この作品は執筆を終了しています。
エレン「探索!」ミカサ「ハードマウンテン。」
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- 1 : 2015/10/20(火) 21:50:12 :
- どうも、モッチキチです。
http://www.ssnote.net/groups/738/archives/2
↑コメント用グループです。
注意事項
・独自設定の盛り合わせ
・カップリングもいろいろと
・グロシーンが少々?
・遅い更新ペース
・エレンはネコ耳
・これからも注意が追加
それでは第2章ハードマウンテン編、開始です〜
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- 2 : 2015/10/20(火) 21:57:12 :
- ~TROPs本部、第3グラウンド~
──現在、ある施設に移動中のエレン一行…
エレン「…ハンジさん、ハードマウンテンってどんな山なんですか? 」
ハンジ「あれ、話してなかった?」
エレン「…はい。」(さっきこれから説明するって言ってなかったか…?)
ハンジ「ハードマウンテンはここからでも見えるよ。あの山だ。」ユビサシッ
エレン「うわっ、でっかい山ですね。岩肌がむき出しで厳つい山だ。」
ハンジ「今は2000m級の山だけど、昔は3000mは下らなかった大きな山だったんだよ。」
エレン「だった?どういう事ですか?」
ミカサ「…爆発ですね。」
ハンジ「そ、150年程前に大爆発を起こしてね。上の部分が吹き飛んだんだ。良質な金属の採れるいい鉱山だったんだけど、噴火のおかげで今は廃鉱。だからポケモンのすみかにはぴったりなんだ。」
アニ「お詳しいですね。事前に調べておいたんですか?」
ハンジ「いや、あの時は丁度新兵の指導中でね。噴石が幾つか飛んできて大変だったんだよ。幸いけが人は出なかったけど。」
エレン「へぇ…あれ?ハンジさんって今何歳なんですk
ハンジ「さあついたよ!ここが君達のスタート地点だ!」
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- 3 : 2015/10/20(火) 22:03:44 :
~ポケモン兵団、鈴鳴の分社~
アニ「この川…人工ですね。」
ハンジ「その通り!水道ができるまでは用水路として使ってたんだ。今はただの公共通路さ。」
エレン(公共通路?)
チリーン…チリーン…
ミカサ「…この音…鈴?」
ハンジ「ただの鈴の音じゃないよ。これはやすらぎのすずだよ。」
ユミル「やすらぎのすず?」
ハンジ「やすらぎのすずの音は荒れ狂うポケモンさえも鎮め、世に平穏をもたらす…と、されている。しかもこれは偽物じゃない。正真正銘鈴鳴の社のものなんだよ。」
アニ「鈴鳴の社…とある山のてっぺんから、風のある日もない日も、常に山を鈴の音で包み込んでいるというおとぎ話を聞いたことがあります。」
ミカサ「私も聞いたことがある。一度その音色を聴けば、立ち所に傷が癒えていくとか。」
ハンジ「よく知ってるね。でも、鈴鳴の社のやすらぎのすずはポケモンを癒すだけでなく、呼ぶことも出来るんだ。こうやってね。」スッ
──ハンジは分社にかけられた鈴を手に取ると、軽く振ってみせた。
チリリリーン…
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- 4 : 2015/10/21(水) 19:43:47 :
- ユミル「…こんな小さな音でポケモンが呼べるんですか?」
ハンジ「まあ見てなよ。もうそろそろ…そら来た!」ユビサシッ
ユミル「…何も見えないんですけど。」
エレン「あぁ…なるほど、確かに公共通路ですね。」
ユミル「へっ?な、何か見えたか?」
ミカサ「…ちょうど水平線の辺り。何かがこっちに向かって来ている。」
ユミル「水平線…?……まさか…あれって水しぶき…ってか、めちゃくちゃ速くないか…?」
ザババババッ!!
ハンジ「紹介するよ!私の友達の…ギャラドスだ!!」
ザッパアアアン!!!
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- 5 : 2015/10/22(木) 23:08:41 :
- ギャラドス「グオオオォォオオーーーッ!」
ハンジ「どうだ!コイツを見てどう思う!?」
4人「すごく…大きいです…」
ハンジ「ここでハンジさんの知って得するマメ知識の時間だよ。野生のポケモンに出会ったら、まずはポケモン図鑑でどんなポケモンなのか確認だ!」
エレン「は、はい!」スッ
ピピッ!
アニ「…きょうあくポケモン、ギャラドス…」
ユミル「ほ、本当に大丈夫なんですか…?」
ハンジ「もちろん!彼とは20年の付き合いだ!今まで噛まれたことなんて数え切れない!」
ユミル「そうですか、なら安心…ん?」
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- 6 : 2015/10/22(木) 23:09:22 :
- ハンジ「まあ、冗談はさておき早く乗って!ハードマウンテンまでは彼が連れて行ってくれる!」
ギャラドス「グルルル……」
ユミル「…唸ってるんすけど。」
ハンジ「取って食ったりはしないはずだよ!さあ、乗った乗った!」ドンッ
エレン「ちょっ、はずって何…うわっ!」バタッ
ハンジ「いいよギャラドス!出て!」
ギャラドス「グオオオオォーーッ!!」
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- 7 : 2015/10/25(日) 22:47:42 :
- ザバババッ!!
エレン「こんなにスピード出してるのに思ってたより乗り心地いいですね。」
ハンジ「そう言ってくれると彼も喜ぶよ。ねえギャラドス!」
ギャラドス「グオッ!!」
ハンジ「ほらねっ!」
ユミル「……は、はあ。」
エレン「ギャラドスか…こんなデカいポケモンも居るんだなぁ…」
アニ「…もっと小さいポケモンなら見たことあるの?」
エレン「へ?あ、いや、な、ない!」ピョコッ
アニユミ「!!?」
ハンジ「あれ、知らなかった?彼の耳(ry」
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- 8 : 2015/10/25(日) 22:48:37 :
ユミル「な、なるほど…ただのネコ耳好きオタクじゃなかったのか。」
エレン「そうそう…って、お前そんな事思ってたのか!」
アニ「私もそう思ってた。」(-ω-)ノ
ミカサ「それがポケリボだと知るまでは。」(-ω-)ノ
エレン「お、お前ら……」(;_;)
ミカサ「…エレン、どうして泣いてるの?」
エレン「………」クシクシ
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- 9 : 2015/10/25(日) 22:50:56 :
- エレン「は、ハンジさん。さっきの続きをお願いします…」
ハンジ「うん、そうしよう。ハードマウンテンは今も盛んな活火山でね、ほのおタイプのポケモンが多いと推定されてる。」
エレン「ほのおタイプ?」
ハンジ「口から火を吐いたり、炎を纏ったりする攻撃が得意なタイプさ。」
ユミル「そ、そんなのがいっぱい居るんですか…絶対危険じゃないすか…」
ハンジ「だからこそこうして私達が探索して、どんなポケモンが居るのか、その状況を確認しに行くんだ。まあ、目撃情報が多いから任務難易度Sなんだけどね。」ハハハ
エレン「団長も言ってましたけど、そのSって何ですか?」
ハンジ「私達が参加する任務の難易度ランクだよ。難易度ランクはD、C、B、A、S、SS、SSS、★1、★2…といった感じで難しく危険な任務になっていくんだ。今回はその中でもSランクの任務ってこと。」
アニ「…それって、具体的にはどれ程の難易度ですか?」
ハンジ「それはね───」
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- 10 : 2015/10/26(月) 00:49:18 :
- 現在公開可能な情報05
任務の難易度ランク
・Dランク
新米兵は基本的にこのランクを担当する。落とし物の捜索や、荷物の運搬、食糧補給などが主。
「大丈夫だ、問題ない」のD。
・Cランク
少し危険な任務。人間による事件の解決など。
「チュートリアル」のC。
・Bランク
期待のルーキー兵士の担当ランク。
ポケモンの目撃情報を確認したり、弱ったポケモンの保護をする。
このあたりからポケモンとの交戦の可能性が浮上。
・Aランク
ベテランでも危険を伴うとされるランク。
ポケモンの目撃情報が多数あるところの探索を行うので、交戦はほぼ確実とされる任務。
・Sランク以降
内容はAと同じだが、探索先の危険度などにより難易度が上がった任務。
特に★1以降は死者が出る可能性が高く、非常に危険。
え?不思議のダンジョンに似てる?冗談はそのくらいにしてくれ。
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- 11 : 2015/10/28(水) 00:33:02 :
- ハンジ「───とまあ、こんな感じかな。」
エレン「ところどころ引っかかるところはあったけど、その話の通りならSって相当危険じゃないですか!」
ハンジ「そのための私だよ。君達にはキズひとつつけさせないつもりさ。こう見えてハンジさんはけっこー強いんだぞ!」エッヘン
エレン「…ちなみにハンジさんのポケリボには何が入ってるんですか?」
ハンジ「あ、知りたい?知りたいの?そうかそうか、やっぱりそうだよね〜…ウフフ」
ミカサ(…ッ!何かとても危険な予感がする!)
「ハンジさん、失礼します。」スッ
──ミカサはハンジのポケリボにポケモン図鑑を近づける…
…ピピッ!
ミカサ「これをみんなで見よう。」クルッ
エレン「え?お、おう、そうだな。」
ハンジ「……あれ?ねえ、私の出番は?ねえねえ。」
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- 12 : 2015/10/28(水) 21:17:37 :
- ──4人はミカサのポケモン図鑑をしばらく眺める…
エレン「…サーナイトにエルレイド……」
ユミル「ラティアス、マフォクシー…これってみんなエスパータイプですね。」
ハンジ「私の得意なタイプはエスパータイプだからね。対策はしてるものの、おかげであくタイプにはめっぽう弱いんだよね〜。」
エレン「あくタイプに弱い?」
ハンジ「タイプにはそれぞれ相性があるんだ。例えばほのおタイプはみずタイプに弱いけど、くさタイプに強いね。相性次第でダメージは大幅に変わるから覚えておいた方がいいね。」
ユミル(あくタイプ…確か私のニューラがそうだったような…)
ハンジ「相性の詳細はポケモン図鑑に載ってるからしっかり見ておいてね。」
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- 13 : 2015/10/28(水) 21:19:22 :
ギャラドス「…グオッ!」
ハンジ「ん、分かった。みんな、そろそろハードマウンテンに到着するよ!心の準備はいいね!」
「「ハイッ!」」
ハンジ「いい返事だ!ギャラドスお疲れ様。明日の朝もお願いね。」スリスリ
ギャラドス「グオッ♪」
エレン「…ハンジさんって、ポケモンの話す言葉が分かるんですか?」
ハンジ「いや、全然。」キッパリ
エレン「え?でも、今ギャラドスと話してたんじゃ…」
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- 14 : 2015/11/03(火) 23:04:38 :
ハンジ「えーっと…なんとなく、かな。長い間一緒に居るとこんな事言ってるな〜とか、大体わかるようになるんだよ。でもポケモンは元からちゃんと私達の言葉を理解してる。そこが彼らの本当に素晴らしいところだと私は思ってるよ。」
ユミル「へえ、見かけによらず、結構賢いんだな、お前ら。」
ギャラドス「グオッ♪」
ハンジ「おおっ、ギャラドスも喜んでるよ!」
ユミル「そ、そうすか、ははは…」
(賢くても頭は悪いみたいだな…)
エレン(一緒に居るとなんとなく…か。まあ分からなくもないかな。)
ミカサ「エレン、どうかしたの?」
エレン「…いや、ちょっと考え事だ。」
ミカサ「そう…」
アニ(……怪しい…)
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- 15 : 2015/11/03(火) 23:10:19 :
- ギャラドス「グオッ!」
ハンジ「そうだね。着いたよ!ここがハードマウンテンだ!」
~ハードマウンテン、麓付近~
エレン「山は岩だらけだけど、この辺りには木が生えてるんだな…」
アニ「…用水路は何故この火山の側へ?」
ハンジ「昔からたまに山火事が起きたから、これはその火を消すための用水路でもあるんだ。最近は特に頻繁に起こるから重宝してるんだ。」
ミカサ「…火山には山火事が起こりやすいなど、聞いたことありません。」
ハンジ「うん。どう考えても不自然だよ。だから、私はポケモンの仕業だと思ってる。」
エレン「ポケモンが…?アイツらがどうしてそんな事を?」
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- 16 : 2015/11/04(水) 07:52:28 :
ハンジ「うーん、それは分からない。もしかしたら…人間を遠ざける為、とか?」
アニ「人間を遠ざける?」
ハンジ「多くのポケモンにとって人間は好ましい存在とは言えない。このギャラドスだって、初めて出会った時は大変だったんだよ?ねっ、ギャラドス。」
ギャラドス「グルルル……」
ハンジ「怒ってなんかないさ。今日はお疲れ、ありがとう…
…あとひとつ、150年前からだよ。この山で山火事が更に頻発する様になったのは。」
ミカサ「150年前…という事は…」
ハンジ「そう、大規模な噴火が起きた日からだ。」
ハンジ「…これからまずキャンプに行くよ。私達は五人一組で動くけど、絶対にはぐれたらダメだ。もしもはぐれたら、その場を動かないかこの山から降りること。いいね?」
ユミル「え?う、動いちゃってもいいんですか?」
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- 17 : 2015/11/06(金) 01:33:28 :
- ハンジ「もちろんだよ。この山の場合、一人になったらじっとしてる方が危険だからね。」
ユミル「……き、聞いたことないんですけど、そんな山…」
ハンジ「あっ!言い忘れてたけどここからは君達の変身も許可するよ。」
4人「」
ハンジ「…え?なに、この空気。もっと喜んでいいんだよ?」
エレン「ハンジさん!そ、それ一番大事です!重要事項です!!危うくほぼ丸腰で向かうところでしたよ!」
ハンジ「いやぁ、ごめんごめん。すっかり忘れてたよ。ナハハハハ!」
ユミル(…笑い事じゃねえ……)
ハンジ「ま、冗談はさておき…」キリッ
ミカサ(嘘。)アニ(嘘ね。)
エレン(嘘だ。)ユミル(嘘だな。)
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- 18 : 2015/11/11(水) 00:29:45 :
- ハンジ「ポケモンに変身するにあたって注意事項があるんだ。まず、変身するには素材が必要になる。エルヴィンが見せたみたいにね。」
ハンジ「それと慣れないうちは素材がたくさん必要になるし、激しく精神も消耗すると思う。でも安心して。限界に達すると自然に変身が解けるから衰弱死はたぶんしないはず!」
ユミル「いや、たぶんって…」
ハンジ「よし、これで本当に全部話した!それじゃあ行くぞっ!エイエイオー!」ザッザッ
エレン(…ごまかしたな。)
ユミル「…あの人と一緒にいるのがすごく不安になってきた…」
アニ「同感。まあ、己の身は自分で守れって事よ。行きましょ。」ザッザッ
ユミル「あっ!ま、待てよ!私を置いていくな!」タッタッ
ミカサ「…エレン、私達も急ごう。」
エレン「ああ、そうだな。はぐれないようにしないと。」
?????「「 …待て。 」」
エレン(…女の声?)
「……誰だ?どこにいる。」
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- 19 : 2015/11/11(水) 18:00:03 :
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?????「「 こっちよ… 」」
エレン「だからどこだって。ここにはミカサしか居ないぞ。」
ミカサ「…エレン、誰と話してるの?」
エレン「えっ?誰って…」
(ミカサには聞こえてないのから?まさかこの声は俺にしか…)
?????「「 後ろだって。いいかげん振り向きなさいよ。 」」
エレン(俺の後ろって…ま、まさか……)
「み、ミカサ。先に行っててくれ。俺もすぐに追いかける。」
ミカサ「…分かった。ハンジさんにも伝えておく。」タッタッタッ
エレン「…行ったな。」
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- 20 : 2015/11/11(水) 18:03:18 :
-
エレン「……さっきから喋ってんのはお前か?」
ギャラドス「「 だからそうだっつってんでしょうが。 」」
エレン「ま、マジかよ…」
ギャラドス「「 まったく、せっかく雰囲気がある感じで話しかけたのに台無しじゃない! 」」フンッ
エレン(……見かけによらず、ようきな奴だな。)
ギャラドス「「 ま、この際そんな事どうでもいいわ。私の言葉をちゃんと分かるのは残念ながらお前だけみたいだから、仕方なく、お前に伝えておきたい事があるワケよ。 」」
エレン「引っかかる言い方だけど……言ってみろ。」
ギャラドス「「 実は昨晩、この山は真っ赤に光ってたのよ。 」」
エレン「真っ赤に光ってた?それってまさか…」
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- 21 : 2015/11/14(土) 06:57:53 :
- ギャラドス「「 見えてたのなら話は早いわ。アレはきっと私達の仕業。それもたぶんSOSだと思う。 」」
エレン(私達って、ポケモンの事か…)
「SOS?もっと詳しく分からないか?」
ギャラドス「「 それが分からないからこうしてお前に頼んでるのよ。 」」
ギャラドス「「 赤い光について調べて来て欲しいの。明日も迎えに来るからその時に報告して。たぶん、お前ら兵団が縄張りに侵入した事に関係があるのかもね。 」」
エレン「…ポケモン兵団のせいってことは…誰かがあそこでポケモンを襲ってるって事か!?」
ギャラドス「「 信じたくはないけど、可能性はある。 」」
エレン「……い、今のハードマウンテンの状況は分かった。ひとつ分からない事があるんだけど聞いていいか?」
ギャラドス「「 何よ。 」」
エレン「…お前、男なの?女なの?」
ギャラドス「「 ………ブチッ 」」
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- 22 : 2015/11/15(日) 12:33:03 :
~ハードマウンテン、仮設キャンプ~
ハンジ「おーい!モブリット〜!居るかーい!」
モブリット「ハンジ技術部長!…ピッタリですね、その時間にだけは正確なところを他に使って下さい。」
ハンジ「あはは、褒めても何にも出ないぞ☆」
ユミル(…え?今の褒めてたの?)
モブリット「…おや、一人足りないようですが?」
ハンジ「うん?ああ、彼ももうすぐ来るはずだけど。」
ガサッ、ガササッ
ハンジ「ほら、ウワサをすれば!」
びちょびちょエレン
「………お、遅れてすみません…」ビッショリ
エレン以外「……………」
エレン(…は、ははは…好きなだけ冷ややかな目で見てくれ……)
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- 23 : 2015/11/17(火) 19:23:16 :
モブリット「…えっと…い、イェーガーだったね…何があった?」
エレン「ハンジさんのギャラドスにやられました…ヘクシッ」
ハンジ「そ、それって…ままままさかギャラドスのハイドロポンプを受けたってことかい!?」キラキラ~
エレン「た、多分そのハイドラなんたらです…」
(なんでこの人目光らせてんだ…)
ハンジ「イイなぁ…私も今度やってもらおっかなぁ〜……」ウットリ
4人(何言ってんのこの人。)
モブリット「こ、ここだけの話、ハンジ技術部長はちょっと普通じゃないところがあってね…ポケモンのワザが人並み外れて大好きなんだ…」ボソッ
エレン「普通じゃないのはうすうす感じてましたけど、ポケモンのワザ?って、なんですか?」
\キュピーーン/
モブリット(い、いけないッ!!この効果音はッ!!!)
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- 24 : 2015/11/17(火) 19:31:25 :
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ハンジ「そっかぁ〜…うんうん、そうだよね〜、知りたいよねぇ〜…」フフフフフフ
ミカサ(さっきと同じ気配……しかも今度は更に邪悪!!…な気がする…)
モブリット「全員!衝撃に備えてくれ!」
エレン「え?」ユミル「は?」
アニミカ「…」スッ∩・・)
──4人の頭に電流が走った…いや、雷が落ちる様な勢いで「情報」が流れてきたのだ…
┌────────────────┐
│エレン と ミカサ と アニ │
│と ユミル は ハイドロポンプ │
│を おぼえた !! ▼│
└────────────────┘
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- 25 : 2015/11/17(火) 19:48:04 :
-
モブリット「み、みんな無事か?怪我はしてないか?」
エレン「なんか…すっげぇ長い夢を見てた気がするんだけど…」
ミカサ「長いというより、一瞬に凝縮された何か…いや、ハイドロポンプでした。」
ユミル「ハンジさん…今のなんですか?アタマがズキズキするんすけど…」
ハンジ「ワザ教えってやつだよ!ポケモンのワザの詳細を瞬時に、直接脳内に送ってワザを覚えさせるんだ。」
エレン「…俺はハイドロポンプじゃなくて、ワザが何なのかを聞こうとしたんですけど…」
ハンジ「ggrks」
エレン「」
-
- 26 : 2015/12/05(土) 19:47:50 :
- ハンジ「さて!ワザも大切だけどコレも大切なシロモノだ!無くさないように管理してね。」パチン
──ハンジが指を鳴らすと、仮設テントから緑色のポーチが飛んできた…
ふわふわ〜…トスッ
エレン「…ポーチですか?」
ハンジ「そうだよ。腰に付けてね。おっと、その前に中身を確認してみて!」
──ポーチの中には手に乗るほどの大きさ金属製のケースが入っていた。
エレン(ってか、変身しなくても超能力使えるのか…)
-
- 27 : 2015/12/08(火) 23:40:34 :
- ハンジ「そのケースにはポケチップの素材を入れる事が出来るんだ。」
エレン「ポケチップの素材?あれを作るのに何か素材が必要なんですか?」
ハンジ「もちろんだよ。ポケチップを作るにはデータとしてポケモンのツメやウロコ、なみだとかが必要なんだ。私達の任務はポケチップの種類を増やすための素材集めも兼ねてるんだよ。」
ユミル「はい質問。例えば材料を片っ端から集めたとして、既にあるのと被ったら無駄じゃないですか?」
ハンジ「イイ質問だね!その無駄を省く為に、君達のポケモンずかんが必要なんだよ。モブリット、君の乗ってきた子が居るよね?」スッっポケモンずかん
モブリット「はい、もちろんです。今呼びます。」
すぅ…ピィーーー……
バサッバサッバサッ…
モブリット「紹介するよ。僕n
ハンジ「モブリットのパートナー!プテラだよ!!」
プテラ「………」ズシンッ…
全員「………」
ハンジ「…あれ?」
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- 28 : 2015/12/08(火) 23:42:07 :
- ハンジ「も、モブリット。この子どうかしたの?」
モブリット「技術部長のギャラドスと違って、このプテラはおくびょうなんですよ。よしよし、怖がらなくて大丈夫だぞ…」ナデナデ
プテラ「ぐるる……」
エレン「すっげぇ…プテラもデカいんだな!」
プテラ「……!」ビクッ
モブリット「こ、こら!あんまり大きな声を出さないでくれ。プテラが怖がるじゃないか。」
エレン「あ、す、すいません…」
ユミル「図体の割にちっちぇ肝っ玉してんな…」ボソッ
プテラ「…くぅ〜……」
ユミル(…でも、ちょっとかわいいかも…)
-
- 29 : 2015/12/11(金) 07:06:29 :
- モブリット「技術部長、プテラを呼んでどうするおつもりですか?」
ハンジ「ん?あ、そうだった。みんな、ポケモンずかんでプテラを調べて!」
エレン「あ、はい。」スッ…ピピッ!
ハンジ「その画面をよ〜く見ておいてね。」
アニ「…特に変わりないです。」
ハンジ「よしよし、今度はそうだな…」
──ハンジはしばらく自分のポケモンずかんを見つめる…
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- 30 : 2015/12/11(金) 07:07:59 :
- ハンジ「この子がいいかな。今度はポケモンずかんでダンゴロって調べて!」
エレン「タンゴロですね。えっと……あれ?」ピッ、ピッ
ユミル「画像はあるのに、情報が書かれてない…」
ハンジ「実はその子、まだポケチップになってないんだよ。素材入手が困難でね〜。」
ミカサ「…つまり、素材を回収すべきか否かはポケモンずかんの情報で判断する、という事ですね。」
ハンジ「ビンゴ!!ポケモンに出会ったらまずポケモンずかんで調べるという事の重要さ!ガッテンしていただけましたでしょうか!?」
エレン「ガッテンガッテン!」(`・ω・)ノ
ミカサ「ガッテンガッテン!」(`・ω・)ノ
アニ「ガッテンガッテン!」(`・ω・)ノ
ユミル(なんか見た事ある…)
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- 31 : 2015/12/16(水) 07:46:32 :
- バサッ、バサッ、バサッ…
ハンジ「いや〜…ギャラドスもいいけど、プテラもカッコイイよねぇ…」ウットリ
モブリット「……技術部長。」
ハンジ「分かってるよ〜。さて、これで最低限の知識は習得したはずだね。いよいよハードマウンテンに出発だ!」
ミカサ「ハンジさん、1つ訊ねても宜しいですか?」スッ
ハンジ「どうぞ!」
ミカサ「ここまで教えて頂いた知識。とてもためになるものだったのですが、全てあなたの能力で脳内に送れば良かったのではないでしょうか。」
ハンジ「……………」
エレン「思いもよらなかったって顔だな…」ボソッ
アニ「だね…」ボソッ
ハンジ「…と、とにかく出発だぁ!!!」ダダダッ!!
モブリット「ちょっ!技術部長!生き急ぎすぎです!!」
4人(あんな上司は嫌だな)
※既に手遅れ
モブリット「…あ、ほら、はやく追いかけて!僕はここで待機だけど、あの人を信じて頑張ってくれ!」
4人「…………」
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- 32 : 2015/12/19(土) 08:07:54 :
- ダダダダダ〜っ…
ハンジ「着いたよォーーーッ!!」ウォオオオ
~ハードマウンテン、入口付近~
エレン「はぁ、はぁ…ど、どうしてそんなに元気なんですか…ここまで、は走って来たんですよ……?」ゼェ、ハァ…
ハンジ「だっっってさ!!考えてもみてよ!!まだ見ぬポケモンとの出会い…新しいポケモンとの出会い…初めてのポケモンとの出会い…!!どれも最ッ高じゃないか!!!」ゾクゾクゾクッ
ミカサ(答になってない…しかも全部ポケモン…)
ユミル「お、お前とミカサはなんで息があがってないんだよ…はぁ…はぁ…」ハァ…ハァ…
アニ「……別に。」
ユミル「…ハァ…ハァ……あ、そう…」
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- 33 : 2015/12/19(土) 08:15:25 :
- ハンジ「ふぅ、だいぶ落ち着いた……さて、ここからがハードマウンテンの入口だよ。通信によるとほのおタイプ、そしていわタイプのポケモンが多いらしい。このふたつのタイプに共通して効果バツグンなのは…エレン!」
エレン「ひゃい!みずタイプとじめんタイプです!!」
ハンジ「そのとおり!正解したから噛んだことには触れないであげるね!」
エレン(…思いきっし触れてるやん…)
ユミル「ここって活火山なんですよね。洞窟なんて入って危なくないんですか?」
ハンジ「うーん、これといって熱風が吹いてきてないからたぶん大丈夫!」
ユミル「いや、だからたぶんって…」
ミカサ「洞窟でマグマと遭遇するなんて〇ine craftだけ。心配する必要はない。」
アニ「そういうのよくない」
ハンジ「仲がよろしくて何よりだ!さあ、準備はいいね!それじゃココで1発、えいえい…!」
\ おーーっ!/
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- 34 : 2015/12/19(土) 20:51:10 :
- ~TROPs本部、第1グラウンド~
ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!
キース「ペースを落とすな!!こんな様では奴等に喰い殺されるのが関の山だぞ!」
リザードン「グオオッ!!」バサッ、バサッ
「「はっ!!」」
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- 35 : 2015/12/19(土) 20:54:31 :
- ジャン「くそっ…いきなり罵しられたと思ったら、今度は10kgの重し背負って10000m…教官はドラゴンに乗って楽してるしよ。」
アルミン「リザードンはドラゴンタイプじゃないよ…そ、それに試験もなしに入れてもらえたんだから、このくらいの体づくりは自分からででもしないと…」ハァ…ハァ…
ジャン「…おいアルミン、大丈夫か?すごい汗だぞ。」
アルミン「だ、大丈夫!これくらいならまだまだ…」
ひょいっ
アルミン「あっ!僕の重りが!」
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- 36 : 2015/12/19(土) 20:56:20 :
- ライナー「その体づくりでカラダ壊しちまったら元も子も無いな。しばらくお前のは俺が持つ事にしたぞ。」
アルミン「だ、ダメだよ!そんなことしたら君まで…!」
ライナー「気にするな、これは俺の好きでやってるんだ。人の心配よりまず自分の心配をするんだな。」
アルミン「う、うん。ありがとう…」
ジャン「ったく、気ぃ遣わせやがって…」
マルコ(そんなこと言って…様子のおかしいアルミンに気付いて話しかけたのは君じゃないか。ホントに素直じゃないんだな。)フフッ
ジャン「おいマルコ!何ニヤニヤしてんだよ。」
マルコ「何でもないよ。いつものことさ。」
ジャン「気味悪い野郎だな…ところでエレンのヤツはどうしたんだ?恐喝合戦の時から見当たらなかったな。」
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- 37 : 2015/12/25(金) 13:03:11 :
- アルミン「団長に呼び出されたって言ってたよ。でも、そんな放送流れてたかな…」
コニー「アイツ、何か悪さしたんじゃねぇか?」ヌッ
アルミン「いや、エレンに限ってそんな…」
コニー「いやいや、目つき悪ぃし、いつかはやると思ってたぜ俺は……なあ、なんか焦げ臭くないか?」パチパチ…
ライナー「確かに…何のにおいだ?」クンクン
アルミン「…こ、コニー!う、後ろ!!背中だよ!!」
コニー「あぁ?お前なに言ってんだ…あれ?なんか暑いな。後ろにストーブでもあるみた…い…?」チラッ
リザードン「………」ゴォォ……
キース「貴様……どうやら鈍感なのは頭の中身だけでは無いようだな…」ギロリ
-
- 38 : 2015/12/25(金) 13:05:37 :
- キース「…リザードン、火力を上げろ。」
リザードン「グオン♪」ゴォォ!
コニー「ウわッちャアアアーーーッ!!!?」ピョ-ン!
アルミン「リザードンの『かえんほうしゃ』だ!こんな間近で見られるなんて夢みたいだよ!」
ライナー「す、スゲェ火力だ…あんなの喰らったらひとたまりもないな…」
マルコ「カッコイイなぁ…僕もあんな風になりたいなぁ…」ウットリ
ジャン(だ、誰かコニーを案じてやれよ…)
-
- 39 : 2015/12/30(水) 21:37:50 :
- コニー「あちゃちゃちゃ!!! 誰か助けてくれェ!!」ダダダダダ!!
ジャン「うわっ!こっち来んじゃねぇ!!熱いわ!!」
コニー「誰か消してくれー!!」ワタワタ
アルミン「転げ回れば消えるかもしれないよ!」
コニー「そ、そうか!その手があった!!」キキ-ッ
──コニーは右手のガントレットに手を添える…
アルミン「あ、あれ?ちょ、コニー?」
ピカッ!!
-
- 40 : 2016/01/03(日) 22:30:29 :
- ─新兵の誰もが足を止め、目の前で起こった出来事に目を輝かせていた…
「なんだ?」「し、しっぽ生えてる…」
「変身ってやっぱりカッコイイわ!」グッ
「あれは何のポケモン?」「すっげぇ…」
ジャン「…こ、コニーてめぇ!!ひとりで目立ってんじゃねぇ!(錯乱)」
コニー-?????
「え?でも、アルミンが俺にこうしろって…」
アルミン「言ってないよ!!」ブンブンブン
キース「…コニー・スプリンガー……貴様は一体何をした…?」バサッバサッ…ズシン…スタッ
-
- 41 : 2016/01/09(土) 03:06:59 :
- ─キースの一声でざわめきがぱったりと止み、グラウンドにはリザードンの荒い鼻息だけが響く…
ジャン「…下手な事言うんなよ。ただでさえ変身するのは御法度なのに、それを訓練中にしたんだから教官はもうカンカンだ…」ボソッ
コニー?????
「そ、そうなのか…気を付けねぇと…」
キース「質問に答えろ!!貴様は一体何をした!!」
コニー-?????
「はっ!リザードンに背中を焼かれ命の危険を感じたのでとっさにポケモンに変身しました!!」バッ
キース「変身したポケモンは何だ!」
コニー-モウカザル
「ふかs…モウカザルです!」
キース「何故だ…何故、モウカザルに変身した…」
コニー-モウカザル
「焼け死んでしまっては元も子もないので、ポケモンに変身して生き延びるべきだと判断しました。」
アルミン(な、なんだろう…この既視感は…)
-
- 42 : 2016/01/09(土) 03:08:14 :
- キース「そうか…いいだろう。」クルッ
キース「コニー・スプリンガーは私の許可無くポケモンにフォルムチェンジした!本来ならリザードンの餌になってもらうところだが、今回は特別だ!コイツの悪行を見逃す事にする!!」
…ザワザワ… …ザワザワ…
コニー-モウカザル
「ふぅ、よかった〜」ε-(´∀`*)ホッ
キース「ただし、私のリザードンの遊び相手になってもらおう…」
コニ-モウカザル
「………は?」
-
- 43 : 2016/01/15(金) 18:24:10 :
- ~TROPs本部、ポケモンコロシアム~
ザワザワ……ザワザワ……
ジャン「お、おい…俺達新兵が全員すっぽり入るなんてすっげぇ規模だよな…」
アルミン「本で読んだ事はあったけど、実物は違うね…圧巻だよ。」
キース「全員、注目!!!」
シィーーン……
キース「これよりリザードンとコニー・スプリンガーの試合を開始する!始め!!」
ワァァアアアアア!!!
-
- 44 : 2016/01/15(金) 18:24:58 :
- 現在公開可能な情報06
・大闘技場
ポケモン兵団本部の敷地内には巨大なだ円形の闘技場が鎮座している。アニメのOP「ライバル」で出てきたスタジアムみたいなイメージ。別名、ポケモンコロシアム。モニターも充実していて、近未来的な雰囲気がある。ランニングコースやバトルステージが設置されている。
このコロシアムは300年近くの時を経てもなお全くの無キズである。というより、どんな傷がついてもたちどころに再生してしまうのだ。正直、不気味である。素材にあるポケモンのDNAが組み込まれているという噂があるが、欠片からポケモンらしきDNAを検出した記録は無い。また、このコロシアムほどに強力な再生力を持ったポケモンは発見されていないので、現状での噂の信憑性は極めて低い。
-
- 45 : 2016/01/20(水) 23:52:33 :
- ライナー「…始まったな…」
ジャン「リザードンって言えば、たしか失踪した調査兵団の団長のパートナーと同じポケモンじゃねえのか?恐ろしく強かったとか聞くぞ。」
アルミン「リザードンは鉄をも溶かすと言われる強力な炎を使うポケモンなんだ。モウカザルと同じほのおタイプのポケモンでも格が違うよ…」
ジャン「ヤバイじゃねえか…コニーの野郎、大丈夫か?」
アルミン「訓練をしてない今のコニーだと…生きて帰って来られればいい方だと思う…」
ライナー「万事休すか…」
ジャン「くそっ!死ぬんじゃねえぞ!コニー!!」
-
- 46 : 2016/01/23(土) 17:55:31 :
コニー-モウカザル
「お、ジャンが俺のこと応援してるぞ!おーい!」
キース「よそ見をするな!試合は始まっているぞ!」
リザードン「グオンッ!!」
コニー-モウカザル
「あ、そうだった!はっ!すみません!」
キース「では始めようか…まずは小手調べだ!『かえんほうしゃ』!!」
リザードン「グググ…グオー!!」ボォオオオ
コニー-モウカザル
「うわっと!」バッ!
-
- 47 : 2016/01/27(水) 22:37:45 :
- キース(なかなかいい動きだな…)
コニー-モウカザル
「こんにゃろ、やったな~!」ダダッ!
キース「突っ込んでくるか…もう一度『かえんほうしゃ』だ!!」
リザードン「グオー!!」ボォオオオ
コニー-モウカザル
「よっ!」サッ
-
- 48 : 2016/01/29(金) 07:20:13 :
- キース(この距離で避けるか…ならば!)
「『きりさく』攻撃!」
リザードン「グオン!!」ブンッ
コニー-モウカザル
「ほっ!」スカッ
リザードン「!?」
キース(なかなか素早いな…)
-
- 49 : 2016/02/02(火) 22:20:31 :
- コニー-モウカザル
「これでもくらえ!」パンッ!!
『ねこだまし』
リザードン「がっ!?」フラッ
キース(『ねこだまし』だと?そんな技─)
コニー-モウカザル
「なんか知らねえけどチャンスだ!うおおおお!!!」ドッドッドッ
-
- 50 : 2016/02/07(日) 02:20:01 :
- キース「リザードン!体制を直れ!」
リザードン「グゥ…」フラッ
コニー-モウカザル
「とりゃあああ!!!!!」ドドドドドド
『ニトロチャージ』
リザードン「!!」
キース「『フレアドライブ』!」
リザードン「グオン!!」ボッ!ゴォォオオ!!
コニー-モウカザル
「返り討ちにしてやるぜ!!」ドドドドドド
カッ!!ドガーーン!!!
-
- 51 : 2016/02/11(木) 21:51:03 :
- ~ハードマウンテン、トンネル~
ピチョッ…ピチョッ……
エレン「薄暗いし、じめじめしててなんか嫌なところだな…」
ミカサ「…私は好き。」
ユミル「それは趣味が悪いぞ…ネコミミの方が正常だ。」
エレン「ネコミミ言うな!」ウガー
ハンジ「シッ、静かに!」ピタッ
-
- 52 : 2016/02/11(木) 21:51:29 :
- ユミル「な、なんですか突然…」ビクッ
ハンジ「ほら、聞こえるかい?」
ユミル「…いや、特に何も。」
エレン「何かの飛んでる音がしますね。」
ユミル「へ?」
アニ「…ああ、言われてみれば…」
ユミル「え、うそ、」
-
- 53 : 2016/02/11(木) 21:52:00 :
- ハンジ「これはこうもりポケモンのズバットの羽音だよ。報告によるとここのポケモンはやたらと好戦的だから気をつけて。」
ユミル(……何も聞こえてない私がおかしいのか?)
エレン「コウモリか…どおりでさっきから耳鳴りがするわけだ。」ミミオサエ
ミカサ「ずぶ濡れになったおかげで風邪ひいた?」
ハンジ「いや、きっとエレンにはズバットたちの超音波が聴こえてるんだ。彼の聴力は既にポケモンのそれに到達しているようだからね。」
ユミル(……コイツらがおかしいんだな…)ホッ
-
- 54 : 2016/02/11(木) 21:52:50 :
- ハンジ「さて、これが君達にとっての初戦闘になるけど、準備はいいかい?」
アニ「私はいつでも。」
ミカサ「……」コクッ
ユミル「とほほ、やるしかないか…」
エレン「準備OKです!!」
ハンジ「よし…これより戦闘に入る!目標、眼前のズバットおよそ5体!各自自分に出来ることをしてくれ!」カッ!キィィイイイン!
「「ハッ!」」
ハンジ-サーナイト
「進撃せよ!!」
to be continued...
-
- 55 : 2016/02/12(金) 00:05:49 :
- 以上で第2章前編終了です。
私事ですがテスト期間に入ったのでここで一旦切ることにしました。1章に比べてだいぶ短いですがご容赦ください。
第2章前編いかがでしたか?戦闘シーンは見づらくなかったでしょうか?それっぽく見せるためにワザ名を『』で括ってみたり、変身した人の攻撃は「」内から外してみたりしました。問題なければこのままでしばらくいくと思います。
それから突如出てきた「フォルムチェンジ」という単語ですが、今までは「変身」と記してたアレです。カタカナで書くとどうしても文が長くなってしまうので自粛してきましたが、あえてここで宣言しておきます。読み方は「フォルムチェンジ」だよ、というほそぼそとしたアピールでした。
さて、投稿ペースが遅すぎて頭の中でストーリーが二転三転しててこの先心配ですが、まあそれはさておき(ヾ(ーー )ォィ)次回、第2章後編に乞うご期待ください!
たぶん、スレだけたてておきます。
ポケモンのリクエストetc…お待ちしております!
-
- 56 : 2016/02/12(金) 11:45:14 :
- 思ったんですけどエレンのイーブイってチートじゃね?ww
-
- 57 : 2016/02/14(日) 01:19:39 :
- >>56
エレン「フフフ…私はまだ実力の半分も出していませんよ…」
ユミル「お前はどこの宇宙の帝王だ。」
エレンさんの今後の活躍(笑)にご期待下さいませ
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