この作品は執筆を終了しています。
特に理由の無い暴力がライナーを襲う──‼︎
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- 1 : 2015/09/09(水) 15:36:26 :
- 注意:初投稿、少しアレンジ加えてあります
ストヘス区の女型の巨人捕獲作戦が終了して、女型の正体がアニだとわかった。
その直後、上官方の説明もロクになく、俺達、104期の新兵たちはウォールローゼの南区の施設で待機していた。
「こっからだと俺の村が近いんだぜ。」
眠たそうにコニーが頬杖をつきながら言った。
「私の故郷も近いですねー。」
サシャも同じように頬杖をつきながら言った。
なぜこの二人はこんなにもくつろいでいるのだろうか。
新兵達はみな私服だ。
だが、上官方は皆完全装備。
しかし、ここは巨人も出ない壁の内側。
なにと戦うというのだろうか。
全く理解できない。
そんな状況なので他の新兵は皆混乱している。
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- 2 : 2015/09/09(水) 16:26:19 :
- こうして訳がわからないまま、なにも起きることなく夕飯(とは言っても野戦食料とスープだけだ)が出された。
夕飯後、俺はサシャの型破りな勘をあてに、話を聞いてみることにした。
「おい、なんかおかしいと思わねぇか?」
「なにがですか?」
「私服で待機だぞ?そのうえ、『戦闘服を着るな』『訓練もするな』だぜ?
さらに疑問なのは上官達の完全装備だ。まったく、なにが起こるんだか。」
「う〜ん」
サシャは頬杖をつきながら考えているようだ。
近くにいたコニーが大声をあげた。
「おい、おれわかったぜ‼︎この辺りはクマが出るからじゃねぇか?多分クマ対策‼︎」
「クマなら鉄砲でいいだろ…」
ありがとな、早いとこ寝とけよ、とサシャ達に言い、俺は新兵達の寝床代わりの大広間に向かった。
寝床といっても布団が敷いてあるわけではなく、床に枕を置いて寝るだけだ。
結構寝ているやつらはいた。
俺はベルトルトとチェスをやっていたので遅くなってしまったわけで、別に寝る時間は決まってない。
次の日の起床時刻に起きられるようにしなくてはならないが。
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- 3 : 2015/09/09(水) 21:41:22 :
- 次の日の朝…というより早朝と言ったほうがいいだろう。
時刻は4時くらいだ。
起床時刻よりだいぶ早い。
起きている新兵はいないようだが、俺は二度寝は嫌いだ。
施設には井戸があるのでそこで顔を洗いに行くか。
朝食はまだまだ先だな、なにをしようか、などと考えながら廊下を歩いているとサシャがいた。
「おはよう、お前も結構早く起きるほうなんだな」
「…」
サシャは口を開かなかった。
まだ寝ぼけているのか?と思ったが凄くこちらを凝視していた。
そしてサシャが構え───
「…は?なぜ構え」
パシンッ‼︎
「⁉︎」
唐突にもらった‘‘平手打ち”
サシャが再び構え───
「?」
ガンッ‼︎
予想外の‘‘肘”
「ァッイッテ‼︎‼︎⁉︎」
サシャは無言のまま大広間へと向かっていった。
俺はよくわからないままサシャに取り残され、ろうかに座っていた。
俺は特に理由の無い暴力に襲われてしまった───
わかったのはそれだけだった。
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- 4 : 2015/09/24(木) 20:45:33 :
- ぶっはwwww
題名からして吹いたwwww
期待ですwwww
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