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この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

アスヒ君と、オリキャラがいちゃついてるだけの話。

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  1. 1 : : 2015/07/18(土) 21:56:11
    この話はミカグラ学園組曲です。

    オリキャラの説明

    香久弥 箏音(かぐや ことね)
    ・高校1年生 ・「和」なもの、花、星が好き ・筝曲部 
    ・能力で箏を弾く

    わからなかったら、すみません。
  2. 2 : : 2015/07/18(土) 22:38:10
    箏音side

     放課後。私は人気のない廊下を歩いていた。今日は部活はないけれど、箏の練習をしようと部室にむかっていた。
     そして、曲がり角に差し掛かった時…
     ドンッ
    ?「わっっ!」 箏「ひゃっっ!」
     ドサッバサッ
    箏「んっ…」

    ?「ご、ごごごっごめんなさいなのですっ!!」

    箏「ふぇ?い、いえ、こちらこそすみません!」

    ?「大丈夫なのです。立てますか?」

    男の子が、手を差し伸べてくれた。

  3. 3 : : 2015/07/18(土) 23:09:26
    ?「本当にごめんなさいなのです!!僕、ちゃんと前を見ていなくて…(オロオロ」

     うわぁ、いい人。男の子でこんないい人がいたなんて…。あれ、なぜかこの人見たことある??気のせいかしら…。

    箏「大丈夫ですよ、ありがとうございます。あの、本は大丈夫ですか?そんなにたくさんあるなら、半分ぐらい一緒に運びます。」

    ?「そ、そんなダメです!ぶつかってしまった上に運んでもらっては悪いのです!それに、男子寮はここから離れていますし…」

    箏「なら、なおさらです。これも何かの御縁。運びますよ?」

    ?「で、でも…」

    ニコッ。微笑んでみせる。

    ?「すみません、お願いしますなのです!」
  4. 4 : : 2015/07/18(土) 23:25:29
    アスヒside

     山積みの本を抱えて歩いていたら、女の子とぶつかってしまったのです…。なのに、怒らずに、一緒に運ぶとまで言ってくれるなんて。とてもいい人なのです!
     それに、かぐや姫みたいできれいなのです…って、僕は何を考えているのでしょうか。
  5. 5 : : 2015/07/18(土) 23:53:48
    ?「あっあのっ」

     女の子の夜明けの空を閉じ込めたような瞳と目が合いました。

    ?「もしかして、いえ、もしかしなくても、天文部代表の射水アスヒさんですか?」

     女の子が僕のことを知っていてくれて感激なのです!
    あ、でもあの新聞を読んでいたのでしょうか…。

    ?「あぁやっぱり!私、一度会ってお話ししてみたかったんです!ルーキー戦、おめでとうございます!でも、新聞部の方々はひどいですよね、六等星だってちゃんとヒカリがあるのに。」

     この女の子はなんていい人なんでしょうか!それに、僕と会いたいと思ってくれてたことがとても嬉しいのです!!
     そういえば、この女の子の名前を知りません。思い切って、聞いてみましょう!

    ア「あの、貴女は?」

    ?「ハッ)ごっごめんなさい!しゃべりっぱなしで名乗っていませんでしたね。」

    箏「私は、筝曲部の香久弥箏音です。よろしくお願いしますねっ射水さん!!」
  6. 6 : : 2015/07/19(日) 00:01:20
    ア「こちらこそなのです、香久弥さん!!」
  7. 8 : : 2015/07/19(日) 15:41:40
    続きです。


    アスヒside

     そのあと、僕と香久弥さんは色々な話をしました。
    おかげでたくさん、彼女のことを知れたのです。高校から入ったこと、星や花・筝が好きなこと、ルーキー戦で藤白さんに負けてしまったけどベスト4に入ったこと…。
    星や花・筝の話のときの香久弥さんはとても生き生きしていて、つい見とれてしまいました…。今日の僕、なんかおかしいのです。そうこうしているうちに、部屋の前まで来てしまいました。

    ア「ここが僕の部屋なのです!!ありがとうございましたなのです!」

    箏「いえいえ。射水さんとたくさんお話しできてよかったです。あ、本、中まで運びますね。」

    ア「すっすみません。」

    ガチャ

    箏「どこに置けばいいでしょうか?」

    ア「そこの棚に置いてくださると助かりますです!
    あ、お時間大丈夫ですか??もしよかったら、紅茶飲んで行ってくださいなのです!」

    はぅぅぅ…。言ってしまったのです。

    箏「なら、ごちそうになりますね。(ニコッ」

    か、かわいいっ!そして、嬉しいのです!

    ア「すっ好きなところに座っていてください!今淹れてくるのです。」

    箏「はい。ありがとうございます!」

    なぜか、箏音さんを見るとドキドキするのです…。これって、なんででしょうか…。
  8. 14 : : 2015/07/20(月) 16:22:08
    箏音side

     久しぶりに男の子の部屋に入ったなぁ…。
    さすが射水さん、部屋がきれい。家具も小物もアンティークで素敵だし…。ところどころ星空があるのが射水さんらしい。私もこんな部屋に住めたらなぁ…なーんて思ってたら、

    ア「紅茶が入ったのです!どうぞですっっ!」

    箏「ありがとうございます!」

    コクッ

    箏「わぁぁ……。おいしいですっっ、射水さん!」

     淹れてくれた紅茶は温かくてほんのり甘い、冬にはぴったりの紅茶だった。

    ア「お口に合ったようでよかったのですっ!そういえば、今日はペルセウス座流星群が見られる日なのです!!」

    箏「そうですね。見られるでしょうか…。」

    ア「今夜は晴れるそうなので、大丈夫なのです!!!あっあの、それであの、もっもしよかったら、二人で屋上で見ませんかっっ?」

    ふぇぇぇ?!ふっ、二人っきり!!どっどどどどうしよう?はずかしいけど、一緒に行きたい…///

    箏「…//はっはいっ。よよよろしければ、ご一緒させてくださいっ!」

    ア「パァァ)では、一時間後ぐらいに屋上で。」

    箏「はいっ!まっまた後で、射水さんっっ」

    ア「お待ちしているのですっっ」

    ガチャッ

     ふぅ…。って、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!これって、デデデッデートっていうんじゃぁ…//いや、でも、二人っきりってだけで……二人っきり…///
  9. 15 : : 2015/07/20(月) 18:13:36
    ここでちょっと、香久弥箏音について、追加説明でーす

    実は、湊川君のいとこなんですねww
  10. 17 : : 2015/07/20(月) 23:19:03
    ユーザー代わりまして、ここからはmint@シグレ最高!がお送りいたします
  11. 20 : : 2015/07/30(木) 22:28:19
    «PM7:50»
    アスヒside
     望遠鏡もいいところにセット出来たのです♪あとは香久弥さんを待つだけ…って、あぁ!!ブランケット1枚しか持ってこなかったのです…。2人で掛けるっていう手もありますが…///

    箏音side
     日本茶も水筒に淹れたし、他は何も持っていかなくていいよね…って、急がなきゃ!遅れちゃう!!
     
  12. 21 : : 2015/08/03(月) 00:50:19
    «PM8:00»
    箏音sibe
      ガチャ
     ア「あっ、こ…香久弥さん!」

    射水さんの顔がパァァって明るくなった!素敵だな。
    こ…って何て言おうとしたんだろう?

     箏「ニコッ))来ちゃいました」
     
     ア「来てくれて嬉しいのです!!」
  13. 22 : : 2015/08/11(火) 01:49:25
    あぁ、笑顔が眩しい…。そんなに嬉しかったのかな?
    彼の隣まで歩く。そして、

    箏「隣、いいですか?((ニコッ」

    ア「ズッキュン))はっはい!どどどっどうぞなのです!!!」

    どうしたのかな、なんか慌ててるみたい。いやだったかな??

    箏「ありがとうございます。失礼しますね。」

    ちょっと距離を置いて座ったはずなのに、肩が触れ合うほどのところに座ってしまった。

    箏「ご、ごめんなさいっっ」

    そう言って離れようとしたら、

    ぐいっ

    箏「えっ?」

    射水さんに肩を掴まれて元のところに戻された。

    ア「えっあっ…ごっごごごっっごめんなさいなのですっっ!!そのまんまでいい、の、です…///」

    箏「は、はい//」

    意外と射水さんって力あるんだな…。やっぱり男の子だもんね。
  14. 25 : : 2015/08/19(水) 01:13:26
    ア「…//」

    箏「…//」

    暫しの沈黙。きっ、気まずいよ、射水さん…。
    うぅ、どうしよう…。

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著者情報
kimiuso

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@kimiuso

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ミカグラ学園組曲~生徒たちの恋愛事情~ シリーズ

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