この作品は執筆を終了しています。
小説の書き方講座!~ストーリー編~
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- 1 : 2015/06/11(木) 20:13:10 :
- 36作目です。
前回の~下準備編~(http://www.ssnote.net/archives/35978)
を踏まえて、ストーリ編です。
つまり小説の要となる物語の部分になります!
また、今回から進撃の巨人のキャラクターたちに出ていただこうと思います。
誤字や脱字などあればご指摘お願いします。
*追記
こちらのスレッドに関する感想、意見などございましたら
http://www.ssnote.net/groups/1519
上記のグループに書き込みをお願いいたします。
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- 4 : 2015/06/11(木) 20:40:51 :
- *ご挨拶
エレン「よう。今回から俺たちが進行していこうと思う」
ジャン「なんで俺が死に急ぎ野郎と……!」
エレン「世界は残酷だからな」
アルミン「そうだね。それじゃあ始めようか」
ジャン「ドライだなお前ら」
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- 9 : 2015/06/11(木) 23:28:10 :
- *前回のおさらい
アルミン「まずは前回のおさらいからしようか」
エレン「確か、ひたすらネタとかメモしろーみたいなやつだよな?」
アルミン「そうそう、時間が経ったあとにネタの羅列を見返してピンとくることもあるしね」
ジャン「あと『Simplenote』(以下Sn)っつーアプリ? サイトだかを勧めたな」
エレン「それを使っていくって体 で話を進めるが、別に自分の好きなやり方でいいぞ!」
ジャン「最悪メモとんなくてもいいしな」
アルミン「一応推奨してるけど、絶対ではないからね」
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- 10 : 2015/06/12(金) 06:55:30 :
- *書く動機
エレン「書こうと思う動機って色々あるよな」
ジャン「こんな話が読みたい、どんな反応がくるか、この設定使いたい、とかな」
エレン「その中でも特にやる気になるのがリクエストだと俺は思う」
アルミン「エレンにしては珍しいね。人から言われたことを一番として挙げるのは」
エレン「せっかく頼まれたし、それほど期待してもらってるってことだから……遅くなっても、どうにか丁寧に書き上げたいって思うんだよなー」
ジャン「まあ気持ちはわかるぜ」
エレン「とにかく、動機からくるモチベーションは忘れないようにしてほしいな」
アルミン「うんうん、エタらせないためにも初心を忘れないことは大事だね!」
-用語解説-
ジャン「ちなみにエタはエターナル(果てしない、永遠)の略で未完の放置作品のことを言うぞ」
エレン「エタった、エタりそうとかそんな感じの使い方をするな」
アルミン「SS界隈での用語みたいなものだね」
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- 11 : 2015/06/12(金) 20:04:05 :
- *テーマを一番上に
ジャン「まあ書こうと思ったってことは、だいたいテーマがあるはずだ」
アルミン「カップリング、現パロ、転生とかの設定、1つの台詞や単語……とかね」
ジャン「そういうのを予めメモの一番上に出しておくといいぞ」
エレン「そうするとSnの左側に大きく表示されるから、常に見える位置にくるし目に触れるってことは一瞬でもそのことを考えるってことだ。話を作る上ではわりと重要だな」
アルミン「実感できるのは少し後かもしれないけど……こつこつやるのが大事だね」
ジャン「ま、覚えておいて損はないぜ」
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- 12 : 2015/06/13(土) 14:39:50 :
*プロット
アルミン「プロット……執筆する人はよく聞くんじゃないかな? いわゆる物語の骨組みだね」
アルミン「どんな風に書いてもいいと思うけど、僕はだいたい箇条書きで話の流れを書いちゃうことが多いかな」
☆例
テーマ:エレンチート エレアニ
・ループ
・告白
・駆逐
・結婚
アルミン「……いや、あのごめんね。正直エレンチートのエレアニって題名をよく見かけるだけで内容を見たことはないんだ。だから勝手なイメージなんだけど……」
ジャン「……ま、まあここから話を広げてくわけだよな?」
アルミン「そうなんだ! 普段はやらないけど、これをどう広げるか簡単に書いてみるね」
・ループ
アニのことが好きだったエレンは地下室にいるアニに会いにいく。
適当になんか喋って結晶に触れたり涙うんぬんとかそんなんで結晶すごい光って気を失う。
エレンだけ記憶を持ったまま訓練兵時代に戻ってる。
・告白
もう後悔なんかしたくない
はい告白。
俺お前の事情わかってるから!
おっけー。
付き合えたし
いっちょ人類救いますか!
(ここらへん感動的にする)
・駆逐
まあ記憶と力もってすればいけるよね。
壁壊されるの阻止。
エレン実家の地下いく。
そこで手に入れた資料で巨人を人間に戻す薬みたいなのとかアルミンハンジさんに作ってもらう。
巨人いなくなる。
(ここらへんガンガン戦ったり話すすめる)
・結婚
巨人いなくなったし、壁内、壁外人類みんなはっぴー!
平和になった世の中。
エレアニ結婚
アルクリもしくはライクリ、ベルユミ
そんな感じのCPいれてはっぴーえんど!
エレン「なあ待てよ問題山積みだろ!?」
アルミン「『エレンチート』と『エレアニ』の2語だけで想像して書いたんだからむしろ褒めて欲しいよ」
エレン「褒められねえ!! だいたい母さんのこととかどうしたんだよ!」
ジャン「恋には逆らえなかったーみたいなさ」
エレン「ええ……まあ作り話だしいいけどよ」
-余談-
エレン「正直ライクリ、ベルユミ入るとあとはエレミカ、アルアニって感じするよな」
アルミン「ちょうど良く配分され…………あ」
ジャン「うん?????????」
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- 13 : 2015/06/13(土) 18:03:33 :
- *5W1H
エレン「筋書きがうまく思い浮かばない、ってときは『5W1H』を明確にしておくだけでかなり書きやすいぞ」
1.Who(誰が?)
2.When(いつ?)
3.Where(どこで?)
4.What(なにを?)
5.Why(なぜ?)
1.How(どのように?)
エレン「これが5W1Hだ。試しに書いてみるぞ」
1.Who(誰が?) エレンが
2.When(いつ?) 過去の
3.Where(どこで?) 世界(壁内)で
4.What(なにを?) やりなおす
5.Why(なぜ?) 大切な人や人類を救うため
1.How(どのように?) 記憶と力を駆使して
エレン「……ってな感じだな!」
アルミン「これならゴールまでに必要な話を挟めばいいから思いつきやすいかもね」
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- 14 : 2015/06/13(土) 18:48:48 :
- *ぶっちゃけ
ジャン「ぶっちゃけ、こんなのめんどくせえ! ってやつは何も書かなくていいぞ」
エレン「今までの台無しだな」
ジャン「ただな、これだけは言っておく……『最初と最後』だけは絶対に用意してから書け!!」
アルミン「ああ……耳が痛いね」
ジャン「ぐだったり思いつかなくなっても、最悪結末さえ考えときゃどうにかなる」
アルミン「最後が決まっていたら、そこへ向かうための伏線とか展開もおのずと見えてくるからね」
ジャン「でもな、どんなにいい設定でどんなに上手い書き方でも終わらなかったら“作品”にならないんだ」
ジャン「だからせめて、エタらせないためにも最後は用意しておくべきだ」
エレン「確かに、ゴールを決めないでやっても途中で迷ってそのまま終わりそうだもんな」
アルミン「僕もただ『この設定で書きたい』ってだけでなんとなく書いてたら、収集がつかなくなってどうにもならない……なんてことがあったよ」
エレン「どんなに良作になりそうでも、放置されてたら誰にも紹介できないしこっちも不完全燃焼だ」
面白い設定思いついた!
書きたいシーンも! これは良作の予感
結末とか考えてないけど、書いてくうちになんとかしよ
何も思いつきません迷子です収集つきません
マヂ無理……放置しょ……
ジャン「なんて、ならないようにな」
ジャン「『終わり良ければ、全て良し』って言葉があるが……見方を変えれば、終わらないとそれまでの意味もなくなるってことだからな」
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- 15 : 2015/06/13(土) 19:44:04 :
- *やってはいけないこと
エレン「俺の主観だが、ここのサイトでは結構多いように思えた『やってはいけないこと』を紹介するぞ」
エレン「それはずばり、『頭の中で物語を進めること』だ!」
アルミン「初めて書きますって人がよくやっちゃうね、気持ちはわかるよ」
ジャン「ストーリーを書くとき、頭の中で展開を考えちゃうやつだよな」
エレン「そうだ。こういう感じのな……」
☆例
「なあ、アニ。壁の上に行こうぜ」
「……別にいいけど」
壁の上から見る夕焼けは、綺麗だった。
「この世界から巨人どもを駆逐して、絶対壁の外に出る」
「お前も、ついてきてくれないか?」
「……それはできない」
アルミン「エレンチートのエレアニは続行なんだね」
エレン「ここまで来たらやるしかねえだろ……とりあえず、この文章のダメなところを言ってくぞ」
エレン「まずアニの感情がわかんねえな。何でもない顔で壁の上に行くのを承諾したのか、めんどくさそうに承諾したのか。そしてついてきてと言われたとき、辛そうにしたのか驚いていたのか……とか」
ジャン「そこら辺を表現しないと読者に伝わらないな」
エレン「ああ。自分の頭の中ではそれなりの感情が思い浮かんでいると思うが、読者はそうじゃない」
アルミン「ある程度話や感情がまとまって文章に起こしている作者と、白紙状態から始まって文章を読むにつれて頭に描かれていく読者……その違いは頭に置いておきたいね」
エレン「文章化を怠って内容が繋がらないってのは避けたい。メモをひたすら書いたりするのはそれを回避するためでもあるんだ」
ジャン「とにかく思ったことを全部書いとけば、最終的な感情に至るまでの流れとかが掴めるからな。ここを省いたら読者に伝わらない! ってのもすぐわかる」
アルミン「慣れればある程度の省き方もわかってくると思うけど、それまではしっかり1から10まで書いてから取り除いていくのがいいね」
エレン「……といっても最初は難しいよな。対策としては、記載漏れがないか考えながら書くことだ。そのシーンを思い浮かべたり、意識していけばわりと気が付く」
エレン「次に何度か見返してテレポートを起こしている所がないか確認する!」
エレン「ぶっちゃけ壁の上登ってすぐ告白っておかしくねえか? それなりの雰囲気とか、告白するまでの会話とか、会話がないんだったら無言の気まずい時間とか……あるだろ?」
アルミン「そういう描写もどんどん入れていくと想像しやすいね」
ジャン「漫画と違って、全て文章で表現しないと伝わらないのがSSや小説の難しいところでもあり、面白いところでもあるな!」
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- 16 : 2015/06/13(土) 20:20:41 :
- *さいごに
アルミン「本として出版するならともかく、趣味の範囲を出ないSSや小説ならどんなぶっとんだ設定や話でもいいと思うよ」
ジャン「逆にありきたりなのとかな」
アルミン「でも忘れないで欲しいのは『どうして書こうと思ったのか』だね!」
エレン「その気持ちを忘れなければ、放置も減るんじゃないかと思ってる」
ジャン「そういえば、どうしてこの3人なんだ?」
エレン「男ばっかでむさいよな」
アルミン「それはね、淡々と話しててもいいからだよ」
エレン「どういうことだ?」
アルミン「クリスタやサシャなら『!』とか、ミカサやアニなら『……』とか記号つけたくなるでしょ?」
ジャン「は?」
アルミン「まあ、僕らのキャラクター都合が良かったんだよ」
ジャン「お、おう……」
アルミン「実現できるかは分からないけど、もし出てほしいキャラがいたら言ってみてね。頑張ってみるよ」
エレン「まあ今回はこのくらいでいいか。それじゃ、解散」
ジャン「お疲れ」
アルミン「また次回!」
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- 17 : 2015/06/15(月) 17:14:59 :
- 私今まで頭で考えて書く!だったから凄く参考になった^^
やっぱり設定をじっくり考えるのは大事だね!
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- 18 : 2015/06/15(月) 21:35:52 :
- >>17
りお
とりあえずメモしておくだけでもかなり違うよー!
矛盾とか起きにくいしね(*´∀`)
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