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  1. 1 : : 2015/10/10(土) 13:51:10
    No.10 レオンハートさんとの合作です!!


  2. 2 : : 2015/10/10(土) 13:53:46
    期待です!
  3. 3 : : 2015/10/10(土) 21:02:30
    あーにゃんと合作をさせていただくことになりました、レオンハートです!!頑張ります!
  4. 4 : : 2015/10/10(土) 21:03:56
    〜現在〜

    私はミカサ。高校1年生。


    私には、ずっと前から想っている人がいる。


    その人の名前は



    エレン・イェーガー



    …でももうこの恋は叶わない。


    なぜなら遠い遠い昔の人だから。


    もう会えないとわかっていても、どれだけ会えないと言い聞かせても、


    会いたいと思っている自分がいる。


    いつか、どこかで………
  5. 5 : : 2015/10/11(日) 18:15:13
    ミーーンミーーンミーーン

    アルミン「ふぅ…図書館は涼しいと思って来てみたけど……」


    ミカサ「…暑い」


    アルミン「だよね…」


    アルミン「あ、ミカサ問1間違ってる」


    ミカサ「はぁ…これじゃテストが危ないかも」


    アルミン「うちの学校のテスト難しいもんね」


    ミカサ「ええ…」


    ミカサ「…夏と言えば、エレンとアルミンと3人でした花火を思い出す」


    アルミン「そうだね……けど、その話は勉強の後!」


    ミカサ「……分かった」


    >あははっ

    >おい!図書館の中では静かにしろよ!


    ミカサ「!…エレン!」


    アルミン「ミカサ、全然ワーク進んでないよ」


    ミカサ「あ、…うん」
  6. 6 : : 2015/10/11(日) 18:15:25
    >>2さん
    期待ありがとうございます!
  7. 7 : : 2015/10/11(日) 22:32:06
    期待です。
  8. 8 : : 2015/10/12(月) 08:47:35
    >>7
    期待ありがとうございます!!
  9. 9 : : 2015/10/12(月) 09:57:51
    ーーーーーーーーーーーー

    ミカサ「ふぅ…終わった」


    アルミン「お疲れ様!」


    ミカサ「うん…(エレン…まだいるかな…)」


    アルミン「もしかして…エレンのこと考えてた?」


    ミカサ「! なぜ分かったの?」


    アルミン「親友を馬鹿にしないでほしいなぁ。何年の付き合いだと思ってるの」


    ミカサ「いえ…馬鹿にした訳ではなかったのだけど…」


    アルミン「あはは、冗談だよ。ところで…まだエレンのことが気になるの?」



    ミカサ「ええ…いくら思い続けても駄目だとわかってるのに…まだ…諦めきれなくて…」


    アルミン「そっか…。僕も力になるから、困った時はいつでも相談してね。」


    ミカサ「うん…ありがとう、アルミン」
  10. 10 : : 2015/10/12(月) 17:21:16
    アルミン「あ、もうこんな時間か……」


    アルミン「僕、塾行ってくるね」


    ミカサ「ええ、今日はありがとう」


    アルミン「どういたしまして、じゃあまた明日ね」


    ミカサ「うん、また明日」


    ミカサ「(エレンの声は確かあそこの棚から…)」スタスタ


    ーーーーーーー

    >なぁなぁ、ここ教えてくれ!

    >え?あぁ、ここは────


    | 壁 ミカサ「(まだいる…)」


    | 壁 ミカサ「(声かけていいのかな…)」ソワソワ


    >おい、お前どうした?


    | 壁 ミカサ(ビクッ)


    >どうした?

    >ほら、あそこから見てるやつ
  11. 11 : : 2015/10/13(火) 00:45:21
    >俺、ちょっと見てくる

    >あぁ


    エレン「おい、誰だ?」


    ミカサ「!!」




    ミカサ(エレン…エレンだ…!あの時と何も変わっていない…!エレンがい
    る…!)





    ミカサ「ーーッ…ヒック…ッ」


    エレン「ギョッ」


    エレン「お、おい、泣くなって!どうしたんだよ急に!」


    ミカサ「ご、ごめんなさい…」ヒック


    ジャン「おいおい、エレン、誰か泣かせたのか?………!!!」






    ジャン(なんだこの美女は…!!)





    ジャン「おい!てめぇ何泣かせてやがる!!」


    エレン「俺にもわかんねぇんだよ!おい
    、どうしたんだ?!」


    ミカサ「ごめんなさい…ちょっと…大切な人に似ていて…」


    ミカサ(エレンは…私のこと憶えてないのかな…。やっぱり…前世の記憶のことは忘れるものなのだろうか…)





  12. 12 : : 2015/10/14(水) 22:08:03
    エレン「お前、名前は?」


    ジャン「な…っ…お前!失礼だろ!会ってすぐの女性に名前を聞くのは…///」


    エレン「なに顔赤くしてんだよ」


    ジャン「それは……なぁ!」


    ミカサ「…ミカサ…」


    エレン「ミカ…サ」


    ミカサ「う、うん!」


    ジャン「ミカサ…す、素敵な名前だ!」


    ミカサ「ありがとう」


    エレン「なぁ、お前は────」


    ジャン「あっ!!もう5時半だ!」


    エレン「邪魔すんなよ!」


    ジャン「は、はぁ!?」


    ミカサ「また…来る?」


    ジャン「もっちろん!明日も明後日も!毎日!」


    エレン「は…?」


    ミカサ「よかった…じゃあ私帰るね」


    ジャン「お、おう…またな!」


    ミカサ「ええ」
  13. 13 : : 2015/10/14(水) 22:56:27
    次の日

    ミカサ「(今日も来てみたけど…まだエレンたちは来てないか…。)」


    ミカサ「2人が来るまで勉強しよう…」


    ジャン「ミ、ミカサ!よう!」


    エレン「よう」


    ミカサ「あ! エレン…と…」


    ジャン「俺はジャンだ!ジャン・キルシュタイン!」


    ミカサ「(ジャンだ…!ジャンも昔と変わっていない…!)」


    エレン「で、昨日の続きだけど」


    エレン「ミカサはどこの高校行ってるんだ?」


    ミカサ「私はマリア高校」


    ジャン「え?!俺らと一緒じゃねえか!」


    ミカサ「ほ、本当?!」


    エレン「あぁ!お前、何組だ?」


    ミカサ「5組」


    エレン「そうか…俺ら1組なんだよ」


    ミカサ「そうなんだ…」


    エレン「また夏休み明けたら学校で会えるかもな!」


    ジャン「すれ違ったりしたら声かけてくれ!」


    ミカサ「まだまだ先じゃないの。ふふ」
  14. 14 : : 2015/10/15(木) 13:29:42
    エレン「そう言や────」


    ジャン「ミカサ!」


    エレン「はぁぁぁ」


    ジャン「何ため息付いてんだよ」


    エレン「いや、お前のせいだろ」


    ジャン「は?」


    ミカサ「どうしたの?ジャン」


    ジャン「そうそう、ミカサって前世の記憶とかあるか?」


    ミカサ「前世の…記憶…?」


    エレン「急に何言い出してんだよ」


    ジャン「いいじゃねーかよ」


    ミカサ「私は……ある」


    エレン「!!」


    ジャン「実はな…俺もミカサ見てから、なぁんか前世の記憶らしきものを思い出してな」


    ミカサ「エレンは…前世の記憶ってある?」


    エレン「………ない」


    ミカサ「そっ…か」


    ジャン「み、ミカサ」


    ミカサ「何?」


    ジャン「夏休みの課題って終わったか?」


    ミカサ「ええ」


    ジャン「1教科だけでも教えてくれないか!」


    ミカサ「何の教科?」


    エレン「数学」


    ジャン「英語」


    エレン「数学だろ!」


    ジャン「数学は教科書見りゃ載ってんだろ!」


    エレン「それは英語だろ!発展問題とか意味不明なんだよ!」


    ジャン「英語だって!」


    ミカサ「2つとも教えるから」


    ジャン「いきなりだが、ここの問題を────」


    ミカサ「あ、そこは────」
  15. 15 : : 2015/10/15(木) 17:50:49
    エレン「ミカサ、あとでここも教えてくれ」


    ミカサ「あ、わかった」


    ジャン「で、この単語をここに入れたらどうなるんだ?」


    ミカサ「そしたらこういう意味になって…」カキカキ


    エレン「………」


    ジャン「ほうほう…」


    エレン「………」


    ミカサ「で、こうなるの!」


    ジャン「おぉー!わかりやすい!ありがとな!」


    エレン「………………」


    ミカサ「どういたしまして」ニコッ


    エレン「!!………ミカサ!ここも!早く!」


    ジャン「どうしたんだよお前!」


    エレン「うるせえ!いいから!」


    ミカサ「あ、エレン!今から教えるから!」



    エレン「ここ」ブッスー


    ジャン「何怒ってんだよ」


    エレン「うるせえ」


    ミカサ「あの…私が何かしてしまったなら謝ります、ごめんなさい…」


    エレン「いや、そういうのじゃなくて…」ボソ



    ミカサ「?」


    エレン「いや、なんでもねえ。早く教えてくれ」


    ミカサ「わかった…。ここはね…」
  16. 16 : : 2015/10/15(木) 20:09:09
    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・

    ジャン「嘘…だろ…!…1日で半分終わるなんて!」


    エレン「ほんと…すげーよ!」


    ミカサ「二人とも大袈裟だよ」


    ジャン「図書館閉まるまでまだ時間あるよな」


    ミカサ「ええ」


    ジャン「前世の記憶…の話なんだが」


    ミカサ「うん」


    ジャン「俺達は同じ訓練兵だった」


    エレン「訓練兵?」


    ミカサ「…104期」


    ミカサ「私達は巨人を……あ!!」


    エレン「どうした?」


    ミカサ「カルラおばさんは元気?」


    エレン「え…?なんで母さんの名前……」


    ミカサ「前世でもそうだった…から」


    ミカサ「カルラおばさん…元気…?」
  17. 17 : : 2015/10/17(土) 13:42:06
    エレン「(そういえば母さんは前世でも俺の母さんだったんだな…。)」


    エレン「あぁ、母さんは元気だ」


    ミカサ「良かった………本当に良かった…!!」


    ジャン「(そうか…昔はエレンの母さんはウォール・マリアが壊された日に…)」


    ミカサ「カルラおばさん…また…会いたい…」


    エレン「だったら…今から俺の家来るか?」


    ミカサ「いいの?!」


    エレン「ジャンも来るだろ?」


    ジャン「もちろん行くぜ!!こないだのゲームの続きだ!!」


    エレン「おい、ミカサがいるだろ!」


    ミカサ「私は…カルラおばさんに会えたらそれでいい…」


    エレン「…そうか。じゃあとりあえず行こうぜ」


    ミカサ(これからカルラおばさんに会える…泣かないようにしなくちゃ…)
  18. 18 : : 2015/10/17(土) 16:33:03
    これってエレミカですか?
  19. 19 : : 2015/10/17(土) 19:17:30
    >>18
    はい、エレミカです!!
  20. 20 : : 2015/10/19(月) 00:26:20

    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・


    エレン「着いたぞ」


    ミカサ「うん」



    ーガチャ


    >エレ〜ン?


    ミカサ「(カルラおばさんの声…!)」


    エレン「入れよ」


    ジャン「おじゃましまーす!」


    ミカサ「失礼します」



    バタンー




    カルラ「あーら、いらっしゃいジャンと……」


    ミカサ「み、ミカサ・アッカーマンです」


    カルラ「ミカサ……聞き覚えのある名前ね」


    エレン「そこらへん適当に座ってろ、ミカサは飲み物何にする?」


    ミカサ「え…と、ジャンと同じで」


    エレン「ジャンは何にするんだ?」


    ジャン「アイスストレートティ」


    エレン「っし、いれてくる」スタスタ


    ジャン「なぁ、ミカサ」


    ミカサ「何?」


    ジャン「エレンの母ちゃんミカサの事覚えてるのか?」


    ミカサ「…分からない……」


    カルラ「ミカサ」


    ミカサ「は、はい!」


    カルラ「……私は…巨人の餌になったんだったね」


    ミカサ「…カルラ…おばさん」


    カルラ「おかえり、ミカサ」


    ミカサ「〜〜〜〜っ」


    カルラ「まさかとは思ったけど、本当に前世の記憶ってあるもんなんだね〜」


    エレン「ほい、アイスティ2つ」


    ミカサ「ありがとう」


    ジャン「サンキュー!」


  21. 21 : : 2015/10/20(火) 00:04:36
    カルラ「ミカサ…大きくなったわね」


    ミカサ「おばさんも…昔と何も変わってない。ふふ」


    カルラ「エレンは記憶がないみたいだからね…。エレン、何も覚えてないんだろう?」


    エレン「………ああ。」


    カルラ「あら?今の間は何かしら〜?」


    エレン「うるせえよ」


    カルラ「んまっ、反抗期って怖いわね。ふふふ。ミカサ、ジャン、ゆっくりしてってね」


    ミカサ「はい」


    ジャン「はい!」


    エレン「じゃ、なんかしようぜ」


    ジャン「ゲーム!」


    エレン「だから、ミカサがいるんだって!ゲームだったらつまんねぇだろ!」


    ミカサ「エレン」


    エレン「なんだ?」


    ミカサ「私はなんでもいい」


    エレン「…じゃあ、ゲームで。3人でできるやつあったっけ」ガサゴソ


    ジャン「あ、これでいいんじゃないか?」


    エレン「そうだな。ミカサ、わからないことあったら俺教えるから言ってくれ」


    ジャン「いや、俺が教える。お前説明の仕方下手くそだから」


    エレン「は?!なんだよそれ!」


    ジャン「うるせえな!説明下手なお前の代わりに俺が教えてやるっつってんだよ!」


    エレン「いや、いい!俺が教える!ここ俺んちだし!」


    カルラ「こら!あんたたちそんなに小さいことで喧嘩しない!!教えるのはミカサが呼んだ人でいいでしょ!」


    ミカサ「2人とも、喧嘩なんてしてないで早く始めよう!!」


    エレン「やる気満々だな…」


    ジャン「ああ…」

  22. 22 : : 2015/10/20(火) 13:39:53


    ────・・・・・・・・・・


    エレン「えっとな、ルールは」


    ミカサ「うん」


    エレン「ゾンビが出てきたらバンッて撃つ」


    エレン「弾が切れたら、ここ押す。で、このHPが無くなったらゲームオーバー」


    ミカサ「う、…うん」


    エレン「っし!じゃあやるか!」


    〜Let's start!~


    エレン「こいこいこ~い!」カチャカチャ


    ミカサ「…わっ!撃たれた!えと…」カチャカチャ


    ジャン「あー!うわっちょ!…そこぉ!?」カチャカチャ



    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・



  23. 23 : : 2015/10/21(水) 18:07:53
    〜夕方〜

    ミカサ「ふぅ…楽しかった…」


    ジャン「」チーン


    エレン「ミカサ…強すぎだろ…」


    エレン「本当にこれ初めてしたのか?」


    ミカサ「ええ。それより…ジャンが心配」


    ジャン「」チーン


    エレン「今は中身どっか逝っちまってるけどそのうち起きるだろ。」


    ミカサ「今度謝っておこう…」


    カルラ「あら、みんなゲーム終わったの?」


    エレン「ああ。」


    カルラ「あら!ジャン倒れちゃってるじゃないの!」



    エレン「ミカサが強かったからな」


    カルラ「あらまあ、そうなの!凄いわね、ふふ。じゃあ、ジャンは起きるまでそっとしておきましょ。それより、ミカサ…もう夜だけど…ご飯うちで食べていく?」


    ミカサ「え…いいんですか?!」


    カルラ「もちろん!あと、敬語は使わなくていいわ。なんだか違和感があるのよね〜」


    ミカサ「あ…じゃあ…お母さんに連絡する」カチカチ


    ミカサ「もしもし、お母さん?私今日夜ご飯友達の家で食べてくるね。…うん、わかった。じゃあね。」ブツッ


    ミカサ「迷惑かけないように、だって」


    カルラ「オッケーなのね!よし、じゃあ早速食べましょうか」


    エレン「俺、ご飯大盛りにしてあるよな?」


    カルラ「してあるわよ。」


    エレン「っしゃ!いただきまーす!ミカサも早く食おうぜ!」ガツガツ


    ミカサ「ええ!(おばさんのご飯…久しぶりに食べる…)」


    ミカサ「いただきます…」パクッ


    ミカサ「(懐かしい味…すごく…美味しい…!!)」


    カルラ「どうかしら…?」


    ミカサ「すごく…すごく美味しい!とっても!」


    エレン「大袈裟だなー、ただの飯だろうが。ははっ」


    カルラ「そう?良かった…。あとエレン、うるさいわよ!明日から自分でご飯作りなさいよ?!」


    エレン「あーはいはいごめんなさーい」


    カルラ「こら!」


    ミカサ「ふふっ…」


    エレン「なに笑ってんだよ…」


    ミカサ「昔となにも変わってないなぁ…って。あ、エレン、米粒が溢れてる。口を開けて。私が入れてあげるから」


    エレン「なっ…やめろ!俺はそんなに小さい子供じゃない!」


    カルラ「この2人も昔から変わってないわね」

  24. 24 : : 2015/10/21(水) 22:49:33



    ジャン「ぬあ!もうこんな時間だ!俺帰るな!」


    カルラ「あら~、また来てね」


    ジャン「はい!失礼しました!!」バタバタ



    ーガチャ


    バタンー



    エレン「母さん!おかわり!」


    カルラ「は~い」


    カルラ「ミカサはおかわりいる?」


    ミカサ「少しだけ……」


    カルラ「は~い」


    エレン「なぁミカサ」


    ミカサ「なにエレン」


    エレン「前世の記憶っていつからあるんだ?」


    ミカサ「確か……ものごころついた頃からなんとなくあった」


    エレン「そうか……」


    ミカサ「エレンは全くないの?」


    エレン「あ、…あぁ」





    >ピンポーン


    カルラ「あ、はーい!エレン出て~」


    エレン「うぇー」


    ミカサ「私が出る」タッタッタッ




    ーガチャ


    ミカサ「はい……」


    「これを届けに」


    ミカサ「!!」






  25. 25 : : 2015/10/22(木) 21:46:57
    ミカサ「あの………リヴァイ………へい…ちょ………?」


    リヴァイ「え…?お前…は………?」


    リヴァイ「…!!」


    ミカサ「(相変わらず…チ…チビ………)」


    リヴァイ「今…チビって思っただろ……」ギロッ


    ミカサ「いえ、思っていません。」ギロッ


    ミカサ「で、何を届けに来たのですか。」


    リヴァイ「これだ。」スッ


    ミカサ「生徒手帳…」


    リヴァイ「エレンのだ。夏休み前に教室の前に落ちていた。」


    ミカサ「そうですか。ありがとうございます。では。」


    エレン「ミカサー!出てもらっちまって悪いな!で、どちら様でしょう…か………ってリヴァイ先輩!」


    ミカサ「先輩…?!」


    リヴァイ「俺は3年生だ。エレンとは部活が同じだけだ。」


    ミカサ「(同じ学校にいたなんて全く知らなかった…)」


    エレン「生徒手帳、落としてましたか!拾ってくれたんですね、ありがとうございます!」


    リヴァイ「これからは気を付けておけ。次落としたら学校を汚した罰として1日中校舎の掃除をしてもらう」


    エレン「は、はい!」


    ミカサ「(相変わらず潔癖性なのか…)」


    リヴァイ「では、俺は帰る」スタスタ


    エレン「はい、ありがとうございました!!」


    ミカサ「エレン、もう中に入ろう。」


    エレン「そうだな。」
  26. 26 : : 2015/10/23(金) 22:21:20


    バタンー


    カルラ「誰だったの?」


    エレン「リヴァイ先輩、俺の生徒手帳届けに来てくれたんだ」


    カルラ「あら!リヴァイが」


    ミカサ「おばさん知り合いなの?」


    カルラ「えぇ、」


    エレン「母さんって色んな人と知り合いだよな」


    カルラ「そう?」


    ミカサ「ごちそうさまでした」


    カルラ「もういいの?」


    ミカサ「うん」


    カルラ「エレン、部屋でミカサと遊んできたら?」


    エレン「えーーー、……あ!おう!」


    エレン「(聞きたい事もあるしな)」


    ミカサ「エレンの部屋」ワクワク


    エレン「お、おい、なに期待してんだよ」


    カルラ「後でお茶持っていくからね」


    エレン「ああ、ほら、行くぞ」


    ミカサ「う、うん!」





  27. 27 : : 2015/10/24(土) 06:52:38
    エレン「ん、ここが俺の部屋」ガチャ


    ミカサ「お邪魔します………」


    エレン「散らかってて悪いな」


    ミカサ「いえ、私が思っていたよりとても綺麗…!」


    エレン「ミカサの中の俺の部屋はどんだけ汚いんだ」


    ミカサ「(ベットの下は…)」スッ


    エレン「! ねえよそんなもん!!」アセアセ


    ミカサ「そう…」


    エレン「なんでヘコむんだよ!」


    ミカサ「あったほうが面白かったから…」


    エレン「な、なんも面白くねえよ!ほら、ここ座れ!ここ!」


    ミカサ「ええ」ストン


    ミカサ「(この座椅子すごくふわふわ…!)」


    エレン「その座椅子気持ちいいだろ。」


    ミカサ「ええ、とっても!」


    エレン「俺がお店で選びに選んだやつだからな!」


    ミカサ「そうなの、ふふ」


    エレン「おう!で、学校でのことなんだけど」


    ミカサ「ええ」


    エレン「他にも104期の人がいるだろ?あ…お、俺は誰だか知らないぞ?記憶がないからな?」


    ミカサ「?…ええ」


    エレン「お前のクラスには104期ってどんぐらいいるんだ?」


    ミカサ「んー…アルミンはもともと幼馴染でずっと一緒。今もクラスが同じ。他には…クリスタとユミルとアニとライナーとベルトルト…かな」


    エレン「(たくさんいるじゃねえか!アニまでいるのか!)」


    エレン「ふ〜ん、俺は覚えてないやつばっかだな〜」


    ミカサ「(エレンが嘘をついている………)」









  28. 28 : : 2015/10/25(日) 15:39:21


    ミカサ「エレン、」


    エレン「どうした」


    ミカサ「嘘…ついてる?」


    エレン「は、はぁえ!?」ビクッ


    ミカサ「…………」ジーーッ


    エレン「う、嘘?俺が?いやいやいや、ついてねーよ!」アセアセ


    ミカサ「そういえば、前世ではサシャが入団式で教官の前で蒸した芋を食べて…」


    エレン「あのあと死ぬ程走らされてたよな!ははっ」


    ミカサ「なぜ、知っているの?」


    エレン「え…?い、や…な!」


    ミカサ「誤魔化さないで」


    エレン「………」


    ミカサ「…エレン?」


    エレン「俺も……あったんだよ」


    ミカサ「何が…?」


    エレン「前世の記憶だよ!」








  29. 29 : : 2015/10/25(日) 19:36:40
    ミカサ「やっぱり………」


    エレン「あぁ…」


    ミカサ「なんで隠してたの…?」


    エレン「だって俺…前世ではすごくアニたちのこと憎んでただろ…」


    エレン「でも…今のアニやライナーやベルトルトはすごくいいやつなんだ…。俺、あいつらのこと今はすごくいい友達だと思ってるんだよ………」


    ミカサ「うん…」


    エレン「だから…前世の記憶があるって言ったら…何かされそうで…怖かったんだ…」


    ミカサ「何かって…?」


    エレン「だから…その…いじめとか?………結局俺はそういうことを考えちまうダメダメな奴なんだよ」


    ミカサ「そんなことで心配してたの?エレンは全然ダメダメなんかじゃない!」


    エレン「そう言ってくれて嬉しい………。ありがとな」ニコッ


    ミカサ「う…うん!(あぁ…ダメだ…。昔から想い続けてきた気持ちが今でも溢れそうで…)」


    ミカサ「(今すぐ言ってしまおうか………ずっと…エレンが好きだった…って………)」


    ミカサ「(いや、ダメだ!ここで言っても、は?何言ってんだお前。で終わってしまう…)」フルフル


    エレン「ミカサ?どうした?」


    ミカサ「ううん…なんでも…ない………」


    エレン「そうか…?何かあったら言えよ?お前は俺の大事な………家族、だからな…」


    ミカサ「う…ん………」


    ミカサ「(家族…か…)」


    ガチャ


    カルラ「2人とも〜、お茶持ってきたわよ〜」


    エレン「…おう」


    ミカサ「あ………ありがとう、おばさん」ニコ


    エレン「(…ミカサって笑った顔可愛いよなぁ)」


    カルラ「あら、なんだか空気が暗いわね。寝る前にそんな気分になってたらいやーな夢見ちゃうわよ!」


    エレン「わかったよ…母さんは早く出てって…」


    カルラ「はいはい」


    バタン


    ミカサ「あの…エレン…?」


    エレン「ん?」


    ミカサ「私…何か嫌なこと言っちゃったかな…?」


    エレン「い、いや!なんでもないから、大丈夫だ。」


    ミカサ「…そう」


    エレン「た、楽しい話 、しようぜ!」


    ミカサ「うん…そうだね」
  30. 30 : : 2015/10/26(月) 20:53:17


    ────・・・・・────・・・・・────


    エレン「そんでよ~!ベルトルトがさ!ははっ」


    ミカサ「うん…」


    エレン「ライナーも一緒に…はははっ思い出しただけで…くくっ!」


    ミカサ「うん…」


    エレン「…ミカサ…?」


    ミカサ「…うん…えっ?呼んだ?」


    エレン「………」


    ミカサ「あ…っごめんなさい」


    エレン「………」ムスッ


    ミカサ「………エレン…」


    エレン「んだよ」


    ミカサ「……」


    エレン「なんだよ…何か言いたいことでもあんのか?」


    ミカサ「え、…いや…」


    エレン「ったく…ハッキリしろよ」


    ミカサ「…うん」



  31. 31 : : 2015/10/27(火) 23:56:25
    ミカサ「あの………エレンは………」


    エレン「ん…?」


    ミカサ「あ…ううん…なんでもない」


    エレン「いやいやいや……そんな風に呼ばれて気にならないわけないだろ…」


    ミカサ「また…その時が来たら言う…」


    エレン「…ああ」


    ミカサ「じゃあ…もうこんな時間だし帰る…。お母さんも心配してしまうし…」


    エレン「そうか…。」


    ミカサ「では、お邪魔しました」


    エレン「じゃあな」


    カルラ「あら、ミカサもう帰っちゃうの?」


    ミカサ「うん、ご飯ご馳走さまでした。とても美味しかった!」


    カルラ「ありがとう、また来てね」


    ミカサ「うん!」


    カルラ「エレン、もう夜だしミカサ家まで送ってあげなさい」


    ミカサ「いえ、まだ明るいし大丈夫」


    カルラ「ダメダメ!そんなこと言っても、もう夜だしミカサは女の子なんだから何かあったら嫌だもの!」


    カルラ「さ、エレン送ってあげて」


    エレン「はいはい」


    ミカサ「あ…ありがとう。お邪魔しました!」


    ガチャ


    バタン


    エレン「あのさ…」


    ミカサ「ん…」


    エレン「今日…楽しくなかったか?」


    ミカサ「え?!そんな訳ない!とってもとっても楽しかった!!」


    エレン「ははっ、ならよかった。」


    ミカサ「また…遊ぼう」


    エレン「今度はさ、アルミンも連れてこいよ」


    ミカサ「ええ!もちろんそうする!!」


    エレン「あと………それとは別で…また………」


    ミカサ「?」


    エレン「ふ…2人だけでも…な」


    ミカサ「う…うん…!!」


    エレン「じゃ、もう着いたし俺帰るな」


    ミカサ「ええ、今日は本当にありがとう!!」


    エレン「おう、バイバイ」


    ミカサ「バ、バイバイ」


    ミカサ「(2人で歩くのは…緊張した……。今日は何度か気まずい空気も流れたりしたけど最後は明るくできて良かった………)」
  32. 32 : : 2015/10/28(水) 20:32:54


    ガチャ

    ミカサ「ただいま」


    ミカサ母「あら、おかえり~どこ行ってたの?」


    ミカサ「え、…エレンの家」


    ミカサ母「エレン…?…エレン、エレン……」


    ミカサ母「……エレ…あ!イェーガー先生の…!」


    ミカサ「うん!」


    ミカサ母「まぁ、そう」


    ミカサ母「…ミカサ、エレンの電話番号は?」


    ミカサ「?…知らない…」


    ミカサ母「も~聞かないと~」


    ミカサ「今度、聞いておく」


    ミカサ母「お父さんに知らせないとっ!」タッタッ


    ミカサ「(はぁああ…まだドキドキが止まらない……)」


  33. 33 : : 2015/10/29(木) 23:23:57
    ミカサ父「ミカサ!エレン君に会ったんだってな!」


    ミカサ「うん」


    ミカサ父「どんな感じだったんだ?」


    ミカサ「昔と何も変わってなかった」


    ミカサ父「そうかそうか〜。また今度会ったらよろしく伝ておいてくれ」


    ミカサ「はーい」


    ミカサ父「さ、もう遅いから風呂に入ってきなさい」


    ミカサ「ん」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    風呂


    ミカサ「(今日は楽しかったなぁ〜)」


    ミカサ「(次にこうして遊べるのはいつなのかな、)」
  34. 34 : : 2015/10/31(土) 13:01:09


    ー次の日ー



    ミカサ「行ってきます」


    ミカサ母「あら、エレンと会うの?」


    ミカサ「う、うん!」


    ミカサ母「へえ、いってらっしゃ~い」ニヤニヤ


    ミカサ「い、いってきま…す?」



    ーガチャ


    バタンー





    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・



    ミカサ「ごめん!遅れた」


    エレン「いや、まだ15分前だぞ」


    ミカサ「けど、エレンを待たせちゃったし…」


    エレミカ「「電話番号!」」


    エレミカ「「!!」」


    エレン「はは…同時に同じことを…」


    ミカサ「うん…ふふっ」


    エレン「そうそう、ミカサの電話番号を」


    ミカサ「うん、私は…×××-●●●-0000」


    エレン「っと、よし、俺は●●●-×××-0001」


    ミカサ「0001…っと、」


    ミカサ「(え、…エレンの電話番号…!!)」


    エレン「あ!そうだ思い出した!」


    ミカサ「え?」


    エレン「母さんが今日ミカサの家族も一緒に晩飯食べねーかって」


    ミカサ「聞いてみる!」


    エレン「おう」


    ミカサ「……あ、もしもし?…うん、あのね今日エレンの家族と一緒に晩ご飯食べない?って…うん!わかった」


    エレン「どうだった?」


    ミカサ「お母さんも喜んでた」


    エレン「そうか!」








  35. 35 : : 2015/11/01(日) 10:24:30
    エレン「よかったよかった!」


    ミカサ「母さん…何か恥ずかしいことしないといいけど…」


    エレン「大丈夫だろ。昔の記憶では優しそうな人だったからな」


    ミカサ「だといいけど。ふふ。」


    エレン「じゃ、遊び行くぞ!!」


    ミカサ「ええ!」




    ミカサ「(………これ…よく考えたら………)」




    ミカサ「デート………!!」


    エレン「え?!」


    ミカサ「あ…ごめん、声に出てしまった…」


    エレン「い、いや…///別に………///」


    エレン「でもまあ…2人で出かけるってことは……そういうことだもんな」


    ミカサ「そう…だね…」


    エレン「って、こんなそわそわした空気やめようぜ!!せっかく遊べるんだし!!」


    ミカサ「ええ、行こう!」
  36. 36 : : 2015/11/02(月) 04:28:52



    ────・・・・・────・・・・・────


    ミカサ「エレン、ここは?」


    エレン「俺とジャン行きつけのゲーセン!」


    ミカサ「ゲーセン……」


    エレン「ミカサも来るだろ?」


    ミカサ「私は…片手で足りるくらいしか」


    エレン「そ、そうか!……んー、あ、あれしようぜ!」


    ミカサ「うん…!」



    ・・・・・────



    ミカサ「…これは?」


    エレン「UFOキャッチャーって言って、……こうやって…………」


    >チャッチャラーーーー!


    エレン「っし!取れた!」⊃ぬいぐるみ


    ミカサ「す、すごい!」


    エレン「ミカサもやってみろよ!」


    ミカサ「うん、えっと……」ポチッ


    ミカサ「あ、あれ?…むっ…」


    ミカサ「………ここが…あれだから……えっと…」


    エレン「あそこの、緑のクマの足元狙ってみ?」ズイッ


    ミカサ「う、うん」



    >チャッチャラーーーー!


    ミカサ「わぁ!取れた!」


    エレン「すげえ!」


    ミカサ「エレンのおかげ」ニコッ


    エレン「お、…おう…///」


    ミカサ「あ、エレン、次あれしてみたい!」













  37. 37 : : 2015/11/02(月) 08:34:05
    エレン「お、あれか!いいぞ!」


    ミカサ「太鼓がある!」


    エレン「そう、これは音楽に合わせて太鼓を叩くゲーム!」


    エレン「一回、俺がやってみる」チャリン


    ミカサ「うん!」


    ゲーム「曲を選択してね!」


    エレン「ミカサ、何か好きな歌あるか?」


    ミカサ「うーん…。紅蓮の弓矢かな?」


    エレン「わかった、それでいくぜ!難易度は…」


    ミカサ「鬼!」


    エレン「え?!」


    エレン「それはできるかわかんねえ!」


    ミカサ「うん!鬼でやってみて!」


    エレン「まぁ…頑張ってみる!」


    エレン「よし、いくぞ!」ドンッ


    〜♪〜♪〜♪〜


    エレン「つ、疲れた…」ゼェハァ


    ミカサ「フルコンボ!すごい!!」


    エレン「頑張ったぜ…」


    ミカサ「私、これやってみる!」


    エレン「おう、頑張れ!初めてだったら難易度は簡単でいいかn「鬼でいきます!」


    エレン「え?!」


    ミカサ「なんだかエレンのを見てると私でもできそうな気がしてきた」


    エレン「マジかよ」


    ミカサ「よし、この曲でいきます!」ドンッ


    〜♪〜♪〜♪〜


    エレン「ワーオ」


    ミカサ「やった、フルコンボ!」


    エレン「すごすぎだろミカサ………」


    エレン「しかも全然疲れてねえ…!!」


    ミカサ「これ楽しい!」


    エレン「もう一回これやるか?」


    ミカサ「いいえ、今度はあれがやりたい!」


    エレン「(あれは…一回しかやったことねえ…)」
  38. 38 : : 2015/11/02(月) 20:05:16


    ミカサ「ゾンビを撃ち抜け…?」


    エレン「あ、ああ。みたいだな!」


    ミカサ「エレン、この中に入るの?」


    エレン「おう」


    エレン「(俺暗い所ダメなんだよ!!)」



    ────・・・・・────


    ミカサ「スタート!っと、」


    >バアァアンー!

    エレン「うわっ!」


    ミカサ「わっ」


    ミカサ「エレン!そっち!」


    エレン「え?!あ、ああ!」ババババ


    ミカサ「あ!宝箱!」ババババ



    >ウギァアアア!!!アア!!!


    ミカサ「あっ!岩にぶつかる!」


    ────ドォン!!!!


    グラグラ


    ミカサ「わぁ、すごい!車内も揺れてる!」


    エレン「そ…だな」ダラダラ


    ミカサ「あ、ラストミッションだって」


    エレン「(うぁあ…)」


    >バサバサバサ


    ミカサ「きゃっ!」


    エレン「うぉう!」


    ミカサ「エレン、私コウモリ無理……」


    エレン「」


    ミカサ「エレン?」ユサユサ


    エレン「」


    ミカサ「え、エレン!エレン!」ガックガック!


    エレン「うぁううぁう」ボーー


    ミカサ「良かった」


    エレン「(ミカサの前で気失うとかカッコ悪すぎ!!ああ!!)」


    ミカサ「……ゲームオーバーだ」


    エレン「え、あ、ごめん」


    ミカサ「ううん、エレンが暗いところダメって知らなくて…ごめんなさい」


    エレン「い、いや、大丈夫だ」


    ミカサ「出よっか」


    エレン「そうだな」








  39. 39 : : 2015/11/02(月) 23:43:25
    ミカサ「エレン………」


    エレン「ん?」


    ミカサ「その…さっきは………ごめんなさい………」


    エレン「え?!いや、俺が悪かった!暗いところがダメな俺がいけなかったんだ!!ミカサは何も悪くないぞ、気にするな!!」


    ミカサ「え…でも…」


    エレン「お互い様ってことで、な!」ニカッ


    ミカサ「///! う…うん…///」


    エレン「次のでゲーセン出るか!最後、何がしたい?」


    ミカサ「うーん…あ、じゃああれは?」


    エレン「え」


    エレン「プ………プリクラか………」


    ミカサ「あ…い…嫌だった…?」


    エレン「い、いいや全然!!一回も撮ったことなくて…」


    ミカサ「とりあえず行ってみよう!!」


    エレン「あ、ああ!」



    ミカサ「中はこんな感じなんだ〜…」


    エレン「うおっ、明るいな」


    ミカサ「ここにお金入れるんだって」


    エレン「400円か。ちょっと待ってな」


    ミカサ「え、いいよ、私も払うよ!!」


    エレン「いいからいいから。今回は俺が誘ったんだし…それに………」


    ミカサ「それに?」


    エレン「あ、いや。なんでもない。」


    ミカサ「? そう?」


    エレン「あぁ、それより、早く撮ろうぜ!」チャリン


    ミカサ「あぁ!400円入れちゃった!!エレン、後で半分返す!!」


    エレン「いらねえよ!ってかこれカウントダウン始まってる!!」


    ミカサ「え、早く選ぼう!!背景はどれがいい?!え、背景??!!ん?!」


    ミカサ「エレン、と、撮るって!!」


    エレン「ポーズは?!」


    ミカサ「わからない!!」


    画面「ギューしながら撮ってみよう! 3,2…」


    エレン「ギュー?!もう時間ないからするぞ!!??」ギュッ


    ミカサ「!!!!」



    パシャッ



    画面「次はお絵描きコーナーだよ!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ「これは」


    エレン「仕方ない、パニックだったんだ。」


    ミカサ「初めてとはいえ」


    エレン「やりすぎだな。」


    エレン「悪い!ギューだなんて……バカなことを………」


    ミカサ「そ、そんな!いいの!!それに…」


    ミカサ「いい写真が撮れたと思う!嬉しい!!ありがとう!」ニコッ


    エレン「お、おう!///」


    エレン「じゃあ、そろそろ…出ようか」


    ミカサ「ええ」
  40. 40 : : 2015/11/04(水) 01:53:09

    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・


    エレン「ただいまー」


    カルラ「おかえり!エレン、ミカサ」


    ミカサ「!た、ただいま」


    カルラ「ミカサのお母さんも来てるわよ」


    エレン「っし、行くか」


    ミカサ「その前に手洗いうがい」


    エレン「後でいいだろ」


    ミカサ「ダメ」


    エレン「わーったよ」


    ミカサ「うん!」



    ────・・・・・────・・・・・



    ミカサ母「おかえり〜」


    ミカサ「ただいま」


    エレン「あれ?父さんは?」


    カルラ「まだ仕事が終わっていないみたいよ」


    エレン「わっ!すげーご馳走!」


    ミカサ「ほんと…凄い」


    カルラ「先に食べましょうか」


    ミカサ母「ええ」


    「「いただきまーす」」


    ミカサ「美味しい!」


    ミカサ母「ミカサ、今日はどこに行ってたの?」


    ミカサ「ゲームセンター」


    カルラ「エレンと2人で?」


    ミカサ「う、…うん///」


    ミカサ母「ハグとかはしたの?」


    ミカサ「は、ハグ…?!」


    エレン「え゙ほっ!!ごほっごほ!」


    ミカサ「し、してない!」アセアセ


    カルラ「(ハグしたのね)」


    ミカサ母「プリクラとかは撮ったの?」


    ミカサ「撮っ────」


    エレン「撮ってない!」


    ミカサ「?…エレン?」


    エレン「見せろって言われたらハグしたやつ見せるのかよ!」コソコソ


    ミカサ「!!」


    ミカサ「撮ってない!」


    ミカサ母「(撮ったのね)」






  41. 41 : : 2015/11/04(水) 21:53:38
    ミカサ母「(でもまぁ…どうせ親にでも見られたら恥ずかしいポーズで撮ったんでしょ)」


    カルラ「(ここは黙っておきましょう)」


    カルラ「誰か知ってる人はいた?」


    エレン「いなかった」


    ミカサ「お母さん、今日お父さん来るの?」


    ミカサ母「ええ、仕事が終わったら来るはずよ」


    ミカサ「そっか」


    カルラ「ミカサもそろそろお父さんが鬱陶しく感じたりするお年頃かしら?」


    ミカサ「ううん、そんなことはないよ」


    ミカサ母「そうねぇ…ミカサは割と普通ね。ふふ」


    カルラ「まぁ!やっぱりミカサは良い子ね〜」


    カルラ「エレンなんてもう私が何か言ってもお父さんが言っても全部反抗してくるんだから。」


    エレン「うるせえ」


    カルラ「ほらね」


    ミカサ母「ふふっ。」


    カルラ「なんで笑ってるのよ〜、ふふふ」


    エレン「母さんも笑ってるじゃねえか」


    エレン「ん、ご飯おかわり!」


    カルラ「はいはい」


    ミカサ「本当によく食べるね」


    エレン「すぐ腹減るんだよな〜」


    ミカサ母「成長期なんてそんなもんよ。もっとたくさん食べちゃいなさい!!」


    エレン「はい!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ「ご馳走様でした…!!お腹いっぱい!」


    ミカサ母「美味しかったわ、ありがとう」


    カルラ「喜んでもらえてなにより!」


    エレン「ミカサ、これから何する?」


    ミカサ「あのゲームの続きやりたい!!」


    エレン「いいぜ!じゃ、俺の部屋行くぞ!」


    ミカサ「ええ!」


    カルラ「2人ともすっかり仲良くなったわね〜」


    ミカサ母「前世の記憶があるものね」


    カルラ「エレンはミカサみたいな良い子をお嫁にもらう方がいいのかもね、ふふ」


    ミカサ母「そんなこと言ったらミカサもあんなに大人しくて暗かったのに仲良くしてくれたエレンと結婚するのが良いわ」


    カルラ「じゃ、あの2人が結婚したら言うことなしね!」


    ミカサ母「カルラったら〜、ふふっ」


    グリシャ「ただいま」


    カルラ「あら、おかえりなさい」


    ミカサ母「お邪魔してます」


    グリシャ「あぁ、アッカーマンさん、ごゆっくりしていってください」


    ミカサ母「もうすぐで夫もくると思います」


    カルラ「じゃ、4人揃ったら私たちはおかし食べながらお話でもしときましょうか」


    ミカサ母「そうね、ミカサももう少し遊んでいたいだろうし」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ「あっ、エレン!そこ!ゾンビきてる!!」


    エレン「っしゃ、任せろ!」



  42. 42 : : 2015/11/05(木) 23:13:19

    エレン「…っ…く……ああ!!負けた!」


    ミカサ「ん〜、難しい」


    エレン「はあ…」ゴロン


    エレン「あ、」


    ミカサ「え?」


    エレン「ミカサって好きな人いんのか?」


    ミカサ「え、ええ、っと」ドキドキ


    ミカサ「…い…るよ」


    エレン「…そうか」


    ミカサ「エレンは?」


    エレン「俺はッ────」


    エレン「……あ…っと…分かんねえ」


    ミカサ「そうなんだ」


    エレン「…っし!次やるか!」


    ミカサ「!…ええ!」


    エレン「次は後ろから回って」


    ミカサ「じゃあ私は周りの敵を────」




  43. 43 : : 2015/11/07(土) 15:16:02
    期待です
  44. 44 : : 2015/11/07(土) 17:22:49
    >>43
    ありがとうございます!!
  45. 45 : : 2015/11/07(土) 17:30:05
    ーーーーーーーーーーーー

    ミカサ「ふぅ…楽しかった!」


    エレン「ミカサ、前より強くなってねえか?」


    ミカサ「そう?」


    エレン「あぁ、どんどん強い敵倒していってるぞ」


    ミカサ「このゲームハマってしまったかもしれない」


    エレン「じゃあまた次やろうぜ!」


    ミカサ「ええ!」



    コンコン



    エレン「はーい」


    カルラ「二人とも、そろそろおひらきにするわよ」


    ミカサ「え〜…もう帰るの?」


    ミカサ母「ええ、もうずっといても迷惑だしね」


    ミカサ「はーい…」


    エレン「また来いよ!」


    ミカサ「ええ!」


    ミカサ母「じゃ、帰ろうか」


    ミカサ「お邪魔しました」


    ミカサ母「今日はごちそうさまでした!」


    カルラ「また来てね〜」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    帰り道


    ミカサ母「エレンと何してたの〜?」





  46. 46 : : 2015/11/07(土) 17:33:00
    ミカサ「ん、ゲーム」


    ミカサ母「へぇ〜」


    ミカサ「な、何?」


    ミカサ母「んー、ミカサはエレンのことが好きなの?」


    ミカサ「う…うん」


    ミカサ母「あら!そうなの!」


    ミカサ「何?」


    ミカサ母「お母さんね、前世ではすぐ死んじゃったからいろいろわかってないことあったけど………お母さんも応援するわ、頑張って!」
  47. 47 : : 2015/11/08(日) 14:15:31
    ミカサ「う…ん、(頑張るって何を頑張ればいいんだろう…)」


    ミカサ母「明日もエレンと遊ぶの?」


    ミカサ「明日はジャンとアルミンとエレンと私で勉強会をするの」


    ミカサ母「あ…そう言えば」


    ミカサ「何?」


    ミカサ母「明日少しオシャレして行ったら?」


    ミカサ「え、…」


    ミカサ母「ミカサのために新しい服買ってたのよ」


    ミカサ「……うん…してみる!」


    ミカサ母「明日が楽しみね」


    ミカサ「(エレン喜んでくれるかな?)」


  48. 48 : : 2015/11/09(月) 23:57:32
    次の日



    ミカサ「あ、アルミン!お待たせ!」


    アルミン「やぁ!ミカサ!」


    ミカサ「今日は………ね。」


    アルミン「うん…僕はこの世では初めて会うから…なんだか緊張してるよ」


    ミカサ「エレンもとても緊張していた。ふふ。」


    アルミン「そろそろ来るのかな…」ソワソワ


    ミカサ「もうすぐ時間だけど…」


    エレン「おーい、ミカサー!」


    ミカサ「! エレン!」


    エレン「わりい、待たせたか?」


    ミカサ「いえ、全然!」


    ジャン「よ、ミカサ!」


    ジャン「で、こっちが…」


    アルミン「や、やぁ」ニコッ


    エレン「アルミン………アルミン………!!」グスッ


    アルミン「ん、エレン、久しぶりだね」


    エレン「何年ぶりだろうな」


    アルミン「んー、何年ぶりだろうね」


    アルミン「ジャンも…久しぶり………」


    ジャン「おう!」


    アルミン「元気にしてた?」



    ジャン「めちゃめちゃ元気だぜ!」


    アルミン「それは良かった!」


    ミカサ「では、そろそろ勉強しに行こう」


    エレン「そうだな!」

  49. 49 : : 2015/11/10(火) 01:02:49

    エレン「ひええ…やっぱアルミンは頭いいな」


    アルミン「そんな事ないよ」ハハッ


    ジャン「み、みみミカサ」


    ミカサ「何?」


    ジャン「シャンプー…変えたか?」


    エレン「……」ポカーン


    アルミン「……」ポカーン


    ミカサ「…え…っと、///」


    ジャン「(ミカサが頬を赤らめている…!)」


    エレン「ジャン、シャンプーの匂いとか嗅いでんのかよ…くくっ…ふはっ…」


    ジャン「なっ…!ミカサいつもと違うだろ!?」


    エレン「は?どこが…?」


    ミカサ「(…気づいてくれるかな?)」


    ジャン「え…エレン!気付かないのか!?」


    エレン「…んーー…あっ!」


    ミカサ「!!」


    エレン「髪切った?」


    ジャン「うぁあ…」ガクッ


    ミカサ「…切っていない」


    アルミン「あ、あー!エレン!ミカサの足!」


    ミカサ「(今日はスカートを履いて───)」


    エレン「…足…?アルミン足好きなのか」


    アルミン「だああ…」ガクッ


    ミカサ「(……やっぱり気付いてくれない…)」シュン


    ジャン「おいエレン!本当に気付かないのか!?ミカサが香水して、スカートを履いてきているの!」


    アルミン「(言っちゃったよー)」ハハハハ


    エレン「香水…スカート…」マジマジ


    ミカサ「…ごくっ…」ドキドキ


    エレン「……あ、ああ、似合ってるな!」


    ミカサ「よかった!」


    エレン「なあアルミン、ここ教えてくれないか?」


    アルミン「あー、そこはね……」


    アルジャン「「((エレン、もっと褒めるべきだ))」」



  50. 50 : : 2015/11/11(水) 23:22:42
    ジャン「お前な…もうちょっと考えてやろうぜ………」ヒソヒソ


    エレン「は?何がだよ」


    ジャン「いや、わかるだろ。こうおとこか嘘でも可愛いとか言ってやらねえと!まぁミカサみたいに可愛いやつには嘘じゃなくて本気で可愛いって言えないとおかしいんだがな…」ブツブツ



    エレン「あ、ミカサどっかわかんねえとこあるか?」


    ミカサ「あ、うん。ここが解けない」


    エレン「あ、俺も!アルミン、ここってどうやるんだ?」


    アルミン「ここはね、ここにこうしたらこうなるでしょ?」


    ミカサ「ええ」


    アルミン「それをさらにこうしていくと終わり!」


    エレン「これはやり方さえわかればやすい簡単だな!」



    アルミン「そう!ここは本当に重要なところだから覚えておいた方がいい!」


    ミカサ「わかった!!」
  51. 51 : : 2015/11/12(木) 11:19:08

    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・

    ジャン「だからだなミカサはお前のためにお洒落してきたんだから可愛いって言ってやらないと、さらに部分的に褒めると尚更グッドだな。だからだなミカサは.....」ブツブツブツ...


    アルミン「...じ...ジャン」ポンポン


    エレン「あいつとうとう頭おかしくなったか」


    ミカサ「...気持ち悪い」


    ジャン「...だからだなミカサは───」ブツ...ブツブツ


    アルミン「ジャン」バシバシ


    ジャン「うあっ!!」ビクッ


    エレン「うおっ」


    ミカサ「わっ」


    ジャン「...あれ...夕方?」


    アルミン「ずっと呪文のように同じ事言ってたよ」


    エレン「そうだアルミン」


    アルミン「どうしたの?」


    エレン「明日クリスタ連れてきていいか?アルミンとミカサに勉強教えて貰ってるって言ったら来たいって行ってて」


    アルミン「僕はもちろんいいよ!(女神に会える...!)」


    ミカサ「私も、クリスタに会いたい」


    エレン「っし、じゃあ明日もここで」


    ミカサ「ええ」


    アルミン「うん」


    ジャン「やっべ、ワーク進んでねえ!」





  52. 52 : : 2015/11/13(金) 00:21:22
    エレン「進んでなくて当たり前だろ、ずっとブツブツ言っててなんかお前本当に呪われてるみたいだっだぞ」


    ジャン「明日は気をつける…」


    ミカサ「さて、帰ろう!」


    エレン「そうだな!」


    ジャン「じゃ、俺らこっちだから。ミカサ、アルミン、また明日な!!」


    アルミン「うん、また明日!!」


    エレン「じゃあな〜!」


    ミカサ「バイバイ!」


    アルミン「帰ろっか」


    ミカサ「ええ」


    アルミン「楽しかったね!」


    ミカサ「ええ、やっぱり昔のように3人揃うとそばにいるだけで落ち着く…」


    アルミン「ジャンは?」


    ミカサ「あ…ジャンは…いた方がもっと場が明るくなるかな!」


    アルミン「ははっ、今考えて言ったでしょ!!」


    ミカサ「ばれた?ふふ」


    アルミン「ま、明日はクリスタも来るしもっと明るくなるんじゃないかな」


    ミカサ「ええ!」


    アルミン「あ…でも………」


    ミカサ「?」


    アルミン「明日は5人になるってことは、僕たちうるさくなっちゃうんじゃないかな」


    ミカサ「あ…本当だ。私 誰かの家に集まって勉強しないかってエレンに聞いてみる!!」


    アルミン「うん!ありがとう!」


    ミカサ「いえいえ!」
  53. 53 : : 2015/11/15(日) 00:29:03

    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・

    アルミン「じゃあ、僕こっちだから」


    ミカサ「ええ、」


    アルミン「バイバイ」フリフリ


    ミカサ「うん」フリフリ


    ・・・・・


    ミカサ「……」

    プルルル...プルルル


    《エレン「もしもし」》


    ミカサ「あ、私!ミカサ」


    《エレン「おう!」》


    ミカサ「明日の勉強会は人数が少し多くなるから誰かの家でのほうがいいかも。ってアルミンと話してて」


    《エレン「んじゃ、俺ん家でするか?」》


    ミカサ「い、いいの?」


    《エレン「母さんに聞いてみる」》


    ミカサ「うん」


    ・・・・・


    《エレン「母さんOKって」》


    ミカサ「ありがとうエレン」


    《エレン「おう、」》


    ミカサ「アルミンには私から伝えておく。」


    《エレン「俺はクリスタとジャンに」》


    ミカサ「時間は?」


    《エレン「んー、いつも図書館に集まる時間でいいんじゃねーか?」》


    ミカサ「分かった!」


    《エレン「じゃあ、また明日」》


    ミカサ「ええ、明日」


    《エレン「切るぞ」》


    ミカサ「ええ」


    ミカサ「(ふぅ、緊張した…)」


  54. 54 : : 2015/11/17(火) 06:41:26
    ミカサ「お母さん、明日は図書館じゃなくてエレンの家で勉強してくるね」


    ミカサ母「あら、そうなの。エレンの家までアルミンも一緒に送ってあげようか?」


    ミカサ「うん!ありがとう」


    ミカサ母「ところで、あなたたち毎日勉強ばかりしてるじゃない。夏休みはもうちょっとあるし、みんなでどこかに遊びに行ってきたら?」


    ミカサ「うーん…明日みんなに聞いてみる!」


    ミカサ母「ええ、そうしなさい」


    ーーーーーーーーーーーーー
    次の日


    ミカサ「着いた!」


    アルミン「おばさん、送ってくれてありがとう」


    ミカサ母「いいのよそんな!じゃ、二人とも勉強頑張ってきてね」


    ミカサ「ええ」


    アルミン「じゃ、行こっか」
  55. 55 : : 2015/11/17(火) 23:30:51


    執筆ファイトです!!
    期待×10000……0です!


  56. 56 : : 2015/11/18(水) 16:29:12
    >>55さん
    ありがとうございます!頑張ります!
  57. 57 : : 2015/11/18(水) 16:33:54

    ピンポーン

    ーガチャ


    カルラ「いらっしゃい!ミカサ、アルミン」


    ミカサ「久しぶりですおばさん」


    アルミン「お邪魔します!」


    カルラ「みんなもう集まってるわよ〜」


    タッタッタッ…


    エレン「ミカサ、アルミンいらっしゃい」


    エレン「部屋こっち」スタスタ





    ーガチャ



    ミカサ「失礼します…」


    クリスタ「み、…ミカサ?」


    ミカサ「クリスタ…!」


    クリスタ「久しぶり〜!」ダキッ


    ミカサ「ひ、久しぶり」


    ジャン「アルミンここ、教えてくれ」


    アルミン「ん?どこどこ」


    クリスタ「エレンから前世の記憶のことを聞いて、」


    ミカサ「クリスタもあったんだ」


    クリスタ「うん!まさか同じ学校とは…」


    ーガチャ


    カルラ「ジュースとお菓子持ってきたよ〜」


    アルミン「ありがとうございます!」


    ミカサ「ありがとうおばさん」


    クリスタ「ありがとうございます!」


    ジャン「あざっす!いただきます!」




  58. 58 : : 2015/11/20(金) 00:19:46
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「ふぅ〜…僕もう課題終わっちゃった」


    エレン「えっ、早くね?!」


    クリスタ「アルミンは生まれ変わっても頭が良いんだね〜!かっこいい!!」


    アルミン「いや、そ、そんなことないよ…///」


    ミカサ「(アルミンが…)」


    エレン「(照れている…)」


    ジャン「(これは………)」


    クリスタ「いや〜、ほんと凄いよ!私ここわからないから教えてくれる?」


    アルミン「うん、いいよ!」


    クリスタ「ありがとう!!」


    ミカサ「アルミン、頑張って」


    エレン「ああ、親友として、応援してるぞ」


    ジャン「俺も!」


    アルミン「あ…ありがとう………?」


    クリスタ「?」


    エレン「じゃあ、俺らも早く終わらせようぜ!」


    ミカサ「ええ」


    ジャン「そのあと遊ぼうぜ!」


    ミカサ「賛成」


    ジャン「(ミカサから賛成いただきました!イェーイ!)」ニヘラッ


    エレン「キモい」


    ジャン「」


    ミカサ「エレン、どこかわからないところは?」


    エレン「特にないかな」


    ミカサ「そっか…」


    エレン「またわからないところが出てきたら頼む!」ニカッ


    ミカサ「! ええ!!」
  59. 59 : : 2015/11/20(金) 08:21:33

    ・・・・・────・・・・・────・・・・・────


    ジャン「なあエレン」


    エレン「…ん」


    ジャン「ここ答えが合わないんだが…」


    エレン「はあ?もっかいやり直してみろよ」


    ジャン「もう5回もしたんだよ!」


    エレン「どこだよ!」


    ジャン「ここだよ!」


    エレン「貸してみろ!」バッ


    エレン「…………」カリカリカリ…


    エレン「……んだよ」カリカリカリ


    エレン「簡単じゃねーか!」


    ジャン「答え見てみろよ」


    エレン「え?……んっ?」


    エレン「あれ?」


    ジャン「だろ?」ドヤァ


    エレン「なに自慢げになってんだよ」


    ミカサ「どうしたの?」


    エレン「ミカサ、この問d────」


    ジャン「この問題が解けなくてな、教えてくれないか?」


    ミカサ「1回解いてみるね」…カリカリカリ


    ミカサ「……」カリカリ


    ミカサ「答えは?」


    ジャン「えっと…ここ」


    ミカサ「…あ、合ってた」


    エレン「えっ!?」


    ミカサ「エレン達の途中式見して」


    エレン「あ、ああ」


    ジャン「おう」


    ミカサ「……やっぱり」


    エレン「やっぱり?」


    ミカサ「ここ、符号が逆」ビシッ


    ジャン「…符号が……あっ!!ほんとだ!」


    エレン「助かった!ミカサ」


    ジャン「ありがとう!ミカサ」


    ミカサ「どういたしまして」










  60. 60 : : 2015/11/21(土) 09:55:54
    期待です!
  61. 61 : : 2015/11/21(土) 17:45:29
    ジャン「いやぁ〜、さすが!やっぱりミカサは頭が良いな!」


    ミカサ「いや…そんなこと…」


    ジャン「いやいや、本当のことだぜ?なぁ、エレン」


    エレン「ん?あぁ…」


    ジャン「どうしたお前。だいぶ疲れてねえか?」


    エレン「それもあるけど…あれ………」


    ミカサ「?」




    クリスタ「あ〜!そういうことか〜!ここずーっとわからなくて困ってたんだ!!ありがとう!」


    アルミン「いえいえ!他にもわからないことあったらどんどん聞いて!」


    クリスタ「うん!じゃあ〜…こことこことこことここ!」


    アルミン「任せて!!」


    クリスタ「さすがアルミン!!」


    アルミン「えへへ…///」




    ジャン「いやいやいや、わからないとこ多くねえか?」


    ミカサ「」


    エレン「クリスタってこんなやつだったか」


    ミカサ「わからない」


    ジャン「アルミンも照れまくりじゃねえか」


    ミカサ「ただ、」


    エレン「ん?」


    ミカサ「おそらくクリスタはアルミンが好き」


    ジャン「マジか!」


    エレン「てことは…」


    ミカサ「ええ、2人は両想い!」


    ジャン「だったらさっさと付き合わせようぜ!!」


    ミカサ「いえ、ダメ!」


    ジャン「えっ?」


    エレン「ああ。ここは2人がどうやって相手の気持ちに気付き、そしてどうやって想いを伝えるかじっくり観察しようぜ!!」


    ジャン「それもいいな!」


    ミカサ「と、いうわけで、これからは2人の観察に専念!!」


    ジャン「ああ!」



    クリスタ「ん?3人とも盛り上がってるけど何かあった?」


    ミカサ「い、いえ」


    クリスタ「え〜!教えてよ〜!!」


    クリスタ「ね、アルミンも気になるよね?」


    アルミン「うーん…僕はあんまり気にならないな」


    クリスタ「えー?」


    アルミン「僕らは僕らで一緒に2人で勉強してようよ」


    クリスタ「うん!」



    ミカサ「クリスタは純粋で可愛いしアルミンは頭が良くて優しいし」


    エレン「2人が付き合えばいいカップルができるぞ!」


    ジャン「俺らもがんばろうぜ!!」


    エレン「おう!!」


    ミカサ「ところで、そろそろ勉強を再開しないといけない」


    ジャン「あっ本当だ!今日のノルマまだ終わってねぇ!!」


  62. 62 : : 2015/11/24(火) 00:25:55



    ────・・・・・────・・・・・────・・・・・


    ジャン「…終わ…っ…た」クタァ


    エレン「そだな…」クタァ


    ミカサ「二人とも疲れすぎ…」


    ジャン「ミカサは疲れてないのか?」


    ミカサ「ええ」


    エレン「…ああ喉乾いた」スクッ


    ジャン「あ、下行くんなら俺のも」


    エレン「オレンジジュースでいいか?」


    ジャン「おう!」


    ミカサ「クリスタとアルミンは?」


    アルミン「僕も貰おうかな」


    クリスタ「私も!」


    ミカサ「エレン、手伝う」


    エレン「サンキュー」




    ────────・・・・・



    カルラ「あら、勉強は終わったの?」


    エレン「1週間分くらいした…」


    カルラ「そりゃよかった!」


    エレン「あ、母さんなんかお菓子持って行っていい?」


    カルラ「そこにあるの適当に持っていきな」


    エレン「おう、ミカサ、ジュースは冷蔵庫のなかに入ってるコップはそこの戸棚に」


    ミカサ「分かった」


    エレン「んー、何持っていこっかなー」


    ミカサ「………」コポポポ



    ────────・・・・・



    ーガチャ


    エレン「お待たせ」


    ジャン「美味そ〜!」


    クリスタ「もう夕方だね」


    アルミン「早いね、」


    ミカサ「はい、ジャンの分」


    ジャン「(ミカサが俺に…!)」


    ミカサ「…ジャン?」


    ジャン「あ、ああありがとう」


    ミカサ「…う…ん?」






  63. 63 : : 2015/11/25(水) 00:38:47
    ジャン「うまい、うまいぞミカサ!」


    ミカサ「それは…ありがとう…?」


    エレン「最近のジャンはおかしい」


    アルミン「だよね」


    クリスタ「うんうん」


    ジャン「お前ら酷いぞ!」


    エレン「あ、そういやお前ら今日何時に帰るんだ?」


    ミカサ「私はお母さんが迎えに来てくれるのでその時にアルミンと一緒に帰る」


    ジャン「俺はミカサたちが帰るときに一緒に出ようかな」


    クリスタ「私は門限が5時だから…」


    エレン「え、あと1時間しかねえのか!」


    クリスタ「ご…ごめんね、お父さんが厳しくて………」


    エレン「いや、気にすんな!それまでにたくさん遊ぶぞ!!」


    クリスタ「うん!」


    ミカサ「何をするの?」


    ジャン「そりゃこの前のゲームだろー!」


    エレン「でもリモコンが4個しかねえぞ」


    アルミン「じゃあ僕ゲーム下手だから見てるだけでいいよ」


    エレン「いや、交代でやろうぜ!アルミンずっと見てるだけじゃつまんねえだろ!」


    アルミン「あ…うん、ありがとう!」


    クリスタ「このソフトでやりたいな!」


    ジャン「お、いいな!」


    エレン「よし、始めるぞー!」
  64. 64 : : 2015/11/25(水) 00:39:51
    >>60
    ありがとうございます!!
  65. 65 : : 2015/11/26(木) 08:38:56

    ────・・・・・

    エレン「アルミン…ゲーム下手とか嘘だろ……」


    アルミン「本当だよ〜」ピコピコ


    ミカサ「…強い」ピコピコ


    クリスタ「余裕で一位…」ピコピコ


    エレン「ジャンより強いな」


    ジャン「な…っ!?」


    ミカサ「確かに」


    ジャン「(…ミ…カサに確かにって言われた…)」


    アルミン「ジャーン」


    クリスタ「意識失ってるの?」


    エレン「勉強しすぎて眠くなったんだろ」


    ミカサ「……あ、エレン」


    エレン「ん?…どわぁ!」


    クリスタ「ふふっ」


    アルミン「壁に激突…ぷぷっ」


    エレン「わ、笑うなよ!」




    ────────・・・・・・・・・・



    クリスタ「あ、私そろそろ帰るね」


    アルミン「うん!」


    クリスタ「またね」ニコッ


    エレン「おう、またな!」


    ミカサ「ええ、また」



    ーガチャ



    バタンー










  66. 66 : : 2015/11/28(土) 13:21:45
    ミカサ「さて…」


    ジャン「あぁ…」


    エレン「アルミン…」


    アルミン「み、みんなどうしたの?」


    エレン「単刀直入に言う。アルミンはクリスタのこと、好きか?」


    アルミン「えっ?!な、何を言い出すんだいエレン!!君は僕の親友だろう?!だったら僕の好きな人ぐらいわかるんじゃないのかい?!」


    エレン「親友だから聞いてるんだ!!」


    ミカサ「アルミン、どうなの?」


    ジャン「」ジー


    アルミン「うっ………」


    アルミン「そうだよ、好きだよ…」


    ミカサ「やっぱり」


    エレン「ま、聞かなくてもわかってたけどな!」


    アルミン「じゃあ聞かないでくれよ!!」


    アルミン「3人はこれを聞いてどうするんだい?」


    ジャン「そりゃあお前らが付き合えるように精一杯努力するだけさ」


    アルミン「それは嬉しいけどさ…」


    エレン「嬉しいけど?」


    アルミン「いや、何でもない」


    ミカサ「………」


    ミカサ「アルミンはクリスタと付き合いたいの?」


    アルミン「それはそうだけど…」


    アルミン「(エレンとミカサだって、両想いなんじゃないのかい…?)」
  67. 67 : : 2015/11/28(土) 14:26:39

    アルミン「ねえ、エレン」


    エレン「どうした」


    アルミン「エレンはミカサのこと好き?」


    エレン「は、はぁ!?」


    ミカサ「あ、ああアルミン!い、いきなり何て事を///」


    アルミン「(隠しきれない動揺)」


    ジャン「な、…好きなのか!?…うぉい!エレン!」


    エレン「そ…れは…」


    アルミン「(言ーえ言ーえ)」


    ミカサ「…///」ドキドキ


    ジャン「なあ!どうなんだよ!!」


    エレン「今、は!アル…アルミンの話だろお!?」


    ミカサ「そう、今はアルミンとクリスタの話」


    ジャン「そ…よな…。な!」


    アルミン「(逸らされた…)」


    ミカサ「クリスタはアルミンからの告白を待っていると思う。ので、私はアルミンからクリスタへの告白をオススメする」キリッ


    アルミン「う…っ」


    ジャン「そうだな、女から告白させるのは男としてちょっと…なぁ」チラッ


    アルミン「ゔ…っ」


    エレン「あー!これクリスタの筆箱!…アルミンこれを届けに行って、告白してこいよ!」


    アルミン「ぐはっ!」バタッ


    ミカサ「アルミン」ポン


    ジャン「アルミン」ポン


    エレン「アルミン」ポンッ


    アルミン「……」


    ミカサ「アルミン」ポン


    エレン「アルミン」ポン


    ジャン「アルミ───


    アルミン「分かったよ!!」


    アルミン「クリスタに告白してくる!」



    ーガチャ



    クリスタ「………///」


    アルミン「く…りすた///」


    ミカサ「……聞こえてた?」コソッ


    エレン「多分な。結構デカイ声だったし」コソッ


    ジャン「クリスタ照れてるじゃん」コソッ


    クリスタ「ええ…っと///」





















  68. 68 : : 2015/11/28(土) 22:04:50
    アルミン「(うわあああああ聞かれてたどうしよう恥ずかしい)」


    クリスタ「あの…///」


    アルミン「うぁ…………ああ、あの!!」


    クリスタ「は、はいっ///!」


    アルミン「僕…クリスタが………」


    ミカサ「(頑張れ、アルミン!)」


    アルミン「…君が…す、好きなんだ………///」


    クリスタ「はいっ…///」


    アルミン「だから…僕と…付き合ってくれないかな…///?」


    クリスタ「はい………はいっ!!」ニコッ


    アルミン「………あぁ………良かったぁぁぁ………」


    クリスタ「ふふっ///」


    エレン「アルミィィィィン」ウルウル


    ジャン「良かったなぁぁぁぁぁ」グスッ


    ミカサ「………」ウルウル


    アルミン「みんなありがとう…!」


    クリスタ「アルミン、これからもよろしくね!!」


    アルミン「うん!」


    クリスタ「大好きだよ!」


    アルミン「ぼ、僕も///!!」


    ジャン「よし、お前ら2人は一緒に帰るといい!」


    ミカサ「クリスタ、また今度お話聞かせてね」コソッ


    クリスタ「うん///!!」
  69. 69 : : 2015/11/29(日) 23:54:06
    ────・・・・・


    エレン「(俺とミカサは家族だ!家族、家族)」


    ミカサ「(アルミンが変な事聞くから…エレンが私のこと好きなはず……)」


    ジャン「……」チラチラッ


    ジャン「(気まずぅぅううぅぅぅぅうううい!!)」


    ジャン「ああ!」


    エレン「うぉう!なんだよ!」ビクゥ!


    ミカサ「どうしたのジャン」


    ジャン「いや、………」


    エレン「なんだ?」


    ジャン「…………と……トイレ」


    エレン「…は?…あ、ああ」


    エレン「場所知ってるだろ?」


    ジャン「すまんな…はは」ススス



    ーガチャ




    バタンー



    ジャンinトイレ


    ジャン「(もし、エレンがミカサのこと好きだったら。もし!もしの話だぞ、エレンより先にミカサに告白しねーと)」


    ジャン「(…告白…告白…。今はまだ早いか?明日だ明日!明日ミカサに告白するぞ。)」


    ジャン「……ふ…ぅ…」





    ーガチャ



    バタンー



    ジャン「た、だいま〜」


    エレン「おう」


    ジャン「あ、このゲームするか?」


    ミカサ「ええ」


    エレン「おう」





  70. 70 : : 2015/12/01(火) 23:25:10
    エレン「(どうしよう、ミカサのこと気になって全然集中出来ねえ)」


    ミカサ「エレン、ぼーっとしているとジャンのチームに負けてしまう」


    エレン「あぁ…」



    ジャン「(俺はミカサのことが好きだ)」


    ジャン「(でもエレンとミカサは両想いっぽい………)」


    ジャン「(くそっ、俺はミカサをとられたくない…。でも親友を応援したい………)」


    ジャン「どうすりゃいいんだ!!」


    エレン「うおっ!!」


    ミカサ「ビックリした…」


    ジャン「あ、悪い」


    ジャン「そういえばさ、アルミン達うまくやってるかな」


    エレン「さっき付き合い始めたばっかだぜ、当たり前だろ!」


    ミカサ「ええ、そうだと思う」


    ジャン「そうだよな…!はは」


    エレン「どうしたジャン、お前最近おかしくねえか?なんかあったか?」


    ジャン「(1番恐れていた質問…!!)」


    ジャン「(なんと言うべきか……)」
  71. 71 : : 2015/12/02(水) 02:00:38

    ジャン「そうかぁ?」


    エレン「声裏返ってんぞ」


    ミカサ「何かあったの?」


    ジャン「……いや…」


    エレン「……?」


    ミカサ「…?」


    ジャン「その…」


    ピピーー


    ジャン「あ、ああ!ゲーム!タイムオーバーだな!」


    ミカサ「…ジャン」


    ジャン「ん?ミカサも次するよな」


    ミカサ「私たちに言えないこと…?」


    ジャン「…え、?」


    エレン「…俺たちはお前の力になりたい」


    ジャン「……っ」


    ジャン「(この場でミカサが好き。とか言っても気まずくなるだけだろ)」


    ミカサ「…ひとりで悩まず───」


    ジャン「いや、大丈夫だ!」


    エレン「…ジャン……」


    ジャン「ほら、次やるぞ?」


    ミカサ「…ええ」


    エレン「そうだな…」




  72. 72 : : 2015/12/03(木) 23:18:27
    ーーーーーーーーーーーーー


    ジャン「お、もうこんな時間か!俺帰るわ!」


    エレン「えっ、急いでるのか?」


    ジャン「お、おお、母ちゃんになるべく早く帰ってこいって言われてるからな」


    エレン「そうか…」


    ジャン「じゃあなっ」サササー


    エレン「帰っちまったな…」


    ミカサ「何か急用が?」


    エレン「いや、わかんねえ」


    ミカサ「あ、そうだ。エレン、電話を借りてもいい?お母さんに迎えに来てもらわないと」


    エレン「あぁ、いいぞ。ほいっ」


    ミカサ「ありがとう」


    プルルルルル…


    ミカサ母『はい、もしもし』


    ミカサ「あ、お母さん?もう帰るから、迎えに来てくれる?」


    ミカサ母『はいはーい。今から行くわね〜』


    ミカサ「うん、また後でね」


    ガチャ


    ミカサ「はい、エレン」


    エレン「おう」


    ミカサ「お母さん来るまで何しとこうか…」


    エレン「………ミカサ」


    ミカサ「ん?」


    エレン「聞きたいことがある。」





    その頃ジャンは…


    ジャン「(これでエレンもミカサに自分の気持ちを伝えやすくなったはずだ!)」


    ジャン「(俺は…親友を応援する。)」


  73. 73 : : 2015/12/04(金) 09:42:01

    ジャン「あ〜…はは…」


    ジャンの頬を涙が伝う。


    ジャン「これで…、良かったんだよな」


    ジャン「…ミカサを頼むぞ!エレン!」





    一方エレンとミカサは…




    ミカサ「聞きたいことって?」


    エレン「その…っ」


    ミカサ「……」


    エレン「俺達…前世で恋人同士だっただろ?」


    ミカサ「……えっ?」


    エレン「え?」


    ミカサ「そうだったの…?」


    エレン「え、え、?…俺、ミカサに告白しただろ?」


    ミカサ「……いつ?」


    エレン「(…嘘…だろ?)」


    ミカサ「……」サァァ


    エレン「まさか、その時の記憶…無い?」


    ミカサ「他は鮮明に覚えているのだけれども…」


    エレン「…そ…か」


    エレン「(俺は一番に思い出したんだけどなぁ)」


    ミカサ「ごめんなさい…」


    エレン「いや、ミカサが謝ることじゃねぇよ」


    ミカサ「…うん」




  74. 74 : : 2015/12/04(金) 23:40:55
    ミカサ「(どうしよう、本当にわからない…)」


    ミカサ「………とても幸せなことを忘れちゃうなんて………ッ」


    エレン「お、おいっ、お前は何も悪くねえから泣くな!」


    ミカサ「でも…っ」


    ミカサ「(エレン…前世ではそんなこと言ってくれてたんだ…)」


    ミカサ「(あぁ…涙が止まらない………。こんなこと忘れてるとは私も嫌な奴だ…….)」


    エレン「(どうしよう…ミカサ泣いちまってる……。なんとかして俺は大丈夫だって伝えないと…)」


    エレン「(………あ)」


    エレン「じゃあさ」


    ミカサ「?」


    エレン「もっかい言うから」


    ミカサ「え?」


    エレン「もっかい言うから、今度は忘れんなよ?」


    ミカサ「う、うん…」
  75. 75 : : 2015/12/05(土) 17:37:24

    エレン「み…かさ!」


    ミカサ「は、はい」


    エレン「(クソ!心臓の音うるせぇ!)」


    エレン「す、す!」


    ミカサ「……!」


    エレン「好き───


    ーガチャ


    ミカサ母「お待たせ〜」


    エレン「うぉ!?」


    ミカサ母「……あら」


    カルラ「お取り込み中だった?」


    ミカサ「え、え、あ」


    エレン「……」カァァ


    ミカサ「……」カァァ


    ミカサ母「二人して照れて…ふふ」


    ミカサ「え、エレン!今日はありがとう」


    エレン「いや、俺の方もいろいろありがとう」


    ミカサ「お母さん、帰ろう」


    ミカサ母「え、ええ」



    ミカサ母「じゃあ、またね。エレン、カルラさん」







  76. 76 : : 2015/12/06(日) 02:05:41
    カルラ「あ、そうだ。もうカルラ『さん』なんて呼ばなくていいのよ〜。普通にカルラって呼んで!」


    ミカサ母「わかったわ、カルラ!また今度ご飯行きましょうね」


    カルラ「いいわね!また連絡待ってるわ」


    ミカサ「じゃ、バイバイ」


    エレン「お、おう」


    ミカサ「お邪魔しました………」




    ミカサ母「さ、暑いから早く車乗っちゃって!あ、アルミンは?」


    ミカサ「用事ができて先に帰っちゃった」ガチャ バタン


    ミカサ母「そっかそっか。じゃあ、帰ろう!」


    ミカサ「………」


    ミカサ「(もしさっきお母さん達が入ってこなかったら私とエレンは恋人同士になってたのかな…)」


    ミカサ母「ねえミカサ?」


    ミカサ「何?」


    ミカサ母「さっきはごめんね」


    ミカサ「え?」


    ミカサ母「邪魔しちゃったかな〜って」


    ミカサ「あぁ…うん」


    ミカサ母「エレン君にも申し訳ないことしちゃったな」


    ミカサ「………」


    ミカサ母「次に遊ぶのはいつなの?」


    ミカサ「………あ、決めてない」


    ミカサ母「あら、そうなの。でももうすぐで始業式だからみんな課題も終わってきたかな?」


    ミカサ「うん、終わってると思う」


    ミカサ母「じゃあ夏休み最後にみんなで海にでも行ってきたら?」


    ミカサ「楽しそう…!」


    ミカサ母「後でみんなに聞いてみなさいね」


    ミカサ「うん」



  77. 77 : : 2015/12/09(水) 20:30:47

    ────・・・・・

    ミカサ「もしもし、エレン?」


    《エレン「ん、おう」》


    ミカサ「あと1週間で夏休みが終わる。ので、」


    《エレン「おう」》


    ミカサ「みんなで海!…行かない?」


    《エレン「海か…いいな!俺はアルミンとジャン誘うからミカサはクリスタを誘ってくれるか?」》


    ミカサ「ええ!」


    《エレン「じゃあ…それぞれの予定を聞いて、日は決めるか」》


    ミカサ「ええ」


    《エレン「楽しみだな〜!」》


    ミカサ「私も」


    《エレン「っし!早速誘うぞ〜!」》


    ミカサ「では、詳しいことはまた」

    ピッ


    ミカサ「やった!」





    ────・・・・・次の日・・・・・────



    ミカサ「……わぁ」


    クリスタ「ミカサはスタイルいいし…あ!これなんかは?」


    ミカサ「え、そんな…の///」


    クリスタ「あ!この水着可愛い〜」


    ミカサ「(やっぱり家にある水着でいいかな…)」


    クリスタ「今、家にある水着でいいって思ったでしょ…」ジーー


    ミカサ「お、思ってない!」


    クリスタ「もう〜、エレンを惚れさせたいんでしょ?」


    ミカサ「あ……///いや…」


    クリスタ「じゃあ、これ、着てみて?」


    ミカサ「わ、分かった」









  78. 78 : : 2015/12/09(水) 20:40:18
    期待です!(*´∀`)
  79. 79 : : 2015/12/10(木) 23:00:27
    ミカサ「着てみた……けど………」


    クリスタ「うわぁ〜!ミカサ、すっごく似合ってる!」


    ミカサ「本当…?」


    クリスタ「うん!嫉妬しちゃうぐらい可愛い!」


    ミカサ「じゃあ…買おうかな」


    クリスタ「いいんじゃない?」


    ミカサ「それじゃ…私はこれで決定!」


    クリスタ「次は私の水着だね!」


    ミカサ「ええ!あ、これは?」


    クリスタ「このフリフリ可愛い!」


    ミカサ「アルミンも好きそう」


    クリスタ「これ着たらアルミン可愛いって思ってくれるかな?」


    ミカサ「アルミンはクリスタがどんな水着を着ても可愛いって言うと思う」


    クリスタ「そうかなぁ」


    ミカサ「ええ、だってアルミンはクリスタが大好きだから」


    クリスタ「じゃあ私試着してみようかな〜」


  80. 80 : : 2015/12/12(土) 14:41:29

    ────

    クリスタ「どうかな〜?」


    ミカサ「クリスタ…胸大きい」


    クリスタ「ちょ!ミカサ何言ってんの///」


    ミカサ「私は本当の事を…」


    クリスタ「あー…で、水着…どう?」


    ミカサ「とても良い!白のフリルがクリスタの華奢な体を引き立てている」


    クリスタ「あ、ありがとう///」


    ミカサ「…!クリスタ」


    クリスタ「んー、何?」


    ミカサ「あそこ、」


    クリスタ「わあ、ビーチボールに水鉄砲!」


    ミカサ「私、行ってきていい?」


    クリスタ「うん!私もすぐに行くね」


  81. 81 : : 2015/12/12(土) 21:59:59



    クリスタ「おまたせ〜!」


    クリスタ「うわぁ〜、可愛いビーチボールいっぱいだね!」


    ミカサ「ええ!」


    クリスタ「水鉄砲はアルミン達が使うのかな?」


    ミカサ「だと思う」


    クリスタ「海に行くメンバーは…」


    ミカサ「私とクリスタとエレンとアルミンとジャン」


    クリスタ「てことは、男の子達が水鉄砲使うとして、3つあれば足りそうだね!」


    ミカサ「………」


    クリスタ「あれ、ミカサも水鉄砲にする?」


    ミカサ「ええ!!」


    クリスタ「あははっ、わかった!」


    ミカサ「ありがとう!」


    クリスタ「いっそみんなで対戦しよっか!」


    ミカサ「それいい!」


    クリスタ「最下位の人には罰ゲームっ!!」


    ミカサ「とても酷い罰ゲームにしよう………」


    クリスタ「ふふふ………」

  82. 82 : : 2015/12/13(日) 00:05:00
    期待です!
  83. 83 : : 2015/12/16(水) 01:13:31



    ー当日ー



    アルミン「ふぅ…暑いねー」


    エレン「ミカサ達おせーな」


    ジャン「もすぐ待てばミカサの水着姿が…!」


    エレン「何妄想してんだよ」


    アルミン「あ、来たみたい」


    エレン「ん…!?!?」


    ジャン「…っな…っ!?!?」


    クリスタ「お待たせー」


    ミカサ「ごめんなさい待たせて…」


    アルミン「い…やいやいや待ってないよ!」タラァ


    エレン「あ、ああそうだな!ははは」タラァ


    ジャン「〜〜!〜〜〜!!!」ドバババ


    ミカサ「三人して鼻血って…大丈夫?」


    クリスタ「はい、ティッシュ」


    アルミン「ありがと」


    エレン「サンキュー」


    ジャン「〜〜〜!」


    アルミン「よ、よおし!泳ごっか!」


    クリスタ「あ、待って!」


    アルミン「何?」


    クリスタ「日焼け止め塗らないと…」


    ミカサ「エレン、その…背中に…塗ってくれない?」


    エレン「え、おういいぞ」





    ・・・・・




    エレン「じゃ、塗るぞ」


    エレン「(ミカサの肌白い…綺麗)」


    エレン「(………って意識したら塗りにくいじゃねーかよ!!!)」


    ミカサ「エレン?」


    エレン「ん?」


    ミカサ「…いや、何も無い」


    エレン「……」ゴクッ








  84. 84 : : 2015/12/16(水) 17:02:49
    エレン「…塗るぞ………」ドキドキ


    ミカサ「え、ええ…」


    エレン「」ソッ


    ミカサ「!」


    エレン「(ヤベェ…今にも鼻血が出そうだ………)」


    エレン「(でもここで出したら変態扱いだ………!)」


    エレン「(いや、それ以前に引かれる…俺の人生終わりだ………)」


    ミカサ「エレン?どうかした?」


    エレン「あ、い、いや、なんでもねえ」


    ミカサ「日焼け止め塗れた?」


    エレン「おう」


    ミカサ「よし、エレン、行こう!」


    エレン「そうだな!おーい、ジャン!そっち行くぞ!」


    ジャン「おう…」


    エレン「なんかあいつムカムカしてねぇか?」


    ミカサ「さぁ…?」


    ジャン「(あいつ…ミカサの肌に触っといてよくあんな平気でいられるよな………)」


    アルミン「あれは嫉妬だよきっと」アハハハー


    エレン「おっ、アルミン」


    クリスタ「アルミン、行こっ!」


    アルミン「そうだね!じゃあ楽しんでね、2人とも!」


    エレン「なんかアルミン楽しんでるな」


    ミカサ「私たちも行こう!」


    エレン「よし!」




  85. 85 : : 2015/12/16(水) 22:26:34
    ────・・・・・

    クリスタ「きゃははっ!ははっ」


    ミカサ「わっ!…ふふっ」


    ジャン「(ヤベェ///)」


    エレン「(おいおい///)」


    アルミン「(ビキニが想像以上に…///)」


    クリスタ「アルミン?」上目遣い


    アルミン「なな、なななな!なに?」


    クリスタ「遊ばないの?」


    アルミン「あぁ遊ぶとも!!ほらほら!ははー!」


    ミカサ「エレン、ジャン」


    ジャン「どうしたミカサ」


    エレン「ん?」


    ミカサ「これみんなでしよ?」


    エレン「…水鉄砲?」


    ミカサ「…う、うん」


    ジャン「楽しそうだな!!」


    ミカサ「ええ!」


    エレン「アルミーン!クリスター!」


    アルミン「なにー?」


    クリスタ「はーい」


    エレン「みんなで水鉄砲で遊ぼうぜ!」


    アルミン「水鉄砲かあ…いいね!」


    クリスタ「うんうん!いいよ!」


    ミカサ「ええっと、ルールは・・・・・」




  86. 86 : : 2015/12/17(木) 21:44:35
    ミカサ「最初に水鉄砲に満タンに水を入れておいて、水がなくなるまで水着にかけまくる!」


    エレン「楽勝〜」


    アルミン「それって、最終的に誰が1番濡れなかったかで競うの?」


    クリスタ「そうだよっ」


    アルミン「そしたら、今から始めても誰がどれだけ濡れたかわからないんじゃない?」


    ミカサ「あっ、そうか…」


    ジャン「じゃあ水着が乾くまでなんか遊んでようぜ!」


    エレン「だな!何する?」


    ミカサ「ビーチバレー!」


    エレン「いいな!じゃあ1人は審判で、あとの4人は2人ずつのチームに分かれてやるか!」


    ミカサ「ええ!じゃあ審判はジャンで!」


    ジャン「えっ」


    ジャン「ま、まあいい!ミカサの頼みだしな!」


    クリスタ「よしっ、チームに分かれよう!」


    ミカサ「エレン」ヒソヒソ


    エレン「ん?」ヒソヒソ


    ミカサ「アルミンとクリスタは同じチームがいいはず」ヒソヒソ


    エレン「そうだな…」ヒソヒソ


    ミカサ「よしっ」


    ミカサ「クリスタ!アルミンと同じチームでやりたいんじゃない?」


    クリスタ「う、うん…///」


    ミカサ「だって、アルミン」


    アルミン「僕も…クリスタとがいいな」


    クリスタ「ほ、本当?!」


    アルミン「うん!」


    クリスタ「やった!ミカサ、ありがとう!」


    ミカサ「いいのいいの」


    エレン「よし、ミカサ、頑張るか!」


    ミカサ「ええ!!」


    ジャン「(ここ強すぎじゃねえか………?)」


    ジャン「まあいいか。はいじゃあ笛無いから声で行くぜ」


    ジャン「ピッ」


    アルミン「いっくよー!」バシーン


    エレン「うおっ、意外といいサーブ!」


    アルミン「意外ってなんだよー!あ、クリスタ!そっちボール行ったよ!」


    クリスタ「任せてっ!」バシーン


    ミカサ「ほっ」


    ジャン「(ああ…ミカサ様美しいです……)」


    エレン「ジャン何 鼻血垂らしてんだよ」



  87. 87 : : 2015/12/18(金) 09:02:27

    クリスタ「えぇい!」バシーン!!


    エレン「くっ!!」


    ジャン「チームクリスタ1点」



    ────・・・・・


    ミカサ「エレン!」ポンッ


    エレン「おし!」バコーン!


    アルミン「…!うっ!」バチッ


    ジャン「チームミカサ1t…」


    クリスタ「大丈夫!?アルミン!」


    アルミン「あ、ああ大丈夫だよクリスタ」


    ミカサ「………」


    エレン「……よ、よおし!次するか!」


    ジャン「ピピー!再開!」



    ────・・・・・────・・・・・



    クリスタ「ふぅ、大分水着乾いてきたね!」


    ミカサ「ええ!」


    エレン「はあーっ疲れたー!」


    アルミン「なかなか…いい運動になったね…」


    ジャン「じゃあ、そろそろ水鉄砲するか!」


    クリスタ「しよしよー!」


    アルミン「えっと、個人戦だよね」


    エレン「おう」


    ミカサ「制限時間は10分」


    クリスタ「くれぐれも周りの迷惑にならないように…」


    エレン「……よし」


    ジャン「始めるぞーー!!!」








  88. 88 : : 2015/12/18(金) 22:32:45
    クリスタ「オーッ!!」


    アルミン「(天使…///)」


    クリスタ「あっ、アルミン!ボーッとしてたら撃っちゃうよ!!」


    アルミン「クリスタにならやられてもいいや」


    クリスタ「えっ…///ちょっと!………えいっ!」


    アルミン「うわぁぁぁ!僕も!ほっ!!」


    クリスタ「きゃぁぁ!あははっ」



    ミカサ「微笑ましい」


    エレン「だな〜」


    ジャン「お前ら突っ立ってたら撃つぞ」


    エレン「それはどうかな〜?」


    ミカサ「ふふっ」


    ジャン「はっ?」


    エレン「とりゃあ!」


    ミカサ「ふっ!」


    ジャン「うおっ!お前ら2人がかりでやるとか卑怯だぞ!!」


    エレン「はっはは〜」


    ミカサ「………フッ」


    ジャン「」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    10分後

    ジャン「ほいっ、終了〜!!」


    クリスタ「あぁ〜、楽しかったねっ!」



  89. 89 : : 2015/12/20(日) 21:22:52
    ジャン「えー、1番濡れたのは、エレンとアルミンだな!」


    エレン「……」


    アルミン「………」


    ジャン「まさか転んで海に入るとは…くくっふ…ふっあはは!!」


    エレン「うるせーな!」ビチャア


    アルミン「…いやあ、まいったよ」ビチャア


    ミカサ「クリスタ」


    クリスタ「なにー?」


    ミカサ「……」コソコソ


    クリスタ「!……」コソコソ


    エレン「ふ…ふぇ…ぶえっくしょん!!」


    アルミン「……わあ…」ビチャッ


    エレン「すまん!アルミン!」


    アルミン「あー、大丈夫、大丈夫ー」


    ジャン「くくっ…くくく」プルプル


    クリスタ「よおし!」


    アルミン「?」


    クリスタ「エレンとアルミンには罰ゲームとして、ある事をしてもらいます!!」


    エレアル「「ある事?」」


    クリスタ「では、ミカサ!」


    ミカサ「うん」


    ミカサ「ある事とは、」




  90. 90 : : 2015/12/22(火) 16:22:58
    ミカサ「あそこにあるかき氷屋さんまで行ってかき氷を買ってきてもらう!」


    エレン「えっ、それだけか?」


    ミカサ「どちらが早かったかで決める!買ってくるのは1人1つでいい。」


    アルミン「こんなのが罰ゲームだなんて優しいね」


    クリスタ「アルミン、これが本当の罰ゲームじゃないからね?」


    アルミン「えっ?」


    ミカサ「そう………ここでまた負けたらその人にはもっと酷い罰ゲームが………」フフフ


    エレン「(これ勝たないとやべえやつじゃねえの)」


    アルミン「」


    クリスタ「よーいどんで行くよー!」


    エレン「お、おう………」


    アルミン「駄目だ…運動神経のいいエレンにこんな僕が勝てるわけがない…」ブツブツ


    アルミン「罰ゲーム覚悟で行くしかない…」


    クリスタ「アルミンッ!」


    アルミン「ん…?」ブルブル


    クリスタ「頑張ってね!!」


    アルミン「(お…なんだこれは…どんどん力がみなぎっていく感じ………)」ゴゴゴゴゴ


    エレン「こんなアルミン見たことねえ…」


    ミカサ「エレン、頑張って!」


    エレン「おう…!」


    エレン「(なんだ…?!今なら勝てる気がしてくるぞ…!)」


    ジャン「いい勝負になりそうだな」


    クリスタ「よーし、いっくよー!」


    クリスタ「よーい…ドンッ!」


    アルミン「うああああ!!!!!!!」ドドドドドドド


    エレン「おりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ドドドドドドド


    ミカサ「2人とも速い………」


    クリスタ「そんなに罰ゲームが嫌なんだね〜」


  91. 91 : : 2015/12/22(火) 20:48:02
    期待です!
  92. 92 : : 2015/12/25(金) 23:31:55

    ────・・・・・────・・・・・


    アルミン「うぁあぁあぁぁぁあがぁああぁあ!!!」ドダダダダ


    エレン「うぉぉおぉぉぉぉおおお!!」ドダダダダ


    女の子「ママーあれなにー?」


    ────ビュンッッッッッツッ



    女の子「きゃっ!!」



    エレン「ぁああああぁぁ!!うぁぁああ!!!」ドダダダダ


    アルミン「ふんぬぅうぅううぅぅう!!!」ドダダダダ



    ────ギキギキキキキーーー!!!!!!



    エレアル「「かき氷ください!!!!」」



    店員「ひっ!は、はい!味は……」


    エレアル「「無しで!」」


    店員「な、無し?!……は、はい。えっと、二つ…でいいですか?」


    エレアル「「はい!!」」


    店員「200円です」


    店員「………はい。かき氷二つです」


    ────チャリンッ


    エレアル「あざっしたぁあぁあ!!うりゃぁぁああぁ!!!」


    ドダダダダ……







    ────・・・・・────・・・・・



    エレン「ふぅぅぅうぁぁああぁああ!!!!!」


    アルミン「き……っ!!くぁあぁああ!!」


    ミカサ「わっ!」


    クリスタ「な、なに!」


    エレアル「「お待たせっ!!」」キキキーー!!!


    ジャン「ん……ってお前らふざけてんのか?」


    エレン「は?」


    ジャン「かき氷何にもかかってねーじゃん」


    ミカサ「何も…」


    クリスタ「かかってない?」


    エレアル(サァァァ)


    クリスタ「二人とも失格!!!」


    クリスタ「かき氷に何にもかかってないなんてありえない!」


  93. 93 : : 2015/12/26(土) 14:38:12
    ミカサ「クリスタ、やり直させる?」


    クリスタ「いや、2人まとめて罰ゲームをさせよう…」


    エレン「(アルミン…お前クリスタの彼氏だろ…?なんとかしてくれよ…)」チラッ


    アルミン「(ごめんエレン、僕には何もできない…)」


    エレン「(は…?)」


    アルミン「(こうなったときのクリスタはもうダメなんだ…)」


    エレン「」ガクッ


    クリスタ「とりあえずかき氷はジャンに買ってきてもらおう」


    ジャン「えっ」


    ミカサ「ジャンだけ何もしないのは可笑しいでしょ?」


    ジャン「えっ」


    クリスタ「わかったらさっさと買ってきて!」


    ジャン「お、おう」タッタッタッ...


    クリスタ「さて、じゃあ2人には…」


    ミカサ「女装して買い物に行ってもらう!」


    アルミン「えっ」


    エレン「まじかよ…」


    ミカサ「服は私たちのしかないけど…」


    エレン「(ミカサの服…)」タラー


    アルミン「エレン、鼻血出てるよ…」


    エレン「あ、悪い」フキフキ


    クリスタ「アルミンは可愛いから服着替えるだけで大丈夫かなっ♪」


    アルミン「不覚にもときめいちゃったよ…」


    エレン「クリスタ楽しそうだし、ミカサもなんかウキウキしてるから怖いんだけど」


    ミカサ「心配しなくて良い、クリスタがメイクで女の子らしくしてくれるから」


    エレン「いや、そういうことじゃないでしょ!」


    クリスタ「さぁエレン、じっとしててね…」


    エレン「えっ、待ってくれ!何だその粉!うわぁぁぁぁ!!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    5分後…


    エレン「おいアルミン…お前可愛すぎだろ…」


    アルミン「エレンも美しくなっちゃってるよ!」


    エレン「『なっちゃってる』ってなんだよ!」


    アルミン「まぁまぁ、落ち着こう」


    エレン「…で、何買ってくればいいんだ?」


    ミカサ「えっと…全員分のジュースと、花火を買ってきて欲しい」


    エレン「よし、わかった!」


    エレン「アルミン、俺の声 超男だから店員と喋る時は全部アルミンが話してくれ!」


    アルミン「超男って訳わからないけどわかった…」


    クリスタ「お金はあとで払うね!」


    ミカサ「頑張って!」


    エレン「行ってきます…」


    アルミン「エレン…もう僕やだよ…」


    エレン「さっと行ってさっと帰ってこようぜ…」




  94. 94 : : 2015/12/27(日) 13:54:44


    ────・・・・・────・・・・・


    >おい、あの子達みてみろよ!超可愛いぞ
    >うぉ!
    >声かけてこいよ
    >お前がいけよ



    エレアル「「…………」」


    エレン「あ、…アルミン」コソッ


    アルミン「なぁに?エレン(女声)」


    エレン「!?!?…い、いや…何にもねぇ」


    アルミン「あ〜、着いたよ〜」キャピッ


    店員「いらっしゃいませー」


    アルミン「えっと、ぼk…私は!!……このトロピカルジュースで」アセアセ


    エレン「んぁー、俺は……あー、俺もトロピカルジュースで」


    店員「(男…の声……?!)」


    アルミン「(エレン!馬鹿!バカ!)」


    エレン「なあアルミン、みんな同じでいいよな…………あ?」



    ・・・・・・・・・・・・・・・シーーーーーーーン



    エレン「……!……あっふ!!」バッ


    アルミン「(今更口抑えても遅いよ…)」


    店員「え……っと」


    アルミン「あ、トロピカルジュース5つで!」


    店員「は、はい!」








  95. 95 : : 2015/12/27(日) 15:01:53
    店員「(オカマ………?)」


    アルミン「あ、あのっ」


    店員「は、はは、はいっ」


    アルミン「今、この人声低いなーとか思いました?!」


    店員「えっ、い、いえっ」


    エレン「…」


    アルミン「あ…思ってないなら、ぜ、全然大丈夫なんでしゅけどっ」


    店員「(噛んだ…!!)」


    アルミン「(噛んじゃった…!絶対怪しまれてる!そして男だってバレて終わりだ…!)」アセアセ


    エレン「あ、ち、ちょっと声が低いんですよね〜、私…あはは…」


    店員「そ、そうなんですね!(低すぎる!)」


    店員「あっ、トロピカルジュース5つで1000円です!」


    アルミン「はい、これで!」


    店員「1000円丁度お預かりします、ありがとうございました」ペコリ






    アルミン「ふぅ…ジュース買えたね」


    エレン「」コクン


    アルミン「次は…花火だね」


    エレン「」コクン


    アルミン「あ、もう戻るまで話さないのかな?」


    エレン「」コクン


    アルミン「それがいいね…。じゃ、花火買いに行こう!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「着いた!花火探しに行こう!」


    エレン「」コクン


    アルミン「あっ、あの辺かな」タッタッタッ



    アルミン「うわぁ〜、いっぱいあるね!」


    エレン「」サッ


    アルミン「あっ、それ良いね!買いに行こう!」ウキウキ


    エレン「(アルミンが女装を楽しんでいるように見える…)」




    店員「お客様、こちらのレジどうぞ〜」


    アルミン「はいっ」


    店員「1点で500円になります」


    アルミン「」チャリン


    店員「丁度、お預かりいたします」


    店員「ありがとうございました!」




    アルミン「ミッション終了…!」


    エレン「っし」ガッツポーズ


    アルミン「よし、帰るよ!」


    エレン「おう!」









  96. 96 : : 2015/12/29(火) 15:48:42

    ・・・・・────


    アルミン「ただいま〜!」フリフリ


    エレン「……」フリフリ


    ジャン「(……可愛い……っ!何を言ってるんだ俺は!!)」バコバコ


    アルミン「じゃ、ジャン?自分を殴って何してるの…?」


    クリスタ「わぁ!トロピカルジュース!」


    アルミン「クリスタ好きなの?」


    クリスタ「うん!」


    ミカサ「アルミン、本当に女の子みたい」


    アルミン「ははっそう?」


    エレン「服…脱ぎたい」


    ミカサ「はい、これエレンの水着」


    エレン「アルミン着替えに行くぞ」


    アルミン「ええ〜〜もう?」


    エレン「!?」


    クリスタ「!?」


    ミカサ「!?」


    ジャン「!?」


    クリスタ「え、…あの、まだ着ててもいいけど」


    アルミン「……あ、や、あの!着替えるよ!?」


    エレン「だ、だよな」アセアセ



  97. 97 : : 2015/12/30(水) 17:34:33
    アルミン「(うわぁ〜、つい本音が出ちゃった…)」テクテク


    エレン「(やっぱり楽しんでたのか…ぷぷっ)」テクテク





    アルミン「ねえエレン…」


    エレン「ん?」


    アルミン「クリスタに引かれちゃったかな…」


    エレン「へ?」


    アルミン「…?」


    エレン「…ぷっ」


    アルミン「?!」


    エレン「あははははっ!」


    アルミン「な、何?!」


    エレン「アルミンお前、そんなので引かれると思ってんのか!」


    アルミン「え?」


    エレン「そんな心配しなくていいだろ!クリスタがどんだけお前のこと好きか知ってるだろ?」


    アルミン「うん…?」


    エレン「俺もミカサがそんなことしたって引かねえもん」


    アルミン「そっか………そうだよね」


    アルミン「僕どんだけ小さいことで悩んでるんだろ」


    エレン「ほんとほんと、悩みが小さすぎるぜ!はははっ!」


    エレン「さ、戻ろっか」


    アルミン「あっ、ちょっと待って」


    エレン「何だ?」


    アルミン「エレンは…ミカサのこと好きなんだよね?」


    エレン「お…おう」


    アルミン「今日の帰り、告白したら?」


    エレン「え?!ななな…ちょ…む、無理!」


    アルミン「どうして?」


    エレン「前もそういう空気になった時があったんだけど…さ」


    アルミン「うん…」


    エレン「し、失礼な言い方かもしれないけど邪魔が入っちゃって…」


    アルミン「じゃあリベンジだ!」


    エレン「ええ…フラれたらすげえ気まずいじゃん…」


    アルミン「僕にあれだけ言っといて自分は言わないとかずるいよ!」


    アルミン「男は当たって砕けろだ!!」


    エレン「意味わかんねえよ!!」


    エレン「………でも…」


    アルミン「うん…!」


    エレン「頑張ってみるよ…」


    アルミン「それでこそ!」


    アルミン「さ、みんな花火するの待ってるよ!行こう!」


    エレン「おう!」
  98. 98 : : 2015/12/30(水) 22:56:22

    ────・・・・・


    バチバチ…パチパチ


    クリスタ「きゃあ!ははっ!アルミン、アルミン」


    アルミン「どうしたの〜?」


    クリスタ「花火で字書いてるの!」


    アルミン「なになに……」


    アルミン「〝あ〟〝る〟〝み〟〝ん〟〝だ〟〝い〟〝す〟〝き〟……////」


    クリスタ「ふふっ」


    エレン「み…ミカサ」クイッ


    ミカサ「エレン?」


    エレン「え、ええ、えっと///」


    ジャン「くっ!…うぉおぉぉぉぉおぉぉぉおお!!」ドダダダ


    アルミン「ジャン!暗いし海は危ないよ!!」


    ドダダ…バッッシャヤァァアァン!



    クリスタ「きゃ!」


    >プハッ!!ハァハァハァ


    アルミン「い……生きてた」


    クリスタ「良かったね」


    エレン「俺、…お前のこと」



  99. 99 : : 2015/12/31(木) 09:57:13
    アルミン「(……!!エレン頑張れ…!)」


    クリスタ「アルミン、これからエレン告白するの?!」ヒソヒソ


    アルミン「うん、静かに見守っておこう」ヒソヒソ


    ジャン「(あー…やっとだ…。やっとあいつら…)」プカプカ


    エレン「俺…」


    ミカサ「!…うん」


    エレン「お前のこと……好き」


    ミカサ「うん…///」


    エレン「ずっと…ずっと前から好きだった…。」


    ミカサ「私も…!」


    エレン「だから…」


    ミカサ「はい…」


    エレン「俺と…付き合ってください!」


    ミカサ「はい…///」


    エレン「本当か!?」


    ミカサ「もちろん!」


    エレン「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」


    ミカサ「ふふっ」


    エレン「ミカサ!来い!」バッ


    ミカサ「えっ///」


    エレン「ほら!」


    ミカサ「…うん…///」ギューッ


    クリスタ「きゃーっ!ミカサ、良かったね!」


    ミカサ「ええ!」


    アルミン「エレン、おめでとう!」


    エレン「ありがとう…///」


    ミカサ「幸せ………///」ギューッ


    ジャン「おいおいおい、2人ともいつまで抱き合ってるんだよ」


    ミカサ「あっ…ごめんね、エレン///」パッ


    エレン「お、おう///」


    ジャン「お…お前らずっと仲良くしろよ!」




  100. 100 : : 2016/01/05(火) 06:21:38

    ミカサ「ジャン」


    ジャン「なんだ?」


    ミカサ「ありがとう」


    ジャン「えっ?」


    ミカサ「……」


    エレン「ジャン、お前は俺のために───」


    ジャン「あ、ああ!」


    ミカサ「…」


    ジャン「ははっ!ま〜、あれだ!」


    ジャン「…ほら、な…っ」グスッ


    ミカサ「……」ギュッ


    ジャン「おいおい、付き合ってそうそう浮気か?」


    エレン「涙声だぞ」ギュッ


    ジャン「…ッ気のせいだろ」


    ミカサ「ありがとう……」


    エレン「ありがとう」


    ジャン「お前に言われると気が狂う」


    エレン「なっ…!おまっ!人が感謝してんのに!」


    ジャン「な、なんだよ!」


    エレン「…………」


    ジャン「…………」


    ミカサ「……ねえ」


    エレン「どうした?」


    ミカサ「花火、まだ残ってる」


    アルミン「結構大きい花火だね」


    クリスタ「……あ!!いいこと思いついた!」


    アルミン「なに?」


    クリスタ「この花火が打ち上がった瞬間に写真を撮るの!」


    ミカサ「タイマーセットして?」


    クリスタ「うん!」


    エレン「けど、ドンピシャで撮れる確率って凄い低いと思うけど」


    クリスタ「いま、5人いるでしょ?」


    ジャン「おう」


    クリスタ「5台一斉に撮ったら確率は少し上がるんじゃない?」


    アルミン「…まぁ、やってみない事にはわかんないね」


    クリスタ「よし!じゃあ、みんなタイマーセットして!」


    ミカサ「ええ」


    エレン「おう」


    ジャン「おうよ」


    アルミン「うん」







  101. 101 : : 2016/01/06(水) 15:57:21
    アルミン「タイマー何秒にする?」


    エレン「5秒ぐらいでいいんじゃないか?」


    クリスタ「シャッターは順番に素早く押していこう!」


    エレン「だな!」


    ジャン「おーいエレン、俺のスマホもセットしといてくれ!」


    エレン「めんどくさ…」


    ジャン「おい聞こえたぞ!俺今花火に火つける準備してんだよ!!」


    アルミン「はははっ、僕がするよ」


    エレン「サンキュー!」


    ジャン「ひどい…!さっきは素直だったのに!」




    クリスタ「じゃあ、みんな準備はいい…?」


    ミカサ「ええ」


    アルミン「ジャンのからいくね!せーのっ!」ピッ


    ピッ


    ピッ


    ピッ


    ピッ



    クリスタ「はいっ、みんなここに並んでポーズして!!」


    パシャッ



    …ドーンッ!

    パシャッ


    パシャッ


    パシャッ


    パシャッ



    クリスタ「………撮れたかな?」


    アルミン「ジャンのは早すぎたみたいだね」


    ミカサ「私のは綺麗にとれてる!」


    クリスタ「私も!」


    アルミン「僕のはちょっと早かったみたい」


    ジャン「俺の早すぎて写ってねえとか…」


    エレン「ぶはっ」


    ジャン「笑うなよ!」


    クリスタ「1番いいのはミカサかな?」


    アルミン「そうだね!」


    ミカサ「じゃあみんなに送る」


    クリスタ「ありがとう!」


    エレン「なあ、今日って花火終わったらもう帰るのか?」


    アルミン「うーん、そうなるのかな」


    ジャン「俺腹減った…」


    クリスタ「夜ご飯食べてから解散にしようよ」


    ミカサ「それがいい」


    エレン「よし、荷物まとめて着替えるぞ!」


    クリスタ「待って!」


    アルミン「ん?」


    クリスタ「みんなでもう一回写真撮ろう!」


    エレン「写真はさっき撮ったじゃねえか」


    クリスタ「今度は花火無いバージョンで!」


    ジャン「エレン、いいじゃねえか」


    エレン「いや、別に嫌ってわけじゃねえから」


    アルミン「撮ろう!」


    クリスタ「はいっ、チーズ!」パシャッ


    ミカサ「いいの撮れた?」


    クリスタ「うんっ!」ニコッ


    アルミン「」バタッ


    エレン「あ、アルミンがクリスタの笑顔にやられた」


    クリスタ「えっ?!」


    ミカサ「ふふっ」




















  102. 102 : : 2016/01/08(金) 16:23:19



    ーー某ファミレスーー



    エレン「俺は……チーハン!」


    ミカサ「私はドリア」


    クリスタ「私は、んー、あ!このスパゲティ」


    アルミン「じゃあ、僕もクリスタと同じのを」


    ジャン「俺は、マルゲリータピッツァ」


    店員「かしこまりました〜」


    ミカサ「あ、写真送りたいからこのメンバーのグループ作らない?」


    クリスタ「いいよ〜!私、作るね」


    ミカサ「ありがとう」


    エレン「な、なあアルミン」コソッ


    アルミン「なに?」


    エレン「付き合うって…何したらいいんだ?」


    ジャン「そりゃあお前、」


    エレン「ん?」


    ジャン「ハグにキスに、セックs…」


    アルミン「……」バコッ


    ジャン「あだぁ?!」


    エレン「…………」



  103. 103 : : 2016/01/12(火) 23:26:46
    クリスタ「はぁ………ジャン…」


    ジャン「えっ、なんかまずいこと言ったか?俺」


    アルミン「思いっきり言いかけてたよ…」


    ミカサ「?」


    クリスタ「あっ、ミカサは今の気にしないでね!!」アセアセ


    エレン「ジャンのこと嫌いになりそう…っつーかもう嫌い…」


    ジャン「え、ちょ、わ、悪かったよ!ふざけすぎた!」


    アルミン「もう、気をつけてよ!!」


    クリスタ「そうよ!ミカサすっごく純粋なんだから!!」


    ジャン「すまん…」


    店員「お待たせしました、ドリアとマルゲリータピッツァになります」コトッ


    ミカサ「わぁ…!美味しそうっ!!いただきます!」パクッ


    ジャン「おっ、お先〜♪」パクッ



    ミカサ「あぁ、おいしい………」ホロリ


    ジャン「すっげえうまい…」



    アルミン「ミカサがあまりの美味しさに泣いてる?!」


    エレン「ミカサ、一口くれ!すっげー美味そうに見えてきちまう…!」


    ミカサ「はいっ」つスプーン


    エレン「えっ、あ、あの…」


    ミカサ「…?」


    アルミン「ミカサ、エレンに食べさせてあげてっ」コソッ


    ミカサ「え…///…う、うん…」


    ミカサ「はい、あーん…」


    エレン「あ、あーん」パクッ


    ミカサ「どう…?」


    エレン「美味い………」ホロリ


    ジャン「(羨ましすぎる…)」バタッ


    アルミン「ジャン?!」


    クリスタ「間接キスだね…!」キャッキャッ


    ミカサ「あっ」カァァァ


    エレン「…」カァァァ
  104. 104 : : 2016/01/13(水) 16:52:41

    店員「チーズハンバーグとスパゲティで〜す」


    クリスタ「ありがとうございます」


    エレン「〜〜!きたきたチーハン!」


    エレン「ミカサ、」


    ミカサ「何?エレン」


    エレン「あーん」


    ミカサ「あ、あーん」パクッ


    エレン「美味いか?」


    ミカサ「ええ!美味しい!」


    アルミン「く、……クリスタ!」


    クリスタ「どうしたのクリスタ」


    アルミン「あーん」


    クリスタ「う、うん!あーん」ハムッ


    アルミン「美味しい?」


    クリスタ「うん!美味しい!」


    ジャン「…………」モグモグ


    ジャン「………………」モグモグ


    ジャン「なあお前ら」


    ジャン「ラブラブなのもイイけどよ……」


    クリスタ「なに〜ジャン」


    ジャン「いや、何にもねぇよ」


    エレン「そういや、」


    ジャン「ん?」


    エレン「前、小耳に挟んだけど、」


    ミカサ「ええ、」


    エレン「なんと、ジャンのことが好きな子がいるらしい」


    クリスタ「ええ!!」


    ジャン「そ、そうか…///」


    アルミン「で、誰なの?その人。」


    エレン「長くなりそうだから飯食い終わってからな」
  105. 105 : : 2016/01/16(土) 08:20:32



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    クリスタ「あ〜美味しかった!」


    ミカサ「お腹いっぱい!」


    ジャン「で、俺のこと好きっぽいやつは誰なんだ?」


    エレン「それがな…」


    アルミン「………」


    ジャン「………」


    エレン「………」


    ジャン「………いや誰だよ」


    エレン「悪い悪い」アハハー


    エレン「で、ジャンのこと好きな人は…アニ…らしい」


    クリスタ「えーっ!!」


    ミカサ「ア、アニって……あのアニ?」


    エレン「そうだ、あのアニだ」


    アルミン「びっくり…」


    エレン「あれ?ジャン?」


    ジャン「」


    クリスタ「あははっ、アニ美人さんだもんね〜!」


    アルミン「美人に好きになられたらさすがにジャンも黙っちゃうね〜」


    ジャン「(これはやべえ…)」






  106. 106 : : 2016/01/18(月) 16:52:48

    エレン「で、付き合うのか?」


    ジャン「いや、いきなりすぎねぇか?」


    アルミン「そうかな?」


    ジャン「お前ら…自分はもう彼女がいるからってなあ!」


    「うるさいよ」


    ミカサ「!!」


    クリスタ「……あ…」


    ミカクリ「「アニ…」」


    エレン「え、え、」


    アルミン「あっははー、偶然〜」


    ジャン「……」フイッ


    アニ「あんた達、周りからすごい見られてるよ」


    アニ「声の大きさ気をつけな」スタスタ


    エレン「…ふ…ぁ……びっくりした〜」


    アルミン「はぁぁ寿命が縮んだよ」


    ミカサ「あ、ねえ、」


    クリスタ「なに?」


    ミカサ「ベルトルトって確か、アニの事が好きなんじゃ…」


    エレン「……」


    アルミン「……」


    クリスタ「……」


    ジャン「……」


    ミカサ「え?」


    エレン「ジャン、今だ。今、告ってこい」


    ジャン「はぁ?」


    アルミン「そうだねエレンの言う通り」


    ジャン「いやいやいや、」


    ミカサ「ジャン」ポンッ


    クリスタ「頑張って」ポンッ


    ジャン「(……断りにくい)」


    ジャン「…付き合えなくても俺のせいじゃないからな」


    エレン「おう!」



    ────・・・・・────・・・・・



    ジャン「な、なあアニ」


    アニ「…なんだい」


    ジャン「今日はひとりで来てんのか?」


    アニ「…お父さんと」


    ジャン「そ、…そうか」


    アニ「……」


    ジャン「なぁ、」


    アニ「なんだい」


    ジャン「俺と、付き合わねえか?」


    アニ「は?」




  107. 107 : : 2016/01/23(土) 18:01:27
    ジャン「だってお前って…」


    アニ「あ、あんた何言ってんだい…///」


    ジャン「顔赤いぞ」


    アニ「そ、それはっ、この店の暖房がっ」


    ジャン「今夏だぞ」


    アニ「うるさいっ!!」


    ジャン「ははっ!!」


    アニ「………」


    ジャン「ちょ、ちょっと外行くか?」


    アニ「あ…待って、お父さんに言ってくる」タッタッタッ


    ジャン「おう」



    ……………



    アニ「いいけど、すぐに帰ってこいってさ」


    ジャン「そうか…」


    アニ「ほら、行こ」


    ジャン「おう」



    カランカラン



    ジャン「で………、どうなんだ?」


    アニ「もう一回言って」


    ジャン「え?」


    アニ「もう一回告白して」


    ジャン「え…っ///」


    アニ「ほら、早く…」


    ジャン「お、おう…」

  108. 108 : : 2016/01/24(日) 13:53:09

    ジャン「す、好きだ。」


    アニ「違う」


    ジャン「違うってなんだよ!」


    アニ「ほら、」


    ジャン「付き合ってください」


    アニ「……」


    ジャン「(なんだ、こいつ)」


    アニ「……ほら」


    ジャン「…?…俺と、付き合わねえか?」


    アニ「……」


    ジャン「……」


    アニ「いいよ」


    ジャン「お、…お…ぉ」


    アニ「じゃ、私お父さんところに戻る」


    ジャン「いや、さっきの間なんだよ!!」


    ジャン「お、おいアニ!」



    ────・・・・・────・・・・・




    エレン「どうだった」


    ジャン「んー…付き合え…た?」


    アルミン「どうして疑問形なの?」


    ジャン「それが……」



    ────説明中────





    ジャン「違う。ってのが分かんなくてよ。それに、本当に付き合ってるのか…俺ら」


    クリスタ「付き合ってるじゃん!」


    ミカサ「お父さんのところへ帰ったのも、照れ隠しだと思う」


    ジャン「そ、…そうか////」

  109. 109 : : 2016/01/25(月) 23:32:45
    クリスタ「アニは恥ずかしがり屋さんだもんね〜」


    エレン「また2学期始まったら会えるな!」


    ジャン「そうだ…!もうすぐで2学期だ!会える!」


    クリスタ「あ、私まだ読書感想文できてないんだった!」


    ジャン「俺もだ…」


    エレン「あ…」


    ミカサ「私はもうできてる」


    アルミン「僕も!」


    ミカサ「私はこの本がおすすめ!是非見てみて」


    クリスタ「へぇ〜!面白そう!今度読むねっ!」


    ミカサ「ええ!」


    ジャン「…っと、もうこんな時間だ」


    エレン「そろそろ帰ったほうが良いな」


    アルミン「これ全部でお会計いくらかなぁ」


    クリスタ「5人で割るよね?」


    ミカサ「割るというか、自分が頼んだ分は自分で払うと良いと思う」


    クリスタ「あっ、だね!」


    エレン「よーし、行くか!忘れもんすんなよ〜」


    ミカサ「大丈夫。」


    ジャン「これ、1人がみんなから金預かってそれで会計行ったほうが早いよな?」


    エレン「あー、確かに」


    ジャン「俺行ってくるわ。ほい、みんな金出して」


    クリスタ「はいっ、お願いします!」


    アルミン「僕のも!」


    エレン「ん」


    ミカサ「はい」


    ジャン「じゃあ、先に外出て待っててくれ」


    エレン「ほいほーい」







    カランカラン




  110. 110 : : 2016/01/29(金) 07:00:25


    エレン「ふぅぅ、食った食った」


    アルミン「外、結構暗いね」


    クリスタ「そうだね〜」


    ミカサ「……ふぅ」


    カランカラン


    ジャン「お待たせー」


    エレン「っし、帰るか」


    アルミン「エレンとミカサは家が同じ方向だよね」


    エレン「おう、俺はミカサを送って帰る」


    アルミン「じゃあ、僕はクリスタを送って帰るよ」


    ジャン「アルミン、一緒に帰っていいか?」


    アルミン「うん、いいよ」


    エレン「じゃあ、駅までみんなで」


    ミカサ「ええ、」


    クリスタ「あ、ミカサ。」


    ミカサ「どうしたの?」


    クリスタ「学校が始まる前、アニも一緒にみんなで遊ばない?」


    ミカサ「いいと思う」


    エレン「そうだな!」


    アルミン「えーっと、アニには誰が連絡する?」


    クリスタ「私しておくよ!」


    アルミン「うん、分かった」



  111. 111 : : 2016/01/30(土) 08:41:59
    ジャン「やべえ、すっげー緊張する…」


    エレン「いいとこたくさん見せなきゃな!」


    ジャン「おう…」


    アルミン「ジャンってば、あんまり緊張してると疲れちゃうよ!」


    クリスタ「アニ来てくれるかなぁ…?」


    ミカサ「なんで?」


    クリスタ「すっごい恥ずかしがり屋さんだから…」


    ミカサ「うふふっ、クリスタは気にしすぎ。」


    ミカサ「アニもこういう雰囲気は嫌いじゃないと思う」


    クリスタ「うん…そうだね!」


    アルミン「あっ、もう駅だね」


    クリスタ「みんな、今日はすっごい楽しかった!!ありがとう!」


    エレン「また遊ぼうぜ!」


    ミカサ「2学期が始まるまであと1週間だから、みんな遊べる日は集まろう!」


    ジャン「ああ!」


    エレン「じゃあ、俺とミカサはこっちだから」


    ミカサ「バイバイッ」


    クリスタ「またね〜!」フリフリ


    エレン「よし、帰るぞ!」


    ミカサ「ええ」


    ミカサ「(今日は本当に楽しかったなぁ〜)」


    ミカサ「(また遊びたい………ん?)」


    エレン「んっ」


    ミカサ「え?」


    エレン「もう2人だからさ…手…」


    ミカサ「あっ///………うん」ギュッ


    エレン「………///」



  112. 112 : : 2016/02/01(月) 12:39:51


    ミカサ宅前



    ミカサ「ありがとう、エレン」


    エレン「おう」


    ミカサ「えっと、じゃあ、詳しい日程はまたメールで。」


    エレン「そうだな」


    ミカサ「……じゃあ///」


    エレン「ん、寒くなってきてるから風邪気をつけろよ」


    ミカサ「う、うん!エレンも!」


    エレン「おう!じゃあな!」フリフリ


    ミカサ「うん!」フリフリ




    ーーーーー




    アルミン「クリスタの家、大きいね〜」


    クリスタ「ふふっ、そう?」


    アルミン「うん……」


    クリスタ「また、遊びに来てね」ニコッ


    アルミン「うん!」ニコッ


    クリスタ「送ってくれてありがとう!またね」


    アルミン「うん、またね。おやすみ」


    クリスタ「おやすみ」


  113. 113 : : 2016/02/04(木) 22:21:07
    ~数日後~

    ピーンポーン


    クリスタ「はーい」ガチャ


    ミカサ「あ、クリスタ!」


    クリスタ「ミカサ!来てくれてありがとう!ささっ、上がって!」


    ミカサ「ええ、お邪魔します」


    クリスタ「散らかっててごめんね!」


    ミカサ「そんなことない…。すっごく広くてまるでお城みたいな家…!」


    クリスタ「えー、そうかな…?」


    ミカサ「私の家とは大違い!」


    クリスタ「えへへっ、なんだか嬉しい!」ニコニコ


    ミカサ「(可愛すぎるっ……!!)」


    クリスタ「じゃ、部屋行こ〜」


    ミカサ「ええ」




    ガチャ バタン




    クリスタ「ここが私の部屋だよっ」


    ミカサ「広い…」


    クリスタ「ジュース入れてくるね。何がいい?」


    ミカサ「じゃあ、りんごジュース…」


    クリスタ「わかった!ちょっと待ってて!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ガチャ


    クリスタ「お待たせ〜!」


    クリスタ「お菓子もあるよ〜っ」


    ミカサ「ありがとう」


    クリスタ「いえいえ〜」


    クリスタ「さて、この2人だけで遊ぶっていうのは初めてなのかな…?」


    ミカサ「そうかもしれない」


    クリスタ「今までたくさん遊んだから今日初めてって感じがしないね」


    ミカサ「ふふっ、確かに」


    クリスタ「じゃあ、本題に移ろう!」


    ミカサ「ええ」


    クリスタ「今度みんなで遊ぶからその日のにアニを誘うよ!」


    ミカサ「ええ!」


    クリスタ「変に緊張するね…」


    ミカサ「電話…出てくれるといいけど…」


  114. 114 : : 2016/02/06(土) 23:38:31



    ・・・・・

    プルルルル…プルルルル


    ガチャ


    クリミカ「「!!」」


    アニ『……もしもし』


    クリスタ「あっはは!アニ!」


    アニ『……え?』


    クリスタ「今度さ、みんなで遊ぼうって行ってて、是非アニに来て欲しいなぁって」


    アニ『みんな?』


    クリスタ「私とミカサ、アルミン、エレン、ジャン!」


    アニ『……いいけど///』


    クリスタ「ふふっ」


    アニ『〜〜!……で!いつ遊ぶんだい?』


    クリスタ「あー……あ!」


    クリスタ「ねえねえ、アニ!ラインやってる?」


    アニ『一応』


    クリスタ「じゃあ、グループ招待するね!アニのID教えて〜」


    アニ『…あっ、私ジャンの連絡先持ってる』


    クリスタ「そうなんだ!ジャンにアニをグループに招待するように言っておくね!」


    アニ『うん』


    クリスタ「じゃあね!」


    ・・・・・プツッ



    クリスタ「ふぅ」


    ミカサ「アニがジャンの連絡先持っていたのは意外」


    クリスタ「あ、告白した時に交換したのかな?」


    ミカサ「……可能性は高い」


    ーガチャ


    クリスタ母「二人とも、お菓子とお茶持ってきたわよ」


    クリスタ「ありがとう!」


    ミカサ「ありがとうございます!」ペコッ


    クリスタ母「いいえ」


    ーバタン


  115. 115 : : 2016/02/08(月) 00:11:11
    ミカサ「意外…」


    クリスタ「んー、何が?」


    ミカサ「クリスタもこういうポテトチップスとかのお菓子食べるんだな、って」


    クリスタ「そうかな?いつもこういうのだよ〜」


    ミカサ「そうなんだ…。いつもはお母さんがケーキを焼いてくれそうな感じがする」


    クリスタ「あははっ、お母さんがケーキ焼くのなんて家族が誕生日の日ぐらいしかないよ〜」


    ミカサ「私の家でも家族が誕生日の日しか焼かない」


    クリスタ「一緒だねっ!」


    ミカサ「ええ」フフッ


    クリスタ「私はね、イチゴがいっぱい乗ってるのが好き!」


    ミカサ「へぇ〜(好きなものが一つ一つ可愛い…)」


    クリスタ「ミカサは?」


    ミカサ「えっ?」


    クリスタ「どんなケーキが好き?」


    ミカサ「んー…チョコケーキかな」


    クリスタ「あ〜!チョコも美味しいよねっ♪」


    ミカサ「クリスタ可愛い…」


    クリスタ「えっ、どうしたの急に!」


    ミカサ「あっ、いや、なんでも…」


    クリスタ「そ、そっか」テレテレ


    ミカサ「アルミン…こんな子が彼女で本当に羨ましい……」


    クリスタ「ちょっ、ミカサ!恥ずかしいからやめて!」


    ミカサ「ご、ごめんっ」


    クリスタ「うん…///」


    クリスタ「ミカサは…いつ頃からエレンが好きだったの?」


  116. 116 : : 2016/02/10(水) 23:40:55


    ミカサ「私は、……………///」


    クリスタ「うんうん」


    ミカサ「子供の時、エレンと遊んで……その時かな?」


    クリスタ「家、近かったの?」


    ミカサ「うん」


    ミカサ「クリスタは?」


    クリスタ「え!わ、私は………私のことはいいよ!今はミカサの話!!」


    ミカサ「…………」ジーー


    クリスタ「うぅ……実は、高校に入った時────」




    ────・・・・・

    ────・・・・・




    クリスタ「今日から高校生か〜」


    >ワハハハハ!!
    >マジかよ!


    ドンッ


    クリスタ「きゃっ!」ドサッ


    クリスタ「……いったぁ」


    アルミン「大丈夫?」


    クリスタ「え?あ、はい」


    アルミン「……保健室までおぶっていくよ」


    クリスタ「だっ、大丈夫です!」スクッ……ズキッ


    クリスタ「痛っ!」


    アルミン「おぶっていくよ」ニコッ


    クリスタ「ぁ……ありがとうございます///」


    ・・・・・────

    ・・・・・────



    クリスタ「────と言うことがありまして」


    ミカサ「そうだったんだ」


    クリスタ「その時は全然名前とかは知らなかったんだけどね」


  117. 117 : : 2016/02/12(金) 00:43:07
    ミカサ「へぇ〜」


    クリスタ「ミカサは…小さい頃エレンと遊んでるうちに前世の記憶を思い出したの?」


    ミカサ「ええ、そう。でも小学校に入ってからはお互い全然会ってなくて…」


    ミカサ「エレンも私のことはすっかり忘れてしまっていて、この前会った時が『初めまして』って感じだった」


    クリスタ「アルミンと初めて会ったのはいつ?」


    ミカサ「アルミンもエレンと遊んでいた頃よく一緒に遊んでいたかな」


    クリスタ「へぇ〜、やっぱり3人は生まれ変わっても一緒にいるんだね!」


    ミカサ「そうみたい。少し不思議。ふふっ」


    クリスタ「私にはそういう友達が少ないからなぁ…羨ましいな」


    ミカサ「私だって、小学校に上がってエレンと遊ばなくなってからはアルミンしか信頼できる人がいなくて…」


    クリスタ「お互い辛かったね…」


    ミカサ「でも今は全然そんなこと思わない!」


    クリスタ「うんっ、私もッ!」


    ミカサ「私は大人になってもずっと一緒にみんなでいたい」


  118. 118 : : 2016/02/16(火) 05:26:48




    クリスタ「当たり前だよ!」ポンッ


    ミカサ「……」ウルウル


    クリスタ「え、え!ちょ!ミカサ!泣かないで!」


    ミカサ「……ごめ…、」


    クリスタ「……あ、」


    ミカサ「……え?」


    クリスタ「遊ぶ日決めとかないとね」


    ミカサ「確かに、用意もあるだろうし、早い方が……」


    クリスタ「用意と言えば、」ニヤニヤ


    ミカサ「……?」


    クリスタ「夏休みみんなで遊ぶの最後だから、とびっきりおしゃれしよう!」


    ミカサ「う、……うん!」


    クリスタ「だーいじょうぶ!私が服を選んであげる!」


    ミカサ「ありがとう」




  119. 119 : : 2016/02/20(土) 19:57:05
    ミカサ「クリスタに任せたら安心だね」


    クリスタ「あははっ、ありがとう!」


    ────────────────────────


    ミカサ「あ、…もうこんな時間か」


    クリスタ「帰る?」


    ミカサ「うん、そうする」


    クリスタ「そっか、また来てね!」


    ミカサ「今日はありがとね、クリスタ」


    クリスタ母「あら、もう帰るの?」


    ミカサ「はい。お邪魔しました!」ペコリ


    クリスタ母「また来てね〜」


    ミカサ「はい!」


    ガチャ


    バタン



    ミカサ「…楽しかった。」ニコッ



    ピロリン



    ミカサ「ん?ラインきてる」



    クリスタ『みんな、今度の日曜日に遊びに行こう!』


    アルミン『うん、いいね』


    ミカサ「『賛成』…っと」


    エレン『日曜日って次の日から学校じゃん』


    ジャン『早めに解散したらいいだろ』


    エレン『ああ、そうだな』


    アニ『集合時間は?』


    エレン『え、アニ?!』


    アニ『ジャンに招待してもらったんだよ』


    エレン『ああ、なるほど!気付かなかった』


    ジャン『んで、時間どうする?』


    クリスタ『私午前中予定あって…』


    クリスタ『午後からでもいい?』


    アルミン『いいよ』


    ミカサ『じゃあ日曜日の1時から』


    エレン『おう!』


    ミカサ「ふふっ、楽しみ」

  120. 120 : : 2016/02/23(火) 21:32:11


    ーー日曜日ーー












    エレン「ぜぇ、ぜぇ、っ遅れて、すまん」


    アルミン「エレ、っのせいだからね!!」ゼハゼハ


    ジャン「お前らなにしてたんだよ……」


    クリスタ「1時間も遅刻なんて!」フンッ


    ミカサ「理由はエレンの寝坊辺りだと思うけど」チラッ


    エレン「うっ」


    アルミン「はあ、目覚まし掛ける時間間違えるなんて……」


    アニ「……どこに行くんだい?」


    クリスタ「えっとね、最近この近くに遊園地ができたんだ〜!今日はそこ行こうと思ってるんだけど、」


    エレン「いいな!遊園地!(観覧車でミカサとふたりきり…!)」


    アルミン「うん!!(観覧車でクリスタとふたりきり…!)」


    ジャン「賛成!(観覧車でアニとふたりきり、か…///)」


    アニ「じゃ、行こう。早い方がいいと思うし」


    ミカサ「ええ」


    クリスタ「遊園地に、レッツゴー!」











  121. 121 : : 2016/02/24(水) 16:04:37
    ───────────────────────────

    クリスタ「到着〜!」


    クリスタ「うわぁ〜!まだ綺麗だね!すっごくテンション上がってきちゃった!」


    アルミン「エ、エレン………」


    エレン「ん?どうした?」


    アルミン「僕もう天使が可愛すぎて無理だよ………」


    エレン「え、大丈夫か?!おい!」


    ミカサ「ふふっ、今日はクリスタ『アルミンに可愛いって言ってもらえるかなぁ』って頑張っておしゃれをししてた」


    アルミン「そうなの?!」


    ミカサ「ええ」


    アルミン「クリスタ!」


    クリスタ「ん?」


    アルミン「すっごい可愛い!!」


    クリスタ「えっ?!…あ、ありがとう…///」


    ミカサ「ふふっ」


    ジャン「最初どこ行くんだ?」


    エレン「はっはー、遊園地といえばまずはジェットコースターだろ!」


    クリスタ「わ、私…ジェットコースター無理…」


    アルミン「僕も…」


    ジャン「そうか…。うーん…」


    アルミン「あっ!ねえ、みんながジェットコースター乗ってる間僕たちはあそこのコーヒーカップ行ってきてもいいかな?」


    エレン「クリスタも同意してるんだったらいいぜ!」


    クリスタ「うんっ!私もコーヒーカップ行きたい!」


    アルミン「本当?!良かった!行こっ!」


    クリスタ「うん!」


    エレン「………天使だな」


    ミカサ「………ええ」




  122. 122 : : 2016/02/27(土) 22:57:24



    ーー


    ミカサ「わあ、結構高い」


    エレン「そうだな!!」


    ガタン、ゴトン



    ジャン「(え、なんか思ってたより高い)」


    ミカサ「そろそろかな?」


    ガタンッ


    ジャン「うぉあ!」


    エレン「え?」


    ビューーーーンッッ


    ミカサ「わわっ!!」


    エレン「どあわっ!」


    ジャン「ひっひぃぃ!!」


    エレン「っっ!ぅ……!」


    ミカサ「大丈夫?エレン」ギュッ


    エレン「お、……おう」


    ジャン「うぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁあああ!!!!」








    ーコーヒーカップー




    クリスタ「アルミンは酔う方?」


    アルミン「そんなに酔わないよ」


    クリスタ「ふふっ、楽しみだね!」


    アルミン「う、うん(え、なんか怖い)」


    プププー


    クリスタ「よぉーし!回すぞ!!」ググッ


    アルミン「うん!」ググッ


    クリスタ「っしょ!」グルグル


    アルミン「え、く、クリスタ?」


    クリスタ「あはは!!楽しい!」グルグル


    アルミン「ちょっ!ちょっと待って!」


    クリスタ「コーヒーカップは、こうでなくっちゃね!」グルグル


    アルミン「う……うっぷ……」







  123. 123 : : 2016/02/28(日) 14:33:00
    ───────────────────────

    ジャン「し、死んだ………」ゲッソリ


    エレン「ジャンってジェットコースター平気じゃなかったのかよ」


    ジャン「ここのは怖くねえか?!」


    エレン「別に?」


    ミカサ「エレンかなり怯えていたけど」


    ジャン「お前もじゃねえかよ!」


    エレン「う、うっせ!」


    ミカサ「アニは静かだった」


    アニ「私はジェットコースター平気だからね」


    ミカサ「私は落ちる瞬間にちょっとびっくりしちゃった」





    クリスタ「あっ、おーい!みんなー!」


    エレン「おぉ!クリスタ!」


    エレン「………と、アルミン…?」


    アルミン「あぁ、ただ、ただいまぁ………」ゲッソリ


    エレン「こっちもか!」


    ミカサ「クリスタ、アルミンはどうしたの?!」


    クリスタ「コーヒーカップで……」


    アルミン「酔った………」


    アニ「回しすぎたんだね」


    アルミン「うん………」


    エレン「よしっ、次はフリーフォール行くぞ!」


    アルミン「えっ、待ってよ早いって!!僕まだ────」バタッ


    クリスタ「アルミン!」


    アニ「相当酔ってたみたいだ…」


    クリスタ「私、アルミンとベンチで休憩してくるね」


    ミカサ「え、ええ」


    アルミン「ごめんね…。フリーフォール終わったら次のには行けそうだから…」


    ジャン「気をつけろよ!」




    エレン「じゃ、もう並びに行くか」


    アニ「待ち時間1時間ぐらいあるから私は飲み物買ってから行くよ。」


    ミカサ「私も一緒に行く!」


    アニ「ん…」


    ジャン「じゃあ後で列の中から俺ら探して来いよー」


    エレン「また後でなー」


  124. 124 : : 2016/03/01(火) 17:41:58



    ーー


    ミカサ「アニ」


    アニ「なんだい」


    ミカサ「今日、来てくれてありがとう」


    アニ「……別に、誘われたから」


    ミカサ「ジャンと一緒にいなくて良かったの?」


    アニ「そんなの言ったらミカサだって」


    ミカサ「私は───


    店員「次お待ちのお客様ー」


    ミカサ「何にする?」


    アニ「私は、レモンティー」


    ミカサ「エレンはコーラで、私はミルクティー」


    アニ「ジャンはメロンソーダでいいかな」


    ミカサ「ええ、」


    店員「レモンティー、コーラ、ミルクティー、メロンソーダ、それぞれ一つずつですね」


    ミカサ「はい」


    店員「648円です」


    アニ「あ、アイスティー2つ追加で」


    店員「えー、じゃあお会計変わりまして、972円です」


    ミカサ「はい」


    店員「ちょうどお預かりします」


    店員「こちら商品です、ありがとうございましたー」


    ────


    アニ「私、クリスタとアルミンに渡してくるよ」


    ミカサ「私が行ってくる」


    アニ「……そうかい、はい、これ。」


    ミカサ「ありがとう」タッタッ…



    ────・・・




    ジャン「お、アニー!!」


    エレン「こっちこっちー」


    アニ「お待たせ」


    アニ「これがジャンで、これがエレン」


    ジャン「さんきゅー」


    エレン「ありがとう、ってミカサは?」


    アニ「クリスタとアルミンに飲み物渡しに行った」


    エレン「そうか」


    アニ「もうすぐ帰ってくると思うけど」





  125. 125 : : 2016/03/04(金) 00:15:10





    ミカサ「お待たせ」


    エレン「おう!」


    ジャン「あいつらどうだった?」


    ミカサ「………………元気だった」


    エレン「その間はなんなんだ?」


    ミカサ「ええ、ちょっと見てはいけないけどそうでもないものを………」グラグラ


    アニ「大丈夫かい?」


    ミカサ「ええ、ありがとう…」


    ジャン「まあなんとなく察したぜ…」


    エレン「あの2人ならしょうがねえな」


    ミカサ「そういうことにしておこう…うん。」




    「次の方、どうぞ〜。4名ですか?」


    エレン「あっ、はい」


    「はーい。じゃああちらの席に順番にお座りくださ〜い」


    ジャン「やっべ緊張してきた」


    ミカサ「ここに座るということで良いのだろうか」


    アニ「だね」




    「安全バーをしっかり下げてください」


    係員「点検しますね〜。…はい、オッケーです!」




    ミカサ「エレン」


    エレン「何だ?」


    ミカサ「これから上がっていく」


    エレン「だな」


    ミカサ「とっても緊張する…。少し怖い」


    エレン「だーいじょうぶだって!な!」


    ミカサ「ええ…」


    ジャン「これっていつ落ちるかわかんねえんだよな?やべえ!アニ!」


    アニ「何だい?」


    ジャン「もうすぐでてっぺんいくぞ!あ、もう着く、ヤベっ」




    ジャン「………って」





    ジャン「うわあああ!!!!!!」


    ミカサ「っ!!」ギュッ


    エレン「あああああ!!!!!!」


    ジャン「っ、うお、止まった………ってまたぁぁぁぁ!!!!!」



    ────────────────────────────



    エレン「はぁー!たっのしかったー!!」

  126. 126 : : 2016/03/11(金) 22:46:54


    クリスタ「ミカサ〜アニ〜」フリフリ


    ミカサ「クリスタ!アルミンも!体調は大丈夫なの?」


    アルミン「うん!」


    クリスタ「ねえねえ、あれ乗らない?」


    エレン「自転車?」


    クリスタ「うん!」


    アルミン「丁度二人乗りだし!」


    アニ「……///」


    ジャン「……///」


    エレン「っし!乗るか!」





    ──────────────





    ミカサ「パンダ可愛い」


    エレン「あ、意外と最初ペダル重いな」


    ミカサ「ええ」



    キコキコ



    エレン「───、」


    ミカサ「え?」


    エレン「……こ、このコース!長いんだな〜!!」アセアセ


    ミカサ「ええ、そうね」


    エレン「色々、話せるな」


    ミカサ「……?……」




  127. 127 : : 2016/03/12(土) 22:35:54
    エレン「ジ、ジャンたち上手くやってるかな〜………」


    ミカサ「エレン、さっきは何て言ったの?」


    エレン「あ、ああ、やっぱり、ちょっとな」


    ミカサ「私はエレンじゃないから言ってもらわないとわからない…」


    エレン「わ、忘れてくれ!ごめん!」アセアセ


    ミカサ「え、ええ…」


    ミカサ「(でも…さっきの言葉だけはどうしても気になってしまう…。)」


    エレン「アルミンたちは心配しなくても大丈夫だよな!」


    ミカサ「ええ、クリスタもいるし………」


    ミカサ「(やっぱり気になる、聞こう)」


    ミカサ「エレン、やっぱり気になってしまって…」


    エレン「………ん〜〜〜………っ」




    エレン「さっき言おうとしたのは…」
  128. 128 : : 2016/03/21(月) 11:35:21


    ジャンアニ


    ジャン「なあ、アニ」


    アニ「なんだい」


    ジャン「なんで俺と付き合ってくれたんだ?」


    アニ「え?」


    アニ「それは…………好きだからに、決まってんだろ……///」フイッ


    ジャン「お、ほほっ/// そっかそうか」


    アニ「あんたはなんで私なんかに告白したんだい?」


    ジャン「そりゃ好きだから」


    アニ「どこが」


    ジャン「全部」


    アニ「ダメ」


    ジャン「ダメってなんだよ!……だって、全部好きなもんは好きなんだよ」


    ジャン「アニの毛髪1本から全て────!」


    アニ「…………」ヒキッ


    ジャン「嘘だよ!俺は、アニの料理上手な所と小さい子に優しいとこに惹かれたんだよ……///」


    アニ「……へ、……へえ」


    ジャン「アニは?俺のどこが好きなんだよ」


    アニ「………………」


    ジャン「…………?」


    アニ「…………優しいところと素直なところ」


    ジャン「…………」カァァ


    アニ「…………///」カァァ


    アニ「っ!」バコッ


    ジャン「あだっ!!」



  129. 129 : : 2016/03/23(水) 00:28:13
    ジャン「なんで叩いた?!」


    アニ「うるさい…。ほら、早く漕がないと後ろからミカサたちが来るよ」


    ジャン「わかってるよ!」


    ジャン「アニは素直じゃねえんだから」


    アニ「そっちもじゃないか」


    ジャン「じゃあこれからは逆の言葉で話そうぜ」


    アニ「どういう意味?」


    ジャン「俺たちお互いに素直じゃねえからよ…その………『好き』…とか普通に言えねえだろ?」


    アニ「まあ…」


    ジャン「だったら『嫌い』って逆の言葉で話す方が言いやすいんじゃねえか?」


    アニ「嫌だよ、そんな面倒くさいこと…」


    ジャン「えー…」


    アニ「…ほら、頑張って漕いでよ!」


    ジャン「お前も漕げよ!!」ギコギコ


    アニ「フレーッ フレーッ ジャーン」


    ジャン「おい…」ゼェハァ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ーエレミカー


    エレン「さっき言おうとしたのは…」


    ミカサ「…」


    エレン「ま、待って」


    ミカサ「え?」


    エレン「そんなに大事ってわけでもないからあんまり構えないでくれ…」


    ミカサ「あっ、ごめんなさい。つい…」


    エレン「いいか、一回だけだぞ」





    エレン「………好きだ」


    ミカサ「…」


    エレン「最近、付き合ってるってわかっててもすっげえ心配になってきて…」


    エレン「俺だけがこんなに好きなんじゃねえのかな、とか考えて、苦しくなって…」


    エレン「───って、ごめん!俺だけ勝手にペラペラ話しちまった」


    ミカサ「いえ………。」


    エレン「(引かれた………?)」


    ミカサ「…」ギュ


    エレン「?!」


    エレン「あ、あの、ミカサ、俺たち、今、外、なんだけど///」アタフタ


    ミカサ「いい」


    ミカサ「気にならない」


    エレン「そ、そうか」


    ミカサ「それより…エレンがそういう風に思ってくれていたことが嬉しくて…」





    ミカサ「私もエレンが大好き」ニコッ


    ミカサ「私は口下手だからうまく言えないけれど、エレンが好きだということは確か。」


    エレン「ミカサ…」


    ミカサ「さ、漕ごう。早く次のアトラクションに行きたい」


    エレン「ああ、そうだな!」

  130. 130 : : 2016/04/02(土) 01:48:24

    アルミン「ペダルって意外と重いんだね」


    クリスタ「そうだね」


    アルミン「……」キコキコ


    クリスタ「……」キコキコ


    アルクリ「「ねえっ」」


    アルミン「あっ、クリスタ先どうぞ」


    クリスタ「…………アルミンは私のどこが好きなの?」


    アルミン「そりゃ、全部」


    クリスタ「私、わがままだし……それに、たまに空気読めない時があるし」


    アルミン「……そんなことないよ」


    アルミン「僕は、クリスタが本当に好きなんだよ。……あんまり伝わってない?」


    クリスタ「〜〜〜!!」


    クリスタ「私も、アルミンが大好き!」


    アルミン「へへっ///」


    クリスタ「ふふっ///」
  131. 131 : : 2016/05/10(火) 16:38:22
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ジャン「おっ、到着したな」


    アニ「このアトラクション、悪くないね」


    ジャン「だな」


    アニ「あの2組は私たちの後ろにいたからまだだね」


    ジャン「あっ、エレンたち戻ってきたぞ」


    エレン「おっ、お前ら早かったな!」


    ジャン「俺が頑張ったからな!」


    アニ「私も頑張ったんだけど」


    ジャン「ほとんど俺が漕いだじゃねーか!」


    アニ「いちいちうるさい」


    ジャン「理不尽!」


    ミカサ「ふふっ、2人とも仲が良い」


    アニ「当たり前じゃないか」


    エレン「……ジャン真っ赤なんだけど」


    ジャン「だ、だって、普段こいつ『仲良くない。むしろ逆。』とか言うキャラだからよ…」


    エレン「確かにな!ははっ!でも良かったじゃねえか!」


    アニ「…うるさい」
  132. 132 : : 2016/07/07(木) 02:02:44
    期待です!
    まだ書きますかね?
  133. 133 : : 2019/09/08(日) 16:57:53
    期待!!!
  134. 134 : : 2020/10/10(土) 21:51:46
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51

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