この作品は執筆を終了しています。
私の幸せ…
-
- 1 : 2015/11/09(月) 23:46:38 :
- えっと、クリスタ目線でいきます。
クリスタ→エレン⇔ミカサ
てな感じです。
-
- 2 : 2015/11/10(火) 00:16:23 :
ちゃんと分かっている。
エレンがどれだけミカサのことをすきなのか。
お互いにとても愛し合っている。
ただ同期で仲がいい、っていう私なんかじゃ勝ち目なんて無いことも
全部全部分かってたよ。
あなたが恋に落ちていく。
いつもあなたの世話を焼くミカサ。
嫌がる素振りを見せながらも満更でもなさそう。
そう、私は友達以上にはなれないんだ。
ただのともだち。
私は友達としてあなたの横で座っている。
私の気持ちなんて微塵も気づかずに笑っているあなたの横顔を見ているんだ。
-
- 3 : 2015/11/10(火) 16:10:29 :
- 最初から高望みなんてしていない。
恋仲になろうなんて思ってない。
ただ、あなたの幸せだけを望んでいたから。
あなたが選んだのが私じゃなくても
隠した想いが見つからないように
後ろから押してあげるから
-
- 4 : 2015/11/10(火) 16:11:15 :
- 馬術の訓練。
私は馬術は得意だからよくエレンに教えて、と言われる。
話している時に最初に出てくる言葉は「ミカサ」
1番聞きたくない話。
でも聞いているのは
この話をしている間は
エレンと居れるから。
心がチクチクするけど
一緒に居られないよりは100倍ましだから。
クリスタ「エレン!あの…さ、今度の休み、一緒に街にいってくれない?」
エレン「おぅ。俺もちょっと見て欲しいものがあったんだよ。」
クリスタ「よかった。今度の休みにね。」
よかった。誘えた。
-
- 5 : 2015/11/10(火) 16:20:17 :
エレンが私に見てもらいたかったのはミカサへのプレゼントだったらしい。
ミカサはいいな。
こんな人に愛されて。
カフェに入ってからのエレンの口からでてくるのはミカサのグチ。
ミカサが世話を焼きすぎだったり、ひっつきすぎとかヤキモチやきだったり。
でもそんなこと言いながらもプレゼント買ってるじゃん。
私が聞きたかったのは好きな人のグチとかここまできて、立体起動の話じゃない。
せっかく今日のためにキレイに切って、揃えた髪を、「似合ってる」って一言言ってほしかった。
でも2人きりで居られるならいい。
もう少しだけこのままでいて。
-
- 6 : 2015/11/10(火) 16:32:12 :
- こんなに好きになっちゃう前に手を打ったりできなかったのかな…
でも私が望んで恋をしたんだもんね。
私は昔からずった虐げられてきた。
親からすらも愛してもらえなかった。
だから、ずっと自分を本当に愛してくれる人が欲しかったんだ。
そして私も「愛してる!」って自信を持って言える人が欲しかったんだ。
でも、私が好きになった人にはもう愛している人がいた。
その時点で勝ち目はなかった。
叶わない恋だった。
でも、こんな気持ちになれたっていうことを大切にしたい。
本当だよ。
食堂でいつも席は隣。
ユミルがなにか話しかけてくるけど耳に入ってこない。
すぐそばにいるのに心は辛い。
誰よりも好きな自信、あるのにな。
でも、私があなたを想う以上に
あなたはあの子のことを想っているからね。
勝ち目はないね。
-
- 7 : 2015/11/10(火) 16:33:32 :
最初からあなたの幸せを願っていたから。
私が選ばれることがなくても
ちょっと悔しいけど
最後にはこの気持ち隠して
背中をおして2人の手伝いをするから
ちゃんと幸せにしてあげてね。
〜fin〜
-
- 8 : 2015/11/10(火) 20:51:57 :
- せつない…
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場