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ベルトルト「ライナー、聞いてくれるかい」
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- 1 : 2013/09/30(月) 19:22:03 :
- ライナー「ん?どうしたベルトルト、珍しいな」
ベルトルト「まあね」
ライナー「で、どうした?」
ベルトルト「うん…僕さ、昔からアニのことが好きなんだ」
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- 2 : 2013/09/30(月) 19:27:58 :
- 行間あけた方が良いと思うよ
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- 3 : 2013/09/30(月) 19:27:59 :
- 初めて書きます。色々とダメなところがあると思うので、遠慮なく言って下さい。
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- 4 : 2013/09/30(月) 19:30:32 :
- わかりました。ありがとうございます。
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- 5 : 2013/09/30(月) 19:38:23 :
- ライナー「…知ってたさ」
ベルトルト「えっ、そ…そうだったんだ…」
ライナー「おいおい、いつからの付き合いだと思ってるんだ。それにお前は俺じゃなくてもわかるくらいあいつを見てる」
ベルトルト「…誰か気付いてるかな」
ライナー「おそらくだが、アルミンは気付いてる」
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- 6 : 2013/09/30(月) 19:45:20 :
- ベルトルト「まあアルミンなら言いふらしたりしないだろうし」
ライナー「ああ、そんなことはしないだろう。それで、お前はどうしたいんだ」
ベルトルト「…僕らには、任務があるだろ」
ライナー「…そうだな」
ベルトルト「だから、恋なんかしてはいけないと思うんだ」
ライナー「そうかもしれないな…」
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- 7 : 2013/09/30(月) 19:57:25 :
- ベルトルト「それに、僕らは多くの人達を不幸にした」
ライナー「…」
ベルトルト「そんな僕らが幸せになんて…そう思ったから今までこの気持ちは僕の中だけにとどめておいたんだ」
ライナー「そうだったのか…なんとなく想像はしていたが」
ベルトルト「でも、最近こう思うようになったんだ、僕らは、いや僕らも、いつ死ぬかわからない。だから、死ぬ前にアニに僕の気持ちを伝えておきたい」
ライナー「反対はしないが…」
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- 8 : 2013/09/30(月) 20:08:01 :
- ベルトルト「伝えるだけでいいんだ、たいして相手にしてくれないだろうし…」
ライナー「…お前がそれで納得するなら、その気持ちを伝えてこい。応援する」
ベルトルト「ありがとうライナー、近いうちに伝えるよ」
ライナー「ああ、気の利いた事が言えなくてすまないが、頑張れよ」
ベルトルト「それで十分だよ。じゃあ、もう寝るよ」
ライナー「ああ、おやすみ」
ベルトルト「おやすみ」
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- 9 : 2013/09/30(月) 20:22:01 :
- ライナー「(俺たちは、どうやっても幸せにはなれない。ベルトルトも、それは当然わかっている…俺は止めるべきだったのか?いや、ベルトルトがよく考えて出した結論だ、俺は応援しよう…俺にはそれくらいしかできないな)」
ライナー「(……なぜ俺達は……いや、そう考えるのはよそう。感傷的になっても仕方がない。俺は、あいつらと一緒に故郷に帰る、それだけだ…)」
ライナー「(…今日も眠れそうにないな、明日も訓練なのに)」
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- 10 : 2013/09/30(月) 20:24:24 :
- 誰も見てませんか?見てる人がいないのなら今日はこのへんで駄文を終えさせてもらいますが…
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- 11 : 2013/09/30(月) 20:41:11 :
- それでは今日は終わらせて頂きます。ありがとうございました。
次は書ける時に書かせていただきます。
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- 12 : 2013/10/01(火) 06:38:52 :
- 今は続きを書きませんが、何かアドバイスをもらえると、とても嬉しいです。(ダメなところの指摘でも構いません)
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- 13 : 2013/10/01(火) 09:17:11 :
- とりあえず続けてくれ
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- 14 : 2013/10/01(火) 10:06:47 :
- 見てますよー
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- 15 : 2013/10/01(火) 12:26:57 :
- 期待
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- 16 : 2013/10/01(火) 15:49:07 :
- 続けてくれー
ベルがんばれ
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- 17 : 2013/10/01(火) 18:47:33 :
- 皆さんありがとうございます。続けさせてもらいます。
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- 18 : 2013/10/01(火) 19:08:10 :
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男子兵宿舎
エレン「ぐー、ぐー」
ジャン「がー、ミカサぁー、むにゃむにゃ」
ライナー「…やっぱり眠れねぇ。もう2時か」
ライナー「少しくらい寝ておかなきゃもたないな」ゴロッ
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・
・
ベルトルト「ライナー!ライナー!!」
兵士に囲まれ、刃を向けられるライナー、ベルトルト、アニ
アニ「ライナー!どうする⁉」
ライナー「くっ、もう3人とも巨人化できる体力はない…」
ベルトルト「ライn」ザシュッ
ベルトルト「うわあああああ‼」バタッ
ライナー「ベルトルトオオオオオ‼」
ダン!ダン!ダン!(銃声)
アニ「うっ‼」バタッ
ライナー「アニイイイイイ‼」
ライナーに刃が向けられる
ライナー「うわああああああ‼」
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- 19 : 2013/10/01(火) 19:14:55 :
- 見てますよー
期待
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- 20 : 2013/10/01(火) 19:17:35 :
- ライナー「はっ!」ガバッ
ライナー「はあ、はあ、はあ、夢か…」ゼェゼェ
アルミン「かー、くー」
マルコ「すーすー」
ライナー「…(みんな寝ててくれてよかった…)」
ライナー「(まだ4時か…)」
ライナー「(…くそっ、なんて夢だ)」
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- 21 : 2013/10/01(火) 19:19:20 :
- 死んじゃいねーよ
死ね!
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- 22 : 2013/10/01(火) 19:30:14 :
朝
ライナー「(…まだ夢の中の声が耳から離れない)」
ベルトルト「おはようライナー」
ライナー「!おっ、おはよう」ビクッ
ベルトルト「? 昨日はありがとう」
ライナー「ああ、いや、いいんだ」
ライナー「…早くアニに伝えたほうがいい」
ベルトルト「うん、そうだね。できれば今日ぐらいにh」
ライナー「後回しにしないほうがいい!」
ベルトルト「! そっ、そうだね、わかったよ」
ライナー「…すまん。…じゃあ食堂でな」スタスタ
ベルトルト「(…ライナー、どうしたんだろう)」
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- 23 : 2013/10/01(火) 19:33:51 :
<<21さん、夢です。すみません。僕も同郷トリオ大好きなので、原作で死んでほしくないです。気に触ったのなら謝ります。
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- 24 : 2013/10/01(火) 19:35:49 :
- あぁいうのはスルーでOKです 気にせず
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- 25 : 2013/10/01(火) 19:43:25 :
食堂
ライナー「いつも通りの味だな」パクパク
アニ「ライナー、座っていいかい」
ライナー「おっ、めずらしいなアニ。いつも一人で食ってるのに」
アニ「…まあね。ちょっと相談があるんだよ」
ライナー「お前もか」
アニ「お前も?他にも誰かに相談されたのかい?」
ライナー「いや、いいんだ。それでなんだよ?」
アニ「…」キョロキョロ
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- 26 : 2013/10/01(火) 19:44:34 :
- <<24さん、気遣いありがとうございます。
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- 27 : 2013/10/01(火) 20:11:46 :
- ライナー「?」
アニ「…はっきり言うと、私さ、ベルトルトのことが好き…だと思うんだよね…///」カァァ
ライナー「!!」
アニ「…それでさ、あんたに相談っていうのは、いや、相談っていうより話を聞いてほしいんだよ」
ライナー「そ、そうか(これは…喜んでいいのか?…)」
アニ「…私たちはさ…やらなきゃいけない任務があるだろ」ヒソヒソ
ライナー「…ああ、そうだな(なんかデジャヴるな…)」ヒソヒソ
アニ「だから、私は、ベルトルトに言わないでおこうとおもうんだ。…少なくとも故郷に帰るまではね」ヒソヒソ
ライナー「故郷に帰れたら伝えるのか?」ヒソヒソ
アニ「…わからない。その時の私は…何を考えているんだろうね…」
ライナー「…後悔しないのか、いつ死ぬかわからないんだぞ」
アニ「そうだね…だけどそれでいいんだ」
ライナー「お前がそう考えるなら…」
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- 28 : 2013/10/01(火) 20:26:30 :
- アニ「ただこれを聞いてほしかっただけだよ、邪魔したね」
ライナー「全然かまわん。というかアニ」
アニ「何だい」
ライナー「もっと俺やベルトルトに、打ち明けていいんだぞ」
アニ「…」
ライナー「話しただけじゃああまり変わらないかもしれないが、少しは楽になるぞ。あんまり自分だけで抱え込むな、いつだって聞いてやる」
アニ「……ありがとう…」ボソッ
ライナー「ん?なんだって?」
アニ「…何でもないよ」スタスタ
ライナー「(…素直じゃないな、昔から)」パクパク
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- 29 : 2013/10/01(火) 20:30:09 :
- 今日はこのへんで終わらせて頂きます。ありがとうございました。コメントがありましたら載せて下さい。お願いします。
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- 30 : 2013/10/01(火) 22:09:06 :
- あらかわいい
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- 31 : 2013/10/02(水) 08:40:03 :
- 支援!
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- 32 : 2013/10/03(木) 01:11:50 :
- 市営
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- 33 : 2013/10/03(木) 01:12:08 :
- みす!
支援
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- 34 : 2013/10/03(木) 15:57:09 :
- 遅くなってすみません。今書きます。
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- 35 : 2013/10/03(木) 16:20:59 :
ライナー「(でも、アニもベルトルトのことが好きってことは両想いだよな)」パクパク
ライナー「(…今は任務のことは忘れて、素直にそのことを喜ぼう)」パクパク
ライナー「(しかし、アニからは言わないとなるとベルトルトから言わないとダメだな)」パク
ライナー「(あー、さっき夢で動揺しててベルトルトに怒鳴っちまったんだった)」
ベルトルト「ライナー、座ってもいいかい」
ライナー「んっ、ああ、いいぞ(噂をすればなんとやら、だな)」
ベルトルト「…さっきは、どうしたんだい?」ガタッ(イスの音)
ライナー「ああ…本当にすまん。正直に言うとな、俺たち3人が死ぬ夢を見て動揺してたんだ…すまん、らしくないだろ」
ベルトルト「そんなことないよ。僕だって怖いよ」
ベルトルト「そして…迷ってるよ、これが本当に正しいことなのかってね」
ライナー「…周りに聞こえないようにしろよ」ヒソヒソ
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- 36 : 2013/10/03(木) 17:01:13 :
ベルトルト「あっ、ごめん」ヒソヒソ
ライナー「…今近くに人はいないな、みんなそれぞれ話してる」キョロキョロ
ライナー「で、正しいことかって?…わからん。ただ、少なくとも今ここにいる奴らからすれば、俺たちは悪だ」
ベルトルト「当たり前だね…」
ライナー「だから俺は、故郷に帰ることが目的なんだ、と自分に言い聞かせている。俺を支えてるものは、それだけだ」
ベルトルト「…僕も迷ってるし、ライナーも、きっとアニも、迷っているんだね」
ベルトルト「だけど、いくら迷っても、いくら悩み苦しんでも、僕らがやらなきゃいけないんだね…誰かが自分の手を血で染めないと…」
ライナー「……」
ベルトルト「僕らは…世界のすべてから憎まれる極悪人になっても、やらなきゃいけない…んだろうね」
ライナー「…ベルトルト、お前は強いな。それに比べて俺は…弱い奴だ」
ベルトルト「…そんなことないよ、僕には僕の強さがあるかもしれないけど、ライナーにはライナーの強さがあるよ。お互い、弱いところを補っていけば、それでいいんじゃないかな。親友なんだから」
ライナー「ベルトルト…」
ベルトルト「昔からの、僕らの仲じゃないか」
ライナー「すまん…ありがとう、ベルトルト」
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- 37 : 2013/10/03(木) 17:32:15 :
ライナー「…ベルトルト、そろそろ食べないと時間が無くなるぞ」
ベルトルト「あっ、そうだね。食べるの忘れてた」パクパク
ライナー「でだな、今の話はいったん忘れて、例のアニの件なんだが」
ベルトルト「何々?」
ライナー「…食べながら聞けよ」
ベルトルト「…」パクパクパク
ライナー「どうやらな」
ベルトルト「どうやら!?」
ライナー「お前は前に、たいして相手にしてくれないだろう、とか言ってたがな、どうやら脈ありらしいぞ」ニヤッ
ベルトルト「な!…え?…///」アタフタ
ライナー「まあ、俺を信じて告白してみろ」
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- 38 : 2013/10/03(木) 18:39:09 :
ベルトルト「えっ、う、うん。わかったよ(え?え?ホントに?ホントに?)」
ベルトルト「…じゃあ今日告白する(いやいや、期待し過ぎないほうがいい)」
ライナー「おう!頑張れ、応援してるぞ」
ベルトルト「よ、よーし」
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- 39 : 2013/10/03(木) 18:55:37 :
夜、 宿舎の外
ベルトルト「ライナー…なんで来たんだい…」
ライナー「い、いや、俺だって気になるし…安心しろ、アニが来る前には隠れるさ」
ベルトルト「…(当たり前だよ)」
ライナー「それより、ベルトルト、どうやって告白する気なんだ?」
ベルトルト「どうって、アニが来たら告白するよ」
ライナー「おいおい、アニだっていきなり呼び出されて、いきなり告白されたんじゃどうしていいかわからないだろ」
ベルトルト「じゃあ、どうすればいい?」
ライナー「女ってのは雰囲気を大事にするからな、いきなり告白するんじゃなくて、ロマンチックな雰囲気にしてからだ(まあ、そんなことしなくてもOKもらえると思うが一応な)」
ベルトルト「え、ロマンチックな雰囲気って?」
ライナー「それは自分で考えろ。お前のセンスだ」
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- 40 : 2013/10/03(木) 19:35:21 :
-
ベルトルト「えっ、よくわかんないんだけど…」
ライナー「あっ、あれアニじゃないか。じゃあ頑張れ」
ベルトルト「あっ、ちょ!ライナー!」
ライナー「(ここでいいか)」ガサッ
ベルトルト「」
アニ「何だい、こんなところに呼び出したりして(期待しちゃうじゃないか)」
ベルトルト「や、やあアニ(…ロマンチックな話、ロマンチックな話、ロマンチックな…)」
アニ「用件は何だい」
ベルトルト「(…ロマンチック、えーと、えーと…)」
アニ「? 用が無いならm」
ベルトルト「アニ、僕らのしてることって正しいのかな」
ライナー「(…ベルトルト、それがロマンチックな話か…)」
アニ「…いきなり…どうしたんだい」
ベルトルト「正しいにしろ、正しくないにしろ、僕らがやらなきゃいけないことはわかっているんだ、ライナーとも話した…だけど、やっぱり考えちゃうんだ…」
アニ「…何であんたが急にそんなこと言うのかよくわからないけど、それはさ、評価する人によって変わるんじゃない」
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- 41 : 2013/10/03(木) 20:11:50 :
アニ「壁の中の人から見れば、私たちは悪い人さ。でも、この世界の真相を知ってる人から見れば、良い人…なのかもしれない」
アニ「自分に都合の良い人を良い人、自分に都合の悪い人を悪い人、というのなら、全ての人にとって良い人なんていないんじゃないかな。ただ、私たちを悪い人と思う人が、私たちを良い人と思う人より圧倒的に多いことは確かさ」
アニ「だからと言って正しくないとも言えないし、正しいとも言えない……私にもわからないよ、自分が良い人なのか、悪い人なのか。でも…あんなバカないい奴らとずっと一緒にいると、自分がすごく悪い人に思えてくるよ」
ベルトルト「…アニは僕にとっては良い人だよ」
アニ「は…?」
ベルトルト「だって、こんなに苦しい現実の中で、アニは僕に生きる希望をくれるんだもの」
ライナー「(よし!かなり強引だがナイスだベルトルト)」
アニ「え…どういう意味?」
ベルトルト「…僕、昔からアニのことが好きなんだよ」
アニ「へっ?(えっ、今、今…)」
ベルトルト「大好きなんだよ、アニのことが」
アニ「ホントに…?」
ベルトルト「嘘なわけないじゃないか」
アニ「私も…す、好きだよ…////」カァァァ
ベルトルト「えっ、ホ、ホントに?」
アニ「…だから、好きだって…///」カオマッカ
ベルトルト「……////」カオマッカ
アニ「…ちょ、も、もう戻るから//おやすみ!」カオマッカ
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- 42 : 2013/10/03(木) 20:38:54 :
- ベルトルト「…」
ベルトルト「ライナー!!やったよ!」
ライナー「だから、言ったろ!脈ありだって」ガサッ
ベルトルト「よっしゃああああ!!」
ライナー「ホントによかったな。ベルトルト、これからはお前がアニを守るんだぞ」
ベルトルト「ああ、僕がしっかりアニを守るよ!」
ベルトルト「ライナー!アニを連れて必ず故郷に帰ろう!」
ライナー「ああ、必ず3人で故郷に帰るぞ!」
アルミン「いいの?二人共…仲間を置き去りにしたまま故郷に帰って…アニを置いて行くの?アニなら今…極北のユトピア区の地下深くで拷問を受けてるよ」
終わり
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- 43 : 2013/10/03(木) 20:43:31 :
- これで終わりです。見てくださった皆さん、コメントをしてくださった皆さん、駄文を読んでもらって本当にありがとうございました。
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- 44 : 2013/10/03(木) 21:53:53 :
- ゲスミィィィィィィィィン
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- 45 : 2013/10/04(金) 11:35:44 :
- 切ないねーグズっ
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- 46 : 2013/11/04(月) 08:54:20 :
- 名前変えました
lll→WEEKEND
良かったらこっちも見てください
アニ「記憶からの脱獄犯」http://www.ssnote.net/archives/1628
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