このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
苗木「」
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- 1 : 2015/10/11(日) 21:51:08 :
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苗木「」
苗木「」
苗木「」
苗木「」
苗木「」
苗木「」
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- 2 : 2015/10/11(日) 21:52:05 :
- (期待です)
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- 3 : 2015/10/11(日) 22:02:36 :
大和田「こ、こいつ…」
石丸「死んでる…?」
不二咲「そ、そんな!」
モノクマ「なんてこった…」
セレス「しかし、彼はどうして死んだのでしょうか?」
戦刃「外傷は確認されてない」
山田「き、綺麗な顔してんだろ!?死んでんだぜ!」
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- 4 : 2015/10/11(日) 22:12:08 :
モノクマ「くっ、この妙に不自然な崖で外界から隔絶され、吊橋一本と電線でしか外界と繋がってない誰が何を考えて立てたのかわからない頭おかしい屋敷を修学旅行の行き先にしなければ…」
モノクマ「こんな都合のいいイベント起きなかったのに…」
朝比奈「イベント!?」
大神「…貴様の仕業か」
桑田「てめー…」
腐川「なんなのよ…もう…」
大神「江ノ島…貴様」
舞園「とにかく、先生に知らせにいきましょう」
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- 5 : 2015/10/11(日) 22:12:37 :
葉隠「俺に任せるべ!」
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- 6 : 2015/10/11(日) 22:21:39 :
舞園「そ、そんな…」
桑田「葉隠…」
セレス「困りましたね…吊り橋が落ちては脱出できません」
大神「…奴もこの高さでは生きてはいまい」
モノクマ「とりあえずさ、館にもどろ?」
モノクマ「もうすぐ日が暮れる」
モノクマ「格好の餌食になっちゃうぜ!?」
不二咲「餌食…?」
モノクマ「優しい子やねー」
モノクマ「苗木君が殺されたんだぞ!」
モノクマ「犯人はこの中にいる!」
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- 7 : 2015/10/11(日) 22:25:54 :
モノクマ「って言って欲しかったなー」
霧切「…」
桑田「あ、そういや霧切は探偵だったっけ?」
大和田「そういやそうだな」
石丸「僕としたことが…気づくのに遅れた」
霧切「」
モノクマ「こら!特殊職の奴はコミュ障とかいうな!」
戦刃「…」
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- 8 : 2015/10/11(日) 22:32:25 :
大和田「へへっ、犯人なんてカンケーねー」
大和田「橋は落ちたけど、まだ電話線が残ってるぜ」
桑田「そうじゃん!戻って警察呼べばいいじゃん」
大和田「てわけで行ってくるぜ」タッ
桑田「てめっ、手柄を一人占めする気か!」ダッ
朝日奈「まったく、男子は…」
朝日奈「私が一番でしょ」ヒュ
大神「(変わらないぞ、朝日奈よ)」
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- 9 : 2015/10/11(日) 22:46:22 :
桑田「」
大和田「」
不二咲「あっ…あっ……」
石丸「酷い…」
戦刃「首を切断して置く場所を入れ替えてる」
霧切「犯人は相当残虐性が高いのかしらね」
霧切「わざわざ門の前にそれを置くんですからね」
大神「…朝日奈!」ドン
セレス「朝日奈さんが見当たりませんね」
戦刃「彼女の機動力からして先陣を切っていた可能性が高い」
戦刃「この傷は後ろからの攻撃によるものだ」
戦刃「彼女によるものではないはず」
モノクマ「よかったね、お姉ちゃん」
モノクマ「霧切さんも」
モノクマ「こういう時しかない喋れないからね」
石丸「そういえば腐川君が見当たらないな」
山田「おや?拙者の後ろを来ていた筈ですが」
山田「…拙者がここで待ちましょう」
霧切「犯人は強力だから単独でいるべきではないわ)」
山田「ん?何か言われましたか?霧切殿」
霧切「…」
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- 10 : 2015/10/11(日) 22:57:01 :
朝日奈「」
大神「ぬ、くぅ…」
セレス「電話は破壊されてますね」
石丸「はっはっは、まだここにはプログラマーがいる!」
不二咲「うぅ、流石に道具がないと直したりできないよ…」
石丸「くっ、なんということだ…」
モノクマ「あぁ、絶望的だよね」
モノクマ「こんな陸の孤島に殺人者と一緒にされるなんてさ!」
戦刃「(どうしようかな)」
霧切「(犯人を探さないと)」
大神「我が助けを呼んでこよう…」ダッ
不二咲「お、大神さん!」
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- 11 : 2015/10/11(日) 22:58:38 :
山田「おや?」
大神「…」ドン
山田「大神殿?」
山田「…それにしても腐川殿は遅いですな」
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- 12 : 2015/10/17(土) 20:59:09 :
腐川「」
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- 13 : 2015/10/17(土) 21:05:26 :
ザ-ザ-
不二咲「雨…」
山田「結局、腐川殿はあらわれませんでしたな」
霧切「…」
戦刃「…」
石丸「心配はいらない!大神君がきっと助けを呼んでくれる」
セレス「…」
舞園「(気まずい…)」
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- 14 : 2015/10/17(土) 21:06:40 :
ガチャ
十神「…?」
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- 15 : 2015/10/17(土) 21:15:12 :
セレス「こうしていても埒があかないのではないですか?」
セレス「もう日が暮れてます、各自部屋に戻り休憩しましょう」
石丸「僕としたことが!もうこんな時間ではないか!」
舞園「え?みんなで固まっていた方がよくないですか?」
戦刃「一箇所に集まっていては、群体としての生存確率が落ちるかもしれない…」
霧切「あなたがいれば、謎の脅威も倒せるんじゃないかしら?」
戦刃「…敵の詳細がわからない」
戦刃「(おばけかもしれないし)」
モノクマ「(おばけかもとか思ってるんだろうなぁ)」
山田「で、では万が一襲われたら…」
戦刃「敵の詳細を伝えることを重視、可能なら逃亡する」
石丸「はっはっは、鍵を掛けて寝れば問題あるまい!」
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- 16 : 2015/10/17(土) 21:16:24 :
ドンドンドン
イシマルドノ-?
モウヒルデスゾ-?
石丸「」
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- 17 : 2015/10/17(土) 21:23:05 :
舞園「い、石丸君まで…」
舞園「余計静かに…」
霧切「…」
霧切「…」
霧切「(何が何だかわからない)」
戦刃「…帰っていいかな?」
山田「そ、そんな」
不二咲「戦刃さん…」
セレス「弱りましたね、どこかに名探偵はいないのでしょうか…」
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- 18 : 2015/10/17(土) 21:24:10 :
苗木「もしかして…呼んだ?」
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- 19 : 2015/10/17(土) 21:26:14 :
舞園「!苗木君!」
霧切「苗木君…」
セレス「なぜあなたが?」
戦刃「ぞ、ぞんび?」チャキ
苗木「そ、そんな物騒なモノ向けないでよ!」
苗木「ボクは苗木誠だよ」
苗木「僕は生きてるんだよ!」
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- 20 : 2015/10/17(土) 21:34:49 :
苗木「ボクはね、せっかくこんな場所に来たんだから洋館事件みたいなノリで事件を演出したかったんだ」
苗木「吊り橋の紐を劣化させた上で桑田君達と結託して死んだふりをしたんだ」
苗木「そしたら本当に橋が落ちて…」
苗木「ボクって本当についてないよね」ハァ
苗木「朝日奈さんが帰ってきたときは焦ったよ、ワイヤートラップに桑田君と大和田君がかかっちゃってさ」
苗木「まぁ、首をセットしそこなったけど、見られなくてよかったよ」
苗木「ボクはそこから森に戻って腐川さんを殺したんだ」
苗木「そして夜に窓から石丸君の部屋に入って彼を殺した」
苗木「なんて絶望的なんだろうね」
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- 21 : 2015/10/17(土) 21:39:06 :
苗木「けど安心していいよ」
苗木「犯人はもう分かったんだからさ」
不二咲「え?」
苗木「ボクみたいな平凡な人間が、こんなスリリングな事件をサッと解決するなんて中々出来ないからね」
苗木「犯人、被害者、探偵を一人三役でやったよ」
苗木「中々のファインプレーだよね!」
舞園「そ、そんな…」
苗木「さて、と」
苗木「後味が悪いかもしれないけど、ボクの物語はこれで終わりだ」
苗木「終わり…」
苗木「終わりなんだよ!」
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- 22 : 2015/10/17(土) 21:43:31 :
十神「話は聞かせて貰った」
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- 23 : 2015/10/17(土) 21:48:38 :
十神「苗木、お前にしては中々いい推理じゃないか」
セレス「(そういえばこの人も参加してましたね)」
十神「だが、お前は一つ誤魔化してる所がある」
苗木「え?なんのこと?」
十神「ふん、しらばっくれるな」
十神「朝日奈の件だ」
霧切「…」
十神「おまえはやったのか?」
苗木「ボク以外にいるはずないじゃないか!」
苗木「クラスメイトを殺すような奴がいるのか!」
苗木「そんな奴は異常者だよ!」
苗木「キチガイだよ」
十神「黙れ、愚民」
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- 24 : 2015/10/17(土) 21:51:22 :
十神「俺の推理ではこうだ」
十神「桑田と大和田を殺したのは苗木、おまえじゃない」
十神「ジェノサイダー翔、腐川だ」
霧切「(何この茶番)」
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- 25 : 2015/10/24(土) 21:30:50 :
モノクマ「ふぅ、みんなここまで読んでくれてありがとう」
モノクマ「それにしても、一体誰がこんなことをしたんだろうねぇ」
モノクマ「大切なクラスメートを殺すなんて、そんなことはよくあることだけど」
モノクマ「犯人はなんでそんな面倒なことをしたんだろうねぇ」
モノクマ「このあと、イキ残ったメンバーは、一体どうなったんだろうか」
モノクマ「犯人を吊るしあげたのか」
モノクマ「実はみんな生きていて、これは喜劇だったのか」
モノクマ「突然、館の地下闘技場でのバトル編になるのか」
モノクマ「誰にも、神にも、作者にもわからないんだねぇ」
モノクマ「キミにできるのは、可能性について考えることだけなんだよね」
モノクマ「虚しいよね!」
モノクマ「絶望的だよね!」
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- 26 : 2015/10/24(土) 21:39:47 :
モノクマ「そもそもさ、キミはなんでこんなssを読んでるのかな?」
モノクマ「作者が気まぐれで作った駄文をさ」
モノクマ「こんなところまで読んじゃってさ」
モノクマ「原作愛?」
モノクマ「くだらないなぁ、ボクは嬉しいけどね」
モノクマ「これを読むことに時間を費やしてさ、キミは何かを得たの?」
モノクマ「オマエラはね、大きな可能性を秘めてるんだよ!」
モノクマ「頑張れば頑張っただけの結果がついてくるんだ」
モノクマ「しかし時間は有限なんだ、」
モノクマ「オマエラは、勿体無いんだよ!」
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- 27 : 2015/10/24(土) 21:45:34 :
モノクマ「なんてね」
モノクマ「人生どう変わるかわからないからね」
モノクマ「頑張って働いてシヌやつもいれば」
モノクマ「一生部屋にこもって面白おかしい人生送るやつもいる」
モノクマ「何がどうなるかなんて、誰にもわからないからね」
モノクマ「テキトーに自分の幸運を信じて生きていくのが、努力することより、投げ出すより、よっぽどいい生き方なんだろうね」
モノクマ「オマエラみたいな半端なやつにはね」
モノクマ「うぷぷ、けど半端者にはそれも難しいかな?」
モノクマ「むなしいねぇ」
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- 28 : 2015/10/24(土) 21:53:21 :
十神「つまり、腐川が朝日奈を殺し、腐川を苗木が殺した」
苗木「そうかも」
山田「ふむ」
霧切「ほーん」
不二咲「どうでもよくね?」
戦刃「賛成」
こうして、なんかクラスメートが大量に死んだ事件は幕を閉じた
大神さんが読んだ救助隊に助けられ、我々は館を後にした
殺人犯が誰なのか結局調査しなかったんでわからなかったが、俺たちは絶対に犯人を許さない
ボク達はみんなの犠牲を乗り越えて、希望を持って、前を向いて頑張らないといけない、そう思った
苗木「希望は前に進むんだ!」
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- 29 : 2015/10/24(土) 21:57:57 :
娯楽って、絶望だよね
体がそれを求めるが、自分にとって何のアドバンテージにもならないからさ
もちろん、一過性のものならいいんだ
区切られた時間で効果を発揮するならな
けど、慢性的な、中毒性の高いようなやつはどうだい?
絶望的だよ
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- 30 : 2015/10/24(土) 22:06:20 :
てことで終わりです
また投げました、ここまで読んだ人はすいません
考えを吐き出すのって面倒ですよね?とくに論理的文章とか内容ってやつを表現するの。まぁ、ここはメモ代わりにしてるんで、どうでもいいかもですけど。
正しいと思ってることをしたいんですけど、わからないんですよね。正しくないことはわかるんですけど。否定ばっかの人間とか終わってますね。最低だ
オマエラは、折れるなよ
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- 31 : 2020/07/09(木) 23:41:03 :
- 絶望すぎだろww
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