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アルミン「ほっといてよ!」
-
- 1 : 2015/08/19(水) 20:36:03 :
- キース「自己紹介からはじめる。席順に」
アルミン(僕からか・・・)
アルミン「・・・シーナ中学校から来たアルミン・アルレルトです」
キース「次」
クリスタ「トロスト中のクリスタ・レンズです!」ニコッ
キース「次」
クリスタ「ねえ、アルミンは都会から来たの?」
アルミン「うん」
クリスタ「へえええ。すごいなぁ・・・」
アルミン「そう?」
-
- 2 : 2015/08/19(水) 20:38:11 :
- キース「では委員会を決める。やりたいものを選べ」
クリスタ「アルミン、何にするの?」
アルミン「やらない」
クリスタ「へえ。私は図書委員にしよっかな」スタァッ
アルミン(これで、良い・・・)
-
- 3 : 2015/08/19(水) 20:40:44 :
- 放課後
バァン
エレン「アルミンはいないか!?」
ミカサ「アルミンを出して!」
キース「誰だ貴様ら」
エレン「B組のエレン・イェーガーです!」
ミカサ「同じくミカサ・アッカーマンです!」
アルミン「・・・」プルプル
クリスタ「アルミンは渡さないもん!出てってよ!」
エレン「いいからアルミン!いるんだろ!?」
ミカサ「アルミン!早く出てきて!」
-
- 4 : 2015/08/19(水) 20:44:31 :
- クリスタ「いいから出てって!」ビシッ
ミカサ「・・・また行こう、エレン」クイッ
エレン「チッ・・・わかったよ」
クリスタ「・・・出てったよ」ポン
アルミン「ほっといてよ!何もしないで!」ブン
ユミル「おい、何してくれてるんだ!」
アルミン「ほっといてよ・・・」ダッ
クリスタ「アルミン!?」
-
- 5 : 2015/08/19(水) 20:47:09 :
- ヒッチ「ふ~ん」
アルミン ビクッ
ヒッチ「逃げたんだ?」
アルミン「違う・・・」
ミーナ「どこが違うの?ちびみんwww」
ヒッチ「何睨んでんのwww」ガスッ
アルミン「ぐはっ」
ミーナ「無様www」
ヒッチ「ひどい目にあっちゃうもんね?」クスクス
-
- 6 : 2015/08/19(水) 20:49:12 :
- アルミン(帰ろ・・・)ヨロヨロ
アルミン(ご飯は・・・適当にパスタでも)
アルミン(確かツナ缶があったはず・・・)
カルラ「・・・あら?アルミン君?」
アルミン「・・・」ダッ
カルラ「逃げちゃった・・・」
-
- 7 : 2015/08/19(水) 20:53:22 :
- 翌日
クリスタ「アルミン!おっはよー!」
アルミン「・・・おはよ」ガタッ
クリスタ(アルミンは今日も読書か・・・)
アニ「あんた、その本好きなのかい?」
アルミン「別に」
アニ「なら何故読む?カバーが擦り切れるまで」
アルミン「好きなんて感情は無いよ。なんとなくさ」
サシャ「一番文字数が多いですね!」キラキラ
コニー「どうでもいいだろそれ」
サシャ「という分けでお弁当ください!」
キース「着席!現代国語を始める!」
-
- 8 : 2015/08/19(水) 20:55:22 :
- お昼
アルミン(はぁ・・・やっぱりね)
クリスタ「どうしたのアルミン!?お弁当びしょびしょじゃない!?」
アルミン「川に落とした」
ユミル「ドジだなww」
クリスタ「ユミル!」ギリッ
アルミン「そうだね」
クリスタ(アルミンの顔・・・能面みたい)
-
- 9 : 2015/08/19(水) 20:57:42 :
- エレン「アルミン!アルミン!来い!」ガンガン
ミカサ「アルミン!」
アニ「迷惑だよ」
エレン「アルミン!何であんなことしたんだよ!?説明しろ!」
ミカサ「はやく来ないと吊るす!」
アニ「出ていきな」ガタッ
エレン「ふざけんなアルミン!」
ミカサ「エレン」ブンブン
エレン「クッ・・・」
-
- 10 : 2015/08/19(水) 20:59:34 :
- クリスタ「まさか・・・お弁当もあの二人が!?」
ユミル「くず以下だな」
アニ「最低の奴だねアルミン「違う!」ガタン
アルミン「最低なんかじゃない・・・」
サシャ「え・・・?」
アルミン「・・・早退する」
-
- 11 : 2015/08/19(水) 21:02:34 :
- ヒッチ「きゃははー!最低なんかじゃない!ってねー!」ガスッ
ミーナ「ウーける、ホントウけるわーwww」ドスッ
アルミン「ぐはっ」ゴロッ
ミーナ「体育倉庫に閉じ込めとこwww」
ヒッチ「誰かが見つけてくれるといいねwww」ガタァーン
アルミン(ほこりまみれだ)
アルミン(前にも、あった、な・・・)バタン
-
- 12 : 2015/08/19(水) 21:04:25 :
- 『ぐはっ!』
『へっ、ざまあ。あんなのとかかわるのが間違いだったんだよ』ドガッ
『うがぁっ!』
『ホント、情けない』
『・・・エレン・・・ミカサ・・・』
-
- 13 : 2015/08/19(水) 21:06:14 :
- アルミン「はっ」
クリスタ「気、ついた?」
アルミン「見れば解るでしょ」
クリスタ「またあの二人にやられたの?やっぱり先生に言ったほうが」
アルミン「いい・・・ありがとう」
クリスタ「まだ傷があるよ!?」
アルミン「なれてるし・・・じゃあね」
-
- 14 : 2015/08/19(水) 21:08:36 :
- 期待
-
- 15 : 2015/08/19(水) 21:09:10 :
- クリスタ(なら私が、二人に直接抗議を言ってやる!)
クリスタ「エレン!ミカサ!」
エレン「何だよ」
クリスタ「何でアルミンをいじめるの!?」
ミカサ「何を言っているの?」
エレン「ふざけんな!何でいじめるんだよ親友を!?」
クリスタ「しん、ゆう・・・?」
ミカサ「そう。大切な幼馴染をいじめるとでも?私たちが?」
-
- 16 : 2015/08/20(木) 09:10:45 :
- クリスタ「幼馴染・・・?」
エレン「そうだよ!行くぞミカサ!」
ミカサ「ええ!」
クリスタ(親友と、幼馴染・・・?)
クリスタ(昔、いじめて、あやまりたいのかな・・・あの二人)
クリスタ(だとしたら、仲をとりもってあげないと)グッ
ユミル「やめとけ、クリスタ」
クリスタ「ユミル!?何で?」
ユミル「お前が余計なことに首をつっこむな」
クリスタ「アルミンが、かわいそうじゃない・・・」
-
- 17 : 2015/08/20(木) 09:14:45 :
- アルミン(誰とも仲良くしなければ、誰も被害にあわない)
アルミン(感情を持たなければ、友をほしいとも思わない)
-
- 18 : 2015/08/20(木) 14:51:16 :
- アルミン(だから、僕は・・・)
コニー「アルミン」
アルミン「何」
コニー「あの二人が、そんなに弱いとは思えないぞ」
アルミン「・・・」
コニー「アニに蹴られても、ハゲ先生に怒鳴られても、毎日C組に来たんだぜ?」
コニー「並大抵のことじゃねえよ」
キース「スプリンガー。誰がハゲ先生だって・・・?」
コニー「ヒイイイイ!なんも言ってません!」
キース「この馬鹿者!ブラウスの餌にするぞ!」
-
- 19 : 2015/08/20(木) 15:41:54 :
- コニー「それだけは、それだけはやめてくださいごめんなさい!」
キース「まあいい。分をわきまえるんだな」
コニー「あれ?アルミン?アールミィン?」
-
- 20 : 2015/08/20(木) 15:44:24 :
- アルミン(解ってる)
アルミン(あの二人が簡単に折れないことぐらい、解ってる)
アルミン(でももう____!)
『へっ、ざまあ。あんなのと関わるのが間違いだったんだよ』
『ホント、情けない』
アルミン(いやなんだ____!)
-
- 21 : 2015/08/20(木) 15:48:37 :
- 誰も見てないので今日は終わり
-
- 22 : 2015/08/21(金) 09:14:46 :
- 見てまーす
-
- 23 : 2015/08/21(金) 12:56:26 :
- 書き始めます!
-
- 24 : 2015/08/21(金) 12:59:38 :
- ???「・・・だから、早く・・・をあやまろうぜ」
???「アルミンに、私たちが・・・を言わなければ」
クリスタ「誰だろ?」
クリスタ「なんだ、ミカサとエレンか」
クリスタ(やっぱりいじめてごめんってあやまりたいんだ!)
クリスタ(よし!名誉挽回のチャァンス!」
エレン「クリスタ?なにぶつぶつ言ってるんだよ」
クリスタ「うわあびっくりした。あ、そうだ。今日の六時に巨人公園に来てくれない」
-
- 25 : 2015/08/21(金) 13:12:05 :
- ミカサ「良いけれど、何故?」
クリスタ「来たらいいことがあるよ☆」
エレン「なんだその一昔の詐欺みたいなのは」
クリスタ「まぁまぁ」
ミカサ「まぁいい。暇だし行こうエレン」
エレン「まったく・・・解ったよ」
クリスタ(よっしゃ第一段階成功!)
-
- 26 : 2015/08/21(金) 13:25:01 :
- クリスタ(次は第二段階・・・もっとも難解だ)
クリスタ(アルミンの説得!)
クリスタ「アルミィン!アールーミィーン!」
アルミン「騒がしいよ・・・何」
クリスタ「ちょっと来て!いいから!」
アルミン「何で・・・」
-
- 27 : 2015/08/22(土) 06:27:56 :
- エレン「来ないな」
ミカサ「三十分前から来る人間はいない」
エレン「でも、ミカサ「アルミンかも。解っている」
アルミン「帰る」
クリスタ「そんなこと言わずに」
アルミン「帰る」
クリスタ「ちょっといてくれればいいから」
アルミン「か・え・る」ダッ
クリスタ(どうしよう)
クリスタ(名誉挽回どころじゃなかったーー!)
-
- 28 : 2015/08/22(土) 06:31:13 :
- ミカサ「クリスタ」
クリスタ「・・・」スッ
エレン「どうした正座なんかして」
クリスタ「本当に申し訳ありませんでした!」ドケザー
クリスタ「私クリスタ・レンズ、最大級の努力をしたものの報われませんでしたぁ!」
ミカサ「クリスタ・・・」
エレン「まぁいいけどよ・・・その代わり、誰が来る予定だったんだ?」
クリスタ「アルミンエレン「やっぱゆるさねえどうしてくれようか」
ミカサ「パイに入れて焼こうか?」
クリスタ「さっきと態度が違うよ!」
-
- 29 : 2015/08/22(土) 06:40:58 :
- アルミン(さっきはやばかった)
アルミン(なんとも言えない、せつないような・・・)
アルミン(やはり転校するべきか)
ミーナ「あれぇ?何たそがれちゃってんの」クスクス
アルミン「・・・別に」ボソッ
ヒッチ「最近はクリスタに取り入ってんの?」
アルミン「取り入ってない・・・あっちが勝手にくるだけ」
ミーナ「暗に人気者って自慢してるwww」
ヒッチ「ひとりぼっちのくせにwww」ドガッ
アルミン「っ!」
ミーナ「相変わらず弱いねw」ボクッ
アルミン「はぁ・・・はぁ・・・」
???「ちょっとアンタら!私の大切ないとこに何してくれてんの!?」
アルミン(ぺ・・・トラ・・・さん?)
ミーナ「あっちが先に蹴ってきたんですぅ」
ヒッチ「それがいけないのぉ」
ペトラ「心を無くした今のアルミンが暴力なんて振るはずないのよ!」ポン
アルミン(ぼ・・・くを、助け・・・ちゃ、ダメなんだ・・・!)
アルミン「放せ、よ。ほっといてくれよ」ギッ
ペトラ「大丈夫よアルミン。私は合気道七段!」ビシッ
ミーナ「行くよ、ヒッチ」チッ
ヒッチ「うん、ミーナ」
-
- 30 : 2015/08/22(土) 06:45:10 :
- ペトラ「ほらアルミン。一人で、立てる?」
アルミン「立てますよ・・・」ヨロッ
ペトラ「嘘じゃん。久しぶりに家に来なさい」
アルミン「いいです。遠慮します」
ペトラ「でもアルミン「ホントいいですから」
ペトラ「これは逆からやわらかくしていくか?」ポツーン
女の子「ママ!あの人一人でぶつぶつ話してる!怖いいい!」
母親「近くにいっちゃだめよ!」
-
- 31 : 2015/08/22(土) 12:43:49 :
- キース「レンズ」
クリスタ「はい、なんでしょう?」
キース「貴様は最近、アルレルトのことを気にしているな?」
クリスタ「ええ・・・まぁ」
キース「あの三人は誓いを立てるほど仲がよかった」
クリスタ「誓い?」(まさか結婚の!?)
キース「『我ら三人、産まれた時同じにして死ぬときも同じなり。その間守り助け合うことをこれに誓う』というものだ。けして結婚ではない」
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- 32 : 2015/08/22(土) 12:52:06 :
- クリスタ(何で解ったの!?)
キース「そして三人は同じ中学校に入学した。とても仲がよく、イェーガーとアルレルトは親友、イェーガーとアッカーマンは家族、アルレルトとアッカーマンは大の友達にして信頼する人間。『一人は正解に導く力を、一人は突破口を開ける力を、もう一人は必ずあきらめない力がある』・・・というのは私の友人の談だが」
クリスタ「バランスがとれてますね・・・」
-
- 33 : 2015/08/22(土) 12:59:44 :
- キース「四歳で誓いを立ててから、いつもいっしょ。アルレルトがいじめられても、二人は誓い通りアルレルトを守った」
クリスタ(予想と違うな)
キース「アッカーマンは強く、敵う相手はいなかったらしい」
クリスタ「そんなに強かったんですか」
キース「男子六人が一斉に飛び掛った。すると全員吹っ飛ばされた、これが例だな」
クリスタ「怖い」
-
- 34 : 2015/08/22(土) 13:12:01 :
- キース「だが、さすがにアッカーマンやイェーガーにも敵わない敵はいる。ついに二人はぼこぼこにされ、アルレルトの心にヒビが入った」
キース「もともと自罰的な子だったからか、自分のせいで二人が殴られた・・・と自らを追い詰め、心を失った」
クリスタ「心を・・・」(だからあんな能面みたいな顔を・・・)
キース「そしてアルレルトは転校。アッカーマンとイェーガーは守ることができなかったと反省し、守れるように強く、学校にいじめを無くす。その目標を達するため生徒会に立候補したりな」
-
- 35 : 2015/08/25(火) 13:46:10 :
- クリスタ「そんなんじゃ・・・!アルミンの心は戻るんですか!?」
キース「生徒会会長のペトラ・ラルは、アルレルトのいとこでな。彼女の努力により、《心》そのものは取り戻したんだが、《感情》は無くなったままだ。感情が戻ったのは二回だけ・・・お前も知っているはずだ」
クリスタ「私・・・絶対に!頑張ります!」ダッ
キース「あれで良いのか?グリシャ」
グリシャ「ああ。さすがに息子と娘や息子同然の人たちのすれ違いをそのままにしておくわけにもいかないからな」
キース「それより約束のエロ本は」
グリシャ「はい、上げた」スッ
キース「ノオオオオオオオオオオオッッ!」
-
- 36 : 2015/08/30(日) 23:16:50 :
- とても面白いです!期待しています!
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- 37 : 2015/09/05(土) 06:27:58 :
- クリスタ(アルミンが自分のことをほっとけといったのも)
クリスタ(私たちを巻き込まないため・・・!)
『ほっといてよ!』
『最低なんかじゃない』
クリスタ(あの二人のことを___想ってるんだ!!!)
-
- 38 : 2015/09/06(日) 00:49:52 :
- 期待!!
すっごく面白いですっ!
-
- 39 : 2015/09/30(水) 16:23:36 :
- クリスタ「アルミン!」ハァハァ
アルミン「・・・何?」
クリスタ「エレンとミカサが、大好きなんでしょ!?」
アルミン「何をクリスタ「誰よりも、大切なんでしょう!?」
アルミン「そんなこと、ない」
クリスタ「アルミンが首から提げてるロケットペンダント・・・中身は?」
-
- 40 : 2015/09/30(水) 16:31:37 :
- アルミン「何にも入ってなんかいない」
クリスタ「嘘ね。入ってるのは三人の写真でしょ」パチン
アルミン「・・・」
クリスタ「いいかげん、認めたら!?」
アルミン「そうだよ!大好きだよ!」ポロポロ
-
- 41 : 2015/10/02(金) 06:39:45 :
- アルミン「でも・・・二人を傷つけるのはだめなんだ」
アルミン「だから・・・」
クリスタ「もう、傷ついているよ!アルミンが氷だから!アルミンが、仲良くしてくれないから!あのミカサが泣いてたんだよ!?」
アルミン「み、ミカサが・・・?」
クリスタ「そうだよ!」
-
- 42 : 2015/10/02(金) 07:05:43 :
- アルミン好きとして、期待です!
-
- 43 : 2015/10/03(土) 18:30:36 :
- アリガトウゴザイマス!
アルミンは神様です
-
- 44 : 2015/10/03(土) 18:33:59 :
- クリスタ「だからぁ・・・だから・・・????「あれぇ?」
クリスタ「誰!?」
?????「よわっちいアルミンちゃんじゃん。なにぃ?その制服、進学校の自由高校じゃん。さっすが」
アルミン「ほっといてよ」
クリスタ「誰なの、あなたたちは!?」
????「こりゃ失礼。私、ライナーと申します」
?????「僕はベルトルト。よろしく」
アルミン「クリスタに・・・近づくな」
-
- 45 : 2015/10/03(土) 18:36:20 :
- クリスタ(え・・・?)
ライナー「弱い弱い優等生君に何ができるんでちゅかねー?」
ベルトルト「心配しなくても彼女の面倒はちゃんと見てあげるよ?おなか膨れてるかもしれないけど」
ライナー「うわマジかよww」
ベルトルト「だってけっこういいじゃん」
ライナー「まあ確かになw」
アルミン「やめろ・・・」
-
- 46 : 2015/10/03(土) 18:38:42 :
- アルミン「やめろ・・・」
アルミンは怒った。この二人に。
アルミン「ふざけるな・・・」
アルミンは呪った。今クリスタがいてしまうことを。
アルミン「こいつらは・・・」
アルミンは想った。
かならず、同じ間違いは犯さない。
何がなんでもクリスタだけは守る。
と。
アルミン「ぶっ殺す!」
-
- 47 : 2015/10/03(土) 18:42:22 :
- ベルトルト「やれるもんならやってみなw」
アルミン「っあ!」ドガッ
ライナー「へっ、軽い軽い。パンチはもっと強くなきゃな!」ドゴォッ
アルミン「んぐっ!」ゴロゴロ
アルミン「うわああ!」ドッ
ベルトルト「楽楽~♪」ヒュッ
アルミン「うあ!?」
-
- 48 : 2015/10/04(日) 06:32:22 :
- アルミン「うがっ!」
ライナー「自分から壁にぶつかってるしw」
ベルトルト「弱いw」
クリスタ「もういいよアルミン!」バッ
ライナー「おっとお嬢ちゃんが何を出来るの?」
クリスタ「・・・」
-
- 49 : 2015/10/04(日) 06:34:59 :
- ベルトルト「まあコイツももう何も出来なさそうだけどね」
アルミン「うぐぐぐ・・・」
クリスタ「アルミン!」
アルミン「クリスタ・・・逃げて・・・」
ライナー「調子こいてんじゃねぇよ」ドガッ
アルミン「グボッ!」
クリスタ「やめて・・・アルミン・・・ッハ!?」
クリスタが目を見開いた先には、
二人の人影。
-
- 50 : 2015/10/04(日) 06:38:15 :
- アルミン(エレン・・・ミカサ・・・)
ライナー「おっとまたぼこぼこにされたいのかよ?」
エレン「もうされない!そしてアルミンに危害は加えさせない!」ドガッ
ベルトルト「グッ・・・」
アルミン「うわっ」ドタッ
ミカサ「そして私に・・・指一本触れさせぬ!めぇぇぇぇん!」パシィーン
ライナー「うがっ!」
エレン「うらぁっ!」ドドドガッ
アルミン(・・・ああ)
アルミン(やっぱり、二人は・・・僕の、英雄なんだ)
-
- 51 : 2015/10/04(日) 06:41:23 :
- ベルトルト「くっそ!」グイッ
クリスタ「キャァッ!?」
ベルトルト「この女がどうなってもいいのか!?」
ユミル「クリスタァー!」
ペトラ「あんたたちね!」
警察A「ベルトルト・フーバー!ライナー・ブラウン!傷害および猥褻罪で逮捕します!」ガチャン
エレン「・・・立てるか」
アルミン「・・・うん」
-
- 52 : 2015/10/04(日) 06:44:06 :
- アルミン「ありがとう・・・」
エレン「・・・」ドガッ
クリミカ「!?」
アルミン「・・・」
エレン「この馬鹿!なんであいつらと戦ってんだよ!どうして無茶したんだよ!なんで俺らを・・・置いてったんだよ・・・」ムギュッ
アルミン「ご、ごめん・・・ごめんね・・・」
エレン「この・・・馬鹿・・・」
-
- 53 : 2015/10/04(日) 06:45:44 :
- アルミン(人との温もり)
アルミン(人って、こんなにあったかかったんだ・・・)
アルミン「んわああん!うわああああん!」ボロボロ
エレン「・・・」ナデナデ
ミカサ「よかった・・・よかった」ポロリ
-
- 54 : 2015/10/04(日) 06:48:36 :
- 翌日
アルミン「うわぁ待ってよエレン!」
エレン「早くしろよ!」ニヤッ
ミカサ「・・・」クスクス
アルミン「あははっ!」ニコニコ
エレン「じゃあまたお昼ご飯でなー!」
アルミン「うん!」ガラッ
アルミン「おはよう!」ニコッ
女子一同(て・・・)
女子一同「天使様ぁぁぁ!」ダッ
アルミン「うわぁ!?」
-
- 55 : 2015/10/04(日) 06:51:13 :
- クリスタ「ダメ!アルミンは、私の・・・わたしの・・」
アルミン「ははは・・・」
クリスタ「お願いアルミン!無表情に戻って!」
アルミン「ええー?」
女子A(ひるがえるふわりとした金髪、大きな青い瞳・・・天使だ!)
キャーキャー
アルミン(これは無表情のほうがよかったか・・・?)
終わり
-
- 56 : 2015/10/04(日) 06:54:54 :
- クリスタ「経過報告!」
アニ「イェーイ!」
サシャ パチパチ
クリスタ「まず、あのベルなんとかとライナーは、有罪で少年院です!」
アニ「エレンとミカサも補導されかけたけど、生徒会長ペトラさんとアルミンによりなんとかなったみたいだね」
サシャ「ヒッチとミーナは無期限の停学になりました!」
クリスタ「以上、経過報告でしたー!」
アルミンLOVE「続き書くか、コメントお願いします!」
クリスタ「では本当に・・・ ミカサ「終わり☆」
クリスタ(いいとこかっさわれたぁ!)
-
- 57 : 2015/10/05(月) 02:39:46 :
- うん、もう少し詳しく書いてほしかった
-
- 58 : 2015/10/06(火) 03:24:01 :
- クリスタの恋をやってほしい
-
- 59 : 2015/10/07(水) 18:11:20 :
- 名無しさんへ
了解です!
他にもいくつか書いているので、それが一個終わったら
アルクリを書き進めようと思います!
GTさんへ
すいません・・・ちょっと途中キースがクリスタに説明する前は、大幅カットしました。次回は、そこらへんもちょこちょこ出そうと思います。
コメントありがとうございます!
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