この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
アイ「リヴァイ兵長と」2
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- 1 : 2015/06/30(火) 20:57:12 :
- アイ「リヴァイ兵長と」の続きです!
前作→http://www.ssnote.net/archives/36162
オリキャラ注意です!!
コメントいただけると嬉しいです!
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- 2 : 2015/07/01(水) 19:23:44 :
- エレン「オルオさん!」ドドッ
オルオ「あ?」パカッパカッ
エレン「あいつら…俺の同期は…巨人に勝てますかね…!?」パカッパカッ
アイ「わぁ…本編と同じセリフだ……」パカッパカッ
今日の壁外調査では、女型の巨人、アニを確保するのが目標だ。
この作戦の内容を知らされているのは…
リヴァイ兵長や、ハンジさん達
そして私だ。
壁が壊される前から兵団にいた人達である。
つまり、オルオやペトラ。もちろんエレンだって、本当の作戦の内容や意味は知らされていない。
エルヴィン「長距離索敵陣刑展開!!」
アイ「っ……」ドドッ
仲間達の姿が、どんどん遠くなっていく
ペトラ「あーあ、凄いなー!」パカッパカッ
アイ「や、何が?」パカッパカッ
ペトラ「私も昔はあっち側に…索敵側にいたんだなって」パカッパカッ
アイ「……」パカッパカッ
ペトラ「今回は、行って帰って来るのが目標です!絶対生き抜きましょう!」パカッパカッ
アイ「……」パカッパカッ
……本当は…死んでも成功させなきゃいけない目標なんだけどね………
アイ「うん……!」パカッパカッ
そう答えた瞬間、私の中の何かが壊れてしまった気がした……
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- 3 : 2015/07/01(水) 20:18:30 :
- ーーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーー
シュウゥゥーー……
アイ「赤い煙弾を確認!!」(ヤバ…アニメ結構何回も見たから、セリフがスラスラ出てくる…)パカッパカッ
リヴァイ「ペトラ、お前が射て。」パカッパカッ
ペトラ「了解!」パァーン
オルオ「おいおい…これで何回目だ…」パカッパカッ
エレン「はっ!黒い煙弾確認!!」パカッパカッ
リヴァイ「アイ、射て」パカッパカッ
アイ「りょ、了解!」パァーン
ペトラ「兵長!数が…!」パカッパカッ
リヴァイ「あぁ……」パカッパカッ
アイ「………」パカッパカッ
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- 4 : 2015/07/01(水) 20:25:54 :
- ーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーーーー
<うぁぁーー!!
アルミン「!!」パカッパカッ
アルミン(違う…違うぞ…!)
アルミン(奇行種じゃない…あいつには知性がある…!)
アルミン(鎧や超大型と同じ…巨人の体をまとった人間だ!!)
女型 ズシン…ズシン…
アルミン「どうしよう!何故こんな!」
アルミン「僕も死ぬ!殺される!」
女型 ダァンッ
こいつは…いや、こいつらは…
何が目的なんだ
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- 5 : 2015/07/01(水) 20:53:53 :
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リヴァイ「煙弾、緑…オルオ、お前が射て」パカッパカッ
オルオ「了解です!」パァーン
エレン「……」(今のところ、作戦は順調のように見えるな…)パカッパカッ
アイ「っ…」(そろそろだな…)パカッパカッ
タァーン!!
アイ「黒い煙弾、確認!」パカッパカッ
リヴァイ「…エレン、射て」パカッパカッ
エレン「はい!」ゴソゴソ
兵士「報告します!!」ドドッ
アイ「………」(…きた)パカッパカッ
兵士「索敵ぶよく側、ほぼ壊滅!」パカッパカッ
エレペトオル「!?」パカッパカッ
アイ「くっ…」パカッパカッ
兵士「~~~以上の伝達を、左に回して下さい!」ドドッ
リヴァイ「聞いたかペトラ、行け!」
ペトラ「…」ドドッ
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- 6 : 2015/07/02(木) 21:01:02 :
- ーーーーーーーーーーーーー
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アルミン「ジャン!!死に急ぎ野郎のかたきを取ってくれ!!」
女型「……」ピタッ
ジャン「!!」(動きが止まった!?)
アルミン「そいつに殺された!!ぶよく側で、本当に死に急いでしまった!死に急ぎ野郎のかたきだ!!」
ライナー「っ!!」パシュッ
ジャン「はっ!あいつ!」
ライナー「うおおおおお!!」シューッ
ジャン(うなじを直接ねらうのか!?)
女型「……」シーン…
ジャン「いや…いける!」(やつがアルミンに気を取られている今なら!!)
ライナー「おおおおお!!」ギュイィィ
女型「……」ギロッ
ライナー「……!!!」
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- 7 : 2015/07/03(金) 18:38:57 :
- ーーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーーー
女型「……」ズシンズシン
兵士「くそ、こっちを向け!この…化物!!」カチャ
女型「……」クルッ
兵士「!!」パァァーン
女型「…」グラッ
兵士「今だ!!」(同時に三ヵ所だ、そうとう頭が回るようだが…全てを防ぐのは不可能!)
兵士「どこでもいい、削げば歩みは止められる!やれぇぇーー!!」
兵士「余計な損害くれやがって!!」シュゥー
兵士「殴り殺しにしてやる!!」ギュィィィ
女型「……」……ダァァァァン!!
兵士「と、飛んだ!?」
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- 8 : 2015/07/05(日) 17:30:27 :
- 兵士「…ぁ……」
女型「……」ゴゴゴゴゴゴ
ダァァァァンッ
女型「……」ブンッ
兵士「うわぁぁぁあ!!」ガシャァァン
女型「……」ズシン…ズシン…
兵士「っ……!」ドドッ
兵士(報告が先だ!あんなやつがいるなんて!!)
兵士「俺が知らせなければ…!!………はっ!?」
女型「…」ダァァンッ
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- 9 : 2015/07/05(日) 17:52:54 :
- ーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーーーー
エレン「……兵長!リヴァイ兵長!」パカッパカッ
リヴァイ「なんだ」パカッパカッ
エレン「なんだって…ここ森ですよ!?」パカッパカッ
エレン「中列だけこんなに森の中に入ってたら、巨人の接近に気づけません!」パカッパカッ
アイ「……」パカッパカッ
エレン「右からなにか来てるみたいだし…どうやって巨人を回避したり、荷馬車班を守ったりするんですか!?」パカッパカッ
リヴァイ「分かりきった事をピーピーわめくな。もうそんなことできるわけねえだろ…」パカッパカッ
エレン「!?何故そんな…」パカッパカッ
アイ「周りをよく見てエレン、この大きな木…」パカッパカッ
アイ「立体機動装置の機能を生かすには絶好の環境よ…」パカッパカッ
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- 12 : 2015/07/06(月) 17:31:47 :
- また来ちゃいました☆
トトさんの作品大好きです!!
期待してます!
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- 13 : 2015/07/06(月) 17:45:33 :
- ありがとうございます!
大好きだなんて、嬉しいです!
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- 14 : 2015/07/06(月) 17:48:21 :
- リヴァイ「そして考えろ。てめぇのその大したことない頭でな…死にたくなきゃ、必死に頭回せ!」パカッパカッ
エレン「は、はい!」パカッパカッ
エレン「……」パカッパカッ
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- 15 : 2015/07/14(火) 21:48:45 :
- ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
タァァーン>
エレン「黒い煙弾!?」パカッパカッ
オルオ「すぐ後ろからだ!」パカッパカッ
アイ「……」シャキン
ペトラ「アイ分隊長!?」パカッパカッ
リヴァイ「お前ら剣を抜け。それが姿を現すとしたら…一瞬だ…」シャキン
エレン「っ…」シャキン
オルペト「…」シャキン
リヴァイ「………………」パカッパカッ
……………………
………………
………
女型 ダァァァァンッ
一同「!!??」パカッパカッ
アイ「女型…!」パカッパカッ
リヴァイ「走れ!!」パカッパカッ
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- 16 : 2015/07/14(火) 22:12:53 :
- ダァァァーン!!
エレン「…!!!」パカッパカッ
女型の巨人が、エレンの頭上を跨ぎ、すぐ後ろまで迫ってくる
オルオ「速い!森の奥じゃ回避しようがない!!」パカッパカッ
アイ「う…」ブルッ
アニメで見たとはいえ、実物は流石に恐怖を覚える。
オルオ「追い付かれるぞ!!」パカッパカッ
アイ「兵長!立体機動に移りましょう!!兵長!!」パカッパカッ
リヴァイ「…」パカッパカッ
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- 17 : 2015/07/14(火) 22:16:28 :
- <兵士「逃がすかぁー!!」パシュッ
ペトラ「背後より増援!!」
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- 18 : 2015/07/30(木) 10:42:01 :
- <兵士「うぁぁぁあ!!」グシャッ
<兵士「あぁぁあ!!」グシャッ
エレン「!!」
ペトラ「兵長!!指示を!!」
オルオ「やりましょう!!あいつは危険です!!俺達がやるべきです!!」
エレン「兵長指示を!!」
アイ「皆……」
リヴァイ「…全員、耳を塞げ」
一同「…?」
アイ「っ…」スッ
リヴァイ「……」カチャ
キィィーーーン……
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- 19 : 2015/07/30(木) 11:23:30 :
- エレン「音響弾…!?」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
リヴァイ「俺達はこのまま馬でかける、いいな」
ペトラ「了解です…!」
エレン「!?かけるって…いったいどこまで!」
エレン「それに…やつがすぐそこまで…!」
<兵士 シュゥゥッ
エレン「!!また増援です!早く援護しなければ、またやられます!!」
アイ「エレン!!前を向いて!」
エレン「アイ分隊長…!」
アイ「歩調を乱さないで、最高速度を保って!!」
エレン「何故です!リヴァイ班がやらなくて、誰があいつを止められるんですか!」
<兵士「おらぁぁ!!」
<女型「…」グシャッ
エレン「!!また死んだ!助けられたかも知れないのに!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
リヴァイ「エレン!遅い!さっさと決めろ!」
エレン「……進みます!!」
<兵士「うわぁぁあ!!」
エレン「!!」
<兵士「離せぇー!!」
グシャッ
エレン「っ……!!」(ごめんなさい!!)
<女型「…」ズシンズシンズシンズシン
アイ「目標加速します!!」
リヴァイ「走れ!このまま逃げ切る!!」
<女型「…」ズシンズシンズシンズシン
アイ「……」(もうすぐポイント地点…)
アイ(一旦は捕獲に成功するけど…あの叫びを使われたら一貫の終わり…)
アイ(口を塞げば…なんとかなるかな……)
<女型「…」ズシンズシンズシンズシン…
一同「!!!」
アイ「…!!」(やった!ポイント地点到達!!)
エルヴィン「打てぇーー!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
一同「……」パカッパカッ
リヴァイ「…少し離れたところで馬を繋いだら、立体機動に移れ。」パカッパカッ
リヴァイ「俺とアイとは一旦別行動だ」パカッパカッ
アイ「……」スッ
リヴァイ「班の指揮はペトラに任せる」
アイ「!?」(あ、あれ?確かエルドだったはず…)
アイ(そうか…なぜかエルドとグンタはいないんだった…)
リヴァイ「適切な距離であの巨人から、エレンを隠せ。馬は任せたぞ…!」バシュッ
アイ「っと…じゃ、しっかりね」バシュッ
馬から飛び、立体機動に移る。
兵長を追いかけていくと、先程の女型の巨人がとらえられていた。
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- 20 : 2015/07/30(木) 11:34:53 :
- リヴァイ「動きは止まったようだな」スタッ
アイ「っ……」スタッ
昨日兵長に指示されたとうりに、兵長の隣に立つ。
エルヴィン「…まだ油断はできない」
エルヴィン「しかし、よくこのポイントまで誘導してくれた。」
リヴァイ「後列の班が命を落として戦ってくれたおかげで、時間がかせげた。…あれがなければ不可能だった」
エルヴィン「……そうか」
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