このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 01:24:27 はじめまして、もりしおです 初SSとなります。楽しんでいってください 2 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 01:41:26 その日、僕たちは体育館に呼び出されたもちろん、あのクマに「オマエラってさぁ、出たくないわけ?」「……は?」大神さんが死んで1ヶ月くらいたったその間、僕たちはコロシアイを起こさなかった起こさないように……していた「出たくないの?ねぇねぇ!」モノクマはしつこく聞いてくる「何?アンタはコロシアイをしろっていうの?!」「するわけないべ!オーガのためにも皆のためにもここで死ぬわけにはいかないんだべ!!!」「あらあら、バカふたりが何を怒って…うぷぷ」「ば!バカっていうな!!」そんなモノクマと朝日奈さんと葉隠君の喧嘩にしびれをきらせたのか、彼女が口を出した 3 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 01:49:42 「それで私たちに何をさせたいの?」「そうそう、これを投入すればオマエラはコロシアイをすると思うんだ!」「『これ』………?」そういってモノクマがとりだしたのは…「じゃじゃーん!!!『モノクロームライラ』でーす!」「モノクロームライラ……?なんだそれは」腐川さんがモノクマから『それ』とった「ビーズ…みたいな物よ……赤黒いだけでほかは仕掛けなんてないわ…」「こ、これがなんだっていうんだよ…」モノクマはうぷぷ…と笑った「さぁ、なんだろうね……何日かたてばわかると思うよ?」「うぷ、うぷぷぷぷ~!」そう言ってモノクマは姿を消した 4 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 11:10:25 僕たちはとりあえず食堂へ戻ることにした「霧切ちゃん、何か・・・わかった?」霧切さんは首を横にふった「何もわからない・・・ただの赤黒いビーズ、それだけ」「そうなんか・・・」皆の少しの沈黙皆、恐れているかもしれないこの変なビーズだってもしかしたら、人を恐怖に陥れるかもしれないなにが起きても仕方がないのだ僕たちは、そういう事を嫌というほどわかっているんだそれでも・・・それでも僕たちは・・・ 5 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 11:37:36 「おい、いつまでこうしてる」そう言ったのは、やはり十神君だった「動かないと何も始まらないんだろ?」「・・・そ、そうよ!白夜様の言う通りだわ!」「・・・うん、そうだね」「で、でも・・・どうするんだべ?」「・・・」すると朝日奈さんが手を叩いた「あのさ、そのモノクロームライラってやつをどこかに隠そうよ!」「そうね。脱衣所のロッカーでいいんじゃないかしら」「それで決まりだべ!」皆に笑顔が戻る僕も安堵の息をもらした「じゃあ苗木、お前が隠しに行け」「ええっ!?なんで僕が!?」「私も苗木がいいと思うー!」「俺も賛成だべ!」「白夜様が言うなら・・・いいんじゃない?」「私も、苗木君がいいと思うわ・・・」「皆・・・どうして僕に・・・」霧切さんが肩に手をのせてきた「皆あなたのことを一番信頼してるのよ・・・?」葉隠君と朝日奈さん、腐川さんが近づいてきた「そうよ・・・まあ。白夜様には到底及ばないけどね!」「どっちなのさぁ・・・」「苗木っちは安心できるべ!」ただ十神君はそっぽをむいたままだった「・・・俺がお前を選んだ理由くらい自覚しておけ」そして十神君は食堂を出ていったそれって・・・・・・ーーーなんでもない「ありがとう、皆」 6 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 18:49:30 僕はモノクロームライラを手に取ると、早速脱衣所へ向かった上から2番目…左から3番目………よし!ここにしよう!!なんとなく決めたロッカーの扉を開けるもう一度モノクロームライラを見てみた…本当にこれはなんなのだろう例え恐ろしい物だとしても……「絶対…お前の思惑通りにはならないからな!」監視カメラがない中でモノクマに言ってみるもちろん聞こえないのは百も承知だ僕はそのビーズを中に入れようとしたそのとき、ビーズが光った「!?」一瞬の出来事だった「な、なんだろう…」何気なく僕はモノクロームライラを見つめた目を疑った舞園さん舞園さんが見える笑顔の舞園さんが見える笑顔の舞園さんはこっちを見ると近付いてきた笑顔で笑顔で包丁持って楽しそうにこっちに来て包丁持って笑顔で楽しそうに包丁持ってこっちに来て近付いて近づいてちかづいてチカヅイテ「う……」「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ビーズを思いっきり地面に叩きつけたダンダンダンダン踏みつけるダンダンダンダンダンダンダンダン「やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ!!!!!」ビーズの中でも夢でも幻でも舞園さんは見えた嬉しいはずだっただけど嫌だった舞園さんは包丁を持ってた笑顔だったけど殺気が伝わった僕でもわかったダンダンダンダンダンダンダンダン割れることはないけどそれでも踏み続けるやめることはできない「はぁ……はぁ……」疲れて僕は座り込んだ急いでモノクロームライラを拾い、ロッカーの中にいれるそして脱衣所の全てのロッカーの鍵をかけた誰も取らないように、僕なりの考えだ「か、鍵を………」どこかに捨てないと……さっきの光景が蘇るあのまま僕は舞園さんに殺されたかもしれないビーズの中の出来事だけどやけに現実味があったいや、現実味というどころではない僕は………確かに感じた舞園さんは微かに僕に触れていた 7 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 18:54:17 手が僕の服に触った見えた感じたきっとこれは……モノクロームライラは……自分のトラウマを現実に出すことが出来る物かもしれないモノクロームライラを手に取った人のトラウマを読み取りそれを現実に出す………ゾワッ鳥肌がたつこのこと…一応皆に教えないと…………その前に鍵だ鍵は……トラッシュルームで燃やしてしまおうそう思って僕はトラッシュルームへと急いだ 8 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 19:00:51 トラッシュルームに行く途中、さっきの出来事について思い出していた舞園さんは……はっきり言うと僕のトラウマだ僕を犯人に仕立てようとした……でも、舞園さんは死んだ舞園さんの事件の謎が解き終わった時僕は心のどこか奥深くで……舞園さんが死んだ事への安堵の気持ちが出ていたんだもしかしたら僕は処刑されていたのかもしれないって……僕は………僕は…………「苗木君」「!?」肩に手を置かれ、思わず後ろを振り向く「霧切さん……」「どうしたの?」どうしよう…さっきの事、霧切さんには先に言った方がいいかな………うん「実はさ……」 9 : あげぴよ : 2015/08/11(火) 19:18:56 おお…先が気になります。期待です! 10 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 20:00:48 >>9おおっ!ありがとうございます! 11 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 20:16:36 僕は全てを話終え、一息ついた「そう…舞園さんが…」霧切さんは腕を組んだ「ちょっとさ、モノクロームライラの正体を考察してみたんだけど…」「へぇ、教えてくれるかしら?」「うん。….僕はモノクロームライラはトラウマを現実に出す物なのかなって思ったんだ」「トラウマを…?」霧切さんは話にかなり興味をもったようだ「つまりあなたにとって…舞園さんはトラウマなの?」「そ…それは……」「そうなのね?」ズバッと言われると反論すらできない僕は仕方なく頷いた「…まぁ、気持ちはわかるわ。あなたを犯人にしようとした彼女だから…」「…うん」「あなたはモノクロームライラの罠にかかって、トラウマである舞園さんを見てしまったと……」「…」「でも、あなたの言ったことで一つ疑問があるの」「疑問…?」「舞園さんはあなたに触れたんでしょ?」「それはつまり、舞園さんは実体化したということになるわよね?」「……!!」「苗木君…あなたは幸運ね」そうか……あの時僕がモノクロームライラを叩きつけなかったら……僕は死んでいた「あは…幸運……か…」「良かったわね苗木君」「……そうだね」「…これからあなたはどこへ行くの?」「え、えっと…」「そんなたくさんの鍵を持って…」「あ、あのこれは…」「……まぁいいわ。食堂で待ってるわね」「あ…うん、ごめん……」「ありがとう霧切さん」「……お礼を言われる必要はないわよ」霧切さんは少し顔を赤らめたそして食堂へ戻って行った……よし、トラッシュルームへ行こう少し話をできて安心した僕は、トラッシュルームへ向かった 12 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 20:20:31 カチャここも、いい思い出はないどこもかしこもいい思い出はないけどここは……好きではない僕は鍵を見つめるちょうど当番だったので、鍵を開けるそして鍵を全て投げ込んだ溶けるのにはまだ時間はかかるけど、何時間もすればなくなるだろうもう一度一息ついて、僕はトラッシュルームを後にした 13 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/12(水) 23:53:08 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「つまんないの」■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 14 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/13(木) 00:21:24 食堂に入って真っ先に目に入ったのは腐川さんだった「あらやだまーくんお帰りなさいッ!」「って、ジェノサイダー!?」「いきなりくしゃみしたんだべ…」「くしゃみなんだ……」「そこの水泳巨乳馬鹿!!白夜様はどこだ!!」「す、水泳きょ……!?!?」「あ、朝日奈っち落ち着くべ!!」「十神君の場所は誰にもわからないわ」「もしかして白夜様……大!?大?!大変!!かなり時間がかかっているわ!!痔!?痔かしらん!?」「ジェ、ジェノサイダー………」「白夜様!アタシも大してくるわ!ゲーラゲラゲラゲラ!!!!」ジェノサイダーは外に出ていってしまった「女の子……だよね?」僕は苦笑いをしながら言った「どうかしら」「えっ!?」「冗談よ」霧切さんはクスリど笑った以前は感情を出さない彼女だったけど、大神さんの件のあと、かなり人が変わった僕は霧切さんを見つめ………「びゃ、白夜様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」「!?」外でとても大きな声がしたジェノサイダーの声だ「き、霧切さん!」「えぇそうね…皆、行きましょう」僕たちは急いで食堂を出た 15 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/13(木) 00:44:20 僕らは手分けして十神君とジェノサイダーを探した「びゃっ、びゃびゃびゃびゃびゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ほとんど日本語になってない悲鳴が聞こえる二階からだ!!僕は二階へ走った「苗木!!」階段を登り終えたとき、朝日奈さんに声をかけられた「こっち!図書室!!!」「わ、わかった!」朝日奈さんのあとを追って走る図書室の前に、もう皆はいたジェノサイダーは倒れているけど…ただ、それよりも目に入ったのは………地面に膝をつき、頭を抱えてうめいている十神君だった「十神君っ!?」「待って!」十神君のそばで座ってた霧切さんが声を大きくするでも冷静だった「十神君……何があったの?」「う…うぁぁ……」「落ち着いて十神君。何が起きたの?」「いっ……いぁっ……」「十神君」「やっ……やえっ……」「やめろやめろやめろやめろっ!!!!!」「…っ!?」「と、十神!!?」十神君は暴れだした綺麗な髪さえもぐしゃぐしゃにし、手を振り回していた爪で何かを切りそうな勢いで「苗木君っ!」霧切さんに呼ばれ、僕はハッとした十神君を抑えないと……!急いで僕は十神君を抑えるその時、爪で顔を切られた「っ……!」少し血がでる油断してしまったすぐに十神君は僕に馬乗りの状態になってきた首を締め付けられる「がっ………あっ…………」息が苦しい辛い「苗木!!!!」その声を聞いた瞬間、いっきに息が楽になった「がっ、ガホッ!!ゲホゲホッ!!!」咳き込むその間に、朝日奈さんと霧切さんが十神君を捕まえていた「十神っち…………許してくれ!」葉隠君が十神君の首を思いっきり叩く十神君は力が抜けたようにもう動かなくなった 16 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/13(木) 00:56:38 十神君が動かなくなったのを確認した霧切さんは、僕のもとへやってきた「苗木君…大丈夫?」「大丈夫かー?」「大丈夫……?」三人とも僕を心配してくれた「う…ん、もう大丈夫だよ……」「皆、ありがとう」「どういたしまして」朝日奈さんが嬉しそうに笑う「………十神君」一体彼に何が起きたんだろう「相当パニック状態だったわね」「そうだな…十神っちに何が起きたんだべ?」「……んぅ……」振り向くと腐川さんが起き上がっていた「私は一体…?」「………って白夜様!?!?」「あ、腐川さん…これは……」「あんた達白夜様に何をして……どうしたの苗木」「えっ…?」「首に傷があるじゃない……」「あぁ、これは……」「十神君がつけたものよ」霧切さんが返してくれる「そんな……!?白夜様がそんなこと………」「……この状況からいくとそれしかありえないわね……」「そうでしょ?十神がいきなり暴れだして……」……………ああれあれあれあれあれなんで?どうして??「…苗木君?」どうして……どうして!!!!!「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!!!」「な、苗木っち?」どうしてここに……十神君の近くにあったビーズを拾い上げる見覚えがある「なんでモノクロームライラが落ちているんだ………」 17 : トマト×100 : 2015/08/13(木) 15:19:32 期待です! 18 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/24(月) 22:41:32 >>17ありがとうございますっ!! 19 : カノン@復帰致しました : 2015/08/25(火) 23:27:59 期待してます執筆頑張ってください! ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 01:24:27 はじめまして、もりしおです 初SSとなります。楽しんでいってください 2 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 01:41:26 その日、僕たちは体育館に呼び出されたもちろん、あのクマに「オマエラってさぁ、出たくないわけ?」「……は?」大神さんが死んで1ヶ月くらいたったその間、僕たちはコロシアイを起こさなかった起こさないように……していた「出たくないの?ねぇねぇ!」モノクマはしつこく聞いてくる「何?アンタはコロシアイをしろっていうの?!」「するわけないべ!オーガのためにも皆のためにもここで死ぬわけにはいかないんだべ!!!」「あらあら、バカふたりが何を怒って…うぷぷ」「ば!バカっていうな!!」そんなモノクマと朝日奈さんと葉隠君の喧嘩にしびれをきらせたのか、彼女が口を出した 3 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 01:49:42 「それで私たちに何をさせたいの?」「そうそう、これを投入すればオマエラはコロシアイをすると思うんだ!」「『これ』………?」そういってモノクマがとりだしたのは…「じゃじゃーん!!!『モノクロームライラ』でーす!」「モノクロームライラ……?なんだそれは」腐川さんがモノクマから『それ』とった「ビーズ…みたいな物よ……赤黒いだけでほかは仕掛けなんてないわ…」「こ、これがなんだっていうんだよ…」モノクマはうぷぷ…と笑った「さぁ、なんだろうね……何日かたてばわかると思うよ?」「うぷ、うぷぷぷぷ~!」そう言ってモノクマは姿を消した 4 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 11:10:25 僕たちはとりあえず食堂へ戻ることにした「霧切ちゃん、何か・・・わかった?」霧切さんは首を横にふった「何もわからない・・・ただの赤黒いビーズ、それだけ」「そうなんか・・・」皆の少しの沈黙皆、恐れているかもしれないこの変なビーズだってもしかしたら、人を恐怖に陥れるかもしれないなにが起きても仕方がないのだ僕たちは、そういう事を嫌というほどわかっているんだそれでも・・・それでも僕たちは・・・ 5 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/10(月) 11:37:36 「おい、いつまでこうしてる」そう言ったのは、やはり十神君だった「動かないと何も始まらないんだろ?」「・・・そ、そうよ!白夜様の言う通りだわ!」「・・・うん、そうだね」「で、でも・・・どうするんだべ?」「・・・」すると朝日奈さんが手を叩いた「あのさ、そのモノクロームライラってやつをどこかに隠そうよ!」「そうね。脱衣所のロッカーでいいんじゃないかしら」「それで決まりだべ!」皆に笑顔が戻る僕も安堵の息をもらした「じゃあ苗木、お前が隠しに行け」「ええっ!?なんで僕が!?」「私も苗木がいいと思うー!」「俺も賛成だべ!」「白夜様が言うなら・・・いいんじゃない?」「私も、苗木君がいいと思うわ・・・」「皆・・・どうして僕に・・・」霧切さんが肩に手をのせてきた「皆あなたのことを一番信頼してるのよ・・・?」葉隠君と朝日奈さん、腐川さんが近づいてきた「そうよ・・・まあ。白夜様には到底及ばないけどね!」「どっちなのさぁ・・・」「苗木っちは安心できるべ!」ただ十神君はそっぽをむいたままだった「・・・俺がお前を選んだ理由くらい自覚しておけ」そして十神君は食堂を出ていったそれって・・・・・・ーーーなんでもない「ありがとう、皆」 6 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 18:49:30 僕はモノクロームライラを手に取ると、早速脱衣所へ向かった上から2番目…左から3番目………よし!ここにしよう!!なんとなく決めたロッカーの扉を開けるもう一度モノクロームライラを見てみた…本当にこれはなんなのだろう例え恐ろしい物だとしても……「絶対…お前の思惑通りにはならないからな!」監視カメラがない中でモノクマに言ってみるもちろん聞こえないのは百も承知だ僕はそのビーズを中に入れようとしたそのとき、ビーズが光った「!?」一瞬の出来事だった「な、なんだろう…」何気なく僕はモノクロームライラを見つめた目を疑った舞園さん舞園さんが見える笑顔の舞園さんが見える笑顔の舞園さんはこっちを見ると近付いてきた笑顔で笑顔で包丁持って楽しそうにこっちに来て包丁持って笑顔で楽しそうに包丁持ってこっちに来て近付いて近づいてちかづいてチカヅイテ「う……」「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ビーズを思いっきり地面に叩きつけたダンダンダンダン踏みつけるダンダンダンダンダンダンダンダン「やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ!!!!!」ビーズの中でも夢でも幻でも舞園さんは見えた嬉しいはずだっただけど嫌だった舞園さんは包丁を持ってた笑顔だったけど殺気が伝わった僕でもわかったダンダンダンダンダンダンダンダン割れることはないけどそれでも踏み続けるやめることはできない「はぁ……はぁ……」疲れて僕は座り込んだ急いでモノクロームライラを拾い、ロッカーの中にいれるそして脱衣所の全てのロッカーの鍵をかけた誰も取らないように、僕なりの考えだ「か、鍵を………」どこかに捨てないと……さっきの光景が蘇るあのまま僕は舞園さんに殺されたかもしれないビーズの中の出来事だけどやけに現実味があったいや、現実味というどころではない僕は………確かに感じた舞園さんは微かに僕に触れていた 7 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 18:54:17 手が僕の服に触った見えた感じたきっとこれは……モノクロームライラは……自分のトラウマを現実に出すことが出来る物かもしれないモノクロームライラを手に取った人のトラウマを読み取りそれを現実に出す………ゾワッ鳥肌がたつこのこと…一応皆に教えないと…………その前に鍵だ鍵は……トラッシュルームで燃やしてしまおうそう思って僕はトラッシュルームへと急いだ 8 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 19:00:51 トラッシュルームに行く途中、さっきの出来事について思い出していた舞園さんは……はっきり言うと僕のトラウマだ僕を犯人に仕立てようとした……でも、舞園さんは死んだ舞園さんの事件の謎が解き終わった時僕は心のどこか奥深くで……舞園さんが死んだ事への安堵の気持ちが出ていたんだもしかしたら僕は処刑されていたのかもしれないって……僕は………僕は…………「苗木君」「!?」肩に手を置かれ、思わず後ろを振り向く「霧切さん……」「どうしたの?」どうしよう…さっきの事、霧切さんには先に言った方がいいかな………うん「実はさ……」 9 : あげぴよ : 2015/08/11(火) 19:18:56 おお…先が気になります。期待です! 10 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 20:00:48 >>9おおっ!ありがとうございます! 11 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 20:16:36 僕は全てを話終え、一息ついた「そう…舞園さんが…」霧切さんは腕を組んだ「ちょっとさ、モノクロームライラの正体を考察してみたんだけど…」「へぇ、教えてくれるかしら?」「うん。….僕はモノクロームライラはトラウマを現実に出す物なのかなって思ったんだ」「トラウマを…?」霧切さんは話にかなり興味をもったようだ「つまりあなたにとって…舞園さんはトラウマなの?」「そ…それは……」「そうなのね?」ズバッと言われると反論すらできない僕は仕方なく頷いた「…まぁ、気持ちはわかるわ。あなたを犯人にしようとした彼女だから…」「…うん」「あなたはモノクロームライラの罠にかかって、トラウマである舞園さんを見てしまったと……」「…」「でも、あなたの言ったことで一つ疑問があるの」「疑問…?」「舞園さんはあなたに触れたんでしょ?」「それはつまり、舞園さんは実体化したということになるわよね?」「……!!」「苗木君…あなたは幸運ね」そうか……あの時僕がモノクロームライラを叩きつけなかったら……僕は死んでいた「あは…幸運……か…」「良かったわね苗木君」「……そうだね」「…これからあなたはどこへ行くの?」「え、えっと…」「そんなたくさんの鍵を持って…」「あ、あのこれは…」「……まぁいいわ。食堂で待ってるわね」「あ…うん、ごめん……」「ありがとう霧切さん」「……お礼を言われる必要はないわよ」霧切さんは少し顔を赤らめたそして食堂へ戻って行った……よし、トラッシュルームへ行こう少し話をできて安心した僕は、トラッシュルームへ向かった 12 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/11(火) 20:20:31 カチャここも、いい思い出はないどこもかしこもいい思い出はないけどここは……好きではない僕は鍵を見つめるちょうど当番だったので、鍵を開けるそして鍵を全て投げ込んだ溶けるのにはまだ時間はかかるけど、何時間もすればなくなるだろうもう一度一息ついて、僕はトラッシュルームを後にした 13 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/12(水) 23:53:08 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「つまんないの」■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 14 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/13(木) 00:21:24 食堂に入って真っ先に目に入ったのは腐川さんだった「あらやだまーくんお帰りなさいッ!」「って、ジェノサイダー!?」「いきなりくしゃみしたんだべ…」「くしゃみなんだ……」「そこの水泳巨乳馬鹿!!白夜様はどこだ!!」「す、水泳きょ……!?!?」「あ、朝日奈っち落ち着くべ!!」「十神君の場所は誰にもわからないわ」「もしかして白夜様……大!?大?!大変!!かなり時間がかかっているわ!!痔!?痔かしらん!?」「ジェ、ジェノサイダー………」「白夜様!アタシも大してくるわ!ゲーラゲラゲラゲラ!!!!」ジェノサイダーは外に出ていってしまった「女の子……だよね?」僕は苦笑いをしながら言った「どうかしら」「えっ!?」「冗談よ」霧切さんはクスリど笑った以前は感情を出さない彼女だったけど、大神さんの件のあと、かなり人が変わった僕は霧切さんを見つめ………「びゃ、白夜様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」「!?」外でとても大きな声がしたジェノサイダーの声だ「き、霧切さん!」「えぇそうね…皆、行きましょう」僕たちは急いで食堂を出た 15 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/13(木) 00:44:20 僕らは手分けして十神君とジェノサイダーを探した「びゃっ、びゃびゃびゃびゃびゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ほとんど日本語になってない悲鳴が聞こえる二階からだ!!僕は二階へ走った「苗木!!」階段を登り終えたとき、朝日奈さんに声をかけられた「こっち!図書室!!!」「わ、わかった!」朝日奈さんのあとを追って走る図書室の前に、もう皆はいたジェノサイダーは倒れているけど…ただ、それよりも目に入ったのは………地面に膝をつき、頭を抱えてうめいている十神君だった「十神君っ!?」「待って!」十神君のそばで座ってた霧切さんが声を大きくするでも冷静だった「十神君……何があったの?」「う…うぁぁ……」「落ち着いて十神君。何が起きたの?」「いっ……いぁっ……」「十神君」「やっ……やえっ……」「やめろやめろやめろやめろっ!!!!!」「…っ!?」「と、十神!!?」十神君は暴れだした綺麗な髪さえもぐしゃぐしゃにし、手を振り回していた爪で何かを切りそうな勢いで「苗木君っ!」霧切さんに呼ばれ、僕はハッとした十神君を抑えないと……!急いで僕は十神君を抑えるその時、爪で顔を切られた「っ……!」少し血がでる油断してしまったすぐに十神君は僕に馬乗りの状態になってきた首を締め付けられる「がっ………あっ…………」息が苦しい辛い「苗木!!!!」その声を聞いた瞬間、いっきに息が楽になった「がっ、ガホッ!!ゲホゲホッ!!!」咳き込むその間に、朝日奈さんと霧切さんが十神君を捕まえていた「十神っち…………許してくれ!」葉隠君が十神君の首を思いっきり叩く十神君は力が抜けたようにもう動かなくなった 16 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/13(木) 00:56:38 十神君が動かなくなったのを確認した霧切さんは、僕のもとへやってきた「苗木君…大丈夫?」「大丈夫かー?」「大丈夫……?」三人とも僕を心配してくれた「う…ん、もう大丈夫だよ……」「皆、ありがとう」「どういたしまして」朝日奈さんが嬉しそうに笑う「………十神君」一体彼に何が起きたんだろう「相当パニック状態だったわね」「そうだな…十神っちに何が起きたんだべ?」「……んぅ……」振り向くと腐川さんが起き上がっていた「私は一体…?」「………って白夜様!?!?」「あ、腐川さん…これは……」「あんた達白夜様に何をして……どうしたの苗木」「えっ…?」「首に傷があるじゃない……」「あぁ、これは……」「十神君がつけたものよ」霧切さんが返してくれる「そんな……!?白夜様がそんなこと………」「……この状況からいくとそれしかありえないわね……」「そうでしょ?十神がいきなり暴れだして……」……………ああれあれあれあれあれなんで?どうして??「…苗木君?」どうして……どうして!!!!!「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!!!」「な、苗木っち?」どうしてここに……十神君の近くにあったビーズを拾い上げる見覚えがある「なんでモノクロームライラが落ちているんだ………」 17 : トマト×100 : 2015/08/13(木) 15:19:32 期待です! 18 : もりしおHZ/BEhwC8Q : 2015/08/24(月) 22:41:32 >>17ありがとうございますっ!! 19 : カノン@復帰致しました : 2015/08/25(火) 23:27:59 期待してます執筆頑張ってください! ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。