このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
エレン「家族は殺された。」 エレユミ プチチート
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- 1 : 2015/08/31(月) 04:29:06 :
- 初のss投稿です!
駄作で良ければ、見ていってください!
あと、もし荒らしが来てもスルーでお願いします。
キャラ崩壊は見逃していただけると嬉しいです。
それでは、本題。
・エレユミです
・エレンとユミルの二人をプチチートにするつもりですが、もしかしたら(というか、少なくとも五感は)プチどころでは無くなるかも‥‥。少なくとも、対人格闘中に消えたりすることはしないようにします。
・エレンは家が強盗に襲われ、その時に保護された施設で、ユミルと出会います。
・巨人化は、未定です。おそらく入れるとしても、実は最初からできたけど隠していたってことにする可能性が高いです。ご了承ください。
では、次からは本文です。
楽しんでいただけたら幸いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エレンは幸せに暮らしていた。
カルラとグリシャの間に生まれ、何不自由なく暮らしていた。
しかし、そんな幸せは一瞬にして壊れることになる。
カルラ「エレーン!晩ごはんできたよー!」
エレン「はーい!今日はなにー?」
カルラ「シチューよ」
エレン「えー!チーハンがいいー!」
グリシャ「チーズハンバーグは今度作ってもらいなさい」
エレン「はーい」イスニスワル
ドンドン!
グリシャ「ん?こんな時間にお客かな?珍しいな」
そして、グリシャはドアを開けてしまった。
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- 2 : 2015/08/31(月) 04:52:52 :
- グサッ
グリシャ「‥‥‥‥え?」
強盗1「お食事中失礼しまーす。今から金になるもん全部持ってきてくれたら、お礼に楽に死なせてやるから、さっさと持ってこい!」
カルラ「エレン!逃げて!!」
エレン「母さんは!?」
カルラ「早く逃げなさい!!!」
そう言って、カルラは強盗に掴みかかった。
強盗1「離せ!ぶっ殺すぞ!!!」
カルラ「エレン!!早く!!!」
エレンはその場を離れ、別室のタンスに逃げ込んだ。幸いにも、強盗はカルラを引き剥がすことに必死で見ていなかった。
強盗1「離せって‥‥、言ってんだろ!!!」
ザクッ!
カルラ「エ‥‥レン‥。逃げ‥。」
強盗1「やっとおとなしくなりやがった。さて、さっきの餓鬼を探しだして、始末しねぇとな。どこだ?どこいがった!?」
エレン(ここに隠れてても、いずれ見つかる‥‥。
どうすればいい‥?どうすれば‥‥!?)
その時エレンは、手に握っていたナイフを思い出した。
エレン(そっか。今日はチーハンかと思って握ってテーブルまで行ったんだっけ‥‥。)
強盗1「どこだクソ餓鬼!!出てこい!!!」
エレン(やばい、結構近くなってきた!どうすれば‥‥)
エレン(やるしかないのか‥‥?でも‥‥!)
強盗1「弱いやつはどうせ死ぬんだよ!!分かったらさっさと出てこねぇか!!」
エレン(‥‥そうか。生きるためには強くなくちゃ‥‥。強く‥‥、あんなやつに勝てるくらい強く‥‥。こんなとこで怖じ気づくのは弱いやつだ。強くありたければ‥‥戦うしかない‥‥!)
エレンは覚悟を決めて、タンスからでてきた。
強盗1「おぉ、やっと出てきたか。探したぜぇ。じゃあ‥‥、死んでくれや!!」
強盗はナイフを振り下ろした。
エレンはそのナイフを半身で避け、強盗の喉を切り裂いた。
強盗1「かはっ!?」
エレン「弱者は死に、強者が生きる‥‥。戦ったやつだけが生き残る権利を得られる‥‥。」
エレン「お前は‥‥弱者だ。生きる権利はない。」
強盗1「ひ‥‥ひ‥‥!」
エレン「‥‥じゃあな、弱者。」
そうしてエレンは、強盗にトドメを刺した。
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- 3 : 2015/08/31(月) 05:20:06 :
- ーーー数時間後ーーー
老人「‥‥少年よ。これはどういう状況か、説明できるか?」
エレン「強盗が入ってきて、父さんと母さんを殺した。俺も殺されそうだったから、強盗を殺した。」
老人「なるほどの‥‥。少年、これから行く場所はあるのか?」
エレン「あったら、こんな汚い場所で座ってない。」
老人「それもそうじゃの。では少年。わしの所へ来なさい。わしが面倒を見てやろう。」
エレン「‥‥いいのかよ?こんな人殺し招き入れて。」
老人「少年が本当の悪者じゃったら、招き入れなどせん。わしは少年を助けたいと思っただけじゃ。」
エレン「その少年っていい方やめろ。俺にはエレンって名前がある。」
老人「エレンか。いい名前じゃ。ま、女みたいな名前じゃがの。」
エレン「うるせぇよ。」
老人「それで、来るのか?」
エレン「‥‥これから、世話になる。」
老人「よし、それじゃエレン。ご両親をきちんと埋めてやってから、行くぞ。」
エレン「‥‥あぁ。」
そうして、エレンは老人と一緒に二人を埋め、老人の家へ向かった。
老人「そうじゃエレン。お前以外にも一人女の子がおる。名前はユミル、仲良くしてやってくれ。」
エレン「あんまり馴れ合うつもりはない。」
老人「まぁそう言わずに。ユミルは家族に捨てられてゴミを漁って生きておった子じゃ。小さい頃に辛い思いをした分、これからは幸せになってほしいんじゃよ。」
エレン「‥‥あっそ。」
老人(エレンの心の闇をなくしてやるのは、かなり大変そうじゃのう。人を完全に信用しとらん。ここまで話をしておっても、警戒心が欠片ほども解けておらん。わしが死ぬまでにはなんとかしてやりたいのう。)
そんな話をしている間に、老人の家までたどり着いた。
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- 4 : 2015/08/31(月) 06:00:45 :
- 老人「ここがわしの家じゃ。」
エレン「‥‥でけぇ。」
老人「頑張って作ったからの。強度も何一つ問題ない。」
エレン「これ手作りかよ。」
老人「当時はお金も厳しかったからの。」
???「じぃ、帰ってきたのか?」
老人「おぉ、ユミルか。紹介しておこう。これから一緒に住むエレンじゃ。仲良くしてやってくれ。」
ユミル「はぁ!?いきなりすぎるだろ!?」
老人「まぁ、生きてればそういうこともあるわい。」
ユミル「普通はねぇよ‥‥。」
老人「まぁ、そういうわけじゃ。よろしく頼むぞ。じゃあ、さっそくで悪いんじゃが、二人で蒔きを取って来てくれないか?」
ユミル「へーい。エレンだっけか?行くぞ。」
エレン「‥‥分かった。」
蒔きひろい中‥‥
ユミル「お前、何でこんなとこに来たんだ?」
エレン「何でって‥‥、あのじいさんに連れてこられたからだろ。」
ユミル「それは分かってんだよ。何でじぃに連れてこられたのかって聞いてんだよ。」
エレン「‥‥帰る家がなくなった。」
ユミル「それは、火事で家が燃えたってことか?それとも‥‥。」
エレン「‥‥強盗に、家族を奪われた。」
ユミル「なるほどね‥‥。てか、そんな話私にしていいのか?お前、関係ねぇとか言いそうな顔してるのに。」
エレン「‥‥お前の生い立ちは、じいさんから聞いた。だからかもな‥‥。お前になら、言っていいような気がした。」
ユミル「けっ。よくそんなこっぱずかしいセリフ言えたもんだ。」
エレン「そういえば、お前の名前ってなんだ?」
ユミル「あぁ?知らずに喋ってたのかよ。ユミルだ。」
エレン「それはわかってる。ファミリーネームのほうだ。」
ユミル「お前本当に生い立ち聞いたのかよ。捨て子にファミリーネームなんかあるわけねぇだろ。」
エレン「それもそうか‥‥。じゃあ、俺がつけてやるよ。」
ユミル「別にいらねぇよ。不自由してねぇんだし。」
エレン「そうだな‥‥。ルピナスってのはどうだ?」
ユミル「私の話聞いてんのか?てか、なんだそのキャピキャピした名前は。」
エレン「じゃあ、今日からお前はユミル・ルピナスだ。いいじゃねぇか、語呂も悪くねぇぞ。」
ユミル「お前ぜってぇわざと無視してるだろ!」
エレン(こいつから、母さんと同じ雰囲気を感じたから、母性愛って花言葉のルピナスにしたってのは‥‥、さすがに言えねぇな。)
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- 6 : 2015/08/31(月) 15:02:22 :
- 老人「‥‥思ったよりうまくやっておるの」
老人は物陰からエレンたちの姿を見ていた。
老人(エレンが自分から何かをしてやるのは、もう少し先のことになると思っておったが‥‥、何か感じるものがあったのかの。)
老人(それに、ユミルも嫌ではなさそうじゃ。その証拠に、キャピキャピした名前とか言っても、嫌だとは一言も言っておらん。それに、顔が赤いの。やはりお互いはお互いにとっていい影響を与えそうじゃ。)
エレン「…ある程度拾い終わったし、帰るか。」
ユミル「そうだな。じぃを待たせるのもよくないしな。」
エレン「あのじいさん、名前は無いのか?」
ユミル「ファミリーネームしか聞いてない。確かシャーディスって名前で、1人息子がいたはずだ。もう立派な歳だけどな。」
エレン「何でファミリーネームだけなんだよ?普通は名前を答えるだろ。」
ユミル「私が分かるわけないだろ。ほら、喋ってる間に着くぞ。とりあえず、いつツッコミ入れようか悩んでたその血まみれの格好洗い流してこい。風呂は私が焚いてやるから。」
エレン「ごめんな。ありがとう。」
そうして、エレンは風呂場へ向かった。
ユミル「エレン‥‥か。」
ユミル(不思議な奴だ。普段の私ならこんなに世話を焼こうと思わない。それに‥‥、名前をつけてもらったとき、少し高揚した。)
ユミル(‥‥ユミル・ルピナス。これが私の名前‥‥。)
エレン「ユミルー!早くしてくれー!」
ユミル「うるせぇな!分かったからおとなしく待ってろ!」
そう言って風呂場に向かったユミルの顔は、少し微笑みが残っていた。
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- 9 : 2015/08/31(月) 22:19:56 :
- ーーーエレンの家が強盗に襲われていた同時刻
強盗2「強盗1のやつ、うまくやってんのか?」
???「‥‥。」
強盗2「なんだその態度は?まぁいい。お前を高く売れば、これからの生活は安泰だからなぁ。」
ドンドン
強盗2「やっと帰ってきやがったのか。おい!遅ぇよ!」
????「あ、あの‥‥。」
強盗2「なんだよ、餓鬼じゃねぇか。こんなところにいたら怖い狼に食べられちゃうぞ。ほら、さっさと行った。」
????「外で‥‥、大人の男の人が待ってましたよ‥‥。」
強盗2「おぉそうか!サンキューな!坊主!」
強盗2は、意気揚々と外へ出て行った。
????「ミカサ!今のうちに逃げよう!」
ミカサ「アルミン……?」
アルミン「さぁ、早く!」ナワホドキナガラ
ミカサ「うん……。」
強盗2「おいクソ餓鬼!!どこだ!?出てこい!!!」
アルミン「やばい!早く!!」
ミカサ「でも‥‥足がすくんで‥‥。」
強盗2「クソ餓鬼!!よくも騙しやがったな!!」ガシッ!
アルミン「グハッ!」
強盗2「今すぐぶっ殺してやる!!!」
ミカサ「ア、アルミン…!」
アルミン「ミ‥‥カサ‥!逃げて‥‥!」
ミカサ(私はどうすればいいの‥‥?アルミンが縄を解いてくれたときのナイフはあるけど‥‥、私‥できないよ‥‥!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミカサ父「ミカサー!母さーん!鴨を捕まえて来たぞー!」
ミカサ母「やったわね!じゃあ、今日の料理は気合い入れなきゃね!ミカサも手伝ってくれる?」
ミカサ「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミカサ(そうだ‥‥。世界は‥‥残酷なんだ‥‥。戦わなければ‥‥、勝てない‥‥!)
強盗2「ほら、そろそろ止めdグサッ!
強盗2「‥‥は?」
ミカサ「アルミンを‥‥、離せ‥‥‥!」
強盗2「クソ‥餓鬼‥‥ども‥‥!」
強盗2はその言葉を最後に息絶えた。
ミカサ「アルミン、大丈夫‥‥?」
アルミン「ミカサは‥‥?大丈夫‥‥?」
ミカサ「私の身体は大丈夫‥‥。でも‥‥‥」
アルミン「ミカサ‥‥?」
ミカサ「もう、誰もいない‥。家に帰っても‥、誰もいない‥。私はどうすればいいの‥‥?」
アルミン「‥‥だったら!僕の家に来なよ!一緒に暮らそうよ!」
ミカサ「アルミン‥‥。ありがとう‥。ありがとう‥。」
こうして、ミカサはアルミンと一緒に暮らすことになった。
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- 14 : 2015/09/01(火) 00:52:08 :
- エレン「ユミルー?あれ、どこいった?飯出来たってのによ‥。」
エレン「あ、いた。あいつ、草原なんかで何してんだ?」
ユミル「〜〜♪〜〜〜♪」
ユミルは、穏やかで綺麗な、それでいてはっきりとした通る声で歌っていた。
エレン「‥‥すげぇ。」
エレン(綺麗な歌声で、吸い込まれそうになる‥‥。本当にその歌の世界にいるみたいだ。)
ユミル「〜〜〜♪〜〜♪‥‥。エレン、陰から見てないで出てこいよ」
エレン「気づいてたのか。‥‥すごく綺麗な歌声だった」
ユミル「この曲は森に住んでた時に、そこに来た翼のマークの兵団が笛みたいな楽器で吹いてたんだ。鳥の鳴き声みたいに綺麗な音だった。何でかわからねぇけど、この曲が妙に私の心に残ってな。ガラじゃねぇのはわかってるんだけどよ。それからは、街に出るたびにこの曲の情報をかき集めたよ」
エレン「曲名はわかったのか?」
ユミル「一番の宝物っていうらしい。楽器は結局分からなかったけどな。‥‥ってこんな長話こそガラじゃねぇな。聞こえてよ。飯が出来たんだろ?ほら、行くぞ」
エレン「あ、おい、待てよ!」
ーーーご飯中ーーー
エレン「‥‥なぁ、じいさん。笛みたいな楽器って何がある?」
老人「そうじゃのお。フルートという楽器があるの。鳥の鳴き声みたいに綺麗な音が出るそうじゃぞ」
ユミル「‥‥!」
エレン「そっか。ありがとな」
老人「どういたしまして」
エレン「ごちそうさま。ちょっと散歩してくる」
老人「あんまり遅くなるんじゃないぞ」
エレン「分かってるよ」
ユミル「どこ行くんだよ?」
エレン「その辺ぶらつくだけだよ」
ユミル「そっか。気をつけてなぁ」
ーーー翌日の朝ーーー
老人「バカモンが!!遅くなるなと言ったじゃろうが!!」
エレン「‥‥ごめんなさい‥。」
老人「‥‥エレンに何かあったんじゃないかと心配じゃったじゃ。これからはちゃんと早く帰ってきてくれ」
ユミル「エレン、何してたらこんな朝帰りなんてことになるんだよ?あ、女か!?」ニヤニヤ
エレン「何でそうなるんだよ。‥‥‥ユミル、これやる。」
ユミル「ん?何だこのやけにでかいケースは?」
エレン「フルート。」
ユミル「‥‥‥‥。」
ユミル「‥‥は!?」
エレン「その楽器なんだろ?兵団の人が吹いてたの」
ユミル「エレン、これ‥どうやって‥‥‥?」
エレン「秘密だ。あ、じいさんにはこれ。感謝の証だ」
老人「これは‥‥石の置物?」
エレン「レインボークリスタルって石を使ってるらしい。感謝って意味があるらしい」
老人「‥‥エレン、ありがとのお」
エレン「‥‥どういたしまして」ニコッ
ユミル「!」ドキッ
ユミル(いやいや、ドキッってなんだよ!?これは笑顔にびっくりしただけだ。笑顔に‥‥)
ユミル「‥‥////」
エレン「ユミル?どうした?」
ユミル「なんでもねーよ!‥‥ありがと。」
エレン「吹けるようになったら、聞かせてくれよな」
ユミル「お前にだけは聞かせねぇ。」
エレン「なんでだよ!?」オイッ
老人(わしは幸せじゃのお。)
こうして、エレンとユミル、老人は三人で幸せに暮らしました。
‥‥‥‥もしも、それが巨人のいない世界での話ならば。
しかし、ここは巨人のいる世界。
そんなエレンたちの幸せは、巨人によって粉々に砕かれるのであった‥‥。
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- 17 : 2015/09/01(火) 08:58:37 :
- ーーー845年、運命の日ーーー
エレンたちは日課である蒔き拾いをしていた。
エレン「ユミル、フルート吹けるようになったのか?」
ユミル「お前、聞こえてんのにわざと聞いてんだろ」
エレン「相変わらず勘がいいな。もしかしてエスパーか?」
ユミル「お前の考えてることはだいたいわかるよ」
エレン「やっぱりエスパーじゃねぇか」
ユミル「んなわけねぇだろ。お前だけしかわかんねぇよ」
エレン「あれからもうかなり一緒にいるからなぁ」
ユミル「一年かぁ‥‥。お前、あれからさらに格闘能力上がってるよな」
エレン「ユミルが一緒に特訓してくれたからだよ」
ユミル「‥‥うっせぇよ。早く蒔き拾え」
エレン「ほっぺた赤いぞ?熱か?」
ユミル「なな、なんでもねぇよ!!」
エレン「ユミル、たまにそういう反応するよな」ケラケラ
ユミル「うっせぇ!ほら、蒔き拾えたなら早く戻るぞ!」
エレン「あ、おい!待t ズドーン!!!!
エレユミ「!?」
ユミル「なんだよ今の音!?」
エレン「壁の方だ!確かめるぞ!」
エレンたちが壁の方へ行くと、そこには50メートルある壁から超大型巨人が顔を覗かせていた。
ユミル「‥‥‥なんだよ、あれ‥‥。」
エレン「巨人‥‥には間違いないだろうけど‥‥、でかすぎる‥‥!」
エレンや街の人たちの混乱も収まらないうちに、超大型巨人は足を振り上げた。
エレン「!!」
エレン「ユミル!!伏せろ!!!」
ズドォォォン!!!!
市民「嘘だろ!百年壊れなかった壁がこんな簡単に壊れるのかよ!!!」
ユミル「エレン!瓦礫が私たちの家の方に!」
エレン「行こう!じいさんが心配だ!」
エレンたちが家に向かうと、すでに家は瓦礫で壊れており、じいさんの上半身は瓦礫に埋もれていた。生死は確認するまでもなかった。
ユミル「嘘だろ‥‥?じぃが‥‥、じぃが‥‥‥」
エレン「今はとりあえず逃げるぞ!!ユミル、こっちだ!」
ユミル「じぃを助けねぇのか!?」
エレン「‥‥ユミル。わかってるだろ‥‥?俺たちはこれから、じいさんの分までしっかり生きなきゃダメなんだ。こんなところで巨人に食べられるわけにはいかない」
ユミル「‥‥わかってる。本当はわかってんだよ、そんなこと‥‥」
エレン「とりあえず逃げるぞ。こっちだ」
ユミル「‥‥おぅ」
こうして、エレンたちは避難船に向かって逃げた。そして、エレンとユミルは確かに見た。超大型巨人と逃げている時に見かけた女の巨人が、泣いていることに‥‥。
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- 19 : 2015/09/01(火) 23:45:28 :
- ーーーそれから数ヶ月ーーー
ユミル「‥‥エレン。これからどうするつもりなんだ?」
エレン「とりあえず、訓練兵になる。食いっぱぐれることもないし、強くならないと、生き残れないからな」
ユミル「じゃあ、私もそうする」
エレン「無理に合わせる必要はない。兵士になったら死ぬ確率は格段に上がるんだぞ?」
ユミル「開拓地にいる方が、生き残る術をなくして早死にしそうだ」
エレン「‥‥自分の意思で決めたことだろうな?」
ユミル「当たり前だ。自分の命を他人の意見で決められてたまるか」
エレン「決まりだな。なら、訓練兵になって、一から覚えてる暇はない。対人格闘くらいは入る前に極めるぞ」
ユミル「‥‥お手柔らかに頼むぜ」
エレンとユミルは、訓練兵に入ることを決意し、修練に励むのであった。
ーーーそして、入団を迎える。
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- 23 : 2015/09/03(木) 02:29:07 :
- 続きです!
http://www.ssnote.net/archives/39176
エレン「家族以上恋人未満からの発展」エレユミ プチチート
もしもURLから飛べなかったら、タイトルで検索してください!
楽しんでいただけたら幸いです!
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- 25 : 2018/02/04(日) 17:16:52 :
- 後から見た人が読みやすいようにコメントを非表示にさせていただきました。
ご了承ください。
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- 26 : 2020/10/06(火) 15:13:21 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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エレユミ プチチート シリーズ
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