この作品は執筆を終了しています。
オルオ「兵長...実は俺、魔法が使えるんです」
-
- 1 : 2013/09/15(日) 17:50:09 :
- コンコン
オルオ「兵長...ちょっといいですか?」
リヴァイ「オルオか...入れ」
オルオ「失礼します。あの兵長にお話がありまして」
リヴァイ「なんだ?」
オルオ「実は...俺、魔法が使えるんです!」
リヴァイ「はぁ?壁外調査前日でおかしくなっちまったか?」
オルオ「いぇ、大丈夫です。正しく言えば、俺が使えるんではなく、コイツが魔法を...」カチャ
リヴァイ「これは...石ころか?やっぱ、お前明日の壁外調査やめておいたほうがいいんじゃないか?」
-
- 2 : 2013/09/15(日) 17:55:46 :
オルオ「違うんです、これ魔法の石なんです。うちの家に代々伝わっているもので...」
リヴァイ「・・・」
オルオ「死んだ人間を生き返らせることができるんです」
リヴァイ「...ほう」
オルオ「でも、この石は一人しか生き返らせる事ができないんです」
リヴァイ「・・・」
オルオ「そこで、兵長にお願いがあります」
リヴァイ「なんだ?」
オルオ「これで...もし俺たちリヴァイ班が死んじまったら...」
オルオ「ペトラを生き返らせてやってください」
-
- 3 : 2013/09/15(日) 18:12:55 :
リヴァイ「なぜペトラだ?自分はいいのか?」
オルオ「他のみんなには悪いですが...。兵長は俺の気持ちにお気づきでしょう...?」
リヴァイ「・・・あぁ」
オルオ「もし全滅してしまったら、自分より、好きな人に生きてほしいんです」
リヴァイ「・・・」
オルオ「もちろん、死にたくはありません。でも...ペトラが死ぬのもいやなんです。出来る事なら、全員で生きていきたいですが...。もしものコトがあったらお願いします」
リヴァイ「信じられねぇが...まあいい。預かっとく」
オルオ「ありがとうございます」
リヴァイ「分かったから、もう今日はクソして寝ろ」
オルオ「はいっ。失礼しました」
ガチャー
お前たちは死なせねぇ
---------
------
---
-
- 4 : 2013/09/15(日) 18:18:28 :
- ペトラ「片目だけ...優先させて直したっ!?」
オルオ「ペトラー!体制を直せっ!」
ペトラ「っ!」
オルオ「ペトラーっ!!」
ペトラ「...」
そこにあった、遺体からこいつらになにがあったのかすぐに分かったー
オルオ...任せてくれー
---------
------
---
-
- 5 : 2013/09/15(日) 18:28:37 :
- ペトラ「zzz...はっ!!」パッ!
リヴァイ「起きたか...」
ペトラ(あれ...女型は?エルド、グンタ、オルオはどこ?エレンは助かったの?)
ペトラ「兵長...女型は?」
リヴァイ「逃した」
ペトラ「エレンは...?」
リヴァイ「まだ寝てる」
ペトラ「あぁ...よかった」
ペトラ「では...みんなは?」
リヴァイ「...死んだ」
ペトラ「ーそんなっ」
リヴァイ「お前もだ」
ペトラ「えっ...?」
リヴァイ「お前も...一度は死んだ」
ペトラ(そうだ、そうだよ。私は...女型にやられた。なら、なぜここにいる?)
-
- 6 : 2013/09/15(日) 18:34:55 :
- ペトラ「...女型にですよね?」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「なら...なぜここにいるんでしょうか?幽霊とかですか?」
リヴァイ「生き返った」
ペトラ「...スイマセン、よくわかりません」
リヴァイ「オルオの意思でお前を生き返らせた...」
ペトラ「オルオの意思...?」
リヴァイ「オルオは...よくわかんねぇが人を生き返らせる石ってのを持ってた」
ペトラ「...」
リヴァイ「それで、壁外調査の前日...俺のところに来た」
ペトラ「それで...」
リヴァイ「あいつは自分の死んだ後の意思を聞かせてくれた...」
リヴァイ「あいつの意思は...」
リヴァイ「お前を生き返らせることだ」
-
- 7 : 2013/09/15(日) 18:36:18 :
- すいません!
ご飯食べてきますー
今日か、明日にまた書きます
-
- 8 : 2013/09/15(日) 20:29:08 :
- 支援
-
- 9 : 2013/09/15(日) 22:18:49 :
- 再会しますっ!
-
- 10 : 2013/09/15(日) 22:19:09 :
- ペトラ「オルオがそんなことを..?!」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「でも...なんで私を?」
リヴァイ「お前は気づかなかったのか...?オルオの気持ちを?」
ペトラ「あぁっ...あれは...冗談かと...」
リヴァイ「・・・」
ペトラ「そんな...私...オルオのこと...いっつも...あぁ」
リヴァイ「おい、泣くな」
ペトラ「へっ...兵長...わたしオルオに...ヒドイことしてたんですね...」
リヴァイ「でも、オルオはいつもお前のそばにいてくれただろう」
ペトラ「はい...」
リヴァイ「お前がオルオに出来る事を考えるんだ」
-
- 11 : 2013/09/15(日) 22:32:48 :
- リヴァイ「お前がオルオに出来る事を考えるんだ」
ペトラ「えっ...」
リヴァイ「お前がオルオの為に出来るコトをこれからすればいい」
ペトラ「・・・」
リヴァイ「それが今のお前にできることじゃないか?」
ペトラ「はい...オルオにもらった命...」
ペトラ「この国の未来の為に使わさせて頂きます!」
-
- 12 : 2013/09/15(日) 22:33:04 :
- リヴァイ「あぁ」
ペトラ「でも...兵長」
リヴァイ「何だ?」
ペトラ「98%はこの国の未来の為に使います」
リヴァイ「・・・」
ペトラ「1%はオルオに感謝するのに使います」
リヴァイ「あと1%は...なんだ?」
ペトラ「オルオには申し訳ないんですけど...」
ペトラ「兵長のために使ってもよろしいでしょうか?」
-
- 13 : 2013/09/15(日) 22:34:21 :
- リヴァイ「...勝手にしろ」
ペトラ「勝手にします//」
リヴァイ「もう行くぞ、今日は休め」
ペトラ「はい...」
ガチャー
なぁオルオ
お前は後悔してねぇか?
ペトラに命をゆずってよかったか?
いまさら、後悔するんじゃねーぞ
でも、ここで2つ約束するぞ
1つは...俺は巨人に勝つ
これは絶対だ
-
- 14 : 2013/09/15(日) 22:35:06 :
そして...もう1つは...
ペトラの命を保証しよう
お前が与えた2度目の命ー
俺が必ず守る
終わり
-
- 15 : 2013/09/15(日) 22:42:43 :
- 乙
-
- 16 : 2013/09/15(日) 22:44:49 :
- ありがとうございます
もうずっと、リヴァイ班のものばっかりなので...
次はミカサとかにいこうかなーっと考えていますが...
なかなか考えつかないんですww
思いついたら書きます
-
- 17 : 2013/09/15(日) 23:17:11 :
- オルオ可哀想すぎんだろww
-
- 18 : 2013/09/16(月) 00:57:14 :
- リヴァイ班には死んでほしくなかった…
-
- 19 : 2013/09/16(月) 09:00:57 :
- 乙!
いいお話~~♪
こんな展開でも良かったかも…
-
- 20 : 2013/09/16(月) 12:09:40 :
- ですよねー
もうすこしリヴァイ班には生きていてほしかったです
猿とかに負ける...とか
その辺の話まで生きていて欲しかったです
-
- 21 : 2013/09/16(月) 16:43:01 :
- オルオさん…
-
- 22 : 2013/09/17(火) 20:12:18 :
- いいお話でした!
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場