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リヴァイ『手紙』
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- 1 : 2015/08/08(土) 00:38:48 :
- 暖かい目で見守ってください!
コメントたくさん頂けるとすごく嬉しいです!
わからないことも沢山あるのでアドバイスなども頂けると勉強になります!
なんでもいいのでぜひぜひコメントよろしくお願いします!
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- 2 : 2015/08/08(土) 00:56:14 :
- 『兵長!』
『お久しぶりです!』
『会えてとても嬉しいです!』
『お前ら…きてくれたのか…』
『もちろん!俺は人類に心臓を捧げると誓った兵士ですが、リヴァイ兵長とお会いしてからは兵長にも捧げていたんですから!』
『あぁ…ゆっくりしていけ…紅茶をいれてやる』
『…ごめんなさい、兵長』
『俺らはもうすぐもどらなければ…』
『もう…来られないかもしれませんが…』
『俺たちの分まで…生きてください』
『…まて…いや、まってくれ』
『ダメなんですよ、兵長』
『兵長、また今度、お元気で!』
『なるべくゆっくり来てくださいね』
『待て、待ってくれ…頼む…』
彼らは自由の翼を背負ってきた。
その翼が彼らをつつむ…
彼らは段々と羽になっていく。
『おい、お前ら…俺を置いていくな…!』
『ごめんなさい、でも兵長なら大丈夫と信じています』
彼らの目には涙がたまっている。
しかし、綺麗な微笑みをうかべる。
彼らは心臓を捧げる敬礼をしながら
去って行く…
『…ッ…お前ら…』
『待ってくれ…!!』
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- 3 : 2015/08/08(土) 00:56:59 :
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- 4 : 2015/08/08(土) 01:04:11 :
- 「………っっ!!」
「…夢、か…」
リヴァイは身を起こす。
いつもと変わらない、塵ひとつない部屋。
埃をたてないよう、ゆっくりとベッドからおりる。
「ひでぇ顔だな…」
ふと覗いた鏡には、まぶたを腫らした-人類最強-の顔がうつっていた。
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- 5 : 2015/08/08(土) 22:52:12 :
- ガチャリ
『兵長!おはようございます!』
『兵長!気持ちの良い朝ですね!』
『兵長!朝ごはんできましたよ!』
ガチャッ!!!
『兵長!おはようございます』
『オルオ遅い!』
『お前ら…俺がなぜこの時間に来たかわかるか?わからないだろうな。なぜわからないかわかるか?それはお前らが俺の域に達していないかr』
『オルオうるさい、蹴るよ』
『いや、ペトラ、もう蹴ってるぜ?』
「……………!?」
リヴァイは目を閉じ擦った。
その光景が消えないことに微かな期待を胸に秘めて
「…兵長?」
…いや、幻だった。
「あぁ、エレン。」
「いえ、兵長が入ってきたかとおもったら、いきなり目を閉じてしまったので…どうなさったのかと…」
「すまん。少々考え事だ」
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- 6 : 2015/08/09(日) 21:38:15 :
- 信じたくねぇ。
でも、これが現実≪リアル≫なんだ。
もう、何がなんだかわからないような、
『心』全部失って…
でも、涙が枯れることはなくて
お前ら…こんな姿見せちまって…すまねぇ。
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- 7 : 2015/08/09(日) 21:44:08 :
- お前らは今、独りぼっちなのか?それとも隣に仲間がいるか?
俺にはわからない。
どちらにしても寂しかったり、辛かったりしないか?
あぁ、雨が降っている。
これはお前らが泣いているのか?
泣いていると、雨に変わるのか…?
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- 8 : 2015/08/11(火) 00:00:21 :
- お前らは巨人を絶滅させるという志を持っていて、
それを誇りに思っていて、
でも、それを果たせず死んでいった。
悔しいよな…
俺もだ。
だけどお前ら四人がその希望を追いかけて空を翔ぶ姿は、心に刻みついていて、輝いている。
あの日の声が耳から離れねぇ。
あの場所とそこからみた景色は目に焼きついているんだ。
この景色は、相変わらずだ。
でも、四人が足りねぇから何かちげぇんだ。
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- 9 : 2015/08/11(火) 00:20:26 :
- あ、何か楽しいことがあったか?
旅の途中で
なぜかって、雨が止んだからだ。
綺麗に晴れて、虹もでているからな。
珍しいな…綺麗だ。
笑顔が眩しかったお前らにぴったりだな。
別れの言葉も言えねぇで離ればなれになっちまって心残りがあるか?
俺は後悔してる。
でも、お前らのことだ。
きっと笑顔でみてるんだろうな。
……ニヤニヤしてんなよ、気色わりぃ。
いつか俺がそっちにいくことになったらまた
………仲間になってくれよな。
大丈夫だ、心配すんなよ。
俺だって頑張れるんだからな。
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- 10 : 2015/08/13(木) 21:23:51 :
- 最期の会話、覚えているか?
俺の心には、はっきり残っている。
エルドは皆のリーダー格で…やっぱり格好良くて…
オルオは俺やペトラ、エレンに良いところ見せようと思って…舌噛んで…
ペトラはオルオを罵りながらも…手当てしてて…
向日葵のように笑っていて…
グンタはそんな二人を呆れて眺めてて…でも、優しく見守っていて…
…ッ………
四人のチームワークは最高で…
……クッ……
伝えたいことは沢山ある。
もちろんこれからも増えていくと思う。
今は、胸の中にしまっておこう。
いつか、お前ら全員に、手紙を書けるように。
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- 11 : 2015/08/13(木) 21:34:56 :
- 謝罪の言葉も、礼も、何も言えないうちに、
お前らはあっという間に遠い所に行っちまったな。
それこそ声も何も届かないくらい遠い場所だ。
こんなことなら…言っておけば良かったな…。
お前らは、俺の…誇りだ。
大事で、大好きな、仲間だ。
かけがえのないお前ら…
いつか、手紙を届けよう。
それまで、待ってろよ。
あまり遠くにいくなよ。
追い付くのが大変だからな。
「またいつか、な…………」
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- 12 : 2015/08/13(木) 21:41:30 :
- はい!これにて終了です!
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、これはある曲のパロディです
聴いたときに、これはリヴァイの心にピッタリじゃないか?と思ったもので…
かなり短い+駄作になってしまいましたね⤵
これからもっと皆様のssを見て勉強していきたいと思います!
見ていただきありがとうございました!!!
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- 13 : 2015/08/14(金) 23:01:55 :
- 感動しましたてか、泣きました。素敵な作品です‼
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- 14 : 2015/08/15(土) 10:07:03 :
- >>13 リヴァペト大好きさん!
見ていただきありがとうございました!
コメントもありがとうございます!コメント頂いたの初めてで、とても嬉しいです!!
感動したなんて…嬉しすぎて泣いちゃいます(T∀T)
おほめの言葉も頂き光栄です!
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