このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
日向「 雛見沢症候群?」
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- 1 : 2015/07/22(水) 18:39:06 :
- 日向「雛見沢症候群って何だよ、モノクマ」
モノクマ「うぷぷ…幻覚を見たり、強い罪の意識に苛まれたり…
喉をガリガリ引っ掻いたりする恐ろしーい病ですよ…」
日向「で…それがどうしたんだ?」
モノクマ「この島に…上陸しちゃったんだよ」
日向「?!」
モノクマ「でね、日向君だけ発症して無いみたいだから…皆をなんとかしてくれるかなーって」
日向「じゃ、じゃあ仮にこのまま放っておいたら…」
モノクマ「まさに地獄絵図!!エクストリィーム!」
日向「治すには具体的にどうすればいいんだ?!」
モノクマ「この注射を打つだけだよー」
日向「っ…打てばいいんだな?!」
モノクマ「そうだけど…気をつけてよ~?モノミですら発症して凶暴化したんだから」
日向「わかった…行ってくる」
モノクマ「行ってらっしゃーい………うぷぷ、楽しみ楽しみ…」
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- 2 : 2015/07/22(水) 18:49:06 :
- 日向「皆…一体どこに…っ!?」
狛枝「……………」
日向「!!狛枝!」( 腕を掴む
狛枝「あ…っ?!」(払いのける
日向「こまえ…だ?」
狛枝「あ…ご…ごめ…ぅ」
日向「お、落ち着けよ…ほら、今楽に…」(注射を出す
狛枝「ひぅっ…?!そ…れ…な……何!?」
日向「注射…だぞ?」
狛枝「ち…違…違う…そんな形…注射…?違う…」
日向「こ…狛枝、落ち着けって…」
狛枝「来ないでっ!!!」
日向「っ?!」
狛枝「あ……ぅっ」(踵を返し走り去る
日向「………」
まさかこれほどまでとは…
あの狛枝がここまで怯えていてまともに会話すらかわせない。
これは本当にやばいんじゃないか。
その程度で済むのだろう、か?
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- 3 : 2015/07/22(水) 19:57:12 :
- ……………ちゅか…
…………まちゅか…
…聞こえまちゅか…
ああ、よかったでちゅ…貴方はあちしの声が聞こえるんでちゅね。
モノクマの奴がまたあちしを閉じ込めて…
あちしは今何もできまちぇん…。
だから…貴方にヒントをあげまちゅ…
モノクマのいった日向君以外雛見沢症候群…と言うのは嘘でちゅ。
まだ…何人か希望を持っている生徒はいまちゅ。
それ…と………症候群…流行らせた………生徒
……潜んで………見つけだして………くだ………
希望は…………貴方の………側に…………
…………………………
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- 4 : 2015/07/22(水) 21:42:14 :
- 日向「…とりあえず他の人のところに行くしかないか…」
狛枝の豹変ぶりには驚いたが此処で立ち止まるわけには行かない。
俺しかみんなを救えないんだから。
澪田「おやー、そこにいるのは創ちゃんじゃないっすかー?」
日向「澪田…」
澪田「創ちゃん元気無くないっすか?大丈夫?」
日向「お前は…雛見沢症候群になってるのか?」
澪田「…ショーコーグン?なんすかそれ」
日向「いや…そんなわけ無いんだ…澪田、注射を…」
澪田「あっ、白夜ちゃんだ!!白夜ちゃーん!!」
澪田は走り去っていってしまった。
澪田の症状は軽いほうなのだろうか。
しばらく放っておいても平気そうだ…
澪田「…大丈夫っすか、白夜ちゃん」
十神「ぐ…」
澪田「あは、大丈夫っすよ。唯吹が一緒にいるっす。
白夜ちゃん…もう見失わないっすよ…唯吹だけの…かわいい白夜ちゃん…」
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- 5 : 2015/07/22(水) 21:53:13 :
- なつかしい……
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- 6 : 2015/07/23(木) 06:29:16 :
- >>5
ひぐらしネタですからね…w
閲覧ありがとうございます!
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- 7 : 2015/07/23(木) 17:00:39 :
- 十神「…」
澪田「どうしたんすか、白夜ちゃん?」
ガリッ
十神「澪田…お前…その首…」
澪田「首がどうかしたんすか?白夜ちゃんってばもう…」
ガリッ
十神「!澪田…それ以上引っ掻くな…っ?!」
叩かれた。腕を弾かれたのだ。
その時見た澪田の顔は…良く分からない顔だった。
笑っているような…泣いているような…無表情のような。
ただ彼女は首を引っ掻くのを止めなかった。
澪田「なんで、っすか」
十神「な…何がだ」
澪田「…ああ…喉痛い…痒い…」
ガリッ
ガリッ
澪田「なんで…白夜ちゃん…そんなもの持ってるんすか」
十神「…?落ち着け…俺は何も…」
澪田「ひっ?!」
多分あれは…ギターだったと思う。
俺はそれで殴られ…気がつけば澪田に捕らえられていた。
誰か…気づいて…
俺…いや……僕の…事に。
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- 8 : 2015/08/04(火) 18:53:36 :
- 面白いです!
期待!
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- 9 : 2015/08/10(月) 13:02:18 :
- >>8
ありがとうございます!
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- 10 : 2015/08/10(月) 13:13:42 :
- とにかく…誰でもいいから僕に気づいてもらうしかない。
澪田の目を盗んで、だ。
そんな時に日向が来たのは幸運だった。
だが…そのチャンスを無駄にした。
澪田に何が起きているのだろう。
日向が持っていた…あれは注射だったろうか?
…思考がまとまってきた。
つまり澪田は何らかの病気なのだ。
だからあんなにも僕に怯えていたのだ。
なんとか…なんとかしないと。
澪田「びゃーくやちゃん♡」
十神「っ!!!…なんだ」
澪田「白夜ちゃんを解放しようと思いまーす」
十神「…え」
澪田「で も~、もしまた怖いことしたら…もっと……」
といいながら澪田は縄を解く。
助かった…
十神「ふん、この俺がそんなことすると思うか?」
澪田「…白夜ちゃん、信じてるからね?裏切ったら…嫌っすよ?」
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- 11 : 2017/09/19(火) 23:46:49 :
- なつかしい&おもしろいです!
続き期待(*´艸`*)
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- 12 : 2017/12/08(金) 15:29:47 :
- 昭和58年雛見沢が平成(ゆとり)のネット世界に……続き期待!
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