このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ダンロンデイズ
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- 1 : 2015/07/22(水) 19:16:20 :
- 携帯変えてアカが駄目になったのでこちらに移す作業【尚この文はすぐ消えちゃいます。】
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- 2 : 2015/07/22(水) 19:17:36 :
- ???:「………」
???:「……絶望的…」
???:「何が絶望的なの?――ちゃん?」
???:「――は黙ってて!!」
???:「はーい…」(シュン…)
???:「さぁ始めよう。この絶望的なプロジェクトを!!」
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- 3 : 2015/07/22(水) 19:18:01 :
- 数分後…
苗木:「お、お待たせ…」
舞園:「もう、女性を待たせるなんて…」
苗木:「ご、ごめん舞園さん!」
舞園:「なーんちゃって」(ニコッ)
舞園:「早く行きましょ」
―タイイクカン―
舞園:「そういえば、苗木君と再会した場所はここでしたね。」
苗木:「確かに…舞園さんが僕の事覚えていた事、本当に嬉しかったよ。」
舞園:「私も再会できて嬉しかった…」
ギシギシ…
舞園:「あのね、苗木君。」
ギギギギ…
苗木:「ん?何?」
舞園:「私、苗木君の事…」
バキンッ!!
舞園:「好――――
ドシャッ!!!!
苗木:「…………えっ?」
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- 4 : 2015/07/22(水) 19:18:20 :
- (…あれ?
(……舞園…さん…?
僕の目の前には、天井にあるはずのライトや鉄筋…
苗木:「う…嘘…だよね…」ドサ…
僕は地面に座り込んだ
これは夢だ…悪い夢だ…
だけど、座り込んだ僕の足や手に鉄筋から流れ広がる生暖かい赤い液体が…
『夢じゃない』と物語っていた…
苗木:「うわああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
霧切:「どうしたの苗木く……」
霧切さんが悲鳴を聞いて走ってきた…
霧切さんが体育館に来て、すぐ状況を把握したようだった…
苗木:「あぁ…あ…」
あれ…意識が………
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- 5 : 2015/07/22(水) 19:18:39 :
- モノクマ:『オマエラ、おはようございます。今日も一日頑張りましょう。モノクマでした』
苗木:「……ん…朝…」
コンコン…
舞園:「苗木君、舞園です。起きてますか?」
苗木:「……起きてるよ…」
舞園:「今暇なので、散歩しませんか?」
苗木:「…ちょっと待って、着替えるから。」
舞園:「私が着替えさせてあげましょうか?」
苗木:「!?や、やめてよ!?」
舞園:「ふふふ…」
(でも…舞園さんにだったら……
舞園:「『――だったら着替えさせて貰ってもいいかな~』なんて…」
苗木:「えっ!?」
(よまれてる…!?…何で!?
舞園:「エスパーですから」(ふふ…)
苗木:「!???」
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- 6 : 2015/07/22(水) 19:19:05 :
- 数分後…
苗木:「お、お待たせ…」
舞園:「もう、女性を待たせるなんて…」
苗木:「ご、ごめん舞園さん!」
舞園:「なーんちゃって」(ニコッ)
舞園:「早く行きましょ」
―タイイクカン―
舞園:「そういえば、苗木君と再会した場所はここでしたね。」
苗木:「確かに…舞園さんが僕の事覚えていた事、本当に嬉しかったよ。」
舞園:「私も再会できて嬉しかった…」
ギシギシ…
舞園:「あのね、苗木君。」
ギギギギ…
(――ッ!!あ、頭が…
舞園:「私、苗木君の事…」
(ここ…夢で見た…
バキンッ!!
舞園:「好――――
苗木:「危ない!!」
僕は舞園さんを押した…
ドシャッ!!
天井から落ちてきた鉄筋などは真下に落ち、舞園さんと僕には当たらなかった…
(良かった…これで舞園さんは助かっ――
舞園:「………な…えぎ……君……」
苗木:「…………えっ…」
僕の目の前には、地面から出てきた棒に串刺しになっている舞園さんの姿…
苗木:「何で……!?」
モノクマ:「あれ!?何でグンニグルの槍が作動してるの!?」
苗木:「何で…何で何で何で!?」
モノクマ:「あ、地面に強い衝撃を与えられたから、グンニグルの槍のストッパーが外――」
苗木:「嘘だぁぁぁぁぁ!!」
舞園さんから赤い液体が流れ出る…
でも僕は舞園さんから流れ出る赤い液体を見たくなかった…
見たら今起こっている出来事を認めてしまうから……
舞園:「………た…な……く…が…じ…」
舞園:「……………は………な…よ…」
舞園さんは笑っているような気がした…
そして僕は気を失った…
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- 7 : 2015/07/22(水) 19:19:33 :
- モノクマ:『オマエラ、おはようございます。今日も一日頑張りましょう。モノクマでした』
苗木:「…」
コンコン…
舞園:「苗木君、舞園です。起きてますか?」
苗木:「……起きてるよ…」
舞園:「今暇なので、散歩しませんか?」
苗木:「…待って、着替えるから。」
数分後…
苗木:「お待たせ…」
舞園:「もう、女性を待たせる―――」
苗木:「ごめん舞園さん…」
舞園:「………?」
舞園:「早く行きましょ」
苗木:「舞園さん…今日はプールに行こうよ」
舞園:「良いですよ」(ふふふ)
―プール―
舞園:「そういえば私、中学までは泳げないんでした…」
苗木:「………」
舞園:「苗木君…?」
(………僕が舞園さんを助けるんだ!!
苗木:「舞園さん!!」
舞園:「きゃっ!!」
ジャボン!!
苗木:「舞園さん!!!!」ジャボン!!
僕はプールに飛び込む…
(舞園さんを助けるんだ!!
しかし…
(――っ!!足が!!
飛び込んだ為に足をつってしまった
(舞園さん!!舞園さん!!
僕は必死にもがいて舞園さんを助けようとした
だけど舞園さんに近付けない
(動け!!動け!!動いてくれ!!
僕の思いとは裏腹に、足は前に進まない…
その時だった…
舞園:「 」
何を言ったのか分からなかった…
笑って何か喋っていた…
朝比奈:「さ、さくらちゃん!?」
大神:「!!!?朝比奈よ、早く助けるぞ。」
僕は朝比奈さんに助けられた…
そして朝比奈の腕のなかで気を失った…
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- 8 : 2015/07/22(水) 19:20:11 :
- モノクマ:『オマエラ、おはようございます。今日も一日頑張りましょう。モノクマでした』
苗木:「…」
コンコン…
舞園:「苗木君、舞園です。起きてますか?」
苗木:「………」
舞園:「起きているなら、散歩しませんか?」
苗木:「………」
(…僕が…僕が舞園さんと散歩しなければ、舞園は助かるんだ…
舞園:「……その気になったら私の個室まで来てください…」
数分後…
苗木:「……………」
(舞園さん…
その時…
モノクマ:『ピーンポーンパーンポーン!!死体が発見されました、一定時間の後学級裁判を開きます。』
苗木:「えっ!?」
僕は電子生徒手帳を起動する…
そこには…
______________________
【モノクマファイル】
【被害者】舞園さやか
【死因】撲殺
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一瞬、僕は舞園さんの言ったを思い出した…
舞園:『その気になったら私の個室まで来てください…』
誰かが舞園さんの個室まで行って、僕と勘違いしたさんは…
苗木:「………僕の……せい…」
ベッドに倒れこみ、そのまま気を失った…
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- 9 : 2015/07/22(水) 19:20:31 :
- 僕はこの後も何度も何度も舞園さんを助けようとした…
だけど、舞園さんは必ず死んでしまう…
舞園さんは死ぬ前に必ず笑っていた…
苗木:「もう…苦しいよ…舞園さん…」
苗木:「もう…死なないでよ…」
落下死した舞園さんを見ながら僕は呟く…
そしてお決まりのように意識を失った…
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- 10 : 2015/07/22(水) 19:21:11 :
- モノクマ:『オマエラ、おはようございます。今日も一日頑張りましょう。モノクマでした』
苗木:「……」
(また今日が始まるんだ…
(舞園さんの死を見るのははこれで何日目だろう…
(いい加減死ぬのを見たくないな…
(もう…外に出なくても…良いから…
コンコン…
舞園:「苗木君、舞園です。起きてますか?」
苗木:「うん、起きてるよ…」
舞園:「今暇なので、散歩しませんか?」
苗木:「いいよ…ちょっと待って、着替えるから。」
舞園:「私が着替えさせてあげましょうか?」
苗木:「うん…お願いしてもいい…?」
舞園:「冗談ですよ~待ってますからね」(クス…)
(…舞園さん……
舞園:「……大丈夫…ですよ苗木君。」
苗木:「え……?」
(…何が大丈夫…なの…?
舞園:「私、死にませんから。」(ふふ…)
苗木:「……うん。」
数分後…
苗木:「お待たせ…」
苗木:「ごめん舞園さん」
舞園:「???」
舞園:「何で…?」
苗木:「僕、エスパーだから…」(ニコッ)
―タイイクカン―
舞園:「そういえば、苗木君と再会した場所はここでしたね。」
苗木:「確かに…舞園さんが僕の事覚えていた事、本当に嬉しかったよ。」
舞園:「私も再会できて嬉しかった…」
(僕も本当に嬉しかったよ…
ギシギシ…
(舞園さんが僕の名前を呼んでくれたとき、本当に嬉しかったよ…
舞園:「あのね、苗木君。」
(ずっと前から舞園さんに言えなかった事があるんだ…
ギギギギ…
舞園:「私、苗木君の事…」
(僕、舞園さんの事…
バキンッ!!
舞園:「好――――
ドンッ!!
舞園:「えっ……」
僕は舞園さんに笑って見せた…
苗木:「好きだよ…舞園さん……」
ドシャッ!!!!
舞園:「…………えっ?」
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- 11 : 2015/07/22(水) 19:21:37 :
- (…あれ?
(……苗木…君…?
私の目の前には、天井にあるはずのライトや鉄筋…
舞園:「う…嘘…だよね…」ドサ…
私は地面に座り込んだ
これは夢だ…悪い夢だ…
だけど、座り込んだ私の足や手に鉄筋から流れ広がる生暖かい赤い液体が…
『夢じゃない』と物語っていた…
舞園:「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
石丸:「どうしたのだ舞園く……」
石丸君が悲鳴を聞いて走ってきた…
石丸君が体育館に来て、すぐ状況を把握したようだった…
舞園:「あぁ…あ…」
あれ…意識が………
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- 12 : 2015/07/22(水) 19:22:00 :
- モノクマ:『オマエラ、おはようございます。今日も一日頑張りましょう。モノクマでした』
舞園:「………朝…」
私は体を起こした…
・・
舞園:「また…駄目でした…」
涙を流しながら苗木君との写真を見た…
舞園:「今日こそは…助けてあげるからね…苗木君…」
私は扉をあけて、苗木君の個室に向かった…
END?
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