このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
エレン「俺が惚れたのは女総長でした」1.~出会いと不安~
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- 1 : 2015/07/20(月) 18:35:15 :
- まだかけてないのあるのにまたスレたてちゃった☆(>∀・)
またエレミカです。またです。許してください。<(~.~)>
荒らしやめてね(;~;)
作者なくお
頑張る!!!
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- 2 : 2015/07/20(月) 18:36:25 :
- 言い忘れてたけど現パロだよ!
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- 4 : 2015/07/20(月) 18:54:48 :
- 俺はエレンイェーガー。
今日は俺が入学する進撃高校の入学式だ。
アルミン「エレーン!」タタタ
エレン「アルミンおせーぞ」
アルミン「エレンが早いんだよ…」
エレン「わりぃわりぃ」
アルミン「絶対思ってないねー」
エレン「いーだろー?って…あっこの…」
アルミン「うわぁ…凄い美人さんだね…」
エレン「いや…ちげぇよ…まぁそうだけど、何か…」
アルミン 「?」
エレン「いっか!」
あの女の子、見たことある気がすんだよなぁ…?
-
- 5 : 2015/07/20(月) 19:05:07 :
- 黒髪の…赤いマフラー…あっ!もしかして…
あれは中学生の時ー
ヤンキー『オラッ、金出せよ!』
ヤンキー『お前の親医者だろ?』
ヤンキー『儲かってんだろーがよ!』
エレン『ってぇなぁ…』
俺はケンカは弱い方ではない。と言うか、強い。今まで負けた事は無かった。
なのに…コイツら…。どんな鍛え方してんだ?
殴られてるっつーのに呑気にんな事考えてた。
そしたら…
???『あなたたち!!』バッ
ヤンキー×3『総長!?』
???『何をしているの?私はそんな事をするためにあなたたちに戦いを教えた訳ではない!!!』
ヤンキー『か、構わねぇ!あっちは一人だ!!』
ヤンキー『かかれ!!』
???『フッ!!』
一瞬の内に三人の大男を気絶させてしまった。
つ、つえぇ…
???『大丈夫?私の弟子が…ごめんなさい…』
エレン『いや…大丈夫っす…』
???『受け身はしっかり取っていたみたいだから傷はあまりないけど…』
エレン『はい…』
???『うん、では、さよな…クシュッ』
エレン『風邪すかね?これ、良かったらどうぞ!』シュル
???『ありがとうございます…いつか、あえたら返します』
会うことなんてないと思ってたけど…
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- 6 : 2015/07/20(月) 19:15:17 :
- かっけぇ!!期待です!!!
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- 7 : 2015/07/20(月) 19:17:30 :
- >>6
エレミカを書いた時のAiriさんの来る速さと言ったら…w
Airiさんにはエレミカ察知能力でもあるのでしょうか…ww?
期待ありがとうございます!
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- 8 : 2015/07/20(月) 19:30:21 :
- そ、そうですかね…ww
多分察知能力あるかもしれませんね…w
でも、作者さんの名前とかで、
「あ、これエレミカっぽいな」みたいな感じでわかりますwww
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- 9 : 2015/07/20(月) 21:40:10 :
- 期待です!あとなりすまし防止のためにトリップをつけたほうがいいですよ!
-
- 11 : 2015/07/20(月) 22:59:37 :
- ミカサside
は~入学式とかめんどくさいなぁ…
私はミカサ。一応ここら辺をまとめる
乱舞っていうグループの総長をしてる。
ジャン「そうちy… ミカサ「ジャン。私はミカサ」
ジャン「すいませーん…」
ジャンは、私の一番弟子。信頼してるし、何よりも何があっても私に着いてきてくれる。
ミカサ「良いけど、私は普通の女の子として、高校生活を送りたいの!だから、グループの事は伏せて!」
ジャン「分かった」
よし!花の高校生活楽しもう!!
-
- 12 : 2015/07/20(月) 23:08:52 :
- エレンside
入学から数日後、あの女の子の事が気になるものの、同じクラスなのに話し掛けられない。
アイツだよ…ジャンとか言う奴。アイツが番犬の如くくっついて寄り付く男を追い払ってる。
美人だしな…
っと、アルミンがさっきから居ねぇんだよ…探すか。
「ソレハボクニコウサンシタッテコトジャナイノカ!!」
「ナニイッテヤガル!コノ!」
「オンナミタイナカオシヤガッテ!」
!?絡まれてる!ガラ悪そうだな…
エレン「てめーらアルミンに何してやがるっ!!」
俺はアルミンを殴っていたやつを片付けると、アルミンの様子を伺う。
エレン「アルミン!大丈夫か!?」
アルミン「うん、何とか…」
-
- 13 : 2015/07/20(月) 23:16:59 :
- ミカサside
ミカサ「ジャン!ちょっと…」
ジャン「何だ?」
ー校舎裏ー
ミカサ「大した事では無いけど、誰かに聞かれたら困るから…」
ジャン「ああ、別に気にしてない」
ミカサ「あ、で、明日久々倉庫にみんなで集まりたいから、収集かけてくれない?」
収集は、グループ全員に連絡をしなければいけない、めんどい仕事だ。
ジャン「マジか…」
ミカサ「ねぇ!ジャンお願い…」ウワメ
ジャン「よし!やるわ!」(本人は無自覚何だからまたそれが悪質だ…)
ミカサ「ありがとね!ジャン!!」
ジャン「おうよ!任しとけ!」
やったー!こう言うのやってくれるからジャンは信頼できるんだよなぁ…
-
- 14 : 2015/07/20(月) 23:23:39 :
- ー教室に戻る途中ー
ギャーギャー
ミカサ(なんだ、騒がしいな…?)コソ
え…!!あの人…
私は思わずマフラーを握りしめた。
強い…鍛えれば、素晴らしい功績を残せる。間違いない。
でも、問題はグループに率いれても、命の保証が出来ない事だ。
悪いな…良いや…。
アルミン「一人で…立てるよ…」
!?うそ…学年一の成績って言って、入学式でスピーチしてたアルミンって人までいる!?
アルミンにハッキングさせて、彼(エレン)に乗り込まさせたら、大きな戦力となる。
誘うだけ誘って、無理なら諦める。それで行こう!
-
- 16 : 2015/07/21(火) 05:57:24 :
- 私は、13才中2です!
エレミカしか愛せない人さんは?
期待です!
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- 17 : 2015/07/21(火) 19:36:41 :
- >>16
私は12歳の小6です!
私の投稿名長いんでノアで良いですよ!
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- 18 : 2015/07/21(火) 20:04:18 :
- 期待×99999999
俺も6年っス
-
- 19 : 2015/07/21(火) 20:58:25 :
- 期待
-
- 20 : 2015/07/21(火) 21:01:16 :
- わかりました!ノアさんですね!
私より年下なのに、こんなに文章力あって…恐ろしい子…w
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- 22 : 2015/07/21(火) 22:58:48 :
- 尊敬するエレミカ作者さんが見てくれてる…
私「皆さん…あなた達が居れば、私は私はssを書ける…!」
頑張るぞぉぉぉお!
-
- 23 : 2015/07/21(火) 23:06:17 :
- エレンside
ミカサ「あのっ!!」バッ
アルミン「は、はいっ!」
あの子…
ミカサ「えー…と、イェーガーさん…?でしたっけ…?私のこと、覚えてますか!?」
エレン「覚えてます…」
ミカサ「ならあなたは話が早いと思うのですが、イェーガーさん!アルレルトさん!私が率いるグループに入ってくれませんか!?」
エレン「え…………」
アルミン「ぼ、僕がぁぁぁあ!?」
ミカサ「申し遅れましたが、私は乱舞の総長、ミカサアッカーマンです。二人の能力があれば、私のグループは今よりずっと戦いやすくなります!」
アルミン「………ごめんなさい。アッカーマンさん。僕は、自分の都合でこの今までの努力を振りかざしたくありません。ごめんなさい」
-
- 24 : 2015/07/21(火) 23:11:54 :
- 期待‼︎
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- 25 : 2015/07/21(火) 23:12:10 :
- ミカサ「………私達は、自分の都合で戦っている訳では無いです。私達の活動は、基本的に悪さをしているグループを抹消する。それだけです」
アルミン「そ、そっか…ごめんなさい。何も知らないのに勝手な事…」
ミカサ「いえ、きにしなi… エレン「良いよ。俺、入る」
アルミン「なっ!エレン!?」
ミカサ「アルレルトさん。私達のグループが勝手な都合で動いて居るわけじゃない事が分かったなら、考えをどうか改めて欲しい」
-
- 26 : 2015/07/21(火) 23:14:49 :
- トリップ忘れとった…
今までの私だよ!
>>24
ありがとうございます!!
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- 27 : 2015/07/21(火) 23:20:48 :
- アルミン「…分かったよ。入ろう」
ミカサ「ありがとう。ただ、分かってほしいのは、大きな戦いになったとき、命の保証は出来ないと言うこと」
アルミン「え…そんな…」
ミカサ「アルミンには基本的に敵について調べて貰おうと思っている。ので、そんなに前線で戦う事は無いだろう。しかし…」
エレン「俺か…別に、構わねぇよ」
死ぬのは怖い。
でも、それ以上にコイツと話したいと思った。
アルミン「あのさ…アッカーマンさん!」
ミカサ「ミカサでいい…」
アルミン「ミカサ…か…うん!僕もアルミンって読んでね!」
エレン「俺もエレンって読んでくれ!よろしくな!」
ミカサ「二人共…明日ね…」
ミカサに集会の事と、倉庫の地図を渡された。
-
- 28 : 2015/07/22(水) 12:46:29 :
- 期待です!
-
- 29 : 2015/07/22(水) 14:38:03 :
- ニヤニヤが止まりませんな(=゚ω゚)ノ
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- 30 : 2015/07/22(水) 15:00:30 :
- GOODボタン押しちゃえ!
期待過ぎて待ちきれない!
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- 31 : 2015/07/22(水) 23:02:33 :
- 小6なのにすごいッスね。
....俺と大違いだ。ガクッ
期待×100000
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- 32 : 2015/07/23(木) 04:53:44 :
- 期待
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- 34 : 2015/07/24(金) 11:40:14 :
- ー次の日ー
アルミン「ここかなぁ?」
エレン「だな、つかでけぇええ!」
ジャン「おう、お前らか、ミカサから聞いてる入れよ」
アルミン「え、キルシュタインくん?だっけ…?君は…」
ジャン「俺はミカs…総長の側近だ」
エレン「へー!そうなのか!」
ジャン「おう!」
ガサッ
ミカサ「エレン!アルミン!」ダキッ
アルミン「わっ!びっくりしたぁ!」
エレン「はは、ミカサ、で、今日は何すんだ?」
ミカサ「うん、まずは二人の紹介をする」
アルミン「そっか…何か緊張するな…」
ミカサ「何か一言考えておいて欲しい」
エレン「分かった!大した事はいえねぇけどな」
ミカサ「うん!あ…ジャン、ちょっと来て…二人は、倉庫の中の舞台袖に居てね」
エレアル「分かった!」
ジャン「…で、何だ?大事なことなんだろ?」
ミカサ「うん。実は…」
-
- 35 : 2015/07/24(金) 11:54:57 :
- ミカサside
ミカサ「実は、新人の子たちが、毒牙の総長に半殺しにされて…伝言もあった」
ジャン「毒牙…か。あいつらうちの領地で好き勝手やりやがって…しかも総長かよ…」
ミカサ「で、その伝言が…
『僕と君のグループは、同時に存在してはならない。その内仕掛けるから覚悟しててね、ミカサ』
って…」
ジャン「妙に馴れ馴れしい奴だな…」
ミカサ「うん。まるで、会ったことがあるような言い方」
-
- 36 : 2015/07/24(金) 12:01:30 :
- ミカサ「で、その事を報告しようと思う」
ジャン「おう、でもって鍛えてこっちも戦闘体制整えとくべきだな」
ミカサ「うん。そろそろ行こう」
ジャン「おう」(もーちょいミカサと話したかったけど)
ミカサ タタッ「二人とも、遅くなってごめんなさい。私が合図したら出てきてね」
パッ
ミカサ「静かに!」
私が声をかけるとみんなが静まり、整列する。
-
- 37 : 2015/07/24(金) 23:14:00 :
- ミカサ「今日集まって貰ったのには2つ、理由がある。1つは、新しい仲間の紹介」
ミカサ「二人共、出てきて自己紹介を」
エレン「エレンイェーガーだ!頭使うのは苦手だけど、体力やメンタル面には強いと思うから、よろしくな!」
アルミン「ア…アルミンアルレルトです!!僕は!体力には自信がありませんが、頭をフルに活用して、ここのみんなに馴染めるようしっかりと…ブツブツ
ミカサ「ア、アルミン!落ち着いて、もういいから…あ、彼らは、私が認める程の能力を持っている。勿論、仲間として、仲良くしてほしい」ニコ
部下たち ズッキュウゥゥウン「はい!勿論です!!」
ミカサ「ありがたい。そして…もう1つは、報告」
ミカサ「この間、部下の一人が毒牙の総長に暴行を受けた。そして、伝言を受けたようで、その伝言は…
『僕と君のグループは、同時に存在してはならない。その内仕掛けるから覚悟しててね、ミカサ』
だ、そうだ」
ミカサ「要するに、いつ、毒牙が“仕掛け”をほどこして来るかは分からない。充分な警戒と戦闘準備をしていて欲しい」
-
- 38 : 2015/07/24(金) 23:22:33 :
- ここまでの事をまとめます!
ミカサ…乱舞の総長。
総長の座は兄から受け継いでいる。
兄は最強といわれて恐れられて居た。(みんな誰か分かるよね)
中学生の頃、自身の部下に襲われていたエレンを助け、マフラーを渡される。
普通の高校生として過ごそうとするも…?
エレン…中学生の頃、ミカサに助けられ、なんとなくミカサに惹かれる。(これからどうなるかな…?ニヨニヨ)
体を動かす事“は”得意。(は、だよ)
乱舞に入る。
アルミン…エレンの幼馴染み。
エレンと共に乱舞に入る。
恋かは自分でも分からないが、ミカサをつい気にかけてしまう。(フハハハハ)
超超超頭が良い!!(脳みそ分けろ)
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- 39 : 2015/07/24(金) 23:23:21 :
- 期待
-
- 40 : 2015/07/24(金) 23:28:13 :
- ジャン…ミカサの側近。
ミカサに一番信頼されている存在。
しっかりとミカサを支えるものの、本人は常にミカサにデレまくりだ。
だが、ケンカは強い。
ミカサの兄…はい、あの人です。
最強と恐れられ、領地を次々と広げた。
ミカサに総長の座を渡したものの、たまに倉庫に来る。
シスコン。(ミカサは嫌がってる)周りからみたら、ただのセクハラ。
-
- 41 : 2015/07/24(金) 23:28:41 :
- >>39
きゃー!ありがとうです!
-
- 42 : 2015/07/26(日) 21:03:10 :
- 部下「はいっ!!」
ミカサ「なら良い」
ジャン「ミカサ…実は…お前の兄さんが…」
ミカサ「兄さん…!?」ハッ ヒュッ
リヴァイ チッ「避けたか…」
ミカサ「兄さん…来てたのね…」
リヴァイ「勿論だ!可愛い妹を見るためだからな!」ギュー
ミカサ「離れて」ブンッ
突如現れたリヴァイに驚く二人だが、
リヴァイはものすごい形相で二人を睨む。
リヴァイ「おい、てめぇら…ミカサとどんな関係だぁ…?」ニラミ
アルミン「ひっ、ぼ、僕は、と、友達でぇす!!!!」(好きでもこの人の前で言えるわけ無いよ!!!!)
エレン「俺も、友達ですが……」(まあ好きだけどな)
リヴァイ「おいエレン…だったか?お前、最後の間は何だ…」
エレン「いや、シスコンですねーと、思って」
-
- 43 : 2015/07/27(月) 00:15:12 :
- 期待
-
- 44 : 2015/07/27(月) 22:18:29 :
- >>43
期待ありがとうです!もう少ししたら書くかも…?
-
- 45 : 2015/07/27(月) 23:01:27 :
- アルミン(おいぃぃぃぃー!!!なぜ君は言えるんだ!)
リヴァイ「フン、良いだろ…」ドヤ
アルミン(おいぃぃぃー!あなたもですか!?ドヤらないでください!)
ミカサ「離して。毒牙が襲って来たからには、こっちにも考える事がある」
アルミン「あっ、ぼ、僕の仕事は、ハッキングだよね!やるよ!えーと、コンピューターは、これ使っていい?」
ミカサ「うん。アルミン用に買っておいた。持って帰っても良いし、好きにして」
アルミン「ええっ!?僕用に買ったの!?何かごめん…」
ミカサ「その分、働いて貰えば良いから♪」クス
エレン「よっしゃ!俺らはトレーニングだな!」
ミカサ「うん。行こう」
リヴァイ「待て。今回の戦い、俺も参戦しよう」
ミカサ「そう?ありがたい。ではリヴァイも一緒にトレーニングを…」
エレン(せっかくミカサとトレーニングで二人っきりに…とか思ってたのに…)
リヴァイ(ミカサと二人っきりになんてさせねーからな)
-
- 46 : 2015/07/27(月) 23:13:08 :
- トレーニングに行く直前、アルミンに声を掛けられる。
アルミン「抜け駆けは許さないからね、エレン?」ボソ
エレン ゾクッ「アルミン…まさかお前…」
アルミン「そのまさかだよ…」
トレーニング中も、その事が気にかかる。
懸命に腹筋を続けるミカサを横目に、自分もサンドバッグ相手にパンチとキックを続ける。
リヴァイさんは…ミカサの写真撮ってる。
大丈夫なのか?
エレン「リヴァイさん!」
リヴァイ「何だ…」
エレン「お手合わせ、お願いしたいのですが…」
ミカサ「エレn… リヴァイ「ほぅ…悪くない…」
ーリング上ー
緊張感がヤベェ…
相手の攻撃は、軽く動いてるようだから、重くは無いだろう。
リヴァイ「フッ…!」
エレン「うぐっ…」
重くは無いだろう。と、軽く見ていた攻撃は、一撃一撃が重くて、一度受けると中々立てなくなる。
立てなくなると、また一発一発と、攻撃される。
体制を整える隙もあたえない。
これが、最強か…
自分の無力さに呆れつつも、こんな弱さで戦いを挑んだ自分が恥ずかしく思える。
-
- 47 : 2015/07/27(月) 23:19:33 :
- ミカサ「もう止めて!」
リヴァイ「ミカサに感謝するんだな…未熟なのに俺に挑んだ自分を恥じろ」
エレン「っ…」ドサ
ああ、本当にそうだ。
俺は何も言えないまま、リング上に倒れる。
ミカサ「エレン!エレン!大丈夫!?」
エレン「っ…ああ…」
-
- 48 : 2015/07/29(水) 01:14:20 :
- ミカサ「手当てするから来て!」
エレン「あ…ちょ…」ヨロ
ミカサ「あ、ごめんなさい。ちょっと失礼…」ヒョイ
エレン「お、おい!ミカサやめろよ!」
ミカサは華奢な腕のどこにそんな力があるのやら、エレンの事をお姫様抱っこしながら救護室まで連れていってしまった。
トサッ
ミカサ「ごめんなさいエレン…嫌な思いをさせてしまった…」
エレン「いや、良いよ。俺が弱いからボロボロにされて、立てなくてミカサが運んでくれただけだし」
ミカサ ホッ「そう…ありがと…」ニコ
エレン(ミカサの笑顔ゲットオォォォオオオ!)グッ
-
- 49 : 2015/07/29(水) 01:20:08 :
- ミカサ「どうしたの?手当てするからとりあえずベッド座って?」
エレン「おう…」ストン
ミカサは俺にガーゼを当てながら話す。
ミカサ「兄さんは、悪気は無いと思うから許してあげてね…でも、ここまではひどいとおもうけどねっ…」
エレン「…ああ…」
ミカサ「私達の家系は、力のリミッターを自由に外して戦う事ができるから、加減が出来ない事もあるの」
エレン「そうなのか…」
ミカサ「うん。よし、出来た…」
エレン「ありがとな…」ハッ
よくよく考えたら、ここはベッドの上。俺とミカサが座っている。
エレン(このまま…終わって良いのか…?)
ミカサ「エレン、行こう」
-
- 51 : 2015/07/29(水) 02:01:06 :
- 期待しています
-
- 52 : 2015/07/30(木) 19:38:09 :
- 昨日は結局書けませんでした…すいません!
>>51
期待ありがとうございます!
そして“多分”ですか…w
-
- 53 : 2015/07/30(木) 19:43:01 :
- 俺は立ち上がったミカサの腕を引いた。
ミカサ「わぁっ…」
ミカサside
エレンに腕を引かれて見事に転んでしまった私はどういう訳かエレンに馬乗りになられ、押し倒されている。
ミカサ「エレン…その…退いてほしい…」
エレン ハッ「お、おうわりぃ…すぐどk… アルミン「ミカサ!ハッキング成功したよ!って…エレン…?」
エレン 「ち、ちが…アルミン誤解だ!!」
アルミン「ミカサー!ちょっとエレン借りるね?」ニッコリ
ミカサ「うん…」(あのニッコリが怖い…)
-
- 54 : 2015/07/30(木) 21:15:56 :
- アルミンside
アルミン「僕、抜け駆けは無しって言ったよね…?」
エレン「わりぃって…俺も衝動的に…」
アルミン「も~、君は仕方が無いなぁ…」
ありがとね、エレン。
これで僕も、けじめが着いたよ。
迷わずミカサに対して本気になれる。
だから、きっかけを、ありがとね…
-
- 55 : 2015/07/30(木) 21:30:42 :
ミカサ「話は済んだ…?」
アルミン「あ、うん!毒牙の事だけど…」
ミカサ「うん…」
アルミン「………」ペラペラペラ
ミカサ「なるほど…」メモメモ
ミカサのメモ
~毒牙について~
総長…ベルトルトフーバー
幹部…アニレオンハート、ライナーブラウン
部下の数ははっきりとはしないが約150程。
拳銃や、ライフルなど、飛び道具を使って来る。
総長、幹部はしていないが、部下のほとんどはクスリをしている。
アルミン「って所かな?」
ミカサ「凄い!!こんな短時間でここまでの情報が…」
アルミン「被害を受けた人達が、情報をかなり流しているみたいなんだ」
ミカサ「ありがとう!!やっぱり私が認めただけある!」ドヤ
アルミン「へへっ、ありがとう!これからも頑張るね…!」
ミカサ「うん!アルミンはいい子…」ナデナデ
アルミン「ミカサ。あまり男の子に、こんな事しちゃ駄目なんだよ?」
ミカサ「アルミンは大丈夫」
アルミン「僕だって男の子何だよ?」
ミカサ「!そう…ね…うん。わかった。気をつける」
アルミン「うん!なら良いんだ♪」
僕は頭の上に乗せられたミカサの手をそっと取り、軽く握る。
ミカサの細い手を、あっというまに包み込む
ミカサ「ア、アルミン!」
アルミン「?どうしたの?」
さぁ、これでいいはずだ。
ねぇ、ミカサ。
僕は、男の子じゃ無い。
男なんだよーーー
-
- 57 : 2015/08/01(土) 23:51:29 :
- 恐怖体験で恐怖の期待
-
- 59 : 2015/08/02(日) 19:12:55 :
- >>57
恐怖…?よくわかりませんが、期待ありがとうございます!
-
- 61 : 2015/08/02(日) 19:18:53 :
- ミカサside
ミカサ(び、び、びっくり…)
そうだ…あんなに可愛い見た目でも、アルミンは男なんだ…。
その事に気付くと、また少しドキドキしてしまう。
リヴァイ「おいガキ!ケガはどうだ…?」
ミカサ「兄さん…」ニラミ
-
- 62 : 2015/08/02(日) 21:37:55 :
- エレン「ミカサ!俺は大丈夫だから!リヴァイさん、こんなよわっちぃのと戦ってくれてありがとうございました」
リヴァイ「お前は…まだまだだが、素質はあるんじゃねーか…?」
エレン「本当ですか!!鍛えます!」
エレン、単純過ぎ…
でも、そんなエレンもきっと私はs…バタバタ ガチャッ
-
- 63 : 2015/08/02(日) 21:43:49 :
- ジャン「ミカサ!エルドがっ!エルドが…!毒牙に殺られた…!!」
ミカサ「!?そんなっ…!エルドが…?」
エルドは兄さんが総長の時から乱舞で戦ってくれていた、実歴のあるプロだ。
兄さんを慕っていて、戦いが始まると同時に敵陣に進むリヴァイ班にも抜擢されていた。
リヴァイ「エルドが…か…?」
ジャン「……はい」
ミカサ グスツ「エルド、エルドの所に行こう…」
エレン「俺も行っていいすか?」
ジャン「お前らは、待ってろ。俺とミカサとリヴァイさんで行ってくる」
アルミン「分かった。その間に少しでも情報を掴んでおくよ…!」
エレン「ああ…待ってるわ」
ミカサ「ジャン、兄さん、行こう!」
-
- 64 : 2015/08/02(日) 21:53:46 :
- ー病院ー
ミカサ「エルドの死んだ状況を聞きたい」
ジャン「巡回中に襲われた見てぇだ。そのあと病院に運ばれたけど、着いてすぐに…」
リヴァイ「そうか…」
407 エルド・ジン
ミカサ「ここね…」
ガラ
ドアを開けると、ベッドに横になって眠っているエルドが居た。
ミカサ「える…ど…ぅ、うぁぁぁぁああ!」ポロポロ
私は、あなたにとって、いい指導者になれただろうか。
私は、あなたに何か出来ただろうか。
するどころか、最悪の目に合わせてしまっただろうか。
込み上げる感情のまま泣き崩れる事しか出来ない。
兄さんも、無言で泣いている。
リヴァイ「エルド、お前は俺の、最っ高の部下だ。今までも、これからもだ」
-
- 65 : 2015/08/06(木) 01:50:08 :
- えぇぇー!!しょ、小学6年でこの文力って…
て、天才…ちなみに私はAiriさんと同じで中学2年生です!14歳になったけど…頑張って下さい!
-
- 66 : 2015/08/06(木) 02:06:07 :
- >>65
ホワイトラビットさんのss、読んだことありますよ!
エレミカこそ至福!
頑張ります!
-
- 68 : 2015/08/06(木) 02:12:12 :
- 兄さんは、何だかんだ仲間思いだ。
そういう所は好きだけどね…
ジャン「エルド…これお前のロッカーから取って来たぞ。お前彼女大事にしてたんだな…写真貼ってさ…」
ジャンが話ながらエルドの腕に着けたのは、乱舞に入った時に渡されるリストバンドだった。
リヴァイ「お前ら、いくぞ…」
ミカサ「うん…。悠長には出来ない」
ガラガラ
エルドの母「エルド!!」
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- 69 : 2015/08/07(金) 00:08:58 :
- ミカサ「エルドの…お母、さん…」
エルドの母「あなた達は…」ギリッ
私が誰か分かった瞬間憎しみの眼差しを向ける。
当然だ。私のせいだもん…
エルドの母「あなたのせいでエルドがっ…!!!」ブンッ
エルドのお母さんは手を振り上げて私に殴り掛かった。
避ける気も無かった。
私は、このまま受けなければいけない。
何かがそう思わせた。
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- 70 : 2015/08/07(金) 00:14:47 :
- ギュッと目を瞑った瞬間、バシッっと鈍い音がした。
そっ、と目を開くと、そこにはジャンが立っていた。
ジャン「コイツの事…責めないでやってください!」
ジャン「俺なら、いくらでも殴って良いです!でも…コイツはいつだって周りに気付かれないように努力してたから!!」
何で?何で私を庇うの?
自分を犠牲にまでして、私を守って、どうしたいの??
ミカサ「ジャン………」ポロポロ
リヴァイ「俺からも誤ります。すいません」ペコ
兄さんも誤っている。
私は、なにも出来ないままだ。
ジャン「行くぞ、ミカサ…」
ジャンは殴られた部分を擦りながら私の腕を引く。
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- 71 : 2015/08/07(金) 00:19:55 :
- ミカサ「ありがとう…ジャン………」グスッ
ジャン「気にすんな。俺がやりたい事をやっただけだ」
ミカサ「でも…ごめんなさい…」
リヴァイ「冷たい事を言うようだが、乱舞に入るか決めたのは、エルドだ。乱舞の為に心臓を捧げる事が出来たのは、エルドの本望だったんじゃねーか…?」
ジャン「ああ、エルドは、確かにお前を慕って居たからな」
エルドが…私をっ…??
ミカサ「うんっ…!」
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- 72 : 2015/08/07(金) 00:23:57 :
- 倉庫に戻ると、エレンにすぐ声を掛けられる。
エレン「ミカサ!!」タッ
ミカサ「エレン………」
エレンを乱舞に入れるのは間違いだった。
勿論アルミンもだ。
ミカサ「エレン、アルミン!!!ごめんなさい!ごめんなさぃ!ごめんなさぃ!!」ポロポロ
アルミン「ミカサ!!落ち着いて!」
ミカサ「やだっ、やだ………死なないで!」ポロポロ
私は、間違いを犯してしまったんだ。
私が、二人を殺してしまう。
ミカサ「や…………だぁ…………」フラッ
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- 73 : 2015/08/07(金) 00:29:12 :
- エレンside
ミカサはやだとか細く呟いた後、よろけた。
エレン「ミカサっ!?」ソッ
間一髪受け止めたものの、心配で堪らない。
アルミン「取り合えず、倉庫の中のミカサの部屋へ!!」
リヴァイ「ああ、こっちだ」
ベッドの上に、ミカサを寝かせる。
ミカサ「んんっ…」スースー
エレン「なぁ、アルミン…俺は、コイツの為に何が出来るだろう」
アルミン「えっ…?何が…か…それは、今のミカサの不安を取り除いてあげる事じゃ無いかな?」
エレン「ミカサの、不安…………?」
アルミン「僕達が死なない事を約束しよう。彼女は僕達が死ぬ事を恐れている。」
エレン「あぁっ…!」
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- 74 : 2015/08/07(金) 00:34:57 :
- 今日一日で分かった事がある。
ミカサは、乱舞にとっても、リヴァイさんにとっても、アルミンにとっても、ジャンにとっても大切な存在だって。
俺にとっても大切な存在のミカサは、多くの人から守られていた。
“体”は、だ。“心”は、がら空きだった。
いくらジャンが気にかけても、リヴァイさんがくっついても。
心だけは守れなかった。
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- 75 : 2015/08/08(土) 01:45:39 :
- いつ仲間を死なせてしまうかの不安をぬぐい去る事は出来なかった。
今回エルドさんが亡くなった事で、ミカサは精神状態に限界が来た。
エレン「ミカサ…辛かったよな…」ウルウル
アルミン「っ…。僕は、最初こそ怖かったけど、みんないい人で楽しいって思えてるんだよっ…」グス
ジャン「…………」ポロポロ
リヴァイ「お前に…継がせた事は、間違いだったんだろうか……?きっと…そうだな。お前は普通の女の子として過ごしたかったろうに…」ポタ
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- 76 : 2015/08/08(土) 13:00:52 :
- ミカサside
私が目を覚ますと、みんなが泣いていた。
ミカサ「何で泣いているの…!?」アセアセ
ジャン「ばっ…お前の事でだよ!」グシグシ
リヴァイ「…お前が総長辞めたいなら。良いぞ。この悲しみはこれからもあるだろう」
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- 77 : 2015/08/08(土) 21:38:24 :
- ミカサ「やめない…!みんなが死ぬのは嫌だけど、誰かが死んで悲しむなら、守れば良いって思ったから」
エレアルジャンリヴァ「……!!」
ミカサ「さっきは取り乱してごめん。エレンや、アルミン。みんなが大切だから失いたくないの」
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- 78 : 2015/08/08(土) 22:24:56 :
- ミカサ「ごめんなさい…」
エレン「ミカサ…俺らは戦い続けるよ。でも、一つだけ約束する」
アルミン「うん。僕達はミカサを置いて死なない。絶対だよ!」
ミカサ「本当に…?」
エレン「ああ、絶対だ!」ニカ
ミカサ「うん!」
私はやっぱり、ここの総長でありたい。
辛くても、ここは私の居場所だから。
そして、私の居場所はここだから。
ミカサ「二人も死なないでよ…?///」
ジャンリヴァ「ぜってー死なねぇ!!」
ミカサ「みんっな大好きだ!」全員ギュー
エレン「お、おいミカサ!」(ミカサは俺が絶対守る…!)
アルミン「ふふっ、ミカサー!」ギュ(これからは攻めて行かなきゃエレンに取られるね…)
ジャン「ミカサはしゃーねー奴だな…」ナデナデ(後から来たやつに取られてたまるかよ!)
リヴァイ「おーおー妹よ。今日は大胆じゃねーか」(俺はミカサが幸せになるまでの用心棒でもするか)
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- 79 : 2015/08/08(土) 22:39:53 :
- 私は、ミカサを置いて死なないと言ってくれたみんなが大好き…!
みんなに死んでほしくないから、私はもっと強くなって守れるようになれるといいな…!
ー終わりー
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- 80 : 2015/08/08(土) 22:41:35 :
- えーと、長くなりそうなので、シリーズものにして、続き立てました!
1をみてくださった方!期待してくださった方!本当にありがとうございます!
駄作ですが、続きも読んでくださると嬉しいです!
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- 81 : 2015/08/08(土) 22:51:26 :
- 続きです!
http://www.ssnote.net/archives/38130
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- 82 : 2018/08/22(水) 01:34:12 :
- 面白いです。でも、エルドは残念だったけど、応援しています。
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- この作品はシリーズ作品です
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