このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/04(火) 23:36:29 このスレッドは東方再幽蠍録の続編です( http://www.ssnote.net/archives/37604 ) オリキャラを含みます。ご注意ください 始めます 2 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 01:36:35 幽香の花畑こいし「幽香さんこんにちはー」フラン「こんちゃー」リグル「あ、来た」チルノ「おーっす」大妖精「もう始まるよ」ルーミア「わはー」ミスティア「皆来ました」幽香「分かったわ。じゃあ始めましょうか。花の素材は人里の中心を借りて、用意してるわ」ルーミア「よしいこー」フラン「曇りだから動きやすいなー」幽香「雨ではないから大丈夫ね。いくわよ」一同「はーい」 3 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 01:44:41 人里 中心街チルノ「おー広ー!!」大妖精「お花でっかーい!!」はしゃぐ⑨たちチルノ「そういえば大ちゃん」ボソ大妖精「何?」チルノ「この前寺子屋の授業で花に霊力を込めると自らの意志で~なんたらかんたらって奴やったじゃん?」ボソ大妖精「うん,,,まさか」チルノ「やってみよう!!」大妖精「え、ちょ,,,」⑨はそういうと、巨大ハエトリクサの方へ駆けていく幽香「あら、忘れ物しちゃったから取りに行ってくるわね。待っててちょうだい」 4 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 01:56:25 地獄小町「映姫様~私先にあがりまーす」映姫「分かりました。お疲れ様です,,,ん?」空時「どうかされたんですか?」地獄では猶斗に敗れ、三途の川を渡った空時も死神として働いていた映姫「いえ、あちらの様子を見ていたら,,,妖精?」映姫は手鏡を見つめて、目を細めながら話し続ける空時(あ,,,あの妖精,,,あの時の,,,)空時の脳裏にかつて、⑨が瞬殺された光景が過る映姫「嫌な予感がします,,,」―同時刻 妖怪の里猶斗「,,,賑やかだな」里のあちらこちらではわいわいと声が聞こえる猶斗「さて、俺もそろそろ,,,」その瞬間、大地が大きく揺れ、人里の中心から黒煙があがる猶斗「チッ,,,!また異変か,,,今度こそ動いて貰うぞ紅白!!」博霊神社の方へ飛び立つ猶斗 5 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 02:08:47 ―人里チルノ「わああ!?」幽香「貴女たち!!何やってるの!?」一同の目の前には巨大な人喰花が聳え立っていたチルノ「逃げるんだぁ,,,勝てるわけがないよ,,,」一輪の人喰花がチルノに襲いかかる大妖精「チルノちゃん危ない!!」ドンッチルノを押し退けた大妖精に今度は襲い掛かる人喰花。そのまま人喰花の鋭い牙が大妖精の体に突き刺さる大妖精「痛い痛い痛い痛い!!ああああああ!!いやああ―そのまま丸呑みにされる大妖精チルノ「大,,,ちゃん,,,」こいし「よくも大ちゃんを!!」こいしが人喰花に攻撃するも、すぐに触手に掴まれてしまうこいし「離せ、離せ!!」ズバァッ一輪の花を散らせた猶斗猶斗「おい,,,お前ら,,,これはどういう状況だ?」 6 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 23:40:56 霊夢「何で私まで,,,」猶斗「説明しろ」チルノ「お、おう,,,」―少女説明中猶斗「成る程,,,まあ良い。よく見ると奴の体からは蔦が伸びている。あの成長速度だと幻想郷中が侵食されるのも、時間の問題だ。下手したら月までいくかもしれん,,,」フラン「じゃあどうするの!?」猶斗「大丈夫だ。綿月姉妹には連絡を入れてある。もうじき着くだろう」霊夢「でもさっきの大妖精みたいに喰われるんじゃ,,,」猶斗「あいつらがペットに無茶させるとは思わんが、恐らく相当の覚悟で来るだろうな」すると、こいし達の背後に巨大なゲートができ、中から綿月姉妹と玉兎達が出てくる依姫「お久し振りです。猶斗さん」豊姫「二年ぶりかしらね」依姫「まだ半年しか経っていませんよ,,,(汗)」猶斗「雑談はさておき、標的は彼奴だ」人喰花の方を指差す猶斗豊姫「すごく,,,大きいわね,,,」猶斗「覚悟は出来てるな?俺と紅白で時間を稼ぐ。その内に作戦を立てろ」霊夢「え!?ちょ!!」依姫「分かりました」猶斗「さあ来い!ここがお前の舞台だ!!」ズルズル霊夢「いやー!!もっと人生を謳歌したいー!!」霊夢を引き摺っていく猶斗をよそに、作戦会議を始める依姫と豊姫、玉兎たち。そこに鈴仙が飛んでくる 7 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 23:42:54 >>6追記;最後の方の「舞台」はこう書いて、「死に場所」と読みます 8 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/07(金) 23:52:26 鈴仙「依姫様、豊姫様!!」依姫「鈴仙?」鈴仙「師匠から依姫様方がいらしてると聞いたので,,,あの変な花を倒すんですよね?私にもやらせてください!!」依姫「ですが」豊姫「依姫。やらせてあげなさい」依姫の肩に手を置きそう言う豊姫依姫「,,,分かりました。貴女も精鋭チームに入れます」鈴仙「やった!!」依姫「,,,ではまず貴女達精鋭のお仕事をお話しします。良いですか?」鈴仙「はい!」清蘭「はい」玲瑚「うっす」mgmgレイセン「は、はい,,,(何で私が選ばれたんだろ,,,)」依姫「では」―少女説明中依姫「以上です」依姫が説明し終えたのを見計らったかのように猶斗が叫ぶ猶斗「流石にきつくなってきた!!早くしてくれ!!」霊夢「喰われる~!!」依姫「分かりました!!では行きますよ、貴女達!!」玉兎たち「おーーーっ!!」各々の武器を持ち、一斉に飛び掛かる玉兎たち。精鋭の四人が先頭をきる清蘭「てやっ!!」ポコッ玲瑚「ほいっ!」ボコッ清蘭と玲瑚の一撃で一輪枯れるが、すぐに復活してしまう依姫「再生,,,!?」 9 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/08(土) 00:08:23 清蘭「嘘!?」玲瑚「復活なんてセコいっすよ!?」驚いて留まっている二人に二輪の花が襲いかかる玲瑚「清蘭!!」清蘭「玲瑚!!」お互いに注意を促したが、遅かったバキッビシュッゴリッ鈍い音がして二羽の玉兎は喰われたレイセン「な!?」依姫「く,,,」豊姫「よくもあの子達を,,,!!」豊姫が珍しく怒っている「あたい達にもやらせて!!」綿月姉妹と猶斗が振り返るとバカ達がいたチルノ「元々あたい達のせいなんだから!!」そういって参戦するチルノ、リグル、ミスティア、ルーミア猶斗(こいしとフランには応援を要請したが,,,大丈夫か?)リグル「リグルキーック!!」猶斗「バカ野郎!!少しは考えて―リグル「へ?」バクッ瞬殺されるリグルルーミア「リグル!!」 10 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 01:32:19 人喰花が蔦を伸ばしていき、人里全体を覆う猶斗「チッ,,,これじゃあ鼬ごっこじゃねえか,,,!!」触手が豊姫の脚を掴む豊姫「きゃあ!?」ザンッ触手を切り落とす猶斗猶斗「ぼさっとするな!!ここは戦場だ!!俺は妖精達の援護に向かう!」そこにようやく援軍が到着する咲夜「ご無事ですか!?」さとり「お怪我はありませんか!?」猶斗「何とかな,,,しかし、既に五十人ほど喰われている」フラン「とりあえず紅魔館、地霊殿、白玉楼、妖怪の山とかから呼んできたよ」猶斗「感謝する」一方ミスティア「いやあああああ!!」耳をつんざくような声を出して喰われるミスティア依姫「おのれ!!」ズバッ依姫が一輪切り落とす。また再生すると思われたが、今度はしない。どうやら、茎を破壊することによって再生を防げるようだ鈴仙「たぁっ!!」バシュンッバシュンッレイセン「ひいぃ!!」バンッバンッ咲夜「,,,」シュンッシュンッ依姫「はっ!!」ザンッ援軍も加わり、総攻撃によって花の数も減ってくる 11 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 01:47:36 猶斗「ふんっ!!」猶斗が回転斬りで三本同時に切り落とす依姫「ふっ!!」依姫も負けじと四本切り落とす猶斗「後は任せた!俺はあちらの援護に向かう!!」依姫「分かりました!!」依姫や豊姫、猶斗に霊夢などの実力者達を筆頭に、次々と花を散らしていく皆依姫(もう少しで,,,!!)そして―依姫(あれが最後の一本!!)ザンッ戦いは終わった人喰花が緑色の体液を噴き出しながら萎れる依姫「はぁ,,,はぁ,,,勝った,,,」一同「やっっったああああああああああ!!」幻想郷に歓声が響き渡る豊姫「よくやったわね,,,」ポンッ依姫「有り難う御座います,,,」殆どの奴は喜んでいるが、一部の奴は落ち込んでいる。無理もない。目の前で友人が喰われたのだから 12 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 01:57:54 その後―戦死者読み上げ&追悼チルノ「大ちゃん,,,」グスルーミア「みすちー,,,リグル,,,」ズビさとり「あの鈴仙さん」鈴仙「え?あ,,,はい?(ヤバ,,,)」さとり「何がヤバイんです?,,,まあ良いです。猶斗はどこに?」鈴仙「いや,,,その,,,」挙動不審になる鈴仙さとり(何か隠してますね,,,こんなときに限ってサードアイは,,,)サードアイ「zzz」鈴仙「実は,,,」さとりにエクスカリバーの片割れを渡す鈴仙さとり「え?これは?」そして、流すように聞いていた戦死者を読み上げる依姫の言葉に衝撃的な言葉が,,,依姫「ミスティア・ローレライ、リグル・ナイトバグ―「幽蠍猶斗」さとり「,,,え?」 13 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 12:25:43 こいし「え?」 鈴仙「猶斗さんは,,,もう,,,」依姫「清蘭、玲瑚,,,以上74名です」さとり「ちょ、ちょっと、う、嘘ですよね,,,?猶斗が死んだなんて,,,そうだ、これドッキリですよね?そうなんですよね!!?」依姫「いいえ、残念ながら,,,」さとり「ほらまたそんなこと言って,,,」依姫「先程鈴仙から遺品を受け取ったでしょう?」さとり「そんな,,,」突き付けられた現実に、絶望の表情を浮かべるさとり鈴仙「あの,,,実は彼,,,」レイセン「私達を庇って,,,」二人がその時の状況を話し始める 14 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 21:44:08 それは猶斗が「あちらの援護に向かう」と言った直後の事だった鈴仙「きゃあ!!」ドサッ花の攻撃を受け、倒れる鈴仙。鈴仙の脚を触手がつかみ持ち上げる鈴仙「ちょ!?離して!!見えてる!!丸見えになってる!!」ズバッ触手を切り裂く猶斗猶斗「無事か?」鈴仙「はい,,,何とか,,,」レイセン「ぎゃああああああ!!」猶斗「チッ,,,またか,,,よっ!!」ザンッレイセン「あふんっ!!」ドサッ地面に落ちるレイセン猶斗「全く,,,お前ら,,,少しは周りを気にしろ!!だから―ダブルレイセン「志村ー!!後ろーーー!!」猶斗「ん?」クルッ後ろには花が迫っており、猶斗は上顎と下顎の間に挟まれる猶斗「ぐ!?」ギリギリ鈴仙「猶斗さん!!」猶斗「,,,後は任せた,,,!!」そう言って鈴仙にエクスカリバーの片割れを投げ渡す猶斗鈴仙「え!?あのこれ!!」猶斗「じゃあな」レイセン「え―バクンッ花の口が閉じ、歯の隙間から血が吹き出す。猶斗は喰われた鈴仙「あ,,,ぁ,,,」レイセン「う,,,そ,,,」そして、依姫が止めをさし、今に至る 15 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/10(月) 00:00:38 鈴仙「ごめんなさい,,,私のせいで,,,」ジワ自分を責め、目に涙を浮かべる鈴仙さとり「そんな,,,嘘,,,嘘よぉぉぉぉ!」ダダダダダダダ走り去っていくさとりこいし「お姉ちゃん!!」霊夢「異変解決したし、宴会でも開こうと思ったけど,,,無理ね」依姫「はい,,,」天子(確かあの子は地底の子,,,そうだ、傷口に塩を塗ってやろう)ニシシ衣玖「総領娘様?」天子「え?あ、いやなんでもない,,,」衣玖「?」幽香「,,,まさかこんなことになるとはね,,,」チルノ「あたいのせいだ,,,」幽香「いいえ、違うわ。悪いのはあの花。そして運命」チルノ「,,,バケモン,,,」ボソッ幽香「チ・ル・ノ・ちゃーん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴチルノ「ひぃっ!!」依姫「兎に角私達は月に戻ります」霊夢「分かったわ。じゃあみんな解散ね!!」皆各々の道で帰っていく 16 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/10(月) 00:03:08 そしてその日の深夜???「ふぅ,,,重いねぇ,,,でもこれで,,,」何者かが、人喰花の胃袋を漁っているそして、とんでもない事態に,,,続く,,, 17 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/10(月) 01:37:32 次回予告猶斗の死によりさとりは引きこもり、こいしは放浪生活に逆戻り。そんな中天子が嫌がらせに来る。衣玖の制止も聞かず、さとり達の傷口に塩を塗る様なことをし続ける天子。嫌な予感しかしない,,,次回「東方天地人」( http://www.ssnote.net/archives/38182 ) 18 : 名無しさん : 2018/03/17(土) 19:51:05 ユキオ..........うぅ..うぅ..ポロポロ ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/04(火) 23:36:29 このスレッドは東方再幽蠍録の続編です( http://www.ssnote.net/archives/37604 ) オリキャラを含みます。ご注意ください 始めます 2 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 01:36:35 幽香の花畑こいし「幽香さんこんにちはー」フラン「こんちゃー」リグル「あ、来た」チルノ「おーっす」大妖精「もう始まるよ」ルーミア「わはー」ミスティア「皆来ました」幽香「分かったわ。じゃあ始めましょうか。花の素材は人里の中心を借りて、用意してるわ」ルーミア「よしいこー」フラン「曇りだから動きやすいなー」幽香「雨ではないから大丈夫ね。いくわよ」一同「はーい」 3 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 01:44:41 人里 中心街チルノ「おー広ー!!」大妖精「お花でっかーい!!」はしゃぐ⑨たちチルノ「そういえば大ちゃん」ボソ大妖精「何?」チルノ「この前寺子屋の授業で花に霊力を込めると自らの意志で~なんたらかんたらって奴やったじゃん?」ボソ大妖精「うん,,,まさか」チルノ「やってみよう!!」大妖精「え、ちょ,,,」⑨はそういうと、巨大ハエトリクサの方へ駆けていく幽香「あら、忘れ物しちゃったから取りに行ってくるわね。待っててちょうだい」 4 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 01:56:25 地獄小町「映姫様~私先にあがりまーす」映姫「分かりました。お疲れ様です,,,ん?」空時「どうかされたんですか?」地獄では猶斗に敗れ、三途の川を渡った空時も死神として働いていた映姫「いえ、あちらの様子を見ていたら,,,妖精?」映姫は手鏡を見つめて、目を細めながら話し続ける空時(あ,,,あの妖精,,,あの時の,,,)空時の脳裏にかつて、⑨が瞬殺された光景が過る映姫「嫌な予感がします,,,」―同時刻 妖怪の里猶斗「,,,賑やかだな」里のあちらこちらではわいわいと声が聞こえる猶斗「さて、俺もそろそろ,,,」その瞬間、大地が大きく揺れ、人里の中心から黒煙があがる猶斗「チッ,,,!また異変か,,,今度こそ動いて貰うぞ紅白!!」博霊神社の方へ飛び立つ猶斗 5 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 02:08:47 ―人里チルノ「わああ!?」幽香「貴女たち!!何やってるの!?」一同の目の前には巨大な人喰花が聳え立っていたチルノ「逃げるんだぁ,,,勝てるわけがないよ,,,」一輪の人喰花がチルノに襲いかかる大妖精「チルノちゃん危ない!!」ドンッチルノを押し退けた大妖精に今度は襲い掛かる人喰花。そのまま人喰花の鋭い牙が大妖精の体に突き刺さる大妖精「痛い痛い痛い痛い!!ああああああ!!いやああ―そのまま丸呑みにされる大妖精チルノ「大,,,ちゃん,,,」こいし「よくも大ちゃんを!!」こいしが人喰花に攻撃するも、すぐに触手に掴まれてしまうこいし「離せ、離せ!!」ズバァッ一輪の花を散らせた猶斗猶斗「おい,,,お前ら,,,これはどういう状況だ?」 6 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 23:40:56 霊夢「何で私まで,,,」猶斗「説明しろ」チルノ「お、おう,,,」―少女説明中猶斗「成る程,,,まあ良い。よく見ると奴の体からは蔦が伸びている。あの成長速度だと幻想郷中が侵食されるのも、時間の問題だ。下手したら月までいくかもしれん,,,」フラン「じゃあどうするの!?」猶斗「大丈夫だ。綿月姉妹には連絡を入れてある。もうじき着くだろう」霊夢「でもさっきの大妖精みたいに喰われるんじゃ,,,」猶斗「あいつらがペットに無茶させるとは思わんが、恐らく相当の覚悟で来るだろうな」すると、こいし達の背後に巨大なゲートができ、中から綿月姉妹と玉兎達が出てくる依姫「お久し振りです。猶斗さん」豊姫「二年ぶりかしらね」依姫「まだ半年しか経っていませんよ,,,(汗)」猶斗「雑談はさておき、標的は彼奴だ」人喰花の方を指差す猶斗豊姫「すごく,,,大きいわね,,,」猶斗「覚悟は出来てるな?俺と紅白で時間を稼ぐ。その内に作戦を立てろ」霊夢「え!?ちょ!!」依姫「分かりました」猶斗「さあ来い!ここがお前の舞台だ!!」ズルズル霊夢「いやー!!もっと人生を謳歌したいー!!」霊夢を引き摺っていく猶斗をよそに、作戦会議を始める依姫と豊姫、玉兎たち。そこに鈴仙が飛んでくる 7 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/06(木) 23:42:54 >>6追記;最後の方の「舞台」はこう書いて、「死に場所」と読みます 8 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/07(金) 23:52:26 鈴仙「依姫様、豊姫様!!」依姫「鈴仙?」鈴仙「師匠から依姫様方がいらしてると聞いたので,,,あの変な花を倒すんですよね?私にもやらせてください!!」依姫「ですが」豊姫「依姫。やらせてあげなさい」依姫の肩に手を置きそう言う豊姫依姫「,,,分かりました。貴女も精鋭チームに入れます」鈴仙「やった!!」依姫「,,,ではまず貴女達精鋭のお仕事をお話しします。良いですか?」鈴仙「はい!」清蘭「はい」玲瑚「うっす」mgmgレイセン「は、はい,,,(何で私が選ばれたんだろ,,,)」依姫「では」―少女説明中依姫「以上です」依姫が説明し終えたのを見計らったかのように猶斗が叫ぶ猶斗「流石にきつくなってきた!!早くしてくれ!!」霊夢「喰われる~!!」依姫「分かりました!!では行きますよ、貴女達!!」玉兎たち「おーーーっ!!」各々の武器を持ち、一斉に飛び掛かる玉兎たち。精鋭の四人が先頭をきる清蘭「てやっ!!」ポコッ玲瑚「ほいっ!」ボコッ清蘭と玲瑚の一撃で一輪枯れるが、すぐに復活してしまう依姫「再生,,,!?」 9 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/08(土) 00:08:23 清蘭「嘘!?」玲瑚「復活なんてセコいっすよ!?」驚いて留まっている二人に二輪の花が襲いかかる玲瑚「清蘭!!」清蘭「玲瑚!!」お互いに注意を促したが、遅かったバキッビシュッゴリッ鈍い音がして二羽の玉兎は喰われたレイセン「な!?」依姫「く,,,」豊姫「よくもあの子達を,,,!!」豊姫が珍しく怒っている「あたい達にもやらせて!!」綿月姉妹と猶斗が振り返るとバカ達がいたチルノ「元々あたい達のせいなんだから!!」そういって参戦するチルノ、リグル、ミスティア、ルーミア猶斗(こいしとフランには応援を要請したが,,,大丈夫か?)リグル「リグルキーック!!」猶斗「バカ野郎!!少しは考えて―リグル「へ?」バクッ瞬殺されるリグルルーミア「リグル!!」 10 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 01:32:19 人喰花が蔦を伸ばしていき、人里全体を覆う猶斗「チッ,,,これじゃあ鼬ごっこじゃねえか,,,!!」触手が豊姫の脚を掴む豊姫「きゃあ!?」ザンッ触手を切り落とす猶斗猶斗「ぼさっとするな!!ここは戦場だ!!俺は妖精達の援護に向かう!」そこにようやく援軍が到着する咲夜「ご無事ですか!?」さとり「お怪我はありませんか!?」猶斗「何とかな,,,しかし、既に五十人ほど喰われている」フラン「とりあえず紅魔館、地霊殿、白玉楼、妖怪の山とかから呼んできたよ」猶斗「感謝する」一方ミスティア「いやあああああ!!」耳をつんざくような声を出して喰われるミスティア依姫「おのれ!!」ズバッ依姫が一輪切り落とす。また再生すると思われたが、今度はしない。どうやら、茎を破壊することによって再生を防げるようだ鈴仙「たぁっ!!」バシュンッバシュンッレイセン「ひいぃ!!」バンッバンッ咲夜「,,,」シュンッシュンッ依姫「はっ!!」ザンッ援軍も加わり、総攻撃によって花の数も減ってくる 11 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 01:47:36 猶斗「ふんっ!!」猶斗が回転斬りで三本同時に切り落とす依姫「ふっ!!」依姫も負けじと四本切り落とす猶斗「後は任せた!俺はあちらの援護に向かう!!」依姫「分かりました!!」依姫や豊姫、猶斗に霊夢などの実力者達を筆頭に、次々と花を散らしていく皆依姫(もう少しで,,,!!)そして―依姫(あれが最後の一本!!)ザンッ戦いは終わった人喰花が緑色の体液を噴き出しながら萎れる依姫「はぁ,,,はぁ,,,勝った,,,」一同「やっっったああああああああああ!!」幻想郷に歓声が響き渡る豊姫「よくやったわね,,,」ポンッ依姫「有り難う御座います,,,」殆どの奴は喜んでいるが、一部の奴は落ち込んでいる。無理もない。目の前で友人が喰われたのだから 12 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 01:57:54 その後―戦死者読み上げ&追悼チルノ「大ちゃん,,,」グスルーミア「みすちー,,,リグル,,,」ズビさとり「あの鈴仙さん」鈴仙「え?あ,,,はい?(ヤバ,,,)」さとり「何がヤバイんです?,,,まあ良いです。猶斗はどこに?」鈴仙「いや,,,その,,,」挙動不審になる鈴仙さとり(何か隠してますね,,,こんなときに限ってサードアイは,,,)サードアイ「zzz」鈴仙「実は,,,」さとりにエクスカリバーの片割れを渡す鈴仙さとり「え?これは?」そして、流すように聞いていた戦死者を読み上げる依姫の言葉に衝撃的な言葉が,,,依姫「ミスティア・ローレライ、リグル・ナイトバグ―「幽蠍猶斗」さとり「,,,え?」 13 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 12:25:43 こいし「え?」 鈴仙「猶斗さんは,,,もう,,,」依姫「清蘭、玲瑚,,,以上74名です」さとり「ちょ、ちょっと、う、嘘ですよね,,,?猶斗が死んだなんて,,,そうだ、これドッキリですよね?そうなんですよね!!?」依姫「いいえ、残念ながら,,,」さとり「ほらまたそんなこと言って,,,」依姫「先程鈴仙から遺品を受け取ったでしょう?」さとり「そんな,,,」突き付けられた現実に、絶望の表情を浮かべるさとり鈴仙「あの,,,実は彼,,,」レイセン「私達を庇って,,,」二人がその時の状況を話し始める 14 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/09(日) 21:44:08 それは猶斗が「あちらの援護に向かう」と言った直後の事だった鈴仙「きゃあ!!」ドサッ花の攻撃を受け、倒れる鈴仙。鈴仙の脚を触手がつかみ持ち上げる鈴仙「ちょ!?離して!!見えてる!!丸見えになってる!!」ズバッ触手を切り裂く猶斗猶斗「無事か?」鈴仙「はい,,,何とか,,,」レイセン「ぎゃああああああ!!」猶斗「チッ,,,またか,,,よっ!!」ザンッレイセン「あふんっ!!」ドサッ地面に落ちるレイセン猶斗「全く,,,お前ら,,,少しは周りを気にしろ!!だから―ダブルレイセン「志村ー!!後ろーーー!!」猶斗「ん?」クルッ後ろには花が迫っており、猶斗は上顎と下顎の間に挟まれる猶斗「ぐ!?」ギリギリ鈴仙「猶斗さん!!」猶斗「,,,後は任せた,,,!!」そう言って鈴仙にエクスカリバーの片割れを投げ渡す猶斗鈴仙「え!?あのこれ!!」猶斗「じゃあな」レイセン「え―バクンッ花の口が閉じ、歯の隙間から血が吹き出す。猶斗は喰われた鈴仙「あ,,,ぁ,,,」レイセン「う,,,そ,,,」そして、依姫が止めをさし、今に至る 15 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/10(月) 00:00:38 鈴仙「ごめんなさい,,,私のせいで,,,」ジワ自分を責め、目に涙を浮かべる鈴仙さとり「そんな,,,嘘,,,嘘よぉぉぉぉ!」ダダダダダダダ走り去っていくさとりこいし「お姉ちゃん!!」霊夢「異変解決したし、宴会でも開こうと思ったけど,,,無理ね」依姫「はい,,,」天子(確かあの子は地底の子,,,そうだ、傷口に塩を塗ってやろう)ニシシ衣玖「総領娘様?」天子「え?あ、いやなんでもない,,,」衣玖「?」幽香「,,,まさかこんなことになるとはね,,,」チルノ「あたいのせいだ,,,」幽香「いいえ、違うわ。悪いのはあの花。そして運命」チルノ「,,,バケモン,,,」ボソッ幽香「チ・ル・ノ・ちゃーん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴチルノ「ひぃっ!!」依姫「兎に角私達は月に戻ります」霊夢「分かったわ。じゃあみんな解散ね!!」皆各々の道で帰っていく 16 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/10(月) 00:03:08 そしてその日の深夜???「ふぅ,,,重いねぇ,,,でもこれで,,,」何者かが、人喰花の胃袋を漁っているそして、とんでもない事態に,,,続く,,, 17 : 名無しさんt2ykNNioM2 : 2015/08/10(月) 01:37:32 次回予告猶斗の死によりさとりは引きこもり、こいしは放浪生活に逆戻り。そんな中天子が嫌がらせに来る。衣玖の制止も聞かず、さとり達の傷口に塩を塗る様なことをし続ける天子。嫌な予感しかしない,,,次回「東方天地人」( http://www.ssnote.net/archives/38182 ) 18 : 名無しさん : 2018/03/17(土) 19:51:05 ユキオ..........うぅ..うぅ..ポロポロ ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。