この作品は執筆を終了しています。
食戟のソーマ:今できること
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- 1 : 2015/07/17(金) 22:33:45 :
- お久しぶりです。
少し投稿が遅れてしまいました。
前回の作品で頂いたたくさんのアドバイスありがとうございました。
そのアドバイスを参考に進めていきたいなと思います。
また、夏休みなんですが、投稿できるかどうか正直わからないので、亀更新となります。予めご了承下さい。
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- 2 : 2015/07/17(金) 22:36:08 :
- 前回の作品はこちら →http://www.ssnote.net/archives/36827
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- 3 : 2015/07/17(金) 22:43:05 :
- あと、前回のアドバイスにあったコメント欄の投稿を許可しないことなんですが、みなさんの声も気になるのでコメント欄の投稿は、許可します。勝手ですが、よろしくお願いします。
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- 4 : 2015/07/20(月) 17:15:50 :
- あれから三日経った。
この期間たくさんの人が来てくれた。
授業が終わると来てくれる極星メンバー、遠月OBの乾センパイや水原センパイ、そして師匠である四宮センパイ。
そしてアリスと黒木場、葉山、意外なことに新戸まで来てくれた。
だけどあいつは来ていない。
あの日以来、あいつの顔を見ていない
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- 5 : 2015/07/20(月) 17:49:47 :
- スタスタ
緋沙子「えりな様は自室に引きこもりっぱなしだ。あまり食事もとられていない。」
創真「まじかよ。大丈夫なんか?」
緋沙子「実はかなり危険な状態だ。お気持ちはわからないわけでもないからな。」
俺は新戸に連れられて薙切邸にいる。なんでも薙切とあってほしいらしい。
スタスタスタ ピタッ
緋沙子「ここがえりな様の部屋だ。」
創真「なあ、なんで俺が呼ばれたわけ?」
緋沙子「お前にしかできないからだ。幸平創真」
創真「どういうことだよ?」
緋沙子「・・・えりな様の精神はズタボロだ。悔しいが私が励ましても声が届かない。だがお前ならできそうな気がするんだ。あの時私がえりな様のもとに戻れたのはお前のおかげだからな。」
創真「ああ、スタジエールの時ね。」
緋沙子「お前には感謝しきれない。だが、今回もお前に頼ってしまうとは・・・」
創真「困った時はお互い様だろ?」
緋沙子「頼む幸平。あのお方を・・・えりな様を・・・」
「よろしく頼む」ポロッ
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- 6 : 2015/07/20(月) 18:07:51 :
- 期待です
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- 7 : 2015/07/21(火) 02:15:26 :
- 極星寮のエントランスぐらいの広さの部屋に内心驚きつつ、俺はあいつを見つけた。
椅子の上に膝を折り曲げて座り、窓の外の景色を眺めていた。
太陽の光で金色に輝く髪の毛に見とれつつ、暗い表情をしている薙切にどう声をかければいいか迷っていた。
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- 8 : 2015/07/21(火) 03:28:44 :
- 一緒に入った新戸はいつの間にか退席している。
気まずい空気が流れる中、あいつに近づいた。
普段警戒心が強いあいつなら、近づく俺に鋭い眼が向けられ、露骨に嫌な顔をする。
だが、気づいていない。まるで人形のようだっだ。
正直に言うと声はかけたくなかったが、いろんな人の期待もかかっているしこのまま帰ってもどうしようもないから話しかけてみた。
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- 9 : 2015/07/21(火) 03:39:07 :
- 創真「薙切」
肩がビクッとなってこちらの方を見た。俺の顔をしばらく見つめると、ウルウルとした目になり顔の表情が一気に崩れた。
えりな「ゆ、幸平、創真」
創真「よ、久しぶりだな」
えりな「大丈夫なの?腕の方は?」
創真「ああ、お前の方こそ大丈夫なんか?」
えりな「私なら大丈夫。でも幸平君が無事でよかった」
創真「おう、サンキューな」ニカッ
えりな「それでまだ何か用なの?」
創真「・・・新戸から聞いたよ。お前の今の状況」
えりな「・・・そう。失望したでしょ」
創真「はぁ?」
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- 10 : 2015/07/21(火) 03:49:21 :
- えりな「私はもう料理人として生きていけないの。私はもう必要とされていないのよ」
創真「ッ」ピキッ
えりな「あなたにはわからないでしょうね。あなたやアリスを見ていると、羨ましく思うわ。自由気ままに生きていけるから。私は貴方たちと違って将来が決められていたのよ。」
創真「もういい。やめろ・・・」
えりな「誰も私を必要としない。私の『神の舌』が失われた以上利用価値がないのよ。だから・・・」
創真「もういいって言ってんだろ!!」バンッ
このとき俺は薙切を押し倒してしまった。他にも言いたいことがあったが、歯を食いしばって俺の想いを口に出した。
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- 11 : 2015/07/21(火) 11:04:15 :
- 創真「いい加減にしろよ薙切。他人の目を気にして生きるなんてよ。自分のやりたいことをやり通してみろ」
えりな「・・・君は何も分かっていないからそんなことが言えるのよ」
創真「ああ、わかっていねぇよ。わかりたくもないな。決められた人生なんて」
えりな「じゃあ口出ししないでよ!!何にもわかっていないくせに!」
創真「だけどな、薙切・・お前苦しんでいるだろ?」
えりな「!!」
創真「いくら料理バカな俺でもそんぐらいわかる。目の前に苦しんでいる奴がいたら助けたくなる。それじゃだめなんか?」
えりな「・・・だめにきまってるじゃないそんなの」
誰かに頼ることは、自分が弱いことの証明になるからだ、とえりなは思った。だから生涯どんな困難も自分で乗り越えていかなければいけないものだった。
でも、今回ばかりはどうしようもできない。この男と一緒にいると弱くなってしまう。そう思ってしまうのはなぜだろう?
えりな「・・・連れて行って」
創真「ん?」
えりな「私を連れて行って」
誰も私を知らない場所へ
こんな男に頼ってしまうとは、えりなは悔しかったが心から願った。おそらく緋沙子にもおじい様にもできない願いだ。
創真「・・・じゃ、行くか」
お前が苦しまない、お前が望む場所へ
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- 12 : 2015/07/22(水) 03:41:37 :
- 一度極星寮に戻った創真は必要最低限の荷物をまとめていた。
薙切は今頃眠っているだろう。あの後声を押し殺しながらも涙を流すので慰めた後すぐ眠ってしまった。
創真はその時の記憶を頭の中で思い出しながらも荷物をまとめた。
その時声をかけられた。
「どこに行くんだい?創真君」
振り返ると裸エプロンでにこにこした表情で立っている一色慧がいた。
創真「えっと、ちょっと用事があってしばらく遠月から離れるつもりっす」
慧「薙切君と一緒にかい?」
どうやらすべてお見通しのようだ。だったら何も隠すことはないだろう。
創真「あいつは、薙切は生まれ変わる必要があると思う。だから遠月から離れて少しでも楽な生活ができたらいいなと思ったんスよ。もしかしたら逃げているだけかもしれないっすけど」
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- 13 : 2015/07/22(水) 03:54:17 :
- 慧「ハハハッ、確かにそうかもしれないけどね。でも創真君なら大丈夫だよ。君ならできる。僕が保障するよ。それにこのままだと非常に厄介なことになるしね」
創真「てか、抜け出しても大丈夫なんスか?いつ戻るか分かんないっすよ」
慧「総帥には僕から話しておくよ。それに僕みたいに授業に出なくても大丈夫だからね」
そうだった。この学校は能力があれば何をしてもよかったのだ。
慧「君は薙切君のことさえいいんだよ。早く君たち二人が元気な姿で戻ってきてくれることを祈っておくよ」
創真「あざっす。一色センパイ」
そう言って荷物を持ち極星寮を後にした。
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- 14 : 2015/07/22(水) 03:58:04 :
- 今日はここまでとさせていただきます。
また用事があるので一週間くらい更新ができません。
みなさんにはご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
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- 15 : 2015/07/27(月) 15:52:54 :
- お久しぶりです。
今日から始めたいなと思います。
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- 16 : 2015/07/27(月) 16:16:41 :
- 満月の夜
俺は薙切邸の裏口から忍び込み薙切えりなの部屋まで来た。
そのまま部屋に入ろうとすると、誰かに肩をつかまれた。
ふりむくと薙切アリスの付き人である黒木場リョウがいた。
リョウ「・・・えりなお嬢に何の用だ?」
創真「お前には関係ねぇよ」
リョウ「アリスお嬢がえりなお嬢に聞きたいことがあるから部屋に入ってる。・・・だから少し待て」
創真「薙切の従姉妹が?」
ガチャ バタン
アリス「あら、幸平クン」
リョウ「お嬢」
創真「何でお前がここにいんだよ?」
アリス「あなたがここにいるのがおかしくなくて?まさかえりなに夜這いでもしにきたわけ?破廉恥ね」
創真「ちげぇよ。薙切のやつ大丈夫か」
アリス「大丈夫よ。そうだ、幸平クンに聞きたいことがあるの」
創真「時間がねぇからさっさと済ませろ。」
アリス「・・・ちゃんとえりなを守れるの?あの子大人ぶってるけど小さい子供のように純粋で繊細なのよ。もし、えりなに何かあったら許さないからね」ニコォ
創真「わかってるよ。必ず守ってみせる」
アリス「よろしい。じゃあね幸平クン。ご機嫌よう。ほら、リョウクン行くわよ。」スタスタスタ
リョウ「お嬢、待ってください。」タッタッタッ
創真(てか、何で俺と薙切が出て行くこと知ってんだよ?)
創真「っと、時間がねぇ。薙切、入るぞ」コンコン
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- 17 : 2015/07/27(月) 16:31:16 :
- ガチャ
創真「・・・薙切?」
えりな「?」クル
そこには月の光に照らされている薙切えりなが立っていた。
創真「よう、準備できてるみたいだな」
えりな「・・・本当に行くのね」
創真「ああ、心配すんな」
えりな「ねぇ、幸平くん。私怖いの。このまま必要とされなくなるのがとても怖いの・・・」
創真「・・・なあ、薙切。たとえお前の家族や世の中の料理人がお前を必要とされなくなっても、俺はお前の味方だ。」
えりな「!!」
創真「俺にはお前が必要なんだ。だから、絶対に自分は要らない存在だって思うなよ。」
えりな「ゆ、ゆき・・・ひら・・・くん、ありがとう。」グス
創真「泣くなって。ほら、行くぞ」ギュ
えりな「あっ・・・」ギュ
創真「お前が求む場所へ」
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- 18 : 2015/07/27(月) 16:37:28 :
- ーーーーー
ーーー
ー
とある場所
「くそ、あの時ちゃんと始末するべきだった」
「どうするんすか?このままじゃヤバいッスよ」
「うろたえるな。次はちゃんと始末すれば問題はない」
「「兄貴!!」」
「必ず見つけるぞ。そしてみんなの恨みを晴らしてやる。」
「薙切えりな」
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- 19 : 2015/07/27(月) 16:50:06 :
- 「・・・そうですか。ありがとうございます。」
ピッ
慧(さて、創真君あとは君次第だ。頼んだよ)
枝津也「おい、一色。早く来い」
慧「ああ、今いくよ、叡山君。」
枝津也「高2の一大イベント、他校との食戟」
慧「うん、早く準備を進めよう」
慧(創真君、このイベントまでに必ず遠月に戻って来るんだよ)
To be continue……
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- 20 : 2015/07/27(月) 16:52:33 :
- これで第2章は終わりです。
この調子で進めて行くのでよろしくお願いします。
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- 21 : 2015/08/13(木) 00:29:53 :
- 面白いです。
次、いつやりますか?
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- 22 : 2015/08/13(木) 00:30:39 :
- 初めてなのですいません。
宜しくお願いします。
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- 23 : 2023/07/09(日) 19:41:48 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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