このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 10:54:32 こんにちはー!! 今回はエレミカをかいてみます。 あんまストーリーとか考えてないので、更新遅いと思います! 他のカップリングあるかもです。 2 : Airi : 2015/07/16(木) 13:21:56 期待です!!! 3 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 15:44:47 2 Airi様コメントありがとうございます♪更新遅いと思いますが、気長に待っていただけると嬉しいです! 4 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 15:46:34 更新しまーす 5 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 15:52:22 つらかった苦しかった生まれてこなければよかった、と思ったこともあるそんな暗闇から救ってくれてありがとう貴方に恋をして貴方を愛して私は大きな幸せを知った今日も空に精一杯の笑顔で叫ぶ愛してる、と。 6 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 16:13:10 -----ガタンッゴトンッ……窓から差し込む明るい光に少し目を細める来たことのない場所見たことのない景色誰が見ても分かるほどの田舎ふと目に映ったのは大きな窓に映を自分の顔。この顔を見るたびに溜め息ばっかついてた両親は私を愛していなかったんだと思う。だからこうやって田舎の親戚の家に行かせたんだそう思うと胸がズキッと痛くなるそう思っていると目的の駅にもう着いていた立ち上がり、スーツケースを引いて電車を出た 7 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 16:40:22 暑い日差しが強すぎて眉間にシワをよせる田舎だから涼しいと思っていたけれどとても暑いそんなことを考えながら背負ってるリュックサックの中から紙を出し、親戚の家を確認する…全然分かんないちょっとくらい遅れてもいい、と思いながら歩き出すいくら進んでも変わらない景色田んぼや木々の間に少し民家があるくらいで、コンビニや大型スーパーなどといったもとは全くない上を向くと青空が広がっていた……きれい「あっぶねぇぇぇえぇぇ!」え…?キキィ---!ブレーキの音がなり響く。避けようとしてバランスを崩した私はその場に倒れる。ミカサ「……痛」???「いったたたた…はっ!?ご、ごめん!大丈夫ですか?!」急に立ち上がった自転車の人私に手を差しのべている…優しそうな人だなぁ第一印象がそれだった。見た目は背丈は多分同じくらいか、少し大きいか。茶髪っぽく、年齢は、私と同じくらいだった学校行ってるのかな「本当ごめん…立てる…?」「…大丈夫です」立とうとした、その時。足に激しい痛みがしたミカサ「…いった…」???「ごめん…家まで送ってくよ…」ミカサ「ホントに大丈夫なんで…」多分。大丈夫、な筈でも立てない…???「いや!全然大丈夫じゃないでしょ?!」???「早く、乗れって」そういって私に背中を向けてしゃがむ彼。ミカサ「じ、じゃあ」???「よし!」今、『おんぶ』をされているミカサ「…重くない?降りるよ」???「いいって、じっとしとけ。」荷物もあるのに…。初めてあったのに、どうしてこんなに優しくしてくれるの… 8 : Airi : 2015/07/16(木) 17:09:40 期待! 9 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/17(金) 23:08:48 柔らかな風が私たちを包む。???「…その、足大丈夫か…?」ミカサ「…多分、平気です」心配性なんだ、そう思いながら答える。???「そういえば、名前!」ミカサ「…ミカサ アッカーマン…」???「ミカサか…俺はエレン イェーガーだ!」“エレン イェーガー„彼は笑顔でそう言った。まるで、太陽みたいな笑顔。それは私の心を照らしてくれるような、輝いているようだった。私がここで初めて覚えた名前。いつの間にか、青空は夕焼けへと変わっていた。 10 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/17(金) 23:28:55 しばらくすると、私たちは川の近くに来ていた。エレン「ここ、座って」そう言って大きな丸い石を指差す。いったい何をするんだろう、そう思いながらその石に座る。エレン「足、出して。靴下も脱いでくれると助かる」ミカサ「?分かった」言われたままそうする。エレン「ひねってんだろ?見せて…」ひねったの、分かってたんだ…真剣な眼差しで私の足を見ている。なんだろう、緊張する…ミカサ「…いった…」エレン「あ…ごめん」ミカサ「いや、大丈夫…」びっくりした。エレンが急に足首をひねるから…エレン「腫れてるから、川の水に足、つけてみる?冷たいから、腫れ引くかも」言われたとうり、川の水に足をつけてみる。ミカサ「冷た…」気温は高いのに、水はすごい冷たい。エレン「冷たくて気持ちいいだろ?」ミカサ「うん」…気持ちいい。効いているのかも。エレンは隣でニコニコしててとても満足そう。…ありがとう。 11 : エレミカ大好きな人@ゆづき : 2015/07/19(日) 20:27:52 あーエレミカ最高…期待です! 12 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/20(月) 16:51:39 11 エレミカ大好きな人様コメントありがとうございます♪エレミカ最高ですよねー!! 13 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/21(火) 06:13:28 エレン「家、どこ?」あ…そうだ、忘れてた…ミカサ「実は…」『前の学校でいじめられて、親に見捨てられて、家出てきた』なんて言ったら、絶対に引かれる。エレン「実は?」どうしよう、なんか言い訳ないかな…ミカサ「と、泊まりに来てるの!」他に言い訳がなかったから、疑われるのを覚悟して言った。エレン「泊まり?平日なのに?」あ…今日平日だった…もう言い訳できない…エレンはびっくりしたような顔で私を見ている。どうしよう…エレン「まっ、いいや!親戚ん家?地図とかある?」危なかった…川の水に浸していた足を上げ、地図を見せた。エレン「え…」何…?エレン「ここ、俺んちの隣…」ミカサ「嘘…」嬉しいのか、嫌なのか、よくわからない感情が動き出す。困惑しながらエレンの顔を見る。エレン「あっはは!行くか!」エレンは笑顔でそう言った。 14 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/23(木) 17:19:52 更新遅くて本当すいません!8時くらいに投稿したいと思います! 15 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/31(金) 20:53:28 今日中に投稿します!! 16 : 出戻りとりもも : 2015/08/02(日) 02:33:57 エレミカこそ至福!期待! 17 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/02(日) 10:08:16 エレンは私の頭に手をポンッとおき、再び背中を向ける。エレン「ん。」ミカサ「い、いや、大丈夫。」エレン「何が?」ミカサ「その…おんぶは…」恥ずかしい…。逆に恥ずかしがらないエレンが不思議に思える。エレン「じゃあ、どうするか」ミカサ「…」たしかに、おんぶ以外何もない。エレン「…分かった!こうすっか!」エレンは立っている私に近づき、『お姫様だっこ』をした。ミカサ「ちょっ!え、無理無理!」私はおりようとする。こんなの、初体験だし、おんぶより何百倍も恥ずかしい。エレン「あんま動くなって。ただでさえ顔近いんだし…」顔を赤くしながら横を向くエレン。もしかして、照れてる?ミカサ「…エレン、大丈夫。もう歩ける。」道案内だけしてくれればそれで充分。エレン「ミカサ!」歩き始めた私の背中に大きな声が響く。エレン「ちょっと待ってろ!」 18 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/03(月) 21:53:34 エレンが自転車を引いてこっちに走ってきたのは数分後のことだった。エレン「乗れよ」ミカサ「無理しなくていい。」エレン「そんなことどうでもいいから早く乗れって。」----カタンッ、コトンッ。エレンが運転している自転車。後ろに乗っているのは荷物。…ではなくて、私。さっきのおんぶとはまた違った感じがする。エレン「大丈夫か?」今日、何回そのセリフを聞いたかわかんないってほど、エレンは心配してくる。ミカサ「大丈夫。エレンこそ疲れない?」エレン「別に~。もっとリラックスしろよー」こんな近くでリラックスできるわけないでしょ。と、心の中でツッコんだ。エレンといると初めてのことだらけ。男子におんぶされるのも初めて。自転車二人乗りするのも初めて。初対面でこんなに話したのも初めて。エレンは他の男とは違う。 19 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/03(月) 21:55:32 16 ミカサしか愛せない 様コメントありがとうございます!!エレミカは見ててすっごい楽しいです♪ 20 : 名無しさん : 2015/08/04(火) 19:53:35 期待 21 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/04(火) 21:15:03 エレン「この家?」ミカサ「分かんない…」なんかこの家、懐かしいな…小さい頃、一回来たことのあるような気がする。エレン「俺ん家ここ。」隣の家を指差し、地図を見る。そういえば、隣だって言ってたっけな。エレン「入ってみたら?」ミカサ「うん」少し勇気いるけど…すこし手前にあったインターホンを押した。 22 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 14:51:23 数秒後。「はーい。」中から50代くらいの女の人が出てきた。この人がお父さんのお姉さんか。「あら?ミカサちゃん?お疲れ様、遅かったわね。早く中に入りなさい。」ミカサ「あっはい。」エレンといたときとは違う緊張感が漂う。「エレンも来てたの?」エレン「うん。入っていい?」「いいわよ。」おばさんとお父さん。おばさんの笑ったときにできる目のシワがお父さんよく似ている。「さっ、座って座って。」ミカサ「失礼します。」「今まで何してたの?」ミカサ「エレンと、い…一緒にいました…」「そうだったのね、遅かったから心配したわ。」困ったように笑いながらおばさんは言う。心配かけてたんだ…ミカサ「遅くなってすいません!」必死に頭を下げる。「いいのよ。エレンも一緒だったんだし。安心できるわ。」エレン「まあな。ミカサはばーちゃんの親戚なんだろ?」ばーちゃん?もしかしておばさんのこと?エレンとおばさんのやり取りについて行けない。戸惑っていた私に、エレンが。エレン「さっき、隣の家だって言ったろ?色々世話になってんの」と、教えてくれた。二人を見ていると、本当の家族っていう感じがする。見えない絆がある感じ。なんか…少し辛いけど、気にしない。目を閉じればよみがえる、学校での辛い日々。ニセモノの愛なんかいらない。同情の愛なんかいらない。そんなの、どうでもいい。もう…誰も信じない。 23 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:13:58 窓から、暗闇に光る月を見ている。前まで都会に住んでいた私には、少しさみしそうに感じた。夜風が私の髪をなびかせた。結局、エレンは夜ご飯を食べたあと、おばさんと楽しそうに喋ってかえっていった。私はそんな二人を見つめることしかできなかった。なんというか…居場所がない…ミカサ「はぁー…」ため息をつき、壁にかかっている新しい学校の制服を横目で見る。明日から学校か…。はっきりいって、学校なんかいらない。勉強なら家でもできる。そう思うけど、学校は、人との付き合い方を学ぶ場所でもあるみたい。だけど、よみがえってくる記憶は…私を“悪者”に仕立てあげ、不気味に笑う女子の集団。見えているはずなのに、見て見ぬフリをするクラスメイトたち。あんなひどい人たちばかりいる場所で、人との付き合い方を学べって?そんなの、無理に決まっている。そう思っていたとき、瞼が重くなってきたのを感じて、ベッドに移動した。そして、そのまま深い眠りについた。 24 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:19:41 こんにちは!久しぶりの投稿です!遅くなってすいませんm(__)mまた夜に投稿します♪ 25 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:50:19 暇なんで投稿します♪ 26 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:57:37 ────ピピピピピピッ。ミカサ「…ん」耳元で響くイヤな音に、私は顔を歪めながら起きあがった。机の上にあるケータイのアラームを止め、ベッドから下りる。私はしぶしぶ壁にかかっている制服を手に取り、さっきまで寝ていたベッドに置く。大丈夫…。今からいく学校に、“あの人たち”はいないんだから。そう自分に言い聞かし、制服に着替え始めた。 27 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/26(水) 08:36:20 この作品はだいぶ長くなります…。なので、シリーズ化…しようかな…と思います!とりあえず、この作品(パート1)は今日中に終わらせます♪ 28 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/26(水) 14:20:41 「行ってらっしゃい。気をつけていきなさいよ?」ミカサ「うん。行ってきます。」おばさんにそう言って、私は歩き出した。いい天気。青く澄んだ空や、山の斜面に沿って大きな階段のように並んだ田んぼ、巨大な木々、広い畑などの景色を見ながらおばさんに教えられた道を進む。すると、これから私が通うことになる高校が見えてきた。 29 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/26(水) 14:22:57 一旦終了になります。無理矢理終わらせました…笑新しいのを立てるので、よろしくお願いいたしますm(__)m 30 : エレミカ大好きな人@ゆづき : 2015/10/26(月) 08:07:24 面白かったです!あと続き?題名なんですか?! 31 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/10/26(月) 13:45:41 エレミカ大好きな人様コメントありがとうございます!続き、一回消してしまったので、また今日中に立て直したいと思います(*^^*) ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 10:54:32 こんにちはー!! 今回はエレミカをかいてみます。 あんまストーリーとか考えてないので、更新遅いと思います! 他のカップリングあるかもです。 2 : Airi : 2015/07/16(木) 13:21:56 期待です!!! 3 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 15:44:47 2 Airi様コメントありがとうございます♪更新遅いと思いますが、気長に待っていただけると嬉しいです! 4 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 15:46:34 更新しまーす 5 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 15:52:22 つらかった苦しかった生まれてこなければよかった、と思ったこともあるそんな暗闇から救ってくれてありがとう貴方に恋をして貴方を愛して私は大きな幸せを知った今日も空に精一杯の笑顔で叫ぶ愛してる、と。 6 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 16:13:10 -----ガタンッゴトンッ……窓から差し込む明るい光に少し目を細める来たことのない場所見たことのない景色誰が見ても分かるほどの田舎ふと目に映ったのは大きな窓に映を自分の顔。この顔を見るたびに溜め息ばっかついてた両親は私を愛していなかったんだと思う。だからこうやって田舎の親戚の家に行かせたんだそう思うと胸がズキッと痛くなるそう思っていると目的の駅にもう着いていた立ち上がり、スーツケースを引いて電車を出た 7 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/16(木) 16:40:22 暑い日差しが強すぎて眉間にシワをよせる田舎だから涼しいと思っていたけれどとても暑いそんなことを考えながら背負ってるリュックサックの中から紙を出し、親戚の家を確認する…全然分かんないちょっとくらい遅れてもいい、と思いながら歩き出すいくら進んでも変わらない景色田んぼや木々の間に少し民家があるくらいで、コンビニや大型スーパーなどといったもとは全くない上を向くと青空が広がっていた……きれい「あっぶねぇぇぇえぇぇ!」え…?キキィ---!ブレーキの音がなり響く。避けようとしてバランスを崩した私はその場に倒れる。ミカサ「……痛」???「いったたたた…はっ!?ご、ごめん!大丈夫ですか?!」急に立ち上がった自転車の人私に手を差しのべている…優しそうな人だなぁ第一印象がそれだった。見た目は背丈は多分同じくらいか、少し大きいか。茶髪っぽく、年齢は、私と同じくらいだった学校行ってるのかな「本当ごめん…立てる…?」「…大丈夫です」立とうとした、その時。足に激しい痛みがしたミカサ「…いった…」???「ごめん…家まで送ってくよ…」ミカサ「ホントに大丈夫なんで…」多分。大丈夫、な筈でも立てない…???「いや!全然大丈夫じゃないでしょ?!」???「早く、乗れって」そういって私に背中を向けてしゃがむ彼。ミカサ「じ、じゃあ」???「よし!」今、『おんぶ』をされているミカサ「…重くない?降りるよ」???「いいって、じっとしとけ。」荷物もあるのに…。初めてあったのに、どうしてこんなに優しくしてくれるの… 8 : Airi : 2015/07/16(木) 17:09:40 期待! 9 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/17(金) 23:08:48 柔らかな風が私たちを包む。???「…その、足大丈夫か…?」ミカサ「…多分、平気です」心配性なんだ、そう思いながら答える。???「そういえば、名前!」ミカサ「…ミカサ アッカーマン…」???「ミカサか…俺はエレン イェーガーだ!」“エレン イェーガー„彼は笑顔でそう言った。まるで、太陽みたいな笑顔。それは私の心を照らしてくれるような、輝いているようだった。私がここで初めて覚えた名前。いつの間にか、青空は夕焼けへと変わっていた。 10 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/17(金) 23:28:55 しばらくすると、私たちは川の近くに来ていた。エレン「ここ、座って」そう言って大きな丸い石を指差す。いったい何をするんだろう、そう思いながらその石に座る。エレン「足、出して。靴下も脱いでくれると助かる」ミカサ「?分かった」言われたままそうする。エレン「ひねってんだろ?見せて…」ひねったの、分かってたんだ…真剣な眼差しで私の足を見ている。なんだろう、緊張する…ミカサ「…いった…」エレン「あ…ごめん」ミカサ「いや、大丈夫…」びっくりした。エレンが急に足首をひねるから…エレン「腫れてるから、川の水に足、つけてみる?冷たいから、腫れ引くかも」言われたとうり、川の水に足をつけてみる。ミカサ「冷た…」気温は高いのに、水はすごい冷たい。エレン「冷たくて気持ちいいだろ?」ミカサ「うん」…気持ちいい。効いているのかも。エレンは隣でニコニコしててとても満足そう。…ありがとう。 11 : エレミカ大好きな人@ゆづき : 2015/07/19(日) 20:27:52 あーエレミカ最高…期待です! 12 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/20(月) 16:51:39 11 エレミカ大好きな人様コメントありがとうございます♪エレミカ最高ですよねー!! 13 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/21(火) 06:13:28 エレン「家、どこ?」あ…そうだ、忘れてた…ミカサ「実は…」『前の学校でいじめられて、親に見捨てられて、家出てきた』なんて言ったら、絶対に引かれる。エレン「実は?」どうしよう、なんか言い訳ないかな…ミカサ「と、泊まりに来てるの!」他に言い訳がなかったから、疑われるのを覚悟して言った。エレン「泊まり?平日なのに?」あ…今日平日だった…もう言い訳できない…エレンはびっくりしたような顔で私を見ている。どうしよう…エレン「まっ、いいや!親戚ん家?地図とかある?」危なかった…川の水に浸していた足を上げ、地図を見せた。エレン「え…」何…?エレン「ここ、俺んちの隣…」ミカサ「嘘…」嬉しいのか、嫌なのか、よくわからない感情が動き出す。困惑しながらエレンの顔を見る。エレン「あっはは!行くか!」エレンは笑顔でそう言った。 14 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/23(木) 17:19:52 更新遅くて本当すいません!8時くらいに投稿したいと思います! 15 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/07/31(金) 20:53:28 今日中に投稿します!! 16 : 出戻りとりもも : 2015/08/02(日) 02:33:57 エレミカこそ至福!期待! 17 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/02(日) 10:08:16 エレンは私の頭に手をポンッとおき、再び背中を向ける。エレン「ん。」ミカサ「い、いや、大丈夫。」エレン「何が?」ミカサ「その…おんぶは…」恥ずかしい…。逆に恥ずかしがらないエレンが不思議に思える。エレン「じゃあ、どうするか」ミカサ「…」たしかに、おんぶ以外何もない。エレン「…分かった!こうすっか!」エレンは立っている私に近づき、『お姫様だっこ』をした。ミカサ「ちょっ!え、無理無理!」私はおりようとする。こんなの、初体験だし、おんぶより何百倍も恥ずかしい。エレン「あんま動くなって。ただでさえ顔近いんだし…」顔を赤くしながら横を向くエレン。もしかして、照れてる?ミカサ「…エレン、大丈夫。もう歩ける。」道案内だけしてくれればそれで充分。エレン「ミカサ!」歩き始めた私の背中に大きな声が響く。エレン「ちょっと待ってろ!」 18 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/03(月) 21:53:34 エレンが自転車を引いてこっちに走ってきたのは数分後のことだった。エレン「乗れよ」ミカサ「無理しなくていい。」エレン「そんなことどうでもいいから早く乗れって。」----カタンッ、コトンッ。エレンが運転している自転車。後ろに乗っているのは荷物。…ではなくて、私。さっきのおんぶとはまた違った感じがする。エレン「大丈夫か?」今日、何回そのセリフを聞いたかわかんないってほど、エレンは心配してくる。ミカサ「大丈夫。エレンこそ疲れない?」エレン「別に~。もっとリラックスしろよー」こんな近くでリラックスできるわけないでしょ。と、心の中でツッコんだ。エレンといると初めてのことだらけ。男子におんぶされるのも初めて。自転車二人乗りするのも初めて。初対面でこんなに話したのも初めて。エレンは他の男とは違う。 19 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/03(月) 21:55:32 16 ミカサしか愛せない 様コメントありがとうございます!!エレミカは見ててすっごい楽しいです♪ 20 : 名無しさん : 2015/08/04(火) 19:53:35 期待 21 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/04(火) 21:15:03 エレン「この家?」ミカサ「分かんない…」なんかこの家、懐かしいな…小さい頃、一回来たことのあるような気がする。エレン「俺ん家ここ。」隣の家を指差し、地図を見る。そういえば、隣だって言ってたっけな。エレン「入ってみたら?」ミカサ「うん」少し勇気いるけど…すこし手前にあったインターホンを押した。 22 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 14:51:23 数秒後。「はーい。」中から50代くらいの女の人が出てきた。この人がお父さんのお姉さんか。「あら?ミカサちゃん?お疲れ様、遅かったわね。早く中に入りなさい。」ミカサ「あっはい。」エレンといたときとは違う緊張感が漂う。「エレンも来てたの?」エレン「うん。入っていい?」「いいわよ。」おばさんとお父さん。おばさんの笑ったときにできる目のシワがお父さんよく似ている。「さっ、座って座って。」ミカサ「失礼します。」「今まで何してたの?」ミカサ「エレンと、い…一緒にいました…」「そうだったのね、遅かったから心配したわ。」困ったように笑いながらおばさんは言う。心配かけてたんだ…ミカサ「遅くなってすいません!」必死に頭を下げる。「いいのよ。エレンも一緒だったんだし。安心できるわ。」エレン「まあな。ミカサはばーちゃんの親戚なんだろ?」ばーちゃん?もしかしておばさんのこと?エレンとおばさんのやり取りについて行けない。戸惑っていた私に、エレンが。エレン「さっき、隣の家だって言ったろ?色々世話になってんの」と、教えてくれた。二人を見ていると、本当の家族っていう感じがする。見えない絆がある感じ。なんか…少し辛いけど、気にしない。目を閉じればよみがえる、学校での辛い日々。ニセモノの愛なんかいらない。同情の愛なんかいらない。そんなの、どうでもいい。もう…誰も信じない。 23 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:13:58 窓から、暗闇に光る月を見ている。前まで都会に住んでいた私には、少しさみしそうに感じた。夜風が私の髪をなびかせた。結局、エレンは夜ご飯を食べたあと、おばさんと楽しそうに喋ってかえっていった。私はそんな二人を見つめることしかできなかった。なんというか…居場所がない…ミカサ「はぁー…」ため息をつき、壁にかかっている新しい学校の制服を横目で見る。明日から学校か…。はっきりいって、学校なんかいらない。勉強なら家でもできる。そう思うけど、学校は、人との付き合い方を学ぶ場所でもあるみたい。だけど、よみがえってくる記憶は…私を“悪者”に仕立てあげ、不気味に笑う女子の集団。見えているはずなのに、見て見ぬフリをするクラスメイトたち。あんなひどい人たちばかりいる場所で、人との付き合い方を学べって?そんなの、無理に決まっている。そう思っていたとき、瞼が重くなってきたのを感じて、ベッドに移動した。そして、そのまま深い眠りについた。 24 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:19:41 こんにちは!久しぶりの投稿です!遅くなってすいませんm(__)mまた夜に投稿します♪ 25 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:50:19 暇なんで投稿します♪ 26 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/21(金) 15:57:37 ────ピピピピピピッ。ミカサ「…ん」耳元で響くイヤな音に、私は顔を歪めながら起きあがった。机の上にあるケータイのアラームを止め、ベッドから下りる。私はしぶしぶ壁にかかっている制服を手に取り、さっきまで寝ていたベッドに置く。大丈夫…。今からいく学校に、“あの人たち”はいないんだから。そう自分に言い聞かし、制服に着替え始めた。 27 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/26(水) 08:36:20 この作品はだいぶ長くなります…。なので、シリーズ化…しようかな…と思います!とりあえず、この作品(パート1)は今日中に終わらせます♪ 28 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/26(水) 14:20:41 「行ってらっしゃい。気をつけていきなさいよ?」ミカサ「うん。行ってきます。」おばさんにそう言って、私は歩き出した。いい天気。青く澄んだ空や、山の斜面に沿って大きな階段のように並んだ田んぼ、巨大な木々、広い畑などの景色を見ながらおばさんに教えられた道を進む。すると、これから私が通うことになる高校が見えてきた。 29 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/08/26(水) 14:22:57 一旦終了になります。無理矢理終わらせました…笑新しいのを立てるので、よろしくお願いいたしますm(__)m 30 : エレミカ大好きな人@ゆづき : 2015/10/26(月) 08:07:24 面白かったです!あと続き?題名なんですか?! 31 : 二次元少女xRsk.S4Xs2 : 2015/10/26(月) 13:45:41 エレミカ大好きな人様コメントありがとうございます!続き、一回消してしまったので、また今日中に立て直したいと思います(*^^*) ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。