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エレン「トウヨウ…?」【短編】

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  1. 1 : : 2015/08/04(火) 20:52:57
    エレン「なんだこの本…『トウヨウ』についての本…?」

    エレン「ミカサが『トウヨウジン』なんだっけ。 どれどれ…」


    ・彼らの髪は我々西洋人とは違い、艶やかな黒髪をしていて、とても綺麗である。


    エレン「『セイヨウジン』……?『我々』って事は俺は『セイヨウジン』なのか?」

    エレン「じゃあミカサとは違うのか…『トウヨウ』、『セイヨウ』…難しい……。」むむむ

    エレン「あいつの黒髪がなんか他と違うのはミカサが『トウヨウジン』だからだったのか……。」

  2. 2 : : 2015/08/04(火) 20:57:35
    アルミン「エレーン!どこ〜?」


    エレン「ア、アルミン!」バタン

    アルミン「あ、エレン!ん?何読んでたの?」

    エレン「え!?いや、別に…。」

    アルミン「ふーん。ま、いいけど。」

    エレン「で、どうしたんだアルミン」

    アルミン「エレン、座学の課題だしてないでしょ!早く出さないと、点検始まるよ?」

    エレン「あ!やべぇ!!」タタタッ
  3. 3 : : 2015/08/04(火) 21:04:38
    〜夜食中、食堂〜

    エレン「」モグモグモグモグ

    ミカサ「エレン、人参を残してはダメ。」

    エレン「さ、最後に食べる派なんだよ!」モグモグ

    エレン(…ん?そういえばミカサは『トウヨウジン』か…)モグ……

    エレン(俺達とは好きな食べ物が違ったりするのか…?)考え中

    ミカサ「エレン。」ずいっ

    エレン「うわ!?」びくっ

    ミカサ「何か悩み事でも?」

    エレン「か、関係ないだろ!」
  4. 4 : : 2015/08/04(火) 21:09:26
    ミカサ「関係なくない。私達は家族…。」

    エレン「〜〜〜〜ッ」

    エレン「……あ。」

    ミカサ「え?」

    エレン「そういえばミカサって髪綺麗だな。」サラッ

    ミカサ「え!?」

    アルミン「エレン!?いきなりどうしたの!?」

    エレン「いやマジで綺麗だわ。すげー黒光りしてる…」まじまじ

    ミカサ「ふああああ/////」

    ジャン「」
  5. 5 : : 2015/08/04(火) 21:17:53
    マルコ「ジャアアアン!!何故そんなトラウマを思い出したような顔をしてるんだ!」

    コニー「ん?この顔どっかで見たような…」

    エレン「サラサラ…すげえ綺麗だなミカサ」

    ミカサ「//////」プシュー

    アルミン「エレンもうやめて!もう無理だ…!これ以上は……!!」

    ドッタンバッタン


    ーーーーーーーー
    ーーーー
    ーー

    次の日

    エレン「ふう…今日も続きを読むか。」


    ・また、彼らはとてもシャイであり、とても照れやすい。


    エレン「照れやすい…なるほどだからミカサは昨日ゆでだこになったのか!」


    ・それ故、過度なスキンシップは彼らは慣れていない。


    エレン「ふむふむ…」
  6. 6 : : 2015/08/04(火) 21:22:43
    エレン「ん?でもミカサはなんか違うような…」

    エレン「ミカサのお父さんがセイヨウジンだからかな。」


    アルミン「おーい!エレーン!」

    エレン「ア、アルミン!なんだ!?」

    アルミン「またここにいた。一体何を読んでるのさ。」

    エレン「え?あ…あはは……」
  7. 7 : : 2015/08/05(水) 08:42:21



    それから俺は毎日その本を読みに行った

    1日1ページ、少しずつミカサの事を知っていけるようで

    なんだかとても嬉しかった。
  8. 8 : : 2015/08/05(水) 08:46:24
    エレン「なあミカサ!」

    ミカサ「! 何?エレン!」



    アルミン「最近二人仲良いなあ。」

    ジャン「死に急ぎ野郎のくせに……」ぶつぶつ

    マルコ「ジャン……ア、アルミンは行かなくていいの?」

    アルミン「僕は、あれが嬉しいんだ。」

    マルコ「そっか。」

    アルミン「♪」
  9. 9 : : 2015/08/05(水) 08:54:01
    〜ある日〜

    エレン「ふう、とうとう最後のページか。」


    ・エレンへ、最後に伝えておきたい事があります。


    エレン「!?」


    ・彼らは、家族をとても大切にします。多少強引でも、家族を守ろうとします。


    エレン「……。」

    ・彼ら…ミカサは、家族が大好きです。


    ・なので、ミカサからそのような扱いを受けた時は、


    ・優しくしてあげてください。


    エレン「……そっか。」

    エレン「ただでさえミカサは、家族を失っているんだもんな。」

    エレン「もう俺しかいないんだ…。」
  10. 10 : : 2015/08/05(水) 08:59:30
    『俺しかいない』という響きに、悪いと思いつつ、微かな高揚心がわいた。

    この感情がどんな名前かなんて見当はついてる。

    ミカサを守りたい。ミカサを守れるくらい強くなったら、

    この感情の事を、話してみようと思う。






    本「」パラパラ

    文,絵:アルミン・アルレルト


    【完】
  11. 11 : : 2015/08/05(水) 09:01:25
    初の短編でした。
    Goodをくれた方、見てくれた方、ありがとうございました!
  12. 12 : : 2015/08/06(木) 01:15:29
    スゴい!エレンがミカサを知って行く、って言う流れが好き!!
    てか、アルミン本作るとかヤバくない!?スゴすぎでしょ!
    乙でした!
  13. 13 : : 2015/08/06(木) 07:40:24
    アルミンTUEEEEEEEEEE
  14. 14 : : 2015/08/06(木) 16:10:44
    アルミン「ははははは!これでクリスタは僕の物だあああ!」

    クリスタ「ごめんなさい」

    アルミン「 」
  15. 15 : : 2015/08/06(木) 16:11:44
    14の奴、これエレミカとは限らないんだぞ
  16. 16 : : 2015/08/10(月) 21:01:44
    >>14
    まあ落ち着け、キャラ崩壊させることじゃあないだろ

    乙でした、GOOD入れときます
  17. 17 : : 2015/08/11(火) 16:22:48
    >>16
    ありがとうございます!

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