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貴方と私の出逢い2

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  1. 1 : : 2013/11/26(火) 17:18:19
    *これは、『もう一度君に出会いたい』の続編です

    お久しぶりです!初めましての方もいるかな…?
    やっと続編です!今回は大体オリジナルでいこうと思います!でもやっぱりナポレオンの実話なので、ちょくちょく実話入れていきます。
    宜しくお願い致します!

    投下は夜位にします!応援宜しくお願いします!!
  2. 2 : : 2013/11/26(火) 17:20:43
    期待
  3. 3 : : 2013/11/26(火) 20:14:47
    カンタさん、ありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります!
  4. 4 : : 2013/11/26(火) 20:21:17
    では投下~



    昼の風が私の涙で濡れた頬に優しく、触れる…
    その感触が心地良くて、ふと、考える…

    私はひとつ、疑問を抱いた…
    それは、エレンの婚約の事をエレン自身は知らないという…

    本当は、信じたくないエレンの婚約…
    なのに、こんなにも冷静に考える事が出来るなんて、自分でもわからない…


  5. 5 : : 2013/11/26(火) 20:22:58
    ここからエレン視点が入ります。
    そして遂に、他キャラ登場です!
  6. 6 : : 2013/11/26(火) 20:29:40
    誰が出るの 期待 すごく期待 激しく期待
  7. 7 : : 2013/11/26(火) 20:29:44
    俺はヒストリアに対する気持ちに気付いてしまった…

    義理とはいえ、兄と妹…
    家族な訳だ…

    ヒストリアはその事を受け止めているから、簡単には答えが出せないままだ…

    そんな日、俺は壮大な事を言われてしまった…
    まだ、頭の中で繰り返されているあの言葉…




    『エレン、お前は、ミカサさんとの婚約が決定した…』
  8. 8 : : 2013/11/26(火) 20:30:44
    エレン最強さん、いつもありがとうございます!
    応援ありがとう~(泣)
  9. 9 : : 2013/11/26(火) 20:44:27
    期待&支援!!
  10. 10 : : 2013/11/26(火) 20:47:53
    時は数分前に遡る…



    エレン「何だよ父さん、話って…」

    「ああ、その話だがな…」

    エレン「は?」

    「エレン…すまん…お前の一生を決めるのに…」

    エレン「は?何言ってんだよ」

    「申し訳ない事した…」

    エレン「だから話って…」

    「エレン、お前は、ミカサさんとの婚約が決定した…」

    エレン「…なっ、何言ってんだよ」

    「しょうがない事なんだ。許してくれ…」

    エレン「…いくら何でも、それは無理だ…」

    「分かっておる…苦渋の判決だったんだ…」

    エレン「俺には守りたい人がいる…だから、無理だ…」

    「エレン、すまん…これは決定した事なんだ…」

    エレン「だから、無理だって!俺には決めた人がいる!何があっても許さない!」

    「エレン!!!!」

    エレン「っ!?」

    「お願いだ…聞いてくれ…」

    エレン「!?…ったく、何なんだよ…」

    ダダダ…


    走った…走りまくった…

    でも、収まらない怒り…
    俺は泣いていた…

    そして、いつの間にか、2人…
    ヒストリアと一緒にいた屋敷に来ていた…
  11. 11 : : 2013/11/26(火) 20:49:01
    ジークさんも、前回に引き続き応援ありがとうございます!
  12. 12 : : 2013/11/27(水) 17:43:15
    エレクリ期待(^^)b
  13. 13 : : 2013/11/27(水) 19:46:04
    エレン最強さん、ありがとですb
  14. 14 : : 2013/11/27(水) 20:04:04
    ヒストリア「エレン…どうしよう…」

    ヒストリア「私、諦めきれないよ…」


    本当は、想う事すら許されないのに…

    私は貴方に恋している…

    もし、もしも!まだ望みが残っているのならば、今すぐに奪い返したい…

    でも、貴方は私の事を家族としか思っていない…





    許されない恋…

    それはまるで、切なくて、でも、美しい…

    きっと、この世の何よりも美しい…

    そして…


    憎しみを思い出される…
  15. 15 : : 2013/11/27(水) 20:05:19
    今さらですが、地の文多めです。
  16. 16 : : 2013/11/27(水) 20:14:43
    こんな…こんなにも…
    心が壊れそうになるのならば、いっその事…

        死んだ方がマシ…

    そんな事まで思ってしまう…

    ねぇ、エレン…
    私は貴方の事が好き…大好き…

    でも貴方はどう思っているの…?

  17. 17 : : 2013/11/27(水) 20:22:25
    ヒストリア「私、運命に負けちゃったのかな…?」


    運命っていうのは、自分がお母さんのお腹に宿った時に決まっていて、

    それを覆す事はほぼ皆無と言って良いだろう…

    だって、運命は、決まっているのだから…

    きっと、私達の運命もこんな簡単に分かってしまうものなんだね…

    でも、運命はわからない…
    運命は予想できない…
    予想させてはくれない…

    そう言い聞かせるのも精一杯…

    運命は、変える事が、

       できないのかな…?
  18. 18 : : 2013/11/27(水) 20:40:38
    2人の気持ちは行き違い、勘違いの連続…

    その日の夜はとても長いようでした。


    「ヒストリア、話がある。」

    ヒストリア「何でしょう、お父様。」

    「前に、エレン殿に婚約者が出来たと言ったな」

    ヒストリア「…はい。」

    「ヒストリア、お前にも婚約者が出来た。」

    ヒストリア「!?私にですか!?」

    「ああ。相手は

         アルミンさんだ。」

  19. 19 : : 2013/11/27(水) 22:32:25
    ミカサの次はアルミンです(笑)
    後、今回は早めに終わらせたいと思います。
    見てる人いるかな?
  20. 20 : : 2013/11/27(水) 22:33:52
    いるよ〜( ̄▽ ̄)
  21. 21 : : 2013/11/27(水) 22:35:37
    ジークさん、いつも本当にありがとう~(泣)
  22. 22 : : 2013/11/27(水) 22:40:55
    ヒストリア「アルミン…さん?」

    「ああ、隣の国の御曹司だそうだ。」

    ヒストリア「でっ、でも…」

    「何だ?」

    ヒストリア「私何かが、そんな偉い方に…」

    「ヒストリア、自分も貴族であるという事を忘れるな。」

    ヒストリア「…はい。」

    私はなんて臆病なんだろう…
    言い返せないで…

    このまま進んでしまったら…


    そんな事を考えてしまう…

    今日の夜は妙に静かだった…
  23. 23 : : 2013/11/27(水) 23:04:38
    期待MAX
  24. 24 : : 2013/11/27(水) 23:32:36
    エレン最強さんありがとう~♪
  25. 25 : : 2013/11/27(水) 23:47:20
    「ヒストリア、急で悪いがな、今日アルミンさんと会ってはくれまいか。」

    ヒストリア「アルミンさんとですか?」

    「ああ、用事が入ってな、私は行けんのだ。だから、代わりに行ってくれ。」

    ヒストリア「……分かりました…」

    私はなんて馬鹿なんだ…

    私には大切な人がいるのに…


    お父様が大切にしているものは、私なんかじゃない…

    お父様が本当に大切にしているものは、地位や名誉、世間体…


    私はお父様のその大切にしているものを守るだけのただの奴隷に過ぎない…
  26. 26 : : 2013/11/28(木) 00:13:53
    ヒストリア(来るのはここで良いよね…?)

    私はアルミンさんが来るのを待っていた。

    ???「貴方がヒストリアさん…ですか?」

    直ぐ後ろで爽やかな声がした…

    ヒストリア「はい。そうですが…」

    後ろを振り向くとそこには、私よりも少し背が高くて、私と同じ金髪…
    服は貴族というのに相応しい…
    優しいそうな瞳…
    それはまるで絵に描いた王子様がいたようだった…

    ヒストリア「えっと…貴方がアルミンさん…?」

    アルミン「はい。初めまして。」

    私はその笑顔に吸い込まれそうだった…

    ヒストリア「はっ、初めまして…」

    アルミン「はは、そんなに緊張しないで…」

    ヒストリア「ヘへ、そうですね…」

    こっちも自然と笑顔になる…

    アルミン「じゃあ、僕の事はアルミンって呼んで。」

    ヒストリア「はい。じゃあ私の事はヒストリアとお呼び下さい。」

    アルミン「うん。と、気づいたんだけと…」

    ヒストリア「はい?」

    アルミン「ヒストリアは何で敬語なの?」

    ヒストリア「えっ…」

    アルミン「これからは敬語はなしね…?」

    ヒストリア「!?…うん」

    アルミン「?どうしたの?」

    ヒストリア「えっ…」

    アルミン「さっきから元気がないけど…大丈夫?」

    ヒストリア「あっ、だっ大丈夫!」

    アルミン「そっか…!?ヒストリア!」

    ヒストリア「?」

    アルミン「何で…泣いているんだい?」

    ヒストリア「えっ!?」

    アルミン「僕、何か気にさわるようなことでも…!」

    違う…違う…


    そう言いたいのに、言葉が出ない…声が出ない…


    『じゃあ俺達友達になろうぜ!』

    何で、何で、あの言葉が頭に留まる…

    駄目、駄目!
    思い出してはいけない!駄目!

    なのに、何で…
    あの言葉が頭から離れない…


    諦めなくちゃいけない…

    もう、終わったのに…
    もう、駄目なのに…

    何で私はまた…また、思い出すの…?



    私は、エレンがまだ好きなの…?
  27. 27 : : 2013/11/28(木) 17:13:00
    ヒストリア「ごめんなさい…」

    アルミン「はは、大丈夫だよ。ところで何で泣いたの?」

    ヒストリア「えっ、それは…」

    アルミン「言えないこと?」

    ヒストリア「いや、そうじゃなくて…」

    アルミン「?」

    ヒストリア「少し、昔の事を思い出していたの…」

    アルミン「そっか…」

    ヒストリア「?何があったか聞かないの?」

    アルミン「だって、悲しそうな顔をするんだもん。聞けないし、聞かないよ」

    ヒストリア「……ありがとう…」ボソ

    アルミン「…」



    ヒストリア「今日はありがとう。楽しかったよ♪」

    アルミン「良いよ。僕も久しぶりに楽しかったし♪」

    ヒストリア「ふふ、ありがとう、アルミン♪」

    アルミン「うん。また会おう!」

    ヒストリア「うん、またね♪」

    アルミン「ああ、さようなら」

    そして、その曰は終わった…

    心にモヤモヤを抱いたまま、眠りについた…
  28. 28 : : 2013/11/28(木) 18:16:16
    期待
  29. 29 : : 2013/11/29(金) 00:24:08
    期待
  30. 30 : : 2013/11/29(金) 00:24:16
    楽しみ
  31. 31 : : 2013/11/29(金) 21:52:29
    その翌日、一通の手紙が来ていた

    ヒストリア「誰からだろう?名前が書いてないけど」

    そう言い、ゆっくりと手紙の中身を見てみる…

    そこに書かれていたのは、一言、
    『あんたは間違ってないかい?』
    と…

    私は文章を見て誰が書いたか直ぐに分かった

    私はその文章をじっと見たまま、動く事が出来なかった…
  32. 32 : : 2013/11/29(金) 21:53:42
    エレン最強さん、ありがとう!
    頑張ります!
  33. 33 : : 2013/11/29(金) 21:55:43
    切な過ぎる(T ^ T)

    期待&支援!!
  34. 34 : : 2013/11/29(金) 21:59:45
    そして、動く事ができないまま私は、何故か泣いていた…

    手紙の文字が私の涙で滲んでいく…

    そして、じっと窓の方を見る…

    外は久しぶりの雨
    ザーザーと大きな音をたてている…
    外には誰もいない、中はとても静か…

    その為か、雨の音がとても大きく聞こえる…

    そして私は外に駆け出した…
  35. 35 : : 2013/11/29(金) 22:01:45
    ジークさん、本当にいつも、いつも支援ありがとう~(涙)
    最後まで見ればきっと大丈夫!(結構なネタバレ)
  36. 36 : : 2013/11/29(金) 22:09:49
    エレン「はぁ~」

    朝からため息が出た
    理由は勿論、『婚約』の事だ…

    俺はふと、窓の方を見る…

    エレン「!?」

    その時、俺の中にヒストリアとの思い出が浮かんだ…

    何故今、ヒストリアとの思い出が浮かんだのか自分でもわからない…

    そして気づけば俺は、雨の中、外に出ていた…

    自分がどうしたいのか、わからない…

    でも、何故か外に出ないといけない気がした…

    そして俺は導かれるように屋敷へ足を運んだ…
  37. 37 : : 2013/11/29(金) 23:12:30
    俺はびしょ濡れになりながら屋敷へ来た

    大きな木が雨に濡れ、水が滴り落ちる…

    エレン「?誰かいるのか…?」

    木の下に人影があった…

    ???「!?」

    エレン「!!??ヒストリア!?」
  38. 38 : : 2013/11/30(土) 00:47:45
    ヒストリア「…エレン」

    エレン「泣いてるのか…?」

    ヒストリア「!?なっ、泣いてないよ!これは…雨…だよ…」

    それは嘘だと直ぐにわかった…

    でも、ある意味雨なのかも知れない…

    エメラルドグリーンに輝く瞳はまるで空のよう…

    そこから流れる水は雨なのだろう…

    いつも輝いていた金色の細い髪は、雨に濡れ、一層輝きを増す…

    俺はその美しさに囚われていると、ヒストリアが口を開いた

    ヒストリア「エレン、婚約したんだってね…」

    エレン「!?」

    何でヒストリアがその事を知っているんだ!?

    知られたくなかった…
    特にヒストリアには…

    俺は分かりやすいくらいに動揺した…

    ヒストリア「やっぱり、本当だったんだ…」

    エレン「え?」

    ヒストリア「お父様から聞いてた。まさか本当だったなんて」

    エレン「…」

    俺は黙ってしまった…
    しばらくの沈黙が流れる…

    それを破ったのは、ヒストリアだった…

    ヒストリア「ねぇ、エレン…」

    エレン「なんだ?」

    ヒストリア「エレンに1つお願いしてもいいかな…?」

    エレン「お願い…?」

    俺の額にふわっとした前髪…
    目の前には長い睫毛の女の子…
    雪のような真っ白な肌が目に写る…

    そして、微かに唇に暖かさが感じた…

    これって、まさか…



         キス…?
  39. 39 : : 2013/11/30(土) 01:01:57
    うーん、早速見ている方居ますかね?
    いらっしゃったらお返事お願い致します!
  40. 40 : : 2013/11/30(土) 01:37:50
    いるよ〜( ̄^ ̄)ゞ

    けど、眠い・・・
  41. 41 : : 2013/11/30(土) 01:46:12
    エメラルドグリーンではなく、ライトブルーか綺麗な碧色だと思う・・・上からですみませんm(_ _)m
  42. 42 : : 2013/11/30(土) 12:03:36
    ジークさんありがとう!
    私なんかの作品見てないで寝てください(笑)

    そうですね、ライトブルーでした(笑)
    ナポレオンが相手の女性にそう言っていたので…

    謝らないで下さい!意見を言って下さるだけで嬉しいですよ♪
  43. 43 : : 2013/11/30(土) 16:22:26
    エレン いい男になれ
  44. 44 : : 2013/11/30(土) 19:44:14
    エレン最強さんいつもありがとう~(涙)
    こっ、これはエロを求められているのかな…?(笑)
  45. 45 : : 2013/11/30(土) 20:03:04
    エレン「なっ!?///」

    ヒストリア「ふふ、びっくりした?」

    エレン「びっくりしたって、当たり前だよ!いきなり、その…キ…キスとか…///」

    ヒストリア「私の初めてがエレンで良かった」ニコ

    エレン「うっ///」

    エレン「……何で嬉しいんだ…?」

    エレン(ヒストリアは俺の事義兄として思ってるはずなのに…)

    ヒストリア「!?……やっぱり…」ボソ

    エレン「え?」

    ヒストリア「ねぇ、エレン…」

    エレン「何だ?」

    ヒストリア「エレンは…私の事どう思ってる?」

    エレン「は!?…それは…言えない…」

    ヒストリア「そう…」

    ヒストリア「やっばりエレンは私の事、義理の妹としか思ってないんだね…」

    エレン「は…?」

    ヒストリア「エレン、私の気持ち、聞いてくれる?」

    エレン「気持ち…?」

    そう言いヒストリアは、俺にグッと顔を近付けてきた…

    鼻が掠れる位近い…
    吐息がかかる…

    ヒストリアのまるで人形のような綺麗な顔が俺の近くにある…

    ヒストリアは少しだけ目を伏し目がちにした…


    心無しか、雨の音が少しだけ大きく聞こえた…
  46. 46 : : 2013/11/30(土) 20:08:58
    すいません、>>45のエレンの「……何で嬉しいんだ…?」のところを
    「……何で嬉しそうなんだ…?」に変えて下さい

    拙い文章ですいません。学習します。
  47. 47 : : 2013/11/30(土) 20:22:11
    いえいえ 期待!!
  48. 48 : : 2013/11/30(土) 20:28:10
    おぉ凄い面白い期待です
  49. 49 : : 2013/11/30(土) 21:48:50
    エレン最強さん本当に本当にありがとう~(涙)そしていつもながら期待嬉しい!

    名無しさん、初めまして!凄いと言って下さって照れますよ~///
    期待ありがとう!頑張る!
  50. 50 : : 2013/11/30(土) 22:10:59
    私はエレンに顔を近付けてから思考が止まってしまった

    いざ気持ちを伝えるとなると、こんなにも緊張するものかと思い知る

    でも、今しか無いと思った
    本能的に私は動いた

    頭で考えるより先に体が動いた…
    心が動いた…

    これが私の素直な気持ち…

    エレンの目がいつもより綺麗に見える…

    何だろう…泣きそう…


    ヒストリア「うっ…うう…」ポロポロ

    まるで初雪のような無駄の無い綺麗な肌に、涙が滴り落ちる…

    エレン「おっおい、ヒストリア??」オロオロ

    ヒストリア「ごめん…ごめんね…エレン」ポロポロ

    何故か無意識に私は、謝った…

    エレン「なっ…どうしたんだ…?」

    そっと、涙で濡れた頬にエレンの大きくて暖かい手が触れる…
    まるであの時みたい…

    その瞬間、私の脳にはエレンと過ごした毎日が浮かんだ…

    もう私はこの気持ちを我慢する事が出来なかった…

    ヒストリア「エレン、私は貴方の事が…






          好き…」


    雨が一層強くなった気がした…
    それはまるで、私達を包み込むように…


  51. 51 : : 2013/11/30(土) 22:32:11
    これは第3話突入か?
  52. 52 : : 2013/12/01(日) 00:24:25
    エレン最強さん、第三話も考えてたのですが、このまま続ける事にしました!
    続きが難しい…(笑)
  53. 53 : : 2013/12/01(日) 00:32:24
    がんばれ
  54. 54 : : 2013/12/01(日) 00:37:17
    エレン最強さん、応援ありがとう!
    その応援が私の励みになります!
  55. 55 : : 2013/12/01(日) 13:33:34
    面白いので続きをくれ
  56. 56 : : 2013/12/01(日) 13:42:55
    wowow見たいなー
  57. 57 : : 2013/12/01(日) 15:40:52
    エレン「………は?…」

    ヒストリア「これは本当の事…」

    エレン「な…何言ってるんだよ…」

    ヒストリア「……ごめんね、急にこんな事言って…」

    ヒストリア「私ね、きっと貴方と出会って直ぐに好きになってたのかも知れない…その時は、あんまりよくわからなかったんだ…でも、今なら確信を持って言える…貴方が好きだって…」

    エレン「何だよ…」ボソ

    俺はとんだ臆病者だ…

    男の俺が先に言われて…
    情けないにも程がある…

    ヒストリアに俺は何かしたか?
    俺はヒストリアに何か言ったか?

    何もしていない…

    ヒストリアは決死の覚悟で俺に想いを伝えてくれた…


    だったら、せめて、今の俺にできる事は、




     ヒストリアに想いを伝える事だ!
  58. 58 : : 2013/12/01(日) 15:44:19
    クリスタマジ天使さん、面白いなんて言ってくれて嬉しいです♪

    エレン最強さん、いつも見てくれてありがとう!
  59. 59 : : 2013/12/01(日) 17:11:09
    今も見ているよ(^^)b
  60. 60 : : 2013/12/01(日) 17:12:07
    すごく面白いです!!
    頑張ってください!!!
  61. 61 : : 2013/12/01(日) 18:15:26
    エレン最強さん、見てくれてありがとう!皆さんが居てくださるだけで頑張れます!

    アサガオさん、初めまして!
    面白いと思ってもらえてなによりです!
    応援ありがとう!
  62. 62 : : 2013/12/01(日) 18:35:55
    私は、想いを伝えてしまった…

    もう二度と、会えないかもしれない…

    遠くヘ引き離されてしまうかもしれない…

    それでも良い、私の想いを伝えられただけ満足だ…

    恋人になるとは思っていない
    ましてや、私の想いが叶うはずない

    ヒストリア「返事は良いよ。もう分かってるから…」

    何で、何で…

    ヒストリア「エレンは私の事、妹としか思ってないんでしょう…」

    私は分かっているはずなのに…

    ヒストリア「私の想いが叶うなんて思ってないから…」


    何でこんなにも涙が溢れるの!!!

    エレン「…だ」

    ヒストリア「私は帰るね。婚約者の方、今日来られるんだってね!頑張って…」

    不安に駆られる

    エレン「…きだ」

    ヒストリア「もう、会えないかもしれないけど、家族だからね…」

    家族という言葉が痛い…

    ヒストリア「じゃあ、さよなr
    エレン「好きだ!!!!」

    エレン「俺は、お前の、ヒストリアの事が好きだ!大好きだ!俺は、お前の事を妹なんて思っていない!!」



    風が木を遊ぶように揺らす…

    雨で、周りの音がかきけされる…



    それはとてもとても静かで、不思議な空間でした…
  63. 63 : : 2013/12/01(日) 20:29:34
    面白いです!
    とても期待!
  64. 64 : : 2013/12/01(日) 20:58:51
    お掃除イエーガー♪さん、初めまして!
    面白いと思ってくれて嬉しいです!
    期待嬉しい♪
  65. 65 : : 2013/12/02(月) 20:28:43
    俺は、自分の気持ちを抑制できなかった…


    俺は本当に馬鹿だ…

    二度と会えなくなるかもしれないのに…


    二度と…爛漫の向日葵のような笑顔が見れなくなる…

    二度と…凛とした秋桜のような瞳を見れなくなる…


    二度と…俺の想い人に会えなくなる…


    二度と…ヒストリアを見ることができなくなる…



    でも、言わずにはいれなかった…

    ヒストリアが不安を隠しながら言うのを俺は、ただ見ているだけなのは、嫌だった…


    そのまま俺は、何も言わず、ヒストリアを抱きしめた…

    そっと…優しく…


    強く抱きしめたら、壊れてしまいそうで…

    綺麗な宝物みたいで…

    そっと、抱きしめるのが精一杯だ…


    ヒストリア「えっと…エっエレン!?」

    ヒストリアは動揺していた…

    当たり前だ、いきなり抱きしめるのだから…

    エレン「今は黙って」

    ヒストリア「えっ、あっ、うん…」

    そのまま俺達は静かに抱き合った…


    優しく、優しく…
  66. 66 : : 2013/12/02(月) 20:39:44
    ※今回は地の文多めです。

    いや、もう末期症状ですね(笑)
    私どんだけ地の文好きなんだろ(笑)
    地の文で読みにくかったらすいません!

    ミカサ、出ませんね…
    まぁ気にするのもよくありませんね!
    頑張ろう!
  67. 67 : : 2013/12/02(月) 21:19:34
    何分経っただろう…

    俺に抱きつくヒストリアの力がだんだん強くなってきたのを感じる…

    それは、もう会えなくなる、という不安を隠すような感じがした…


    少し桃色の入った白いスモモの花のような小さな手は、不安と雨の寒さで、冷たくなっていた…


    俺とヒストリアはお互い離れる…


    エレン「ヒストリア…ごめんな…」

    ヒストリア「ううん、良いよ…私だって、同じだし…」

    エレン「まさか、ヒストリアが俺と同じ気持ちだったとはな…」ハハハ

    ヒストリア「うん、私だって、エレンが私と同じ気持ちだったなんて、驚いたよ…」フフフ

    エレン「何だよ…俺達…結局は同じ気持ちだったんだな…」

    ヒストリア「そうだね…こんなことなら早く告白しとけば良かったよ…」

    エレン「この事が知れたら、もう、会えなくなるのかな…」

    ヒストリア「多分…そう…」

    ポタポタ…

    雨ではない、何かが地面に落ちる…

    エレン「…ヒストリア?」

    ヒストリア「あ…はは、私、泣いてるね…」

    エレン「ヒストリア…」


    俺はもう一度、ヒストリアを抱きしめた…


    俺も、気づけば泣いていた…

    二人で、息を殺して泣く…

    これを誰かに見られたら、きっと、俺とヒストリアは離れ離れになるだろう…


    そんなのは、絶対許さねぇ…







    禁断の恋を知ってしまった二人…

    もう、後戻りは出来なくなってしまった…


    さっきまで、大きな音をたてていた雨はすっかり止み、空には、大きな大きな、虹がかかっていました…
  68. 68 : : 2013/12/02(月) 22:12:10
    見てくれている方いるかな?
    あっ、ちなみに、ここずっとナポレオンの実話完全無視です(笑)
    ナポレオンさん、ごめんなさい
  69. 69 : : 2013/12/02(月) 22:12:50
    いるよ〜( ´ ▽ ` )ノ
  70. 70 : : 2013/12/02(月) 22:28:33
    ジークさん、お久しぶりですかね♪
    ありがとう!
  71. 71 : : 2013/12/02(月) 22:34:24
    見てます!
    とても面白いです!
  72. 72 : : 2013/12/02(月) 22:45:16
    おもしろいな~
  73. 73 : : 2013/12/02(月) 22:48:24
    涙で前が見えません(T ^ T)

    支援!!
  74. 74 : : 2013/12/03(火) 06:41:23
    お掃除イエーガーさん、毎回面白いと言って下さり、嬉しい限りです!

    エレン最強さん、面白いと思って下さってありがとう!

    名もなき怪物さん、私なんかの作品で泣いてくださって嬉しい!
    目を腫れさせないように(笑)
  75. 75 : : 2013/12/03(火) 06:43:17
    >>74『名もない怪物さん』でしたね(汗)
    頭に叩き込んでおきます!(笑)
  76. 76 : : 2013/12/03(火) 20:49:13
    エレン「おっ、雨止んだな」

    ヒストリア「あっ、本当…」

    エレン「虹…綺麗だな…」

    ヒストリア「うん…。」


    その虹は、私達が犯した罪を許すかのように、綺麗にかかっていた…


    エレン「…俺、絶対にヒストリアを迎えに行くから、それまで待っていてくれ」

    ヒストリア「!?また、迎えに来てくれるの…?」

    エレン「当たり前だ!俺の大切な人だからな!」

    ヒストリア「私…私!待ってるから…」

    エレン「ああ、必ず迎えに行く!」

    エレン「だから、それまでの辛抱だ…」

    ヒストリア「…うん…」


    そう言い、私達は二度目のキスをした…
    甘い甘い、キスをした…
    口先が触れるだけのキスをした…


    そして、寂しい寂しい、キスをした…


    エレン「これは別れのキスだ…」

    ヒストリア「うん、ありがとう…」

    エレン「どんな事があろうと、俺がヒストリアを迎えに行くから!」

    ヒストリア「私も、どんな事があろうと、待ってるから…」

    エレン「ああ、ありがとう…」

    ヒストリア「もう、エレン!最後位笑って?」

    エレン「おう、またな…!」


    そしてエレンは、最後の笑顔を私に向けてくれた…
    とても、綺麗な笑顔だった…

    きっとその笑顔を私は、忘れる事はないだろう…


    そして、エレンは私に背を向け、行った…

    もしここで振り向いてしまったら、決心が揺らいでしまう…

    寂しい寂しい背中を、私はずっと見ていた…


    ずっと、ずっと…









    虹が輝く空の下…

    美しい美しい、恋が、寂しいと訴える…


    それは、誰もどうする事が出来なかった…


    可哀想な恋が、何よりも輝いた…
  77. 77 : : 2013/12/03(火) 21:16:00
    素晴らしいです!
    面白いです!頑張って下さい!
  78. 78 : : 2013/12/03(火) 23:35:06
    ●★□♂@☆¥※!!!???
    すいません、取り乱しました(笑)
    お掃除イエーガーさん、素晴らしいなんて、私には勿体無い御言葉です!

    はい、頑張ります!!!全力で頑張らせていただきます!!!!!!
  79. 79 : : 2013/12/03(火) 23:35:15
    まだかな~
  80. 80 : : 2013/12/03(火) 23:40:01
    エレン最強さん、前作から支えていただきありがとう!
    もうちょい待ってね(笑)
  81. 81 : : 2013/12/03(火) 23:57:22
    家に着くと、親父が俺に向かって、息を切らしながら走って来た

    「エレン!!お前はどこに行ってたんだ!!」

    エレン「別に良いだろ…」

    「ったく、前に言った筈だ、今日はミカサ様がいらっしゃっておると!!」

    エレン「だから行くよ…」

    俺は素っ気ない返事して部屋へ向かった

    コンコン

    エレン「失礼します。」

    自分の家なのに、何故こんなにも丁寧にしないといけないのかと、疑問に思う

    そう思いながらも、扉を丁寧に開ける


    エレン「初めまして、エレン・イエーガーと申します。」

    少し、不貞腐れながら言う

    「此方も、ミカサ・アッカーマンです。」

    丁寧に返事を返す、彼女は、
    黒髪がとてもよく似合う、凛とした女性だった…

    ヒストリアとは真逆のイメージだ。

    薔薇の匂いが微かに漂う…

    エレン「あの、挨拶をしたので、座りましょうか。」

    ヒストリアの時と同じように扱えない…

    何故だか急に、ヒストリアの香りが、恋しくなった…

    彼女は至って、無表情のままだった

    エレン(扱いづれぇ~…)

    心の中で、静かに思う
  82. 82 : : 2013/12/04(水) 00:25:26
    エレン家から飛び出すんだー そしてヒストリあのところへいけ
  83. 83 : : 2013/12/04(水) 01:34:38
    エレン最強さん、そうですね、私も書いてる時、そう思いました!
    でも、色々と問題が拗れてるんですね、これが。婚約とか、義兄妹とか…
    だから直ぐに動けないんだと思う。ウンウン
    あっ、忘れてましたけど、これ、実話なので、あんまり自分で動かすのができないので…
  84. 84 : : 2013/12/04(水) 16:27:10
    重い扉をゆっくり開ける

    中は、誰もいないかのような静けさだった…

    ヒストリア(家の中なのに寒いなぁ)

    会話の1つ飛び交わないレイス家

    凍え死ぬくらい言葉がない
    冷たい家…

    ヒストリア(今日はアルミン来てないのか…)

    ヒストリアは自分の部屋へ少し足早で行く

    ヒストリア(眠たくなっちゃった…)ウトウト

    そのままヒストリアは、ベットに横たわった


    そのままヒストリアは、深い眠りに付いた…

    目は赤く、腫れていた…


    きっと、エレンと別れてから泣いたのだろう




    人間誰も、悲しみを隠し通すなんて無理…
    きっと、早くても、遅くても、こんなに泣く日が来るんだ

    どんなに避けたくても、避けられない…


    運命は、意地悪だ…
  85. 85 : : 2013/12/04(水) 20:18:46
    >>84そのままが2つ入ってました(汗)
    どちらかをそのまま無しにしてください
    ご迷惑をお掛けします
  86. 86 : : 2013/12/04(水) 20:20:51
    あっ、言い忘れていましたが、今回は急展開ありすぎます(笑)←(絶対忘れてはいけない)
  87. 87 : : 2013/12/04(水) 22:19:50
    は余は御
  88. 88 : : 2013/12/04(水) 22:23:15
    ガンバレ〜( ´ ▽ ` )ノ
  89. 89 : : 2013/12/04(水) 22:38:35
    エレン最強さん、見ていてくれてありがとう!できるだけ早めに更新します!

    ジークさん、いつも応援ありがとう!
    その応援で頑張れます!
  90. 90 : : 2013/12/04(水) 23:00:10
    何分経っただろうか

    エレン(長いなぁ…)

    エレンは退屈していた。
    理由は簡単。ミカサの話だ。

    ミカサは淡々と、早口で言うので、何の話題で話しているのかさっぱり。

    しかも、ミカサが一方的に話すので、喋る隙無し。
    これは退屈するものだ。

    ミカサ「私だけが喋りすぎた。貴方は?初恋の相手は誰」

    エレン「え!?」

    エレン(やべぇ、聞いてなかった…)

    しかし、ミカサは俺に初恋の相手を聞いた。
    合わせるか。

    初恋の相手かぁ…
    勿論、ヒストリアだ。

    しかし、此処で話しても良いのか?

    もしこれが親父の耳にでも入ったら、ヒストリアを迎えに行く事が出来なくなるかも知れない…

    エレンが悩むのも当たり前だ。
    何故なら自分の想い人に、迎えに行くと言ったのだから。

    エレン(?これなら良いんじゃないか?)

    エレン「初恋の相手は…いないです。」

    悩みに悩んだ末、出した答えがこれだ。
    確かに、一番妥当なのかも知れない。

    相手を傷つける事無く、何よりもヒストリアの名前を出さずに済むのだから。

    ミカサ「なら、私を好きになれば良い。」

    エレン「は!?」

    ミカサ「私と貴方は何れ結婚する身。ならば、夫婦同士好きでならなくてはいけない。」

    エレンは言葉に困った。
    確かにその通りだ。
    しかし、エレンには心に決めた人がいる。
    簡単に答えは出せない。

    エレン「ああ、そうだな。」

    自ずと口を開く。
    今は合わせた方が良いと思った。





    其々の時間が進む。

    このまま、時の流れに身を任せるか…

    それとも…


    時の流れに反乱するか…?
  91. 91 : : 2013/12/04(水) 23:20:39
    面白いです!
    がんばってください!
  92. 92 : : 2013/12/05(木) 00:36:50
    お掃除イエーガーさん、いつもながらありがとです!
    はい、皆さんの為にも頑張ります!
  93. 93 : : 2013/12/05(木) 02:57:45
    ヒストリア「…ん、よく寝た~」

    ヒストリアはベットの上で伸びをする

    窓を見ると、夕日の明かりが、部屋に差し込む…

    ヒストリア(もう夕方…)

    ヒストリアはベットから降り、部屋を出る

    ヒストリア(?何か聞こえる…)

    静かに耳を済ませる

    ヒストリア(お父様と…アルミン?)

    何やら話しているようだ
    扉越しだからあまりよく聞こえない

    ヒストリア(まぁ、良いか…)

    と、その場所をあとにする

    微かに聞こえる、雛鳥の鳴き声

    可哀想に…巣から落ちたようだ…

    ヒストリアは、ずっとその雛鳥を見つめていた…

    そして、ふと考える…

    あの雛鳥は、私と同じだと…

    行き場の無いこの気持ち…
    誰にも知られてはいけない…誰にも…

    伝えたい、お父様に話して許しを貰いたい…

    いや、許しよりも、早く会いたい…

    あの雛鳥も、早く巣に帰りたい…
    親鳥に会いたい…
    でも、簡単に動けない。

    もどかしい…苦しい…

    今は抑えないといけない。

    狭い空間に、私だけが取り残された…

    もがき、苦しみ、叫び…

    何もする事が出来なかった…

    だから、今は、待つだけ…




    時は私達なんかお構い無しに進んで、
    私達を大人にしてくれる…
  94. 94 : : 2013/12/05(木) 16:55:48
    アルミン(やっぱり此処に居た…)

    ヒストリアは、何かあるといつも空き部屋にいる…

    そして、伏し目がちにした大きな宝石のような瞳からは、今にも涙が流れ落ちそう…

    アルミン(…)

    君は、気付いてないと思っているんだろう…

    でも、僕はもう気付いてしまったんだよ…



    君の想い人を…



    誰かはわからない…

    でも、これだけは確実に言える…



    僕ではない…と…
  95. 95 : : 2013/12/05(木) 17:16:55
    風が横顔をなぞった瞬間、

    僕は気づいてしまった…


    君は誰かを見ている…

    僕ではない、誰かを…


    君と僕は何処か似ているから、

    僕を本当に好きになってくれるなんて思ってなかった…

    でも、言われるより早く気付いた…

    だから、辛かった…

    こう思えば、正面から言って貰った方が良かった…

    そうしたら、どんなに楽だろうか…


    人は、「幸せか?」と尋ねる…

    でも、ここのままの幸せだってある…


    ならばせめて、今の幸せくらい楽しませてほしい…


    何も望まないから、君は泣かないで?

    もし、僕の涙で君の涙が止まるのならば、僕は自分の涙なんて惜しくない…


    枯らせてしまっても良い…

    少しで良い…
    ほんの少しで良い…

    僕を見てくれるかい?


    君が僕を見てくれる為なら、僕は、怪物にだって何だってなろう…

    君が望むなら、殺人鬼にだってなろう…

    だから、だから…


    泣かないで…


    もう僕は、君の気持ちに気づいているのだから…
  96. 96 : : 2013/12/05(木) 17:24:51
    >>95はアルミン視点です。
    分かりにくくてすいません(汗)

    やっとアルミン視点を入れる事ができた~

    この物語を書き始めてから、ずっと温め続けた場面です(笑)

    正直なかなか進まなくて苛々してたので、今日解放できたので、良かった~(泣)

    鬱気味になりましたが、ハッピーエンドにしようと思われます。

    ネタバレ含みましたが、お気になさらず。(笑)
  97. 97 : : 2013/12/05(木) 17:48:11
    何か前の題名がしっくり来なかったんで、変えました(笑)

    これからも宜しくお願いします!
  98. 98 : : 2013/12/05(木) 20:53:50
    見てくださってる方いるかな?
    やっぱり、題名変えたから分かりにくかったかな?
  99. 99 : : 2013/12/05(木) 21:29:48
    見てます!
    続き期待してます!
  100. 100 : : 2013/12/05(木) 21:30:35
    いるよ〜( ̄▽ ̄)
  101. 101 : : 2013/12/05(木) 22:42:36
    期待
  102. 102 : : 2013/12/05(木) 23:01:37
    お掃除イエーガーさん、続きも期待してくれてありがとう!頑張るよ

    ジークさん、見ていてくれてありがとう!何だか頑張れる気がしてきた!

    エレン最強さん、前作も今作も期待してくれてありがとう!
  103. 103 : : 2013/12/06(金) 17:50:37
    そのライトブルーに輝く宝石のような瞳に僕は映っているのかい?

    初めて会った日、君は僕を見て笑い掛けた…

    とても美しい笑顔
    曇りのない笑顔

    きっと、この世の何よりも美しい笑顔だろう…


    その笑顔を見た日から僕は君に恋していた…


    しかし、叶わぬ恋と知っていた…


    不思議と悔しくはなかった…
    分かっていたから…



    だから、君の美しい笑顔を見た頃から、僕は決意した…


    例え、どんな結果になろうと、
    例え、どんなに僕が不幸になろうと、


    僕は君の幸せを、願う…

    願いたい…


    僕は、君に一生分の恋をした…

    きっと、僕は君以上愛する人はいないだろう…



    君は、僕に笑顔をくれる…

    だから僕は、君に僕の幸せを、捧げよう…


    全ての幸運が、君を包み込む…

    僕は、そう願っている…


    君の笑顔が見れただけで嬉しい…







    ずっと、僕には向けられないと思っていた、君の笑顔…

    それを見れただけで、

    何億回フラれても良い…

    そんな風に思っちゃいそうだよ…



    君は、ずっと、笑っていて…?

    それだけで良いから…
  104. 104 : : 2013/12/06(金) 18:39:50
    >>103のライトブルー、ジークさん(お名前出して良かったでしょうか?)改めて教えて頂き、ありがとう!

    これで、どれだけ私の作品が浅はかだったか分かりましたよ(笑)


    …うん、ごめん。本当にごめん。
    また、地の文…。

    皆さんは私なんかに応援してくださっているというのに…
  105. 105 : : 2013/12/06(金) 19:49:07
    全然okですよ( ´ ▽ ` )ノ

    最後まで支援させていただきます!!
  106. 106 : : 2013/12/06(金) 20:25:47
    ジークさん、貴方は神ですか!?
    貴方が神だったんですね!?(笑)

    支援…私なんかに支援…
    ううっ(泣)ありがとう~(泣)
  107. 107 : : 2013/12/06(金) 21:29:26
    ヒストリア「はぁ…」

    頬杖をつきながら大きな溜め息をした。

    ヒストリア「私…何やってるんだろう…」

    窓の外を見つめながら言う。
    ふと、扉の方を見る…

    ヒストリア「……!?アルミン!?」

    アルミン「!?」ビク

    何で此処にアルミンがいるの!?
    ていうか、今の聞かれてた!?///

    ヒストリア「アッ、アルミン、何で…此処に…」

    アルミン「あっ、いや…ヒストリア…居なかったから…その…いつも此処にいるから…」

    ヒストリア「…」

    私…アルミンに迷惑掛けてたんだ…

    アルミンは、遠回しに言ってるけど…

    アルミン…優しいな…

    アルミン「あっ、べっ、別に、盗み聞きしようとかではなくて…」アセアセ

    ヒストリア「アルミン、ごめんなさい。私の私情で、迷惑掛けて…」

    アルミン「えっ…」

    ヒストリア「私のせいで、アルミンに迷惑掛けてたんだね…」

    アルミン「何を言ってるんだい?」

    ヒストリア「えっ、だって、アルミン、私の事探して来てくれたんでしょ?」

    アルミン「確かに探したけど、僕、迷惑だなんてこれっぽっちも感じてないよ?」

    ヒストリア「えっ…」

    アルミン「迷惑…というより、心配したよ…」

    ヒストリア「…アルミン…」

    そうだ…私にはアルミンがいる…

    アルミンはいつも、私を支えてくれた…

    その私が笑わないで、アルミンはどう感じる…?

    嬉しい…嬉しい!

    だったら、笑わないと、気持ちは伝わらない…

    ヒストリア「ふふ、アルミンは優しいね♪」

    アルミン「えっ!?そんな事ないよ///」

    ヒストリア「ううん、優しいよ!」

    アルミン「だっ、僕は優しく何かないよ!///」

    ヒストリア「そんな謙虚なところだって、優しい証だよ!」

    アルミン「うう…」///

    ヒストリア「ふふ…」

    アルミン「はは…」

    ヒストリア「私達、何を言ってるんだろう…///」

    アルミン「うん…///」


    久しぶりに笑った

    何だろう…あの頃…エレンと初めて出会った頃を思い出す…


    そっか、笑えばいいんだ…

    今は、笑おう…

    泣いてる場合じゃない…


    涙は、再開した時に取っておこう





    だから、絶対に迎えに来てね!
  108. 108 : : 2013/12/06(金) 21:32:44
    うんうん、よしよし!
    やっとボジティブ思考になりましたね!

    自分でも清々しいよ!←(これ言いたかっただけ)
  109. 109 : : 2013/12/06(金) 21:35:55
    期待だ ちなみにユーザーに登録したからエレン最強だけになったから憲兵団さん
  110. 110 : : 2013/12/06(金) 21:55:43
    エレン最強さん、期待ありがとです!

    憲兵で良いですよ(笑)
    もう適当に付けた名前なので(笑)

    捻りも無しの名前ですよ(笑)
  111. 111 : : 2013/12/07(土) 00:23:48
    一方その頃…

    ミカサ「今日は楽しかった。また会いたい。」

    エレン「おう、また来いよ!」

    ミカサ「ええ、また来るとしよう。では、また。」スタスタ

    エレン(ああ言ったものの、また今日みたいな話が続くのかと思うと気が引けるなぁ~)

    エレンは、夕暮れ時の外を窓越しで見る

    一人部屋に居ると、やはり寂しいものだ。
    夕暮れ時なら尚更。


    エレン(そういや、今日、一度も笑ってないな…)

    ふと、過去を振り返る

    脳をよぎるのは、ヒストリアとの思い出ばかり…

    その時の自分は、とても笑っていた。
    まるで、子供のような無邪気な笑顔…

    エレン「はぁ…」

    今日何度目かの溜め息

    エレン「寝みぃ…」

    そう言うと、エレンはベットに身を投げ出した

    エレン「疲れたぁ~」

    そのまま、エレンは眠りに着いた

  112. 112 : : 2013/12/07(土) 12:01:43
    エレンが目を覚ます頃は、もう夜になっていた

    時計の針が9時を指す。

    エレン「あれから5時間位寝たのか…」

    エレンは大きな欠伸をしながら、その場をあとにする

    月明かりを頼りに、扉の方へ足を進める

    エレン「寝ても疲れは取れないな…」

    扉に手をつけようとした時

    トントン

    エレン「ん?何だ?」

    誰かが窓をノックする音が聞こえた

    エレン「こんな時間に何だよ…」

    エレンはまた、窓の方へ向かう


    窓をゆっくり開ける

    其所に居たのは、黒いマントの小柄な女性だった

    何故女性と解るか、フードの中から、金色の細く、長い髪が見えるからだ。

    エレン「あの…なんですか?」

    その女性は、黙ったまま、ゆっくりフードを取る

    束ねた髪が月明かりに照らされる

    キッと、鋭い瞳が夜だからか、光って見える…


    エレン「姉さん…?」
  113. 113 : : 2013/12/07(土) 12:09:15
    >>112の姉さんは、アニの事です。
    分かりにくくてすいません(笑)

    一応初めて見る方もいらっしゃいますからね。
  114. 114 : : 2013/12/07(土) 19:27:01
    エレン「なっ、何で姉さんが此処に!?」

    アニ「あんたの事が心配でね。」

    姉さんは、ヒストリアの兄と結婚して、新しい家も建てた。

    つまり、順調な訳だ。

    エレン「心配されるような歳じゃねぇよ。」

    アニ「あんたの事じゃないよ。」

    エレン「誰の事だ?」

    アニ「ヒストリアとの事だよ。」

    エレン「!?」ビク

    アニ「あんた、ヒストリアの事が好きなんでしょ。」

    何で姉さんが知ってるんだ!?

    エレン「何で知って…」

    アニ「見てれば分かるよ。」

    エレン「うっ///」

    アニ「でも、気を付けた方が良いよ。」

    エレン「何でだ?」

    アニ「ヒストリア、アルミンさんていう方と、婚約している。」

    エレン「!?」

    アニ「まぁ、普通の反応だよ。」

    エレン「で?用件はこれだけか?」

    アニ「まだだ。話は終わってないよ。」

    エレン「何だよ…」

    アニ「あんた、ヒストリアを泣かせたいのかい?」

    エレン「は?」

    アニ「ヒストリアを、取られたいのかい?」

    エレン「何言って…」

    アニ「ヒストリアを、幸せにしたくないのかい?」

    エレン「…」

    アニ「案の定、泣かせてんじゃないのかい。」

    エレン「…」

    アニ「はぁ、図星かい。」

    エレン「何が言いたいんだよ…」

    アニ「…ヒストリアを迎えに行け。」

    エレン「は?」

    アニ「あんた、迎えに行くって言ってたんじゃないのかい?」

    アニ「全部知ってるよ。」

    エレン「…ああ、確かに言った。」

    エレン「でも、そんな簡単な事じゃねぇんだよ!」

    アニ「あんた、男だろ?」

    アニ「婚約ってだけで、尻尾巻いて逃げるのかい?」

    エレン「…っ!?」

    アニ「あんたが本当にヒストリアを愛しているなら、ミカサさんとの婚約だって破棄して、迎えに行け!」

    アニ「何があっても、絶対」

    エレン「俺は…」

    月明かりが綺麗な夜空に向かって、俺は、誓った

    エレン「ヒストリアを愛している!」

    エレン「だから、俺が、ヒストリアを幸せにする!」

    アニ「…最初から、そうすれば良かったんだ。」

    エレン「ありがとう、姉さん!」

    アニ「ちなみにヒストリアは、屋敷にいるよ。」

    エレン「!?ありがとう…」

    アニ「ほら、早く行きな。」

    エレン「おう!」



    月明かりを頼りに、走った。
    ひたすら走った。







    今日の夜は、誰もいないかと思う位静かだった





    そして、星がとても綺麗に、輝いていました。
  115. 115 : : 2013/12/07(土) 19:31:20
    来ました、来ました!!!

    もう直ぐでクライマックスですよ!!

    長かった…此処にくるのに何冊のナポレオンの資料読んだことか…

    これも皆様の応援あってこそでした!
    ありがとう、ありがとう、本当にありがとう(泣)

    最後まで見てってね~♪
  116. 116 : : 2013/12/07(土) 19:34:10
    >>114アニ、兄貴っぽいですね。
    『アニ』だけに…←(アニ好きさん、すいません)

    まっ、最後まで頑張るので、応援よろしくです!
  117. 117 : : 2013/12/07(土) 19:36:09
    アニてすごくやさしい、みなおした
  118. 118 : : 2013/12/07(土) 19:41:36
    >>117?名前が映ってない…
    誰だ?まぁ良いや!
    アニは根が優しい子だからね!
    私も大好きですよ!
    でも一番は、クリスタ!←(ちゃっかり)
  119. 119 : : 2013/12/07(土) 20:29:43
    がんばってください!
  120. 120 : : 2013/12/07(土) 23:33:12
    期待してる

    >>119早く更新して
  121. 121 : : 2013/12/07(土) 23:48:28
    お掃除イエーガーさん、いつも応援ありがとう!
    その応援が励みになります!

    エレン最強さん、最後まで私の作品を支えて下さり、ありがとうございました!
    恩返しになるような最後を書きたいと思います!
  122. 122 : : 2013/12/08(日) 00:15:19
    アルミン「…」

    アルミン(ヒストリア…行っちゃった…)



    数分前…

    ヒストリア「何か、アルミンのお陰で元気が出てきた!」

    アルミン「ふふ、それは良かったよ。」

    ヒストリア「…それでね、アルミン。」

    アルミン「?なんだい?」

    ヒストリア「私…アルミンに隠してた事があるの…」

    アルミン「隠してた事?」

    ヒストリア「うん…」

    アルミン「何でも良いよ?言ってごらん?」

    ヒストリア「…アルミン…貴方はいつも、私を支えてくれた…」

    アルミン「え…?」

    ヒストリア「でも…こんな私じゃ、アルミンに何も出来なくて…」

    アルミン「…ヒストリア?」

    ヒストリア「いつも、何もかもしてくれて…受け入れてくれて…嬉しかった…」

    アルミン「…」

    ヒストリア「なのに、私は何もしようとしなくて…逆に、アルミンに心配させてた…」

    ヒストリア「私が…私がしようと思った事は、アルミンを心配させる事じゃない!アルミンを、安心させる事だった!」

    アルミン「!?」

    ヒストリア「だからね、嘘、つきたくなかったんだ…アルミンだけには…」

    アルミン「…」

    ヒストリア「アルミンは、私を必要としてくれた。私を、笑わせてくれた…」

    ヒストリア「アルミン、私ね、好きな人がいるの…。大切な人…。」

    アルミン「…もう…良いよ…」ボソ

    ヒストリア「私、約束したんだ、必ず、迎えに来てくれるまで待つって…」

    アルミン「分かってるよ…」ボソ

    ヒストリア「アルミン、ごめんなさい。貴方に私は、心配しか掛けてなかった…」

    ヒストリア「だから、最後に、これだけは、言わせて…」

    ヒストリア「アルミン、

        ありがとう…」

    アルミン「!?」

    アルミン「ヒストリア、もう、良いよ…」

    ヒストリア「?」

    アルミン「僕は、最初からわかってたよ…」

    アルミン「君が、僕を好きじゃないって事位…」

    ヒストリア「!?」

    アルミン「僕の方こそ、黙ってごめん。」

    ヒストリア「…」

    アルミン「僕は、君の事が大好きだった…。大切だった…。でも、分かった時、不思議と悔しくは無かった…」

    ヒストリア「アルミン…」

    アルミン「ヒストリア、ありがとう…」

    アルミン「ヒストリアは、僕にたくさんの贈り物をくれたよ」

    アルミン「その笑顔が、何よりの贈り物…」

    アルミン「だから、笑って?」

    ヒストリア「…うん!ありがとう!アルミン!」

    アルミン「ほら、行きな?彼が来るかもね!」

    ヒストリア「うん!」

    ヒストリア「アルミン!ありがとう!」ニコ

    アルミン「!?」
  123. 123 : : 2013/12/08(日) 00:35:35
    現在…

    アルミン(もう着いたかな…)




    君は最後に、笑った
    向日葵のように、笑った

    悲しい位、泣きたくなる位、

    無邪気な笑顔だった…

    神様の贈り物のような君…


    僕には、勿体無い位…


    届きそうで、届かない君…



    時に胸を締め付ける言葉…

    誰が悪いわけじゃないから…


    僕は、覚悟していた

    いつか、こんな日が来るだろうと…


    覚悟していた…


    筈なのに…


    何で、何で、


    涙が止まらないの…?

    分かっていた…


    心では納得していた…


    なのに、なのに、

    それを脳が許さなかった…



    涙が溢れる…



    愛しい位、可愛い君…

    笑う君…

    泣く君…


    花のような、女神のような…

    天からの授かり物…


    触れる事がやっと…

    今にも壊れそう…


    僕には、駄目だった…

    君を奪い返す事が…

    泣いてしまいそうで…



    君がいるだけで、この世は輝く…

    美しく、そして…


        寂しく…



    僕から、最後の君へ贈る言葉…

    今、捧げるよ…



    ヒストリア、今まで…












          ありがとう
  124. 124 : : 2013/12/08(日) 01:25:42
    期待
  125. 125 : : 2013/12/08(日) 08:33:42
    エレン最強さん、いつも期待ありがとう!その期待に応えられるよう、頑張ります!
  126. 126 : : 2013/12/08(日) 08:44:13
    ヒストリア「ハァハァ…」

    ヒストリア「あれ?エレンは?」

    何だか急に、胸が苦しくなってきた

    先程、会ったばかりなのにまるで、初めて会う感覚だ


    ヒストリア「エレン…いないや」

    ヒストリア「はぁ、久しぶりに走ったから、疲れたよぉ…」

    ふと、夜空を見上げる

    綺麗な星達が花のように、光っていた

    ヒストリア「うう…」ポロポロ

    何故だか、泣けてきた

    夜空の星達を見ていると、自分の罪が許されていると感じるからだ。

    ヒストリア「会いたいよ…」

    涙は止まらない…

    ガサガサ

    草を掻き分ける音がした

    ヒストリア「誰!?」

    ???「ヒストリア…」

    ヒストリア「!?」

    ヒストリア「貴方は…












         


          エレン…?」
  127. 127 : : 2013/12/08(日) 13:17:13
    今、私の目の前にある光景は、本物だろうか?


    私はいつも、自分が見ている景色は、光景は、全て実在するものだと思い込んでいた


    でも、本当は全く違った…


    もしかしたら、私が見ている世界は、ただの幻想の世界で、偽物だったら…?


    もっと言うと、私…

    ヒストリアがこの世に…



    存在しないものだったら…?



    そう思うと、私が必要なのだろうか?

    いなかったら、私は要らないんじゃないか…


    そう、不安になる



    でも、今目の前に繰り広げられている光景程、現実であってほしいと思うものはないだろう…



    例え、自分がどんなに幸せな光景でも、

    今ある光景に勝る事はないだろう…


    幻想でも良い

    これを、今ある光景を、


    離したくない!


    ヒストリア「エレン…」


    エレンは、私を強く、強く抱き締めた…

    何も言わずに…何もせずに…


    暖かい、エレンの体温が伝わってくる


    ああ、これは、現実




    そう信じても良いですか…?
  128. 128 : : 2013/12/08(日) 14:29:40
    もうすぐで、エレン最強さんの(お名前出して良かったでしょうか?パート2)「私達は家族です」これで合ってるか不安が有るけど、入れてみます(笑)
  129. 129 : : 2013/12/08(日) 15:50:05
    >>128別にいいよ
  130. 130 : : 2013/12/08(日) 16:00:18
    エレン最強さんまで良いよとは…(泣)
    なんてお優しい方ばかりなのだろう…(泣)
    最後まで誠心誠意尽くします!
  131. 131 : : 2013/12/08(日) 16:47:41
    忠告ですが、ここから一切ナポレオンの話ありません!
    完全無視です!!(笑)

    自分でもびっくりするくらい潔く宣言しました(笑)
  132. 132 : : 2013/12/08(日) 17:01:13
    エレン「着いた…」

    エレン「うっ…」

    ヒストリアと会うとなってから、胸が苦しい…

    これから罪を認める…

    そして、もう、後戻りはできない


    それでも良い!!!
    俺は誓ったんだ!ヒストリアを守ると!
    ヒストリアを俺が幸せにすると!


    こんなの覚悟の上。
    大丈夫だ。


    そう、心に言い聞かせ、適当に伸びた雑草を掻き分ける


    エレン「!?」


    わかっていた

    ヒストリアが其所にいると。

    なのに、月に照らされ、まるで世界の秘宝のような金の髪が、罪深い


    エレン(覚悟を決めろ!!エレン!)


    そして、ヒストリアの方へ歩を進める

    ヒストリア「!?」

    どうやらヒストリアは、エレンに気づいたようだ

    そして、安心した目で、エレンを見つめる


    エレン(やっと、会えた…)

    俺は、ヒストリアに会えた嬉しさで、思わずヒストリアを抱き締めた

    泣きそう

    細い、冷たい体を、
    宝石のような体を、

    強く、強く抱き締めた


    自分で、この体を壊したい


    そんな衝動に駆られる


    俺は、もうこの体を、





    離さない!!!
  133. 133 : : 2013/12/08(日) 18:20:50
    抱き合ってから何分経っただろうか

    辺りは、暗闇。

    しかし、エレン達がいる所だけは、何故か月に照らされていた。

    ヒストリア「エレン…」

    エレン「また、会えて良かった…」

    ヒストリア「うん」

    エレン「…ごめんな、ヒストリア…」

    ヒストリア「…」

    エレン「直ぐに、迎えにいけなくて…」

    ヒストリア「ううん、エレンは、今来てくれたじゃない?約束は守ったんだよ?」

    エレン「ヒストリア…」

    ヒストリア「私も、会えて良かった」

    ヒストリア「エレンが、迎えに来てくれて、嬉しかった。」

    ヒストリア「もう、来てくれないんじゃないかって、内心不安だらけだった。」

    エレン「俺が、ヒストリアとの約束、破るわけないだろ!」

    ヒストリア「ふふ、そう言ってくれると信じてた。」

    ヒストリア「迎えに来てくれて、、ありがとう。」

    エレン「……俺、絶対にヒストリアを、幸せにするから!」

    エレン「絶対に俺が、ヒストリアを守るから!」

    エレン「例え、この罪が最後まで許されなくても、守るから!」

    エレン「だから、俺と…












        結婚してくれ。」
  134. 134 : : 2013/12/08(日) 18:32:40
    ヒストリア「!?」

    エレン「婚約なんかじゃない!俺と、エレン・イェーガーと、結婚してくれ!」

    ヒストリア「エレン…」ポロポロ

    エレン「おわっ!ヒストリア!?」

    ヒストリア「ありがとう、エレン…」ポロポロ

    エレン「…返事…は…」

    ヒストリア「ふふ、勿論良いよ。私、ヒストリア・レイスは、エレン・イェーガーと、結婚します。」

    エレン「!?」

    エレン「ヒストリア…」ポロポロ

    ヒストリア「もう、エレンまで泣くの?」

    エレン「ヒストリア、俺絶対に、ヒストリアを幸せにするから!」

    ヒストリア「うん!」

    エレン「だから…」

    ヒストリア「ずっと、エレンに付いていくよ!」

    エレン「ヒストリア…」

    ヒストリア「エレン…」



    私達は、キスをした
    祝福のキスをした


    例え、貴方が何になろうと、
    私は貴方を愛している

    私は、誓う。

    ああ、今日の夜空は、こんなに綺麗だったのね


    エレン…いえ、貴方…







        愛しています。
  135. 135 : : 2013/12/08(日) 18:41:32
    もうすぐクライマックスですね!

    ちなみに、「私達は家族です」は、作中の何処かに出てきます(笑)

    さりげなく入れたいと思います!
  136. 136 : : 2013/12/08(日) 21:05:26
    ヒストリアにいわせて
  137. 137 : : 2013/12/08(日) 21:10:11
    10年後…


    リーンゴーン

    教会の鐘が、なり響く


    今、教会では、結婚式が開かれている


    新婦は、まるで天使のように純白のドレスを身にまとい、教会に差し込む光に照らされ、美しく輝いていました。

    結婚式の主役は誰だって?

    それは勿論…




    エレン「ヒストリア、待たせてごめん。」

    ヒストリア「ふふ」

    ヒストリア「私達、やっと結ばれるんだね」

    エレン「ああ、絶対に幸せにするよ」

    ヒストリア「約束だからね?」



  138. 138 : : 2013/12/08(日) 21:15:25
    今、この瞬間も

    時間は流れて

    人は呼吸しているから


    泣く事が出来る

    笑う事が出来る

    人と出逢える

    道を選んで進んでいける


    全て繋がっている



    衝撃的な未来は

    いつだって自分の中にあるんだ!
  139. 139 : : 2013/12/08(日) 21:23:06
    出逢いは最悪

    自分の気持ちに蓋をして、

    見てみぬ振りをしていた

    しまいには、消そうとまでしていた


    でも、気持ちは収まらなくて、
    膨らんで…

    遠回りして

    結局は、離れてしまった


    でも、まだ気持ちは収まらなくて

    破裂しそう


    関係という悪魔に怯え、その奴隷になりそうだった…

    だから、変えたかった


    今ある、現実を…


    すると、簡単に魔法は溶けた


    いろんな事があった



    でも、そうしないと、出会えない運命だった!
  140. 140 : : 2013/12/08(日) 21:24:49
    今なら、堂々と言える…

    大声で…















    ヒストリア&エレン「私達は、家族です!」
  141. 141 : : 2013/12/08(日) 21:25:29
    END
  142. 142 : : 2013/12/08(日) 21:32:20
    はい、これで、『貴女と俺の出逢い1』←(前作)と『貴方と私の出逢い2』を終わります!

    最後まで支えてくださった皆様、誠にありがとうございました!

    皆様のお陰で完結を迎える事が出来ました!

    エレン最強さん考案の「私達は家族です」、最後に入りましたね(笑)
    何だかんだで、一番重要な言葉になりました(笑)

    エレン最強さん、ありがとう!


    そして、もう一度、

    皆様のお陰で、此処までこれました。

    改めて、ありがとうございました!

    では、また何処かでお逢いしましょう!
    さようなら~
  143. 143 : : 2013/12/08(日) 21:44:47
    お疲れさまでした!!

    次回作期待してます( ´ ▽ ` )ノ
  144. 144 : : 2013/12/08(日) 21:49:17
    ジークさん、最後までありがとう!
    その応援で頑張れました!

    ジークさんも、最後までお付き合いいただき、お疲れ様です!

    次回作まで期待してくれるとは(泣)

    これは、益々頑張らなくちゃ!(笑)
  145. 145 : : 2013/12/08(日) 22:56:01
    現パロで新しいの作ってください
  146. 146 : : 2013/12/08(日) 22:56:13
    マジいいよこの作品
  147. 147 : : 2013/12/08(日) 23:15:35
    久々に感動したわ。
  148. 148 : : 2013/12/08(日) 23:28:55
    スゴーーーーーーーーイ!!!!
    素晴らし過ぎる…>_<…
    憲兵団~さん、あなた...天才ですか⁇‼︎
    涙が止まりませんよ~!
  149. 149 : : 2013/12/09(月) 04:44:07
    エレン最強さん、(まとめてお返事致しますね)現パロ何て私にはとてもアセアセ
    でも、やってみようと思います!
    良い作品何かじゃ無いですよ!(笑)
    こんなのまだまだ。でも、ありがとう!
  150. 150 : : 2013/12/09(月) 04:46:00
    名無しさん、感動が伝わって何よりです!次回作も見てくださいね(すいません、ちゃっかり。)
  151. 151 : : 2013/12/09(月) 04:52:03
    sayu*.#*さん、凄いなんて私は全く凄く無いですよ(笑)
    ありがとうございます!
    天才!?わわわわわ私は、頭の悪い女子高生ですよ!?
    ありがとうありがとうありがとう(泣)
    ←(呪文みたいでごめんなさい。)

    涙で、綺麗な目が腫れないように気を付けてね!
  152. 152 : : 2013/12/09(月) 07:16:55
    とても面白かったです!
    次回作も期待です!
  153. 153 : : 2013/12/09(月) 07:51:15
    貴方には本当に実力がある、ので自信を持つといい
  154. 154 : : 2013/12/09(月) 17:15:57
    お掃除イェーガーさん、最後まで面白いと言ってくださり、ありがとう!
    次回作も頑張ります!

    名無しさん、実力なんて///テレテレ
    いや~、今私、自信喪失中何で難しいですねトオイメ
    でも、名無しさんが言ってくださるなら私、頑張って自信つけます!
    ありがとう!元気出た!
  155. 155 : : 2013/12/30(月) 22:57:43
    これからも頑張ってください
  156. 156 : : 2013/12/30(月) 23:39:45
    久しぶりに来たら終わってた
    憲兵さん乙
    とても良い作品だった
    次作にも期待
  157. 157 : : 2014/03/03(月) 16:58:59
    とてもいい!!!続きに期待!!!!!
  158. 158 : : 2014/03/03(月) 17:54:30
    ヤバい目から汗が止まらない(T_T)
  159. 159 : : 2014/10/17(金) 01:59:16
    けんちゃん!良ければ女神隊に来てね!!好きな時間帯でいいから!!ずっとずっと、待ってるよ!!!!
  160. 160 : : 2015/12/04(金) 01:33:57
    余ったアルミカは?
  161. 161 : : 2017/01/13(金) 18:51:39
    ミカサ女王ザマァ
  162. 162 : : 2023/07/04(火) 22:15:11
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
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    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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