この作品は執筆を終了しています。
アルミン「正直になれなかった二人」
-
- 1 : 2015/08/05(水) 11:32:55 :
- 久しぶりに投稿します
-
- 2 : 2015/08/05(水) 11:33:09 :
- ミカサ「だからエレンは私がいないと何も出来ない」
ミカサ「あんな格闘女のことなんて無視して私とするべき」
ミカサ「いくら格闘女と練習していてもエレン、あなた全く成長してない」
アニ「ちょっといい?格闘女って私のこと?」
ミカサ「あなた以外にだれがいるの?」クスッ
ミカサ(これでアニが私に暴力を振れば…エレンと!)
アルミン(なんでミカサは朝から喧嘩しようとするんだ!)
アニ「そう…格闘女ね…」
ミカサ「いいエレン。エレンは私と組むことで強くなる」
ミカサ「エレンわかっtエレン「朝食終わったら倉庫裏に来てくれ」
ミカサ「もちろん行く、そこで私と強くなろう」
エレン「アルミン悪いけど俺の食器片しといてくれ」
アルミン「あぁ…分かったよ」
-
- 3 : 2015/08/05(水) 11:33:45 :
- アルミン「急にどうしたのさミカサ?」
アルミン「言い過ぎだよ…いくらエレンでも」
ミカサ「言い過ぎてない、普通」
ミカサ「そして呼び出された。あれは認めてくれた」
アルミン「君ってやつは」ハァ
アルミン「まあいいや、帰ってきた後で詳しく聞くよ」
ミカサ「うん」
アルミン「じゃあ僕は食器片してくるよ」タッタッタ
ミカサ「少し言い過ぎたのかな」ボソッ
アルミン「アニさっきミカサ言ったこと忘れてあげて」
アニ「分かってるよ、どうせ何か企んでるだろ?」
アルミン「そうだといいけど、何企んでるかは分からないな~ハハ」
アニ「本当の事だしそこまで気にしてない」
アルミン「アニってさ…嘘つくの下手だよね」
アニ「何を根拠に」
アルミン「ふふ、また後で言うよ、じゃあね」
アニ「変なやつ」
-
- 4 : 2015/08/05(水) 11:34:56 :
- ミカサ「そろそろ行こう」
倉庫裏
エレン「なんなだよ…ミカサ!黙って聞いてれば好き勝手言って…アニのこと馬鹿にしやがって…」
エレン「何も出来ないって分かってるのに…」
エレン「こんなのじゃ──────」
ガサッ
ミカサ「おまたせ」
ミカサ「さあ早く練習しよう」
エレン「練習なんていい…」
エレン「はっきり言う」
ミカサ(ドキドキ)
エレン「もう…お前の顔なんて見たくない」
ミカサ(うんうん…えっ)
エレン「これだけだ、じゃあな」
ミカサ「待って!まだ練習してない!」ガシッ
エレン「離せ」
ミカサ「嫌だ!」
ミカサ「エレンは格闘女に騙されtエレン「いいから離せよ!!」
ミカサ「!!」ビクッ
エレン「離さないなら手出すぞ」
ミカサ「お願いだから…」ギュッ
エレン「いい加減しねぇと」
ジャン「女に手出すのか?らしくねぇな」
エレン「…」
エレン「ふんっ」スタスタ
-
- 5 : 2015/08/05(水) 17:32:28 :
- ジャン「って行っちゃったな」
ミカサ「怖かった」ブルブル
ジャン「立てるかミカサ?」
ミカサ「怖い…」
ジャン「そうか…」背中さする
ミカサ「エレンに…嫌われた…また…家族がいなくなっちゃう」ポロポロ
ジャン「大丈夫だ、心配すんなって」
ミカサ「ジャン…」ウルウル
ジャン(どうすっか…泣かれたら俺のせいみたいなるし…)
ジャン(かといって泣くの我慢させても辛そうだし…)
ジャン(考えろ!!)
ミカサ「ひっぐ…うぅ…」ポロポロ
ジャン(泣いちゃったジャンかぁぁ!)
ジャン(どうする?!)
ジャン「気がすむまで泣いてもいいんだ」
ミカサ「うっ…うっ…」
ジャン(これで良かったのか?!)
-
- 6 : 2015/08/05(水) 17:33:52 :
- 数分後
ミカサ「ふぅ…ふぅ…」
ジャン「落ち着いたか?」
ミカサ「うん…迷惑かけた」
ジャン「なら俺は戻るぜ、もうすぐ訓練始まるし」
ミカサ「ジャン」
ジャン「ん?なんだ?」
ミカサ「ありがとう」
ジャン「おう、元気だせよ」タッタッタ
ミカサ「どうしよう」
-
- 7 : 2015/08/05(水) 17:34:29 :
- エレン「あぁ!何やってんだ!!」
エレン「言いたいことが言えなかった!」
エレン「どうすっか…今更ごめんとか言えない」
ライナー「困ってるみたいだな」
エレン「ライナーか…」
ライナー「相談になら乗るぜ」
エレン「あぁ…実は────」
ライナー「なるほどなぁお前の気持ちは分からなくもない」
ライナー「ミカサも正直になれなかったんじゃないか?」
ライナー「あまりミカサのこと知らねぇけど」
エレン「カッとなってしまってな…」
ライナー「当分の間は少し距離を置こう、下手に近づいたら悪くなるかもしれん」
エレン「そうするよ、ありがとうライナー」
ライナー「また何かあったら相談してくれ」
エレン「頼りになる兄貴みてぇだ」
ライナー「はは、嬉しいな」
-
- 8 : 2015/08/05(水) 17:35:28 :
- ミカサ「ドウシヨウ ドウシヨウ ドウシヨウ」トボトボ
アルミン「あ、ミカサー!」
ミカサ「ア、アルミン…私もうダメかもしれない」
アルミン「落ち着いて落ち着いて、なんであんな事言ったのか教えて!」
ミカサ「実は…」
それは三日前の出来事
───────
────
──
ミカサ「教官に資料運んで来いと言われたけど…」
ミカサ「ノックしても返事がない」
ミカサ「資料を運んでるから入っても言い訳ができる」
ガチャ
ミカサ「よいしょっと…あれは」
そこにあったのは訓練兵には公表されない今までの訓練評価が書いてある紙だった
ミカサ「私は平均94p…1位」
ミカサ「アルミンは…78pで18位」
ミカサ「10位入りは難しくない」
ミカサ「あ!エレンは!」
ミカサ「86p…あれ格闘術が一番低い…32p」
ミカサ「格闘女め…」
ガチャ
ミカサ「!!」ササッ
キース「アッカーマンか、何をしている」
ミカサ「資料を運んでいました」
キース「そうか、ご苦労」
-
- 9 : 2015/08/05(水) 18:06:46 :
- ミカサ「ってことがあってアニを責めたし、エレンに気づいてもらいたかった」
アルミン「気づいてもらいたかった?」
ミカサ「格闘女に教えてもらっても上達しないこと…あと」
ミカサ「少しでもいいから私に頼ってほしかった」
ミカサ「エレンと一緒にいたかった…」
アルミン「なるほどねぇ~でも、なんで正直に言えなかったの?」
ミカサ「えっ?」
ミカサ「そ、それは…」モジモジ
ミカサ「言うのが恥ずかしかった」
アルミン「君ってやつは…」ハァ
-
- 10 : 2015/08/05(水) 18:07:08 :
- アルミン「正直に言えば分かってくれるのに」
ミカサ「恥ずかしい…私には難しい」
アルミン「まあエレンのことだ、今はイライラしてるかもしれないから数日は距離を置こう」
ミカサ「それじゃあエレンが…離れてしまう」
アルミン「大丈夫だよ…エレンの事だし」
アルミン「今のエレンに話しかけて、また嫌われたらどうする?」
ミカサ「もう…生きていけない」
アルミン「そこまでは…」
アルミン「関係をアッカーマンさせたくなかったら距離を置くこと」
ミカサ「アルミン」
ミカサ「全く面白くなかった」
アルミン「じょ、冗談だよ!わかった?」
ミカサ「うん…私なりに頑張る」
アルミン「訓練始まるしそろそろ行くよ」
-
- 11 : 2015/08/05(水) 18:07:35 :
- それから4日後
格闘訓練
エレン「ふっ!」
アニ「甘いよ、左足かガラ空きだよ」ブンッ
エレン「えっうわっ!」ドサ
エレン「いってぇ」
アニ「ほら、立ちな」
エレン「わりぃ」
アニ「どうしたんだそんなに困った顔して」
エレン「俺ってさ」
エレン「人を守ることできるかな」
アニ「急になんだい」
エレン「いつも負けてばっか…」
エレン「こんなのでいいのかなーって」
アニ「何行ってるんだ、あんたは成長してるよ」
アニ「弱いわけじゃないよ」
エレン「でもよ…俺自身よく分からないんだ」
アニ「ふーん」
エレン「なんだよ…」
アニ「もう一度やろう」
エレン「格闘訓練か?」
アニ「そうだよ、それ以外なにがあるの」
エレン「そうだな、やるか」
-
- 12 : 2015/08/05(水) 19:23:33 :
- エレン「ふっ!」ビュン
アニ「うっ」
エレン「…」バシ ブン
エレン(なんでだ…妙に攻撃が当たる)
エレン(まさか手加減してんのか?…舐めやがって)
エレン「ここだ!」バシ
ドサッ
アニ「はぁはぁ…」
エレン「アニ手加減すんのはやめてくれ」
アニ「してないよ」
エレン「じゃあなんで」
アニ「最初ころみたいにやってただけだよ
エレン「最初?」
アニ「一年前の入団当初の格闘訓練の時ぐらいでやってただけ」
エレン「なんでだよ」
アニ「はぁ…まだ気づかないの?あんたがちゃんと成長しているってことだよ」
アニ「あんた最初のころ私に攻撃当てれなかったでしょ」
エレン「あの頃はまだ弱かったからに決まってんだろ」
アニ「でも、今のあんたは攻撃を当てれたし、私を倒せた」
エレン「!」
アニ「あんたの成長に合わせてあげてるの、まだ分からないの?」
アニ「私だってあんたに負けたくないから必死に自主錬してるんだよ」
エレン「アニ…俺成長してるか?」
アニ「だから言ってるだろ成長してるし強くなってる」
アニ「心配するな私があんたを強くするよ」
-
- 13 : 2015/08/05(水) 19:23:55 :
- アニ(って勢いで言ったけど…)
エレン「アニ!」
エレン「ありがとうな!」
アニ「礼なんていらないよ」
エレン「それと…アニを超えるから」
エレン「これからも頼む!」
アニ「分かったよ、いつでもかかってきな」
キース「そこの2人話す暇があるなら訓練に集中しろ」
エレアニ「はい!」
エレン「行くぞアニ!」
-
- 14 : 2015/08/05(水) 19:37:01 :
- 期待!
-
- 15 : 2015/08/05(水) 20:37:32 :
- >>14さん
ありがとうございます
アルミン「エレンはだいぶ良くなったけど」チラ
ミカサ「…」ズーン
アルミン「可愛そうだな」
アルミン「ミカサの話で少し疑問が…」
アルミン「そういえば!」
アルミン「アニーー!」
アニ「どうしたんだ、大きい声出して」
アルミン「アニ!エレンって強くなってるよね?」
アニ「入団当初に比べたら…かなり」
アルミン「分かった!ありがとう!」タッタッタ
アニ「あ、聞き忘れた」
アニ「また今度でいいや」
-
- 16 : 2015/08/05(水) 20:38:01 :
- アルミン「僕の考えてることがあってたら」
アルミン「でも、確かめるには教官室に入る必要があって、教官が留守じゃないと無理だ」
アルミン「!!」
アルミン「いいこと考えた!」
-
- 17 : 2015/08/05(水) 20:38:36 :
- アルミン「頼む!この通りだ!」orz
ジャン「そこまでするのか…」
アルミン「頼むよ!」
アルミン「簡単だろ!教官の昼食に下剤を入れるだけの簡単な仕事だ!馬鹿でもできる!!」
ジャン「いやいや」
ジャン「簡単ならアルミンがやれよ」
アルミン「自分の手を汚したくない…それと馬鹿じゃない」ドヤァ
ジャン(こいつゲスい)
アルミン「やってください!」ゴスゴス
ジャン「床に頭打ちすぎて出血してんぞ」
アルミン「いいから!やってください!てか、やれよ!!!!」
ジャン(命令かよ!)
ジャン「分かった!分かったやるよ」
アルミン「よっしゃ!」
ジャン「で?報酬は?」
アルミン「明日の朝と昼のご飯…」
ジャン「まあいいだろう」
アルミン「ありがとうジャン!」
ジャン「お、おう…じゃあ早速行ってくるわ」
アルミン「気をつけてね!」
-
- 18 : 2015/08/05(水) 20:46:29 :
- アルミン……さすが!!
-
- 19 : 2015/08/05(水) 21:23:13 :
- キース「うっ!胃の調子がぁ!」
ジャン(なんとかうまくいったな)
キース「30分休憩だ!」タッタッタ
コニー「サシャ!ハゲがどっか行ったから遊ぼうぜ!」
サシャ「やったぁ!!遊びましょう!」
アルミン「ジャン!ありがとう!」
ジャン「おう!早く行ってたしかめてこい!」
アルミン「ふぅ」ガチャ
アルミン(この時間なら他の人はいない)
アルミン「おっ!早速発見!」
アルミン「強くなっているならあんなに格闘訓練の成績が悪いことはない」
アルミン「ミカサは少々おっちょこちょいだし」
アルミン「どれどれ~」
アルミン「やっぱりだ!早くミカサに伝えよう」
-
- 20 : 2015/08/05(水) 22:31:22 :
- アニカッコイイ~!!(#´>ω<`#)
アニが格闘女なら、ミカサは、腹筋バリバリ女だなっ!!期待!!
-
- 21 : 2015/08/05(水) 22:37:09 :
>>20さん
ありがとうございます
確かにそうなりますね笑
ミカサ「エレンと話さなくなって4日経った」
ミカサ「そろそろ限界…」
アニ「なにボーッとしてんの夕食食べに行くよ」
ミカサ「……うん」
アニ「はぁ、元気出しなよ」
ミカサ「エレンと話したい」
アニ「いつもそればっか」
アニ「たまには自分の事でも考えてみれば?」
ミカサ「自分の事?」
アニ「そうだね…例えばミカサはエレンをどうしたいのか」
ミカサ「どうしたいか…」
アニ「ミカサ、もう少し周りを見なよ」
アニ「見えてなかったものが見えてくるから」
ミカサ「わかった、頭に入れておく」
-
- 22 : 2015/08/05(水) 22:38:13 :
- 夕食
アルミン「ミカサちょっといいかな?」
ミカサ「何かあったの?」
アルミン「ミカサあの時ちゃんとエレンの格闘訓練の成績みた?」
ミカサ「ちゃんと見た…はず」
アルミン「そっか~なら32pとみたいな低い点数には見えないと思うけど」
ミカサ「気になる、早く教えて」
アルミン「ふふ」
アルミン「実はミカサ、ダズの格闘訓練の成績見てたんだよ」
ミカサ「え…嘘だ」
アルミン「エレンの上がダズだったし」
アルミン「それにあの成績表は結構見にくかったから」
ミカサ「じゃあ私は勘違いしてて…アニやエレンに悪いことをしてしまったの?」
アルミン「そうなっちゃうね」
ミカサ「どうしよう」
アルミン「しっかり謝れば許してくれるよ」
ミカサ「そうだといいけど…」
アルミン「あんなことぐらいで関係が絶ってしまう仲なの?」
アルミン「そんな不安にならなくていいんだよ」
ミカサ「!!」
ミカサ「アルミンありがとう」
アルミン「どういたしまして、さっ冷める前にご飯食べよ!」
-
- 23 : 2015/08/05(水) 22:45:07 :
- 夕食後
お風呂
ミカサ「自分がエレンをどうしたいか…」
ミカサ「私はしつこくしすぎたのだろうか」
ミカサ「でも、エレンが心配。おばさんに頼まれたから」
ミカサ「エレンはみんなから信頼されてるし、みんなを信頼してる」
ミカサ「なら、私も…」
ミカサ「違う…私はエレンのそばに居て支えてあげたい」
ミカサ「エレンはみんなから信頼されてる、だから私だけがエレンを守るなんておかしかった」
ミカサ「みんなにも謝ろう…」
ミカサ「やっと正直になれた気がする」
アニ「みんなに謝る必要はないよ」
ミカサ「アニ!」ビクッ
-
- 24 : 2015/08/05(水) 22:54:05 :
- ミカサ「いつから居たの?」
アニ「いつからってあんたが入って来る前からさ」
ミカサ「じゃあ全部聞こえてた?」
アニ「全部聞こえてた」
ミカサ「私としたことが…」
アニ「誰にも言わないよ、安心しな」
ミカサ「それより、何故みんなに謝る必要がないの?」
アニ「ミカサがしていたことは間違ってた訳じゃないよ」
アニ「とても大事な人、それにエレンは家族なんだろ?」
アニ「ミカサは過去に両親を亡くして、おばさんも亡くした」
アニ「家族はもうエレンしかいないなら、過剰に心配してしまうんじゃない?」
ミカサ「エレンは私の恩人であり、家族…2度と家族を失いたくない」
ミカサ「もしアニが私と同じ立場だったらどうする?」
アニ「…分からない」
ミカサ「そっか…ごめんなさい変なことを聞いて」
-
- 25 : 2015/08/05(水) 23:00:09 :
- アニ「別にいいよ」
アニ「あいつはミカサだけじゃなくてアルミンやライナー、ジャンとかたくさんの人が支えられてるでしょ」
アニ「ミカサ1人で支えるなんて難しい…みんなを頼っていいんだよ」
ミカサ「アニ…」ポロポロ
アニ「我慢しなくてもいい…今まで頑張ったね」
アニ「溜め込んでもの全部出しちゃいな」
ミカサ「…」ブクブク
アニ(こいつ潜ってなんか言ってる…)
ミカサ「ボボボッボボボボ…ブクブク」
アニ「馬鹿死ぬよ」グイッ
ミカサ「はぁはぁはぁ」
-
- 26 : 2015/08/05(水) 23:08:23 :
- ミカサ「そういえばアニ」
アニ「ん?」
ミカサ「格闘女とか言ってごめんなさい」
ミカサ「あの時の私はどうかしてた」
アニ「そのことね、別にいいのに」
ミカサ「謝らないといけない」
ミカサ「本当にごめんなさい」
アニ「だからいいって」
ミカサ「…」
ミカサ「アニ…」
アニ「今度はなに?」
ミカサ「アニってエレンのこと狙ってる?」
アニ「は、はぁ?」
ミカサ「ふと思ったから言ってみた」
アニ「狙ってないよ」
ミカサ「そう…アニがエレンを狙ってても狙ってなくてもエレンは私の夫になるから」
アニ「はいはい、頑張りな応援してるから」
ミカサ「うん…それとアニ」
アニ「まだあるの?」
ミカサ「友達になってほしい」ボソ
アニ「なに?何言ってるか聞こえないよ」
ミカサ「だから…その」モジモジ
ミカサ「私の友達に…」
アニ「何言ってんだい、もう友達でしょ」
ミカサ「!!」パァ
アニ「逆上せるからもう出るよ」
ミカサ「アニと会えて良かった」ボソ
-
- 27 : 2015/08/06(木) 08:17:57 :
- 期待d(゚∀゚。)デス!!
ミカサかわいい(*・ω・)ノ
アニとミカサが仲いいssはあんまりないから嬉しい!
-
- 28 : 2015/08/06(木) 22:22:01 :
- >>27さん
ありがとうございます
エレンとミカサが話さなくなって5日目の夕食の時間
エレン「なあアルミン」
アルミン「謝りに行くの?」
エレン「なんで、分かんだよ…あってるけど」
アルミン「どう話しかければいいか分からないんでしょ?」
エレン「…あぁ」
アルミン「しょうがないな…じゃあ夕食終わってから30分後にグラウンドのベンチに来て」
エレン「そんなでいいのか??」
アルミン「君のためだよ、僕に任せて」
エレン「よく分からないけど、ありがとな!」
アルミン(これでミカサも元気になるかな)
エレン(伝えたいこと全部言うんだ…)
-
- 29 : 2015/08/06(木) 22:22:25 :
- 夕食後
アルミン「ミカサ!月が綺麗だから見に行かない?」
ミカサ「今日は曇のはずだったけど…」
アルミン「雲の間から見える月が綺麗なんだ!」
ミカサ「分かった」
アルミン「じゃあ僕はトイレに行ってから行くよ、グラウンドのベンチで待ってて!」タッタッタ
ミカサ「たまにはアルミンとでもいいかもしれない」
-
- 30 : 2015/08/06(木) 22:23:19 :
- グラウンド
エレン「アルミンが言ったとおりにここに来たけどなんかあるのか?」
エレン「いつものグラウンドじゃねぇか」
エレン「…にしても今日は少し寒いな」
ザッザッザッ
エレン「おっアルミン遅かっt」
エレン「ってミカサ?!」
ミカサ「エ、エレンどうしてここに?」
エレン「え、その…アルミンに言われてな」
ミカサ「エレンも?私もアルミンに言われて来た」
エレミカ(アルミンありがとう)
エレン「横…空いてるから座れよ、立ってても疲れるだろ」
ミカサ「うん」
少し離れた茂みで
アルミン「おっ2人揃ったみたい」
アルミン「どっちから言い出すかなー」
アニ「気になるね」
アルミン「なんでアニが!?」
アニ「勘違いしないで、そこで自主錬してただけだから」
アルミン「そうなんだ、なんか邪魔しちゃったね」
アニ「いいよ別に、休憩のついでに見るよ」
-
- 31 : 2015/08/06(木) 22:23:50 :
- アルミン「揃ってから20分経ったけど…何も進んでないみたい」
アニ「楽しませてもらおうと思ったのに」
ミカサ(なんて言いだそう)
エレン(伝えるつもりなのになかなかい言い出せない)
.........
エレン「今日は月が綺麗だな(何言ってんだ俺は!)」
ミカサ「うん(そうだけど)」
エレミカ(もう言っちゃおう)
エレン「あのよ!」 ミカサ「あの!」
エレミカ(かぶった…)
ミカサ「エレンの方がが0.03秒早かった、のでエレンから言って」
エレン「わ、分かった」
-
- 32 : 2015/08/06(木) 22:52:20 :
- エレン「倉庫裏でミカサに言ったこと、殴ろうとしたこと…すまなかった」
エレン「ミカサに色々と言われたり、教えて貰ってるアニを馬鹿にしたことでイラついたんだ」
ミカサ「ううん…エレンは悪くない、私がいけないんだもの」
エレン「何もできないって言われた時にすんげー悔しかったんだ」
エレン「でも、ミカサは俺のこと心配してくれてたんだろ?」
ミカサ「う、うん…恥ずかしい」
エレン「ごめんな、あん時顔なんて見たくないって言って」
ミカサ「ちょっと傷ついた…」
エレン「もう2度とあんなこと言わないから…許してくれるか?」
ミカサ「も、もちろん!」
-
- 33 : 2015/08/06(木) 23:00:45 :
- エレン「俺何もできなくても、みんなを守れる存在になりたいんだ…」
エレン「訓練兵にライナーやミカサやアニ、ジャンにアルミンそして他のみんなに支えられてばっかだから」
エレン「俺もみんなを支えたいし、守れる存在になりたい」
エレン「それが俺に出来る恩返しってやつなのかな」
ミカサ「立派な目標だと思う、私は応援する」
エレン「もちろん一番に守りたいのは家族のミカサだ」
ミカサ「あ、ありがとう///」
ミカサ「私もエレンを守る」
エレン「守らなくてもいいぞ、俺は支えられてるだけで嬉しいから」
ミカサ「でも、私は…どうすれば」
エレン「俺ばっかじゃなくて他の仲間を支えてあげてくれ」
エレン「俺からの頼みだ」
ミカサ「分かった…みんなを支える」
ミカサ「けど…一番はエレン」
エレン「お!嬉しいぞ」
-
- 34 : 2015/08/06(木) 23:09:05 :
- エレン「で、ミカサ言いたいことは?」
ミカサ「忘れてしまった」
エレン「忘れたって…おい」
ミカサ「言わなくてもいい…エレンが全部言ってくれた」
エレン「俺が?」
ミカサ「うん」
エレン「そっか」
ミカサ「エレンは調査兵団に入団するんだよね」
エレン「夢だしな、今まで死んでいった人達のために」
ミカサ「私もそうする」
エレン「ミカサが来たら心強いな!」
ミカサ「そう…かな?」
エレン「だってミカサだし」
ミカサ「エレン…よく分からない」
エレン「き、きにするな!」
ミカサ「ふふ、エレンといると落ち着く」
エレン「俺もだよ」
エレン「なあミカサ」
ミカサ「どうしたの?」
エレン「巨人がいない世界になったら…アルミンと3人で海を見に行って、母さんの墓建てような」
ミカサ「うん…エレン、巨人がいなくなる前に死なないで…」
エレン「当たり前だろ、俺は家族を1人になかんにしない」
ミカサ「嬉しい…一緒に頑張ろう」
-
- 35 : 2015/08/06(木) 23:12:07 :
- ミカサ「エレンもう就寝時間」
エレン「早いな、訓練に影響でたら嫌だしそろそろ寝るか」
ミカサ「うん、兵舎まで一緒に帰りたい」
エレン「行こうぜ」
アルミン「なんだかんだめっちゃ仲良くなってるね」
アニ「よかった」
アルミン「これで明日からいつもの2人に戻ってくれるよ…疲れた」
アニ「お疲れ様」
-
- 36 : 2015/08/06(木) 23:20:03 :
- アルミン「僕達も帰ろっか」
アニ「それより」
アニ「『嘘つくの下手だよね』ってどういう意味?」
アニ「返答しだいでは蹴る」
アルミン「あぁ、気になるよね」
アルミン「格闘女って言われた時に気にしてないって言ってたけど…実はエレンに『アニは格闘女じゃない』って言って欲しかったんでしょ」
アニ「うっ…まあ少しは」
アルミン「あれま!適当に言ったのに!当たっちゃった」
アニ「あんた嫌な奴だね」
アルミン「ふふ、アニは面白いね」
アニ「今回は許してやるよ」
アルミン「よかった、じゃあね」
アニ「うん」
アルミン「あ、もうひとつ聞き忘れてた」
アルミン「アニって僕の事好きでしょ?嘘つかなくていいんだよ?」
アニ「アルミン、そこで目瞑ってな」
アルミン「う、うん(キスくるか?キスくるの??)」
アニ「はぁ…」
スパァァン
アルミン「えっ」ドサ
アニ「じゃあね、それと好きじゃないから」
アルミン「じゃ、じゃあね」
アルミン「ふぅ(アニが初めて名前で呼んでくれた)」
アルミン「明日からまた楽しくなりそうだな〜」
アルミン「今夜は寒いし早く戻ろっと」
-
- 37 : 2015/08/06(木) 23:21:48 :
- アルミン...!?
なんで急に...笑
期待!
-
- 38 : 2015/08/06(木) 23:22:04 :
- 以上で終わりです
次作は考えていますが、書くかは分かりません
多分書くとは思いますが…
-
- 39 : 2015/08/13(木) 15:02:00 :
- 終始ニヤニヤした 乙
-
- 40 : 2019/01/22(火) 14:37:53 :
- アルミンお前今すげぇイタいぞ?
-
- 41 : 2023/08/13(日) 15:44:30 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
toyama3190
oppai_jirou
catlinlove
sukebe_erotarou
errenlove
cherryboy
momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
unko_chinchin
shoheikingdom
mikasatosex
unko
pantie_ero_sex
unko
http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場