ミカサ「犬拾った」 サシャ「パァン!」
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- 1 : 2015/04/24(金) 04:17:57 :
- 注意
SS初めて
サシャ犬化
書きたい衝動に襲われたので書きます!
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- 2 : 2015/04/24(金) 04:20:17 :
- エレン(10)「は? なんだそいつ」
ミカサ(10)「野良犬。外で捨てられていた」
ミカサ「とてもかわいそう。ので飼ってもいい?」
エレン「いや、別に俺はいいけどよ
母さんと父さんがなんていうかわかんねぇし」
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- 3 : 2015/04/24(金) 04:20:59 :
- ミカサ「……ほら……」パァンフリフリ
サシャ「パァン!」
※ミニサシャに耳と尻尾がついた状態
ミカサ「まだあげない」スッ
サシャ「(´・ω・)ショッボーン…」
エレン「!?」
エレン(なんだこいつ……可愛い!)
ミカサ「待て」
サシャ「パァン!」フリフリ
ミカサ「よし」
サシャ「パァン!」ハムハム
ミカサ「……」ホワホワ
エレン「……」ホワホワ
エレン「よし、飼おうぜ」
ミカサ「! エレン、ありがとう」
エレン「じゃあまずは飼っていいか聞いてみよう」
エレン「いくぞ、ミカサ」
ミカサ「うん」
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- 4 : 2015/04/24(金) 04:25:11 :
- ─────エレンの家
エレン「母さん、犬飼っていい?」
カルラ「えっ? 駄目よ」
ミカサ「」ガーン
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- 5 : 2015/04/24(金) 04:28:11 :
- ─────人気の無い路地裏
エレン「すげーあっさりだったな」
ミカサ「うん」ショボ-ン
サシャ「クゥン」ペロペロ
エレン「じゃあ次はプランBだ」
ミカサ「プランB? そんなものがあるの?」
エレン「ああ、俺たちで隠れて飼うぞ」
ミカサ「!! それは……」
エレン「どうしても飼いたいんだろ」
ミカサ「うん」
エレン「じゃあそれしかないだろ」
ミカサ「……うん」
アルミン「あっ、エレン、ミカサ。こんなところで何してるの?」
ミカサ「なんであなたもこんな人気の無」
エレン「おっ、アルミン。アルミンも一緒に飼おうぜ」
ミカサ「(´・ω・`)ショボ-ン」
アルミン「飼う? もしかして犬?」
エレン「そうだ。ほら、かわいいだろ」
サシャ「ワン!」
アルミン「!?」
アルミン「(これは犬なのか!?
どう見ても普通の人間に耳と尻尾が付いただけに見えるけど。)」ウムム
ミカサ「あっ、そうだ」ゴソゴソ
エレン「どうしたんだミカサ」
ミカサ「アルミンはまだサシャの可愛さに気づいていない」ジャジャーン
サシャ「パァン!」
エレン「サシャってなんだ?」
ミカサ「この子の名前」
エレン「ちょっ、俺が決めたかったのに!」
ミカサ「そんなことより、今はサシャの可愛さを
アルミンに」
エレン「そうだな、じゃあ今度は俺がやる! アルミン見とけよ!」
ミカサ「(私がやりたかったのに)」
アルミン「(うわー。絶対ミカサやりたかったよね……。
気づいてあげてよエレン……。うぐぐ、胃が痛い。)」キリキリ
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- 6 : 2015/04/24(金) 04:31:35 :
- エレン「待て!」
サシャ「パァン!」ハムッ
エレン「なっ!?」
エレン「奪われた……。」
サシャ「おいひぃれふ!」ムシャムシャ
アルミン「喋った!?」
エレン「は? 何言ってんだアルミン。犬が喋る訳無いだろ」
アルミン「えっ、でも」
サシャ「お兄はん、ありがとうございまふ!」ムシャムシャ
アルミン「(どう見ても喋ってるよ)」
エレン「おっ、こいつお辞儀したぞ」
ミカサ「とても賢い……」ナデナデ
サシャ「エヘヘ」
エレン「……」ホワホワ
ミカサ「……」ホワホワ
アルミン「(この空気に流されたらダメだ、流されたら……)」チラ
サシャ「♪」ハムハム
アルミン「……」ホワホワ
アルミン「……僕も一緒に飼っていい?」
エレン「ああ!」
ミカサ「もちろん」
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- 7 : 2015/04/24(金) 04:38:28 :
- ────月日は流れ……
アルミン「ほら、これサシャの小屋」
エレン「おおお! でかいな!」
────徐々に
サシャ「あっ、あるみん!」フリフリ
アルミン「静かに……。ほら、ハムだよ」
────あの悲劇の日へと
ミカサ「アルミンはサシャとじゃれすぎ、私たちにも譲るべき」
アルミン「ええ……でも……」
────近づいていくのだった
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- 8 : 2015/04/24(金) 04:39:37 :
- 眠くなったのでまた明日書きます
さようなら
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- 9 : 2015/04/24(金) 17:04:26 :
- かわいいい!
期待!
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- 10 : 2015/04/24(金) 18:32:29 :
- >>9
ありがとうございます!
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- 11 : 2015/04/24(金) 18:41:26 :
- アルミン「(さて、今日もサシャのところに……)」
いじめっ子「おいアルミン!」
アルミン「!(やばいどうしよう!)」
いじめっ子2「アルミン!」
アルミン「ぅ……(どうしようどうしよう)」
いじめっ子3「アルミン!」ハァハァ
アルミン「(……サシャが待っているんだ、早く行かないと!)」
アルミン「ごめんなさい!」ドン
いじめっ子「うっ、いってぇ……おいてめぇアルミン!」
アルミン「ひぃぃ!」
エレン「あ、アルミン!
って、またイジメられてんのか」
ミカサ「……」ギロ
いじめっ子123「げっ、ミカサだ! 逃げろ!」
ミカサ「……」フゥ
-
- 12 : 2015/04/24(金) 18:49:22 :
- ※ちょっと抜けてたので
アルミン「(さて、今日もサシャのところに……)」
いじめっ子「おいアルミン!」
アルミン「!(やばいどうしよう!)」
いじめっ子2「アルミン!」
アルミン「ぅ……(どうしようどうしよう)」
いじめっ子3「アルミン!」ハァハァ
アルミン「(……サシャが待っているんだ、早く行かないと!)」
アルミン「ごめんなさい!」ドン
いじめっ子「うっ、いってぇ……おいてめぇアルミン!」
アルミン「ひぃぃ!」
いじめっ子123「このやろぉ!!」
アルミン「はっ、はぁっ……(やっぱり僕の足じゃ逃げきれないよ……)」
いじめっ子「お前ら! 全力でいけ!」
アルミン「はぁっ、はぁっ(エレン、ミカサ、サシャ! 助けて!)」
いじめっ子「おらあああああああ!」
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- 13 : 2015/04/24(金) 18:53:15 :
- ────同じ頃
エレン「あれは……アルミン!
またイジメられてんのか!」
エレン「ミカサ、行くぞ」
ミカサ「うん」
アルミン「はぁっ、はぁっ(エレン、ミカサ、サシャ! 助けて!)」
いじめっ子「おらあああああああ!」
ミカサ「……」スタタタタギロッ
いじめっ子「っ」ピタ
アルミン「(動きが止まった?)」
エレン「てめえらあああああ!」
ミカサ「……」ギロッ
いじめっ子123「うわああああ! ミカサだ! 逃げろ!」スタコラ
ミカサ「……」フゥ
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- 14 : 2015/04/24(金) 19:15:29 :
- アルミン「ごめん。また助けてもらっちゃったね」
ミカサ「別にいい」
エレン「あいつら、お前のこと異端だっていったやつらだよな」スタスタ
アルミン「うん。あの日以来絡んでくるようになって……」スタスタ
エレン「……ちっ、壁の外に出たいってだけで、
なんで白い目で見られるんだろうな」スタスタ
アルミン「僕はただ……サシャと一緒に散歩をしたいだけなのに」スタスタ
エレン「あれ? お前そんな理由だったっけ?」スタスタ
アルミン「え? うん」スタスタ
エレン「……まあいいや。」スタスタ
アルミン「白い目で見られるのは……多分、壁の中にいるだけで100年平和(ry」スタスタ
エレン「自分の命なんだから勝手だろ……」スタスタ
ミカサ「絶対ダメ」スタスタ
エレン「なんでだよ!」スタスタ
アルミン「……確かに」ピタッ
エレン「どうした? アルミン」
アルミン「確かに、この壁の中は未来永劫、安全だと信じきってる人はどうかと思うよ。100年、壁が壊されなかったからといって、今日、壊されない保障なんかどこにもないのに」
アルミン「どこにも、ないのに」
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- 15 : 2015/04/24(金) 19:30:02 :
- そのとき、稲光のようなものが起き、地面が揺れた。
爆発か?
爆発が起きた方向に走ると、みんな壁を見上げていた。
そこから覗いていたのは、壁を超えるほどの大型の巨人。
僕は持っていたパンと水を投げ捨てた。
ただ必死に、サシャのいる小屋へ走り続ける。
頼む、生きていてくれ。
そう願いながら、小屋のある曲がり角を曲がった。
そこに居たのは。
巨人に怯えて体をちぢ込ませてるサシャだった。
サシャの数メートル先には3メートルほどの巨人がいた。
急いでサシャを抱き抱えて、ただただ走る。
早く逃げないと。
そう急いでいるのに、僕は石に躓いて転けた。
心配そうなサシャの顔。そして気持ち悪い巨人の顔。
あぁ、もうお終いだ。
そこで、意識は途切れた。
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- 16 : 2015/04/24(金) 19:32:00 :
- ※読みにくいのでちょっと改変
そのとき、稲光のようなものが起き、地面が揺れた。
──爆発か?
爆発が起きた方向に走ると、みんな壁を見上げていた。
そこから覗いていたのは、壁を超えるほどの大型の巨人。
僕は持っていたパンと水を投げ捨てた。
ただ必死に、サシャのいる小屋へ走り続ける。
頼む、生きていてくれ。
そう願いながら、小屋のある曲がり角を曲がった。
そこに居たのは。
巨人に怯えて体をちぢ込ませてるサシャだった。
サシャの数メートル先には3メートルほどの巨人がいた。
急いでサシャを抱き抱えて、ただただ走る。
──早く逃げないと。
そう急いでいるのに、僕は石に躓いて転けた。
心配そうなサシャの顔。そして気持ち悪い巨人の顔。
──あぁ、もうお終いだ。
そこで、意識は途切れた。
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- 17 : 2015/04/24(金) 19:33:50 :
- 疲れたのでまた明日に書きます
それでは
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- 18 : 2015/04/26(日) 01:17:48 :
- アルミン「ん、ん……」ムクリ
アルミン「ここは……? ベッド?」
アルミン「あぁ……」
アルミン「サシャ、エレン、ミカサ……」ギュッ
ガラッ
アルミン「?」
エレン「よう」
ミカサ「……」
サシャ「くぅん……」
アルミン「あっ、エレン。無事だったんだね」
エレン「っ……」
アルミン「?」
アルミン「それよりもここは?」
ミカサ「医務室」
アルミン「そっか、ありがとう」
サシャ「くぅん」タッタッタッ
アルミン「あっ、サシャ。良かった……」ギュゥ
サシャ「わんっ」ペロペロ
アルミン「くすぐったいよ、サシャ」アハハ
ミカサ「アルミン」
アルミン「何?」
ミカサ「パン」
アルミン「ああ、ありがとう」
ミカサ「エレンも」
エレン「あ、あぁ……」
ガラガラ
駐屯兵「おら、ガキども出てけ」
ミカサ「でもアルミンが」
駐屯兵「いいから出てけ」
駐屯兵「ちっ、こんな約立たずのガキ共も残っちまって……」
駐屯兵「なんで俺らの食料を分けなきゃなんねぇんだよ」
駐屯兵「どうせならもっと巨人に食われればよかったのに」
エレン「っ! お前!」
駐屯兵「ああ? んだよ」
エレン「悔しくねぇのかよ! 全部巨人のせいにして……
今からでも倒しに行こうとか思わねえのかよ!」
駐屯兵「へっ、好きで自分から死ににいくことなんかしねーっての」
駐屯兵「おら、どけ」ドカッ
エレン「いっ……」
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- 19 : 2015/04/26(日) 01:22:21 :
- エレン「知らない、くせに」
駐屯兵「あぁ?」
エレン「知らないくせに、おまえなんか見たことないくせに、
巨人がどうやって人を……」
駐屯兵「あぁ! もううるせぇガキだな! どきやがれ!」ドンッ
エレン「うっ……」
アルミン「すみません!」
駐屯兵「ん?」
アルミン「多分、気が動転してるんです!
だから、大人の人にこんな失礼なこと……」
アルミン「い、今すぐ出ていきます!
ほら、エレン! ミカサ!」
エレン「あ!?」
ミカサ「ほら」ガシ
ガチャ
バタン
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