この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
アルミン「彼はヘタレで潔癖症」 ep.3 暴君の支配のもとで
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- 1 : 2015/08/25(火) 13:02:57 :
- はい!早くも
第三話!
http://www.ssnote.net/archives/38795#bottom
ミカサ「エレンはヘタレで潔癖症」
ep.2 集え!訓練兵団
こちら前作になります、よかったら見てください
それでは今回も、張り切って行きます!
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- 2 : 2015/08/25(火) 13:30:55 :
- 今宵.....その夜会は開かれる...
男たちは一つの部屋に集いその時を、まだかまだかと待ち続ける.....
バンッ!!!
一人の男にスポットライトが当たる...
男の名前は、ライナー・ブラウン
訓練兵団の兄貴として今や訓練兵に慕われる存在...
そんな、彼はここで一体何をしようと言うのか....
ライナー「ようこそ、選ばれし6人の兵士諸君....」
エレン「......」
アルミン「......」
コニー「....」
ジャン「.......」
マルコ「........」
ベルトルト「......」
ライナー「......今宵、男子の男子による男子のための...」
彼は真剣な顔で言う.....
ライナー「一夜限りの...夜会を実施する」スッ
眼を閉じる......
ライナー「.......!」カッ
ライナー「第一回、ぶっちゃけトーク大会~♪」
ベルトルト「.....」パフパフ♪
............は?
いよいよ、テンションの振り切れたライナー、それに合わせるかの如く軽快にパフパフラッパを響かせるベルトルト....
やばい!.....男たちは戦慄した、この言葉以外にこの状況を表せられないからだ.....
男たちは次々とこの状況から逃れるすべを探す.....
そんな中ひとりの男が口を開く....
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- 3 : 2015/08/25(火) 13:43:19 :
- ジャン「.....何やってんだよ」
この一言を皮切りに...男たちは次々と口を開く...
コニー「そうだそうだ!」
マルコ「こんなのおかしいよ!もう疲れてるんだ...やめようライナー!」
エレン「てか、なんださっきのナレーション!」
アルミン「しかも、第一回ってそれ以降もあるってことじゃん!一夜じゃないし!」
ジャン「てか、なんだよベルトルト!お前さっきまで絶対こっち側だったじゃん!呼ばれた方だったじゃん!」
ベルトルト「........」サッ
エレン「あ!逸らしやがった!こっち向け!!!」
ライナー「.......」
あまりのみんなの迫力に、思わず黙ってしまうライナー....
いや
ちがう
彼は、貯めているのだ.....彼らを黙らせるために
この夜会を、成功させるために!!!!!
ライナー「静まれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ジャン「うっせえ!テメェが静まれ!」
ライナー「.........あれ?」
なんか思ってたのと違う....
何でみんな静かにならない?
マルコ「はーい、みんな静かに!」
ピタッ
さっきまで、騒いでいた彼らが静かになる
マルコ「僕らも少し急かしすぎたかもしれない...まずはライナーの話を聞いてみよう」
この男マルコ・ボットはたった一声かけただけで
彼らを鎮めて見せたのだ....
紛うことなき....指揮官の素質!!!
ライナー「.......グスンッ」
そして、拗ねて泣くライナー...
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- 4 : 2015/08/25(火) 14:05:01 :
- ライナー「と、いうことで今回話す議題については....」
ちゃっかり、司会に返り咲くライナー
エレン「はい!」スッ
ライナー「はい!エレン君」
エレン「全く脈絡の無い話でついて行けないんだが...」
全くもってその通りである
なぜなら、彼はこの夜会を開くきっかけを語っていないからである....
ジャン「そうだよ!まずはどういう経緯でこんなことをする羽目になったのか説明しろよ...」
ライナー「うむ.....そうだな」
ライナー「あれは、数日前のことだった...」
アルミン「あれ?これ回想入る感じ?」
コニー「うっわ、めんどくせぇ」
ライナー「うるせぇ!とりあえず説明するから黙っとけ」
あれは、数日前のことだった.....
俺はいつも通り訓練を終え...唯一の癒しである、風呂に行こうとした時....
それは、存在した.....
マルコ「ごめん、意味わかんないや」
ライナー「ちゃんと聞け!!!」
そいつは、談話室にいた.....
フランツ「あはは!かわいいよ....ハンナ」
ハンナ「ありがとう.....でも、フランツも素敵よ」
フランツ「いや、僕なんかよりハンナ!君のその美しい性格、可憐な身体に僕はもうメロメロさ....」
ハンナ「何言ってるのよ!私だって訓練してる時のフランツこうして話している時のフランツ...もう、全部のフランツに私のハートは射抜かれちゃったわ...」
フランツ「....ハンナ」
ハンナ「.....フランツ」
そしてそいつらは.....お互いの顔を近づけ......
ライナー「..........」
ライナー「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ダダダダダッ
ライナー「というわけで...」
ジャン「何がというわけで...だ、帰れ」
エレン「分かりずれえ....20文字以内で簡潔に説明しろ」
ライナー「.....ガフッ」
仲間たちの容赦ない口擊に血を吐くライナー....
ベルトルト「ライナー...君が何を言ってるのか僕にもわからない....」
ライナー「ぐはぁ!!!」
唯一無二の幼馴染にまで呆れられる始末...容赦なく止めを刺される
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- 21 : 2015/08/27(木) 19:01:19 :
- 数分後.....
ライナー「えっとですね.....」
ライナー「リア充の....愛を見せられ....悶えてる」
エレン「あぁ、うん....てか、なんで俳句?」
ジャン「へぇー」
マルコ「.....うん、まぁしょうがないよ」
ライナー「.......と、いうことで始まりました!ぶっちゃけトーク大会、この大会は日頃、訓練に勤しむ我々兵士の普段は話せない恋事情をぶっちゃけたいと思いま~す!」
ライナー「さぁ、本日記念すべき第一回....ということでお題は最初に聞いておきたい.....あ・れ・だ♪」デンッ
ベルトルト「.......」ドゥルルルルルルルルルルル
コニー「あれ?....ドラムどこから出した?」
アルミン「もう気にしても、意味がないよ」
バンッ!!!
~ぶっちゃけ、お前ら好きな人いんの???~
ライナー「ですっ!!!」
ジャン「よし、解散~」
オォ~ サ、ネルゾ~
ライナー「ちょ、ちょっとまって!今ならなんとスペシャル特典!ライナーの特製シャーペン略してライペンをプレゼントするぞ?!」
エレン「別にいらねえよ」
ライナー「.....頼む!一回目はこのお題だけだから!付き合ってくれよ~」ウワァァァァンッ
ジャン「わ、わかったから離せよ!」
ライナー「よし、まず誰から行く?」
アルミン「変わり身、早」
マルコ「ここは、言いだしっぺのライナーじゃない?」
ライナー「む?そうか.....なら、俺から.....いいか、みんな!よく聞け...俺の好きな人は!!!」
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- 54 : 2015/09/05(土) 21:23:08 :
- ライナー「クリスタだ!!!」
ベルトルト「あ、うん」
アルミン「まぁ、わかったよ」
ジャン「てか、わかりやすいくらいにアピールしすぎだろ」
エレン「クリスタ、最近は引いてたもんな」
ライナー「え!?」
コニー「気づいてなかったのか...」
ライナー「.......」ガハッ
マルコ「ライナーが倒れた!」
ジャン「コニー....止め刺すなよ」
エレン「なんか、不憫でならねえよ....ライナー、俺で良かったら協力するぞ」
ライナー「本当か!?」
エレン「あ、あぁ....頑張れよ」
ライナー「よし!では、今回のお題はもうやめにして俺とクリスタのラブラブデート大作戦の作戦会議でmマルコ「さて、次に行こうか」
ライナー「おい!」
マルコ「ほら、今回はこのお題をちゃんと話そう?....(ライナーの話を聞かされるなら、こっちを突き通したほうがマシだ...)」
ライナー「む...そうだな、今回はちゃんとやろう.....てことで、次はベルトルト!」
ベルトルト「えぇ.....」
ライナー「えぇ....じゃない!せっかく俺が喋りやすい雰囲気を作ったのに....じゃぁ、代わりに俺が言っちゃうぞ?」
ベルトルト「わ、わかったよ....」
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- 55 : 2015/09/05(土) 21:34:01 :
- ベルトルト「僕は....アニ....かな」
ジャン「おぉ!そうなのか?!」
コニー「でも、お前らが話すのはあんま見ないな....もしかして」
ベルトルト「え?」
コニー「一目惚れってやつだな!?」バーンッ!
ベルトルト「あ、あぁそうなんだ....(同郷なのがバレたのかと思った...)」
エレン「しかし、以外だなベルトルトはいないもんだと思ったぞ」
ベルトルト「ハハハ....女子とも積極的に話す方じゃないし、そう思われても仕方ないよ...」
ライナー「まぁ、ベルトルトは人と話すこと自体があまり得意じゃないからな」
アルミン「そうなんだ~」
ライナー「じゃぁ、次は.......ジャァァァンッ!!!....お前だァ!」
ジャン「....わかったよ....お前ら気づいてないと思うが....俺.....」
マルコ「?」
ジャン「ミカサが好きなんだ!!!」
ライナー「いや、知ってるし」
ベルトルト「....まぁ、知ってた」
エレン「てか、分かりやすいわお前」
コニー「ライナーよりひどいぞ、お前のアピール」
アルミン「......あからさまだよねぇ」
ジャン「.......えぇ!!??」ガーン
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- 64 : 2015/10/07(水) 17:23:01 :
- 皆さん、お待たせしました
最近中々更新することができず申し訳ありません
今日から細々と更新を再開していきます!
大変ゆっくりなペースですが必ず完結はしますのでご安心ください!
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- 65 : 2015/10/07(水) 17:37:53 :
- ライナー「まぁ、ジャンはほっとくとして次は、マルコだな」
マルコ「僕は、あまりそういうのに興味がなかったからなぁ...」
ベルトルト「じゃぁ、いないのかい?」
マルコ「う~ん.....気になるこがいないわけじゃないけど...」チラッ
ライナー「ん?どうした?」
マルコ「い、いやなんでもないよ...うん僕は好きな"女の子"はいないかなぁ...」
エレン「.....」ゾクッ
ジャン「......」ブルッ
ライナー「?」
ライナー「まぁ、どんどんいくか次は.....アルゥミィィィィィィィィンッ!」
アルミン「ぼ、僕はクリスタかなぁ」
ライナー「何!?アルミン!クリスタは俺の嫁だ!譲る気はないぞ!!!」ユサユサッ
コニー「そういうところだぞ.....」
アルミン「あはははは......」
エレン「........」
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- 70 : 2015/11/02(月) 19:12:57 :
- エレン「違うだろ、アルミン」
アルミン「え?」
エレン「お前の好きな人はクリスタじゃないはずだ」
アルミン「え...ちょっと何言って..」
ライナー「ほほう」ガシッ
コニー「それはダメだろアルミン」ガシッ
アルミン「ちょっ!みんな」
ジャン「正直に言っちまえよ!」
マルコ「流石に嘘はまずいよ」ハハハ
エレン「それともいいのか?取られちまうかもよ」
アルミン「な、何を言ってるかわかんないなぁ」
エレン「代わりに俺が言ってやろうか?」
アルミン「うっ.....うがぁぁぁぁあぁぁぁ」ジタバタ
ライナー「うぉっ!」
アルミン「そうだよ!僕が好きなのはクリスタじゃない.....ミカサなんだ!」
ジャン「え!?」
エレン「....」ニヤニヤ
アルミン「ホントはもっとアピールしてくはずだったのにどこかの誰かさんが邪魔に入るし...」
ジャン「え?これって俺のこと?」
ベルトルト「だろうね」
アルミン「てか、なんでエレンは気づいてんのさ!」
エレン「そりゃ気づくだろ...幼馴染だぜ」ドヤッ
アルミン「普段は嬉しいんだけど、今の状況だとこの上なく腹が立つ!」
エレン「お前が中々行動を起こさないから、少し危機感を持たせてやろうと思ってな」
アルミン「まさか、ジャンをミカサの隣にしたのも!?」
エレン「あぁ、焦っただろ?」ニヤニヤッ
アルミン「うがぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ!!!」
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- 71 : 2015/11/02(月) 19:30:32 :
- マルコ「さて、大いに楽しんだしもう寝ようか」
アルミン「ちょっと待て!何勝手に終わらせようとしてんの?!」
ライナー「なんだよ...まだ言いたいことあんのか?」
アルミン「勝手に始めといてなんでそんなに冷めてんの?」
アルミン「なんなんだよお前らぁぁぁ!」
エレン「まぁ、これからはミカサを巡って争われるわけですが...お二方、勝算のほどは?」
ジャン「俺は何が何でも勝つつもりだぜ!」
アルミン「僕だってそうさ、ずっと思ってきたんだここで諦めるくらいなら死んだほうがマシさ」
ベルトルト「じゃぁ、今日は解散でいいかな?」
コニー「おぉ、そうだな」
エレン「さぁて、寝るぞー」
ライナー「コニー、エレン」
コニー「なんだ?」
エレン「?」
ライナー「まだ、お前らの聞いてないんだが誰なんだ?」
コニー「俺はいないかなぁ」
ライナー「じゃぁ、エレンは?」
エレン「あ~、俺も特にはいないが強いて言うなら頼れる人がいいよな」
ライナー「ここまで、ヘタレを発動しなくても」
マルコ「じゃぁ、エレンの中ではどの人がそれに当てはまるんだい?」
エレン「んー?.....あ、よく考えたらここの女訓練兵みんな頼りがいあるじゃねえか」ハハハ
ライナー「駄目だこいつ」
マルコ「もう手遅れみたいだね」
エレン「なんでだよ!」
こうして、第一回ぶっちゃけトーク大会は幕を閉じたのであった.....
ベルトルト「あ、そういえば知ってる?」
エレン「なにが?」
ベルトルト「なんか、2週間後に新しい教官が入るとかさっき教官達が話してたよ」
ライナー「まじか....やさしいお姉さんだと最高なんだが」
ジャン「十中八九ゴツイおっさんだよ」
アルミン「ライナーはいい加減現実を見ようね」
ライナー「いいじゃねえか!少し位、夢見たってもよぉ!」
しかし、僕たちはまだ知る由もなかった......
これから起こる最悪の一週間を....
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- 74 : 2015/11/03(火) 16:08:26 :
ヤァ! ホッ ハァッ!!!
デヤァ チェアァッ!
ジャン「うぉぉぉぉぉぉ!」ブンッ
エレン「.....」ヒョイッ
ライナー「フンッ!」ボッボッ
エレン「......」スッスッ
アニ「....シッ!」ビュッ
エレン「....!」サッ
アルミン「......!」バッ
エレン「.....!!!」ゾクッ! タンッ! スタッ
ジャン「だぁぁぁ!今日もダメか!」
ライナー「だが最後のは惜しかったぞ!アルミン」
アルミン「あはは....たまたまだよ」
アニ「......」
エレン「いや、あれは正直焦ったわ」
アルミン「次は当ててみせるからね!」
エレン「.....あぁ」
全員の位置は把握していたはずだが......気配を感じる前に背後を取られた?
それにあの感覚........
エレン「これは、本気で化けるかもな」ボソッ
アニ「....今、何か言ったかい?」
エレン「いや、なんでもねぇよ」スタスタ
キース「........」
~~~訓練終了後
ザワザワッ ザワザワザワ ザワッ
ザワザワザワザワ ザワザワ ザワザワザワ
ミカサ「全員食堂に集合って何かあるのかな?」
ジャン「そういえば、ベルトルトがこの前新しい教官が入ってくるとか言ってたな」
アルミン「あぁ、そういえば言ってたね」
ミーナ「おぉぉ、テンション上がるねぇ!....イケメンかな」
ユミル「そりゃねえわ、絶対おっさんだね」
クリスタ「でも、女の人かもしれないよ」
マルコ「多分それはもっとないけどね」
キース「全員注目!!!!」
訓練兵「「「「...!」」」」バッ
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- 75 : 2015/11/03(火) 16:28:01 :
- キース「本日より貴様らの訓練を指導するディアス・ヒトラー教官だ!」
ディアス「......よろしく頼む」トンッ
キース「彼は、数年前までは調査兵団の精鋭として働いていたものだ実力は分隊長並みの力量がある!」
オォォォォォォォォォォォ!!!
ミーナ「中々、イケメンじゃないですか!」ボソボソッ
ユミル「そぉかぁ?」
クリスタ「確かに渋くてかっこいいね!年齢は三〇代後半くらいかな?」
ミカサ「私もよくわからない」
キース「それでは、最後にディアス殿から一言...どうぞ」
ディアス「あぁ~、これから皆の対人格闘並びに立体機動の指導をさせてもらうディアス・ヒトラーだ...皆を優秀な兵士にすべくこれから厳しく訓練していくつもりなので皆しっかりついてくるように」
ディアス「そして、ここにいるものは家族だと思え!共に苦楽を共にし全員で卒業しよう!」
訓練兵「「「ハッ!」」」ババッ
キース「では、解散!!!」
ミーナ「イケメンで性格もいいとかもう最高じゃないか!」
ユミル「......」
クリスタ「どうしたの?ユミル」
ユミル「......あいつには気をつけたほうがいいぞクリスタ」
クリスタ「なんで?」
ユミル「なんか胡散臭いんだよなぁ~、まぁ少し警戒はしとけよ」
クリスタ「う、うん」
エレン「......」スタスタ
ミカサ「エレンどこ行くの?」
エレン「ん?あぁ、ちょっとキース教官のところにな」
ミカサ「そう....午後の訓練が始まるので急いだほうがいい」
エレン「あぁ、それなんだが俺しばらく訓練所にいないから」
ミカサ「え?それはどういうkエレン「ミカサ」
ミカサ「なに?」
エレン「あの教官には気をつけろよ」スタスタ
ミカサ「エ、エレン!どういうこと」
エレン「すぐわかるよ」フリフリ
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- 91 : 2016/08/03(水) 16:57:01 :
- 大変お待たせいたしました
中々忙しくて投稿はできませんがみなさんもどうぞ気長にお待ちください
必ずや完結はしますので安心してください
みなさんの様々な応援コメ大変ありがとうございます!
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- 92 : 2016/08/03(水) 18:00:16 :
-
コンッコンッ
キース「...入れ」
エレン「失礼します」ガチャ
キース「イェーガーかどうした?」
エレン「本日はキース教官にお願いがあり参上いたしました...」
キース「ほぅ...それはなんだ?」
エレン「.....一週間ほど外出する許可をください」
キース「ふむ...それはどうしてだ?」
エレン「更なる力の向上のためです!」
キース「....要領を得ないな、ここではできないことがあると?」
エレン「はい、今は詳しく話せはしませんがこの力はいずれ必要になる物です...」
キース「.....」
これほどまでに純粋な目をできる若者は他にいるだろうか.....
いつの世も人を惹きつける者は何かしら特別なものを持っている
それは”話術”、”知恵”、”情報”、あるいは”カリスマ性”...
しかしそれらをもってしても限界がある...
しかしこの男、エレン・イェーガーにはそれらとは違う特別な物がある
それは”力”、何者にも縛られない絶対的な意志がこの目には宿っている...
だからこそ危うい、だが......
エレン「.....」
この男ならば心配はいらんだろう...
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- 93 : 2016/08/03(水) 18:24:37 :
- キース「わかった、外出を許可しよう...しかし私にここまで言ったのだ、中途半端は許さん...いいな?」
エレン「ハッ!」バッ
この男を私のような無能にはさせん...絶対に...
いや、ここの訓練兵全員を立派な兵士に育て上げる!
エレン「あの、もう一つだけよろしいでしょうか?」
キース「あぁ、なんだ?」
エレン「もし、俺が外出している間にあの新しい教官とあいつらになにか問題があったら....あいつらに味方してやってください!」
キース「...お前も気づいているのだな」
エレン「いえ、そこまで詳しくは...ただ少し嫌な予感がするだけです...」
キース「....全く、上は何を考えているのか...」
エレン「あいつらを頼みます」
キース「わかった....約束しよう、しかし...」
エレン「?」
キース「彼らならば、大丈夫だと思うぞ?」
エレン「...えぇ、そうですね」
エレン「では、自分はこれで...」ガチャッ
キース「....うむ」
エレン・イェーガー.....極度の潔癖症、類稀なる身体能力と観察眼を持つ、しかし本来のヘタレ気質により訓練での成果はいまだ出ず、素質で言えば今期訓練兵の中でもトップクラスに入るであろう実力者....
いつの日か自分自身と向き合えることさえできれば絶大な力を有することができるであろう....
超えることができるかもしれんな....
人類最強の兵士、リヴァイを......
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- 94 : 2016/08/04(木) 11:59:04 :
- ディアス「さぁて、今日は初日だからまずは様子見だ....みんな今までやっていた通り訓練を始めてくれ!」
訓練兵「「「「ハッ!」」」」ババッ
アルミン「.....しかし、優しそうな教官でほんとに良かったよぉ」カチャカチャ
ミカサ「.....え、えぇそうね」カチッ
アルミン「....ミカサ何かあったの?」
ミカサ「エレンが言っていたことが少し気になって....」
アルミン「エレンが?」
ミカサ「あの教官には気をつけろって....」
アルミン「そうなんだ...でも僕はエレンが警戒するような人には思えないな...」
ミカサ「えぇ...でもあのエレンが警戒してたのだから、少し気をつけたほうがいいかもしれない」
アルミン「うん.....ところでエレンを見ないけどどこにいるんだろう?」
ミカサ「あぁ.....それなら――――――――
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- 95 : 2016/08/04(木) 12:42:15 :
- アルミン「そっか....一週間外出ねぇ」
ミカサ「うん...」
アルミン「一体何をするつもりなんだろう...大体教官からは許可はもらえるのかな?」
ミカサ「わからない....でもエレンならばなんとかしそう」
アルミン「まぁそれはそうなんだけどね」
ジャン「おーい、お前らもうそろそろ俺たちの班だぞ!」タッタッタッ
ミカサ「あ、ジャン」
アルミン「わかった、今行くよ」
ジャン「おう、何の話してたんだ?」
アルミン「それが、エレンが一週間どこかに外出するらしいんだよね」
ジャン「まじかよ....許してもらえるのか?」
ミカサ「そこはエレンだもん...大丈夫じゃない?」
ジャン「まぁ、それもそうだな」
ツギノハンジュンビヲハジメロ!
ジャン「おっと、早く行こうぜ立体機動の成績が下がっちまう」
アルミン「うん」
ミカサ「えぇ」
ユミル「.....」
あのエレンが警戒しているねぇ....
ユミル「あながち、私の勘も外れてないってことか....」チラッ
ディアス「.......」
ユミル「何もないことに越したことはないが、嫌だねぇこういう勘は当たって欲しくないな...」
クリスタ「どうしたの?」
ユミル「....いや、なんでもないよ」
クリスタ「なにそれ?変なユミル」
ユミル「ハハッ、まぁ気にすんなって!」ワシャワシャ
クリスタ「ちょっ!やめてよユミル!」
ユミル「はいはい、私たちも準備を始めるぞ」
クリスタ「うん」
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- 96 : 2016/08/04(木) 15:54:48 :
- パシュッ ギュイィィィィンッ
ソコダ! ソイダゾ
ツギ3ジノホウコウニイッタイ! オウ!
ディアス「..........」
アルミン「今日は本当に様子見みたいだね...」
ミカサ「えぇ、何も口を出してこないところを見るとそうみたい」
ジャン「何の話だ?」
アルミン「ディアス教官さ、今のところ何もおかしなところはない」
ジャン「あぁ、さっき言ってたエレンが警戒してるってことか...」
ミカサ「......」
アルミン「何かことを起こすつもりなら明日以降ってことかな」
ジャン「まぁ、何も分かっていない現状じゃ俺たちも様子を見ることしかできないな」
ミカサ「......そうね」
アルミン「っと、ミカサ、ジャン12時方向に巨人パネル発見事前の打ち合わせ通り僕が囮ミカサが脚ジャンがうなじで!」パシュッ
ミカサ「了解」パシュッ
ジャン「おう!」ギュイィィィン
ディアス「.......ふむ」
-
- 97 : 2016/08/04(木) 16:45:06 :
- ―――訓練終了後 食堂
ガヤガヤガヤガヤ ガヤガヤガヤガヤ
ガヤガヤガヤガヤ
ディアス「えー、本日の訓練内容を見た結果いくつか改善点を発見したので明日の訓練から実行していく!」
訓練兵「「「「はっ!」」」」バッ
ディアス「明日からは少し厳しめにいくからなぁ~、覚悟しとけよ」ガシッ
ハハハ オテヤワラカニオネガイシマス!
ワイワイ ワイワイ
アルミン「(やっぱりエレンの思いすごしなのかな)」ウーン
ミカサ「(見てた限りの印象は、優しい人....とても警戒しなければならないような人には見えない)」ムムッ
クリスタ「ほんとに優しい教官だよねぇ...」
ユミル「あぁ...そうだな」
ライナー「なっ!あの野郎」オレノメガミヲ
ベルトルト「まぁ、落ち着きなよライナー」
アニ「....」
ミーナ「ん?.....どったのアニ深刻そうな顔して生理?」
アニ「......はぁ」
ミーナ「え、なにその汚物を見るような目泣くよ?泣いちゃうよ?」
アニ「...呆れてるだけだよ」
ライナー「しかしアニ、お前ほんとにどうした顔つきがいつもより険s ズガンッ!
アニ「少し黙ってな」
ライナー「」ガクッ
ユミル「で、何があったんだ?」
アニ「.....どうも芝居臭いんだよねあの教官」
クリスタ「え...アニも?ユミルもそんなこと言ってたよね」
ベルトルト「どういうこと?」
ユミル「そのまんまの意味さ胡散臭いんだよアイツは...」
アニ「.......」チラッ
ディアス「わははははは!」
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- 98 : 2016/08/05(金) 17:57:34 :
ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ.....
エレン「ふぅ、この辺りでいいかな」スッ カパッ
エレン「形状的には注射器....この液体を注射すればいいのか?」
エレン、お前が仲間を助ける力が欲しいならこれをお前に預ける...
これはアルミンに射つものをさらに改良させた物だ。だがそれ故に未知であり危険だ...
だから、これを射つ時は覚悟することだ....だが私はお前がこの力に負けるとは思わない
お前にばかり背負わせてしまってすまなく思う.....エレン、死ぬんじゃないぞ!
エレン「......父さん」
エレン「...確か使い方は、目的意識....自傷行為.....そしてイメージ」プスッ
全てを怒りに....
怒りを力に....
力を....奴らに!!!!
エレン「さぁ、俺に力を貸してくれ...」ズズズ
俺はエレン・イェーガー!
全てを守る者!!!
カッ! ズドォォォォォォン!!!
巨人?「ウォォォォォォォォォォォォォ!」ゴォッ!
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- 99 : 2016/08/05(金) 18:38:14 :
- 「おい!こっちだって!」
「わかってるよ!だがこんなところで落雷なんてなぁ....」
ウォォォォォォォォォォ!
「な、なんだ!?」
「人間の声じゃないな.....獣に近い感じか」
ビュォッ!!!
「.....え」
「.......な、な、なんだ?」
「おい!あそこだ!上の崖にいるぞ」
巨人?「グルルルル!」
「おい!やべぇ逃げるぞ!喰われちまう!!」ダッ
「..........」
「おい何してんだよ!早くしろって」
「......すげぇ」
「はぁ?」
「神様が!森の守り神が出てきてくださったんだよ」
「とうとう頭が沸いたのか?いいから逃げるぞ!」グイッ
「すげぇ!すげぇよ!早く村に帰らねぇと!あの姿を忘れる前に何かに書き写さなくちゃ!」タッタッタ
「....もう何も言わねぇよ」ハァ
そう、それは伝説として後にこう語り継がれる
凄まじい雷の閃光と共に漆黒の人狼が姿を現す
その姿は怒りを体現し人々を魅了し、その脚は疾風が如く翔けるためにあり、一度咆哮を発すれば全ての争いを終結に導き人々に安寧と繁栄をもたらすであろう....と
これはある小さな小さな村の言い伝え...
誇張しすぎじゃね?とエレンが居たらツッこむであろう
しかし、本人がこれからこの言い伝えを聞くことは全くなく、伝説として語り継がれていってしまう...
ヘタレなエレンにとっては大変迷惑な話である....
-
- 100 : 2016/08/05(金) 18:49:46 :
- とりあえずエレン巨人体の補足説明
体長は7m前後、エレンのイメージによって調整可能
従来の人型に狼を合わせた感じ
薬の改良により巨人の長所と狼の長所を合わせ他の巨人化能力にはない能力もあり
そしてイメージに左右される傾向が強く二足歩行、四足歩行どちらも可能
まぁ平たく言えば、ワーガルルモンとガルルモンですね笑
-
- 101 : 2016/08/05(金) 21:59:48 :
- 期待
-
- 102 : 2016/08/07(日) 18:51:09 :
- うぉぉぉぉ!お帰りなさいりヴぁっしーさん!
超絶期待!!
-
- 103 : 2016/10/04(火) 23:10:20 :
- 続き見たい
-
- 104 : 2017/02/03(金) 16:01:27 :
- 期待
-
- 105 : 2017/05/03(水) 21:58:55 :
- 続き期待
-
- 106 : 2017/05/07(日) 14:25:13 :
- 続き期待!
-
- 107 : 2017/06/06(火) 19:52:47 :
- 期待ですおw
-
- 108 : 2017/07/04(火) 23:10:41 :
- 期待なんだお!(。・ω・?)ナンダオ
-
- 109 : 2017/07/22(土) 14:22:00 :
- 続き期待してます。
-
- 110 : 2018/02/15(木) 14:52:21 :
- 期待
-
- 111 : 2018/02/15(木) 14:53:37 :
- 機体?奇体?気体?期待だ!
-
- 112 : 2018/03/20(火) 13:10:35 :
- デジモンやってたんですね!
期待です
-
- 113 : 2018/04/12(木) 20:37:22 :
- まだかよぉ
-
- 114 : 2018/04/16(月) 22:46:52 :
- まだかな?
-
- 115 : 2018/05/04(金) 13:29:36 :
- まだぁ
-
- 116 : 2018/05/09(水) 18:32:43 :
- 期待してまスゥ
-
- 117 : 2018/05/23(水) 01:40:03 :
- 期待です。
-
- 118 : 2018/05/27(日) 08:29:17 :
- 期待だぞぉ
-
- 119 : 2018/07/03(火) 16:12:30 :
- 放置だお⭐︎
-
- 120 : 2018/08/21(火) 17:42:15 :
- (´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
-
- 121 : 2018/10/13(土) 09:21:26 :
- 期待です!放置はしないでね...?
-
- 122 : 2019/02/03(日) 14:41:22 :
- バカみてぇに楽しみにしてたんだけどなぁ
-
- 123 : 2019/03/01(金) 10:50:38 :
- これは絶望的
-
- 124 : 2019/08/31(土) 01:09:38 :
- もうだめだおしまいダァ(ベジータ風)
-
- 125 : 2020/10/06(火) 13:28:53 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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- 126 : 2022/03/19(土) 11:25:25 :
- 死ねっ!死ねっ!あらよっと死ね死ねっ!~カスカスゴミ~社会のゴミ~いらない子♪
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エレンはヘタレで潔癖症 シリーズ
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