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艦隊これくしょんSS(ショートストーリー) 榛名編

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  1. 1 : : 2015/06/10(水) 01:35:56
    初めまして。今回初めてSSを書かせて頂きます。
    以前に2chで書こうとしたんですが、挫折。てなわけで超、短編を書きます。それでもおkな方だけ、どうぞ。
    まぁ別サイトにあげてるんだがな。

    それじゃあ Are you おっけーね?








    アンケートストーリー 貴方はどれを選ぶ?


    金剛「バーニングラーブ!!」

    提督「ちょっ、いつも後ろから抱きつくな!動きにくい」(そして精神的にもヤバい!背中に当たってる!)

    金剛「うー、つれないネ。嬉しくないんデスか?」

    提督「いや、うん、嬉しいけど、これから仕事なんだよ。だから、また今度な」

    金剛「なら仕方無いネ。それから榛名」

    榛名「はい?」

    金剛「頑張ってネ☆」

    榛名「///」

    金剛「それじゃ提督、Goodnight!」

  2. 2 : : 2015/06/10(水) 01:41:11
    提督「ああ、お休み」

    榛名「提督は人気者ですね」

    提督「自分ではそう思わないんだが。それにしてもサッパリしてるな、金剛」

    榛名「あの性格には何度も助けられました」

    提督「だろうな。さ、仕事だ」


    ~数時間後~


    提督「終わったぁ\(o∀o)/」

    榛名「お疲れ様です」

    提督「榛名もありがとう。お陰で早く終われたよ」
  3. 3 : : 2015/06/10(水) 01:42:24
    榛名「お役に立てて、なによりです」

    提督 (良い子やわぁ」

    榛名「そ、そんな、榛名には勿体無いお言葉です。でも、そう言って頂けるのは嬉しいです。その、提督」

    提督「ん?」

    榛名「い、今からすることは、皆には内緒にしててくれますか?」

    提督「別に良いけど・・・?」

    榛名「じ、じゃあいきますよ・・・ば、バーニングラーブ」ダキ


    選択肢

    → 抱き締める

    どうしてこんなことをするか聞く

    告白する
  4. 4 : : 2015/06/10(水) 01:43:58
    さぁ、冒頭にあったアンケートストーリー。文字通りアンケート形式でやります。まぁ、今回はもう完成しているのでアンケートは・・・なし!!
  5. 5 : : 2015/06/10(水) 01:44:38
    ・・・やっぱり続きは投稿するべきなの?
  6. 6 : : 2015/06/10(水) 18:26:13
    やっぱり続き投稿します
  7. 7 : : 2015/06/10(水) 18:27:46
    → どうしてこんなことをするか聞く

    提督「は、榛名。その、どうしてこんなことをするんだ?後ろから抱きつくなんて」

    榛名「提督、貴方にお伝えしたいことがあります。以前、榛名は提督をお慕いしています、と言いましたよね」

    提督「・・・ああ」

    榛名「それは今でも変わりません。でも、一つだけ出来ない部分があります」
  8. 8 : : 2015/06/10(水) 18:30:05
    この言葉を聞いた提督は恐怖した。

    この感覚は慣れた筈の、皆から拒絶された時の感覚。

    ほとんどの人から嫌われ、疎まれてきた。親戚からも拒絶された。

    ああ、また自分は人に嫌われるのか。

    それも好きになってしまった相手に。だが、不思議と悲しくは無い。何度も経験してきたのだから。

    榛名「もう、ご自分を犠牲にするのは止めてください」

    提督「え?」

    予想外だった。まさか、そんなことを言うなんて。
  9. 9 : : 2015/06/10(水) 18:33:25
    榛名「貴方は優しすぎます。他人の分まで自分のせいにして」

    提督「榛名、俺は優しくなんてない」

    榛名「でも!」

    提督「俺は、皆に嫌われないように良い人になってるだけだ。本当は利己主義で自己主義で、思いやりも優しさも無い」

    榛名「じゃあ、何で理不尽なことでも黙ってるんですか、どうして怒らないんですか。優しすぎますよ」

    提督「違う、違う違う!俺は優しくなんて無い」

    榛名「そうやって自己暗示をかけないでください!どうして、そこまで自己嫌悪になるんですか。もう、ご自分を偽るのは止めてください」

    提督「どうして、何で」

    榛名「こうでもしなければ、貴方は分からないでしょう!!貴方が傷付くことで悲しむ人間がいることを、知ってください」

    この時、初めて人の優しさに触れた。

    今までこんなにも、自分を思ってくれる人はいなかっただろう。こんなにも温かいのか。

    そしてもう一つ分かった。好きになったのは、彼女の優しさに惹かれたからだと。

    榛名「榛名はずっとお仕えしてきましたが、もう傷付く姿を見ていられないんです。それが」





    榛名「それが、好きな相手なら尚更」
  10. 10 : : 2015/06/10(水) 18:37:39
    提督「!!・・・榛名」

    榛名「やはりお母様が仰った通り、提督は人が良すぎます。ただ、その人柄に私も含め、皆が惹かれたんですよ。だから自分に自信を持ってください」

    どこまで優しいのか、この子は。

    こんなにも気遣っていてくれたのか。全くもって敵わないな、それこそ初めて会った時から。

    提督「榛名には敵わないな」

    榛名「え?」

    提督「そこまで見抜くなんてさ。だけど、良いのか?俺で」

    榛名「榛名は決めたんです。ずっとお仕えすると。それこそ嫌われても、拒絶されても側にいると」

    提督「頑固だな」

    榛名「貴方ほどではありません」

    提督「榛名」

    榛名「はい?きゃっ・・・あ」

    背中から正面に榛名を移動させ、必然に抱き合う格好になる。

    提督「その・・・こんな形になったけど、 俺からいいか?それに、お前だけっていうのもズルいから」

    榛名「はい」

    提督「榛名、好きだ。これからも、ずっと側にいてくれ。」

    榛名「喜んで!」

    提督「ありがとう、榛、んっ!?」

    提督の言葉は、榛名の口付けによって途切れた。長いような短いような時間。二人の影は繋がった。

    榛名「んっ、はあ」

    提督「ぷはぁ。お、お前なぁ」

    抗議の声をあげると、拗ねたように見上げる榛名。その目はうっすらと、うるんでいた。

    榛名「今でずっと待っていたんです。これくらいは我慢してください」

    提督「・・・分かったよ。榛名、好きだ」

    榛名「んぅ」

    そうしてもう一度、影は繋がった。
  11. 11 : : 2015/06/10(水) 18:41:04
    榛名「提督」

    提督「なんだ?」

    榛名「自分達は政府や誰かの道具じゃない、自分の意志で戦う。そう仰ったことがありましたね」

    提督「あったな、そんなこと」

    榛名「今、思い返せばその時に、既に榛名は貴方に惚れていたのかもしれません」ニコ








    『スネーク、俺達は政府や誰かの道具じゃない。戦うことでしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意志で戦ってきた。スネーク・・・さらばだ』

    『フォォォォォォックス!!』

    プツン

    ??「うわ、充電切れた。はぁ、しかし・・・まぁ、もう少しあいつらとその世界を見守るか、な」

    蛍が舞い踊る、夏のとある日の出来事。
  12. 12 : : 2015/06/10(水) 18:42:30
    ひとまずは、これで終わり

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著者情報
submarine401

榎本龍

@submarine401

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