なのにお前何正直にグー出してんだよ」


    唾を撒き散らしながらオレを非難する声

    『それでは、10秒後さしてください』

    その発言にはっとした彼女は先ほどまでの鬼の形相を緩め

    「助けてください桑田君、私には待っている人がたくさんいるんです。なんでもしますから」

    涙を流し懇願する彼女を俺は見ていた。ひどく冷静になっていたと思う


    「お願いします。助けてください」


    『7』

    カウントダウンはその間も流れ続ける


    『6』

    「私の身体好きにしていいです。本当です…だから…」

    涙で声を掠れさせながら彼女は懇願の声を続けた
  10. 10 : : 2015/11/13(金) 06:21:01


    『5』

    「上だ」

    オレは彼女を助けようと教えた

    きっと、これで勝負がつかなければ再試合になる

    そうすればまた5分間猶予が与えられるはずだ

    『4』

    「ありがとうございます。ありがとうございます。」

    感謝の言葉を俯きながら言う彼女

    オレは本当に上を指す、そして繰り返す、それしか無い


    『3』


    沈黙が流れる

    『2』


    『1』


    『それでは、さす方向逃げる方向を選択してください』

    オレは上を指し

    彼女は右を向いた


    「ふぅ・・・」

    止めていた息を吐きだす


    それは彼女も同じようで右の鉄板に顔を押し付けられながらも安堵の表情を浮かべる
  11. 11 : : 2015/11/13(金) 06:21:47



    だが、それも一瞬だった


    「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。」


    部屋に響き渡る悲鳴に俺はその叫びの発生源である彼女を見る

    彼女の右頬からは煙が出ている

    髪が焼ける匂いが鼻腔をくすぐり不快感に胃液を撒き散らす

    肉が焼ける音と彼女の凄惨な姿を見たくないが故に固く目を閉じた


    『再開します。じゃんけんぽん』

    オレは出すことができなかった

    目を開くと

    息も絶え絶えに彼女が最期の力を振り絞り拳を出していた

    『桑田 怜恩にペナルティー相手の指す方向に強制的に向くことになります』

    背中に冷たい鉄の棒が入ったかのように体が硬直する



    「ふふふ・・・」

    彼女は焼けただれた顔で笑顔を作った


    『ペナルティーがあったため10秒のインターバルは設けません』

    「右よ」

    彼女はか細くそう言うとガックリと頭を落とした
  12. 12 : : 2015/11/13(金) 06:22:05
    右にナイフが装填される


    「いやだ…」

    首の拘束具が俺を向かせようと作動する


    「いやだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
  13. 13 : : 2015/11/13(金) 06:22:18








    目を開けるとオレは個室にいた


    「ゆめだったのか…」


    全身の力が抜ける


    時計を見ると登校時間間際になっている


    急いで準備をしなくては


    そうだ、夢だったんだ


    そうださっきまでのは夢



    オレは扉の無い部屋で学校へ行く準備をした
  14. 14 : : 2015/11/13(金) 06:22:36











    「あーあ、壊れちゃったー」

    桑田 怜恩の部屋をモニター画面で見ると忙しなく動く彼の姿があった

    「盾子ちゃん…どうする?」

    「だってさー、コロシアイ学園生活用意してたのに殺し合わないしさー あん時みんな何て言ったと思う」

    「『僕たちはみんなを信じている絶対にコロシアイなんてしない』だっけ?」

    「そーそー、だからこうして作ってあげたんだよ どちらかだけでも生き残れるようにって指した方向を向けば両方助かるようにさー」

    刃が引っ込む仕掛けのナイフを手でいじりながら姉に話しかける

    「そうね…」

    「あっ…起きたー次は君だよ苗木 誠」



    END
  15. 15 : : 2015/11/13(金) 06:24:06
    如何でしたでしょうか

    僕としては少し不満ですが

    練習練習と唇を噛み締めて投稿しました


    読んでくださってありがとうございました

  16. 16 : : 2015/11/18(水) 01:48:38
    面白かったよ~!
  17. 17 : : 2023/08/08(火) 15:34:15
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
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    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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