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能力者兵団5《壁外調査》

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  1. 1 : : 2015/05/20(水) 19:00:29
    もう一度立て直しました
  2. 3 : : 2015/05/20(水) 19:05:59
    このssにはオリキャラが登場します。

    なので今まで出てきたオリキャラの説明をします。



    《ゴロ》
    ヒトヒトの実を食べたネコ。
    人ではないので巨人に襲われることのない。
    体質を利用し、調査兵団に入団する。

    《ロイ・フェニック》
    オリジナル悪魔の実能力者。
    調査兵団の精鋭だったが、2年前壁外調査により行方不明になった。
    トロスト区奪還作戦の際に奇跡的に生還。
    全てにおいて高い能力を持ち、特に対人格闘においては壁内最強と呼ばれるほどの腕だ。
    しかし、頭がおかしいと思える発言や、人を変なあだ名で呼ぶことがしばしば…
    まだ謎の多い人物である。

    《ジュラ》
    巨人化できる戦士達の1人であり、ゾオン系古代種、恐竜の能力を持つ。
    ライナー達よりも過激派で、人類の完全な滅亡を強く望んでいる。
    冷静な性格で、三年間共に過ごした104期生達を「害虫」と称したり、何の躊躇も無くマルコを殺害するといった、冷酷な面を持つ。
    トロスト区襲撃の際、多くの兵士の命を奪った。
    同じ目的を持つ4人と行動を共にすることが多く、そのリーダー格とも言える。

    《ファルコ》
    言わばサザエさんのカツオのような性格の少年。
    しかし、ジュラと共に人類の滅亡を企てる戦士の1人。
    トリトリの実モデル隼の能力者。
    訓練兵達を巨人化で皆殺しにしようと企てるも、ロイによって阻まれる。

    《ウワバミ》
    大人しい性格の少女。
    ジュラと共に行動する戦士の1人。
    ヘビヘビの実モデルアナコンダの能力者。
    本人はあまり自分の名前が好きじゃない。

    《カーボン》
    真面目な性格の少年。
    ジュラと行動する戦士の1人。
    体をダイヤモンドに変化させる能力で、トロスト区襲撃の際、イアンの命を奪った。

    《ロウ》
    訓練兵の時にいた兵士。
    ドルドルの実の能力者だが、もうあまり出てこないだろう。

    《シンスケ》
    訓練兵の時に出てきたスケスケの実の能力者。






    以上
  3. 4 : : 2015/05/20(水) 19:07:14
    進撃の巨人キャラの能力。

    エレン…メラメラの実

    ミカサ…藤虎の能力

    ジャン…ヒエヒエの実

    コニー…ゴムゴムの実

    サシャ…イヌイヌの実モデル狼(ウルフ)

    ユミル…ユキユキの実

    クリスタ…ヒソヒソの実

    リヴァイ…ピカピカの実

    エルヴィン…カゲカゲの実

    ハンジ…ホルホルの実

    ミケ…ネコネコの実モデル豹(レオパルド)

    オルオ…モサモサの実

    グンタ…ウシウシの実モデルバイソン

    エルド…ユースタス・キッドの能力

    ピクシス…フワフワの実

    ハンネス…モクモクの実

    リコ…アワアワの実


  4. 5 : : 2015/05/20(水) 19:08:23
    長距離索敵陣営

    前方半円状に長距離だが、確実に前後左右が見える距離で、等間隔に兵を展開。

    可能な限り索敵・伝達範囲を広げよ。

    巨人を発見次第、赤の煙弾を発射する。

    信煙弾を確認次第、同じようにして伝達。
    こうして先頭で指揮を執るエルヴィン団長に巨人の位置を知らせる。

    今度は団長が緑の信煙弾を撃ち、陣営全体の進路を新たな方角に舵をきる。

    全体に方角を知らせるため、皆が進路に向けて緑の信煙弾を撃つ。


    しかし、これまでの対処法が通じるのは、行動が予測しやすい「通常種」までだ

    アルミン「あれは…黒い煙弾!?」

    アルミン「奇行種だ!」

    行動が予測できない奇行種に対してのみ、戦闘は必要だ。

    ネス「やるしかねぇ!」

    ネス「シス!お前はうなじだ!!
    おれが動きを止める!!」

    シス「了解!」

    ネス「向こうは確かアルミンか
    まだ新兵をこいつに合わせたくねぇな」

    危険だが、奇行種を仕留めるため、平地で立体起動を行った。

    馬から飛び降りる。

    ネス「ふんっ!!」ザシュ

    立体起動をうまく操り、見事巨人の足をそぐ。

    ネス「今だ!!シス!!!」

    もう一人の兵士が倒れた巨人のうなじを削ぐ。

    ザシュ

    ネス「やったか…イテテ」

    馬が戻ってきた。

    ネス「来てくれたか…さすがはおれの愛馬!」

    ズシン ズシン ズシン

    もう一体、右翼側から走ってきた。

    ネス「…またか?
    右翼側の索敵は何やってんだ?」

    シス「無視してこっちにきたとなる…あれも奇行種のようですね…」

    ネス「しょうがねぇな…シス、もう一回やるぞ!」

    シス「はい!」


    ネス(14mはありそうだ、こいつはしんどいぞーー)

    ネス「!?」

    ズシンズシンズシンズシンズシン

    ドォォォ

    アルミンが黒い煙弾を上げた。

    アルミン「何だあれ!?速すぎる!!」

    ネス「くっ!」

    「うあああああ!!!」

    ドォ!

    踏みつぶされそうになる。

    ネス「行かせるな!」

    ネス「シス!!!」

    シス「はい!」

    2人が女型のうなじを狙って跳ぶ。

    パシッ

    ピュッ

    シスが握り潰された。

    アルミン「」

    女型がネスのワイヤーを掴む。

    ネス「は?」ガクッ

    グシャ

    ネスが地面に叩きつけられた。

    アルミン「」


    アルミン「違う…
    奇行種じゃない!」

    アルミン「やつは!「知性」がある。
    「超大型巨人」や「鎧の巨人」とか…エレンと同じ!」

    アルミン「巨人の体を纏った人間!!!
    だっ…誰が!?」

    アルミン「どうしよう!?
    僕も死ぬ!!!僕も殺される!!!」
  5. 6 : : 2015/05/20(水) 19:12:55
    アルミン(こいつは…いやこいつらは…何が目的なんだ)

    女型「」バチバチ

    女型の体から電気が流れる。

    その瞬間、一瞬でアルミンの頭上に姿を現した。

    アルミン「な!?」

    ズドォォォォ!!!

    アルミンがこの衝撃で落馬する。

    アルミン「ハァハァ(何だ今の!?)」

    女型が、落馬して地面を転がるアルミンに手を伸ばす。

    女型がアルミンのフードをつまみ上げた。


    女型とアルミンの目が合う。

    この時、アルミンは死を覚悟した。

    女型が立ち上がる。

    ズシン

    アルミン「・・・・・」ドクンドクン

    アルミン「殺さない…のか?」

    アルミン「何だ今の…?フードをつまんで…顔を…確認した…?」

    「アルミン!」

    アルミン「ライナー!」

    ライナー「おい、立てるか!?」

    アルミン「うん!」

    アルミンが馬に乗る。

    ライナー「奇行種の煙弾を確認したが、あのいいケツしたやつがそれか?」

    アルミン「奇行種じゃない!
    巨人の体を纏った人間だ!」

    ライナー「なんだって!?」

    アルミン「ちょっと待って!!
    先に煙弾を撃たないと…」

    ドォ!

    アルミン「!?」

    ライナー「待て!先にジャンが撃ったみたいだ…」
  6. 7 : : 2015/05/20(水) 19:14:29
    ゴロ「右翼側が一部、壊滅したらしい!!
    巨人がわんさか来たんだ!!なんでかはしらないけど!」

    ゴロがジャンの膝の上から言う。
    ゴロは小さいので、誰かと一緒に乗らないとならないようだ。

    ジャン「すでに大損害だが、へたすりゃ全滅だ!!」

    アルミン「あいつが巨人を引き連れてきたのか!?」

    ジャン「なんであんなところに巨人がいるんだよ…奇行種か?」

    アルミン「いや…あいつは巨人の体を纏った人間だ」

    ライナー「どうしてそう思った?」

    アルミン「巨人は人を「食う」ことしかしない。
    だけどあいつは違う、あいつは先輩を「握り潰し」「叩きつけた」。
    「食う」ためじゃなく、「殺す」ために殺したんだ。
    他の巨人とは本質が違う」

    アルミン「多分…巨人に襲われないゴロが行っても殺されるよ」

    ゴロ「・・・・・」

    アルミン「「超大型」や「鎧」の巨人と同じ…目的は一貫して人類への攻撃……」

    アルミン「いや…誰かを探してるんじゃないかって気がする…
    もし、そうだとしたら…探してるのはきっと…エレンだ…」

    ライナー「エレンだと?
    エレンのいるリヴァイ班なら、あいつが来た右翼側を担当してるはずだが」

    ゴロ「ボクは左翼側って聞かされたけど…」

    アルミン「僕の企画紙には、右翼前方あたりに記されていた。
    恐らく、そんな前線に置かれるわけがない」

    ライナー「じゃあ…エレンはどこにいるってんだ?」

    アルミン「この陣営で1番安全なところにいるはず…
    だとしたら、中央の後方あたり…かな?」

    ジャン「今は考え事してる場合じゃねえぞ!!
    やつの危険度を煙で伝達する術はねぇ、煙弾が届くまでもなく、指令班を潰されて全滅だ」

    ジャン「…つまりだな
    この距離ならやつの気が引けるかもしれねぇ。
    撤退までの時間を稼いだりできる…かもしれねぇ…
    何ってな…」


    アルミン「あいつから見れば、僕らは文字通り虫ケラ扱い…叩かれるだけで潰れちゃうよ?」

    ジャン「マジかよ…ハハッ
    そりゃおっかねぇな…」

    ライナー「お前…本当にジャンなのか?
    おれの知るジャンは、自分のことしか考えてない男のはずだ」

    ジャン「………失礼だなおい…」

    ジャン「……おれはただ…誰のものともしれねぇ骨の燃えかすに…がっかりされたくないだけだ…」


    ジャン「おれには今何をすべきかがわかるんだよ!
    そして、これがおれの選んだ仕事だ!!!
    力を貸せ!!!」

    アルミン・ライナー・ゴロ「・・・・・」

    アルミン「フードを深くかぶるんだ!
    やつが僕らが誰かわからない内は、下手に殺すことはできないはずだ!」ズボ

    ライナー「なるほど…気休めには上出来だ」ズボ

    アルミン「僕達の中に、能力者は君しかいない。
    平地で立体起動が使いにくい今、君が主力だ!」

    ジャン「アルミン…お前はエレンとベタベタつるんでばっかで気持ち悪いと思ってたけど…やるやつだとは思ったぜ…」ズボ

    アルミン「え…どうも…でも気持ち悪いは酷いな…」
  7. 8 : : 2015/05/20(水) 19:15:44
    女型を相手に3人プラス1匹で立ち向かう。

    ジャン(少しでも長く…こいつをここに留めるんだ)

    ジャン「"アイスタイムカプセル"!」

    冷気を女型の足に向けて飛ばす。

    ジャン「足を凍らせてやる!」

    女型がジャンの冷気をかわした。

    ジャン「速い…!」

    女型「」バチバチ

    女型が腕を雷に変化させる。

    アルミン「何だ!?」

    ジャン「!、伏せろ!!!」

    ズンッ!!!

    女型が雷に変換した腕を、ジャン達に向けて放った。

    ゴロゴロゴロゴロ

    空気が音速の速さで膨張するほどのエネルギー。

    女型の繰り出した雷が、ジャン達の頭上を走る。

    ジャン「………冗談だろ…?」

    アルミン「能力まで…使用できるのか…?」

    ライナー「………!」

    ゴロ「化け物め…」

    ジャン「迂闊に近づくな!立体起動で撹乱しろ!!」

    ジャンとライナーとゴロが立体起動に移る。



    ジャン(ライナーが馬に戻ったか…
    それでいい、無茶だけはしてくれるな)

    ジャン(仕留めろとは言わん)

    アルミン(人間の常識に当てはめた限りでは…あいつは仕留められない…
    けど…あの2人なら、もしかしたら…)

    アルミンがミカサとリヴァイに希望を託す。

    女型「」

    女型がアルミンの方を見た。

    アルミン「ん!?」

    アルミン「ーーうっ!!!」

    女型がアルミンに襲いかかった。

    ドォォォ!!!

    アルミンの馬が女型に吹っ飛ばされた。

    馬を失ったアルミンが、地面に頭を打ちつける。


    ジャン「アルミン!!!」

    ジャンが女型に突っ込む。

    ジャン(こいつ…!!
    運動制度が…!普通のやつの比じゃねぇ!!!)

    ジャン(そりゃそうか…!
    人間が考えて、この巨体を操っているんだもんな!)

    ジャン(腕を伸ばしてきた…おれを握り潰す気か?)

    ジャン(……いいぜ、こいよ!
    その前におれがお前の手を凍らせてやる!!)

    バチィ…

    ジャン「消えた!?」

    ライナー「ジャン!!!後ろだ!!!」

    ジャン「はっ!?バキャ

    ジャンが女型に蹴り飛ばされた。
  8. 9 : : 2015/05/20(水) 19:16:48
    ライナー「なっ!?」

    ゴロ「ジャン!!!」

    ゴロ「このやろう!!!」バシュ

    ゴロが女怒りで女型に突っ込んだ。

    女型「・・・・・」サッ

    うなじを手で覆う。

    ゴロ「うなじを守った!?」

    ライナー「ゴロのやつ…このままじゃ!」

    ゴロ(ワイヤーを掴まれて終わりだ!!)


    アルミン「しに急ぎ野郎の仇をとってくれ!!!」

    ライナー(アルミンのやつ…頭打って錯乱したのか!?
    こんな時に!!)

    女型「」ピタッ

    ゴロ「動きが止まった?」

    アルミン「僕の親友をこいつが踏み潰したんだ!!!
    足の裏にこびりついてるのを見た!!」


    ジャン「アルミンのやつ…何を言ってるんだ…?」パキパキ

    ゴロ「ジャン!生きてたのか!?」

    ジャン「あぁ…おれはロギアだからな…
    どうやら…あいつの体には、海楼石は含まれていないようだ…」

    ジャン「!!」

    ジャン(ライナー!!!
    直接うなじを狙うのか!?)

    ジャン(いや!!いける!!
    やつがアルミンに気を取られている…!!
    今ならーー)

    女型「」ギロ

    パシッ

    女型がライナーを掴んだ。

    アルミン「あっ…」

    ジャン「お……おい!?」

    ゴロ「………!!!」

    ライナー「くっ…うっ〜!!くっ!!」グググッ

    ライナーが女型の手の中で潰されそうになる。

    ビュ

    女型の腕から大量の血が溢れた。

    ジャン「お…おい…ライナー…お前……」

    ゴロ「そんな…」

    ザシュ

    ズパッ

    ライナーが女型の指を切り、拘束を解いた。

    ライナー「もう時間稼ぎは十分だろう!?
    急いでこいつから離れるぞ!!」

    ライナーがアルミンを担いで走る。

    ジャン(ライナーのやつ、やりやがった…
    ミカサが強烈で忘れてたが…
    あいつもズバ抜けて優秀で頼りになるやつだったな…)

    女型が切られた手を見て立ち上がる。

    ライナー「見ろ!でか女の野郎め…
    ビビっちまってお帰りになるご様子だ!!」

    アルミン(そんな…!!なぜ…
    あっちは中央後方…エレンがいる方向だ…)
  9. 10 : : 2015/05/20(水) 19:19:45
    ピィィィーーーー

    ジャンが馬を呼ぶために、口笛を鳴らす。

    ライナー「どうだアルミン、立体起動装置は?」

    アルミンの頭に包帯を巻きながら話す。

    アルミン「大丈夫…壊れてはいない」

    ライナー「そうか…それはよかった」

    ジャン(…クソ…何でだ…
    ライナーの馬は戻ってきたのに…どうしておれの馬は戻ってこねぇんだよ)

    ジャン「…クソッ」

    ピィィィーーーー

    ライナー「………もう決めねぇとな、辛い選択だが、1人ここに残る必要があるようだ…」

    ジャン「・・・・・」

    アルミン「待って…その前に煙弾を撃ってみよう。
    四列三班あたりが近くに来てるはずだ」

    ドォォォォォォ

    ジャン「緊急事態の信煙弾だ。
    これじゃ意図が伝わるとは思えねぇが」

    ライナー「あと3分だけ待つ。
    それまでに決めるぞ」

    アルミン「僕が残る」

    ジャン「ちょっと待てよアルミン」

    アルミン「代わりに報告して欲しいことがある。
    できればエルヴィン団長にだけ…」

    ジャン「いや、それは自分で報告しろ」

    ジャン「誰か来たみたいだ…
    しかも!馬を2頭連れて!!」

    ジャン「…あれは…クリスタ!」

    クリスタ「みんな!」
    13 : 猛禽類 : 2014/04/28(月) 20:06:13
    ジャン「ん!?おれの馬じゃねぇか!」

    クリスタ「その子、ひどく怯えてこっちに逃げてきたの」

    クリスタ「恐ろしい巨人と戦ったんだよね?」

    ジャン「!、どうしてそれを?」

    クリスタ「その子から聞いたんだ」

    ジャン「馬から…?」

    クリスタ「私は動物の言葉がわかる能力者なんだ」

    クリスタ「それよりアルミン!
    そのケガは?大丈夫なの?」

    アルミン「うん、なんとか」

    ライナー「よくあの煙弾で、こっちにくる気になったな…」

    クリスタ「ちょうど近くにいたし、ジャンの馬がいたから」

    ライナー「お前は馬にも好かれるし、不思議な人徳があるようだな。
    命拾いした」

    クリスタ「最悪なことにならなくて、本当によかった…」

    クリスタの周りに、神秘的な光が差す。

    アルミン(神様…)

    ジャン(女神…)

    ゴロ(マタタビ…)

    ライナー(結婚したい…)

    クリスタ「ゴロは私と一緒に乗ろう」

    ゴロ「うん…情けないけど…」

    ライナー(羨ましい)



  10. 11 : : 2015/05/20(水) 19:21:49
    ドスンドスン

    アルミン「また奇行種!?」

    ジャン「右翼側は壊滅状態だ。
    今は先輩方が必死に抑えてるが、何体かこっちになだれ込んできてもおかしくないだろうな」

    ライナー「数は2体か…」

    クリスタ「どうしよう…」

    ジャン「心配すんな。
    15m級はきついが、2体ぐらいならおれの能力でなんとかなる」パキパキ

    ゴロ「でも…あの15m級だけ、他の巨人となんか違うような気が…」

    アルミン「ところどころに鎧のようなものがついてるね」

    ジャン「まさか…あいつが鎧の巨人か!?」

    ライナー「そんなバカな…」

    アルミン「違う…鎧の巨人は体全てが鎧に覆われているけど、あいつは体の一部分しか鎧がない」

    ジャン「何にしても…ほっとくわけにはいかねぇ。
    まずは10m級のやつから…」

    プシューーー…

    クリスタ「何!?」

    アルミン「蒸気…?あいつの腕から出てるのか?」

    謎の巨人「・・・・・」ガチーン

    ジャン「腕が…黒くなった…」

    ドゴオオオ!!!

    「「「!!?」」」

    15m級の奇行種が、そばにいた10m級の奇行種の首をうなじごと殴り飛ばした。

    アルミン「もう一体の巨人を狙った!?」

    謎の巨人改め、黒腕の巨人。

    黒腕の巨人「オオオオオオオ!!!」シュー

    ライナー「…何だあいつは?」

    ジャン「巨人を殺したということは…味方なのか…?」

    クリスタ「私達には見向きもしないわ」



    黒腕の巨人「」クル

    ドスンドスンドスン

    黒腕の巨人が去って行った。

    アルミン「追わない方が、いいだろうな」

    ライナー「ああ、あいつの走って行った方向は右翼前方だ。
    巨人がわんさかいるぞ」

    クリスタ「結局…なんだったんだろう?」

    アルミン「多分あいつも、巨人の体を纏った人間だと思うけど…
    目的が見えない。だいたいあれは敵なのか?それとも味方なのか?」

    煙弾が上がる

    ジャン「お!煙弾が上がったな。
    やっと撤退か?」

    ジャン「……緑の煙弾!?」

    クリスタ「そんな!
    撤退命令じゃないの?」

    ジャン「名に考えてんだ?
    指令班の連中は…」

    ライナー「情報が本部に伝わってないのかもな」

    アルミン「何がどうであれ、命令に従おう」

  11. 12 : : 2015/05/20(水) 19:23:34
    一方、女型の巨人

    調査兵「こっち向け化け物」

    パシュ

    煙弾で女型の視界をくらます。

    そのすきに調査兵が女型を取り囲む。

    調査兵(三人一斉に攻撃だ。
    これなら全てを防ぐことは不可能だろう)

    調査兵「なぶり殺しにしてやる!!!」バシュ

    女型「・・・・・」バリバリ

    女型が再び雷を使う。

    バリバリバリバリバリバリ!!!

    ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

    女型が身体中から雷を放電した。

    「ぎゃああああ!!!」

    女型を取り囲んでいた兵士が全員やられた。

    調査兵「そんな!?」

    調査兵2「うおおおおお!!!」バシュ

    1人の兵士が女型に斬りかかる。

    ブンッ

    ブレードが女型の雷の体をすり抜けた。

    調査兵2「そんなっ!?」

    グチャ

    兵士が潰された。

    調査兵「報告しなければ…!
    こんなやつがいるなんて!!」

    調査兵が全速力で馬を走らせる。

    女型「・・・・・」

    バチィ

    女型が雷のごとき速さで調査兵に追いつく。

    調査兵「な!?」

    ドゴッ!!!

    調査兵が馬ごと蹴飛ばされた。
  12. 13 : : 2015/05/20(水) 19:25:11
    巨大樹の森…この地特有の樹木で、80mを超える大木が集まっている。

    リヴァイ班

    エレン「リヴァイ兵長!!!」

    リヴァイ「なんだ…」

    エレン「ここ森ですよ!?
    どうやって巨人を回避したり荷馬車班を守ったりするんですか?」

    リヴァイ「わかりきったことをピーピー喚くな。
    もうそんなことできるわけねぇだろ」

    エレン「な!?…なぜそんな…」

    リヴァイ「周りをよく見ろ。この無駄にバカでかい木を…
    立体起動を生かすには絶好の環境だ」

    リヴァイ「そして考えろ。
    死にたくなきゃ必死に頭回せ」

    エレン(…そうか…おれが新兵だから状況を飲み込めてないだけで、簡単に答えを教えてもらえないのは、自分で学ぶ必要があるからか…)

    エレン(きっと先輩達も、そうやって戦いを学んできたんだ…)

    エレンが先輩達を見て、驚愕する。

    オルオ「なんだよこれ……ふざけんなよ…ほんと、なにこれ……」ブツブツ

    エレン(!?…まさか…誰も…この状況を理解できていないのか…?)

    先輩達が全員困惑し、心配そうな表情をしてる。

    ゴオオオオオオ

    「!?」

    ペトラ「な…何の音…!?」

    グンタ「すぐ後ろからだ!!」

    リヴァイ「お前ら剣を抜け。
    それが姿を現すとしたら、一瞬だ」

    バチィ

    ドォッ



    女型の巨人が雷を纏って現れた。

    エルド「なんだ突然!?」

    グンタ「いきなり現れたぞ!
    瞬間移動でもできるってのか!?…ふざけんなよ…」

    ドッドッドッドッドッドッドッド!!!

    エルド「速い!!追いつかれるぞ!!!」

    ペトラ「兵長!!立体起動に移りましょう!!!」

    2人の兵士が女型を立体起動で追撃した。

    ペトラ「背後より増援!」

    パシュ

    パシュ

    ギュイイイイイイ

    グチャ

    ズチャ

    2人は果敢に攻撃をしかけるも、女型にたやすくかわされ、潰されてしまう。




    オルオ「やりましょう!あいつは危険です!!
    おれたちがやるべきです!」

    エルド「ズタボロにしてやる」ジャキ

    エレン(バカめ!自分から地獄に来やがった…!
    お前が追っかけてんのは巨人殺しの達人集団だ!)

    しかしリヴァイは無言のまま馬を走らせる。

    エレン「リヴァイ兵長!!?」

    オルオ「指示をください!!!」

    リヴァイ「全員、耳を塞げ」

    キィイイイイイイイイイイイン

    エレン「音響弾!?」
  13. 14 : : 2015/05/20(水) 19:26:37
    リヴァイ「お前らの仕事はなんだ?
    時々の感情に身を任せるだけか?
    そうじゃなかったハズだ……この班の使命は、そこのクソガキに傷一つ付けないよう尽くすことだ」

    リヴァイ班「・・・・・」

    リヴァイ「おれたちはこのまま、馬で駆ける。
    いいな?」

    ペトラ「了解です!」

    エレン「え…!!?」

    エレン「また…!!
    増援です!!!速く!!援護しなければまた、やられます!」

    グンタ「エレン!!前を向け!」

    エルド「歩調を乱すな!!最高速度を保て!」

    エレン「!?なぜ…」

    兵士がまた一人潰された。

    エレン「また死んだ!
    助けられたかもしれないのに…」

    リヴァイ班「・・・・・」

    リヴァイ「オルオ!ここは見ての通り、周りは植物に囲まれた森…
    お前の土俵だ!足止めをしろ!!」

    オルオ「了解です!」

    オルオ「モサモサモサモサ!」

    オルオが能力を発動するため、奇妙な踊りを踊る。

    オルオの踊りに合わせ、大樹が動き出した。

    ズオオオオ

    グサグサグサ

    何本もの大樹の太い枝が、女型の体を貫く。

    オルオ「!?」

    一瞬だけ動きを止めたが、女型の雷の体にはダメージを与えられなかった。

    エレン「ロギア!?…全くきいてない」

    エレン「なぜ直接援護しにいかないんですか!?」

    エレン「…まだ1人戦ってます!今なら…」

    ペトラ「エレン!前を向いて走りなさい」

    エレン「仲間を見殺しにしろって言うんですか!!?」

    ペトラ「……ええ!そうよ
    兵長の指示に従いなさい!」

    エレン「見殺しにする理由がわかりません!!それを説明しない理由もわからない!」

    オルオ「兵長が説明すべきじゃないと判断したからだ!!」

    エレンが後ろを見る。

    エレン(まだ戦っている!
    たった…一人で…)

    エレン(いや…1人でだって戦えるじゃないか
    何でおれは人の力にばっか頼ってんだ。自分で戦えばいいだろ)

    エレンが手を口に咥える。

    ペトラ「エレン!?何をしてるの!!
    それが許されるのは、あなたの命が危うくなった時だけ!」

    エレン「・・・・・」グググ

    リヴァイ「お前は間違ってない。
    やりたきゃやれ」

    ペトラ「兵長!?」

    リヴァイ「お前とおれたちの意見の相違は、経験則に基づくものだ」

    リヴァイ「だがな…そんなものは当てにしなくていい
    選べ…」

    リヴァイ「自分を信じるか、おれたちやこいつら…調査兵団組織を信じるかだ」

    リヴァイ「おれにはわからない。
    ずっとそうだ…自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…
    …結果は誰にもわからなかった」

    リヴァイ「だからせいぜい…悔いの残らない方を選べ」

    エレン「・・・・・」


    ペトラ「エレン」

    ペトラ「…信じて」
  14. 15 : : 2015/05/22(金) 14:42:39
    オリジナルキャラクター、面白い!頑張ってください!期待してます!
  15. 16 : : 2015/12/19(土) 20:59:27
    ロギアだったら巨人の打撃とかは効かないのでは?
  16. 17 : : 2016/02/10(水) 16:13:33
    エレンも能力者か覇気が使えれば効く
  17. 18 : : 2017/08/18(金) 20:11:39
    続きはないのですか。
  18. 19 : : 2020/09/28(月) 10:54:33
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  19. 20 : : 2023/07/04(火) 22:16:58
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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Tenma0527

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