この作品は執筆を終了しています。
明日の空 *エレミカ*
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- 1 : 2015/07/16(木) 10:54:32 :
- こんにちはー!!
今回はエレミカをかいてみます。
あんまストーリーとか考えてないので、更新遅いと思います!
他のカップリングあるかもです。
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- 2 : 2015/07/16(木) 13:21:56 :
- 期待です!!!
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- 3 : 2015/07/16(木) 15:44:47 :
- 2 Airi様
コメントありがとうございます♪
更新遅いと思いますが、気長に待っていただけると嬉しいです!
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- 4 : 2015/07/16(木) 15:46:34 :
- 更新しまーす
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- 5 : 2015/07/16(木) 15:52:22 :
つらかった
苦しかった
生まれてこなければよかった、と思ったこともある
そんな暗闇から救ってくれてありがとう
貴方に恋をして
貴方を愛して
私は
大きな幸せを知った
今日も空に精一杯の笑顔で叫ぶ
愛してる、と。
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- 6 : 2015/07/16(木) 16:13:10 :
-----ガタンッゴトンッ……
窓から差し込む明るい光に少し目を細める
来たことのない場所
見たことのない景色
誰が見ても分かるほどの田舎
ふと
目に映ったのは
大きな窓に映を自分の顔。
この顔を見るたびに溜め息ばっかついてた
両親は私を愛していなかったんだと思う。
だからこうやって
田舎の親戚の家に行かせたんだ
そう思うと胸がズキッと痛くなる
そう思っていると
目的の駅にもう着いていた
立ち上がり、スーツケースを引いて電車を出た
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- 7 : 2015/07/16(木) 16:40:22 :
暑い
日差しが強すぎて眉間にシワをよせる
田舎だから涼しいと思っていたけれど
とても暑い
そんなことを考えながら
背負ってるリュックサックの中から紙を出し、親戚の家を確認する
…全然分かんない
ちょっとくらい遅れてもいい、と思いながら歩き出す
いくら進んでも変わらない景色
田んぼや木々の間に少し民家があるくらいで、コンビニや大型スーパーなどといったもとは全くない
上を向くと青空が広がっていた
……きれい
「あっぶねぇぇぇえぇぇ!」
え…?
キキィ---!
ブレーキの音がなり響く。
避けようとしてバランスを崩した私はその場に倒れる。
ミカサ「……痛」
???「いったたたた…はっ!?ご、ごめん!大丈夫ですか?!」
急に立ち上がった自転車の人
私に手を差しのべている
…優しそうな人だなぁ
第一印象がそれだった。
見た目は背丈は多分同じくらいか、少し大きいか。
茶髪っぽく、年齢は、私と同じくらいだった
学校行ってるのかな
「本当ごめん…立てる…?」
「…大丈夫です」
立とうとした、その時。
足に激しい痛みがした
ミカサ「…いった…」
???「ごめん…家まで送ってくよ…」
ミカサ「ホントに大丈夫なんで…」
多分。大丈夫、な筈
でも立てない…
???「いや!全然大丈夫じゃないでしょ?!」
???「早く、乗れって」
そういって私に背中を向けてしゃがむ彼。
ミカサ「じ、じゃあ」
???「よし!」
今、『おんぶ』をされている
ミカサ「…重くない?降りるよ」
???「いいって、じっとしとけ。」
荷物もあるのに…。
初めてあったのに、どうしてこんなに優しくしてくれるの…
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- 8 : 2015/07/16(木) 17:09:40 :
- 期待!
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- 9 : 2015/07/17(金) 23:08:48 :
柔らかな風が私たちを包む。
???「…その、足大丈夫か…?」
ミカサ「…多分、平気です」
心配性なんだ、そう思いながら答える。
???「そういえば、名前!」
ミカサ「…ミカサ アッカーマン…」
???「ミカサか…俺はエレン イェーガーだ!」
“エレン イェーガー„
彼は笑顔でそう言った。
まるで、太陽みたいな笑顔。
それは私の心を照らしてくれるような、輝いているようだった。
私がここで初めて覚えた名前。
いつの間にか、青空は夕焼けへと変わっていた。
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- 10 : 2015/07/17(金) 23:28:55 :
しばらくすると、私たちは川の近くに来ていた。
エレン「ここ、座って」
そう言って大きな丸い石を指差す。
いったい何をするんだろう、そう思いながらその石に座る。
エレン「足、出して。靴下も脱いでくれると助かる」
ミカサ「?分かった」
言われたままそうする。
エレン「ひねってんだろ?見せて…」
ひねったの、分かってたんだ…
真剣な眼差しで私の足を見ている。
なんだろう、緊張する…
ミカサ「…いった…」
エレン「あ…ごめん」
ミカサ「いや、大丈夫…」
びっくりした。
エレンが急に足首をひねるから…
エレン「腫れてるから、川の水に足、つけてみる?冷たいから、腫れ引くかも」
言われたとうり、川の水に足をつけてみる。
ミカサ「冷た…」
気温は高いのに、水はすごい冷たい。
エレン「冷たくて気持ちいいだろ?」
ミカサ「うん」
…気持ちいい。効いているのかも。
エレンは隣でニコニコしててとても満足そう。
…ありがとう。
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- 11 : 2015/07/19(日) 20:27:52 :
- あーエレミカ最高…
期待です!
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- 12 : 2015/07/20(月) 16:51:39 :
- 11 エレミカ大好きな人様
コメントありがとうございます♪
エレミカ最高ですよねー!!
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- 13 : 2015/07/21(火) 06:13:28 :
エレン「家、どこ?」
あ…
そうだ、忘れてた…
ミカサ「実は…」
『前の学校でいじめられて、親に見捨てられて、家出てきた』なんて言ったら、絶対に引かれる。
エレン「実は?」
どうしよう、なんか言い訳ないかな…
ミカサ「と、泊まりに来てるの!」
他に言い訳がなかったから、疑われるのを覚悟して言った。
エレン「泊まり?平日なのに?」
あ…今日平日だった…
もう言い訳できない…
エレンはびっくりしたような顔で私を見ている。
どうしよう…
エレン「まっ、いいや!親戚ん家?地図とかある?」
危なかった…
川の水に浸していた足を上げ、地図を見せた。
エレン「え…」
何…?
エレン「ここ、俺んちの隣…」
ミカサ「嘘…」
嬉しいのか、嫌なのか、よくわからない感情が動き出す。
困惑しながらエレンの顔を見る。
エレン「あっはは!行くか!」
エレンは笑顔でそう言った。
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- 14 : 2015/07/23(木) 17:19:52 :
- 更新遅くて本当すいません!
8時くらいに投稿したいと思います!
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- 15 : 2015/07/31(金) 20:53:28 :
- 今日中に投稿します!!
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- 16 : 2015/08/02(日) 02:33:57 :
- エレミカこそ至福!期待!
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- 17 : 2015/08/02(日) 10:08:16 :
エレンは私の頭に手をポンッとおき、再び背中を向ける。
エレン「ん。」
ミカサ「い、いや、大丈夫。」
エレン「何が?」
ミカサ「その…おんぶは…」
恥ずかしい…。
逆に恥ずかしがらないエレンが不思議に思える。
エレン「じゃあ、どうするか」
ミカサ「…」
たしかに、おんぶ以外何もない。
エレン「…分かった!こうすっか!」
エレンは立っている私に近づき、『お姫様だっこ』をした。
ミカサ「ちょっ!え、無理無理!」
私はおりようとする。
こんなの、初体験だし、おんぶより何百倍も恥ずかしい。
エレン「あんま動くなって。ただでさえ顔近いんだし…」
顔を赤くしながら横を向くエレン。
もしかして、照れてる?
ミカサ「…エレン、大丈夫。もう歩ける。」
道案内だけしてくれればそれで充分。
エレン「ミカサ!」
歩き始めた私の背中に大きな声が響く。
エレン「ちょっと待ってろ!」
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- 18 : 2015/08/03(月) 21:53:34 :
エレンが自転車を引いてこっちに走ってきたのは数分後のことだった。
エレン「乗れよ」
ミカサ「無理しなくていい。」
エレン「そんなことどうでもいいから早く乗れって。」
----カタンッ、コトンッ。
エレンが運転している自転車。
後ろに乗っているのは荷物。…ではなくて、私。
さっきのおんぶとはまた違った感じがする。
エレン「大丈夫か?」
今日、何回そのセリフを聞いたかわかんないってほど、エレンは心配してくる。
ミカサ「大丈夫。エレンこそ疲れない?」
エレン「別に~。もっとリラックスしろよー」
こんな近くでリラックスできるわけないでしょ。と、心の中でツッコんだ。
エレンといると初めてのことだらけ。
男子におんぶされるのも初めて。
自転車二人乗りするのも初めて。
初対面でこんなに話したのも初めて。
エレンは他の男とは違う。
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- 19 : 2015/08/03(月) 21:55:32 :
- 16 ミカサしか愛せない 様
コメントありがとうございます!!
エレミカは見ててすっごい楽しいです♪
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- 20 : 2015/08/04(火) 19:53:35 :
- 期待
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- 21 : 2015/08/04(火) 21:15:03 :
エレン「この家?」
ミカサ「分かんない…」
なんかこの家、懐かしいな…
小さい頃、一回来たことのあるような気がする。
エレン「俺ん家ここ。」
隣の家を指差し、地図を見る。
そういえば、隣だって言ってたっけな。
エレン「入ってみたら?」
ミカサ「うん」
少し勇気いるけど…すこし手前にあったインターホンを押した。
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- 22 : 2015/08/21(金) 14:51:23 :
数秒後。
「はーい。」
中から50代くらいの女の人が出てきた。
この人がお父さんのお姉さんか。
「あら?ミカサちゃん?お疲れ様、遅かったわね。早く中に入りなさい。」
ミカサ「あっはい。」
エレンといたときとは違う緊張感が漂う。
「エレンも来てたの?」
エレン「うん。入っていい?」
「いいわよ。」
おばさんとお父さん。
おばさんの笑ったときにできる目のシワがお父さんよく似ている。
「さっ、座って座って。」
ミカサ「失礼します。」
「今まで何してたの?」
ミカサ「エレンと、い…一緒にいました…」
「そうだったのね、遅かったから心配したわ。」
困ったように笑いながらおばさんは言う。
心配かけてたんだ…
ミカサ「遅くなってすいません!」
必死に頭を下げる。
「いいのよ。エレンも一緒だったんだし。安心できるわ。」
エレン「まあな。ミカサはばーちゃんの親戚なんだろ?」
ばーちゃん?もしかしておばさんのこと?
エレンとおばさんのやり取りについて行けない。
戸惑っていた私に、エレンが。
エレン「さっき、隣の家だって言ったろ?色々世話になってんの」
と、教えてくれた。
二人を見ていると、本当の家族っていう感じがする。
見えない絆がある感じ。
なんか…少し辛いけど、気にしない。
目を閉じればよみがえる、学校での辛い日々。
ニセモノの愛なんかいらない。
同情の愛なんかいらない。
そんなの、どうでもいい。
もう…誰も信じない。
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- 23 : 2015/08/21(金) 15:13:58 :
窓から、暗闇に光る月を見ている。
前まで都会に住んでいた私には、少しさみしそうに感じた。
夜風が私の髪をなびかせた。
結局、エレンは夜ご飯を食べたあと、おばさんと楽しそうに喋ってかえっていった。
私はそんな二人を見つめることしかできなかった。
なんというか…居場所がない…
ミカサ「はぁー…」
ため息をつき、壁にかかっている新しい学校の制服を横目で見る。
明日から学校か…。
はっきりいって、学校なんかいらない。
勉強なら家でもできる。
そう思うけど、学校は、人との付き合い方を学ぶ場所でもあるみたい。
だけど、よみがえってくる記憶は…
私を“悪者”に仕立てあげ、不気味に笑う女子の集団。
見えているはずなのに、見て見ぬフリをするクラスメイトたち。
あんなひどい人たちばかりいる場所で、人との付き合い方を学べって?
そんなの、無理に決まっている。
そう思っていたとき、瞼が重くなってきたのを感じて、ベッドに移動した。
そして、そのまま深い眠りについた。
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- 24 : 2015/08/21(金) 15:19:41 :
- こんにちは!
久しぶりの投稿です!
遅くなってすいませんm(__)m
また夜に投稿します♪
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- 25 : 2015/08/21(金) 15:50:19 :
- 暇なんで投稿します♪
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- 26 : 2015/08/21(金) 15:57:37 :
────ピピピピピピッ。
ミカサ「…ん」
耳元で響くイヤな音に、私は顔を歪めながら起きあがった。
机の上にあるケータイのアラームを止め、ベッドから下りる。
私はしぶしぶ壁にかかっている制服を手に取り、さっきまで寝ていたベッドに置く。
大丈夫…。
今からいく学校に、“あの人たち”はいないんだから。
そう自分に言い聞かし、制服に着替え始めた。
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- 27 : 2015/08/26(水) 08:36:20 :
- この作品はだいぶ長くなります…。
なので、シリーズ化…しようかな…と思います!
とりあえず、この作品(パート1)は今日中に終わらせます♪
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- 28 : 2015/08/26(水) 14:20:41 :
「行ってらっしゃい。気をつけていきなさいよ?」
ミカサ「うん。行ってきます。」
おばさんにそう言って、私は歩き出した。
いい天気。
青く澄んだ空や、山の斜面に沿って大きな階段のように並んだ田んぼ、巨大な木々、広い畑などの景色を見ながらおばさんに教えられた道を進む。
すると、これから私が通うことになる高校が見えてきた。
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- 29 : 2015/08/26(水) 14:22:57 :
- 一旦終了になります。
無理矢理終わらせました…笑
新しいのを立てるので、よろしくお願いいたしますm(__)m
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- 30 : 2015/10/26(月) 08:07:24 :
- 面白かったです!
あと続き?題名なんですか?!
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- 31 : 2015/10/26(月) 13:45:41 :
- エレミカ大好きな人様
コメントありがとうございます!
続き、一回消してしまったので、また今日中に立て直したいと思います(*^^*)
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