アルミン「眼鏡をかけた知らない人に飴をもらったよ!」
-
- 1 : 2015/06/05(金) 21:50:15 :
- 注意!
キャラ崩壊注意!
色々注意!
原作と全く違うし話沿ってないので注意!
とにかく注意です
エレン「ふーん。良かったな」
アルミン「舐めたら性格が変わるみたいなんだ!」
エレン「凄いな。明日から3日間休みだから寝込んでも大丈夫だな」
-
- 2 : 2015/06/05(金) 22:01:37 :
- アルミン「エェエエレェエェェェン!」
エレン「っ!」ビクッ
エレン「...何だよ」
アルミン「君はこの薬がな」
ライナー「どうしたアルミン!何を怒ってるんだ!」
コニー「廊下まで響いてたぞ!おかげでジャンが叫んでたぞ!」
エレン「なんて?」
コニー「『なんだマルコォォ!』」
エレン「マルコ関係ねぇw」
コニー「なw」
アルミン「今僕の手元には魔法の飴玉があるんだ」
ライナー「というと?」
アルミン「舐めると性格が変わってしまうんだ!」
ベルトルト「危なくないの?」
アルミン「大丈夫さ!きっと!」
エレン「何がお前を駆り立てるんだ」
コニー「まさか!」
エレン「既に!」
コニー・エレン「舐めているのか!」イエ-イ
ベルトルト「あぁ、だからこんなにテンションが高いんだね」ナカイイネ
アルミン「いや、僕は何も舐めてないよ。その人が害はないって言ってたし息詰まってるだろうからたまにははっちゃけたら?って」
エレン「俺は嫌だな」
アルミン「何でなのエレン!君がいれば女子の参加率があがるんだよ!」
エレン「アルミンなら別に大丈夫じゃないか?誘っても」
アルミン「僕は緊張してしまうからね……」
エレン「...分かったよ、昼食の時に誘えばいいんだろ」
アルミン「ありがとう!君のような心優しき親友がいて僕は幸せ者だよ!」
エレン「アルミン大袈裟だっての」ハハハ
-
- 3 : 2015/06/05(金) 22:12:11 :
- ~食堂にて~
エレン「という訳なんだ。もし良かったら参加しないか?」
ミカサ「エレンとアルミンが参加するなら私も」
ジャン「やる事ないしな」
マルコ「僕も参加するよ」
サシャ「何か楽しそうですね!」
コニー「だよな!もしかしたらオレが天才になってるかもしれねぇ!」キラキラ
エレン「それは良いな!俺も天才の気分になりてぇ!」
ベルトルト(変わるのは性格であって頭じゃないよね...)
クリスタ「私も参加しよっかな」
ユミル「じゃ、私もな」
ミ-ナ「私とアニも参加するよ!」
アニ「私は...」
アルミン「エレンに甘えられるかもよ」ボソッ
アニ「悪くないね」
ライナー「何で決めるんだ?」
アルミン「んー...決めてなかったよ」
エレン「初めはジャンケンで良いんじゃないか?」
アルミン「そうだね!じゃあ、二手に別れよう」
-
- 4 : 2015/06/05(金) 22:19:46 :
- ジャン「よぉ、エレン...こうやって対峙するのはいつぶりだ...?」
エレン「そうだな、ジャン...ざっと14500分振りじゃないか...?」
アルミン「早くしてよ」
勝者、エレン。
エレン「おっしゃぁぁぁ!俺は勝ったんだ!勝ったんだ!今!この瞬間に!ミカサ見たか!俺は一人で戦える!」
ミカサ「良かったねエレン」
アルミン「じゃあジャン、はい、これ」
ジャン「どんな性格になるんだ...?」
アルミン「それはお楽しみだってさ」
ジャン(ちくしょう!あの死に急ぎ野郎の恥ずかしい所見れると思ったのに俺が恥ずかしい目にあってどうすんだよ!)
ジャン「期限は...?」
アルミン「1~2時間だよ」
ジャン「そうか...(まだ1日じゃないだけマシだな...)」パクッ
-
- 5 : 2015/06/05(金) 22:40:18 :
- ガクン
その瞬間、崩れ落ちるジャン。咄嗟に近くにいたエレンが支える。
エレン「おいジャン!大丈夫か!?」
誘った責任のあるエレンは目の前の同期を心配した。
馬面で腹が立つし超腹が立つけどコイツは仲
ジャン「あら、可愛い坊やね」
頬を優しく撫でるジャンの手。
エレン「わぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ジャン「あらあら、照れ屋さんなのね」
エレン「来んな!このクソ野郎!来んじゃねぇぇぇ!!!」
ミカサ「ジャン、エレンが嫌がってる...ので、他の人へと目移りして欲しい」
ジャン「あらお嬢ちゃんも美人さんね...そうね~」
ジャン「そこの坊主君、顔は男前だけど私のタイプじゃないわぁ」
コニー「あ、ありがとな!(良かった!オネェ語のジャンとかマジ勘弁だ!)」
ジャン「そこの金髪君は筋肉が付き過ぎね。黒髪君は可愛いけど身長が低い方が良いわぁ」
ライナー「そ、そうか(とんだハズレじゃないか!)」
ベルトルト「ど、どうも...(身長高くて良かった...本当に良かった...)」
ジャン「そばかす君も良いわね...でもやっぱり私より小さい方が良いわね」
マルコ「ありがとう...(ジャン、可哀想に...)」
ジャン「そっちの小さい金髪君は...そうね。可愛い系より綺麗系の方が私好きなのよね、ごめんなさい」
アルミン「いえ、お気になさらず(何か腹立ったんだけど目を付けられるよりはマシかな...)」
ジャン「だから黒髪君...エレン君だったかしら?彼が良いわね。身長も近くて私より小さい...それに顔もタイプだわ」
ミカサ「だからエレンが」
ジャン「あなたにも分かるはずよ?彼の魅力が」
ミカサ「わた...私は...エレンを守る...ので、私は...」
エレン「ミカサ!」
ジャン「大丈夫よ。あなたからエレン君を取ったりしないわ。一緒に愛でましょう?」
ミカサ「そうね...私は間違っていた...」
-
- 6 : 2015/06/06(土) 00:04:14 :
- アルミンwwwwww
期待です。
-
- 7 : 2015/06/06(土) 14:31:24 :
- ありがとうございます。
ミカサ「あなたを生かしてはおけない...」
アルミン「待ってミカサ!このジャンはジャンであってジャンじゃないんだよ!」
アニ「アルミン、どきな。ソイツは危険だよ、エレンを助けるためだろ?」
ミカサ「そう、私は当然の事をしているだけ」
エレン「いや、何も殺さなくても...」
ミカサ「エレン!?」
エレン「だってジャンだってこんな姿になりたくはなかったさ...」
エレン「裏声のつもりだろうけどやっぱりジャンの声で気持ち悪くて触れられた手も固くて不快で何より歩き方立ち方がくねくねしてて気持ち悪い今の姿に」
ミカサ「そうね...エレン、私が間違っていた。馬面とてこんな事望んでいなかった...」
アニ「それもそうだね...アンタが言うなら...」
ジャン「あらぁ慰めてくれるの~?嬉しいわぁ」
後ろから抱きしめられ、頬にキスされる。
その瞬間、全身を悪寒が走った。
エレン「ぎゃァァァァ!!!!!!!!薙ぎ払えぇぇぇ!!!!!!!!」
そして宙を舞うジャン(オネェ)。
エレン「戦いは...終わったんだ...人類が...初めて勝ったんだ!」
アルミン「オネェは人類から外すんだね」
-
- 8 : 2015/06/06(土) 14:50:10 :
- ~数時間後~
ジャン「いって...何か後頭部が痛てぇんだが...」
ジャン「なぁ、俺どうだった?」
「「「............」」」
ジャン「...そんなにかっこよかったかー?」ナーンツッテ
「「「...............」」」
ジャン「そんなにやばかったのか!?おい!!!頼む!」
ミカサ「あなたはオネェだった。それだけ分かっていればいい」
ジャン「ミカサ!ますます気になるしオネェ!?マジかよ!!!」
エレン「...」
ジャン「...エレン」
エレン「...」フイッ
エレン「...何だ?」
ジャン「...何で目を逸らすんだ?」
エレン「...俺に構うんじゃねぇよ」
マルコ「ジャン...今からショッキングな事を言ってもいいかい?」
ジャン「あぁ...」
マルコ「君は強い人ではないかr」
アルミン「オネェジャンのお気に入りはエレンで」
ミカサ「抱きしめるだけじゃ飽き足らず」
マルコ「頬にキスをしたんだ」
ジャン「」
それから立ち直るには数時間を必要とした。
-
- 9 : 2015/06/07(日) 20:21:41 :
- 期待してます 頑張って下さい
-
- 10 : 2015/06/07(日) 21:29:52 :
- ありがとうございます。
アルミン「さて、気を取り直して次の人!次からはあみだくじで決めよう!」
(ついでに性格もあみだくじです。作者はエレンとミカサとアルミンが好きなので可愛く書きたいんですがそれだと他の方と被る(ry)
~~~
アルミン「よし!ミカサだね!はい!」
ミカサ「...エレン」
エレン「何だ?」
ミカサ「これから何を言ったとしても私はエレンを1番に思っている...これだけは覚えておいて...」
エレン「...あぁ!」
ミカサ「」パク...
ミカサ「...エレン...エレン...?エーレーンー...」ボソボソ
エレン「ミカサ...?何かコイツ固まってんぞ!しかも何か俺の名前呼んでる!」
アルミン「今の時点では分からないね...」
ジャン「ミカサ...?」ポンッ
ミカサ「イィィィやぁぁぁっっっっフォォォォォォォォい!!!!!!!!!!」バッ!
「「「!?」」」
ミカサ「やぁやぁ!皆元気かい?アタシ?めーっっっっちゃ元気!!!!!!!!」
ユミル「wwwwwwww主席様wwwすんげぇ元気だなw」
ミカサ「へいへいへーい!ユミルン!元気かい!?」
ユミル「おうw腹が痛いけどな!」
ミカサ「だからあれ程腹巻きを巻けと!!!」
ユミル「聞いてねぇよw」
ミカサ「クリスタはどうだい?」
クリスタ「わ、私?」
ミカサ「ぅぅぅぅぅぅぅいぇぇえええええええっっす!!!!!!!!」
クリスタ「」ビクッ
ミカサ「youだYO!!!!あなたに言ったのハウアーユー?」
ジャン「...あんなミカサ見たくなかった」
エレン「俺もだジャン...」
アルミン「でもミカサに足りない社交性が補われて益々ミカサのステータスは上昇したはずだよ」
マルコ「Lv.5~Lv.100にいきなり上がったみたいだね」
ミカサ「ンヌォォォォォォォォオオオオ!!!!!!!!!」
「「「「!?!?!?!?」」」」
ミカサ「エレン!!エレン!エェェレェェェンン!!!!!!!!!」
エレン「な、なんだよ!?」
ミカサ「いた!私のエレン!ダメでしょ勝手にご主人様から離れたら!!!!!!!!」
エレン「はぁ!?!?!?!?」
ジャン「お前犬だったのかよww」
アルミン「え、おかしくないか...?」
エレン「当たり前だ!」
アルミン「何故犬が人間の言葉を話しているの!?おかしいよ!」
エレン「おかしいのはお前の頭と目だ!」
マルコ「エレンは人間だよ」
-
- 11 : 2015/06/07(日) 21:58:07 :
- ライナ-「この飴、エレンにとって害しかないんじゃないか?」
ベルトルト「でもまだ2人目だし...」
アニ「もし私があんな風になってしまったら全力で阻止して」
ベルトルト「僕もお願い」
ライナー「俺もだ」
ミーナ(私はクリスタかマルコに頼もう...)
ミカサ「ハッ...私は」
アルミン「あ、ミカサおはよう。覚えてる?」
ミカサ「いえ、全く...ところで私はなぜライナーとベルトルトに腕を抑えられてるの?アニも顔が怖い」
アルミン「あぁ、それはね」
ガチャッ
バタンッ
コニ-「あれ!?ミカサ終わっちまったのか!?」
サシャ「あー残念ですね~」
ミ-ナ「何でペンなんか持ってるの?」
コニ-「今のミカサなら腹踊りしてくれそうだったからな、楽しみにしてたんだけどな」
サシャ「残念です」
ミカサ「それはごめんなさい...」
マルコ「ミカサが謝る事じゃないよ」
ミカサ「ところでエレン。何故ほっぺが赤いの?」
アルミン「ミカサは...なんていうかとにかくハイテンションで、最初の方はそこまで害はなかったんだ」チラッ
マルコ「でも途中からエレンを自分の犬だと思い始め躾をし始めた」チラッ
クリスタ「最初はね...あ、頭を撫でたりするだけだったんだけど...」チラッ
ユミル「お手とかやらせようとしてよーエレンが拒否ったらお前が平手打ちしてたんだよw」チラッ
ベルトルト「その時のエレンの鳴き声が『キャイン』だったよ」チラッ
ライナー「(ベルトルトずれてないか...?)犬そっくりだったんだがあまりにも可哀想過ぎてな」チラッ
アニ「ライナーとベルトルトでアンタを抑えつけてもしエレンに危害を加えようとするなら私が、てとこかな」チラッ
ジャン「えっ...(終わったじゃねぇか)」
エレン「じゃんっじゃん!」
ジャン「...」
-
- 12 : 2015/06/07(日) 22:05:09 :
- ミカサ「エレン!ごめんなさい!性格が変わっていたとはいえあなたに手をあげてしまうなんて...」
エレン「...」
ミカサ「エレン...」
エレン「今のお前は悪くないからな...」
ミカサ「ありがとう...エレン、ありがとう...」ギュッ
エレン「あぁ(本物のミカサだぁぁぁ!!!良かった!戻ったんだ!あんな痛い目もう嫌だ!)」
アルミン「じゃあ、次はアニだね」
ライナー「頑張れ」
ベルトルト「応援してるよ」
ミ-ナ「お祈りしておくね!」
ミカサ「私の二の舞にならなければいい、それだけ...」
エレン(サンドバッグにされないよな...?)ビクビク
クリスタ(エレンさっきのがトラウマになってるのかな...)
ユミル(流石に同情するぜ............フッw)
アニ「...」パクッ
-
- 13 : 2015/06/08(月) 22:33:07 :
- 面白い期待!
-
- 14 : 2015/06/09(火) 00:39:03 :
- ありがとうございます。
アニ「あれ?私何してたんだっけ?」
ライナー「アニ...?」
ベルトルト(雰囲気変わったな~)
アニ「ライナンにベルルンじゃない」
ライナー・ベルトルト「...おう(うん)」
アニ「エレンきゅんは?」
ライナー・ベルトルト「は?」
アニ「エレンきゅん。前に話さなかった?エレンきゅんマジ天使、あのお目目最高って」
ライナー「...聞いた事あるか?」
ベルトルト「ないよ...」
ジャン「よぉ」
アニ「ほう、ジャン氏。どうされましたか?」
コニ-「ジャン氏w紙みてぇ」
サシャ「え!?ジャンパンくれるんですか!?」
ユミル「面白くなりそうなんだからちょっと黙っとけ」
ジャン「お前の最愛のエレンならみ」
アニ「エレンきゅん!」
ジャン「...」
アニ「エレンじゃない、エレンきゅん」
ジャン「...」
アニ「キコエテマスカー?」
アニ「ジャン氏!リピートアフターミー!エレンきゅぅんっ!」
エレン(何で俺なんだ...?)
アルミン(何でエレンばっかりなんだろ)
ミカサ(何故エレンばかり...?)
マルコ(...とか考えてるんだろうな、あの3人。僕もだけど)
アニ「リピィィトアフタァァッッッッッ!!!!!!!!!」
アニ「ミィィィッッッッッ!!!!!!!!!」ゲシッ
ミーナ「声の割に痛くなさそうなアニの蹴り!」
クリスタ「私達やる事ないね」
ミ-ナ「言わないで」
-
- 15 : 2015/06/09(火) 01:05:59 :
- アニ「全くこれだから馬面ジャン氏は...」
コニー「馬面男子ならぬ」
サシャ「馬面ジャン氏ですね!」
アニ「ほう...コニコニ、サシャリンは分かったか...」
アニ「よかろう!我がエレンきゅん精鋭隊に引き入れよう!!!!!!!!」
ユミル「ちなみに班員は?」
アニ「私が隊長だ」
ミーナ「1人なんだね」
アニ「ん?ミカリンも入ってるぞ?」
ミカサ「えっ...」
アルミン「ミカサ...君いつの間にそんなしょうもな」
アニ「しょうもない!?アルミンコ!エレンきゅんの事をしょうもない男だと!?」
アルミン「僕はエレンじゃなくて」
アニ「エレンきゅん!」
アルミン「もうやだこのアニ」
アニ「大体ミカリンとアルミンコは贅沢なんだよ!あんな大天使エレンきゅんの側にいてそれ以上を望むなんて!」
アルミン「ちなみにそれ以上とは?」
アニ「そんなの決まっているだろう!」
ミ-ナ(決まってるんだ...)
アニ「一緒にご飯を食べる事ができるなんて!」
ミ-ナ(うわレベルひくっ...)
マルコ(一瞬で顔がひきつったな...)
アニ「それにミカリン!私は忘れておらぬぞ!」
クリスタ(あの口調なんだろう...)
アニ「エレンきゅんが巨人の体から出てきた時!真っ先に走って抱きしめたのを!」
クリスタ(エレンか...他の男子より抱き心地良さそうだもんね...)
ユミル(クリスタ疲れてるんだろうな...)
アニ「アルミンコも!あの時あろう事か恋人つなぎをした!」
エレン(恋人つなぎって何だろ...)ミカサ|ω・`)
ミカサ(私の後ろから少し顔出してるエレン可愛い。今のアニの気持ち分からなくもないから困る)
アルミン(エレン...君は警戒する猫かい?)
アニ「私なんて対人格闘のあの時間でしかエレンと触れ合う機会がないのに!」
アニ「そうだ!私はあの時しかエレンきゅんと関わりあえない!」
アルミン(今のアニならいつでもアタックできそうだよね)
アニ「もういっその事全て対人格闘の授業にすればいいのに!」
ジャン(訓練の意味が無いんじゃ...)壁|ω・`)
エレン(俺こんな奴に毎回負けてたのか、泣きそう)
-
- 16 : 2015/06/09(火) 01:13:19 :
- この話では104期生の死人は無しで。
と言ってもミーナマルコ以外の方達は出しません。
アニ「私が思うにエレンきゅんはこの世の生物ではない」
エレン「えっ...」
ベルトルト(勝手に語り出した...)
アニ「あれは天界から舞い降りた天使という言葉が相応しいと思うんだ」
ライナー(お前本当に誰だよ)
アニ「この言葉を考え出した人はきっと天界のお偉いさんなんだ」
アニ「所詮親ばかって奴だね」
アニ「あ、私最近思うんだけどエレンきゅんって~~~」
それから1時間、アニのエレンきゅん語りが続いた。
特に被害はなかったが、エレンのアニに対する疑心が芽生えた。
-
- 17 : 2015/06/09(火) 10:43:01 :
- アルミン「次はミーナだね、はい」
ミ-ナ「今までがアレだったから凄い不安...」
アニ「待ちなよ、私はどうだったのさ」
ベルトルト「戦士には(人から答えを)聞けない時があるんだよ」
ライナー「そうだな」
アルミン「たぶんアニの性格上死にたくなっても仕方がないんじゃないかな?」
アニ「...そうかい」
ミカサ「ところで何故エレンの頭を撫でてるの?ミーナ」
ミ-ナ「え?いつものことじゃない?」
ミカサ「いつもは私の立ち位置」
エレン「いや、違うだろ」
ミーナ「ホント、エレンは大きくなったね~身長何cm?お姉ちゃんを抜いちゃってね~」
アルミン「またエレンか」
マルコ「弟だと思ってるみたいだね」
コニー「お前が1番年下だっけか?」
サシャ「エレンが弟だとしっくり来ますよね」
ユミル「The反抗期ってかw」
クリスタ(弟でもいいけどエレンみたいなお兄ちゃん欲しかったかも...)
ジャン(今回は害無さそうだな...)←同情してるからちょっと丸くなってる
エレン「まぁ、170cm」
ミーナ「わぁ...凄いね~も~お姉ちゃんエレンが大きくなって凄い嬉しいよ」ナデナデ
エレン「...うん。とりあえず頭撫でるのやめてくれないか?ミーナ」
ミーナ「っ!」
エレン「?」
ミーナ「え、え、え、え、エレンが反抗期ーーーっっ!!!!!!!!!」
エレン「はぁ!?」
ミーナ「昨日まで『お姉ちゃん』って呼んでたじゃない!どうしちゃったの!?」
エレン「呼んでねぇよ!」
ミ-ナ「あぁ!エレンはお馬鹿だと思ってたけどこんだけとは!」
エレン「失礼だな!あと今は正常だ!」
アルミン(いつもは異常なんだね)
ミーナ「そ、そうね!ジャンが悪いのね!ジャーーーーンッッッ!!!!!!!!!」
ジャン「言っとくが俺じゃねぇ(何で俺なんだよ)」
ミーナ「聞いてるのよ!アニから!」
アニ(え、私?)
ミーナ「最近弟の口が悪くて困ってるって!!!!!!!!」
ジャン・アニ「え」
ミーナ「反抗期真っ只中で大天使エレンきゅんに感染しないか心配だって!」
エレン「何で前回の引きずってんだよ」
-
- 18 : 2015/06/09(火) 21:12:45 :
- エレンきゅんwwww
-
- 19 : 2015/06/11(木) 16:10:38 :
- コメントありがとうございます。
アニ「待ちなよ。エレン...きゅんってなに?」
ミ-ナ「しらばっくれないでぇぇ!!!!!!!!!」
ミーナ「とにかくジャン!エレンに変な言葉教えないで!!この前なんて目に入った雨相手に駆逐してやるって言ってたんだから!!!!」
ジャン「お前規模小さくないか?」
エレン「俺じゃねぇよ」
-
- 20 : 2015/06/12(金) 23:13:57 :
- アニ「確かに...エレンは雨が入っただけで駆逐するだなんて言わない」
エレン「当たり前だ」
アニ「ジャン、やめなさい」
ジャン「は!?」
ジャン「いや、前からだろ!?」
ジャン「だよな!?アルミン!」
アルミン「う」
ミ-ナ「え?アルミンってエレンの担任の先生じゃ...?」
エレン「...アルミン頭良いもんな」
ミカサ(エレンが疲れてる...助けなければ)
ミカサ「反抗期はいずれ皆来るもの...ので、そこまで重要視するものではない」
ミーナ「あらミカサ、帰ってたの?おかえりなさい。いつもはただいまって言いながらエレンに抱きつくのに変わってるわね」
ミカサ「変わったのは貴女」
ミーナ「それもそうね...反抗期なんて誰でも来る...そんな弟も受け入れないで何が姉よ!」
ミカサ「...話が通じない...かもしれない...」
アルミン「今日は臨時で家庭訪問する事になってね、両親はいるかい?」
マルコ(アルミン無理矢理だけど凄いなぁ)
ミーナ「そうだったんですね!両親なら居間に...いや、ここにいますよ!」
(((て事はこの中の誰かか...)))
ミーナ「お母さん!先生呼んでるよ!」
クリスタ「え、私?」
ミーナ「え、どうしたの?」
クリスタ「ううん、大丈夫よ」
ユミル(父親は私か)
ミーナ「お父さんも早く!」
ライナー「マジか...」
ミーナ「何言ってるんですか?アニのお父さん」
ライナー「...マジか」
ミーナ「お父さん!大樹みたいに佇んでないで早く!」
ベルトルト「え」
ミーナ「ま、まさか!娘の顔も忘れてしまったの!?」
ベルトルト「ち、違うよ!いきなりの家庭訪問で戸惑っただけ!」
-
- 21 : 2015/06/12(金) 23:34:09 :
- マルコ「じゃあ僕は?」
ミーナ「愛犬マルコ」
マルコ「えっ...」
エレン「...ゴロは良いんじゃないかな」
マルコ「ありがとう」
ジャン(いやおかしい...)
サシャ「じゃあ私は何ですか?」
コニー「俺も知りてぇ!」
ミーナ「貴方達はアニの家の犬でしょ?よく遊びに来る」
ミーナ「そしてアニのお母さん」
ユミル「つまりゴリラの嫁って事かよ!」
クリスタ「だ、大丈夫!お似合いだよ!」
ユミル「褒めて欲しくなかった!」
ミーナ「ささ、エレン、ミカサ、マルコ、ここじゃ邪魔になるからあっち行こうね」
エレン「おう...」
ミカサ「はい...」
マルコ(机を移動しただけであんまり変わらないような気がする)
アルミン「皆、ちょっといいかい?」コソッ
ベルトルト「もしかしてウチのエレンが何かしました?」
クリスタ「あの子感情的になりやすいから...」
((感染してやがる))
アルミン「いえ、息子さんについては安心していいでしょう。ジャン君とは喧嘩ばかりしておりますがなんだかんだ言って一緒にいることも多い」
(((こっちもだ)))
クリスタ「良かった...」
ベルトルト「成績の方はどうでしょうか...座学が苦手みたいなんで...」
(((続けるんだ)))
アルミン「そうですね...意欲はあるみたいです。が、眠気には勝てないみたいで成績は上がらないみたいです」
クリスタ「だから本ばかり見ないでねって言ったのに...」
ベルトルト「夜更かしは成長期に響くからね」
ライナー(そろそろ突っ込んだ方が良いのか?)
ユミル(でも、何かクリスタ生き生きとしてる...)
サシャ「わん!」
コニー「わんわんわん!」
ユミル「ん?なんだ?」
サシャ「わん!わんわんわん!」
コニー「わんわん!わんわんわーん!」
ユミル「そうかそうか」
ライナー「...通じてるのか」
ユミル「いや、全く。でもバカのいう事だ。お腹すいたとかだろ」
ライナー「なるほど」
サシャ「違いますよ!」
コニー「後もう少しで1時間経つんだよ!」
-
- 22 : 2015/06/12(金) 23:41:23 :
- 期待ですっ!!
-
- 23 : 2015/06/12(金) 23:56:29 :
- ありがとうございます。
ーーー
アルミン「あーもうそろそろやめよっか」
ミーナ「え、もしかして私変だった...?」
エレン「いや、お姉ちゃん普通だったぞ」
ミーナ「お姉ちゃん!?私お姉ちゃんだっけ!?」
エレン「は?何言ってんだよおねえちゃ...」
ジャン「wwwwwwwwwwwwwぅえwwwwww」
マルコ「あ、ジャンいたんだ」
ジャン「...おう」
エレン「俺が何言ってんだよ!!!!」頭ゴンッ
ミ-ナ「エレンって私の弟だっけ!?もしかしたら忘れてるだけかもっ」
エレン「ありがとう、お、ミーナ...」
ミーナ「う、うん...」
クリスタ「でも家族ごっこしてるみたいで楽しかったかも...」
ベルトルト「そうだね」
ミカサ「私も...エレンが弟になって嬉しかった」
エレン「ミカ姉...ん゙ん゙ん゙ん゙!!!!!!!!!ミカサは俺の妹だもんな!!!!」
ミカサ「...そうね」フフッ
エレン「何笑ってんだよ!」
マルコ「でも楽しそうだったよね」
サシャ「私達はわんわん言ってるだけでしたけど」
コニー「いつの間にかどっちが犬に似てるかとかやってたよな!」
サシャ「ライナーが1番うまかったですよね!」
コニー「だよな!これから番犬ライナーって呼ぶな!」
ライナー「嬉しいような不愉快なような呼び名だな」
-
- 24 : 2015/06/13(土) 23:34:05 :
- ほのぼのしてて可愛いw
-
- 25 : 2015/06/15(月) 21:58:18 :
- ありがとうございます。
作者はシリアスよりほのぼのが好きです。
翌日
アルミン「エレーン、聞いてよ!また眼鏡の人が飴くれたんだよ!」
エレン「なんかお前薬物中毒者みたいだぞ」
アルミン「僕は正常だよ!」
エレン「今度はどんな飴玉なんだ?」
アルミン「性別が変わる飴!って言ってもまだ試作品でちゃんと性別が変わるかどうか分からないんだよね!」
エレン「失敗したら顔が女で体は男のキモイ生命体になるのか」
アルミン「わ、分かんないよ!お願い!やろう?エレンが誘ったr」
エレン「昨日の事があるだろ?あれでやりたいって奴いんのか?お人好しかバカくらいだろ」
アルミン「そ、そんなことないよ!」
エレン「何か脅されてるのか?言えよ、俺がぶっ飛ばしに行ってやる」
アルミン「そ、それはダメだよ!」
エレン「じゃあ何でそんなにやりたがるんだよ」
アルミン「エレン...あのさ...」
エレン「あぁ...」
アルミン「僕らは兵士でここでずっと暮らすわけじゃない...今だけなんだよ、このメンバーではしゃいだり笑い合うことができるのは...」
エレン「そうだな...(悲惨な目にあって笑い合う...?)」
アルミン「だから!ね?」
エレン「...」
アルミン「エレーン、お願い!」
-
- 26 : 2015/06/15(月) 22:09:02 :
~~~
エレン「ーーーというわけだ。どうする?」
ミカサ「...性別だけ?」
アルミン「うん、性格は変わらないはずだよって言ってた!念の為1人だけにするよ」
エレン「!嫌だぞ俺は。こうゆう時大抵俺だからな」
アルミン「何の話?」
エレン「俺にも色々あるんだよ」
ライナー「悪いな、これから街に出るんだ」
ベルトルト「だから参加できない。ごめんね」
マルコ「僕も用事あるんだ」
ミ-ナ「私も今日は親に会いに行かないと...」
エレン「そうか、気をつけてな」
マルコ「ごめんね」
エレン「あぁ、気にするな」
~~~
エレン「で、結局俺なんだな」
クリスタ「わ、私も舐めるから大丈夫だよ!」
エレン(何が大丈夫なんだろうか...)
アルミン「じゃあ、2人とも、お願いね」
ミカサ「大丈夫よ、エレン。あなたがどんな姿になっても私達は家族。これだけは揺るがない」
エレン「...あぁ。でもそこはちゃんと女になれる的な事言って欲しかった」
ミカサ「!ごめんなさい...配慮が足りなかった...」
エレン「いや、お前悪くねぇよ。まぁ、大丈夫だろ、うん」
-
- 27 : 2015/06/17(水) 22:30:37 :
- 女体化大好物です(⌒▽⌒)
-
- 28 : 2015/06/18(木) 22:13:14 :
- 私も女体化好きです
アルミン「じゃあ、外出てるから終わったら呼んでね」
エレン「ん」
クリスタ「分かった~」
バタン
エレン「...」
クリスタ「...」
エレン「...」
クリスタ「...私達こうやって話すの初めてだね」
エレン「あぁ、そうだな」
クリスタ「エレンは何で調査兵団に入りたいの?」
エレン「巨人を駆逐するために決まってるだろ」
クリスタ「怖くないの?」
エレン「恐怖心がないって言ったら嘘になる。でも、俺はミカサとアルミンと一緒に外の世界を見たいんだ」
クリスタ「そっか...良いね、やりたい事があって」
エレン「お前はないのか?」
クリスタ「ん~...その前に死なないようにしなきゃ」
エレン「そうだな。でもなんだかんだお前は生きてそうだな」
クリスタ「そうかな」
エレン「そうだ」
クリスタ「何かエレンに言ってもらえるとそんな気がしてきた」
エレン「...生きるためには流されるだけじゃダメだぞ」
クリスタ「...」
エレン「お前自身『生きたい』って思わないと」
クリスタ「...うん、そうだね」
エレン「そろそろ飲むか」
クリスタ「あっ、そうだった!」
エレン「忘れてたのかよ」ハハッ
クリスタ(あっ、エレン笑った。笑うと可愛いんだな...)
エレン「...準備はいいか?」
クリスタ「...怖いの?」
エレン「!...怖くねぇよ」
クリスタ「いっせーのーで!」
エレン「っ!」パクッ
クリスタ「」パクッ
-
- 29 : 2015/06/18(木) 22:30:52 :
- クリスタ「...服交換する?」
エレン「...そうだな」
クリスタ「私パーカー持ってきたから着ておいてね」
エレン「...了解...」
クリスタ「エレン、元気ないよ...体調悪いの?」
エレン「いや、お前すげぇ美少年だな...身長は元の俺くらいか?」
クリスタ「ん~かな?大丈夫、エレンも可愛いよ」
エレン「お世辞か?」
クリスタ「ほんと。でも、美少女って感じかな」
エレン「そうか...とりあえずそこの俺の服着ていいぞ」
クリスタ「ありがとう」
~~~
待機組
アルミン「クリスタはもちろんエレンは普通にしていれば美形だから期待できそうだね」
ミカサ「そうね。きっとおばさんのような綺麗な女性になる」
ジャン「エレンの母さんはそんなに美人なのか?」
アルミン「うん。美人だったよ」
コニー「今のエレンを母ちゃんに見せたら大変だな」
アルミン「...そうだね」
サシャ「そんな事よりお腹すきませんか?」
コニー「そう言えばアニがここにいるのは意外だな」
アニ「...何でさ」
コニー「何か『よくそんな得体の知れないもの食べれるね』みたいな事言いそうだから」
アルミン「タシカニネ~」
ミカサ「...ユミルは何してるの?」
ユミル「見りゃ分かんだろ?盗み聞きだ」
ジャン「堂々と言うなよ...」
ミカサ「...」ピト(耳あて)
ミカサ「よく聞こえない」
アルミン「そう言えばあの2人が話すのって初めてだよね」
ユミル「でも何か話してるみた」
「いっせーのーで!」
ユミル「!」ビクッ
ミカサ「!」ビクッ
アルミン「今のクリスタ?」
コニー「そうみたいだな、びっくりした」
サシャ「エレン可愛いんでしょうね~」
ジャン「お前今更だな」
ミカサ「エレンは可愛い...普段あまり見れないけど照れると私が爆発してしまうほど可愛い」
ジャン「お前が爆発するのかよ...」
クリスタ「良いよ~」
アルミン「よし、皆心の準備はいい?クリスタの事だ、僕らよりイケメン、もしくは美少年だ。心が折れてしまいそうな程の」
ジャン「そんなこと言われたら見たくねぇよ。見たいけど」
コニー「俺は大丈夫だぜ!イケメンなんて周りにたくさんいるからな!」
アルミン「コニーは背高くなったらモテそうだよね」
コニー「ありがとなアルミン!頑張るぜ!」
ガチャ
-
- 30 : 2015/06/18(木) 22:59:11 :
- クリスタ「待たせてごめんね」
アルミン「あ、うん(やっぱ美少年だ。しかも僕より背高くないか?)」
コニー(うわ、俺より背高い!羨まし!)
ユミル「クリスタ~私を嫁にもらってくれ~」
クリスタ「え~エレンもお嫁にきてほしいしな~」
ミカサ「!ダメ。私はエレンの家族。ので...ので...」
アニ「家族なら祝福しなよ(私の時もね)」
ジャン(...つーかエレン目つき悪っ)
エレン「...なんだよジャン」
ジャン「いや、お前目つき悪いな...ぶっちゃけ怖い」
サシャ「でもやっぱりよく見れば美人さんですよ~」
エレン「...」
エレン「...」カァァァ
ジャン(あ、何か可愛い)
アルミン(やっぱり可愛い)
ミカサ「さすがエレン、可愛い」
エレン「何がさすがなんだよ!」
ミカサ「反抗期な妹を持った気分だ、苦しゅうない」
ユミル「じゃあ、エレンは私の嫁でクリスタが私の婿な」
コニー「そんな事できるのか!?」
サシャ「両手に花ですね!」
ユミル「はっはっは!そうだろ!」
エレン「いや、嫁になんねぇよ」
ジャン「つーかエレンよぉ、小さくなったな~?」ポンポン
エレン「っ!触んなよこの馬面!」
ジャン「おまっ!女の姿でそんな事言うなよ!」
アニ「アンタ、髪伸びたね」
エレン「?あ、あぁ」
コニー「お前の母ちゃんもそんくらいだったのか?」
エレン「...そうだな...いや、もう少し長かったような気がする」
ジャン「髪の長さは近くても性格は程遠いんだろうな」
エレン「...そうだな、母さんは優しくてそんでもってちゃんと叱ってくれる人だったな」
アニ「?いい人なんだね」
エレン「あぁ」
ジャン「で、何でそんないい人からお前みたいなのが生まれたんだよ」
エレン「は?」
コニー「おいジャン!お前失礼だぞ!」
ジャン「かーちゃんの優しさどこ行ったんだよっつってんだよ」
エレン「...さぁな。元々ないんじゃないか?もういいか?気分わりぃから外出てる」
コニー「おう、気をつけてな」
-
- 31 : 2015/06/18(木) 23:19:41 :
- アルミン「あれ?エレンは?」
アニ「気分悪いからって外出たよ」
ミカサ「!私は家族なのに気付けなかった!」
サシャ「家族関係ないんじゃないですか?」
ユミル「クリスタは大丈夫か?」
クリスタ「うん、大丈夫だよ」
コニー「...もしかしたらよ...」
ジャン「な、なんだよ...」
コニー「あれが取れてすんげぇ痛いとか...」
ジャン・アルミン「!」
ジャン「だからずっと眉間にシワ寄せてたのか!」
アニ「心なしか泣きそうだったしね」
アルミン・ミカサ「!?」
アルミン「な、何か言ったの?ジャン」
ジャン「目つき悪いなって言ったけど...いつも通りだろ?」
ミカサ「...エレンはそれぐらいでは泣かない。あなたに対してだったら『お前もだろ』と答えてるはず...」
コニー「あ!もしかしたら髪の毛の事聞いたあたりじゃねぇか?」
ジャン「鬱陶しかったのか?」
クリスタ「そんな事では泣かないと思うけど...」
ユミル「あ、そう言えばよ~エレン可愛かったけど母親に似てんのか?」
アルミン「え?あぁ、うん、おばさんが少し若くなったみたいだったよ」
アニ「そう言えば母親について少し話したね」
ジャン「もしかしてホームシックか?」
アルミン「...」
ミカサ「...」
サシャ「じゃ、じゃあ、お母さんに会えれば元気になるって事ですかね?」
コニー「おー!じゃあ早速エレンの母ちゃんに会いに行こうぜ!」
アニ「もうやめな。2人の反応見れば分かるだろ?」
コニー「え!」
サシャ「じゃ、じゃあ、エレンのお母さんは...」
アルミン「うん、大型巨人が壁を壊した時に亡くなったんだ」
コニー「じゃあ、母ちゃんの話はタブー?」
アルミン「そうだね」
ミカサ「エレンは目の前で見てしまった...だから辛かったと思う...」
アルミン「...」
ミカサ「私は大丈夫、エレンもアルミンもいるから」
アルミン「そっか、良かった」
コニー「ちょっと謝ってくる!」
ガチャ
マルコ「あれ、コニー。急いでどうしたの?」
コニー「いや、色々あってエレンに謝んなきゃいけねぇんだ!」
マルコ「そっか。あのさ、エレンって飴舐めたの?」
アルミン「もしかして会ったの!?」
マルコ「うん。遠くから見ただけだけど、泣いてたっぽい...」
クリスタ「エレン、お母さんに会いたいのかな...」
ジャン「さっさといくぞ、一応女だからな、女を泣かせるのは最低だ」
マルコ「僕も行くよ。あっちに歩いてったよ」
-
- 32 : 2015/06/18(木) 23:37:46 :
- エレン「...母さん...」
エレン「...会いてぇな...」
エレン「...クソッ...」ボロボロ
アルミン「エレン!」
ミカサ「エレン。大丈夫?」
エレン「!」ゴシゴシ
エレン「ちょっと日光浴に来ただけだ」
コニー「エレン...悪かった!」
エレン「!コニー、大丈夫だ、泣いてねぇよ」
アニ「それでも不用意に聞いてしまった。悪いと思ってる」
ジャン「一応今のお前は女だからな...悪かったよ」
エレン「なんだよお前ら、泣いてねぇって言ってんだろ」
アルミン「...ごめん、皆、ちょっと3人にしてくれる?」
ミカサ「エレン、大丈夫」
エレン「...」ボロボロ
アルミン「...」ポンポン
エレン「俺、母さんに似てる?」
アルミン「うん、似てるよ」
エレン「会いてぇ...」
ミカサ「今のエレンを見てしまったら驚いてしまう」
エレン「...つっこむところちげえよ...」
ミカサ「おばさんに会えないけどおばさんはいつだってエレンの事見守ってる」
ミカサ「...言葉にするのは難しい...」
ミカサ「...きっとおばさんはエレンの隣にいる。会えなくても何も感じなくても傍にいる」
エレン「...俺の隣はミカサとアルミンだよ」
ミカサ・アルミン「!」
ミカサ「そうだった...では目の前にしよう」
アルミン「いや、目の前だと後ろ向きで歩いてる事になる」
ミカサ「では浮いてるの?」
アルミン「つむじしか見えないよ」
ミカサ「それは困った...」
エレン「...フッ...」
エレン「お前ら話ずれてる」
ミカサ「エレン、今のあなたとても可愛い」
アルミン「ミカサ!」
エレン「ありがとな」
アルミン「え!あ、僕も可愛いと思うよ」
エレン「ちげぇよ、俺の隣にいてくれてって意味だよ」
ミカサ「エレン、何があっても私は隣にいる。心配しなくていい」
アルミン「僕もだよ」
エレン「そうだな...」
エレン「よし!冷めちまったな、アイツらのとこ行くか!」
ミカサ「えぇ」
アルミン「うん」
アルミン「ところでエレン」
エレン「なんだ?」
アルミン「もう少し女の子っぽい話し方した方がいいんじゃない?」
-
- 33 : 2015/06/18(木) 23:48:01 :
- ジャン(エレン泣いてたな...可愛いって思っちまった...元はあのエレンだとしても女を泣かせて可愛いとか思って...俺は最低野郎だったのか...?)ズーン
アニ(エレンに嫌われたのかな...嫌だな...でも私が余計なことを言ったから...)ズーン
コニー「エレン泣いてたよな...」
クリスタ「うん、お母さんの事大好きだったんだね」
マルコ「それにしても可愛いよね」
ユミル「お前はKYなのか?」
サシャ「確かに可愛いですけど...」
マルコ「あの2人に任せておけば大丈夫だよ。僕らには分からない事もあの2人なら分かる」
マルコ「僕たちにできるのはエレン達が来やすいような雰囲気を作るだけだよ」
コニー「そうだな!」
サシャ「お腹すきました!」
ユミル「お前そればっかだな...」
-
- 34 : 2015/06/20(土) 10:28:41 :
- 食堂
マルコ「エレン、もう少し眉間のしわ取ったら?リラックスしなよ」
アルミン「そうだよ!せっかく可愛いんだから!」
ユミル「クリスタ成分が入りゃあ良かったのにな~」
クリスタ「ユミル、やめなよ。慣れてないんだよ。ジャン、エレンを凝視するのはやめろ」
ジャン「ッ!」
ユミル「...お前何かほんとイケメンだな...」
クリスタ「男は女の子守んなきゃでしょ?」
サシャ「クリスタ!もう少し男っぽい話し方してください!」
クリスタ「え~」
ユミル「せっかくのイケメンなんだからよ~いいだろ?」
コニー「男っつってもマルコやアルミンみたいな優しい系でもいけると思うぞ!」
クリスタ「そっか...うん。コホン...」
-
- 35 : 2015/06/20(土) 10:57:28 :
- クリスタ「ジャン、エレンとミカサ見るのやめろ、キモいぞ」
ジャン「...」
クリスタ「お前さぁ、ストーカーになるつもりなのかよ?羽目が外れたからってお前に靡くわけねぇだろ?」
ジャン「...」グズッ
コニー(泣いた)
マルコ(ちょっとジャンかわいそう...)
アルミン(いつもは見守ってるだけだから今日ぐらいは...)
クリスタ「もし好きなら自分から行けよ」
ジャン「!」
クリスタ「行動に起こさないから何も変わらねぇんだよ。受け身ばっかでそれでも男かよ」
クリスタ「大丈夫、ジャン。お前はいい奴だよ。悲惨な結果になるかもしれないけど、それでもお前にとっては大きな第一歩だ」
クリスタ(途中から何言ってるか分からなかったけどこれでミカサに告白して少しでもジャンを気にかけてくれるようになったらエレンとお話できるかも!)
クリスタ(さぁ、ジャン!行くのよ!)
マルコ(悲惨な結果...)
アルミン(悲惨な結果...)
ユミル(クリスタじゃねぇ...)
コニー(何かよく分からんが表情がイケメンだ...)
サシャ(エレン飽きてきてますね...)
ジャン「エレン」
((((?))))
エレン「何だ...なに?」
アルミン(エレンが少し口調をっ!)
ミカサ(エレンまつげ長い)
ジャン「少し、髪の毛を触らせてくれないか?」
ジャン(ミカサに言ったら即却下だろう...だが、エレンならーーーー)
エレン「...」チラッ
アルミン「...(何故僕を見るのエレン...)」
エレン「...」チラッ
ミカサ「...ごめんなさい、ジャン。エレンは男に髪を触ってもらう趣味はない」
アルミン(そんな趣味あったらビックリだけどね)
エレン「ありがと、ミカサ」ニコッ
「「「!!!!!!!!!!!!!!!!」」」
アルミン「エレン!今の良いよ!女の子みたいで可愛かったよ!」
ミカサ「エレン...私はあなたを今すぐ抱きしめたい...しかし、今の私ではエレンの骨を折ってしまうかもしれない...ッ!!!」
エレン「...しょうがね...ないな」ギュッ
ミカサ「!」
エレン「この姿なら別に違和感とかないでしょ///」
マルコ(ツンデレか...)
クリスタ(ツンデレっていうのかな...てかジャン...)
エレン「アルミンも...いつもありがとう」
アルミン「うん」
アルミン(エレンが素直だ!ミカサも嬉しすぎて泣きそうだ!良かったねミカサ!)
ジャン「おい」
ユミル「邪魔すんなよ馬面」
コニー「今幸せそうなのが見えねぇのかよ!」
サシャ「平穏を壊すような真似しないでくださいよ!」
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